JPH0235039Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0235039Y2 JPH0235039Y2 JP5319685U JP5319685U JPH0235039Y2 JP H0235039 Y2 JPH0235039 Y2 JP H0235039Y2 JP 5319685 U JP5319685 U JP 5319685U JP 5319685 U JP5319685 U JP 5319685U JP H0235039 Y2 JPH0235039 Y2 JP H0235039Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- diving
- hole
- attached
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- Expired
Links
- 230000009189 diving Effects 0.000 claims description 36
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 4
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 4
- 206010025482 malaise Diseases 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010028813 Nausea Diseases 0.000 description 1
- 206010033799 Paralysis Diseases 0.000 description 1
- 210000003169 central nervous system Anatomy 0.000 description 1
- 230000008693 nausea Effects 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は通常の潜水作業時には作業者自身によ
つて適宜圧力空気を排出させることができるとと
もに、潜水病に罹り作業者に再圧を掛けるときに
は介助者が外部操作によつて潜水服内の圧力空気
を適宜排出させて潜水病の応急処置を行うことの
できる潜水用冠帽具に関するものである。
つて適宜圧力空気を排出させることができるとと
もに、潜水病に罹り作業者に再圧を掛けるときに
は介助者が外部操作によつて潜水服内の圧力空気
を適宜排出させて潜水病の応急処置を行うことの
できる潜水用冠帽具に関するものである。
(従来の技術)
潜水病に罹ると中枢神経が犯され、吐気、痛み
を感じ、船上で休息している間に急激に全身が麻
痺状態となり呼吸困難となる。
を感じ、船上で休息している間に急激に全身が麻
痺状態となり呼吸困難となる。
このような場合には、応急処置として潜水病に
罹つた際に深度に潜水作業者を潜水させ、再圧を
掛けることが一番良い治療とされている。
罹つた際に深度に潜水作業者を潜水させ、再圧を
掛けることが一番良い治療とされている。
従来の潜水用冠帽具は第4図に示すように、帽
体イの一側に内部操作用排出弁ロを具えたもので
あり、海中で再圧を掛ける場合には内部操作用排
出弁ロの胴部ハの排気孔ニに釘ホを差し込み、釘
ホにより弁部ヘを弁座トより離脱させ、潜水服内
の圧力空気を通孔チ,チより排気孔ニ,ニ……を
経て海中に適宜排出させ、作業者を回復させるよ
うにした。
体イの一側に内部操作用排出弁ロを具えたもので
あり、海中で再圧を掛ける場合には内部操作用排
出弁ロの胴部ハの排気孔ニに釘ホを差し込み、釘
ホにより弁部ヘを弁座トより離脱させ、潜水服内
の圧力空気を通孔チ,チより排気孔ニ,ニ……を
経て海中に適宜排出させ、作業者を回復させるよ
うにした。
(考案が解決しようとする問題点)
このように海中で介助者が内部操作用排出弁の
胴部の排気孔に釘を差し込み、弁部を開閉動させ
潜水服内の圧力空気を排出させる作業は容易でな
いという難点があつた。
胴部の排気孔に釘を差し込み、弁部を開閉動させ
潜水服内の圧力空気を排出させる作業は容易でな
いという難点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は通常の潜水作業時には作業者自身によ
つて操作し得、潜水病の応急処置時には介助者に
よつて外部より容易に操作し得るようにしたもの
であつて、通孔と挿通孔と弁座を有する取付部材
を帽体の一側に固定し、周壁部に排気孔を有する
筒胴部材の端部を前記取付部材に取付け、前記弁
座に係脱自在な弁部を中間部に形成するとともに
弁部の一側方に延びる内部操作杆部を前記挿通孔
より前記帽体内に突出させ、かつ前記弁体部の他
側方に延びる基杆部を有してなる作動部材を設
け、筒胴部材の他端部に取付けた案内部材の嵌挿
孔に摺動可能に挿嵌し、内端を前記基杆部に取付
けるとともに外端を案内部材より突出させた外部
操作杆を設け、さらに前記基杆部に巻装したばね
を弁部と案内部材に介装させてなる潜水用冠帽具
である。
つて操作し得、潜水病の応急処置時には介助者に
よつて外部より容易に操作し得るようにしたもの
であつて、通孔と挿通孔と弁座を有する取付部材
を帽体の一側に固定し、周壁部に排気孔を有する
筒胴部材の端部を前記取付部材に取付け、前記弁
座に係脱自在な弁部を中間部に形成するとともに
弁部の一側方に延びる内部操作杆部を前記挿通孔
より前記帽体内に突出させ、かつ前記弁体部の他
側方に延びる基杆部を有してなる作動部材を設
け、筒胴部材の他端部に取付けた案内部材の嵌挿
孔に摺動可能に挿嵌し、内端を前記基杆部に取付
けるとともに外端を案内部材より突出させた外部
操作杆を設け、さらに前記基杆部に巻装したばね
を弁部と案内部材に介装させてなる潜水用冠帽具
である。
(作用)
本考案潜水用冠帽具は、潜水作業者が正常であ
つて通常の潜水作業時には作業者が頭部を傾動さ
せて作動部材の内部操作杆部を進退動させ弁部を
開閉動させて潜水服内の圧力空気を適宜排出させ
ることができる。
つて通常の潜水作業時には作業者が頭部を傾動さ
せて作動部材の内部操作杆部を進退動させ弁部を
開閉動させて潜水服内の圧力空気を適宜排出させ
ることができる。
次いで、潜水作業者が潜水病に罹り海中で再圧
を掛けるときには案内部材より突出する外部操作
杆を介助者が操作し作動部材の弁部を開閉動させ
て潜水服内の圧力空気を適宜排出させ、潜水病の
応急処置をすることができる。
を掛けるときには案内部材より突出する外部操作
杆を介助者が操作し作動部材の弁部を開閉動させ
て潜水服内の圧力空気を適宜排出させ、潜水病の
応急処置をすることができる。
(実施例)
本考案の実施例を第1図乃至第3図について説
明する。
明する。
潜水用冠帽具1は帽体2の一側に取付部材3を
固定してあり、この取付部材3には中央部に挿通
孔4を形成するとともに、挿通孔4の周囲に通孔
5,5……を環状配置してあり、これら挿通孔
4、通孔5,5……は帽体2内と連通し、さらに
取付部材3の帽体2外側部に弁座6を形成してあ
る。
固定してあり、この取付部材3には中央部に挿通
孔4を形成するとともに、挿通孔4の周囲に通孔
5,5……を環状配置してあり、これら挿通孔
4、通孔5,5……は帽体2内と連通し、さらに
取付部材3の帽体2外側部に弁座6を形成してあ
る。
次に、前記取付部材3に端部を取付けた筒胴部
材7の周壁部には複数の排気孔8,8……を貫設
してある。
材7の周壁部には複数の排気孔8,8……を貫設
してある。
次いで、前記筒胴部材7内で取付部材3の弁座
6に係脱自在な弁部9を中間部に形成するととも
に、弁部9の一側方に延びる内部操作杆部10
と、弁部9の他側方に延びる基杆部11からなる
作動部材12を設け、前記内部操作杆部10を前
記取付部材3の挿通孔4に摺動自在に挿嵌すると
ともに帽体2内に突出させてあり、内端を押当部
13としてある。
6に係脱自在な弁部9を中間部に形成するととも
に、弁部9の一側方に延びる内部操作杆部10
と、弁部9の他側方に延びる基杆部11からなる
作動部材12を設け、前記内部操作杆部10を前
記取付部材3の挿通孔4に摺動自在に挿嵌すると
ともに帽体2内に突出させてあり、内端を押当部
13としてある。
前記筒胴部材7の他端部内側に刻設したねじ部
7aに案内部材14のねじ部14aを螺合させて
あり、案内部材14に貫設した嵌挿孔14bに摺
動自在に挿嵌する外部操作杆15の内端を前記基
杆部11端に取付けてあり、案内部材14により
突出する外部操作杆15の外端には摘み部15a
を形成してある。
7aに案内部材14のねじ部14aを螺合させて
あり、案内部材14に貫設した嵌挿孔14bに摺
動自在に挿嵌する外部操作杆15の内端を前記基
杆部11端に取付けてあり、案内部材14により
突出する外部操作杆15の外端には摘み部15a
を形成してある。
さらに、前記基杆部11に巻装したばね16を
弁部9と案内部材14との間に介装させてあり、
ばね16の弾力によつて弁部9を弁座6に係合さ
せるとともに摘み部15aを摘持し外部操作杆1
5を引張り作動部材1を外方に動かしたとき弁部
9が弁座6より離脱し、排気孔8,8……、通孔
5,5……を介して帽体2内を外気と連通するよ
う形成してある。
弁部9と案内部材14との間に介装させてあり、
ばね16の弾力によつて弁部9を弁座6に係合さ
せるとともに摘み部15aを摘持し外部操作杆1
5を引張り作動部材1を外方に動かしたとき弁部
9が弁座6より離脱し、排気孔8,8……、通孔
5,5……を介して帽体2内を外気と連通するよ
う形成してある。
前記案内部材14のねじ部14aを筒胴部材7
のねじ部7aに螺合させることによりばね16を
介して弁座6に対する弁部9の圧接力を調節する
ことができる。
のねじ部7aに螺合させることによりばね16を
介して弁座6に対する弁部9の圧接力を調節する
ことができる。
本考案は前記のように構成したから、通常の潜
水作業時、即ち潜水作業者が正常のときは、作業
者自身が帽体2内で頭部を傾動させばね16の弾
力に抗して押当て部13を押動させ、作動部材1
2を外方に前進せしめて弁部9を弁座6より離脱
させ、帽体2内の圧力空気を通孔5、排気孔8よ
り適宜排出させ、潜水服内の圧力を調整すること
ができる。
水作業時、即ち潜水作業者が正常のときは、作業
者自身が帽体2内で頭部を傾動させばね16の弾
力に抗して押当て部13を押動させ、作動部材1
2を外方に前進せしめて弁部9を弁座6より離脱
させ、帽体2内の圧力空気を通孔5、排気孔8よ
り適宜排出させ、潜水服内の圧力を調整すること
ができる。
次に、作業者が潜水病に罹つたときには、海中
で再圧を掛ける態勢に作業者をなさしめ、外部よ
り介助者が摘み部15aを摘持して外部操作杆1
5を引張ると作動部材12が左方に動き弁部9を
弁座6より離脱させ、帽体2内の圧力空気を通孔
5、排気孔8より適宜排出させ、作業者の潜水服
内の圧力を調整しながら潜水病の応急処置を施す
ことができる。
で再圧を掛ける態勢に作業者をなさしめ、外部よ
り介助者が摘み部15aを摘持して外部操作杆1
5を引張ると作動部材12が左方に動き弁部9を
弁座6より離脱させ、帽体2内の圧力空気を通孔
5、排気孔8より適宜排出させ、作業者の潜水服
内の圧力を調整しながら潜水病の応急処置を施す
ことができる。
(考案の効果)
本考案は作業者が正常な通常の作業時には作業
者自身の操作により潜水服内の圧力空気を適宜排
出することができるとともに、作業者が潜水病に
罹つたときには介助者が外部操作により潜水服内
の圧力空気を適宜排出させて潜水病の応急処置を
施すことができ、しかも外部は単に外部操作杆を
作動すればよく極めて作業を容易とし、通常作業
時の作動を保証するとともに応急時には直ちに適
応し得るから潜水作業の安全に寄与するところ誠
に大である。
者自身の操作により潜水服内の圧力空気を適宜排
出することができるとともに、作業者が潜水病に
罹つたときには介助者が外部操作により潜水服内
の圧力空気を適宜排出させて潜水病の応急処置を
施すことができ、しかも外部は単に外部操作杆を
作動すればよく極めて作業を容易とし、通常作業
時の作動を保証するとともに応急時には直ちに適
応し得るから潜水作業の安全に寄与するところ誠
に大である。
なお、本考案は潜水作業者の補助訓練時に外部
操作者によつて潜水服内の圧力調整操作を指導す
る際に好適である等その実用的効果は大である。
操作者によつて潜水服内の圧力調整操作を指導す
る際に好適である等その実用的効果は大である。
第1図は本考案潜水用冠帽具の一部切欠正面
図、第2図は同・要部断面図、第3図は第2図の
−線視断面図、第4図は従来の潜水用冠帽具
の使用状態を示す一部切欠正面図である。 1……潜水用冠帽具、2……帽体、3……取付
部材、4……挿通孔、5……通孔、6……弁座、
7……筒胴部材、8……排気孔、9……弁部、1
0……内部操作杆部、11……基杆部、12……
作動部材、14……案内部材、15……外部操作
杆、16……ばね。
図、第2図は同・要部断面図、第3図は第2図の
−線視断面図、第4図は従来の潜水用冠帽具
の使用状態を示す一部切欠正面図である。 1……潜水用冠帽具、2……帽体、3……取付
部材、4……挿通孔、5……通孔、6……弁座、
7……筒胴部材、8……排気孔、9……弁部、1
0……内部操作杆部、11……基杆部、12……
作動部材、14……案内部材、15……外部操作
杆、16……ばね。
Claims (1)
- 通孔と挿通孔と弁座を有する取付部材を帽体の
一側に固定し、周壁部に排気孔を有する筒胴部材
の端部を前記取付部材に取付け、前記弁座に係脱
自在な弁部を中間部に形成するとともに弁部の一
側方に延びる内部操作杆部を前記挿通孔より前記
帽体内に突出させ、かつ前記弁体部の他側方に延
びる基杆部を有してなる作動部材を設け、筒胴部
材の他端部に取付けた案内部材の嵌挿孔に摺動可
能に挿嵌し、内端を前記基杆部に取付けるととも
に外端を案内部材より突出させた外部操作杆を設
け、さらに前記基杆部に巻装したばねを弁部と案
内部材に介装させてなる潜水用冠帽具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319685U JPH0235039Y2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319685U JPH0235039Y2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61169794U JPS61169794U (ja) | 1986-10-21 |
JPH0235039Y2 true JPH0235039Y2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=30573833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5319685U Expired JPH0235039Y2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235039Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP5319685U patent/JPH0235039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61169794U (ja) | 1986-10-21 |
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