JPH0239583Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0239583Y2 JPH0239583Y2 JP1503486U JP1503486U JPH0239583Y2 JP H0239583 Y2 JPH0239583 Y2 JP H0239583Y2 JP 1503486 U JP1503486 U JP 1503486U JP 1503486 U JP1503486 U JP 1503486U JP H0239583 Y2 JPH0239583 Y2 JP H0239583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- cyclone
- guide vane
- dust collection
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cyclones (AREA)
Description
a 産業上の利用分野
本考案は、サイクロンに関し、とくに、各種集
じん用、セメントキルン用サイクロンに関する。 b 従来の技術 サイクロンの集じん効率は気流が乱れて粉体が
飛散することによつて低下する。この飛散原因の
一つはサイクロン入口部での内筒へのシヨートパ
スにある。このシヨートパスを防止する目的で、
内筒心aを外筒心bからずらしたものがすでに提
案されている。(第3図参照)。 c 考案が解決しようとする問題点 しかしこの型式のサイクロンは、気流の旋回を
乱だし、その結果、集じん効率は変わらないか、
あるいはむしろ悪化する傾向をもつという欠点が
ある。 d 問題点を解決するための手段 本考案者らは、サイクロン内の気流を乱さず内
筒の反入口側に生ずる二次過流を防止することに
よつて、該部でのダストの内筒へのシヨートパス
を防止することを検討し、本考案に到達した。 すなわち本考案は、ダクト入口と反対側の内筒
表面に一定の巾と高さをもつ外面が曲面をなす、
ガイドベーンを突設したサイクロンを提供するも
のである。 第1図と第2図に示すものは、その実施例であ
つて、これは、外筒1の入口ダクト2に対して反
対側にある内筒3の表面に一定の巾と高さをも
ち、その外面が曲面をなすガイドベーン4を設け
たものである。 いま、ガイドベーンの巾をg、高さをh、内筒
挿入長さをl、外筒径をD1、内筒径をD2とする
とき、gは、0<g<D1−D2/4であつて、h
が内筒挿入長さlにほぼ等しいものがのぞまし
い。 また、入口ダクト2の取付方向をdとすると
き、内筒の中心を通る線d上にガイドベーン3の
頂点があるように配設することが好ましい。 e 作用 第3図の従来型式のものにおいては、気流がサ
イクロン内で旋回すると、内筒の反入口側に生ず
る2次渦流により内筒へのシヨートパスが生ず
る。 本考案によると、内筒に接するガイドベーン4
を設置することにより、2次渦流を抑え、内筒へ
のシヨートパスを防止でき、集じん効率の改善が
できる。 f 実施例 サイクロンおよびガイドベーンの仕様を下表の
とおりにして、集じん効率と圧損を第3図に示す
従来型のものと比較したところ、下表の成積を得
た。 なお、実施例3は、g<D1−D2/4のものを
示す。
じん用、セメントキルン用サイクロンに関する。 b 従来の技術 サイクロンの集じん効率は気流が乱れて粉体が
飛散することによつて低下する。この飛散原因の
一つはサイクロン入口部での内筒へのシヨートパ
スにある。このシヨートパスを防止する目的で、
内筒心aを外筒心bからずらしたものがすでに提
案されている。(第3図参照)。 c 考案が解決しようとする問題点 しかしこの型式のサイクロンは、気流の旋回を
乱だし、その結果、集じん効率は変わらないか、
あるいはむしろ悪化する傾向をもつという欠点が
ある。 d 問題点を解決するための手段 本考案者らは、サイクロン内の気流を乱さず内
筒の反入口側に生ずる二次過流を防止することに
よつて、該部でのダストの内筒へのシヨートパス
を防止することを検討し、本考案に到達した。 すなわち本考案は、ダクト入口と反対側の内筒
表面に一定の巾と高さをもつ外面が曲面をなす、
ガイドベーンを突設したサイクロンを提供するも
のである。 第1図と第2図に示すものは、その実施例であ
つて、これは、外筒1の入口ダクト2に対して反
対側にある内筒3の表面に一定の巾と高さをも
ち、その外面が曲面をなすガイドベーン4を設け
たものである。 いま、ガイドベーンの巾をg、高さをh、内筒
挿入長さをl、外筒径をD1、内筒径をD2とする
とき、gは、0<g<D1−D2/4であつて、h
が内筒挿入長さlにほぼ等しいものがのぞまし
い。 また、入口ダクト2の取付方向をdとすると
き、内筒の中心を通る線d上にガイドベーン3の
頂点があるように配設することが好ましい。 e 作用 第3図の従来型式のものにおいては、気流がサ
イクロン内で旋回すると、内筒の反入口側に生ず
る2次渦流により内筒へのシヨートパスが生ず
る。 本考案によると、内筒に接するガイドベーン4
を設置することにより、2次渦流を抑え、内筒へ
のシヨートパスを防止でき、集じん効率の改善が
できる。 f 実施例 サイクロンおよびガイドベーンの仕様を下表の
とおりにして、集じん効率と圧損を第3図に示す
従来型のものと比較したところ、下表の成積を得
た。 なお、実施例3は、g<D1−D2/4のものを
示す。
【表】
g 効果
本考案によれば、圧損を従来型のものと同一に
保ち乍ら、集じん効率を高めることができた。
保ち乍ら、集じん効率を高めることができた。
第1図と第2図は本考案のサイクロンを概念的
に示し、第1図はその平面図、第2図はその正面
図である。第3図は従来型のサイクロンの概念的
平面図である。 1……外筒、2……入口ダクト、3……内筒、
4……ガイドベーン。
に示し、第1図はその平面図、第2図はその正面
図である。第3図は従来型のサイクロンの概念的
平面図である。 1……外筒、2……入口ダクト、3……内筒、
4……ガイドベーン。
Claims (1)
- 入口ダクトと反対側の内筒表面に、一定の巾と
高さをもち、表面が曲面のガイドベーンを設けて
なるサイクロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1503486U JPH0239583Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1503486U JPH0239583Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130752U JPS62130752U (ja) | 1987-08-18 |
JPH0239583Y2 true JPH0239583Y2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=30805586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1503486U Expired JPH0239583Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0239583Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP1503486U patent/JPH0239583Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62130752U (ja) | 1987-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2144969C (en) | Inlet bell for centrifugal fans | |
US4519822A (en) | Cyclone | |
US20170008014A1 (en) | Vortex finder for a cyclonic separator | |
RU97113714A (ru) | Пылеотделительное устройство | |
JPS648199B2 (ja) | ||
US4260401A (en) | Regenerative cyclone-type air/particulate concentrator and collector | |
US3745752A (en) | Fluid inlet structure for cyclone collectors | |
JPH0239583Y2 (ja) | ||
JPS57108498A (en) | Electric motor driven blower | |
JP3336440B2 (ja) | 低圧損サイクロン | |
JPH0245506B2 (ja) | Enshinshujinki | |
JPH0236624Y2 (ja) | ||
JPS5913009Y2 (ja) | 集塵装置 | |
CA1280388C (en) | Axial fan | |
JPS5851949Y2 (ja) | 入口案内羽根付きサイクロン分離器 | |
JPH0455202Y2 (ja) | ||
JPH034369Y2 (ja) | ||
JPS59105999A (ja) | 低騒音多翼フアン | |
JPH07657Y2 (ja) | エア−ブロ−用サイレンサ− | |
JPS5660318A (en) | Section air quantity detector | |
JPH0523514A (ja) | 気水分離装置 | |
JPS61259000A (ja) | 軸流送風機用消音エルボ | |
KR19980035435U (ko) | 습식 공기 청정기 | |
JPS5913010Y2 (ja) | 集塵装置 | |
JPS5916687Y2 (ja) | 浮遊式熱交換器 |