JPH0239829Y2 - - Google Patents

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JPH0239829Y2
JPH0239829Y2 JP11257985U JP11257985U JPH0239829Y2 JP H0239829 Y2 JPH0239829 Y2 JP H0239829Y2 JP 11257985 U JP11257985 U JP 11257985U JP 11257985 U JP11257985 U JP 11257985U JP H0239829 Y2 JPH0239829 Y2 JP H0239829Y2
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ink
protrusion
storage shaft
circumferential surface
storage
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水性ボールペン,繊維ペン等インキ
吸蔵体のインキを中継芯を介して書記部に供給す
る筆記具の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、水性ボールペン,繊維ペン等の筆記具に
おいてインキ吸蔵体にインキを充分に吸蔵させ、
中継芯により書記部にインキを供給する構成を採
り、インキを円滑に書記部に供給するためにイン
キ吸蔵体自体の構成、更にインキを書記部に供給
するための空気流通路等については種々の提案が
されている。その一例を示せば、実公昭44−
26491号公報のようにインキ吸蔵体自体を凹入し、
また同昭60−4784号公報のように収納軸(リフイ
ール)自体を凹入して通気路を形成する等の提案
がある。しかし、受部材Cを挿入してインキ通路
を確実に保つ点については記載されていない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案においては、前記の問題点を解決し、更
に簡単な構成で空気通路を確保し、インキ吸蔵体
を原因とするトラブルを解消し、円滑に書記がで
き、軸筒,カートリツジタイプの通称リフイール
の双方に利用でき、更に組立に手数を要せず廉価
な筆記具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び実施例〕
前記問題点を解決するために本件出願人が昭和
59年1月30日に提出の実開昭60−123279号で空気
通路をインキ吸蔵体で阻害されず、空気通路を維
持するためインキ吸蔵体受けに突出部を設けてイ
ンキ吸蔵体とインキ吸蔵体の収納軸内周面との間
に間隙を形成する構成を提案したが、本考案にお
いてはインキ吸蔵体の収納軸にインキ吸蔵体を押
圧する内方突出部を形成し、前インキ吸蔵体受け
の突出部と関連的に取り付け、更に空気通路の確
保を確実にして従来の欠点を解消することにあ
る。
以下、図面について更に詳細に説明すれば、第
1図はカートリツジタイプのインキ吸蔵体の収納
軸(通称、リフイール)Aの全体の正面図を示し
たが、軸筒に直接インキ吸蔵体の収納する場合も
同一の構成とするものである。この収納軸Aには
書記部1に近い外周面に内周方向に自体を凹入し
て凹入部2を形成することで内方に突出する突条
2aを形成する。また尾栓3側に鎖線で示すよう
に凹入部2bを同様に形成し、尾栓をこれに合わ
せて形成することもできる。
第2図は要部の縦断面図を示すもので、Bはイ
ンキ吸蔵体で綿状の不規則繊維、あるいは長繊維
を引揃えた縦長の集束繊維、その他公知の各繊維
を採用し、水性インキを吸蔵させ、下端の中心に
中継芯4の上端を埋設し、その下端を書記部1の
ボール,繊維ペン等に連継してインキを供給して
書写する。Cはインキ吸蔵体Bの受部材で、受部
5の上面5aの周縁の一部に突出部6を突設形成
する。この突出部6は収納軸Aに形成した前記内
部中心線方向に突出した突条2aと関連させて取
り付け、突出部6と凹入突条2aとでインキ吸蔵
体Bの外周面を中心線方向に押圧して収納軸Aの
内周面との間に間隙7を形成し、両者で間隙7を
確保させ、突出部6の外周面に設けた空気の通気
凹部6aと連通させる。また突出部6は内面をや
や肉厚に、また外方に湾曲して形成しインキ吸蔵
体Bを下方または上方に至るに従い反対方向に押
圧して間隙7を縦長の方向に広く形成する。特に
インキ吸蔵体Bの外周面を合成樹脂、水に不溶性
の糊料で皮膜を形成したものを採用すれば更に効
果を挙げることができるとともに、インキ吸蔵体
Bの下端を受部5の上面5aの側方向に押圧して
受け止め下動を防止できる。10は外気との連通
小孔で、図面は収納軸Aの先端肩部に開けている
が、書記部1を取り付けるために小径に形成した
小径筒11の肩部に第5図に示す小孔10aのよ
うに開けることもある。この場合には受部材Cの
筒部に通気凹孔12を当然形成する。またDはキ
ヤツプで、カートリツジタイプの収納軸A(通称、
リフイール)の場合、交換用として単独に販売す
る場合に使用する。
〔作用及び考案の効果〕
本考案は以上のように構成して成るのでインキ
吸蔵体Bの受部材Cの受部5の上面一側に突出部
6を形成するとともに、収納軸Aに自体を内方に
凹入した凹入部2によつて内周面に突条2aを形
成し、この両者でインキ吸蔵体Bを中心線方向に
押圧して収納軸Aの内周面とインキ吸蔵体Bの外
周面との間に空気通路間隙が形成でき、またイン
キ吸蔵体Bは上面5aで受け止め外衝で下動を防
止でき、この間隙をインキ吸蔵体Bのインキで閉
じる欠点を完全に防止でき、またインキのボタ落
ち、書記部のインキ切れ等の欠点を解消し、しか
も構成が簡単で組立に手数を要せず安く提供でき
る等、多く利点を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はリフイールの全体の正面図、第2図は
本考案の要部の縦断面図、第3図は−線に沿
つた断面図、第4図は−線に沿つた断面図、
第5図は尾栓の縦断面図である。 A……リフイール収納軸、B……インキ吸蔵
体、C……インキ吸蔵体の受部材、D……キヤツ
プ、1……書記部、2……凹入、2a……突条、
3……尾栓、4……中継芯、5……受部、5a…
…上面、6……突出部、6a……通気凹部、7…
…間隙、10,10a……小孔、11……小径
筒、12……通気凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 収納軸A内に収納されたインキ吸蔵体Bの受
    部材Cの受部5の上面5aの周縁の一部に突出
    部6を形成するとともに、突出部6の外周面に
    沿つて縦方向に空気の通気凹部6aを形成して
    収納軸Aに形成した外気と通じた小孔と連通
    し、かつ、収納軸Aに自体を内方凹入2して内
    周面に突出する凹入突条2aを形成し、この凹
    入突条2aと前記受部材Cの突出部6とを関連
    させて収納軸A内に取り付け、この両者でイン
    キ吸蔵体Bの外周面を中心線方向に押圧して収
    納軸Aの内周面とインキ吸蔵体Bの外周面との
    間に間隙を形成して通気凹部6aと連通させた
    ことを特徴とする筆記具。 (2) 受部材Cの受部5の上面5aの周縁の一部に
    突設する突出部6の内周を下方に至るに従い順
    次肉厚の傾斜面または外方に湾曲する湾曲面に
    形成し、インキ吸蔵体Bの下部を押圧してイン
    キ吸蔵体Bの下端を受け止め下動を防止して成
    る請求範囲第1項記載の筆記具。
JP11257985U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0239829Y2 (ja)

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JPS6220877U JPS6220877U (ja) 1987-02-07
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