JPH0234794Y2 - - Google Patents

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JPH0234794Y2
JPH0234794Y2 JP1986071637U JP7163786U JPH0234794Y2 JP H0234794 Y2 JPH0234794 Y2 JP H0234794Y2 JP 1986071637 U JP1986071637 U JP 1986071637U JP 7163786 U JP7163786 U JP 7163786U JP H0234794 Y2 JPH0234794 Y2 JP H0234794Y2
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JP
Japan
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jumper
support rod
jumper wire
pipe
wire
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JP1986071637U
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JPS62201487U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電話局内でジヤンパ線を布設する
際に使用するための局内ジヤンパ布設工具に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、電話局内でジヤンパ線を布設する際に
は、ジヤンパ線をジヤンパ収納箱から直接引き出
すか、底板に木材(H300mmφ50mm)を固定し、
ジヤンパ線の束を挿入して使用していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の方法では、ジヤンパ
線のよれ(キンク)やジヤンパの束が重なつて出
てくるなどの問題があつた。すなわち、ジヤンパ
線は200m程度の単位長さでコイル状に巻かれて
おり、布設のために引き出すときには、巻いた形
状の巻き始めであるコイル中心側から取り出され
る。このときの引き出しの際に、中心の輪が残つ
たまま引き出されてしまうため、引き出し線によ
じれこぶであるキンクが生じてしまう。このキン
クは布設に際して解く必要があり、キンク発生の
度に縒りを戻すという余分な作業を要してしまう
欠点があつた。
この考案はこの点を解決し、ジヤンパ線をスム
ーズに引き出すことのできる局内ジヤンパ布設工
具を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る局内
ジヤンパ布設工具は、可搬性の板材にコイル状に
巻かれたジヤンパ線の中心に差し込んで当該ジヤ
ンパ線を保持するパイプを立設するとともに、こ
の板材には支持棒差し込み台を設けてなり、支持
棒差し込み台には前記パイプより高く配置される
リングを具備した支持棒を有し、この支持棒を前
記支持棒差し込み台に着脱可能に装着した構成と
したものである。
〔作 用〕
上記構成によれば、その使用に際して、パイプ
がコイル状に巻かれたジヤンパの束の中心に差し
込まれるように挿入し、ジヤンパ線の束を保持す
る。そして、巻き付けたジヤンパ線の中心側から
線の先端を繰り出し、引つ掻けリングを通して引
き出す。これによりジヤンパ線のコイルの中心軸
線の方向にジヤンパ線が引き出されるので、引き
出しジヤンパ線にキンクが発生することなく、ス
ムーズに引き出すことができる。
〔実施例〕
以下に本考案に係る局内ジヤンパ布設工具の具
体的実施例について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
この実施例に係る局内ジヤンパ布設工具は、ア
クリル材料からなる底板1(サイズ400×800×8
mm)を有しており、この底板1の表面にジヤンパ
の束を保持するための一対のビニールパイプ2を
立設している。このパイプ2は高さ250mm、直径
140mmのもので、コイル状に巻かれたジヤンパ線
の中心部に差し込んでジヤンパ線を底板1の表面
部の一定箇所に保持するものである。
また底板1上の前記パイプ2の間には、第2図
にも示すように、支持棒差し込み台3が取り付け
られている。この差し込み台3は板片をL字状に
折り曲げて形成され、この一方の片を底板1に当
接して他片が直立するように底板1に固定され
る。この差し込み台3の直立片の片面には上下に
二個のリング7を取り付けており、これに後述す
る支持棒を差し込み保持するようにしている。
前記差し込み台3に装着する支持棒5は、ほぼ
1mの長さをもつステンレス棒から形成され、表
面にはビニールチユーブの絶縁被覆が施されてい
る。また、この支持棒5の上部先端にはプラスチ
ツク製または鉄製の小縁リング(φ60〜90mm)か
らなる引つ掻けリング4を取り付けるようになつ
ている。これは、第3図1〜2に示すように、リ
ング4a,4bの向きが異なるものを使い分ける
ことができるようにされ、通常のねじ込み等の方
法で支持棒5の先端に着脱することができるよう
になつている。
なお、底板1の短辺側の縁部には運搬用の持手
6を設けており、上記パイプ2や差し込み台3を
付帯した状態で持ち運びできるようになつてい
る。
本実施例に係る局内ジヤンパ布設工具は以上の
ような構造であるから、これを使用する時は第1
図想像線で示すように支持棒差し込み台3に支持
棒5を挿入し、ビニールパイプ2にジヤンパ線の
束を挿入する。予め支持棒5の先端上部に引つ掛
けリング4を取り付けておき、パイプ2に保持さ
れたジヤンパ線のコイル中心側からジヤンパ線を
引き出し、そのジヤンパ先端を引つ掻けリング4
を通して引き出す。これにより、パイプ2の高さ
より高い位置に設定された引つ掛けリング4まで
一旦ジヤンパ線が引き出され、しかも引き出し方
向がジヤンパ線のコイル中心線に沿う上方位置で
あるので、ジヤンパ線の引き出しに際して線が捩
れてできるキンクが発生しなくなる。このため、
ジヤンパ線の布設作業が非常に円滑におこなわ
れ、キンク解き等の余計な付帯作業がなくなつ
て、作業性が非常に良好になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る局内ジヤン
パ布設工具によれば、ジヤンパ線を保持するパイ
プと、これより高い位置に設置されジヤンパ線が
挿通されるリングを備えた支持棒とを可搬性のあ
る底板に取り付け、任意の作業箇所に出向いてジ
ヤンパ線を布設することができるので、どのよう
な作業現場においてもジヤンパ線のキンク発生を
防止しつつ、円滑な布設を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は局内ジヤンパ布設工具の正面斜視図、
第2図は支持棒差し込み台の側面図、第3図1,
2は引つ掻けリングの二つの実施例を示す正面図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可搬性の板材にコイル状に巻かれたジヤンパ線
    の中心に差し込んで当該ジヤンパ線を保持するパ
    イプを立設するとともに、この板材には支持棒差
    し込み台を設けてなり、支持棒差し込み台には前
    記パイプより高く配置されるリングを具備した支
    持棒を有し、この支持棒を前記支持棒差し込み台
    に着脱可能に装着したことを特徴とする局内ジヤ
    ンパ布設工具。
JP1986071637U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0234794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986071637U JPH0234794Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986071637U JPH0234794Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201487U JPS62201487U (ja) 1987-12-22
JPH0234794Y2 true JPH0234794Y2 (ja) 1990-09-19

Family

ID=30914369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986071637U Expired JPH0234794Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Country Status (1)

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JP (1) JPH0234794Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54184489U (ja) * 1978-06-19 1979-12-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62201487U (ja) 1987-12-22

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