JPH0240742Y2 - - Google Patents

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JPH0240742Y2
JPH0240742Y2 JP2346583U JP2346583U JPH0240742Y2 JP H0240742 Y2 JPH0240742 Y2 JP H0240742Y2 JP 2346583 U JP2346583 U JP 2346583U JP 2346583 U JP2346583 U JP 2346583U JP H0240742 Y2 JPH0240742 Y2 JP H0240742Y2
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JP
Japan
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seedling
width
planted
ridge
planting
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JP2346583U
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JPS59130413U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は田植機の畦ぎわにおける手植えの面積
を狭くしようとするものである。
(ロ) 従来技術 従来から田植機にて植付きを行なう時には、畦
ぎわから30cm以内は、畦畔が高い畦畔の時や、コ
ンクリート畦畔の場合には、苗取出板の端部が畦
畔と干渉するので、機体をそれ以上畦ぎわによせ
ることができなかつたのである。
故に、畦ぎわの植付け不可能な部分は手植えを
行つていたのである。
手植えの面積も圃場の枚数が多くなると相当の
広さの面積となり、労力として馬鹿にできないの
である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、苗載台の横送り量を狭くすることを
可能として苗載台の横の移動幅を例えば、通常の
移動幅の半分の14cm程度とすることにより、田植
機の機体が畦ぎわに近くまで近づけられるようし
たものである。
そして、苗載台の移動を阻止しただけでは、苗
取出板が突出されているのでこの長さにより、畦
ぎわへの近接可能範囲が決められてしまうので、
これを取外し又は伸縮可能としたものである。
また、苗載台の移動幅が半分になると植付付が
苗マツトを掻きとつてゆく幅も半分になり、後の
苗マツトは残つてゆき次の苗マツトを送る際に邪
魔して、苗が送られないので苗マツトも半分に切
り、後の半分の苗載台部分に幅方向の苗移動防止
板を配置し、苗を左右に動かないようにセツト可
能としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
苗載台1の左右移動幅をストローク設定装置に
より、通常のストローク幅又は略半分の狭い幅に
選択可能とすると共に、苗取出板2の端部を取り
外し又は伸縮可能としたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の詳細
な構成を説明すると。
第1図は田植機の前面図、第2図、第3図、第
4図は従来の田植機による畦ぎわの植付状態を示
す図面である。
第5図、第6図は本件考案の田植機による畦ぎ
わの植付状態を示す図面である。
第1図において高い畦畔Aの畦際へ植え付けを
行なおうとすると、苗取出板2が高い畦Aに接触
し植付不可能となるのである。1は苗載台、11
はフロート、13,13は車輪である。
本考案は、苗取出板2を両端部を連結板2cで
連結し、取外し可能部2aと基部とに分割可能と
している。苗取出板を伸縮可能としてもよいもの
である。
第2図、第3図、第4図において、前行程の植
付苗Eがある時にこのEの植付苗と畦畔Aの間に
もう1条のCを植えつけたい場合には、第3図の
如く苗ストツパー41にて苗マツトBの送りを止
めて苗縦送り装置42に係合しないようにし、フ
ロート11を既植付苗Eに近接させて通過させ、
植付爪3aは苗を掻きとらないようにし、植付爪
3bのみで植付苗Cの部分を植付けてゆくのであ
る。
しかし苗載台1の移動幅がaが約30cmあるの
で、条間隔tの30cmと合わせてa+tの距離が合
計60cm以上ないと植付けが不可能である。
次にCを植付けた後でその次を植付ける為には
Cから60cm以上必要となるので、Eの植付苗の位
置から畦畔まで60cm以上〜90cm以上までの幅の場
合は、Cまでしか植付けできないのである。故に
従来はこれからtの30cmを引いた幅である最低30
cm・最高59cmの幅が残つてしまい、必ず1条は絶
対に手植えが必要であり、悪くすれば2条の手植
えが必要となつていたのである。
本考案の場合は第5図、第6図の如く右側に畦
畔がある場合には、右側の苗取出板2の取外し可
能部2aを取り外して基部の2bのみとし、苗載
台1も14cmの幅のみしか動かないようにして、苗
載台のリブ部の幅を入れても植付苗Cの位置から
最大移動幅を15cmとしたものである。よつて植付
苗Cから畦畔までの距離bは最低15cmで良いよう
になつたのである。
これを前述の理論で表現すれば、既植付苗Eよ
り、(30+15)の45cm以上あれば、1条の植付苗
Cが植付けられるのである。
そして該植付苗Cの外側に残る可能性のある幅
は、最低15cm・最高44cmであり、植付けが必要と
しても1条であり、それも3分の1の確率でしか
発生しないこととなるのである。
苗載台1の移動幅を半分とした場合には、苗マ
ツトの幅も28cmから半分の14cmにしなければなら
ず、専用の苗マツト切断装置を使つて半分にし、
第5図、第6図の如く後の半分には、幅方向への
苗移動防止体5を配置して、半分となつた苗マツ
トDが横振れしないようにしている。
第7図は苗載台の移動幅を半分又はそれに近い
狭い幅にする為の具体的な構造の実施例を示す植
付ミツシヨンケースの図面である。苗載台1は、
横送り軸16にて両端を支持されており横送り軸
16は螺子杆15に係合したピン17の動きによ
り左右へ往復動されている。
従来の田植機では苗載台の移動幅は苗マツトの
幅28cmと同じであり、28cm移動すると螺子杆15
に刻設されたゲートル巻き形状の溝の端部の直線
溝にて自動的に往行程から復行程にかわつていた
のである。
本考案では、移動幅を14cmでも往復動可能とす
る必要があり端部から14cmまできた時に螺子杆1
5の回転を逆にして、横送り軸16を戻らせるよ
うにしている。螺子杆15の回転を変えらせる為
に苗載台1の下面に突起8,28を設けてあり、
28cmの移動幅の時は、この突起8,28はどちら
もピンにて折りたたんでおく。そして、右側端で
14cmのみ移動させたい場合には右端と突起28の
間にクラツチレバー12が位置した時に突起28
を立てる。
すると端部へ行つた時はゲートル巻き形状の溝
の端部の直線溝にて方向を反転し、戻り始めるが
14cm移動した時点でクラツチレバー12が突起2
8に係合して、リンク10、クラツチレバー9、
枢支ピン26を介して、摺動歯車21,22が摺
動し正転逆転と回転方向をかけることにより28cm
までゆかずに突起28の位置で横送り杆16は方
向を反転するのである。
同じく左側の端部で14cmの移動幅としたい場合
には、突起8と左側端部の間にクラツチレバー9
がきた時に突起8をピンを中心に回動して立てる
と、前述と同じ動きをさせるのである。
23,24は螺子軸15上の正転・逆転歯車、
25は逆転歯車である。14は植付ミツシヨンケ
ース、20は植付爪軸である。
第8図の実施例は苗載台1の横移動を螺子杆に
よらず、油圧シリンダー29による場合である。
油圧シリンダー28の支持体35よりリミツト
スイツチの取付台を突出し、両端に28cmの移動幅
用のスイツチ32,34を設け、その内側に、18
cm用のスイツチ31,33を設けている。
通常の28cmの移動幅の場合には、苗載台1の左
右端への動きにより、リミツトスイツチ34又は
32に触れて、油圧バルブ36の方向切換えを行
ない連続的に苗載台1を28のストロークで左右
動させる。
これから、苗載台を右側で14cm程度の移動幅と
したい場合には、苗載台1から突出するセンサー
突起1aがスイツチ33,34の間に来た時に第
8図の切換スイツチ37を、スイツチ33側へ切
りかえるのである。これによりセンサー突起1a
がスイツチ33,34のどちらかに触れる度に油
圧バルブ36が切り換わり、油圧シリンダー29
の移動幅はスイツチ33と34の間の距離となる
のである。
苗載台1を左側で14cm程度動かしたい場合には
センサー突起1bをリミツトスイツチ31と32
の間に位置させ、切換えスイツチ38をリミツト
スイツチ31側へ切りかえるのである。これによ
り油圧シリンダー29はリミツトスイツチ31と
32の間の距離のみしか左右摺動しないのであ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
即ち、従来の構成では、最終植付苗Cと畦畔A
との間に、最低30cm・最大59cmの幅が残り、最低
1条の手植えが必要であり、59cmに近い場合には
2条を植え付ける場合も多いのである。
これに対して本考案においては、苗載台1の左
右移動幅をストローク設定装置にストローク幅と
狭い幅に選択可能とすると共に、苗取出板2の端
部を取り外し又は伸縮可能としたので、植機を畦
畔に近づけることができ、ストロークを14cmとす
れば最終的に手植部の幅として最低15cm・最高44
cmの幅しか畦畔Aと最終植付苗Cとの間には残ら
ないこととなり、植え付けるとしても1条であ
り、該1条の植付必要性の発生する確率は3分の
1に過ぎなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は田植機の前面図、第2図、第3図、第
4図は従来の田植機による畦際の植付状態を示す
苗載台部分の平面図、第5図、第6図は本考案の
田植機による畦際の植付状態の平面図、第7図は
苗載台の移動幅を切換える構造の実施例を示す図
面、第8図は他の実施例を示す図面である。 1……苗載台、2……苗取出板、2a……取外
し可能部、2b……基部、5……苗移動防止体、
A……畦畔、B,D……苗マツト、C,E……植
付苗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗載台1の左右移動幅をストローク設定装置に
    より、通常のストローク幅又は略半分の狭い幅に
    選択可能とすると共に、苗取出板2の端部を取り
    外し又は伸縮可能としたことを特徴とする田植機
    の植付装置。
JP2346583U 1983-02-19 1983-02-19 田植機の植付装置 Granted JPS59130413U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2346583U JPS59130413U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 田植機の植付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2346583U JPS59130413U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 田植機の植付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59130413U JPS59130413U (ja) 1984-09-01
JPH0240742Y2 true JPH0240742Y2 (ja) 1990-10-30

Family

ID=30154547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2346583U Granted JPS59130413U (ja) 1983-02-19 1983-02-19 田植機の植付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59130413U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59130413U (ja) 1984-09-01

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