JPH0237566A - 情報信号記録装置及び再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は情報信号記録装置に関し、特に記録媒体上に多
数のトラックを順次形成しつつ主情報信号の記録を行う
装置、更に詳しくは主情報信号以外に付加情報信号を記
録する装置に関するものである。

［従来の技術］ 以下、本明細書に於てはこの種の装置としてヘリカルス
キャン型ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）を例にとって
説明する。

ヘリカルスキャン型ＶＴＲとして従来より１８０’の角
度差をもって設けられた１対の記録再生用回転磁気ヘッ
ドを具えるシリンダに対し２２１０の範囲に亘って磁気
テープを巻付、その内１８０６の範囲にて映像信号を、
３６６の範囲にて時間軸圧縮した音声信号を記録再生す
るタイプのものが知られている。

第５図は上述の如きＶＴＲの記録フォーマット例を示す
図であり、回転磁気ヘットがテープに左側から接触し始
め、ヘリカルトラックを形成する。このヘリカルトラッ
ク中回転角５″分の突入部６が設けられ、この後半部分
の２．０６゜分かＰＣＭデータに同期させる為に設けら
れたクロックランイン部７である。このクロックランイ
ン部７に続いて、２６．３２　”分に時間軸圧縮された
ＰＣＭＣ−オーディオデータがあり、このＰＣＭＣ−オ
ーディオデータに続いて２．０６”分にアフターレコー
ディング時、装置間の差等によって発生する記録位置ず
れに対応するバックマージン部９が設けられ更にＰＣＭ
オーディオデータ部と次の映像信号部との間のガートバ
ンド部ｌＯが有る。次の１８０”部分には映像信号部分
１１が設けられ更に５″分の離間部分１２が設けられて
いる。

この様な記録フォーマットに従って１フイールドの映像
信号は、１つのトラックの映像信号部分１１に記録再生
され、　１／６０秒分のオーディオ信号を時間軸圧縮し
て得たＰＣＭオーディオデータかＰＣＭＣ−データに記
録再生される。

一方上述の如き記録フォーマットに於る映像信号部分１
１を５分割し、それぞれ３６°に分割することで計６セ
グメントのＰＣＭオーディオデータ部を設ける記録フォ
ーマットも提案されている。第６図はこの様なＰＣＭオ
ーディオデータ専用の記録フォーマットについて示した
図である。まず各トラックには６つのセグメント５，１
３，１４，１５，１６．１７が有り、前述の回転ヘッド
の突入部６からガートバンド部ｌＯまでが第１セグメン
ト５てあり、次に同・し構成で突入部１９．クロックラ
ンイン部２０、ＰＣＭＣ−データ１．バックマージン部
２２及びガートバンド部２３かうなる第２セグメントが
設けられている。以下同様で第３〜第６セグメント１４
，１５，１６．１７が形成されている。

この様な記録フォーマットにより、各セグメントに対し
ＰＣＭオーディオデータをそれぞれ独立して記録再生が
出来る。又、フライングイレーズヘットを用いることに
より、希望するセグメントのＰＣＭオーディオ信号を消
去して、再書込みを行うことも可能である。

ところで従来のＶＴＲに於て、頭出し信号タイムスート
、日付等の付加情報は、固定ヘットを宥するＶＴＲでは
ＣＴＬ（トラッキング用コントロール）信号を記録して
いるトラックにＣＴＬ信号と共に記録するのが一般的で
ある。

一方、固定ヘッドを用いることなく上述の如き付加情報
を記録する方法としては、映像信号や音声信号等の主情
報信号を記録する領域以外に付加情報用の記録領域を設
け、この付加情報記録領域に種々の付加情報を記録する
ことが知られている。

また、この付加情報の記録信号形態としてはディジタル
信号、アナログ信号のいずれも提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、付加情報をディジタル信号として記録した場合
には、テープの高速走行時に付加情報を抽出し難いこと
になる。これはヘットとテープとの相対速度が通常の記
録時と変化することによるクロック同期外れに因する。

また、所謂アジマス記録を行ったテープから再生を行う
場合には、回転ヘッドがいくつかのトラックを横断して
しまうことになり付加情報の抽出か更に困難となる。

一方、付加情報をアナログ信号として記録する場合には
、いかなるテープ速度でテープを搬送しても比較的容易
に付加情報の抽出か可能である。しかしながら、付加情
報記録領域としてはそれ程大きな記録領域を用意できな
いのか一般的である。これに伴なってアナログ信号で記
録できる付加情報の情報量は極めて小さいものとなワて
しまっていた。

本発明は上述の如き問題に鑑み、付加情報の記録領域を
大きくとることなく付加情報の情報量としては多くの情
報が記録でき、かつ記録媒体の高速搬送時に於ても必要
な付加情報は抽出可能な情報信号記録装置を提供するこ
とを目的としている。

ｃ問題点を解決するための手段］ かかる目的下に於て本発明によれば記録媒体上に多数の
トラックを順次形成しつつ主情報信号の記録を行う装置
において、前記各トラックに前記主情報信号の記録領域
以外に付加情報信号の記録領域を設け、該付加情報信号
記録領域にデジタル付加情報信号とアナログ付加情報信
号とを岡波数多重して記録する構成とした。

［作用］ 上述の如く構成することにより、多くの付加情報がディ
ジタル付加情報信号として記録できると共に、記録媒体
の高速搬送時に抽出する必要のある付加情報はアナログ
付加情報信号として記録することによりその抽出を容易
とすることかできた。

［実施例］ 以下、本発明をＶＴＲに適用した実施例について図面を
参照して詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの概略構成を
示す図であり、図中映像信号は入力端子２４と出力端子
２５とを介して映像信号処理回路１に入出力され、この
映像信号処理回路１の出力する記録映像信号が切換スイ
ッチ３ａ、３ｂのＸ端子に接続される。又ＰＣＭオーデ
ィオ信号の入力端子２６と出力端子２７とはＰＣＭ信号
処理回路２に接続され、このＰＣＭ信号処理回路２の出
力するオーディオ記録信号は切換スイッチ３ａ、３ｂの
Ｙ端子に接続される。一方、システムコントロール回路
１９は操作スイッチ１８の状態を読取り、ＶＴＲ全体を
制御すると共にコート信号発生回路２０に所要のデータ
を供給する。該回路２０はデジタルデータにすべき付加
情報として曲番号、インデックス、タイムコード等の付
加情報を発生する回路でシステムコントロール回路１９
は前記付加情報をｆ６発生回路２１とデジタルデータ発
生器２２に送る。

ｆ６発生回路２１は前記付加情報中テープを高速走行さ
せる際に読出す必要性の高い頭出し用インデックス情報
等のデータに応じて所定の周波数ｆ６のアナログパイロ
ット信号（以下単にｆ６信号と称する）を発生する。他
方デジタルデータ発生器２２は上記頭出し用インデック
ス情報１曲番号、タイムコードな含む全ての付加情報が
含まれるデジタルデータ信号を出力する。

このｆ８信号はデジタルデータ信号とは加算回路２３て
周波数多重され、切換スイッチ３ａ、３ｂのＺ端子に入
力される。ここで、この切換スイッチ３ａ、３ｂの動作
タイミングについて第２図のタイミングチャートを用い
て説明する。第２図（ａ）は映像信号の記録タイミンク
を示すもので、第２図（ａ）に示す信号がハイレベルの
時には回転ヘッド１１．ローレベルの時には回転ヘッド
１２により映像信号の記録か行われる。即ち第２図（ａ
）に於てａで示す期間スイッチ３ａがＸに接続され、ｂ
で示す期間スイッチ３ｂかＸに接続される。また第２図
（ｂ）はＰＣＭオーディオ信号の記録タイミングを示す
もので、第２図（ｂ）に示す信号がハイレベルの期間回
転ヘッド１１または１２によってＰＣＭオーディオ信号
の記録が行われる。第２図（ｂ）に於てａで示す期間は
スイッチ３ａがＹに接続され、ｂで示す期間はスイッチ
３ｂがＹに接続される。更に、第２図（ｃ）に示す信号
がハイレベルの期間のうちａで示す期間はスイッチ３ａ
がＺに接続され、ｂで示す期間はスイッチ３ｂがＺに接
続される。尚、スイッチ３ａ、３ｂに於て第２図（ａ）
。

（ｂ）、（Ｃ）に示した各信号の記録期間以外の期間は
各スイッチの接続は任意の端子に接続する構成とするこ
とも、接地する構成とすることも可能である。尚、これ
らスイッチ３ａ、３ｂの制御はタイミング発生回路１７
からのタイミング制御信号ａ、ｂに従って行われる。

切換スイッチ３ａ、３ｂからの出力信号は加算回路３２
ａ、３２ｂに供給され、ここでパイロット信号発生回路
３１からの周知の４周波方式に従うトラッキング制御用
パイロット信号ｆ　＋、　ｆ　２．　ｆ　３．　ｆ　４
．が選択的に加算された後、互いに１８０°の位相差を
もって設けられた回転磁気ヘッド１１．１２に供給され
る。第２図（ｄ）はヘッド１１により記録される信号を
示している。

再生時にはシステムコントロール回路１９の出力に従っ
て切換スイッチ１０かＰ側に切換られ、ヘッド１１．１
２の再生信号は再生アンプ８．９を介して切換スイッチ
５ａ、５ｂ。

５ｃ、Ｓｄ、５ｅに入力する。タイミング発生回路１７
からのスイッチングパルスＣにより、切換スイッチ５ａ
は再生アンプ８．９の出力を切換て出力する。このスイ
ッチ５ａは第２図（ａ）のタイミングに従って再生映像
信号を映像信号処理回路ｌに供給する。これに伴って出
力端子２５から元の信号形態の再生映像信号を得る。ま
た、スイッチ５ｂ、５ｃはタイミング発生回路１７から
のスイッチングパルスｄ、ｅに従い、第２図（ｂ）に従
うタイミングで夫々オンされ、オンされている期間に各
ヘット１１．１２から再生されるＰＣＭオーディオ信号
をＰＣＭｍ号処理回路２に供給する。これに伴って出力
端子２７から元のアナログオーディオ信号が出力される
。また、同様にスイッチ５ｄ、５ｅはタイミング発生回
路１７からのスイッチングパルスｆ１ｇに従いオンされ
２第２図（ｃ）に従うタイミングで周波数多重された付
加情報信号をｆ、分離回路２４．デジタルデータ処理回
路２５に供給する。

ｆ６分離回路２４とデジタルデータ処理回路２５からの
付加情報信号はそれぞれシステムコントロール回路１９
に入力され、曲番号、インデックス、タイムコート、頭
出しの情報として処理される。すなわち、上述の各付加
情報データに従ってシステムコントロール回路１９はキ
ャプスタン制御回路３３等の動作を制御し、公知のイン
デックススキャン再生１頭出し等の機能を実現する。

キャプスタン制御回路３３は再生アンプ８゜９の出力信
号中のパイロット信号ｆ　１．　ｆ　ｌ　ｆ　ｘｆ４．
を用いて、周知の４周波方式に従うトラッキング制御を
行う。またタイミング発生回路１７のＥ端子からは消去
用信号が発生されており、この消去用信号は消去アンプ
１５を介して回転消去へラド１３に供給され、テープ上
の信号の消去を行う、また１４はヘット１１゜１２が取
付けられている回転シリンダの回転位相を検出し、映像
信号に対する記録再生ヘッドの切換タイミングに同期し
たパルス（第２図（ａ）に示す）を出力する。このパル
スはアンプ１６を介してタイミング発生回路１７に供給
され、全てのタイミングパルスの基準位相となる。

第３図は上述の実施例のＶＴＲに於る記録信号の周波数
アロケーションを示す図で、図中（Ａ）は映像信号記録
部分１１に於る記録信号、（Ｂ）は付加情報信号記録部
分となるガードハンド部１０に於る記録信号の周波数ア
ロケーションを示す図である。（Ａ）については周知の
ものであるので説明を省略する。（Ｂ）に示す様にｆ６
信号の周波数ｆ６は低域変換色信号より低く、かつ４周
波方式に従うパイロット信号より高く設定しており、こ
れに伴いｆ６信号はアジマス角の差に関係なく再生可能
となり、テープを極めて高速で搬送させた場合に於ても
充分検出可能となる。またディジタルデータ発生回路２
２が発生する信号の周波数スペクトラムはｆ６信号の周
波数以上の周波数域に配される様定められている。

上記実施例のＶＴＲは第６図に示す如き６チヤンネルの
ＰＣＭオーディオ信号を記録するフォーマットに従う記
録を行う機能を有する。この６チヤンネルＰＣＭオーデ
ィオ記録モードと通常のモードとの切換は操作スイッチ
１８の操作によりシステムコントロール回路１９を制御
することによって実現する。即ち、システムコントロー
ル回路は第４図に示す如き記録パターンに従って記録が
行える様スイッチ５ａ。

５ｂ、５ｃ、ｓｄ、５ｅを制御する。第４図のフォーマ
ットに於ては第６図のフォーマットに於るガートバンド
部ｌＯをクロックランイン部３４とデータ部３５に分は
前述のデジタル付加情報データをデータ部３５に記録す
ると共に、ｆ６信号をクロックランイン部３４とデータ
部３５の双方に多重する。また、これは各セグメントに
ついて夫々行われ、これに伴って各チャンネルのＰＣＭ
オーディオ信号の夫々について付加情報を記録したこと
になる。

上述の如き実施例のＶＴＲにあっては、テーブを極めて
高速で搬送させた場合においてもｆ６信号により、付加
情報を読み出すことが可能て、頭出し、インデックスス
キャン等の機能を実現することかできる。また、タイム
スート、曲番号等を記録したい場合にもデジタル付加情
報データにより記録することができる。

［発明の効果］ 以上説明した様に本発明の情報信号記録装置によれば、
付加情報の記録領域を大きくとることなく付加情報の情
報量としては多くの情報が記録でき、かつ記録媒体の高
速搬送時に於ても必要な付加情報を抽出可能とすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの概略構成を
示す図、 第２図は第１図のＶＴＲの動作タイミングを示すタイミ
ングチャート。 第３図は第１図のＶＴＲによる記録信号の周波数アロケ
ーションを示す図、 第４図は第１図のＶＴＲによる記録フォーマットの他の
例を示す図。 第５図、第６図は夫々従来のＶＴＲの記録フォーマット
を示す図である。 図中１は主情報としての映像信号処理回路、２は同じく
主情報としてのＰＣＭオーディオ信号の処理回路、２１
はアナログ付加情報信号としてのｆ６信号発生回路、２
２はデジタル付加情報信号としてのデジタルデータ発生
回路、２３は周波数多重を行う加算回路、３ａ。 ３ｂ、５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ、５ｅは夫々スイッチで
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録媒体上に多数のトラックを順次形成し つつ主情報信号の記録を行う装置であって、前記各トラ
   ックに前記主情報信号の記録領域以外に付加情報信号の
   記録領域を設け、該付加情報信号記録領域にデジタル付
   加情報信号とアナログ付加情報信号とを周波数多重して
   記録することを特徴とする情報信号記録装 置。