JPH0237456A - パスワード交換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データの機密保護手段に利用する。

特に、データアクセスに際して行われるパスワードの交
換手段に関する。

〔概要〕

本発明は、データアクセスを許可または禁止する機密保
護手段において、 本人確認時に、本人の音声の特徴を利用することにより
、 パスワードの漏洩による不正なデータアクセスを排除す
ることができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来例方式は、４桁の数値などの暗証番号をキーボード
入力し、センタで照合し、アクセスの可否を判定してい
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例方式では、番号などをキーボード入力
するので、入力中や伝送中にパスワードが漏洩する危険
が高く、また、番号が簡単であったり同じパスワードを
使用しつづけると、他人に不正に利用されやすい欠点が
ある。また、暗証するパスワードを複雑にすると、パス
ワードが覚えにくくなる欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、個人の音声
の特徴を照合する手段を有するパスワード交換方式を提
供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、アクセス要求を発行する入力手段を有する端
末と、この端末からアクセス要求された内容の実現を許
可または禁止する判定を行う照合手段を有するセンタノ
ードとを備えたパスワード交換方式において、上記セン
タノードは、上記端末からのアクセス要求に応じてラン
ダムな文字列を生成する文字列生成手段を有し、上記端
末は、上記センタノードから到来した上記文字列を可視
表示し、この表示内容に基づき利用者が読み上げる音声
を入力する音声入力手段と、この音声入力手段に入力さ
れた音声の周波数分布を含む音声パスワード情報を生成
する音声信号変換手段とを有し、上記センタノードは、
あらかじめ登録された利用者の音声の周波数分布を含む
情報を用いて上記文字列生成手段で生成した文字列に相
当の音声パスワード情報を生成する音声用パスワード発
生手段を有し、上記照合手段は、上記音声信号変換手段
で生成された音声パスワード情報と上記音声用パスワー
ド発生手段で生成された音声パスワード情報との一致を
判定基準とする構成であることを特徴とする。

〔作用〕

端末からのアクセス要求に応じてセンタノードはランダ
ムなパスワードを端末に送出する。表示されたパスワー
ドを見て音声を入力する。この音声の特徴がセンタノー
ドで確Ｓ忍されてテ°−タアクセスの可否が判定される
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第１
図はこの実施例の構成を示すブロック構成図である。第
２図は端末とセンタノードとの間で交換される情報を示
す図である。

まず、この実施例の構成を第１図に基づき説明する。こ
の実施例は、アクセス要求を発行する入力手段３を有す
る端末１と、この端末１からアクセス要求された内容の
実現を許可または禁止する判定を行う照合手段７を有す
るセンタノード２とを備え、ここで、センタノード２は
、端末１からのアクセス要求に応じてランダムな文字列
を生成する文字列生成手段である口座情報蓄積手段８を
有し、端末１は、センタノード２から到来した上記文字
列を可視表示し、この表示内容に基づき利用者が読み上
げる音声を入力する音声入力手段５と、この音声入力手
段５に入力された音声の周波数分布を含む音声パスワー
ド情報を生成する音声信号変換手段６とを有し、センタ
ノード２は、あらかじめ登録された利用者の音声の周波
数分布を含む情報を用いて上記文字列生成手段で生成し
た文字列に相当の音声パスワード情報を生成する音声用
パスワード発生手段９を有し、照合手段７は、音声信号
変換手段６で生成された音声パスワード情報と音声用パ
スワード発生手段９で生成された音声パスワード情報と
の一致を判定基準とする構成である。

次に、この実施例の動作を第１図および第２図に基づき
説明する。

データアクセスの要求者はキーボードなどの入力手段３
から規定された手順に基づき口座名などのアクセス要求
を入力し、センタノード２へ送出する（ステップＳＬ）
。

アクセス要求を受けたセンタノード２では、照合手段７
が口座情報蓄積手段８にアクセス要求の正当性を照会し
、その応答が正当であった場合に、照合手段７は音声用
パスワード発生手段９にパスワードを要求する。音声用
パスワード発生手段９はランダムな英数値や仮名の組み
合わせを発生させ、これを音声用パスワードとして照合
手段７に渡す。照合手段７はいったんこれを記憶し、さ
らに、端末１に送出して音声パスワードの入力を促す（
ステップＳ２）。

音声用パスワードを受は取った端末１では、表示手段４
に音声パスワードの入力要求が表示されるので、データ
アクセス要求者はその表示に従い音声入力手段５を用い
て音声パスワードを入力する。入力された音声パスワー
ドは音声入力手段５から音声信号変換手段６に渡され、
音声信号変換手段６は入力された音声の周波数分布など
の情報をディジタル符号化し、センタノード２へ送出す
る（ステップＳ３）。

センタノード２へ送られた符号化音声情報は照合手段７
でいったん記憶され、照合手段７は以前に音声用パスワ
ード発生手段９から受は取って記憶してあった音声用パ
スワードを口座情報蓄積手段８に照会して音声用パスワ
ードに対応する符号化音声情報を受は取り、これと端末
１から送られてきた符号化音声情報とを比較して一致し
た場合にアクセス許可を端末１へ送出する（ステップＳ
４）。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、センタノードで生成さ
れたランダムなパスワードを端末に送出し、そのパスワ
ードに対応する音声を入力して符号化音声情報としてセ
ンタノードに送り返し、各個人の声の特徴の比較でデー
タアクセスの可否を判定するので、パスワードの漏洩な
どによる他人の不正なデータアクセスを排除できる効果
がある。

また、パスワードを暗証する必要がないので、パスワー
ドを忘れてしまってデータアクセスできなくなる事態を
防げる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は本発明実施例の動作を示す情報伝達状態図。 １・・・端末、２・・・センタノード、３・・・入力手
段、４・・・表示手段、５・・・音声入力手段、６・・
・音声信号変換手段、７・・・照合手段、８・・・口座
情報蓄積手段、９・・・音声用パスワード発生手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アクセス要求を発行する入力手段を有する端末と、
   この端末からアクセス要求された内容の実現を許可また
   は禁止する判定を行う照合手段を有するセンタノードと
   を備えたパスワード交換方式において、 上記センタノードは、上記端末からのアクセス要求に応
   じてランダムな文字列を生成する文字列生成手段を有し
   、 上記端末は、上記センタノードから到来した上記文字列
   を可視表示し、この表示内容に基づき利用者が読み上げ
   る音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手段に
   入力された音声の周波数分布を含む音声パスワード情報
   を生成する音声信号変換手段とを有し、 上記センタノードは、あらかじめ登録された利用者の音
   声の周波数分布を含む情報を用いて上記文字列生成手段
   で生成した文字列に相当の音声パスワード情報を生成す
   る音声用パスワード発生手段を有し、 上記照合手段は、上記音声信号変換手段で生成された音
   声パスワード情報と上記音声用パスワード発生手段で生
   成された音声パスワード情報との一致を判定基準とする
   構成である ことを特徴とするパスワード交換方式。