JPH0235465Y2 - - Google Patents

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JPH0235465Y2
JPH0235465Y2 JP1982084857U JP8485782U JPH0235465Y2 JP H0235465 Y2 JPH0235465 Y2 JP H0235465Y2 JP 1982084857 U JP1982084857 U JP 1982084857U JP 8485782 U JP8485782 U JP 8485782U JP H0235465 Y2 JPH0235465 Y2 JP H0235465Y2
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JP
Japan
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piston
pressing surface
stock solution
outer periphery
molded packing
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JP1982084857U
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JPS58187425U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高圧で衝突混合させた複数の液状
プラスチツク(以下原液という)を金型内に送り
込むとともに、上記原液同志の化学反応により合
成樹脂を生成して所要形状の製品を得る反応射出
成形機の特に上記原液を混合ヘツド内に送り出す
のに好適な液状プラスチツク等の圧送装置に関す
る。
周知の如く、反応射出成形機は、複数の原液を
それぞれ原液の圧送装置により、所要量混合ヘツ
ド内に供給し、この混合ヘツド内で上記原液を高
圧の下に衝突混合させてこれを金型内に送り込
み、金型内で上記原液同志の化学反応により合成
樹脂を生成して所要形状の製品を得るものであ
る。
また、上記反応射出成形機に用いられる圧送装
置は、単に混合ヘツド内に原液を供給するという
だけでなく、原液の計量装置としての役目も兼ね
ている。そして一般には、上記圧送装置は吐出シ
リンダとビスピンとから成り、上記ピストンの押
圧面で原液を押圧して、吐出シリンダの出口から
混合ヘツド内へ原液を供給するようになつてい
る。
ところで、その原液の中にガラス繊維やカーボ
ン等の充填材を混入して品質の異なる製品を成形
する場合がある。このような場合、充填材を混入
した原液は、充填材に起因して大きい摩耗性を有
しているため、圧送装置の原液のリークを防止す
る目的でピストンの外周部に配設した成形パツキ
ン(Oリング、Vパツキン等)を、ピストンの摺
動に伴つて短時間のうちに摩耗させてしまうとい
う問題があつた。したがつてこの種の成形パツキ
ンでは、圧送装置内の充填材を含んだ原液のリー
クを防止できない。またピストンリングでは、耐
摩耗性には優れているものの原液が液状であるた
め、必らずある程度のリークが発生し上記圧送装
置を計量装置としてそのまま使用することができ
なかつた。
この考案は、上記背景に基づいてなされたもの
で、液状プラスチツク等の圧送装置におけるピス
トンの外周部にピストンリングと、Vパツキンや
Oリング等の成形パツキンとを組み合せて設ける
ことにより、充填材を含んだ原液においても成形
パツキンが十分に耐摩耗性を有し、しかも原液の
リークがなく、原液の計量装置としてそのまま使
用することのできる液状プラスチツク等の圧送装
置を提供することを目的とする。
以下この考案を図面を参照して説明する。
第1図は、この考案の圧送装置の一実施例を示
すもので、1は吐出シリンダである。この吐出シ
リンダ1の一端には、シリンダヘツド2が設けら
れるとともに、吐出シリンダ1の内部Aには、ピ
ストン3が摺動自在に設けられている。そして、
このピストン3はピストンロツド4を介して図示
せぬ駆動装置により左右に移動するようになつて
いる。また上記吐出シリンダ1には、その内部A
と図示せぬ原液貯蔵タンクとを連通する吸入口1
bと、上記内部Aと図示せぬ混合ヘツドとを連通
する吐出口1aとが形成されており、原液を貯蔵
タンクから上筋吸入口1bを介して吐出シリンダ
1の内部Aに吸入し、上記ピストン3の押圧面3
aで原液を押圧して吐出口1aから混合ヘツド内
へ吐出するようになつている。なお、以上の構成
は従来のものと同じである。
この考案においては、さらに、上記ピストン3
の押圧面3a側外周部に複数のピストンリング5
を有する環状部材6が取り付けられ、かつこの環
状部材6より押圧面反対側3bすなわピストンロ
ツド4側のピストン外周部にVパツキンやOリン
グ等の成形パツキン7が配設されている。そして
この成形パツキン7と上記環状部材6は、ピスト
ンの押圧面側から順にピストン外周部に挿入され
る形態で配置されており、また内周部にねじ部8
aが形成された環状の止着部材8を、ピストン3
の押圧面3a側外周部に形成されたねじ部3cに
螺合することにより、ピストン3の外周部に固定
されている。また上記止着部材8の所定箇所には
スリツト8bが周方向に沿つて形成されるととも
に、上記スリツト8bが形成される部分には、こ
のスリツト8bより押圧面3a側にばか穴を有す
るボルト孔8cが形成され、このボルト孔8cに
ボルト9を螺合して上記スリツト8bを締め付け
ることにより、上記止着部材8のピストン3に対
するゆるみを防止している。
なお、図中10は上記シリンダヘツド2とピス
トン3に設けられたOリングであり、原液がピス
トン3とシリンダヘツド2とにより囲まれた吐出
シリンダ1の内部Aから外部に漏れないようにし
ている。
次に、上記構成になるこの考案の圧送装置の作
用について説明する。
まず、混合ヘツド内に所要量の原液を供給する
には、駆動装置によりピストン3をあらかじめ設
定されたストロークまで移動させ原液貯蔵タンク
から原液を吐出シリンダ1の内部Aに流し込む。
そして流し込んだ原液をピストン3の押圧面3a
で押圧し、吐出シリンダ1の吐出口1aから吐出
すれば良い。この際、吐出シリンダ1の内壁に付
着している充填材はピストンリング5によりむし
り取られ、押圧面反対側3bに入り込むことはな
い。したがつてピストンの外周部にピストンリン
グ5と並んで配設された成形パツキン7には、原
液に含まれる充填材による影響は全くない。また
ピストンリング5からリークしてくる原液に対し
ては、もはや原液中に充填材がほとんど含まれい
ない摩耗性のない原液となつているため、成形パ
ツキン7を摩耗させる心配はない上、この成形パ
ツキン7から原液がリークすることもない。
第2図はこの考案の第2実施例を示すもので、
外面にピストンリング5を有する環状部材15の
内面にねじ15aを形成し、ピストン16に形成
したねじ部16cに上記環状部材15のねじ部1
5aを螺合させて、環状部材15をピストン16
に取り付けたものである。この吐出装置によれ
ば、上記ピストンリング5より押圧面反対側16
bのピストン外周部に配設した成形パツキン7の
締付けを上記環状部材15のねじ部15aの締付
けによつて調整することができる。
以上説明したように、本考案の液状プラスチツ
ク等の圧送装置においては、次のような優れた効
果を奏する。
(a) ピストンの押圧側外周部にピストンリングを
取り付け、かつ、上記ピストンリングより押圧
面反対側のピストン外周部に成形パツキンを配
設しているため、ピストンの往復動時において
は、ピストンのピストンリングが原液に含まれ
るガラス繊維やカーボン等の充填材を掻き落と
し、一方ピストンリングの後方において成形パ
ツキンがピストンリングよりリークしてくる原
液のリークを確実に防止するので、圧送装置内
の原液のリークが発生することなく、しかも原
液の計量装置としてそのまま使用することがで
き、またピストンリングよりリークしてくる原
液には充填材がほとんど含まれていない磨耗性
のない原液となつているため、成形パツキンを
短時間のうちに磨耗させることがないという優
れた効果を有する。
(b) また、本考案においては、前記成形パツキン
と環状部材とはピストンの押圧面側から順にピ
ストン外周部に挿入される形態で配置されてい
るので、成形パツキンやピストンリングが磨耗
しても、環状部材をピストンの外周から取り外
すことにより容易にピストンリングと成形パツ
キンとを交換することができ、そのメンテナン
スを容易にできるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す断面図、
第2図は、この考案の第2実施例を示す断面図で
ある。 1……吐出シリンダ、1a……吐出口、1b…
…吸入口、3……ピストン、3a……押圧面、3
b……押圧面反対側、5……ピストンリング、7
……成形パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液状プラスチツクをピストンの押圧面で押圧し
    て吐出シリンダの吐出口から混合ヘツドへ吐出す
    るように構成された液状プラスチツク等の圧送装
    置において、上記ピストンの押圧面側外周部に
    は、複数のピストンリングを有する環状部材が取
    り付けられ、かつ、上記ピストンリングより押圧
    面反対側のピストン外周部には成形パツキンが配
    設されてなり、しかも、前記成形パツキンと環状
    部材とはピストンの押圧面側から順にピストン外
    周部に挿入される形態で配置されていることを特
    徴とする液状プラスチツク等の圧送装置。
JP8485782U 1982-06-08 1982-06-08 液状プラスチツク等の圧送装置 Granted JPS58187425U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8485782U JPS58187425U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 液状プラスチツク等の圧送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8485782U JPS58187425U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 液状プラスチツク等の圧送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58187425U JPS58187425U (ja) 1983-12-13
JPH0235465Y2 true JPH0235465Y2 (ja) 1990-09-26

Family

ID=30093779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8485782U Granted JPS58187425U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 液状プラスチツク等の圧送装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20150485A1 (it) 2015-03-13 2016-09-13 Sacmi Sistema di tenuta per plastica fusa
JP6966602B2 (ja) * 2019-11-11 2021-11-17 株式会社ソディック 射出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711771A (en) * 1980-06-23 1982-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Controller for output of electric power source of welding

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593879Y2 (ja) * 1978-04-24 1984-02-03 旭化成株式会社 合成樹脂射出機

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JPS58187425U (ja) 1983-12-13

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