JPH0234863Y2 - - Google Patents

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JPH0234863Y2
JPH0234863Y2 JP2010784U JP2010784U JPH0234863Y2 JP H0234863 Y2 JPH0234863 Y2 JP H0234863Y2 JP 2010784 U JP2010784 U JP 2010784U JP 2010784 U JP2010784 U JP 2010784U JP H0234863 Y2 JPH0234863 Y2 JP H0234863Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は器具のハウジング構造、さらに詳しく
は、一対の半割体を結合させて構成される筒状の
ハウジングにおいて両半割体を連結する構造に関
するものである。
[背景技術] 従来よりこの種の器具のハウジングの構造とし
ては、第1図および第2図に示すように、一対の
半割体2a,2bの軸方向の一端部に係合突部3
と係合凹部4とを形成してこれらを嵌合させるも
のが提供されているが、この構造においては両半
割体の結合力が小さいものであるから、落下等の
衝撃に対して係合部が外れ易いという問題があ
り、また、両半割体の間に単調な直線が形成され
るものであるから、外観が美しく仕上げられない
という問題が生じる。これに対して、第3図およ
び第4図に示すように、後方に筒部5を突設しこ
の筒部5に後方からキヤツプ6を嵌着するととも
に、キヤツプ6を通してねじ7を筒部5に螺入す
ることにより、両半割体2a,2bを連結したも
のがあり、ここでは両半割体2a,2bの結合力
は大きくなつているが、筒部5が後方に突出して
いるものであるから、使用時に筒部5が邪魔であ
り、かつ半割体2a,2bの中央部において半割
体2a,2b間に開きが生じ易いものである。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、一対の半割体
を結合して構成されるハウジングにおいて、両半
割体同士を大きな強度で結合することにあり、他
の目的とするところは、外側面への突出部分がな
いように結合するとともに、半割体の合わせ目が
単調な直線とならないように結合して使い勝手の
よいハウジングを提供することにある。
[考案の開示] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係る器具のハウジング構造は、一対
の半割体60a,60bを結合させて構成される
筒状のハウジング60であつて、半割体60a,
60bの突き合わせ部において軸方向の一端面と
側面の一部とに跨がる形で開口窓65,66が形
成され、開口窓には側面の開口窓65を閉塞する
側面カバー81と後面の開口窓66を閉塞する後
面カバー82とを有する後カバー80が配設さ
れ、側面の開口窓65内には各半割体60a,6
0bからそれぞれ結合脚67が側方に向かつて延
設され、後面の開口窓66内には両半割体60
a,60bからそれぞれ結合突条68が後方に向
かつて延設され、側面カバー81の内側面に形成
された一対の嵌合溝83が上記両結合脚に67に
それぞれ嵌合するとともに、後面カバー82の前
面に形成された嵌合凹所84が上記結合突条68
に嵌合することにより両半割体60a,60bが
連結されるものである。以下の例では器具がヘア
セツト器である例を示す。
第8図および第9図に示すように、ヘアセツト
器は二次電池141や充電回路部120などが収
められた略円筒形のハウジング60の軸方向の一
端部にアタツチメント10が着脱自在に取着され
たものであつて、アタツチメント10には二次電
池141を電源として発熱するヒータ20が配設
される。ハウジング60内には軸方向の後端部に
2本の二次電池141が直列接続されて収納され
ており、二次電池141の前方には充電回路部1
20が収納される。ハウジング60の軸方向にお
いて充電回路部120と略同じ位置にはスイツチ
142が配設され、また充電回路部120のさら
に前方には詮刃ブロツク90が配設される。詮刃
ブロツク90に対応する位置には二次電池141
の充電中に点灯する発光ダイオード124がハウ
ジング60の表面に露出する形に配設される。詮
刃ブロツク90の後端部には回動軸92が一体に
突設され、この回動軸92がハウジング60内で
軸支されることにより、詮刃ブロツク90に設け
られた詮刃91がその先端部をハウジング60の
前端から突出させる位置と、その先端部をハウジ
ング60の前端部の側面から突出させる位置との
間で起倒自在となる。詮刃91は回動軸92の挿
通される受け板93に電気的に接続され、この受
け板93は充電回路部120に電気的に接続され
る。上記二次電池141の端子は後述するように
充電回路部120に接続されるとともに、両端子
のうちの一方は上記スイツチ142を介してハウ
ジング60の前端部に配設され前方に開口した一
対のピンソケツト108の一方に接続され、他方
の端子は他方のピンソケツト108に接続され
る。第5図に示すように、アタツチメント10は
前端部にヘツドキヤツプ40を有するとともに、
後端部にエンドキヤツプ50を有し、エンドキヤ
ツプ50は後方に解放されている。このエンドキ
ヤツプ50はハウジング60の前端部に設けられ
た連結部61に対して着脱自在に嵌合するもので
あり、アタツチメント10はハウジング60に対
し着脱自在に挿着される。エンドキヤツプ50の
内側にはピンプラグ24が後方に向かつて突設さ
れており、アタツチメント10をハウジング60
に挿着したときに、ハウジング60の前端部に配
設されたピンソケツト108に挿入されるように
なつている。
ハウジング60の連結部61の側面には前後方
向に走る一対のガイド突起62が突設され、アタ
ツチメント10のエンドキヤツプ50の内側面に
は、第18図に示すように、前後方向に走る一対
のガイド溝53が形成されており、ガイド溝53
がガイド突起62と係合することにより、ピンソ
ケツト108とピンプラグ24とが位置決めさ
れ、かつアタツチメント10のハウジング60に
対する周方向の回転止めがなされている。このよ
うにガイド突起62とガイド溝53とを係合させ
た状態でハウジング60とアタツチメント10と
を結合しているから、アタツチメント10のぐら
つきがなく安定して支持できるものである。ま
た、エンドキヤツプ50の周壁の一所には嵌合溝
54が形成され、ハウジング60の連結部61に
は前方に突出する形で嵌合溝54に対応するリブ
71が形成されているので、ハウジング60と巻
胴11とが結合されたときに嵌合溝54とリブ7
1とが噛合し、これによつてもアタツチメント1
0がハウジング60に対して位置決めされる。
ハウジング60の後端部は第6図に示すよう
に、半割体60a,60bを後カバー80で閉塞
して構成される。各半割体60a,60bの後端
部側面の一所は切欠かれ、両半割体60a,60
bを合わせたときに後端部の側面に一つの開口窓
65が形成される。また、両半割体60a,60
bの後端面に開口窓66が形成されており、両半
割体60a,60bを合わせたときに両開口窓6
5,66が連続して側面から後端面に跨がる形で
開口するようになつている。ハウジング60の側
面に形成される開口窓65内には前後方向に沿つ
て走る一対の結合脚67が延設され、結合脚67
は側方に向かつて突出する。また、ハウジング6
0の後端に形成される開口窓66内にはリング状
の結合突条68が後方に突出する形で形成され
る。開口窓66の開口内周面と結合突条68との
間は離間しており、両者間には結合溝69が形成
される。結合溝69は開口窓66と反対側の一所
が切欠かれており、後述する後カバー80の第1
係止爪85がこの切欠部分を通してハウジング6
0の後端部に係合するようになつている。後カバ
ー80は両開口窓65,66に跨がつて開口を閉
塞する形状に配設される。すなわち、後カバー8
0は第7図に示すように、開口窓65を閉塞する
側面カバー81と開口窓66を閉塞する後面カバ
ー82とが連続する形状に形成されたものであつ
て、側面カバー81には開口窓65内の結合脚6
7に対応して前後に走る一対の嵌合溝83が形成
され、また後面カバー82にはその前面の周部に
嵌合リング87が形成され、嵌合リング87に囲
まれた部分が開口窓66内の結合突条68に対応
して略円形に凹没する嵌合凹所84となつてい
る。嵌合リング87の幅は上記結合溝69の開口
幅に略等しく形成される。後面カバー82にはそ
の周部において側面カバー81が延出する部分と
は反対側から前方に向かつて第1係止爪85が延
設され、また、側面カバー81の前端部には前方
に向かつて第2係止爪86が延設される。この後
カバー80を開口窓65,66に合致させると、
第14図のように結合脚67と嵌合溝83とが嵌
合するとともに、第18図に示すように結合突条
68と嵌合凹所84および結合溝69と嵌合リン
グ87とが嵌合して、両半割体60a,60bを
引き寄せた形で結合することができるものであ
る。半割体60a,60bの後端部内周面には第
17図に示すように、係止段部88が形成されて
おり、上記第1係止爪85がこの係止段部88に
係合するものであり、また半割体60a,60b
の側壁の内周面には、第16図に示すように、係
止凹所89が形成されて第2係止爪86が係合す
る。これにより、後カバー80が半割体60a,
60bに結合され、同時に半割体60a,60b
の後端部が広がらないように保持されるものであ
る。このように、後面だけでなく側面でも半割体
60a,60bを結合しているものであるから、
半割体60a,60bを強固に結合させることが
できるものである。また、後カバー80を半割体
60a,60bに取着したときに、半割体60
a,60bの外表面と後カバー80の外表面とは
滑らかに連続する形状となつているから、外観も
優れたものとすることができるものである。以上
のようにして半割体60a,60bの前端部を前
カバー70によつて結合し、後端部を後カバー8
0によつて結合しているものであるから、半割体
60a,60bの長手方向の両端部がそれぞれ強
固に引き付けられ、落下等の衝撃に対しても半割
体60a,60bが外れることがないものであ
る。
[考案の効果] 本考案は上述のように、半割体の突き合わせ部
において軸方向の一端面と側面の一部とに跨がる
形で開口窓が形成され、開口窓には側面の開口窓
を閉塞する側面カバーと後面の開口窓を閉塞する
後面カバーとを有する後カバーが配設され、側面
の開口窓内には各半割体からそれぞれ結合脚が側
方に向かつて延設され、後面の開口窓内には両半
割体からそれぞれ結合突条が後方に向かつて延設
され、側面カバーの内側面に形成された一対の嵌
合溝が上記両結合脚にそれぞれ嵌合するととも
に、後面カバーの前面に形成された嵌合凹所が上
記結合突条に嵌合することにより両半割体が連結
されるので、両半割体が後カバーによつて引き付
けられることになり、一対の半割体を結合して構
成されるハウジングにおいて、両半割体同士を大
きな強度で結合することができるという利点を有
する。また、後カバーにおいて、側面カバーの内
側面および後面カバーの前面に結合部分が形成さ
れているので、ハウジングの外側面への突出部分
がないように結合でき、使い勝手のよいものとな
るとともに、後カバーがハウジングの後面から側
面に跨がつているものであるから、半割体の合わ
せ目が単調な直線とならないように結合できるも
のであり、外観上も優れたものに仕上げることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す部分断面図、第2図は同
上の部分分解斜視図、第3図は従来の他の例を示
す部分断面図、第4図は同上の部分斜視図、第5
図は本考案の一実施例を示すハウジングとアタツ
チメントとを離した状態の斜視図、第6図は同上
の後端部を示す分解斜視図、第7図は同上に用い
る後カバーを示す斜視図、第8図は同上を用いた
ヘアセツト器を示す一部切欠平面図、第9図は同
上を用いたヘアセツト器を示す一部切欠側面図、
第10図は同上を用いたヘアセツト器の正面図、
第11図は第9図中A−A線断面図、第12図は
第9図中B−B線断面図、第13図は第9図C−
C線断面図、第14図は第13図中D部拡大図、
第15図は第12図中E部拡大図、第16図は第
9図中F部拡大図、第17図は第9図中G部拡大
図、第18図は第8図中H部拡大図である。 3は押さえ部材、11は巻胴、20はヒータ、
21は抵抗素子、22は連結片、23は押さえ
片、24はピンプラグ、30は櫛部材、31はブ
リツスル、32はブリツスル基台、40はヘツド
キヤツプ、50はエンドキヤツプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の半割体を結合させて構成される筒状のハ
    ウジングであつて、半割体の突き合わせ部におい
    て軸方向の一端面と側面の一部とに跨がる形で開
    口窓が形成され、開口窓には側面の開口窓を閉塞
    する側面カバーと後面の開口窓を閉塞する後面カ
    バーとを有する後カバーが配設され、側面の開口
    窓内には各半割体からそれぞれ結合脚が側方に向
    かつて延設され、後面の開口窓内には両半割体か
    らそれぞれ結合突条が後方に向かつて延設され、
    側面カバーの内側面に形成された一対の嵌合溝が
    上記両結合脚にそれぞれ嵌合するとともに、後面
    カバーの前面に形成された嵌合凹所が上記結合突
    条に嵌合することにより両半割体が連結される器
    具のハウジング構造。
JP2010784U 1984-02-15 1984-02-15 器具のハウジング構造 Granted JPS60133674U (ja)

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JP2010784U JPS60133674U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 器具のハウジング構造

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JPS60133674U JPS60133674U (ja) 1985-09-06
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