JPH023691A - 第四アンモニウムホスフェートおよびその製造方法 - Google Patents

第四アンモニウムホスフェートおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH023691A
JPH023691A JP1052744A JP5274489A JPH023691A JP H023691 A JPH023691 A JP H023691A JP 1052744 A JP1052744 A JP 1052744A JP 5274489 A JP5274489 A JP 5274489A JP H023691 A JPH023691 A JP H023691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
carbon atoms
unsubstituted
substituted
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1052744A
Other languages
English (en)
Inventor
Gunter Uphues
ギュンター・ウフュース
Uwe Ploog
ウヴェ・プローク
Wolfgang Becker
ヴォルフガング・ベッカー
Irmhild Goebel
イルムイルト・ゲーベル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Henkel AG and Co KGaA
Original Assignee
Henkel AG and Co KGaA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Henkel AG and Co KGaA filed Critical Henkel AG and Co KGaA
Publication of JPH023691A publication Critical patent/JPH023691A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/91Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G63/914Polymers modified by chemical after-treatment derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/685Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen
    • C08G63/6854Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/507Polyesters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、アミノ基を有するポリエステル系の第四アン
モニウムホスフェートおよびその製造方法ならびにそれ
を含んでなる繊維製品用帯電防止剤に関する。
[従来の技術1 繊維製品の加工中または使用中における静電気の帯電を
防止するために、数多くの帯電防止剤が知られている。
例えば、[メリアント・テクスティルベリヒテ(Mel
liand Textilberichte)J (1
979年)、第263号には、帯電防止剤として、第四
アンモニウムメトスルフェート、アンモニウムクロライ
ドおよびアンモニウムアルキルホスフェートが記載され
ている。しかしながら、そのようなアンモニウムメトス
ルフェートおよびアンモニウムクロライドの熱安定性は
、満足できないことが多い。特にクロライドは、装置の
金属部分の腐食を促進する。特筆すべき不利益は、アン
モニウムメトスルフェートの製造に、健康を害するおそ
れのある物質であるジメチルスルフェートが使用される
ことである。アンモニウムアルキルホスフェートは、空
気中の湿分が少ない場合、帯電防止効果を全くまたは極
く僅かにしか示さない。
米国特許筒3 082 227号により、式:C式中、
Rは炭素数が少なくとも7の脂肪族または脂環式基、R
″およびR′″は炭素数1〜3のアルキル基または炭素
数2〜3のモノヒドロキシアルキル基 Rl l 1は
炭素数2〜3のモノヒドロキシアルキル基、およびYは
無機酸のアニオンを表す。〕 で示される帯電防止効果を有する第四アンモニウム塩が
知られている。特に無機強酸の塩は腐食を促進する。
[発明の目的1 本発明の目的は、空気中の湿分に依存せずに高度の帯電
防止効果を示し、熱安定性の高い帯電防止剤を開発する
ことにある。更に、この帯電防止剤は、健康を害するお
それのある物質の不存在下に、容易に入手できる出発物
質から簡単な方法で製造することができ、容易に取り扱
うことができなければならず、金属表面に腐食効果を示
してはならない。
[発明の開示] 開発すべき帯電防止剤についての高度の要求は、本発明
のアミノ基を有するポリエステル系の第四アンモニウム
ホスフェートによって達成される。
本発明は、 (a)式:  HOOC−R−COOH(I)〔式中、
Rは、置換または未置換の炭素数1〜10の脂肪族、脂
環式または芳香族基を表す。〕で示されるジカルボン酸
と、 〔式中、Rsは、直鎖状または分校状で置換または未置
換の炭素数1〜20の飽和または不飽和アルキル基、R
1およびR2は同じまたは異なってHまたはCH,、お
よび、mおよびnは1〜20の数を表し、mとnの合計
が2〜30である。〕で示されるアルコキシル化第三ア
ミンとを、得られるポリエステルの重合度が2〜50と
なるように反応させ、 (b)得られたアミノ基を有するポリエステルを、水の
存在下、50〜80°Cで、式: %式%() [) 〔式中、R1は、直鎖状または分校状で置換または未置
換の炭素数6〜22の飽和または不飽和アルキル基、お
よびAは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。〕 で示されるモノ及び/又はジアルキル燐酸エステルと混
合し、 (C)それを、炭素数2〜4のアルキレンオキシドと、
1〜5バールの圧力および80〜100°Cの温度で、
第四アミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個の
アルキレンオキシド基を有するように反応させて得られ
る第四アンモニウムホスフェートである。
本発明のアンモニウムホスフェートは、好ましくは、ジ
カルボン酸(I)とアルコキシル化された第三アミン(
■)〔式中 R3は、直鎖状または分校状で置換または
未置換の炭素数6〜20の飽和または不飽和アルキル基
を表す。〕とを反応させ、次に、モノアルキル燐酸エス
テル(I[[a)及び/又はジアルキル燐酸エステル(
II[b)C式中、R4は、直鎖状または分校状で置換
または未置換の炭素数8〜18の飽和アルキル基もしく
は直鎖状または分校状で置換または未置換の炭素数18
〜22の不飽和アルキル基、およびAはエチレン及び/
又はイソプロピレン基を表す。〕と混合することにより
得られるアミノ基を有するポリエステルから誘導される
。ポリアルキルエーテル鎖に1〜5個のエチレンオキシ
ド及び/又はプロピレンオキシド基を有する第四アンモ
ニウムホスフェートが特に好ましい。
本発明の別の要旨は、 式:  HOOC−R−COOH(I)〔式中、Rは、
置換または未置換の炭素数1〜10の脂肪族、脂環式ま
たは芳香族基を表す。〕で示されるジカルボン酸と 〔式中、R3は、直鎖状または分枝状で置換または未置
換の炭素数1〜20の飽和または不飽和アルキル基 R
1およびR2は同じまたは異なってHまたはCHl、お
よび、mおよびnは1〜20の数を表し、mとnの合計
が2〜30である。〕で示されるアルコキシル化第三ア
ミンとの反応により得られるアミノ基を有する重合度2
〜50のポリエステルを、水の存在下、50〜80℃で
、式: %式%([) 〔式中、R4は、直鎖状または分校状で置換または未置
換の炭素数6〜22の飽和または不飽和アルキル基、お
よびAは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。〕 で示されるモノ及び/又はジアルキル燐酸エステルと混
合し、それを、炭素数2〜4のアルキレンオキシドと、
1〜5バールの圧力および80〜100℃の温度で、第
四アミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個のア
ルキレンオキシド基を有するように反応させることを特
徴とする第四アンモニウムホスフェートの製造方法であ
る。
本発明のアンモニウムホスフェートの製造に必要なアミ
ノ基を有するポリエステルは、西ドイツ公開特許第30
 32 216号に記載されているように、要すれば反
応副生物の共沸除去のために非水混和性の有機溶媒、例
えばキシレンまたはトルエンの存在下に、雰囲気中の酸
素を排除して、180〜260°Cの温度で、アルコキ
シル化第三アミン(II)とジカルボン酸(1)とを縮
合させることにより得られる。反応は、水および溶媒を
含まない反応混合物の酸価がlOより低くなったときに
終了する。アミノ基を有するポリエステルの重合度は、
アルコキシル化第三アミン(II) 1モル当たり0.
8〜1.1モルのジカルボン酸(I)が使用された場合
、2〜50である。
ジカルボン酸(I)として、置換されていることもある
脂肪族、脂環式及び/又は芳香族ジカルボン酸、例えば
、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、ヒドロ
キシマロン酸、リンゴ酸、クロロエタンジカルボン酸、
シュウ酸及び/又はテレフタル酸が考えられる。シュウ
酸を使用する場合、式(I)中のRは存在しない。特に
好適な脂肪族ジカルボン酸は、アジピン酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸及び/又はセバシン酸のよ
うな炭素数6〜lOの酸である。遊離酸の代わりに、こ
れらの酸の誘導体(たとえば無水物、ハロゲン化物、ジ
メチルエステル)の等モル量を使用して同じ結果を得る
こともできる。しかしながら、遊離ジカルボン酸が好ま
しく用いられる。
アミノ基を有するポリエステルの製造に用いられるアル
コキシル化第三アミン(If)は、第一アルキル及び/
又はアルケニルアミン、例えば、メチルアミン、エチル
アミン、ブチルアミン、オクチルアミン、デシルアミン
、ドデシルアミン、セチルアミン、オレイルアミン、リ
ルイルアミン、コシニルアミン、ステアリルアミンから
誘導される。ヤシ油または獣脂から製造されるアルキル
アミンが好ましい。この場合、式(I[)中のR3は、
ヤシ油または獣脂から誘導される基を表す。アルキル及
び/又はアルケニルアミンは、エチレンオキシド及び/
又はプロピレンオキシドを用いて、既知の方法により、
130〜180’oの温度でアルコキシル化される。ア
ルコキシル化度は、広範囲に変動することができ、2〜
30の値(mとnの合計)となる。
アミノ基を有するポリエステル系の第四アンモニウムホ
スフェートの製造に必要なモノアルキル燐酸エステル(
Illa)及び/又はジアルキル燐酸エステル(mb)
も、文献から既知の方法により得ることができる。燐酸
エステルを製造するために、直鎖状または分校状で置換
または未置換の、好ましくはアルコキシル化された炭素
数6〜22の飽和または不飽和アルコール及び/又はそ
のアルコキシレートが被処理化合物として使用される。
直鎖状または分校状で置換または未置換の、理想的には
アルコキシル化されている炭素数8〜18の飽和アルコ
キシルまたは、直鎖状または分校状で置換または未置換
の、理想的にはアルコキシル化されている炭素数18〜
22の不飽和アルコール、例えば、2−エチルヘキサノ
ール、n−オクタツール、イソノニル、デシル、ドデシ
ル、イントリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オ
クタデシル、オクタデセニル、エイコセニルおよびトコ
セニルアルコール、ならびに1〜10モルのエチレン及
び/又はプロピレンオキシドと反応した相当するアルコ
ールが好ましく使用される。アルコールの燐酸化反応は
、既知の方法により行い、例えば、3モルのアルコール
と1モルのPzOsを50〜80℃の温度で反応させる
。次に、加水分解するために、ポリ燐酸化合物を90〜
100°0で水により数時間処理する。
本発明の第四アンモニウムホスフェ−トラ製造するため
に、アミノ基を有するポリエステルlアミン当量あたり
l−1,111当量の燐酸部分エステルを用いて、アミ
ノ基を有するポリエステル、モノ及び/又はジアルキル
燐酸エステル、水および任意に添加される極性有機溶媒
の混合物を調製する。極性有機溶媒として、炭素数1〜
6の脂肪族アルコール、例えば、メタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタノ
ーノ呟n−ヘキサノール、エチレングリコール、プロピ
レングリコール及び/又はヘキシレングリコールが、水
対極性有機溶媒の容量比10:1〜l:4で使用される
。水の量、および場合によっては極性有機溶媒と組み合
わせた量は、好ましくは、生成物中の第四アンモニウム
ホスフェートの量が30〜80重量%となるように調節
される。
アミノ基を有するポリエステル、モノ及び/又はジアル
キル燐酸エステル、水および任意に添加される極性有機
溶媒を含むこれらの混合物に、既知の方法により、1〜
5バールの圧力および80〜IOθ℃の温度で、第四ア
ミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個のアルキ
レンオキシド基を有するように、炭素数2〜4のアルキ
レンオキシドを導入する。好ましくは、エチレンオキシ
ド及び/又はプロピレンオキシドを用いて、ポリアルキ
ルエーテル鎖が1〜5個のアルキレンオキシド基を有す
るように反応を行う。
本発明の方法により高収率で得ることのできるアミノ基
を有するポリエステル系の第四アンモニウムホスフェー
トは、ゲル形成を伴わずに水と混和することのできる粘
度の低い黄色ないし淡褐色の液体である。これは、空気
中の湿分とはほとんど無関係に繊維製品に対して高度の
帯電防止効果を示し、金属表面を腐食させず、熱安定性
が高い。
アミノ基を有するポリエステル系の第四アンモニウムホ
スフェートからなる繊維製品の帯電防止剤も本発明の要
旨である。
「繊維製品」という用語は、天然繊維、例えば綿、羊毛
及び/又はレーヨンステープル繊維、合成繊維、例えば
ポリアクリロニトリル、ポリエステル、ポリアミド、ト
リアセテート、ポリエチレン及び/又はポリプロピレン
、および、天然繊維と合成繊維の混紡物の製品を含む。
繊維製品は、フロック、粗糸、編糸、織糸、縫糸、織物
または不織布であってよい。繊維製品は、漂白していな
い、漂白したまたは着色したものであってよい。
糸に関しては、フィラメント糸とファイバー糸の両方で
あってよい。
本発明の第四アンモニウムホスフェートは、通常の装置
を用いて繊維製品に適用される。引き出し法による、例
えば着色装置を用いた適用は、溶液比l:5〜l:40
、pH3,0〜8.0、および帯電防止活性物質の重量
が1〜5重量%である温度25〜80℃の水溶液から行
われる。第四アンモニウムホスフェートは、強制的適用
法により、例えば、合成フィラメント糸の製造に通常用
いられる投与ポンプ系を介するフラール法(foula
rding)またはガレラテン法(galetten)
により、あるいは噴霧法により、繊維製品に適用するこ
ともできる。フラール法においては、所望の絞出し効果
または所望の被覆量により、活性物質含量100%とし
てl〜50g/Qの濃度で地理を行う。
[実施例] 第四アンモニウムホスフェートの製造 製造例A ステアリルアミン−5EO(エチレンオキシド5モル付
加物)とアジピン酸(モル比l:1)から得られたポリ
エステル524.0g(0,74アミン当量)を、水2
00.0gおよびモノ及びジー2−エチルヘキシル燐酸
エステル混合物(重量比4:3)l I 4.7g(0
,74酸当量)と−緒i:50’Orオートクレーブに
仕込み、3.5バールの圧力および85℃の温度でエチ
レンオキシド162.3g(3,69モル)と4時間反
応させた。
粘度が中くらいで水で容易に希釈することができる透明
な黄色液体998gを得た。
製造例B 製造例Aの条件下に、コシニルアミン−2EOとアジピ
ン酸(モル比1:1)から得られたポリエステル419
.0g(102アミン当量)、水2゜010gおよび燐
酸エステル混合物157.2g(1゜02酸当量)を、
エチレンオキシド223.8g(5゜08モル)と反応
させた。
粘度が中くらいで水で容易に希釈することができる透明
な黄色液体994gを得た。
椛! 1、引き出し法による適用 液体比l:20で、ポリエステルおよびポリアクリルニ
トリル繊維の試料を、製造例AおよびBで得られた第四
アンモニウムホスフェートをそれぞれ繊維製品に対して
3重量%含む水溶液に40〜45°Cで20分間浸漬し
た。その後、これを紡ぎ、120℃で3分間乾燥させた
繊維試料を、温度22°Cおよび相対湿度62〜65%
の環境(環境I)および温度23℃および相対湿度25
%の環境(環境■)にさらし、以下のような試験を行っ
I;。
(a)静電電圧計(摩擦帯電を測定)を用いて、電界半
値減衰時間(F 1eld Half−value D
ecayTime:FHT)を測定した。FHTは、ス
チール摩擦直後に測定した電荷が半分に減少する時間(
秒)である。
(b) シーメンス電極を用いてテラオーム計で表面電
気抵抗(Ohms)を測定した。
評価基準 ++十非常に良好 十十良好 +満足できる 0十分 不十分 結果 0〜0.3 0.3〜1.0 1.0〜2.0 2.0〜3.0 〉3.0 IXIO’〜lXl0’ lXl0”−IXIO” lXl0’ 〜lXl0” lXl0” 〜5XlO” >5XlOI0 液体吸収量:・ポリエステルについて100重量% ・ポリアクリロニトリルについて 120重量% 生成物被覆量:0.25重量%、0.5重量%、1.0
重量%、2.0重量% これらを120°Cで3分間乾燥させた。更に、ポリエ
ステルについては、試料を分割し、それぞれを180°
Cで30秒間定着させた。試験および評価はl (引き
出し法による適用)のように行つtこ。
2.7ラール法による適用 ポリエステルおよびポリアクリルニトリル繊維の試料を
以下のようにフラール法により処理した。
液体温度 :25°C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (a)式:HOOC−R−COOH( I ) 〔式中、Rは、置換または未置換の炭素数1〜10の脂
    肪族、脂環式または芳香族基を表す。〕で示されるジカ
    ルボン酸と、 式:▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^3は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数1〜20の飽和または不飽和アルキル基、
    R^1およびR^2は同じまたは異なってHまたはCH
    _3および、mおよびnは1〜20の数を表し、mとn
    の合計が2〜30である。〕で示されるアルコキシル化
    第三アミンとを、得られるポリエステルの重合度が2〜
    50となるように反応させ、 (b)得られたアミノ基を有するポリエステルを、水の
    存在下、50〜80℃で、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) または ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式中、R^4は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数6〜22の飽和または不飽和アルキル基、
    およびAは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。〕 で示されるモノ及び/又はジアルキル燐酸エステルと混
    合し、 (c)それを、炭素数2〜4のアルキレンオキシドと、
    1〜5バールの圧力および80〜100℃の温度で、第
    四アミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個のア
    ルキレンオキシド基を有するように反応させて得られる
    第四アンモニウムホスフェート。 2、式(II)、(IIIa)および(IIIb)において、R
    ^3が、直鎖状または分枝状で置換または未置換の炭素
    数6〜20の飽和または不飽和アルキル基、R^4が、
    直鎖状または分枝状で置換または未置換の炭素数8〜1
    8の飽和アルキル基もしくは直鎖状または分枝状で置換
    または未置換の炭素数18〜22の不飽和アルキル基、
    およびAがエチレン及び/又はイソプロピレン基を表す
    請求項1記載の第四アンモニウムホスフェート。 3、ポリアルキルエーテル鎖が1〜5個のエチレンオキ
    シド及び/又はプロピレンオキシド基を有する請求項1
    または2記載の第四アンモニウムホスフェート。 4、 式:HOOC−R−COOH( I ) 〔式中、Rは、置換または未置換の炭素数1〜10の脂
    肪族、脂環式または芳香族基を表す。〕で示されるジカ
    ルボン酸と 式:▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^3は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数1〜20の飽和または不飽和アルキル基、
    R^1およびR^2は同じまたは異なってHまたはCH
    _3、および、mおよびnは1〜20の数を表し、mと
    nの合計が2〜30である。〕で示されるアルコキシル
    化第三アミンとの反応により得られるアミノ基を有する
    重合度2〜50のポリエステルを、水の存在下、50〜
    80℃で、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) または ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式中、R^4は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数6〜22の飽和または不飽和アルキル基、
    およびAは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。〕 で示されるモノ及び/又はジアルキル燐酸エステルと混
    合し、それを、炭素数2〜4のアルキレンオキシドと、
    1〜5バールの圧力および80〜100℃の温度で、第
    四アミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個のア
    ルキレンオキシド基を有するように反応させることを特
    徴とする第四アンモニウムホスフェートの製造方法。 5、式(II)、(IIIa)および(IIIb)において、R
    ^3が、直鎖状または分枝状で置換または未置換の炭素
    数6〜20の飽和または不飽和アルキル基、R^4が、
    直鎖状または分枝状で置換または未置換の炭素数8〜1
    8の飽和アルキル基もしくは直鎖状または分枝状で置換
    または未置換の炭素数18〜22の不飽和アルキル基、
    およびAがエチレン及び/又はイソプロピレン基を表す
    請求項4記載の製造方法。 6、アミノ基を有するポリエステルの1アミン当量あた
    り1〜1.1酸当量の燐酸部分エステルを使用する請求
    項4または5記載の製造方法。 7、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドと
    の反応を、第四アミン基のポリアルキエーテル鎖が1〜
    5個のエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド
    基を有するように行う請求項4〜6のいずれかに記載の
    製造方法。 8、 (a)式:HOOC−R−COOH( I ) 〔式中、Rは、置換または未置換の炭素数1〜10の脂
    肪族、脂環式または芳香族基を表す。〕で示されるジカ
    ルボン酸と、 式:▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^3は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数1〜20の飽和または不飽和アルキル基、
    R^1およびR^2は同じまたは異なってHまたはCH
    _3、および、mおよびnは1〜20の数を表し、mと
    nの合計が2〜30である。〕で示されるアルコキシル
    化第三アミンとを、得られるポリエステルの重合度が2
    〜50となるように反応させ、 (b)得られたアミノ基を有するポリエステルを、水の
    存在下、50〜80℃で、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) または ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式中、R^4は、直鎖状または分枝状で置換または未
    置換の炭素数6〜22の飽和または不飽和アルキル基、
    およびAは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。〕 で示されるモノ及び/又はジアルキル燐酸エステルと混
    合し、 (c)それを、炭素数2〜4のアルキレンオキシドと、
    1〜5バールの圧力および80〜100℃の温度で、第
    四アミン基のポリアルキルエーテル鎖が1〜10個のア
    ルキレンオキシド基を有するように反応させて得られる
    第四アンモニウムホスフェート含んでなる繊維製品用帯
    電防止剤。
JP1052744A 1988-03-04 1989-03-03 第四アンモニウムホスフェートおよびその製造方法 Pending JPH023691A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3807069A DE3807069A1 (de) 1988-03-04 1988-03-04 Quataere ammoniumphosphate auf basis aminofunktioneller polyester
DE3807069.3 1988-03-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH023691A true JPH023691A (ja) 1990-01-09

Family

ID=6348845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1052744A Pending JPH023691A (ja) 1988-03-04 1989-03-03 第四アンモニウムホスフェートおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4977294A (ja)
EP (1) EP0331031A3 (ja)
JP (1) JPH023691A (ja)
DE (1) DE3807069A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9216780D0 (en) * 1992-08-07 1992-09-23 Ici Plc Ammonium organo-phosphorus acid salts
US5491026A (en) * 1992-09-16 1996-02-13 Henkel Corporation Process for treating fibers with an antistatic finish
US5384387A (en) * 1993-05-04 1995-01-24 General Electric Company Amine-functionalized polyester
US5354840A (en) * 1993-09-10 1994-10-11 Xerox Corporation Functional-amine polyesters
WO2004090221A1 (ja) * 2003-04-01 2004-10-21 Matsumoto Yushi-Seiyaku Co., Ltd. 透水性付与剤およびその付与剤が付着した繊維
CN112575584B (zh) * 2020-11-19 2022-06-21 深圳市兴业卓辉实业有限公司 一种抗静电溶液、制备方法及使用方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3082227A (en) * 1961-09-27 1963-03-19 American Cyanamid Co Method of preparing a quaternary ammonium compound
US3619274A (en) * 1967-04-21 1971-11-09 Du Pont Coated synthetic material
DE3007930A1 (de) * 1980-03-01 1981-09-24 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Neue polyesterverbindungen, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als textilweichmacher
JPS61108767A (ja) * 1984-10-31 1986-05-27 竹本油脂株式会社 合成繊維用帯電防止剤
JPS61289182A (ja) * 1985-06-14 1986-12-19 竹本油脂株式会社 合成繊維用帯電防止剤

Also Published As

Publication number Publication date
EP0331031A3 (de) 1991-04-17
DE3807069A1 (de) 1989-09-14
US4977294A (en) 1990-12-11
EP0331031A2 (de) 1989-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456554A (en) Ammonium compounds
US2676122A (en) Antistatic treatment of hydrophobic fiber
US3096207A (en) Process of imparting oil-repellency to solid materials
US3304349A (en) Epihalohydrin reaction products of phosphorous and sulfur oxygen acids and amines
US3382096A (en) Antistatic composition, treatment of a hydrophobic material therewith, and the resulting material
US5534192A (en) Composition and method for treating substrates to reduce electrostatic charge and resultant article
US5508099A (en) Composition and method for treating substrates to reduce electrostatic charge and resultant article
DE1137213B (de) Verfahren zur Herstellung von basischen Polyamido-Polyimidazolin-Kondensationsprodukten
US4119789A (en) Flame retardant compositions
US3454625A (en) Novel quaternary ammonium carbamate antistatic agents
JPH023691A (ja) 第四アンモニウムホスフェートおよびその製造方法
CA1076305A (en) Fabric treatment compositions
US4229554A (en) Flame retardant antistatic additives and antistatic fibers
US2717842A (en) Antistatic treatment and treated products
US5525261A (en) Anti-static composition and method of making the same
US3634117A (en) A textile material coated with an ammonium dialkyl phosphate antistatic agent
EP0001620B1 (de) Quaternierte Amin-Amid Kondensationsprodukte und deren Verwendung in ölhaltigen Faserpräparationsmitteln
US4342706A (en) Benzene sulfonate quaternary ammonium salts
JPH023692A (ja) 第四イミダゾリニウムホスフェートおよびその製法と用途
US3658882A (en) Novel carbamate antistatic agents
US3578592A (en) Imidazoline quaternary salts as soil retardants
US4162279A (en) Phosphonoxycarboxamides
US3619274A (en) Coated synthetic material
JPH0247997B2 (ja) Rinsanesuterunoseizoho
JPS62184180A (ja) 繊維製品処理剤