JPH0238927A - 流体貯槽における在庫量検知方法 - Google Patents

流体貯槽における在庫量検知方法

Info

Publication number
JPH0238927A
JPH0238927A JP18817388A JP18817388A JPH0238927A JP H0238927 A JPH0238927 A JP H0238927A JP 18817388 A JP18817388 A JP 18817388A JP 18817388 A JP18817388 A JP 18817388A JP H0238927 A JPH0238927 A JP H0238927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
temperature
fluid
steam
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18817388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
浩 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP18817388A priority Critical patent/JPH0238927A/ja
Publication of JPH0238927A publication Critical patent/JPH0238927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鉄鋼プラントあるいは化学プラントに使用さ
れる流体貯槽における在庫量検知方法に関する。
〈従来の技術〉 従来から、鉄鋼プラントあるいは化学プラントに使用さ
れる流体貯槽から流体を払い出すときの払い出しの完了
を検知する方法としては、貯槽に接続されている払い出
し配管に取付けられている流量計を用いてその流量を測
定するとか、あるいは貯槽に取付けられているレベル計
を用いてその貯槽内の液位の変化を測定することによっ
てなされるのが通常である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の流量計方式は、貯槽に貯えられる
流体の性状が、例えば強酸性であったり、あるいは強ア
ルカリ性である場合は、払い出し配管の内面が通常ライ
ニングが施されているから、そのような配管に@置針を
取付けることは容易ではない、また、配管に許容される
圧力損失が小さい場合にも、流量計を配管ライン中に取
付けることができないのである。
また、上記のレベル計方式では、上記と同様にライニン
グされた貯槽にレベル針取付は用のノズルを取付けるの
は難しいという問題がある。
このような問題を解消する手段として、配管内に温度針
を取付けて、その流体温度の変化から流量を検知し、貯
槽内の流体の在庫の有無を知る方法もあるが、高温流体
の場合には配管を保温するのが一触的であるから、その
温度の変化は顕著に現れないので、正確に在庫の有無を
知ることは困難である。
本発明は、上記のような課題を解決すべくなされたもの
であって、貯槽あるいは配管などに新たなセンサを取付
けることなく、正確に流体貯槽の在庫量を検知する方法
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、受け入れた流体を蒸気を用いて所定の温度に
維持しながら次工程に払い出す流体貯槽の在庫量を検知
する方法であって、貯槽内の流体温度Ts(℃)を測定
する工程と、 貯槽の保温に要する蒸気の流量FS  
(kg/h)と温度Ts(℃)を測定する工程と、これ
らの測定値から次式により、貯槽内の流体の在庫f V
 、l(kg )を演算する工程と、 ここで、 C3;蒸気の比熱(kcal/ kg −”C)CIl
;流体の比熱(kcal/kg ・’C)TA  i大
気温度 (°C) TM;流体の張り込み時の温度(°C)からなることを
特徴とする流体貯槽における在庫量検知方法である。
く作 用〉 以下に、本発明の原理について説明する。
いま、貯槽内に貯えられている流体の在庫量をv、  
(kg)とし、その流体の張り込み時の温度をTM(℃
)として、貯槽内で一定の温度TMl(’C)に保つた
めに必要な熱量θ、  (kcal/ h )は、下記
(1)式で与えられる。
θF −Vs  ’ Cn  ・(TRI  T11 
)””””(+1ここで、 CH;流体の比熱(kcal/kg ・’C)一方、こ
の流体をTMの温度に一定に維持するのに、”r、(℃
)の温度を有する蒸気をFS(kg/h)の流量が必要
であるとすると、そのときの蒸気の保有する熱量θs 
 (kcal/ h )は、下記(2)式で表される。
θ、−F、・C3・ (Ts −TA )・・−・・・
(2)ここで、 c、H蒸気の比熱(kcal/kg ・’C)TM;大
気温度(°C) そこで、流体温度がTイに一定に維持されるとすると、
θr−θSが成り立つから、流体の在庫量■、は、下記
(3)式で表される。
したがって、蒸気温度T8.流体の張り込み温度T6.
大気温度TMをそれぞれ測定しておき、貯槽内の流体温
度を常にTM一定に保つように、蒸気流量F、を増減す
るようにすれば、貯槽内の在庫量v、lを上記(3)式
により演算して求めることができる。
ここで、流体温度TPIを測定する場合、放射率の影響
を無視することはできないが、放射熱交換の関係式を用
いてこれを解くのは現実的ではないので、実際にはフィ
ールドテストなどにより、流体温度TMIが一定のとき
の蒸気流量F、と在庫量vHとの関係を、例えば第2図
に示すように実測して求めておき、それを検量線として
予め与えておくようにすればよい。
なお、上記の莫気温度T3.流体の張り込み温度T塾、
大気温度TAは、通常は操業条件によりほぼ一定である
から、定数的に扱ってもよい。
また、貯槽の形状が例えば円筒形の場合は、その断面積
をs (rrf)とし、その中に入っている流体のレベ
ルをL (m)とすると、そのときの在庫IVMは、 VM−L−3−−一−・・・−・・・−−・−〜・・(
4ンとして計算することができるから、(3)式との関
係を用いてそのときのレベルLは、下記(5)式で求め
ることも可能であり、したがって、流体の在庫量の変動
をレベルの変動として検出することができる。
このようにして、本発明によれば、流体の流量を直接測
定することなく、その貯槽内の在庫量を測定することが
できる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、第1図を参照して詳
しく説明する。
第1図は、本発明方法に係る実施例を示す概要図である
図において、1は、第1の貯槽であり、受け入れ配管2
を介して原料である流体3が装入される。
この貯111の外面には、保温管4がらせん状に巻かれ
ており、蒸気管5によって蒸気が送り込まれて所定の温
度に保温される。なお、保温管4の外面は、図示しない
保温材で覆われている。
6は、第2の貯槽であり、第1の貯槽1で反応を完了し
た流体が接続配管7を介して払い出されて貯えられる。
この貯槽6の外面にも、第1の貯槽1と同様に、保温管
8がらせん状に巻かれており、蒸気管9によって蒸気が
送り込まれて所定の温度に保温され、かつ、保温管8の
外面は、図示しない保温材で覆われている。
10は、第1の貯槽■の内部の流体温度を測定する流体
温度検出器であり、この流体温度検出器10によって検
出された流体温度信号TMは流体温度11ff計Ifに
人力される。この流体温度trR節計11においては、
予め設定されている制t′nすべき流体温度T0と検出
された流体温度信号TMとの間に差があれば、それに応
じた@組信号を出力する。
12は、第1の貯槽lを保温する医気管5に取付けられ
る蒸気流量計であり、この蒸気流量計12によって検出
された蒸気2itit信号F、は蒸気流量調節計13に
入力される。
この蒸気流量調節計13においては、流体温度調節計1
1からの制御n信号に基づいて、第1の貯槽1内の流体
温度がTMIの一定値になるようにUA節弁14に制′
42I信号を出力し、NJR節弁14を調節することに
よって蒸気流量を制御する。
15は、蒸気管5に取付けられる蒸気温度検出器であり
、この蒸気温度検出器15によって検出された蒸気温度
信号TMは演算装置16に入力される。
演算装置16においては、流体温度調節計11から流体
温度信号TMと、薄気流量!PI節計13から蒸気流量
信号F、とを入力し、これらの信号と蒸気温度信号TM
それに図示しない温度検出器によって検出された流体張
り込み時の温度To、大気温度TAとによって、前出(
3)式を用いて第1の貯槽l内における流体の在庫it
 v nを演算して、例えば表示装置(図示せず)に表
示する。
一方、第2の貯槽6においても、第1の貯槽1と同様に
、第2の貯槽6内部の流体温度検出器17流体温度tA
節計18.蒸気流量計19.蒸気流!調節計20. m
節介21.蒸気温度検出器22.演算装置23が装備さ
れる。
このように構成された測定制御n装置を、前段に第1の
貯槽である反応槽があり、後段に反応完了した流体を貯
える貯槽(第2の貯槽)があるナフタリン系の流体反応
プロセスに適用して、約110℃前後の温度で加熱しな
がら蒸気流量F、を制′4Hし、前出(3)式を用いて
反応槽の在庫IVMの時間的変動量をfI算しながら、
反応の完了したナフタリン液を次工程の貯槽に払い出し
、払い出し量が所定値に達した時点で次回の反応工程を
行った。
〈発明の効果〉 以上説明したことから明らかなように、本発明によれば
、流体温度と保温用の蒸気流量とを把握することにより
、貯槽内の在Jilfllあるいは払い出し量を検知す
ることができるから、反応槽などの制?nが可能となり
、製品の品質や歩留りの向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に係る実施例を示す概要図、第2
図は、流体の在庫量と蒸気流量との検量線を示す特性図
である。 1・・・第1の貯槽、   2・・・受け入れ配管。 3・・・流体、      4.8・・・保温管。 5.9・・・蒸気管、   6・・・第2の貯槽。 7・・・接続管、     10.17・・・温度検出
器。 1.18・・・流体温度調節計。 2.19・・・蒸気流量検出器。 3.20・・・蒸気fL!調節計。 4.21・・・g11flff弁。 5゜22・・・蒸気温度検出器。 6.23・・・演算装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 受け入れた流体を蒸気を用いて所定の温度に維持しなが
    ら次工程に払い出す流体貯槽の在庫量を検知する方法で
    あって、 貯槽内の流体温度T_M(℃)を測定する工程と、貯槽
    の保温に要する蒸気の流量F_S(kg/h)と温度T
    _S(℃)を測定する工程と、 これらの測定値から次式により、貯槽内の流体の在庫量
    V_M(kg)を演算する工程と、V_M=F_S・C
    _S/C_M・T_S−T_A/T_M−T_Dここで
    、 C_S;蒸気の比熱(kcal/kg・℃)C_M;流
    体の比熱(kcal/kg・℃)T_A;大気温度(℃
    ) T_D;流体の張り込み時の温度(℃) からなることを特徴とする流体貯槽における在庫量検知
    方法。
JP18817388A 1988-07-29 1988-07-29 流体貯槽における在庫量検知方法 Pending JPH0238927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18817388A JPH0238927A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 流体貯槽における在庫量検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18817388A JPH0238927A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 流体貯槽における在庫量検知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0238927A true JPH0238927A (ja) 1990-02-08

Family

ID=16219037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18817388A Pending JPH0238927A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 流体貯槽における在庫量検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0238927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242636A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Hitachi Ltd ポリマー合成装置における液面の測定及び制御方法、ならびにそのための装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242636A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Hitachi Ltd ポリマー合成装置における液面の測定及び制御方法、ならびにそのための装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7204158B2 (en) Flow control apparatus and method with internally isothermal control volume for flow verification
US10371319B2 (en) Liquid dispenser
AU6307496A (en) Method for correcting a liquid dispensing error, and a liquiddispensing device
JPH01163621A (ja) タンク内の材料の量を測定する装置および方法
WO1987002770A1 (en) Measurement of specific gravity
CA2834451C (en) Metering system and method for cryogenic liquids
AU2008217539B2 (en) Brewing apparatus and method
CN106125776A (zh) 对蒸汽流量进行蒸发、计量及自动控制的装置及其方法
EP3430361B1 (en) Flow measurement system for single-use containers and method of measuring flow in said system
JPH0238927A (ja) 流体貯槽における在庫量検知方法
JP2007155447A (ja) 液量測定装置、液量測定方法及び液体材料の定量供給方法
US20190331299A1 (en) Methods for helium storage and supply
KR20210034673A (ko) 잔여 비어 있는 체적을 결정하기 위한 방법, 충전 레벨 측정 디바이스의 현장 캘리브레이션을 위한 방법, 및 현장 캘리브레이션 모듈
CN207951405U (zh) 一种流体反应装置
KR101889161B1 (ko) 열식 질량 유량계
JPH01250826A (ja) 界面レベル測定方法及び装置
CN105067062B (zh) 一种复合肥防结油精确计量系统及方法
JP2879295B2 (ja) 氷スラリー中の氷濃度測定方法
JPS6191518A (ja) 流量計自動検量装置
JP2726373B2 (ja) 酵母自動添加装置
KR101663541B1 (ko) 차량의 연료탱크 실시간 온도 및 온도 보정에 의한 연료 측정 시스템
JPS6350273B2 (ja)
SU840029A1 (ru) Устройство дл дозированной заправкиЕМКОСТи жидКОСТью
JPH0329791A (ja) 液体充填装置における計量制御方法及び装置
JPH05288588A (ja) 容積および漏洩量計測装置