JPH0240094B2 - Senitogomuhaigobutsutonosetsuchakuhoho - Google Patents

Senitogomuhaigobutsutonosetsuchakuhoho

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JPH0240094B2
JPH0240094B2 JP22105482A JP22105482A JPH0240094B2 JP H0240094 B2 JPH0240094 B2 JP H0240094B2 JP 22105482 A JP22105482 A JP 22105482A JP 22105482 A JP22105482 A JP 22105482A JP H0240094 B2 JPH0240094 B2 JP H0240094B2
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JP
Japan
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fibers
rubber
epoxy resin
urethane
glue
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JP22105482A
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JPS59109340A (ja
Inventor
Koji Nagai
Hiroyuki Ookawa
Takahide Mizuno
Fumihisa Nakagawa
Yoshiaki Onaka
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/04Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
    • C08J5/06Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2321/00Characterised by the use of unspecified rubbers

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は繊維とゴム配合物との接着複合体にお
ける屈曲安定性、接着性、耐水性に優れた繊維処
理方法に関するものである。 伝動ベルトの抗張体として使用するロープはマ
トリツクスのエラストマー又はプラスチツクと強
固な接着力が必要であり、通常マトリツクスがゴ
ム配合物の場合、ロープにRFL液処理をして強
固な接着力を与えているがエラストマーの種類に
より、RFL液処理だけでは接着が固難な場合が
ある。又RFL液処理を紫外線、水分、その他か
ら保護するために、マトリツクスと同種のエラス
トマー或は異種のエラストマーのゴム糊によるソ
ーキング処理がよく行なわれているが、接着をよ
り強固にするためしばしば反応性の高いイソシア
ネート基を有する薬品をソーキング糊に加えロー
プの2次処理を行なつている。しかしイソシアネ
ート基をもつものを加えた場合、接着性はよくな
るが反面ロープ表面が硬くなり、屈曲疲労性が悪
くなり、又ゴム糊の安定性や処理ロープの可使期
間の制限などのため取扱いにくい等の問題があ
る。 本発明は上記の如き実状に対処しその問題点を
解消するため提案したもので、ソーキング処理の
従来の目的である接着力の向上およびRFL液の
保護に加え屈曲疲労性、耐水性を改良すべく、柔
軟で耐水性のすぐれたウレタンで変性されたエポ
キシ樹脂をマトリツクスと同種のエラストマーを
用いたゴム糊に添加したゴム糊でソーキング処理
をし、未加硫ゴムと密着加硫せしめることを特徴
とするものである。 本発明に使用する上記繊維とはガラス繊維、芳
香族ポリアミド繊維、脂肪族ポリアミド繊維、ポ
リエステル繊維をいい、被着体として用いるゴム
配合物としてはSBR,EPT,IIR,CR,NR等の
単独あるいはこれらのブレンド物が挙げられる。
なかでも、とりわけCR配合物の単独又はこれと
のブレンド物は最も好ましい配合である。 又前記本発明のゴム糊に使用するウレタンで変
性されたエポキシ樹脂とは、一般的には分子内に
ウレタン結合を有し、分子の末端にはエポキシ基
を有する樹脂をいうが、本発明では更にゴムで変
性されたエポキシ樹脂も同効である。そこで本文
中では両者をウレタン変性で総称することとす
る。 ウレタンで変性されたエポキシ樹脂をソーキン
グ糊に配合するとエポキシ樹脂自体が反応性が高
い上に、ウレタンまたはゴム変性のため柔軟性に
富み、頗る好結果が得られ、殊にこの柔軟性はゴ
ム糊の配合ゴムを適宜混合すると更に増す傾向を
もつている。なお従来ポリエステル繊維、ポリア
ミド繊維などのプレデイツプ液としてエポキシ樹
脂が使用されているがこれは繊維とRFLとの接
着力を高めることにある。ところが本発明におい
てソーキング糊にエポキシ樹脂を配合する場合は
RFLの活性水素とソーキングゴム糊中のポリマ
ーまたは配合剤と反応し、RFLとゴム糊を強固
に接着させゴム糊のポリマーをマトリツクスと同
種のポリマーを用いることによつて親和力により
ソーキングゴム糊とマトリツクスの接着を強固に
する利点を奏する。 前記ウレタン変性エポキシ樹脂はゴム糊の配合
ゴム固形分に対して通常10〜200%(重量%)加
えるのがよく、特に効果があり、望ましいのは30
〜120%加えた場合である。ウレタン変性エポキ
シ樹脂配合比が10%以下の場合は反応基が少なく
なり、効果が減少し一方、配合比が200%以上の
場合は硬くなりすぎ屈曲疲労性が悪くなる。 またマトリツクスとのぬれが悪くなり接着力が
低下する。更にロープ表面のべたつきが多くな
り、特にガラス繊維の場合、解離するときにゴム
糊が取られ、ロープの毛羽立ちを生じ強力が極端
に低下する場合がある。 かくして以上のウレタン変性エポキシ樹脂を添
加したゴム糊で接着処理された前記繊維はこれを
未加硫ゴムと密着加硫することにより従来方法に
比べ、長期にわたつて保存しても何等接着力が低
下することがなく、接着力及び耐屈曲性、耐水性
を要求される伝動ベルト、コンベヤベルト及びタ
イヤ等の製品に適用して極めて好適なものであ
る。 なお、密着加硫は、公知の手段によつて行なわ
れる。 以下実施例により本発明の実施態様を更に具体
的かつ詳細に説明する。 (実施例 1) ECG―150―3/13の構成からなるガラス繊維の
コードを第1表の組成からなるソーキング糊で
夫々処理を行ない、180℃で2分間熱処理後、こ
のコードを用いてマトリツクスが第2表のクロロ
プレンゴム配合物の歯付ゴムベルト(ベルトサイ
ズは87ZA19)を成形し、160℃で30分間加硫し
た。加硫後抗張体を引き抜き試験用の試料を第1
図、第2図のように作成した。 即ちベルト1を約10歯の長さで切り、メスで歯
ゴム3を切りとり巾方向中央部の抗張体2を2本
3ピツチLの長さで引き抜けるようにA点では抗
張体2本を残して全巾、B点では抗張体2本のみ
をカツトして引張試験機(島津製作所製オートグ
ラフ)を使用して引張り速さ50mm/minにて引抜
接着力を測定した。 その結果を第1表に併記して示す。なお表中の
従来法はソーキング処理なしの場合である。
【表】
【表】 ※1:旭電化社ウレタン変性エポキシ樹脂ア
デカレジン
【表】 (実施例 2) 前記実施例1で作成した歯付ベルトを歯数18歯
の駆動プーリと36歯の従動プーリー間に52φのテ
ンシヨンプーリーを介して懸架し、回転数
7200rpm、環境温度80℃のもとで200時間走行テ
ストした後、引張試験機(島津製作所製アムスラ
ー)を使用して引張速度100mm/minにてベルト
強力を測定した。その結果は前記第1表に併記し
た通りであつた。 (実施例 3) 前記実施例1で作成した歯付ベルトを実施例2
の各プーリーを使用して回転数7200rpm、水適下
量900c.c./H、環境温度室温のもとで24時間走行
テストした後、実施例2と同様の試験方法にてベ
ルト強力を測定した。 その結果は前記第1表に併記した通りであつ
た。 (実施例 4) 次にウレタン変性エポキシ樹脂とゴム糊の配合
ゴム固形分の配合比を下記第3表に示す様に変量
して処理されたガラスロープを使つて実施例1に
記載したのと同様にして引抜接着テストを行なつ
た。 その結果は第3表ならびに第2図に示す通りで
あつた。
【表】 上記各実施例から明らかな如く本発明方法は繊
維をウレタン変性エポキシ樹脂を適量添加したゴ
ム糊でソーキング処理して各種ゴム配合物と接着
することにより、従来の欠点を解消し、接着性、
屈曲疲労性及び耐水性を著しく向上せしめてお
り、伝動ベルト、コンベヤベルト、タイヤ、その
他の工業用品などに適用して、今後その性能向上
が大きく期待される接着方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は歯付ベルトの部分側面図、第2図は歯
付ベルトの変形部分平面図、第3図はウレタン変
性エポキシ樹脂とゴム糊の配合ゴム固形分の配合
比と引抜接着力の関係を示すグラフである。 1…歯付ベルト、2…抗張体、3…歯部、A,
B…カツト位置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維とゴム配合物との接着において、該繊維
    をウレタン変性エポキシ樹脂を添加したゴム糊で
    ソーキング処理し、次いでこれを未加硫ゴムと密
    着加硫せしめることを特徴とする繊維とゴム配合
    物との接着方法。 2 繊維がガラス繊維である特許請求の範囲第1
    項記載の繊維とゴム配合物との接着方法。 3 繊維が芳香族ポリアミド繊維である特許請求
    の範囲第1項記載の繊維とゴム配合物との接着方
    法。 4 繊維が脂肪族ポリアミド繊維である特許請求
    の範囲第1項記載の繊維とゴム配合物との接着方
    法。 5 繊維がポリエステル繊維である特許請求の範
    囲第1項記載の繊維とゴム配合物との接着方法。
JP22105482A 1982-12-15 1982-12-15 Senitogomuhaigobutsutonosetsuchakuhoho Expired - Lifetime JPH0240094B2 (ja)

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JP22105482A JPH0240094B2 (ja) 1982-12-15 1982-12-15 Senitogomuhaigobutsutonosetsuchakuhoho

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JPS59109340A JPS59109340A (ja) 1984-06-25
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