JPH0237334Y2 - - Google Patents

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JPH0237334Y2
JPH0237334Y2 JP6004786U JP6004786U JPH0237334Y2 JP H0237334 Y2 JPH0237334 Y2 JP H0237334Y2 JP 6004786 U JP6004786 U JP 6004786U JP 6004786 U JP6004786 U JP 6004786U JP H0237334 Y2 JPH0237334 Y2 JP H0237334Y2
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JP
Japan
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port
valve body
ports
gate valve
valve mechanism
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JP6004786U
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JPS62170869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はゲートバルブ機構、特に農業用水等の
ダムに使用され、水温等の関係から複数設けられ
たポートを選択使用する形式のゲートバルブ機構
に関する。
〔考案の背景〕
従来、この種のゲートバルブ機構は、複数個の
ポートに対して、各別に弁体を設けた形式のもの
となつており、その各弁体を目的に応じて各スピ
ンドルを操作し、開閉するものとなつている。
しかしながら、この従来のゲートバルブ機構に
あつては、各ポートごとにバルブ開閉の操作機構
を用意しなければならず、故障発生率やメンテナ
ンスで不利となり、複数機構を操作するため作業
が困難で誤動作も多く、設置スペースや諸々の経
済性のうえで不利な点が多かつたものである。
〔考案の目的〕
本考案は、上記した従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、かかる問題点を解消して、複
数個のポートに対して一つの弁体及び操作機構で
対応し、操作性を向上するとともに、故障率やメ
ンテナンスを有利なものとし、設置スペースや経
済性を良好なものとし、更に、水深と対応して、
選択するポートの間隔を小さくすることも可能と
したゲートバルブ機構を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、上下方
向に一定間隔を隔てて千鳥配置された複数個のポ
ートと摺接し、単一のスピンドルで上下動する弁
体に、前記各ポートと対応して千鳥状に配置さ
れ、順次各ストロークごとの上下幅を有する流通
口を開口し、前記各ポートの開閉を選択可能とし
たことを特徴とする。
かかる構造とすることにより、複数個のポート
に対して、一つの弁体及び操作機構で対応するこ
とができ、操作性を向上させ、故障率やメンテナ
ンスを有利なものとし、設置スペースや経済性も
良好なものとし、更に、水深に対してポートの間
隔を小さくして選択範囲を細かくすることも可能
とすることができるのである。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の実施の一例を図面を参照して説
明する。
図中1はスタンドであり、このスタンド1の上
方には開度計2を備え、ハンドル3で操作される
ベベルギア式の手動式の駆動部4が設けられてい
る。
この駆動部4には、前記スタンド1内を挿通し
て下方に延び、上下動するスピンドル5が装着さ
れ、このスピンドル5は途中で振れ止めガイド6
に設けられた小パイプ7内を貫通して、下端に弁
体8を固定している。
この弁体8は、その左右両縁をガイド9,9…
で支持され、四箇所に流通口10,10a,10
b,10cが開口されている。
この流通口10,10a,10b,10cは順
次10と10bが直線上に、又、10aと10c
を直線上に列設した千鳥状配置となつており、そ
の上下幅は作動ストロークによつて4:3:2:
1の割合で構成されている。
この弁体8は、一定間隔を隔てて千鳥状に形成
された四つのポート11,11a,11b,11
cの構成面と摺接するものとなり、ポート11は
流通口10のワンストローク分、11aは10a
に対しツーストローク分、11bは10bに対し
スリーストローク分、11cはフオーストローク
分上方となるよう配置されている。
本考案に係るゲートバルブ機構は上記のように
構成されている。即ち、このゲートバルブ機構は
ワンストローク弁体を引き上げることができ、第
4B図に示すように、ポート11のみが流通口1
0によつて開き、ツーストロークでポート11に
加えて11aも流通口10aによつて開き、スリ
ーストロークでポート11bも、フオーストロー
クでポート11cも開き、全開状態となるものと
なつている。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、複数個のポ
ートに対して、一つの弁体及び操作機構で対応す
ることが可能となり、操作性が向上して、故障率
やメンテナンスが有利となつて、設置スペースや
製作費用等の経済性も良好なものとなつている。
又、ポートを千鳥状に配置して流通口もそれに対
応するものとしているので、各ポート間の間隔を
小さくすることができ、水深に対して細かなスト
ロークで選択取水ができるものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したゲートバルブ機構の
部分省略した概略正面図、第2図は同概略側断面
図、第3図は同設置状態を示す概略側面図、第4
A図乃至第4E図は各ポートの開閉作動状態を示
す概略機構図である。 5……スピンドル、8……弁体、10,10
a,10b,10c……流通口、11,11a,
11b,11c……ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に一定間隔を隔てて千鳥配置された複
    数個のポートと摺接し、単一のスピンドルで上下
    動する弁体に、前記各ポートと対応して千鳥状に
    配置され、順次各ストロークごとの上下幅を有す
    る流通口を開口し、前記各ポートの開閉を選択可
    能としたことを特徴とするゲートバルブ機構。
JP6004786U 1986-04-21 1986-04-21 Expired JPH0237334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6004786U JPH0237334Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JP6004786U JPH0237334Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170869U JPS62170869U (ja) 1987-10-29
JPH0237334Y2 true JPH0237334Y2 (ja) 1990-10-09

Family

ID=30892110

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JP6004786U Expired JPH0237334Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JPS62170869U (ja) 1987-10-29

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