JPH0234810A - 光ファイバコネクタの接続切替方法および接続切替装置 - Google Patents

光ファイバコネクタの接続切替方法および接続切替装置

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JPH0234810A
JPH0234810A JP10478988A JP10478988A JPH0234810A JP H0234810 A JPH0234810 A JP H0234810A JP 10478988 A JP10478988 A JP 10478988A JP 10478988 A JP10478988 A JP 10478988A JP H0234810 A JPH0234810 A JP H0234810A
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JP
Japan
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connector
connector ferrule
ferrule
positioning pin
ferrules
Prior art date
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Application number
JP10478988A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Hiroshi Yokosuka
横須賀 洋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、光ファイバの先端に取り付けたコネクタフェ
ルールの突き合わせの組み合わせを変えることにより、
光伝送路を切替る光ファイバコネクタの接続切替方法お
よびその方法の実施に使用される装置に関する。
「従来の技術」 光ファイバコネクタの一種に、−組のコネクタフェルー
ルの中に光ファイバの端末を各々収納して、該コネクタ
フェルールの先端面に光ファイバの接続端面を露出させ
た状態とし、両コネクタフェルールの先端面を突き合わ
せることにより、相互の光ファイバを光学的に接続する
構成としたものがある。この場合、両コネクタフェルー
ルには、光ファイバの長さ方向に沿うガイド孔が貫通状
態に設けられており、該ガイド孔に両コネクタフェルー
ルの間にかけ渡されるように位置決めピンを緊密に挿入
することにより、両コネクタフェルールを相互に位置決
めするとともに、そのずれの発生を規制して、光ファイ
バの接続状態を維持するようになっている。
このような光ファイバコネクタにおいて、ケーブルの支
障移転等の際に、一方のコネクタフェルールを他のコネ
クタフェルールと交換して、光伝送路を切替る場合、例
えば、接続状態とされている第1、第2の両コネクタフ
ェルールの側方に、新しく切替がなされる第3のコネク
タフエルールを並列に配置しておき、接続状態の両コネ
クタフェルールから位置決めピンを引き抜駆た後、第1
のコネクタフェルールを第3のコネクタフェルールと向
かい合う位置まで平行移動させて、第1のコネクタフェ
ルールと第3のコネクタフェルールとを突き合わせ、両
コネクタフェルールの間に位置決めピンをかけ渡した状
態に挿入すればよいと考えられる。
「発明が解決しようとする課題」 このような技術において、接続状態の両コネクタフェル
ールから位置決めピンを引き抜く際に、両コネクタフェ
ルールにずれが生じると、その接続損失に大きな変動を
与文易いとともに、第1、第3のコネクタフェルールに
位置決めピンを挿入する前には、両コネクタフェルール
のガイド孔を正確に位置決めする必要がある。そ[、て
、その接続切替作業は、迅速かつ確実に行なう必要があ
り、特に、活線作業によって実施する場合は、切替時間
を可能な限り短くして、いわゆる無瞬断切替の達成を図
ることが要求されており、短時間で切替か可能な接続切
替技術の開発が望まれている。この場合、切替後の第1
、第3のコネクタフェルールに接続損失が高い、光の導
通がない等の接続不良が生じた場合の対策も講じておく
必要がある。
本発明は前記事情に鑑みて提案されたもので、各コネク
タフェルールの位置決め作業を容易にするとともに、位
置決めピンの抜き差し7時の接続損失を少なくして、切
替時間の短縮を図り、かつ、切替後に接続不良が発生し
た場合にも有効に処置できる接続切替方法およびその装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段−1 本発明の接続切替方法は、 接続を切替るにあたって、対向配置した一対(7)基盤
の一方の対向部に、接続状態の第1、第2の両コネクタ
フェルールを支持するとともに、他方の基盤の対向部に
、第2のコネクタフェルールと先端面を基盤の対向方向
にほぼ揃えた状態で第3のコネクタフェルールを支持し
ておき、第2のコネクタフェルールの後端からガイド孔
に突き出しピンを挿入して、位置決めピンを第1のコネ
クタフェルールのガイド孔内にずらすように第2のコネ
クタフェルールのガイド孔から外した後、 第1のコネクタフェルールを前記他方の基盤に向けてモ
行移動させて、該基盤の対向部に支持させることにより
、前記第3のコネクタフェルールと対向状態に配置し、 しかる後、第1のコネクタフェルールの後端から突き出
ている位置決めピンを押し込んで、両コネクタフェルー
ルの先端面を突き合わせながら、これらの間に位置決め
ピンをかけ渡した状態とし、これら第1、第3のコネク
タフェルールの接続状態が良好の場合は切替作業を終了
し、また、接続状態が不良の場合は、突き出しピンによ
って第3のコネクタフェルールのガイド孔内から位置決
めピンを第1のコネクタフェルールのガイド孔内にずら
し、 該第1のコネクタフェルールを前記一方の基盤に向けて
平行移動させて、該基盤の対向部に支持させることによ
り、前記第2のコネクタフェルールと対向状態に配置し
、 該第1のコネクタフェルールの後端から突き出ている位
置決めピンを押し込んで、両コネクタフ5ルールの先端
面を突き合わせるとともに、これらの間に位置決めピン
をかけ渡して、元の状態に戻すことを特徴とする。
また、請求項2の接続切替装置は、 対向配置されてその対向部に接続状態の両コネクタフェ
ルールをそれぞれ支持する1組の基盤と、コネクタフェ
ルールのガイド孔に挿入状態の位置決めピンを押圧して
軸方向に移動させる突き出(ピンと、コネクタフェルー
ルのガイド孔から一部突出状態とされた位置決めピンを
該コネクタフェルールに押し込む挿入部材と、第1のコ
ネクタフ。
ルールを両基盤の対向方向に平行に移動させる移動手段
とを備えるとともに、 前記突き出しピンと挿入部材とは、基盤の対向部を介し
て対向配置されているとともに、該基盤の対向方向に並
べられた状態に一対ずつ設けられていることを特徴とす
る。
さらに、請求項3の接続切替装置は、基盤の少なくとも
一方が、コネクタフェルールを1個ずつ支持するように
二つの半割り部に分割構造とされ、その一つの半割り部
に、該半割り部に支持した第1のコネクタフェルールを
半割り部毎平行移動させるように移動手段が連設されて
いることを特徴とする。
「作用」 本発明の接続切替方法は、基盤の対向部に各コネクタフ
ェルールを支持することにより、これらコネクタフェル
ールの相対位置関係を固定した状態として、位置決めピ
ン移動時の接続損失の変動を少な(し、かつ、位置決め
ピンをずらした後においても、両コネクタフェルールを
位置決めピンが挿入されていたときの状態のままとして
、光ファイバの接続状態を維持することができる。そし
て、第1のコネクタフェルールを平行移動させて、他方
の基盤に支持することにより、第3のコネクタフェルー
ルと位置決めし、その後、両コネクタフェルールの間に
位置決めピンをかけ渡した状態に挿入して、切替作業を
終了するのであるが、このとき、これら第1、第3のコ
ネクタフェルールに接続不良が発生した場合には、第1
のコネクタフェルールを切り戻すように、第3のコネク
タフェルールとの接続状態を解除して、元の第2のコネ
クタフェルールと接続し直すものである。
一方、請求項2の接続切替装置は、一対の基盤にコネク
タフェルールを支持した状態として、位置決めピンをず
らすための突き出しピンと、該突き出しピンによりずら
した位置決めピンをコネクタフェルールに押し込むため
の挿入部材とにより、位置決めピンの移動を効率的に行
うとともに、移動手段によって第1のコネクタフェルー
ルを基盤の対向部の間で移動して、瞬時の平行移動を可
能にする。また、前記突き出しピンと挿入部材とが一対
ずつ設けられていることにより、各基盤において位置決
めピンの突き出し、挿入が可能になって、切替後の接続
不良発生時には第1のコネクタフェルールを切り戻すこ
とができるものである。
さらに、請求項3の接続切替装置は、半割り構造とした
基盤の半割り部毎第1のコネクタフェルールを平行移動
させることにより、その位置決め姿勢を移動操作中にも
維持して、傾き等の発生を防止することができる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明により接続の切替がなされる光ファ・イバ
コネクタの例を第13図により説明する。
この光ファイバコネクタlは、複数本の光ファイバ2a
を並列に並べた状態で一括被覆してなる光フアイバテー
プ2の端末を収納した一組のコネクタフェルール3A・
3Bと、これらコネクタフェルール3A・3Bの先端面
4を突き合わせ状態としたときに両コネクタフェルール
3A・3Bの間にかけ渡されるように光ファイバ2aの
長さ方向に差し込まれる位置決めピン5と、両コネクタ
フェルールの後端面6を押圧して突き合わせ方向に付勢
するばね7とを備えた構成とされている。
前記各コネクタフェルール3A・3Bは、全体として前
記先端面4と後端面6、上下両側面8および左右両側面
9をそれぞれ相互平行な平坦面とした角形のブロック状
に形成されて、上下両側面8と光ファイバ2aの配列方
向とを平行にした状態で該光ファイバ2aを収納して、
各光ファイバ2aの接続端面を先端面4に露出させた状
態としている。また、該コネクタフェルール3A・3B
には、前記位置決めピン5を挿入させるガイド孔13が
光ファイバ2aの列の両端付近をその長さ方向に貫通し
た状態に配設されている。そして、コネクタフェルール
3A・3Bの上下、左右の両側面8・9と、ガイド孔1
3および光ファイバ2aとは、両コネクタフェルール3
A・3Bの各側面8・9を相互に面一に揃えた状態で先
端面4を突き合わせて、相互のガイド孔13を同軸上に
配置したときに、先端面4に露出している光ファイバ2
aが1本ずつ確実に接続状態となるように、相互の位置
関係が高精度に設定されているものである。また、両コ
ネクタフェルール3A・3Bの左右両側面9における長
さ方向の途中位置には、上下方向に沿う角形突起状の凹
凸部14が左右同じ位置に形成されている。
なお、各光コネクタフェルール3A・3Bの後端付近に
おいては、先ファイバ2aがゴム製等のブーツ15によ
り覆われて、その鋭利な折れ曲がりが緩和されるように
なっている。
前記位置決めピン5は、コネクタフェルール3A・3B
のガイド孔13に緊密に挿入される外径を有するととも
に、その長さか、1個のコネクタフェルールの全長より
も長く、かつ、両コネクタフェルール3A・3Bを突き
合わせ状態としたときの全長よりも短く設定されている
前記ばね7は、打ち抜き加工等が施された長尺な仮ばね
を折り曲げることにより、各コネクタフェルール3A・
3Bの後端面6に接触する押圧部17と、両押圧部1・
7の間に位置する連結部18とを一体に形成した構成と
され、突き合わせ状態とした両コネクタフェルール3A
・3Bの側方に連結部18を配置させて、その後端面6
に抑圧部17を接触させるようになっている。また、該
押圧部17は、コネクタフェルール3A・3Bの後端面
6に接触したときに前記ブーツ15の左右に配置される
ように切欠19によって二つに分岐されている。そして
、各分岐片20は、その途中に、外方に突出状態の折り
返し部20aか形成されるとともに、コネクタフェルー
ル3A・3Bの後端面6に接触される先端部に巻回部2
0bが形成されており、該巻回部20bは、外方、つま
り折り返し部20aの突出方向に向けて開放状態とされ
ている。さらに、連結部18の長さ方向中央部の両側部
には、その長さ方向に沿う切欠21が形F戊されるとと
もに、分岐片20の間にも、前記切欠19に連続するよ
うに切欠22が形成されている。1次に、このように構
成される先ファイハフ不りタ1の接続を切替るための接
続切替装置の−・実施例について、第1図を中心に説明
する。
この接続切替装置31は、対向配置された一組の基盤3
2・33と、コネクタフェルール3A・3Bのガイド孔
I3に挿入された位置決めピン「・を軸方向に移動させ
る複数の突き出しピン34と、ガイド孔13から一部突
出状態とされたときの位置決めピン5をガイド孔13内
に押し込む挿入部材35と、コネクタフェルール3A・
3Bに対して前記ばね7の脱着を行うばね操作具36と
、コネクタフェルール3A・3Bの一方を基盤32・3
3の対向方向に平行移動させる移動手段37とを備える
構成とされ、図示例では、両基盤32・33は、上下に
対向するように配置されている。
前記各基盤32・33は、金属、セラミック等の材料に
より角形のブロック状に形成されて、その両側部に、コ
ネクタフェルール3A・3Bの幅寸法と同じ相互間隔を
おいて一対の立ち上げ壁38が平行に立設されていると
ともに、両端部および両立ち上げ壁38の内側の4箇所
には、立ち上げ壁38より若干高さの低いフェルール支
持部39・40がそれぞれ突設されており、これら立ち
上げ壁38およびフェルール支持部に39・40よって
、コネクタフェルール嵌合用凹部41が形成されている
これらフェルール支持部39・40は、その突出端面が
、コネクタフェルール3A・3Bの先端部lOおよび後
端部11における北上側面8を緊密接触させる位置決め
面42とされており、かつ下両基盤33においては、両
端部における両フェルール支持部39に、段部により位
置決め面42と直交する突き当て面43が形成されて、
コネクタフェルール3A・3Bの後端面6を当接させる
ようになっている。これら突き当て面43の内向間隔は
、接続状態の両コネクタフェルール3A・3Bの全長よ
り長く設定されている。
また、下両基盤33の立ち上げ壁38は、位置決め而4
2からの突出高さが1個のコネクタフェルールの厚さ寸
法より大きくかつその2倍よりも小さい寸法に設定され
、一方、上両基盤32の立ち上げ壁38の突出高さは、
1個のコネクタフェルールの厚さ寸法より小さく設定さ
れている。そして、下両基盤33の両立ち上げ壁38の
内向部には、コネクタフェルール3A・3Bの両側部に
おける凹凸部14を上下移動自在に係合する角溝状の位
置決めガイド45が設けられている。該位置決めガイド
45は、凹凸部14よりも前後方向(第1図等の左右方
向)の寸法が大きく設定されている。
また、立ち上げ壁38の内側に配置される両フェルール
支持部40は、光ファイバコネクタ1のばね7の両側部
における切欠21よりも小さく、方、両端部におけるフ
ェルール支持部39は、ばね7の両端部における切欠1
9よりも小さく、それぞれ形成されて、これら各フェル
ール支持部39・40がばね7の切欠19・21と同じ
相対位置関係に配置されており(第3図参照)、各フェ
ルール支持部39・40の間に、コネクタフェルール3
A・3Bから外したばね7を収納し得るばね収納用凹部
47が形成されている。さらに、両基盤32・33の両
端両側部には切欠48が配設され、前記ばね収納用凹部
47にばね7を収納状態としたときに、その折り返し部
20aを切欠48に配置させるようになっている。
また、各基盤32・33のフェルール支持部39・40
の間に位置する部分には、該フェルール支持部39・4
0の上に接続状態の両コネクタフェルールを支持したと
きにその一方のコネクタフェルールが配置される側(図
示例では左側)に、丸穴状の貫通孔49が基盤32・3
3の対向方向に沿って同軸上に形成されている。
前記突き出しピン34は、コネクタフェルール3A・3
Bのガイド孔13に挿入し得る外径、例えば前記位置決
めピン5と同じ外径に形成され、保持ブロック5Iに、
各コネクタフェルール3A・3Bに2個ずつ設けられて
いる両ガイド孔13と同じ間隔をおいて2本ずつ相互平
行にかつ軸方向に移動自在に支持されている。そして、
上下に対向配置された基盤32・33の後方(第1図等
の右方)に、突き出しピン34を前記コネクタフェルー
ル嵌合用凹部41に向け、かつ保持ブロック51を上向
きと下向きとに配置した状態で一対並べられている。な
お、各保持ブロック51には、突き出しピン34がコネ
クタフェルール3A・3Bのガイド孔13に挿入状態と
なったときなどに、コネクタフェルニル3A・3Bから
引き出されている光フアイバテープ2を挿通させるため
の切欠52が形成されている。
前記挿入部材35は、位置決めピン5の端部を押圧する
挿入用爪53が、該位置決めピン5と同じ間隔をおいて
2個ずつ相互平行に支持台54に固定されたもので、基
盤32・33の前方(第1図等の左方)に、挿入用爪5
3を前記突き出しピンと同軸上でコネクタフェルール嵌
合用凹部41に向け、かつ支持台54を上向きと下向き
とに配置した状態で一対並べられている。また、各対の
挿入用爪53の間には、突き出しピン34の保持70ツ
ク51と同様、光フアイバテープ2を挿通させるための
切欠55が形成されている。
また、前記ばね操作具36は、両基盤32・33の両端
部近傍に、基盤32・33の幅方向に対をなすようにそ
れぞれ設けられており、支持口。
ド56の先端に、ばね7の巻回部20bに係合される係
止突起57が設けられた構成とされ、対をなす各ばね操
作具36において、その係止突起57を内向させた状態
としている。そして、図示略の駆動部によって、基盤3
2・33の対向方向および前後方向にそれぞれ移動させ
られるようになっている。
前記移動手段37は、図示例では一対の丸棒状の抑圧ピ
ン58が備えられて、各基盤32・33の前記貫通孔4
9を経由して図示略の駆動部により上下移動させられる
ようになっており、該貫通孔49を介して上下に対向配
置させられている。
次に、このような接続切替装置31を使用しながら光フ
ァイバコネクタlの接続を切替る方法について、第2図
ないし第12図を参照しながら説明する。以下の説明で
は、第13図におけるコネクタフェルール3Aを第1の
コネクタフェルール、コネクタフェルール3Bを第2の
コネクタフェルールとして説明する。また、第2のコネ
クタフェルール3Bと入れ代わりに第1のコネクタフェ
ルール3Aと突き合わせられる第3のコネクタフェルー
ルを符号3Cとして示す。
第2図および第3図に示すように、上両基盤32のばね
収納用凹部47にばね7を収納するとともに、その巻回
部20bにばね操作具36の係止突起57を係合させて
、該係止突起57を基盤32の両端方向に広げることに
より、ばね7を保持した状態としておく。また、下両基
盤33の両端部付近にばね操作具36を配置しておき、
接続状態の第1、第2の両コネクタフェルール3A・3
Bを位置決めガイド45と凹凸部14とを係合させた状
態としてコネクタフェルール嵌合用凹部41に嵌合する
。この場合、両コネクタフェルール3A・3Bの内の第
1のコネクタフェルール3Aを移動手段37の押圧ピン
58が設けられた側に配fifする。このコネクタフェ
ルール3A・3Bの凹部41への嵌合により、ばね7の
巻回部20bがばね操作具36の係止突起57に係合さ
れる。
そして、第2のコネクタフェルール3Bの上に、両位置
決めガイド45に凹凸部14を係合させながら第3のコ
ネクタフェルール3Cを積み重ね、両基盤32・33の
間に、第2、第3のコネクタフェルール3B・3Cを挾
持する。なお、第2図に示すように、接続状態の両コネ
クタフェルール3A・3Bを前方(第2図の左方)に寄
せて、第1のコネクタフェルール3Aの後端面6を突き
当て面43に当接させるとともに、第3のコネクタフェ
ルール3Cを後方に寄せて、凹凸部14を位置決めガイ
ド45の後方側面に当接させることにより、その先端面
4を第2のコネクタフェルール3Bの先端面4より突出
しない程度にわずかにずらした状態とする。
この第2図および第3図に示す状態とすると、各コネク
タフェルール3A・3B・3Cは、基盤32・33のコ
ネクタフェルール嵌合用凹部41に嵌合されて、両立ち
上げ壁38により左右方向の移動が規制されるとともに
、第1のコネクタフェルール3Aの後端面6が突き当て
面43に当接されて、その突き当て方向への移動も拘束
され、かつ、位置決めガイド45に係合した第3のコネ
クタフェルール3Cも、左右方向および前後方向くこの
場合後方)への移動が規制された状態となる。
また、複数のフェルール支持部39・40により4箇所
で支持され、その位置決め面42によって厚さ方向にも
位置決めされて、各コネクタフェルール3A・3B・3
Cの相対位置関係が固定状態に保持される。
次いで、接続状態の両フ不りタフエルール3A・3Bに
おけるばね7と係合したばね操作具36を下両基盤33
の両端方向に広げて、コネクタフェルール3A・3Bに
対する付勢状態を解除した後、該ばね操作具36を下方
に移動させて、第4図に示すように、下両基盤33のば
ね収納用凹部47にばね7を収納する。
そして、第5図に示すように、下側の突き出しピン34
を接続状態の両コネクタフェルール3A・3Bのガイド
孔13に挿入して、第1のコネクタフェルール3Aの後
端方向に緩やかに移動させることにより、位置決めピン
5をずらし、両コネクタフェルール3A・3Bの先端面
4の突き合わせ部分を通過する直前(例えば先端面4か
ら2〜3mm手前)で高速で移動させて、位置決めピン
5を第2のコネクタフェルール3Bのガイド孔13から
弓き抜き、第1のコネクタフェルール3Aのガイド孔1
3内に配置させる。つまり、長時間放置により、位置決
めピン5が固着状態となっている可能性があるため、最
初は低速として、無理なく位置決めピン5を移動させる
のである。この場合、第1のコネクタフェルール3Aの
後端面6を当接させている突き当て面43は、位置決め
ピン5の移動による第1のコネクタフェルール3Aの移
動を規制し、第2のコネクタフェルール3Bとの突き合
わせ状態を確実に維持することができる。
そして、位置決めピン5を第2のコネクタフェルール3
Bから第1のコネクタフェルール3Aに移送したら、突
き出しピン34の先端を第1のコネクタフェルール3A
から引き抜(ように該突き出しピン34を若干後退させ
て、第6図に示す状態とする。
この位置決めピン5の移動作業は、両コネクタフェルー
ル3A・3Bが下側基板33に位置決めされた状態で行
われるから、伝送損失の変動が少ないとともに、実用上
支障のない程度の伝送能力を維持することができる。な
お、この第6図に示す状態とするまでの間に(例えば下
側の突き出しピン34の移動と同時期等に)、上側の突
き出しピン34の先端を第3のコネクタフェルール3C
の後端部に若干挿入した状態としておく。
そして、移動手段37を駆動して、下側押圧ピン58に
よって第1のコネクタフェルール3Aを押し上げ、その
上半部を第7図に示すように上両基盤32のコネクタフ
ェルール嵌合用凹部41に嵌合させると、該第1のコネ
クタフェルール3Aは、その上側側面8が上両基盤32
のフェルール支持部39・40における位置決め面42
に緊密接触させられる。
この第7図に示す状態においては、第1、第3の両コネ
クタフェルール3A・3Cは、上両基盤32のコネクタ
フェルール嵌合用凹部41に嵌合されて、上側側面8が
上両基盤32のフェルール支持部3つ・40における位
置決め面42に緊密接触されているから、左右方向、厚
さ方向(上下方向)に位置決めされた状態で対向させら
れる。
次いで、上側の挿入部材35を移動させて、第1のコネ
クタフェルール3Aの後端から後方に突出している位置
決めピン5を挿入用爪53によって押圧し、該位置決め
ピン5を第1のコネクタフェルール3Aのガイド孔13
内に全部押し込むことにより、第8図に示すように、第
1、第3の両コネクタフェルール3A・3Cのガイド孔
13にかけ渡した状態とする。この第8図に示す状態に
おいて、第1のコネクタフェルール3Aは、位置決めピ
ン5によって第3のコネクタフェルール3Cと精密に位
置決めされるとともに、挿入部材35によって位置決め
ピン5とともに押されることにより先端面4が突き合わ
せられ、相互の光ファイバ2aの接続状態が確保される
。なお、このとき、上両基盤32の位置決めガイド45
は、第1のコネクタフェルール3Aを介して押されたと
きの第3のコネクタフェルール3Cの移動を拘束するこ
とができる。
コノ段階で、両コネクタフェルール3A・3Cにおける
光ファイバ2aの接続状態を検査し、導通、接続損失等
が正常であるかいなかを確認する。
そして、良好な接続状態であることが確認されたならば
、第3のコネクタフェルール3Cの後端部に挿入されて
いる突き出しピン34を引き抜いた状態として、上両基
盤32のばね収納用凹部47に収納状態とされていたば
ね7をばね操作具36によって下方に移動して、その連
結部18を両コネクタフェルール3A・3Cに接触させ
た後、係止突起57の間隔を狭めることにより、第9図
に示すようにばね7を両コネクタフェルール3A・3C
に取り付け、これらを突き合わせ方向に押圧付勢した状
態とする。
そして、上両基盤32を上方に移動させる等により、両
コネクタフェルール3A・3Cの上方を開放すれば、接
続状態のコネクタフェルール3Δ・3Cを取り出すこと
ができる。
以上のような接続切替作業は、接続状態の両コネクタフ
ェルール3A・3Bの上に第3のコネクタフェルール3
Cを積み重ねることにより、これら各コネクタフェルー
ル3A・3B・3Cをすべて下両基盤33に保持して、
その(子持のための作業を容易にしているとともに、該
下両基盤33のコネクタフェルール嵌合用凹部41およ
び位置決めガイド45により、各コネクタフェルール3
A・3B・3Cの相対位置関係を固定するようにして、
位置決めピン5の移動、第1のコネクタフェルール3A
の移動を正確に行うことができるものである。
そして、このように各コネクタフェルール3A・3B・
3Cを基盤32・33に固定した状態として位置決めピ
ン5を移動させるようにしているから、位置決めピン5
の移動による接続損失の変動を少なくすることができ、
しかも、接続状態の両コネクタフェルール3A・3Bか
ら位置決めピン5をずらした後であっても、両者の位置
決め状態を維持して、実用上支障ない程度の伝送能力を
確保しておくことができ、伝送不能時間を極力短くする
ことができる。
一方、両基盤32・33のフェルール支持部39・40
は、コネクタフェルール3A・3B・3Cを複数箇所で
支持して、安定性を高めることができる。
さらに、前記複数のフェルール支持部39・40の間に
、ばね7を収納するための四部47が形成されて、ばね
操作具36によってコネクタフェルールに対するばね7
の脱着を行うようにしており、その取り扱いを容易にす
ることができる。
ところで、切替後の両コネクタフェルール3A・3Cに
接続不良の発生が確認された場合は、次のようにして第
1のコネクタフェルール3Aを切り戻すように、元の第
2のコネクタフェルール3Bに接続し直すことが行われ
る。
すなわち、第8図に示す状態から、第3のコネクタフェ
ルール3Cの後端部に挿入されている突き出しピン34
をさらに深く押し込んで、第10図に示すように位置決
めピン5を第1のコネクタフェルール3Aのガイド孔1
3内にずらした後、該第1のコネクタフェルール3Aを
移動手段37の上側押圧ピン58によって押し下げて、
第11図に示すように下両基盤33上に支持し、しかる
後、下側挿入部材35で位置決めピン5を押圧して、第
12図に示すように第1、第2の両コネクタフェルール
3A・3Bのガイド孔13内に押し込むものである。こ
の場合、第1のコネクタフェルール3Aを第2のコネク
タフェルール3Bから第3のコネクタフェルール3Cに
切替る作業中に、上側突き出しピン34を第3のコネク
タフェルール3Cの後端部に挿入しておいたから、切り
戻し時の対応を迅速に行うことができる。そして、切り
戻し後に、第3のコネクタフェルール3Cを新たなコネ
クタフェルールと取り替えるなど、適切な処置を施すこ
とができ、光伝送路を長時間遮断することな(、作業を
進めることができる。
一方、第14図ないし第18図は本発明の接続切替装置
の他の実施例を示すものである。
該接続切替装置61において、上両基盤62は、第15
図等に示すよかに平板状に形成されて、コネクタフェル
ールの上下側面8を緊密接触させる位置決め面42が全
面的に形成され、該上両基盤62を貫通するように切り
戻しピン63が設けられている。
これに対して、下両基盤64は、第14図に示すように
、前後分割構造とされて、接続状態の両コネクタフェル
ールを1個ずつ支持するように前側半割り部64Aと後
側半割り部64Bとから構成されている。そして、前側
半割り部64Aは、一実施例と同様な構成の立ち上げ壁
38、フェルール支持部39・40によって半分ずつの
コネクタフェルール嵌合用凹部41Aおよびばね収納用
凹部47Aが形成されるとともに、両立ち上げ壁38の
対向部に位置決めガイド45が形成されているか、後側
半割り部64Bは、その−側部に垂直に立ち上げ壁38
が、他側部に、外側方に突出するコ字状壁65が形成さ
れている。該コ字状壁65は、1個のコネクタフェルー
ルを収納し得るコネクタ収納用凹部66をコネクタ嵌合
用凹部4IBの側方に該コネクタ嵌合用凹部41Bと連
通状態に形成しているものである。この場合、フェルー
ル支持部39・40は、前側半割り部64Aと同じ位置
関係に配設されて、その間にばね収納用凹部47Bを形
成しているとともに、その位置決め面42と前記コネク
タ収納用凹部66の底面とが面一に形成されている。さ
らに、立ち上げ壁38および)字状壁65には、コネク
タ嵌合用凹部41Bおよびコネクタ収納用凹部66を介
して対向するように貫通孔67・68が配設されている
。なお、位置決めガイド45は、立ち上げ壁38とコ字
状壁65との対向面に上下方向に沿つで形成されている
そして、これら両半割り部64A・64Bは、コネクタ
嵌合用凹部41A・41Bを直列に配置した状態に並べ
られるとともに、前側半割り部64Aに、該半割り部6
4Aを上両基盤62との対向方向に沿って上下移動させ
るように移動手段69が連設されているものである。
また、後側半割り部64Bの両側方には、その立ち上げ
壁38とコ字状壁65との両賞通孔67・68を経由し
てコネクタ嵌合用凹部41Bおよびコネクタ収納用凹部
66に出没させられる押し出しピン70と突き当てピン
71とが配設されておリ、両ピン70・71の間にコネ
クタフェルール1個分の間隔を維持した状態で一体的に
移動させられるようになっている。
なお、ばね操作具(第15図ないし第17図に係止突起
57のみ示す)は、一実施例とは異なり、下両基盤64
の両端部近傍のみに1組設けられている。もちろん、突
き出しピン34および挿入部材(第15図等に挿入用爪
53を示す)は前記一実施例と同様一対ずつ設けられる
このような構成とした接続切替装置61によってコネク
タフェルールの接続を切替る場合、第15図に示すよう
に各コネクタフェルール3A・3B・3Cを支持した後
、第1、第2のコネクタフェルール3A・3Bからばね
7を外して、下両基盤64のばね収納用凹部47A・4
7Bに収納するとともに、位置決めピン5をずらして、
第16図に示すように第1のコネクタフェルール3Aを
上両基盤62に向けて平行移動させる。この平行移動は
、該第1のコネクタフェルール3Aを支持スる下両基盤
64の前側半割り部64A毎行って、その位置決め姿勢
を移動操作中においても維持して、傾き等の発生を防止
することができ、その上側面8を上両基盤62の位置決
め面42に当接するだけで確実に第3のコネクタフェル
ール3Cと位置決めすることができる。
そして、位置決めピン5を第1、第3の両コネクタフェ
ルール3A・3Cにかけ渡して、これらを接続状態とし
た後、該接続状態が良好な場合は、押し出しピン70と
突き当てピン71とを駆動して、両コネクタフェルール
3A・3Cの下方に配置されている第2のコネクタフェ
ルール3Bを第18図(ロ)に示すようにコ字状壁65
のコネクタフェルール収納用凹部66に退避させ、しか
る後、第17図に示すように下両基盤64内のばね7を
ばね操作具によって上昇させて、両コネクタフェルール
3A・3Cに取り付ける。つまり、切替前に使用してい
たばね7を再使用するものである。
一方、切り戻す場合は、第1、第3の両コネクタフェル
ール3A・3Cの位置決めピン5をずらして、その接続
状態を切り離した後、切り戻しピン63によって第1の
コネクタフェルール3Aの上側面8を押さえた状態で前
側半割り部64Aを下降させることにより行われ、切替
操作と同様、円滑かつ正確な平行移動を行わせることが
できるものである。
なお、コネクタフェルールの凹凸部と基盤の位置決めガ
イドとは、前記一実施例とは逆に、溝をコネクタフェル
ールに、突起を基盤に形成するようにしてもよい。また
、前記能の実施例では下両基盤のみ分割構造としたが、
上両基盤も分割構造として、第1のコネクタフェルール
を両基盤の半割り部によって挾持した状態で平行移動さ
せるようにしてもよいとともに、切り戻しピンを省略し
て、半割り部のみによって第1のコネクタフェルールを
上下移動させるようにしてもよい。さらに、両基盤の対
向方向は、上下方向に限定されるものではなく、水平方
向等、任意とすることができる。
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果を奏することかできる。
(1)基盤によってコネクタフェルールの相対位置関係
を固定した状態に支持して、位置決めピンを抜き差しす
るようにしているので、該位置決めピン移動時の接続損
失の変動を少なくするとともに、位置決めピンをずらし
た後においても二つのコネクタフェルールにおける光フ
ァイバの接続状態を維持することができる。
(ii)各コネクタフェルールを基盤の対向部に支持し
た状態で位置決めピンを移動するとともに、第1のコネ
クタフェルールを両基盤の対向方向に平行移動させるこ
とにより、接続すべきコネクタフェルールを切替るよう
にしているから、実質の伝送遮断時間を第1のコネクタ
フェルールの直線的な平行移動の間だけとし得て、切替
時間の短縮を図ることができる。
(iii ) 切替後の第1、第3のコネクタフェルー
ルに接続不良が生じた場合は、第1のコネクタフェルー
ルを元の第2のコネクタフェルールに接続し直すように
しているから、光伝送路を長時間遮断することなく、第
3のコネクタフェルールの取り替え等、必要な処置を施
すことかできる。
(1v)請求項2の接続切替装置は、突き出しピンおよ
び挿入部材を基盤毎に一組ずつ配設したから、各居盤の
それぞれにおいて位置決めピンの突き出し、挿入を行い
得て、切り戻しを何効に実施することかできる。
(ν)請求項3の接続切替装置は、第1のコネクタフェ
ルールを基盤毎平行移動するようにしているから、その
位置決め姿勢を移動操作中においても維持して、傾き等
の発生を防止し、切替、切り戻しの両操作において円滑
かつ正確な平行移動を行わせることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る先ファイバコネクタの接続切替装
置の一実施例を示す一部省略の分解斜視図、第2図ない
し第9図は第1図の接続切替装置により第13図の先フ
ァイバコネクタの接続を切替る方法の例を工程順に示し
、第2図と第4図ないし第9図とは縦断面図、第3図は
第2図の■■線に沿う矢視図、第10図ないし第12図
は第8図に示す状態から第1のコネクタフェルールを切
り戻す工程を順に示す縦断面図、第13図は本発明の接
続切替装置が適用される先ファイバコネクタの例を示す
分解斜視図、第14図は本発明の他の実施例の接続切替
装置における下両基盤の分解斜視図、第15図ないし第
17図は該他の実施例の接続切替装置による切替方法の
例を工程順に示す縦断面図、第18図(イ)は第16図
のイイ線に沿う矢視断面図、第18図(ロ)は同図(イ
)に示す状態から第2のコネクタフェルールをυト出し
た状態を示す断面図である。 1・・・・・光ファイバコネクタ、2・・・・・・光フ
アイバテープ、2a・・・・・・光ファイバ 3A・3
B・3Cコネクタフエルール、4・・−・・先端面、5
位置決めピン、6・・・・後端面、7・・・・・・ばね
、8・・・・上下側面、9・・・左右側面、10・・・
・先端部、11・・・・・後端部、12・・・・・・段
部、13・・・・・ガイド孔、14 ・−・・凹凸部、
15・・・・ブーツ、17押圧部、18・・・・・連結
部、19・・・・切欠、20・分岐片、20a・・・折
り返し部、20b・・・−・巻回部、21・・・・・切
欠、 31・・・・接続切替装置、32・33・・・・・基盤
、34・・・・・突き出しピン、35・・・挿入部材、
36・・・ばね操作具、37・ 移動手段、38・・・
・・立ち上げ壁、39・40・・・フェルール支持部、
41・・ コネクタフェルール嵌合用凹部、42・・・
・・位置決め面、43・・・ 突き当て面、44・・・
・・・突出壁、45・・・・位置決めガイド、46・・
・・・・切欠、47・・・・・ばね収納用凹部、48・
・ 切欠、49・・貫通孔、51・・・ 保持ブロック
、52・ ・切欠、53・・・・挿入用爪、54・・・
・・支持台、55・・・・切欠、56・ 支持ロンド、
57・・・・・係止突起。 61・・・・・・接続切替装置、62・・・−・・上両
基盤、63・・・・切り戻しピン、64・・ 下両基盤
、64A・・・・・・前側半割り部、64B・・・後側
半割り部、65・・・・・コ字状壁、66・・・・コネ
クタフェルール収納用凹部、67・68・・・・・貫通
孔、69・・・・・・移動手段、70・・・・押し出し
ピン、71・・・・突き当てピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一対の光ファイバ(2)の端末を各々収納した第1
    のコネクタフェルール(3A)と第2のコネクタフェル
    ール(3B)との先端面(4)が突き合わせられて、該
    先端面に露出状態の相互の光ファイバが接続されている
    とともに、該光ファイバの長さ方向に沿って形成された
    ガイド孔(13)に、両コネクタフェルールの間にかけ
    渡されるように位置決めピン(5)が挿入されている状
    態から、両コネクタフェルールの接続状態を解除して、
    前記第1のコネクタフェルールを第3のコネクタフェル
    ール(3C)と突き合わせて、相互の光ファイバを接続
    する光ファイバコネクタ(1)の接続切替方法であって
    、 接続を切替るにあたって、対向配置した一対の基盤(3
    2・33)の一方(33)の対向部に、接続状態の第1
    、第2の両コネクタフェルールを支持するとともに、他
    方の基盤(32)の対向部に、第2のコネクタフェルー
    ルと先端面を基盤の対向方向にほぼ揃えた状態で第3の
    コネクタフェルールを支持しておき、 第2のコネクタフェルールの後端からガイド孔に突き出
    しピン(34)を挿入して、位置決めピンを第1のコネ
    クタフェルールのガイド孔内にずらすように第2のコネ
    クタフェルールのガイド孔から外した後、 第1のコネクタフェルールを前記他方の基盤に向けて平
    行移動させて、該基盤の対向部に支持させることにより
    、前記第3のコネクタフェルールと対向状態に配置し、 しかる後、第1のコネクタフェルールの後端から突き出
    ている位置決めピンを押し込んで、両コネクタフェルー
    ルの先端面を突き合わせながら、これらの間に位置決め
    ピンをかけ渡した状態とし、これら第1、第3のコネク
    タフェルールの接続状態が良好の場合は切替作業を終了
    し、 また、接続状態が不良の場合は、突き出しピンによって
    第3のコネクタフェルールのガイド孔内から位置決めピ
    ンを第1のコネクタフェルールのガイド孔内にずらし、 該第1のコネクタフェルールを前記一方の基盤に向けて
    平行移動させて、該基盤の対向部に支持させることによ
    り、前記第2のコネクタフェルールと対向状態に配置し
    、 該第1のコネクタフェルールの後端から突き出ている位
    置決めピンを押し込んで、両コネクタフェルールの先端
    面を突き合わせるとともに、これらの間に位置決めピン
    をかけ渡して、元の状態に戻すことを特徴とする光ファ
    イバコネクタの接続切替方法。 2)一対の光ファイバ(2)の端末を各々収納した第1
    のコネクタフェルール(3A)と第2のコネクタフェル
    ール(3B)との先端面(4)が突き合わせられて、該
    先端面に露出状態の相互の光ファイバが接続されている
    とともに、該光ファイバの長さ方向に沿って形成された
    ガイド孔(13)に、両コネクタフェルールの間にかけ
    渡されるように位置決めピン(5)が挿入されている状
    態から、両コネクタフェルールの接続状態を解除して、
    前記第1のコネクタフェルールを第3のコネクタフェル
    ール(3C)と突き合わせて、相互の光ファイバを接続
    する光ファイバコネクタ(1)の接続切替装置(31)
    であって、 対向配置されてその対向部に接続状態の両コネクタフェ
    ルールをそれぞれ支持する1組の基盤(32・33、6
    2・64)と、コネクタフェルールのガイド孔に挿入状
    態の位置決めピンを押圧して軸方向に移動させる突き出
    しピン(34)と、コネクタフェルールのガイド孔から
    一部突出状態とされた位置決めピンを該コネクタフェル
    ールに押し込む挿入部材(35)と、第1のコネクタフ
    ェルールを両基盤の対向方向に平行に移動させる移動手
    段(37)とを備えるとともに、 前記突き出しピンと挿入部材とは、基盤の対向部を介し
    て対向配置されているとともに、該基盤の対向方向に並
    べられた状態に一対ずつ設けられていることを特徴とす
    る光ファイバコネクタの接続切替装置。 3)前記基盤(62・64)の少なくとも一方(64)
    が、コネクタフェルールを1個ずつ支持するように二つ
    の半割り部(64A・64B)に分割構造とされ、その
    一つの半割り部(64A)に、該半割り部に支持した第
    1のコネクタフェルールを半割り部毎平行移動させるよ
    うに前記移動手段が連設されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の光ファイバコネクタの接続切
    替装置。
JP10478988A 1987-12-15 1988-04-27 光ファイバコネクタの接続切替方法および接続切替装置 Pending JPH0234810A (ja)

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JP10478988A JPH0234810A (ja) 1987-12-15 1988-04-27 光ファイバコネクタの接続切替方法および接続切替装置

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JP31650287 1987-12-15
JP62-316502 1987-12-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320702A (ja) * 1989-03-27 1991-01-29 Fujikura Ltd 光ファイバコネクタの接続切替装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0320702A (ja) * 1989-03-27 1991-01-29 Fujikura Ltd 光ファイバコネクタの接続切替装置

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