JPH0235722Y2 - - Google Patents

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JPH0235722Y2
JPH0235722Y2 JP1985195353U JP19535385U JPH0235722Y2 JP H0235722 Y2 JPH0235722 Y2 JP H0235722Y2 JP 1985195353 U JP1985195353 U JP 1985195353U JP 19535385 U JP19535385 U JP 19535385U JP H0235722 Y2 JPH0235722 Y2 JP H0235722Y2
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JP
Japan
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steel wire
rotary table
arms
bar
arm
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JP1985195353U
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JPS62103572U (ja
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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコイル取りされた比較的短尺の鋼撚線
を装着し、順次繰出す鋼線の繰出装置に係る。
(従来技術) 架空配線用の通信ケーブルや電力ケーブルを添
架するメツセンジヤワイヤの一部補修あるいは一
部配線替えの際、ドラムに巻取られている鋼線の
一部をコイル取りし、これを鋼線繰出し装置にセ
ツトして順次繰出していく方法が採用されてい
る。
第3図は従来の鋼線の繰出装置の概要説明図
で、固定台21上に、該固定台21に植設された
支柱22の外側にパイプ状支柱を嵌合し回転可能
に設けた回転台24が載置され、この回転台24
上にコイル取り鋼線Aをセツトし、上蓋25をし
て鋼線Aの端部を引張つて順次繰出して行くよう
にしたものである。
(解決しようとする問題点) しかしこのような従来の装置は鋼線全体を保持
する機構を持たないために、鋼線の持つ反撥力に
より繰出時に鋼線が垂直、水平方向に跳ね安全性
が悪いという問題点があつた。
又回転台上にセツトされている鋼線の端末部を
把持する機構がないために鋼線全部を繰出した
時、あるいは途中で切断したときに鋼線の端末が
跳ねて危険であり、さらにはブレーキ機構がない
ため繰出中止時に回転を制御できない等の問題点
があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題点を解消し、安全性のすぐ
れた鋼線の繰出装置を提供するもので、その特徴
は、固定台に植設した主柱に回転可能に設けた複
数の腕を具えた回転台と、上記支柱に着脱可能に
設けた複数の腕とこれら腕を連結するリング体を
具えた上蓋を具備し、前記回転台の腕には垂直バ
ーを有するスライドバーを、上蓋上には繰出しノ
ズル及びガイドローラを設けたことにある。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の鋼線繰出装置の実
施例の上面図及び側面図をそれぞれ示す。
図面において、1は固定台でその上には主柱2
が植設されている。3は回転台で、主柱2の外側
に嵌合したパイプ状軸31とその下部において放
射状方向に120゜の角度をもつて配設した3本の腕
32を具えており、固定台1とは軸受を介して回
転可能に設けられている。上記回転台3に腕32
は内部が中空状でその中に軸方向にスライドする
スライドバー4を具えている。なお33はスライ
ドバー4を腕32に対して固定するビスである。
上記スライドバー4の端部には垂直方向に立設
した垂直バーを有しており、その頂部には弾性体
43を介して可倒バー42を、側面には持手5を
設けてある。このようなスライドバー4は鋼線A
のコイル径に応じてスライドさせて回転台3の腕
32に上向きに立設されたガイドバー6との間隔
を調整すると共に、垂直バー41により鋼線Aの
水平方向の跳ねを防止する。又垂直バー41の先
端の可倒バー42は上蓋8との間での手の挟み込
みを防止しており、持手5は鋼線の巻取り作業を
容易にするものである。
鋼線Aは上記スライドバー4の垂直バー41
と、回転台3の腕に立設されたガイドバー6との
間に巻取られてセツトされるが、鋼線Aの一端は
回転台3の腕32に取付けられた端末止め金具7
に把持される。このため鋼線Aが順次繰出されて
残量が少なくなつても跳ね上がることはなく、危
険を防止することができる。
8は回転台3上にセツトされた鋼線Aを覆う上
蓋で、放射状方向に120゜の角度をもつて配設した
3本の腕82と、これらの腕82を連結するリン
グ体85が一体に構成されており、腕82の基部
に設けたパイプ81が主柱2と嵌合して着脱可能
になつている。装着時には上部のネジ84を締付
けることにより主柱2より外れることはない。
上記上蓋8を構成する腕82は中空状をなし内
部には軸方向にスライドするスライド軸83を具
えており、鋼線Aのコイル径に応じてスライドさ
せてセツトすることにより鋼線の上方への跳ね上
りを防止している。なお、84は上記スライド軸
83を腕に対して固定するビスである。
又上記スライド軸83上には鋼線繰出し用のノ
ズル9が、上蓋8のリング体85上にはガイドロ
ーラ10が設けられており、繰出される鋼線はガ
イドローラ10を経てノズル9内を通過して上向
きに繰出されるので、鋼線の繰出し方向を一定に
保つことができ、繰出時の鋼線のからみ合いを防
止することができる。なお、上記繰出しノズル9
は4ヶのナイロン製ローラによつて囲まれてお
り、ガイドローラ10も外側はナイロンで形成さ
れているので、通過する鋼線に損傷を与えること
がない。
さらに、上記上蓋8の腕82を連結するリング
体85上には適当間隔をおいて2ヶの鋼線止め金
具11が設けられており、鋼線を途中で切断する
場合、鋼線を2ヶの止め金具11で把持し、その
中間を切断することにより切断による鋼線端部の
跳ね上りを防止することができる。
回転台3の回転部分にはロツク付フツトブレー
キ12が設けられている。これにより鋼線の繰出
し中止時の制御を行なうと共に、装置の不使用時
あるいは運搬時の回転台3の回転を防止し安全を
確保することができる。
上述したように本発明の装置は鋼線の繰出しを
安全かつ容易に実施することを可能にするもので
あるが、さらに装置への鋼線の巻取りをも容易に
する。即ちドラム等に巻取られている鋼線を、前
記繰出しノズル9内を通過させてガイドローラ1
0を経て回転台3に導き、その端部を回転台3の
腕32に設けた端末止め金具7に把持せしめ、ス
ライドバーに設けた持手5をもつて回転台3を回
転させることにより、回転台3上に鋼線を容易に
巻取ることができる。
(考案の効果) 上述した本考案の鋼線の繰出装置によれば、次
のような効果を奏するものである。
上蓋上にガイドローラ及び繰出しノズルを設
けてあるので、鋼線は常に上向きに繰出され、
繰出時の鋼線のからみ合いを防止することがで
きる。
回転台に設けた垂直バー及び上蓋により、鋼
線の繰出時に鋼線が上方向及び横方向へ跳ね出
すことがなく、安全性にすぐれている。又スラ
イドバーには可倒式バーを設けることにより、
上蓋との間での手の挟み込みを防ぐことができ
る。
回転台には端末止め金具を設け、上蓋には複
数の止め金具を設けてあるので、鋼線の繰出し
終了時あるいは鋼線を途中で切断する際に、鋼
線の端部あるいは切断端が跳ね上ることがなく
安全である。
垂直バーには持手を設けてあるので、繰出し
ノズル及びガイドローラを利用して、装置へ一
定方向に鋼線を巻取ることが可能となり、巻取
り時の鋼線のからみ合いがなく、巻取りが容易
である。
ロツク付フツトブレーキにより作業時の制動
が容易となつて繰出し量の制御が可能となつ
た。又不使用時や運搬時にはロツクすることに
より回転台の回転を防止し、荷崩れを起こすこ
ともなく、安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の鋼線繰出装置の実
施例の上面図及び側面図をそれぞれ示し、第3図
は従来の繰出装置の概要説明図を示す。 1……固定台、2……主柱、3……回転台、3
2……腕、4……スライドバー、41……垂直バ
ー、42……可倒式バー、5……持手、7……鋼
線端末止め金具、8……上蓋、82……腕、83
……スライド軸、9……繰出しノズル、10……
ガイドローラ、11……鋼線止め金具、12……
ロツク付フツトブレーキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定台上に植設した主柱に回転可能に設けた複
    数の腕を具えた回転台と、上記主柱に着脱可能に
    設けた複数の腕とこれら腕を連結するリング体を
    具えた上蓋を具備し、前記回転台の腕には可倒式
    垂直バーの付いた鋼線のコイル径に応じてセツト
    できるスライドバー及び鋼線の端末止め金具を設
    けると共に、上記垂直バーの側部には持手を設
    け、前記上蓋上には繰出しノズル及びガイドロー
    ラを設けると共に上蓋のリング体には少なくとも
    2個の鋼線止め金具を設けたことを特徴とする鋼
    線の繰出装置。
JP1985195353U 1985-12-18 1985-12-18 Expired JPH0235722Y2 (ja)

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JP1985195353U JPH0235722Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JP1985195353U JPH0235722Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS62103572U JPS62103572U (ja) 1987-07-01
JPH0235722Y2 true JPH0235722Y2 (ja) 1990-09-28

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ID=31153167

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253592A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 超電導コイル及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4421156Y1 (ja) * 1966-07-04 1969-09-08
JPS5970422A (ja) * 1982-10-12 1984-04-20 Sakamura Kikai Seisakusho:Kk 線材自動供給装置

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