JPH0240308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240308Y2 JPH0240308Y2 JP14810186U JP14810186U JPH0240308Y2 JP H0240308 Y2 JPH0240308 Y2 JP H0240308Y2 JP 14810186 U JP14810186 U JP 14810186U JP 14810186 U JP14810186 U JP 14810186U JP H0240308 Y2 JPH0240308 Y2 JP H0240308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner casing
- protrusion
- compressor
- casing
- ring
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 8
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 7
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Compressor (AREA)
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は振動圧縮機に係り、特にその防振支持
構造に関する。
構造に関する。
〓考案の概要〓
本考案は、外側ケーシングによつて弾性的に支
持されている内側ケーシングの端部に設けられて
いる突部を受入れるリング状の緩衝部材の形状
を、上記突部の変位に応じて接触する部分の面積
が次第に大きくなるような形状にしたものであつ
て、緩衝部材による緩衝時の衝撃を低減するよう
にしたものである。
持されている内側ケーシングの端部に設けられて
いる突部を受入れるリング状の緩衝部材の形状
を、上記突部の変位に応じて接触する部分の面積
が次第に大きくなるような形状にしたものであつ
て、緩衝部材による緩衝時の衝撃を低減するよう
にしたものである。
〓従来の技術〓
駆動コイルに交番電流を通ずることによつて生
ずる軸線方向の運動を利用し、ピストンを軸線方
向に移動させて圧縮機を作動させるようした振動
圧縮機が冷蔵庫等の駆動手段として用いられてい
る。このような振動圧縮機を振動の多い場所、例
えば車両内で使用する場合には、外部からの振動
を遮断するために2重構造としており、内側ケー
シングをばねによつて弾性的に外側ケーシングに
よつて支持するようにしている。また大きな衝撃
が加わつてばねが大きく変形すると、内側のケー
シングと外側のケーシングとが直接接触する可能
性がある。そこでこのような衝撃を防止するため
に、両者の間にはさらに緩衝部材を配するように
しており、所定量以上内側のケーシングが移動し
た場合には、この緩衝部材によつて緩衝動作が行
なわれるようにしている。
ずる軸線方向の運動を利用し、ピストンを軸線方
向に移動させて圧縮機を作動させるようした振動
圧縮機が冷蔵庫等の駆動手段として用いられてい
る。このような振動圧縮機を振動の多い場所、例
えば車両内で使用する場合には、外部からの振動
を遮断するために2重構造としており、内側ケー
シングをばねによつて弾性的に外側ケーシングに
よつて支持するようにしている。また大きな衝撃
が加わつてばねが大きく変形すると、内側のケー
シングと外側のケーシングとが直接接触する可能
性がある。そこでこのような衝撃を防止するため
に、両者の間にはさらに緩衝部材を配するように
しており、所定量以上内側のケーシングが移動し
た場合には、この緩衝部材によつて緩衝動作が行
なわれるようにしている。
緩衝部材は大きな衝撃力に耐えられるものでな
くてはならず、このために硬い弾性体で作られる
ようになつている。すなわち比較的大きなばね定
数をもつた緩衝材が用いられている。従つてコン
プレツサの内側のケーシングの部分がこの緩衝材
に接触したときに衝撃が加わるという問題があ
る。
くてはならず、このために硬い弾性体で作られる
ようになつている。すなわち比較的大きなばね定
数をもつた緩衝材が用いられている。従つてコン
プレツサの内側のケーシングの部分がこの緩衝材
に接触したときに衝撃が加わるという問題があ
る。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、大きな衝撃から圧縮機を保護すると
ともに、緩衝動作が緩衝部材によつて行なわれた
ときに衝撃が圧縮機に加わらないようにした振動
圧縮機を提供することを目的とするものである。
のであつて、大きな衝撃から圧縮機を保護すると
ともに、緩衝動作が緩衝部材によつて行なわれた
ときに衝撃が圧縮機に加わらないようにした振動
圧縮機を提供することを目的とするものである。
〓問題点を解決するための手段〓
本考案は、内側ケーシングを兼用するヨークと
マグネツトとによつて磁気回路を形成するととも
に、該磁気回路の環状の間隙に駆動コイルを軸線
方向に移動自在に配し、このコイルに連結された
ピストンが圧縮機本体を構成するシリンダに摺動
自在に嵌合され、しかも前記内側ケーシングの端
部に突部を有し、前記内側ケーシングを弾性的に
支持する外側のケーシング内の対応する位置に前
記突部を受入れるリング状の緩衝部材を配するよ
うにした振動圧縮機において、前記突部の変位に
応じて接触する部分の面積が次第に大きくなるよ
うな形状に前記緩衝部材を構成したものである。
マグネツトとによつて磁気回路を形成するととも
に、該磁気回路の環状の間隙に駆動コイルを軸線
方向に移動自在に配し、このコイルに連結された
ピストンが圧縮機本体を構成するシリンダに摺動
自在に嵌合され、しかも前記内側ケーシングの端
部に突部を有し、前記内側ケーシングを弾性的に
支持する外側のケーシング内の対応する位置に前
記突部を受入れるリング状の緩衝部材を配するよ
うにした振動圧縮機において、前記突部の変位に
応じて接触する部分の面積が次第に大きくなるよ
うな形状に前記緩衝部材を構成したものである。
〓作用〓
従つて本考案によれば、内側ケーシングの突部
を受入れる緩衝部材と内側のケーシングとが接触
する際に、接触する部分の面積が次第に大きくな
るような形状になつているために、力の変化が面
積の変化に応じてゆるやかに行なわれることにな
る。これによつて緩衝部材による緩衝動作の際に
圧縮機に衝撃を加えることが防止されることにな
る。
を受入れる緩衝部材と内側のケーシングとが接触
する際に、接触する部分の面積が次第に大きくな
るような形状になつているために、力の変化が面
積の変化に応じてゆるやかに行なわれることにな
る。これによつて緩衝部材による緩衝動作の際に
圧縮機に衝撃を加えることが防止されることにな
る。
〓実施例〓
以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第2図は本考案の一実施例に係る振動圧縮機の全
体の構造を示すものであつて、この圧縮機は内側
ケーシングを構成する円筒状ヨーク10を備えて
おり、このヨーク10の上端側はエンドヨーク1
1によつて閉塞されるようになつている。またヨ
ーク10の外周面にはマグネツト12が固着され
ており、このマグネツト12との間で環状の間隙
を構成するポールピース13が上記エンドヨーク
11の中心側に固定用ボルト14によつて固定さ
れている。そしてマグネツト12とポールピース
13との間の環状の空間には駆動コイル15が配
されるようになつており、コイル15はボビン1
6によつて支持されている。そしてこのボビン1
6がピストン17と連結されている。ピストン1
7は上下に配された共振用ばね18,19によつ
て挟着されるようになつている。
第2図は本考案の一実施例に係る振動圧縮機の全
体の構造を示すものであつて、この圧縮機は内側
ケーシングを構成する円筒状ヨーク10を備えて
おり、このヨーク10の上端側はエンドヨーク1
1によつて閉塞されるようになつている。またヨ
ーク10の外周面にはマグネツト12が固着され
ており、このマグネツト12との間で環状の間隙
を構成するポールピース13が上記エンドヨーク
11の中心側に固定用ボルト14によつて固定さ
れている。そしてマグネツト12とポールピース
13との間の環状の空間には駆動コイル15が配
されるようになつており、コイル15はボビン1
6によつて支持されている。そしてこのボビン1
6がピストン17と連結されている。ピストン1
7は上下に配された共振用ばね18,19によつ
て挟着されるようになつている。
上記ピストン17にはその先端部に吸気弁20
が設けられている。これに対して圧縮機本体を構
成するシリンダ21が上記ヨーク10の下端側に
取付けられており、しかもシリンダ21は吐出弁
22を備えている。吐出弁22は下端側のエンド
ヨーク23の弁室24に臨むように配されてい
る。またこの弁室24は通路25を介してシリン
ダ21の高圧室26と連通されている。そして高
圧室26には吐出管27が接続されるようになつ
ている。
が設けられている。これに対して圧縮機本体を構
成するシリンダ21が上記ヨーク10の下端側に
取付けられており、しかもシリンダ21は吐出弁
22を備えている。吐出弁22は下端側のエンド
ヨーク23の弁室24に臨むように配されてい
る。またこの弁室24は通路25を介してシリン
ダ21の高圧室26と連通されている。そして高
圧室26には吐出管27が接続されるようになつ
ている。
円筒状ヨーク10の外周側は外側ケーシング2
8によつて覆われるようになつており、しかもケ
ーシング28の下端には吸入管29が接続されて
いる。さらに上記エンドヨーク23を貫通するよ
うに吸入管30が配されている。この吸入管30
はシリンダ21の低圧室31に接続されている。
さらに低圧室31とシリンダ21の上側の空間と
は吸入管32によつて連通されている。またこの
外側ケーシング28は上下のコイルばね33によ
つて内側ケーシング10を弾性的に支持するよう
にしており、さらにばね33の内側には緩衝用リ
ング34が配されている。これらのリング34は
内側ケーシング10の上下にそれぞれ設けられて
いる突部35を受け入れるとともに、その根元部
分と当接して衝撃を吸収するようにしている。ま
たこのリング34はホルダ36を介して外側ケー
シング28に支持されている。
8によつて覆われるようになつており、しかもケ
ーシング28の下端には吸入管29が接続されて
いる。さらに上記エンドヨーク23を貫通するよ
うに吸入管30が配されている。この吸入管30
はシリンダ21の低圧室31に接続されている。
さらに低圧室31とシリンダ21の上側の空間と
は吸入管32によつて連通されている。またこの
外側ケーシング28は上下のコイルばね33によ
つて内側ケーシング10を弾性的に支持するよう
にしており、さらにばね33の内側には緩衝用リ
ング34が配されている。これらのリング34は
内側ケーシング10の上下にそれぞれ設けられて
いる突部35を受け入れるとともに、その根元部
分と当接して衝撃を吸収するようにしている。ま
たこのリング34はホルダ36を介して外側ケー
シング28に支持されている。
そして特に本実施例に係る緩衝用リング34は
第1図に拡大して示すように、その上端側であつ
て内周側の部分が階段状に構成されており、突部
35の変位に応じて接触する部分の面積が次第に
大きくなるような形状になつている。これに対応
して突部35も階段状になつている。そして各段
における緩衝用リング34と突部35との間の寸
法l1,l2,l3の値はl1>l2>l3の関係を満たすよう
になつている。
第1図に拡大して示すように、その上端側であつ
て内周側の部分が階段状に構成されており、突部
35の変位に応じて接触する部分の面積が次第に
大きくなるような形状になつている。これに対応
して突部35も階段状になつている。そして各段
における緩衝用リング34と突部35との間の寸
法l1,l2,l3の値はl1>l2>l3の関係を満たすよう
になつている。
以上のような構成において、冷蔵庫の冷媒は吸
入管29を通して外側ケーンング28内に導入さ
れる。そしてこの冷媒はさらに吸入管30を通し
て低圧室31に供給され、さらにこの低圧室31
から吸入管32を通して内側ケーシング10内に
供給されるようになる。すなわち内側ケーシング
10の内部には膨脹した冷媒が充満している。こ
のような状態において駆動コイル15に交番電流
を通ずると、このコイル15が軸線方向の力を受
けることになり、これによつてボビン16ととも
にピストン17が上下に振動する。このピストン
17の振動は一対の共振用ばね18,19によつ
て増幅されることになる。増幅されたピストン1
7の振動により、特にピストン17の上方への移
動によつて、吸気弁20が開かれ、シリンダ21
内に冷媒が導入されることになる。
入管29を通して外側ケーンング28内に導入さ
れる。そしてこの冷媒はさらに吸入管30を通し
て低圧室31に供給され、さらにこの低圧室31
から吸入管32を通して内側ケーシング10内に
供給されるようになる。すなわち内側ケーシング
10の内部には膨脹した冷媒が充満している。こ
のような状態において駆動コイル15に交番電流
を通ずると、このコイル15が軸線方向の力を受
けることになり、これによつてボビン16ととも
にピストン17が上下に振動する。このピストン
17の振動は一対の共振用ばね18,19によつ
て増幅されることになる。増幅されたピストン1
7の振動により、特にピストン17の上方への移
動によつて、吸気弁20が開かれ、シリンダ21
内に冷媒が導入されることになる。
この後にピストン17が逆方向、すなわち下方
に移動すると、シリンダ21内の冷媒は圧縮され
ることになり、それ自身の圧力の上昇によつて吐
出弁22を開くようになる。そして圧縮された冷
媒は弁室24および通路25を通して高圧室26
に導かれることになる。そしてさらに高圧室26
から吐出管27を通して冷蔵庫のコンデンサに圧
縮された冷媒が供給されることになる。
に移動すると、シリンダ21内の冷媒は圧縮され
ることになり、それ自身の圧力の上昇によつて吐
出弁22を開くようになる。そして圧縮された冷
媒は弁室24および通路25を通して高圧室26
に導かれることになる。そしてさらに高圧室26
から吐出管27を通して冷蔵庫のコンデンサに圧
縮された冷媒が供給されることになる。
この圧縮機の内側ケーシング10の外側ケーシ
ング28に対する変位が大きい場合には、両者が
直接接触して大きな衝撃を生ずる可能性がある。
そこで緩衝用リング34によつてこのような衝撃
を緩和するようにしている。しかもこの緩衝用リ
ング34は第1図に拡大して示すように、階段状
に構成されており、断面積が先端側で小さく根元
側で大きい形状に構成されている。一般に弾性体
のばね特性は、 K=K1S/l という関係が成立する。ここでSおよびlは弾性
体の断面積および長さを示す。
ング28に対する変位が大きい場合には、両者が
直接接触して大きな衝撃を生ずる可能性がある。
そこで緩衝用リング34によつてこのような衝撃
を緩和するようにしている。しかもこの緩衝用リ
ング34は第1図に拡大して示すように、階段状
に構成されており、断面積が先端側で小さく根元
側で大きい形状に構成されている。一般に弾性体
のばね特性は、 K=K1S/l という関係が成立する。ここでSおよびlは弾性
体の断面積および長さを示す。
本実施例の振動圧縮機によれば、内側ケーシン
グ10の外側ケーシング28に対する変位量が増
加するにしたがつて、緩衝用リング34の接触す
る断面積が次第に増えるようになつている。そし
て、l1>l2>l3の関係や成立しているために、外
部から大きな衝撃力が加わつたときには、まずl3
の部分が密着し、それでも衝撃に耐えられないと
きにはl2の部分が密着する。それでもなお耐えら
れない場合にはl1の部分が密着して衝撃力に耐え
るようになつている。このときの荷重−撓み量特
性は第3図に示すようになり、ゆるやかに緩衝動
作を行なうことになる。従つて緩衝動作を行なう
際に圧縮機に対して衝撃を加えることがなくな
る。
グ10の外側ケーシング28に対する変位量が増
加するにしたがつて、緩衝用リング34の接触す
る断面積が次第に増えるようになつている。そし
て、l1>l2>l3の関係や成立しているために、外
部から大きな衝撃力が加わつたときには、まずl3
の部分が密着し、それでも衝撃に耐えられないと
きにはl2の部分が密着する。それでもなお耐えら
れない場合にはl1の部分が密着して衝撃力に耐え
るようになつている。このときの荷重−撓み量特
性は第3図に示すようになり、ゆるやかに緩衝動
作を行なうことになる。従つて緩衝動作を行なう
際に圧縮機に対して衝撃を加えることがなくな
る。
第4図および第5図は変形例に係る緩衝用リン
グ34を示しており、この変形例においては、リ
ング34の上面にリング状突部37を形成するよ
うにしている。しかも突部37の高さを外周側の
それが内周側のそれよりも高いように形成してい
る。従つてこのような変形例においても、接触す
る部分の面積が変位に応じて増加するようにな
り、上記実施例と同様の作用効果を奏することが
可能である。
グ34を示しており、この変形例においては、リ
ング34の上面にリング状突部37を形成するよ
うにしている。しかも突部37の高さを外周側の
それが内周側のそれよりも高いように形成してい
る。従つてこのような変形例においても、接触す
る部分の面積が変位に応じて増加するようにな
り、上記実施例と同様の作用効果を奏することが
可能である。
第6図および第7図はさらに別の変形例を示し
ており、この変形例においては緩衝用リング34
の上面に多数の突柱38を一体に形成するように
している。これらの突柱38はその直径と長さと
がそれぞれ違つて形成されており、変位に応じて
接触する部分の断面積が次第に多くなるような形
状としている。従つてこの変形列においても、上
記実施例と同様の作用効果を奏することが可能で
ある。
ており、この変形例においては緩衝用リング34
の上面に多数の突柱38を一体に形成するように
している。これらの突柱38はその直径と長さと
がそれぞれ違つて形成されており、変位に応じて
接触する部分の断面積が次第に多くなるような形
状としている。従つてこの変形列においても、上
記実施例と同様の作用効果を奏することが可能で
ある。
第8図および第9図はそれぞれさらに別の変形
例を示すものであつて、これらの変形例において
は緩衝用リング34の上端面の形状を傾斜面39
あるいは円弧状断面40としたものであつて、内
側ケーシング10の変位が大きくなるに従つて大
きな接触面積で緩衝用リング34と接触するよう
にしたものである。従つてこのような構成におい
ても、上記実施例と同様の作用効果を奏すること
が可能になる。
例を示すものであつて、これらの変形例において
は緩衝用リング34の上端面の形状を傾斜面39
あるいは円弧状断面40としたものであつて、内
側ケーシング10の変位が大きくなるに従つて大
きな接触面積で緩衝用リング34と接触するよう
にしたものである。従つてこのような構成におい
ても、上記実施例と同様の作用効果を奏すること
が可能になる。
〓考案の効果〓
以上のように本考案は、突部の変位に応じて接
触する部分の面積が次第に大きくなるような形状
に緩衝部材を構成したものである。従つて緩衝部
材による緩衝動作の際に、衝撃が圧縮機に加わる
ことを防止あるいは軽減することが可能になる。
触する部分の面積が次第に大きくなるような形状
に緩衝部材を構成したものである。従つて緩衝部
材による緩衝動作の際に、衝撃が圧縮機に加わる
ことを防止あるいは軽減することが可能になる。
第1図は本考案の一実施例に係る振動式圧縮機
の緩衝機構を示す要部拡大断面図、第2図は全体
の構造を示す縦断面図、第3図は緩衝用リングの
特性を示すグラフ、第4図は変形例の緩衝機構を
示す要部断面図、第5図は同要部平面図、第6図
は別の変形例に係る緩衝機構の要部断面図、第7
図は同要部平面図、第8図はさらに別の変形例の
緩衝機構の縦断面図、第9図はさらに別の変形例
の緩衝機構の縦断面図である。 なお図面に用いた符号において、10……円筒
状ヨーク、12……マグネツト、15……駆動コ
イル、17……ピストン、20……吸気弁、21
……シリンダ、22……吐出弁、28……外側ケ
ーシング、33……コイルばね、34……緩衝用
リング、35……突部である。
の緩衝機構を示す要部拡大断面図、第2図は全体
の構造を示す縦断面図、第3図は緩衝用リングの
特性を示すグラフ、第4図は変形例の緩衝機構を
示す要部断面図、第5図は同要部平面図、第6図
は別の変形例に係る緩衝機構の要部断面図、第7
図は同要部平面図、第8図はさらに別の変形例の
緩衝機構の縦断面図、第9図はさらに別の変形例
の緩衝機構の縦断面図である。 なお図面に用いた符号において、10……円筒
状ヨーク、12……マグネツト、15……駆動コ
イル、17……ピストン、20……吸気弁、21
……シリンダ、22……吐出弁、28……外側ケ
ーシング、33……コイルばね、34……緩衝用
リング、35……突部である。
Claims (1)
- 内側ケーシングを兼用するヨークとマグネツト
とによつて磁気回路を形成するとともに、該磁気
回路の環状の間隙に駆動コイルを軸線方向に移動
自在に配し、このコイルに連結されたピストンが
圧縮機本体を構成するシリンダに摺動自在に嵌合
され、しかも前記内側ケーシングの端部に突部を
有し、前記内側ケーシングを弾性的に支持する外
側のケーシング内の対応する位置に前記突部を受
入れるリング状の緩衝部材を配するようにした振
動圧縮機において、前記突部の変位に応じて接触
する部分の面積が次第に大きくなるような形状に
前記緩衝部材を構成したことを特徴とする振動圧
縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14810186U JPH0240308Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14810186U JPH0240308Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354871U JPS6354871U (ja) | 1988-04-13 |
JPH0240308Y2 true JPH0240308Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=31062066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14810186U Expired JPH0240308Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240308Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0702461B1 (pt) * | 2007-05-31 | 2018-07-10 | Whirlpool S.A. | Sistema de suspensão para compressor linear |
BR102013019672B1 (pt) * | 2013-08-01 | 2022-02-15 | Embraco Indústria De Compressores E Soluções Em Refrigeração Ltda | Compressor hermético alternativo de aplicação móvel provido de conjunto limitador de movimento |
JP2015105704A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 特許機器株式会社 | 吸振体 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP14810186U patent/JPH0240308Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6354871U (ja) | 1988-04-13 |
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