JPH0237639A - タイムスイッチ - Google Patents

タイムスイッチ

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JPH0237639A
JPH0237639A JP18582688A JP18582688A JPH0237639A JP H0237639 A JPH0237639 A JP H0237639A JP 18582688 A JP18582688 A JP 18582688A JP 18582688 A JP18582688 A JP 18582688A JP H0237639 A JPH0237639 A JP H0237639A
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transmission lever
lever
dial
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Hiroaki Muroi
裕明 室井
Hideki Abe
英樹 阿部
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、所望の設定時刻に接点出力が得られるように
したタイムスイッチに関するものである。
[従来の技術] 従来よりモータによって駆動されるダイアルを一定速度
で回転(たとえば24時闇で1周)させるとともに、ダ
イアルの周部に進退自在に設けた複数の設定子のうち所
望位置の設定子を突出させておき、設定子の突出してい
る位置を検出することにより、所望の設定時刻にスイッ
チを開閉するようにしたタイムスイッチが提供されてい
る。
この種のタイムスイッチとしては、第23図に示すよう
に、1周24時間の日ダイアル11と1周1周闇の週ダ
イアル23というように、複数のダイアルを設けたもの
がある(特開昭60−263887号公報参照)。
このタイムスイッチでは、日ダイアル11と週ダイアル
23とにそれぞれ設けた設定子16.24の状態を個別
に検出する日検知レバー31と、週検知レバー32とが
設けられ、日検知レバー31と週検知レバー32との動
作をスイッチ42に伝達する伝達レバー33を備えてい
る。ここに、日検知レバー31および週検知レバー32
は、それぞれ復帰ばね51.52により設定子16.2
4に圧接する向きに付勢されている。また、設定子16
.24の状態とは無関係に、スイッチ42のアクチュエ
ータ42aを常時押す状態と、常時突出させる状態とが
設定できるようにした切換レバー53により伝達レバー
33が操作される。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成によれば、スイッチ42のアクチュエータ42
aを常時突出させる状態に設定するためには、切換レバ
ー53を上方に引き上げればよいのであるが、このとき
、復帰ばね51,52のばね負荷が作用することになる
から、切換レバー53の操作に大きな力が必要になると
いう問題がある。また、日ダイアル11と週ダイアル2
3とを1つの駆動源で駆動しているとすれば、2個の復
帰ばね51,52に抗するだけのトルクが必要になると
いう問題がある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするもので
あり、スイッチの操作モードを小さな力で切り換えるこ
とができ、しかも、駆動源の出力トルクも比較的小さく
できるようにしたタイムスイッチを提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、各ダイアルの周部
にそれぞれ突出した上記爪片を定位置で検知してスイッ
チのアクチュエータを進退させるスイッチ操作装置を、
各ダイアルの設定子の爪片にそれぞれ当接する複数個の
検知レバーと、いずれか1つのダイアルに設けた設定子
の爪片に対応する検知レバーを押接させる押圧ばねと、
各検知レバーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとス
イッチのアクチュエータとの間に介装されていて伝達レ
バーに接触して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝
達する状態と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチ
ュエータとを切り離す状態とが設定できるクラッチ装置
とで構成しているのである。
また、スイッチ操作装置は、各ダイアルの設定子の爪片
にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、各検知レバ
ーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチのア
クチュエータとの間に介装されていて伝達レバーに接触
して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達する状態
と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエータと
を切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成し
、クラッチ装置が伝達レバーに接触する状態では、スイ
ッチにおいてアクチュエータを突出させる向きの力によ
り検知レバーが対応するダイアルに押接するようにして
もよい。
さらに、スイッチ操作装置を、各ダイアルの設定子の爪
片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、各検知レ
バーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチの
アクチュエータとの間に介装されていて伝達レバーに接
触して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達する状
態と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエータ
とを切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成
し、検知レバーのうちの1つを伝達レバーに対して機械
的に結合し、クラッチ装置が伝達レバーに接触する状態
では、上記スイッチにおいてアクチュエータを突出させ
る向きの力により検知レバーが対応するダイアルに押接
することもできる。
また、スイッチ操作装置を、各ダイアルの設定子の爪片
にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、いずれか1
つのダイアルに設けた設定子の爪片に対応する検知レバ
ーを押接させる押圧ばねと、各検知レバーに連動する伝
達レバーと、伝達レバーとスイッチのアクチュエータと
の間に介装されていて伝達レバーに接触して伝達レバー
の運動をアクチュエータに伝達する状態と伝達レバーが
ら離れて伝達レバーとアクチュエータとを切り離す状態
とが設定できるクラッチ装置とで構成し、検知レバーの
うちの1つを伝達レバーに対して機械的に結合するよう
にしてもよい。
[作用] 上記構成によれば、いずれの構成の場合も、たかだか1
個の押圧ばねが必要になるのみであるから、駆動源のト
ルクが従来構成に比較して小さくなるのであ□す、しか
も、クラッチ装置は、タイマ動作をするとき以外は伝達
レバーに対して非接触になるから、切換時に押圧ばねの
ばね力が作用しないのであって、切換操作に大きな力を
必要としないのである。
[実施例1] 第1図に示すように、上下一対のフレーム41a、41
bを有し、下フレーム41bの下面には駆動源としての
モータ(図示せず)やマイクロスイッチよりなるスイッ
チ42が保持され、両フレーム41a、41b間にはモ
ータの出力軸の回転を日ダイアル11に伝達する輪列装
置43や日ダイアル11の回転に連動してスイッチ42
を操作するスイッチ操作装置30等が保持される。両フ
レーム41a、41bは下フレーム41bに突設された
支柱45により離間した状態に支持され、下フレーム4
1bから上方に延設されたフック46を上フレーム41
aに係合させることにより結合される。下フレーム41
bの下方にはプリント基板(図示せず)が配設され、モ
ータを駆動する回路部品が実装される。輪列装置43は
多数の歯車を備え、モータの回転速度を減速して日ダイ
アル11を回転させる。
日ダイアル11はリング状に形成され上フレーム41a
の上面に突設された保持筒12に回転自在に装着される
。日ダイアル11には、第2図に示すように、1周24
時開の目盛が15分刻みで設けられている。保持筒12
の中央には、回転軸13が挿通されており、第2図に示
すように、回転軸13の上端部にはサブダイアル14が
取り付けられる。サブダイアル14はダイアル11の中
央部に回転自在に配置され、サブダイアル14の上面に
は1周60分の目盛が1分刻みで設けられている。サブ
ダイアル14の中央部上面にはつまみ14aが突設され
、つまみ14aを回せばサブダイアル14が回転する。
サブダイアル14には目盛の一部が露出するように形成
された窓孔15aを有する目盛カバー15が装着される
。日ダイアル11の周部には上記目盛に対応した96個
(24×60÷15)の設定子16が保持される。各設
定子16はそれぞれ爪片16aを備え、日ダイアル11
の上面に突出する頭部片16bの起倒に応じて、爪片1
6aを日ダイアル11の周部に進退自在に突出させる。
設定子16は頭部片16bを起こした状態で爪片16a
を突出させるようになっているが、逆にしてもよい。日
ダイアlし11の下部周面には歯車部11aが形成され
ており、この歯車部11aにはダイアル駆動歯車17の
出力歯車部17bが噛合する。ダイアル駆動歯車17の
入力歯車部17aはサブダイアル14が取り付けられた
回転軸13の下部周面に設けた歯車部13aに噛合し、
また回転軸13は、上記輪列装置43の最終歯車にラチ
ェット18を介して結合されている。このラチェット1
8は、モータから輪列装置43の最終歯車に伝達された
回転力を回転軸13に伝達してサブダイアル14を回転
させるとともに、回転軸13に設けた歯車部13aに噛
合しているダイアル駆動歯車17を回転させて日ダイア
ル11を回転させるのである。ここにおいて、回転軸1
3と日ダイアル11との回転比が24対1となるように
、回転軸13の歯車部13a、ダイアル駆動歯車17、
日ダイアル11の歯車部11aの歯数が設定されている
。一方、回転軸13を手で操作して回転させると、回転
軸13と輪列装置43とがラチェット18を介して結合
されていることにより、回転軸13は一方向のみに回転
可能となるのであり、このときの回転向きはモータによ
る回転向きと同じ向きとなる。ここで、回転軸13の下
部に設けた歯車部13aにダイアル駆動歯車17の入力
歯車部17aが噛合していることにより、サブダイアル
14の回転に伴なって日ダイアル11が回転するのであ
り、サブダイアル14の操作によって時刻の設定を行な
うことができるのである。
ところで、日ダイアル11の歯車部11aは、上フレー
ム41aの下面側でピン車21の上部に形成された歯車
部21aに噛合し、ピン車21の下面にはビン21bが
突設される。このビン21bには、孔溝車22の下部周
面に7個形成されたスロット22aが係合する。孔溝車
22の下部周面において隣合う一対のスロット22a間
は、第2図に示すように、それぞれピン車21の回転中
心を中心とする円弧状となった凹面22cを形成してお
り、ピン車21の下面に形成された円弧状の凸面21c
に係合できるようになっている。このようにピン車21
と孔溝車22とにより、いわゆるゼネバ機構が形成され
るのであり、ピン車21の回転に伴って孔溝車22は間
欠的に回転することになる。また、孔溝車22から回転
力を作用させてピン車21を回転させようとしても、孔
溝車22の周面に形成された凹面22cの中心がピン車
21の回転中心を中心としているから、回転力が伝達で
きず、ピン車21から孔溝車22への一方向にのみ回転
力が伝達されるのである。孔溝車22は、上下のフレー
ム41a、41b間で保持され、孔溝車22の上部には
歯車部22bが形成されている。この歯車部22bは、
週ダイアル23の下部に設けた歯車部23aに噛合する
。週ダイアル23は、14個の設定子24を周方向にお
いて等間隔に備え、設定子24は上下にスライド自在で
あって、上下方向のスライドに伴って週ダイアル23の
下面より爪片24aを進退自在に突出させる。ここに、
日ダイアル11の歯車部11aの歯数と、ピン車21の
歯車部21aの歯数との比を2対1とし、孔溝車22の
歯車部22bの歯数と、週ダイアル23の歯車部23a
の歯数との比を1対2とすれば、日ダイアル11が1回
転すると、ピン車21は2回転し、ピン車21の2回転
に対して孔溝車22は7分の20転することになる。ま
た、孔溝車27の2回転に対して週ダイアル23は14
分の2回転する。結局、週ダイアル23は、半日(12
時間)で14分の1回転することになるのであり、1週
間で1回転することになる。さらに、ビン21bが次の
スロット22aに導入されるまではピン車21の凸面2
1cが孔溝車22の凹面22cの表面を滑るから、孔溝
車22は停止しており、週ダイアル236半日間は停止
状態を保つのである。
スイッチ操作装置30は、上フレーム41aの上面側に
配設された日検知レバー31と、上下のフレーム41a
、41bの間に配設された週検知レバー32と、上下の
フレーム41a、41.b間に配設され日検知レバー3
1および週検知レバー32に連動する伝達レバー33と
、伝達レバー33とスイッチ42のアクチュエータ42
aの上半部との間に介装された駆動レバー34と、スイ
ッチ42のアクチュエータ42aの下半部に対応するカ
ム面35aを備えた切換カム35とにより構成される。
ここに、駆動レバー34と切換カム35とにより、爪検
知装置の動作をスイッチ42のアクチュエータ42aに
伝達するかどうかを設定するクラッチ装置が形成される
日検知レバー31は、上フレーム41aの上面に突設さ
れな回動軸36を中心として回動自在に配設され、この
回動軸36を中心として検知アーム31aと駆動アーム
31bとが略く字をなすように突設された形状に形成さ
れている。また、週検知レバー32は、上下のフレーム
41a、41b間に保持された回動軸(図示せず)の回
りで回動自在となるように保持され、回動軸を中心とし
て検知アーム32aと駆動アーム32bとが略く字をな
ずように突設された形状に形成されている。
日検知レバー31の検知アーム3〕−aの先端部は、日
ダイアル11の周面に進退自在に突出する設定子16の
爪片16aに対向するように配置され、回動軸36に装
着されたねじりコイルばねよりなる押圧ばね37により
日ダイアル11の周面に弾接するように付勢される。こ
の押圧ばね37は、一端部が検知アーム31aに係止さ
れ、他端部が上フレーム41aに係止される。また、週
検知レバー32の検知アーム32aの先端部は、週ダイ
アル23の下面に進退自在に突出する設定子24の爪片
24aに対向するように配置される。伝達レバー33は
、上下のフレーム41a、4]、bにそれぞれ設けた軸
受孔38に軸部33cが回動自在に支承されている。伝
達レバー33の一端部には、日検知レバー31の駆動ア
ーム31bの先端部が当接する押圧片33aと、週検知
レバー32の駆動アーム32bの先端部が当接する弧状
面33bとが形成されている。また、伝達レバー33の
他端部は、切換カム35のカム軸35bと駆動レバー3
4との間に介装される。切換カム35はカム軸35bを
中心として略扇形に形成されており、第3図に示すよう
に、切換カム35の上面において周方向の一端部には保
持ビン35cが突設されている。保持ビン35cには駆
動レバー34が回動自在に保持され、駆動レバー34は
伝達レバー33側に入力面34cを備え、スイッチ42
のアクチュエータ42a側に出力面34dを備えている
。切換カム35のカム面35aと駆動レバー34の出力
面34dとは、アクチュエータ42aの上下の半部にそ
れぞれ対面する位置に設けられている。切換カム35の
下面にはクリックばね39aが収納された凹所35dが
形成されており、クリックばね39aの下端にはボール
39bが保持されている。ボール39bは下フレーム4
1bの角部に形成された段部44に設けた3箇所のクリ
ック凹所(図示せず)のいずれかに係合して切換カム3
5の停止位置が予め設定された3位置に規制されるよう
になっている。カム軸35bの上端部は器体1の上面に
露出し切換つまみ(図示せず)が取り付けられる。以上
のように、輪列装置43やスイッチ操作装置30等の機
構部が上下のフレーム41a、41b間に装着されてい
るから、機構部がほこり等の影響を受けることがないの
である。
[動作] 以下、第4図ないし第6図に基づいて、スイッチ駆動装
置30の動作を説明する。スイッチ駆動装置30におけ
る切換カム35は、上述したように3位置に設定可能と
なっている。切換カム35のカム面35aは、カム軸3
5bの周方向における保持ビン35c(llの一端部の
みが他の部分に比較してカム軸35bからの距離が大き
くなるように設定されている。すなわち、保持ビン35
cがスイッチ42のアクチュエータ42aにもっとも近
付く第1の位置では、第4図に示すように、カム面35
aによりアクチュエータ42aが常時押圧されるように
なっている。この位置では伝達レバー33の揺動範囲(
第4図中の実線と2点鎖線とで示された間の範囲)にお
いて、伝達レバー33の先端部は駆動レバー34の入力
部3’4 bに押圧力を作用させることがないのである
カム軸35bを第4図中右回りに回転させて第2の位置
に設定すると、第5図に示すように、カム面35aから
アクチュエータ42aに作用していた押圧力が解除され
る。一方、駆動レバー34は中央部の幅が他の部分に比
較して大きく設定されている。したがって、スイッチ4
2内に収納された復帰ばねのばね力によるアクチュエー
タ42aの復帰力により駆動レバー34が押圧され、こ
の押圧力により伝達レバー33が第5図中右回りの回転
力を受けることになる。したがって、週検知レバー32
の検知アーム32aは、伝達レバー33を介してアクチ
ュエータ42aがらの押圧力を受け、週ダイアル23の
周面に近付く向きに付勢されることになる。また、日検
知レバー31の検知アーム31aは、伝達アーム33か
ら受ける力では、日ダイアル11の周面から離れる向き
に付勢されることになるが、押圧ばね37が存在してい
ることにより日ダイアル11の周面に弾接するように付
勢されるごとになる。ここに、押圧ばね37のばね力の
ほうが、アクチュエータ42aによる力よりも大きくな
るように設定されている。
この状態で、週ダイアル23に設けた設定子24の爪片
24aが週ダイアル23の下面に突出していて、この爪
片24aに週検知レバー32の検知アーム32 aが当
接したとすると、週検知レバー32は、第5図中右回り
に回転し、駆動アーム32bが伝達レバー33を押圧す
るから、伝達レバー33は左回りに回転し、アクチュエ
ータ42aが押し込まれることになる。このように、週
検知レバー32が伝達レバー33を押圧しているときに
は、第7図に示すように、日検知レバー31が揺動して
も駆動アーム31bは押圧片33bに接触することがで
きないように設定されている。すなわち、週検知レバー
32は、伝達レバー33に対する作用が日検知レバー3
1に優先するのである。週検知レバー32の検知アーム
32aが、週ダイアル23の設定子24の爪片24aに
当接していないときには、日検知レバー31の揺動に応
じて伝達レバー33が揺動する。すなわち、日検知レバ
ー31の検知アーム31aが、日ダイアル11に設けた
設定子16の爪片16aに当接しているときには、駆動
アーム31bが押圧片33aから離れる向きに移動する
から、アクチュエータ42aからの押圧力により、伝達
レバー33は、第5図中右回りに回動し、アクチュエー
タ42aは突出した状態となる。また、検知アーム31
aが爪片16aに当接しないときには、駆動アーム31
bが押圧片33aを押圧するから、アクチュエータ42
aが押し込まれるのである。ここにおいて、週ダイアル
23の周方向において隣合う設定子24の爪片24aが
連続して突出していれば、スイッチ42のアクチュエー
タ42aは押圧された状態を継続し、同様に日ダイアル
11の周方向において隣合う設定子16の爪片16aが
連続して突出していれば、スイッチ42のアクチュエー
タ42aは押圧された状態が継続する。
第2の位置からさらに切換カム35を図中左回りに回転
させて第6図に示すように、第3の位置に設定すると、
カム面35aはアクチュエータ42aから離れた状態と
なり、また、駆動レバー34も伝達レバー33の揺動範
囲においてはアクチュ、エータ42aを押圧しない状態
となる。つまり、日ダイアル11に設けた設定子16の
設定状態には関係なくスイッチ42のアクチュエータ4
2aが突出した状態に維持されるのである。
以上のようにしてカム軸35bを回動させるだけで、日
ダイアル11に設けた設定子16の設定状態や週ダイア
ル23に設けた設定子24の設定状態とは無関係にスイ
ッチ42をオンまたはオフの状態に常時設定する状態と
、各設定子16,24の設定状態に応じてオン/オフさ
れる状態との3状態に設定できるのである。また、日ダ
イアル11による設定を有効にするか無効にするかを、
週ダイアル23の設定子24で決定することになるから
、たとえば、土曜日の午後と日曜日の午前、午後には常
時オフにしておくというような週間設定が可能になるの
である。さらに、上述したように駆動レバー34と切換
カム35とによりクラッチ装置を形成し、かつ駆動レバ
ー34は切換カム35の保持ビン35bに軸支されてい
るから、クラッチ装置を小形に形成することができ省ス
ペースとすることができるのである。なお、上述の例で
は設定子16は日ダイアル11にに起倒自在に保持され
、また、設定子24は週ダイアル23にスライド自在に
保持されているが、設定子16゜24を日ダイアル11
や週ダイアル23に着脱自在に取着するものであっても
同様の効果を奏することができる。
〔実施例2コ 本実施例は、第8図に示すように、実施例1に対して日
検知レバー31の形状が異なる点、および押圧ばね37
が削除されている点で異なるものである。
すなわち、日検知レバー31は、回動軸36に対して検
知アーム31aと駆動アーム31t)とがほぼ同じ向き
に突出する形状に形成されている。
この構成の場合、第9図ないし第11図に示すように、
スイッチ42のアクチュエータ42aからの押圧力を受
けて伝達レバー33が右回りに回転すると、日検知レバ
ー31も右回りに回転するのであり、アクチュエータ4
2aの押圧力により、検知アーム31aが日ダイアル1
1の周面に向かつて付勢されるのである。週検知レバー
32については、実施例1と同じであるから、アクチュ
エータ42aの押圧力により、検知アーム32aが週ダ
イアル23の中心側に付勢されるのであり、日検知レバ
ー31と週検知レバー32とを、設定子16.24の爪
片1,6a、23aに弾接させる力をアクチュエータ4
2aから得ているので、押圧ばね37が不要となってい
るのである。
切換カム35が、第9図に示す第1の位置のときと、第
11図に示す第3の位置のときとについては、実施例1
と同様に、伝達レバー33の揺動には無関係にアクチュ
エータ42aが操作されるのであり、第10図に示す第
2の位置のときには、伝達レバー33の揺動に連動して
アクチュエータ42aが操作される。ここで、週ダイア
ル23の設定子24は爪片24aが突出しているときに
、アクチュエータ42aが押圧されるのは実施例1と同
様であるが、日ダイアル11についても、設定子16の
爪片16aが突出しているときに、アクチュエータ42
aを押圧するのであり、実施例1とは逆になっている。
また、第12図に示すように、週ダイアル23の設定子
24の爪片24aに週検知レバー32が当接している状
態では、日検知レバー31の揺動が伝達レバー33に伝
達されないようになっている。
他の構成については実施例1と同様であるから説明を省
略する。
[実施例3] 本実施例では、第13図に示すように、日検知レバー3
1が、伝達レバー33の軸部33aに直結された例を示
す。
すなわち、日検知レバー31は、設定子16の爪片16
aを検出するために、検知アーム31aは備えているが
、伝達レバー33に直結されているために、伝達アーム
31bは省略されている。
したがって、切換カム35が、第14図に示す第1の位
置のとき、あるいは、第16図に示す第3の位置のとき
には、実施例1と同様に伝達レバー33の位置には無関
係にアクチュエータ42aを押し込んだ状態、あるいは
、アクチュエータ42aを押し込まない状態に維持され
る。一方、第15図に示すように、切換カム35が第2
の位置にあり、週ダイアル23の設定子24の爪片24
aが週検知レバー32の検知アーム32aに当接してい
ないときには、伝達レバー33は時検知アーム31の揺
動に伴って揺動する。すなわち、日ダイアル11に設け
た設定子16の爪片16aが時検知アーム31aに当接
すると、アクチュエータ42aが押し込まれ、爪片16
aが時検知アーム31aに当接しないときには、アクチ
ュエータ42aが突出する。一方、週検知アーム32が
爪片24aに当接しているときには、第17図に示すよ
うに、伝達レバー33が左回りに回転して、時検知アー
ム31aの先端部を日ダイアル11から離すから、爪片
16aは時検知アーム31aに接触できなくなる。
この構成においても、実施例2と同様に、設定子16.
24の爪片16a、24aが突出しているときに、アク
チュエータ42aが押圧される。他の構成については、
実施例1と同様であるから説明を省略する。
[実施例4] 本実施例では、第18図に示すように、実施例3に対し
て、週検知レバー32の形状が異なるとともに、週検知
レバー32の検知アーム32aを週ダイアル23に設け
た設定子24の爪片24aに当接させるように付勢する
押圧ばね37を備えている点で異なるものである。
この構成においても、切換カム35が、第19図に示す
第1の位置に設定されていれば、スイッチ42のアクチ
ュエータ42aは押し込まれた状態に保たれ、第21図
に示す第3の位置に設定されていれば、アクチュエータ
42aは突出した状態に保たれる。第20図に示すよう
に、第2の位置に設定されているときには、週検知レバ
ー32が設定子24の爪片24aに当接しているときに
、伝達レバー33はアクチュエータ42aからの押圧力
により右回りに回転し、日検知レバー31の揺動に伴っ
て伝達レバー33が揺動することになる。一方、週検知
レバー32が爪片24aに当接していないときには、押
圧ばね25のばね力により、週検知レバー32は右回り
に回転し、伝達レバー33を左回りに回転させるように
押圧するから、アクチュエータ42aが押し込まれるの
である。また、第22図に示すように、週検知レバー3
2が爪片24aに接触していなければ、日検知レバー3
1が伝達レバー33とともに回転して、検知アーム31
aの先端部が日ダイアル11に設けた設定子16の爪片
16aに当接できなくなる。
他の構成については、実施例3と同等なので説明を省略
する。
なお、上記各実施例においては、日ダイアル11と週ダ
イアル23とを設けているが、月や年に対応するダイア
ルを設けても同等の技術思想が適用できるものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、各ダイアルの周部にそれぞれ突
出した上記爪片を定位置で検知してスイッチのアクチュ
エータを進退させるスイッチ操作装置を、各ダイアルの
設定子の爪片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと
、いずれか1つのダイアルに設けた設定子の爪片に対応
する検知レバーを押接させる押圧ばねと、各検知レバー
に連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチのアク
チュエータとの間に介装されていて伝達レバーに接触し
て伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達する状態と
伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエータとを
切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成して
いるものであり、押圧ばねが1個のみでよいから、駆動
源のトルクが従来構成に比較して小さくなるのであり、
しかも、クラッチ装置は、タイマ動作をするとき以外は
伝達レバーに対して非接触となるから、切換時に押圧ば
ねのばね力が作用せず、切換操作が小さな力で行えると
いう利点がある。
また、スイッチ操作装置を、各ダイアルの設定子の爪片
にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、各検知レバ
ーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチのア
クチュエータとの間に介装されていて伝達レバーに接触
して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達する状態
と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエータと
を切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成し
、クラッチ装置が伝達レバーに接触する状態では、スイ
ッチにおいてアクチュエータを突出させる向きの力によ
り検知レバーが対応するダイアルに押接するようにして
いる場合には、スイッチのアクチュエータのばね力を利
用して検知レバーを設定子に弾接させるから、押圧ばね
が不要となり、モータのトルクはスイッチのアクチュエ
ータを押圧できる程度の出力があればよいことになる。
さらに、検知レバーのうちの1つを伝達レバーに対して
機械的に結合するようにした場合には、伝達レバーに結
合された検知レバーの支持と伝達レバーの支持とが1つ
の構成部材で実現できるから、構成が簡単になりコスト
の低減につながるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す要部分解斜視図、第2
図は同上の要部平面図、第3図(a)(b)はそれぞれ
同上における切換カムの第1の位置での要部断面図と第
2の位置での要部断面図、第4図ないし第7図は同上の
動作説明図、第8図は本発明の実施例2を示す要部分解
斜視図2第9図ないし第12図は同上の動作説明図、第
13図は本発明の実施例3を示す要部分解斜視図、第1
4図ないし第17図は同上の動作説明図、第18図は本
発明の実施例4を示す要部分解斜視図、第19図ないし
第22図は同上の動作説明図、第23図は従来例を示す
要部斜視図である。 11・・・日ダイアル、16・・・設定子、16a・・
・爪片、23・・・週ダイアル、24・・・設定子、2
4a・・・爪片、30・・・スイッチ操作装置、31・
・・日検知レバー、32・・・週検知レバー、33・・
・伝達レバー34・・・駆動レバー、35・・・切換カ
ム、37・・・押圧ばね、42・・・スイッチ、42a
・・・アクチュエータ。 第2図 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3 図 (b) 9b 第4 図 第5図 17図 第6図 第8図 第9図 第11 図 第10図 第12図 第13図 第15図 第14図 第6図 第17図 第19図 果旧図 t+と 第20図 第21図 第23図 第22図 手続補正書く自発) 昭和63年11月1乙日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに異なる一定周期でそれぞれ回転駆動される
    複数個のダイアルと、各ダイアルの周部にそれぞれ進退
    自在に爪片を突出させることができる複数の設定子と、
    器体内の定位置に配設され接点部を開閉するアクチュエ
    ータが進退自在に突出するスイッチと、各ダイアルの周
    部にそれぞれ突出した上記爪片を定位置で検知して上記
    スイッチのアクチュエータを進退させるスイッチ操作装
    置とを備え、スイッチ操作装置は、各ダイアルの設定子
    の爪片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、いず
    れか1つのダイアルに設けた設定子の爪片に対応する検
    知レバーを押接させる押圧ばねと、各検知レバーに連動
    する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチのアクチュエ
    ータとの間に介装されていて伝達レバーに接触して伝達
    レバーの運動をアクチュエータに伝達する状態と伝達レ
    バーから離れて伝達レバーとアクチュエータとを切り離
    す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成されて成る
    ことを特徴とするタイムスイッチ。
  2. (2)互いに異なる一定周期でそれぞれ回転駆動される
    複数個のダイアルと、各ダイアルの周部にそれぞれ進退
    自在に爪片を突出させることができる複数の設定子と、
    器体内の定位置に配設され接点部を開閉するアクチュエ
    ータが進退自在に突出するスイッチと、各ダイアルの周
    部にそれぞれ突出した上記爪片を定位置で検知して上記
    スイッチのアクチュエータを進退させるスイッチ操作装
    置とを備え、スイッチ操作装置は、各ダイアルの設定子
    の爪片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、各検
    知レバーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッ
    チのアクチュエータとの間に介装されていて伝達レバー
    に接触して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達す
    る状態と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエ
    ータとを切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで
    構成され、クラッチ装置が伝達レバーに接触する状態で
    は、上記スイッチにおいてアクチュエータを突出させる
    向きの力により検知レバーが対応するダイアルに押接す
    ることを特徴とするタイムスイッチ。
  3. (3)互いに異なる一定周期でそれぞれ回転駆動される
    複数個のダイアルと、各ダイアルの周部にそれぞれ進退
    自在に爪片を突出させることができる複数の設定子と、
    器体内の定位置に配設され接点部を開閉するアクチュエ
    ータが進退自在に突出するスイッチと、各ダイアルの周
    部にそれぞれ突出した上記爪片を定位置で検知して上記
    スイッチのアクチュエータを進退させるスイッチ操作装
    置とを備え、スイッチ操作装置は、各ダイアルの設定子
    の爪片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、各検
    知レバーに連動する伝達レバーと、伝達レバーとスイッ
    チのアクチュエータとの間に介装されていて伝達レバー
    に接触して伝達レバーの運動をアクチュエータに伝達す
    る状態と伝達レバーから離れて伝達レバーとアクチュエ
    ータとを切り離す状態とが設定できるクラッチ装置とで
    構成され、検知レバーのうちの1つは伝達レバーに対し
    て機械的に結合され、クラッチ装置が伝達レバーに接触
    する状態では、上記スイッチにおいてアクチュエータを
    突出させる向きの力により検知レバーが対応するダイア
    ルに押接することを特徴とするタイムスイッチ。
  4. (4)互いに異なる一定周期でそれぞれ回転駆動される
    複数個のダイアルと、各ダイアルの周部にそれぞれ進退
    自在に爪片を突出させることができる複数の設定子と、
    器体内の定位置に配設され接点部を開閉するアクチュエ
    ータが進退自在に突出するスイッチと、各ダイアルの周
    部にそれぞれ突出した上記爪片を定位置で検知して上記
    スイッチのアクチュエータを進退させるスイッチ操作装
    置とを備え、スイッチ操作装置は、各ダイアルの設定子
    の爪片にそれぞれ当接する複数個の検知レバーと、いず
    れか1つのダイアルに設けた設定子の爪片に対応する検
    知レバーを押接させる押圧ばねと、各検知レバーに連動
    する伝達レバーと、伝達レバーとスイッチのアクチュエ
    ータとの間に介装されていて伝達レバーに接触して伝達
    レバーの運動をアクチュエータに伝達する状態と伝達レ
    バーから離れて伝達レバーとアクチュエータとを切り離
    す状態とが設定できるクラッチ装置とで構成され、検知
    レバーのうちの1つは伝達レバーに対して機械的に結合
    されて成ることを特徴とするタイムスイッチ。
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