JPH023843Y2 - - Google Patents

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JPH023843Y2
JPH023843Y2 JP6066185U JP6066185U JPH023843Y2 JP H023843 Y2 JPH023843 Y2 JP H023843Y2 JP 6066185 U JP6066185 U JP 6066185U JP 6066185 U JP6066185 U JP 6066185U JP H023843 Y2 JPH023843 Y2 JP H023843Y2
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JP
Japan
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belt
green sheet
pipe blade
gap
shafts
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JP6066185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 セラミツク基板を形成するグリーンシートの製
造装置であつて、円筒状のパイプブレードの両端
を保持する両軸を、軸心より偏心した位置に設
け、前記軸心に固定されたウオームギヤと、該ウ
オームギヤに螺合するウオームで構成された回転
機構を回転させてことによつて、パイプブレード
が遍心して微細に回転し、パイプブレードの下部
に設けられたベルトとのギヤツプの微調整を可能
とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案はセラミツク基板を形成するグリーンシ
ートの製造装置に関し、特にグリーンシートの厚
さを規定する、パイプブレードとベルト間のギヤ
ツプを容易に微細調整できるよう改良されたグリ
ーンシートの製造装置に関するものである。
第4図aの模式図で示すように、所定の厚さの
グリーンシートを得るため、パイプブレード1と
ベルト2との間のギヤツプAを前記所定の厚さに
調整する必要がある。そのギヤツプの調整方法
は、パイプブレード1の左、右の軸11,12を
左、右の取付台31,32に固定する際、軸11
と12のそれぞれにマイクロメータを取り付け、
各軸を上下させて所定ギヤツプになるように調整
している。
この方法では、左右のマイクロメータを調整す
る必要があり、またギヤツプを変更する場合には
パイプブレード1の左右の平行度をださなければ
ならず、微調整が難しく、かつ再現性に乏しい。
そこで、簡易な構造で、左右の平行度が得ら
れ、容易にギヤツプの微調整ができて所定の厚さ
のグリーンシートが得られるグリーンシートの製
造装置の出現が要望されていた。
〔従来の技術〕
第3図は従来のグリーンシートの製造装置の模
式図である。
第3図において、ベルト2は矢印方向に一定速
度で移動している。第4図bに示すようにベルト
2上に所定のギヤツプAを持つてパイプブレード
1が、第4図aに示すように、左、右の軸11,
12で取付台31,32に固定されている。
第3図において、容器4に収納されているグリ
ーンシートの溶剤は、容器4の先端よりパイプブ
レード1とベルト2との間に流入し、ベルトの移
動に伴つてベルトに粘着しつつ移動し、パイプブ
レード1とベルト2の間のギヤツプAで厚さが規
定されたシート状のグリーンシート5となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の製造装置のギヤツプの調整は、パイプブ
レードの左右の両軸のそれぞれにマイクロメータ
を取付け、各軸を上下させて所定ギヤツプになる
ように調整しており、ギヤツプを変更する場合に
は、左右の両軸の平行度をださなければならず、
微調整が難しく、かつ再現性に乏しいといつた問
題がある。
本考案はこのような点にかんがみて創作された
もので、簡易な構造で、容易にパイプブレードの
左右両軸の平行度と、パイプブレードとベルト間
のギヤツプの微調整ができ、所定のグリーンシー
トが得られるグリーンシートの製造装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案のグリーンシートの製造装置の
模式図、第2図は本考案のパイプブレードの模式
図を示す。
第2図において、左、右の軸11,12を円筒
の中心軸Oより偏心させた位置に設けたパイプブ
レード1と、第1図に示すように、左、右の軸1
1,12をそれぞれ保持する保持金具61,62
と、左、右のいずれかの軸(第1図は左軸)に固
定されたウオームギヤ8と、ウオームギヤ8に螺
合し、減速して回転せしめるウオーム7とから成
る軸の回動機構で構成している。
〔作用〕
ウオーム7に設けられたは把手81を回動する
ことにより、ウオーム7に螺合してウオームギヤ
8が微細に回動し、軸62を介してパイプブレー
ド1が微細に回動する。
第2図に示すように、軸61,62はパイプブ
レード1の中心軸Oより偏心した位置に設けられ
ているため、例えば、軸61,62が右回転方向
に回動した場合は、実線で示すようにギヤツプを
狭くし、反対に、左回転方向に回動した場合は、
点線で示すようにギヤツプを広くする。
把手81を回動することによつて、ギヤツプの
微細調整を可能としている。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例であつて、製造装置の
ギヤツプの微細調整機構は、中心軸Oより偏心し
た位置に軸61,62を有するパイプブレード1
と、軸61に固定されたウオームギヤ8と、ウオ
ームギヤ8と螺合し、軸61を微細に回動するウ
オーム7と、ウオーム7の軸に固定された把手8
1とより構成されている。
その動作は、把手81を右廻り方向または左廻
り方向に回動することにより、ウオーム7に螺合
してウオームギヤ8が微細に右廻り方向または左
廻り方向に回動し、軸61を介してパイプブレー
ド1が微細に右廻り方向または左廻り方向に回動
する。
第2図に示すように、軸61,62はパイプブ
レード1の中心軸Oより偏心した位置に設けられ
ているため、例えば、軸61,62が右廻り方向
に回動した場合は、パイプブレード1は実線で示
すように遍心して回動し、その結果、ベルト2間
のギヤツブは広くなつて初期のギヤツプAよりA
1となり、反対に、軸61,62が左廻り方向に
回動した場合は、点線で示すようにギヤツブは狭
くなつてA2となる。このように、把手81を回
動することによつて微細なギヤツプ調整が可能と
なる。
第1図において、容器4に収納されたグリーン
シート溶剤(スラリー)は、パイプブレード1と
ベルト2の間に流入し、ベルト2の移動に伴つ
て、ベルト2に粘着しつつパイプブレード1とベ
ルト2の間のギヤツプに規定された厚みのグリー
ンシートとなつて形成される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、簡易な構
成で、容易にパイプブレードの左右両軸の平行度
と、ギヤツプの微調整ができ、所定の厚さのグリ
ーンシートが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のグリーンシートの製造装置の
模式図、第2図は本考案のパイプブレードの動作
を説明するための模式図、第3図は従来のグリー
ンシートの製造装置の模式図、第4図は従来のギ
ヤツプ調整方法を説明するための模式図である。 図において、1はパイプブレード、2はベル
ト、11,12は軸、31,32は取付台、4は
容器、5はグリーンシート、61,62は保持金
具、7はウオーム、8はウオームギヤ、81は把
手をそれぞれ示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定方向に移動するベルト2と、前記ベルト上
    にグリーンシート溶剤を流入する容器4と、前記
    ベルト2と所定のギヤツプを持つて両端の取付け
    軸が固定された円筒形状のパイプブレド1とから
    成るグリーンシートの製造装置において、前記パ
    イプブレード1の取付け軸を円筒の中心軸より偏
    心して構成し、前記取付け軸を回動する回動機構
    7,8を付加して成ることを特徴とするグリーン
    シートの製造装置。
JP6066185U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH023843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6066185U JPH023843Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6066185U JPH023843Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61175414U JPS61175414U (ja) 1986-11-01
JPH023843Y2 true JPH023843Y2 (ja) 1990-01-30

Family

ID=30588216

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JP6066185U Expired JPH023843Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JP (1) JPH023843Y2 (ja)

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JPS61175414U (ja) 1986-11-01

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