JPH0234635Y2 - - Google Patents

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JPH0234635Y2
JPH0234635Y2 JP845285U JP845285U JPH0234635Y2 JP H0234635 Y2 JPH0234635 Y2 JP H0234635Y2 JP 845285 U JP845285 U JP 845285U JP 845285 U JP845285 U JP 845285U JP H0234635 Y2 JPH0234635 Y2 JP H0234635Y2
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JP
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permanent magnet
watch body
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watch
attracted
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JP845285U
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JPS61123989U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、置時計に関するものである。
(従来の技術) 従来の置時計では、その時刻表示部が一定の方
向を向いているのが殆どで、傾斜角度をわずかな
範囲で調整できるものが見られる程度であつた。
しかし近来、生活様式が多様化し、畳の上や、
机の上、ベツドの枕もとなど、種々の場所で時計
が用いられ、その場所に最も適した方向、傾斜角
度で時計を使用できることが望ましい。
そこで本願出願人は先に昭和59年7月31日出
願、実願昭59−117619において、曲面および/ま
たは複数の平面を表面に形成してある支持部材を
設け、この支持部材に時計本体を磁気的に吸着可
能とし、これにより広い範囲にわたつて複数の取
つけ角度に時刻表示部を向けることができる時計
を提案した。
(問題点を解決するための手段) この先願考案においては、支持部材と時計本体
との磁気的吸着力の調整が困難であり、時計本体
をその傾斜角度を大きくして支持部材に吸着させ
る際には、大きな吸着力が必要であるので、たと
えばこの状態において必要とする吸着力が両者間
に働くように設定しておくと、時計本体を支持部
材の頂部に吸着させた際には、時計本体が容易に
分離せず、支持部材まで持ち上げてしまい、途中
から支持部材のみ落下するなどの不測の事故の生
じるおそれがあり、側部においても頂部において
も適当な吸着力が働くように設定することは難か
しいものであつた。
この考案の目的は、側部において十分な吸着力
が得られると同時に、頂部においてはそれよりも
弱い吸着力として安全な着脱が出来るようにする
ところにある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、時計本体1と支持部材5とからな
る。時計本体1には永久磁石4を装着してあり、
支持部材5は表面に曲面および/または複数の平
面が形成してあり、頂部に永久磁石7が配設して
ある。この永久磁石7は、時計本体1の永久磁石
4との間に反発力が作用するように着磁してあ
り、かつ永久磁石4よりも弱いものである。そこ
で時計本体1は支持部材5の表面に複数の取つけ
角度にて磁気的に吸着支持されるようになつてい
る。
(作用) 時計本体1は支持部材5の表面の曲面または平
面の任意の位置に吸着支持すれば、吸着位置にお
ける面に垂直方向に起立するので、吸着位置を選
ぶことにより任意の方向に時刻表示部3aを向け
て使用できる。また時計本体1が支持部材5の頂
部に吸着されているときは、永久磁石7との間の
反発力が作用して両者間の吸着力が弱まるが、時
計本体1に作用する重力によつて支持部材5に押
しつけられているので、十分にその位置が保たれ
る。時計本体1が支持部材5の側部に吸着支持さ
れているときには、永久磁石7は存在しないの
で、十分な吸着力で支持され、傾斜した位置が安
定して保たれる。
(実施例) 第1図示において、時計本体1はほぼ筒状をな
す時計枠2の前面開口部に、時計体3がきつく嵌
合して取りつけてある。3aは時刻表示部であ
る。時計枠2の背面は断面円弧状をなし、その中
心部に形成した取付柱2aに磁気的吸着手段であ
る永久磁石4が脱落不能に嵌合している。支持部
材5は表面が球面となしているカバー部6で覆つ
てある。カバー部6は磁性材で作られており、カ
バー部内の頂部には永久磁石7が配設してある。
永久磁石7は、時計本体1の永久磁石4との間に
反発力が作用するように着磁してあるもので、こ
の例では永久磁石4の上面がN極、下面がS極で
あり、永久磁石7の上面がS極、下面がN極とな
つている。永久磁石7の下部には非磁性材で作ら
れたおもり部8となつている。支持部材5は底部
を切断して机上などに載置するための取つけ面5
aを形成してある。
時計本体1を第1図実線図示のように支持部材
5の頂部に吸着させれば、永久磁石4と永久磁石
7とが磁性材のカバー部6を挾んで対向するの
で、永久磁石4のカバー部6に対する磁気的吸引
力が弱められるが、永久磁石7は永久磁石4より
も弱いので、まだ十分に吸着力を有し、時計本体
1は吸着支持される。また時計本体1のこの姿勢
においては、重力が真下に作用しているので、重
力によつて支持部材5に押し付けられ、上記の磁
気的吸着力に加わつて安定的に支持される。時計
本体1を上方へ持ち上げると、両者間の吸着力が
弱いので容易に支持部材5から離れ、支持部材5
は机上などから持ち上がることはない。また時計
本体1を第1図鎖線図示の位置に吸着させれば、
時刻表示部3aはほぼ45度の傾斜状態で保持さ
れ、しかもこの位置では永久磁石7との間に反発
力は作用しないので、十分に強力に吸着して安定
して傾斜位置が保たれる。時計本体1を持ち上げ
る際には、カバー部6の表面を滑らせて頂部まで
移動させれば、上記したように取り外しは容易で
ある。
第2図示の例は、支持部材15のカバー部16
の表面を複数の平面を連続させて形成してある。
その他の同一符号を付した部分は第1図示の例と
同様である。
さらに他の例としては、曲面と複数の平面とを
連続させてカバー部の表面を形成してもよい。
またカバー部6を省略し、おもり部8を磁性材
にて形成し、上部に永久磁石7を配設し、おもり
部8と永久磁石7の表面に曲面および/または複
数の平面を形成するようにしてもよい。
さらにおもり部8を鉄などの磁性材にて形成
し、非磁性材にて形成したカバー部6により永久
磁石7とともに覆うように構成することもでき
る。
(考案の効果) このようにこの考案によれば、時計本体を支持
部材に吸着支持してあり、支持部材の表面が曲面
および/または複数の平面で形成してあるので、
時計本体を吸着する位置を選ぶことにより多方向
にその時刻表示部を向せて使用でき、使用者の
種々のニーズに対応できる。また時計本体を支持
部材から取り外す際、頂部の吸着力を弱くしてあ
るので、支持部材を持ち上げる心配なく容易に取
り外しができ、また側部においては十分に強力な
吸着力が得られて安定して使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例であつて、第1図は縦
断面図、第2図は他の例を示す一部切欠正面図で
ある。 1……時計本体、4……永久磁石、5,15…
…支持部材、7……永久磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 永久磁石を装着してある時計本体と、 表面が曲面および/または複数の平面であり、
    上記時計本体の永久磁石との間に反発力が作用す
    るように着磁してあり、上記時計本体の永久磁石
    よりも弱い永久磁石を頂部に配設してある支持部
    材と からなり、上記時計本体は上記支持部材の表面に
    複数の取つけ角度にて磁気的に吸着されることを
    特徴とする置時計。
JP845285U 1985-01-24 1985-01-24 Expired JPH0234635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP845285U JPH0234635Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JP845285U JPH0234635Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61123989U JPS61123989U (ja) 1986-08-04
JPH0234635Y2 true JPH0234635Y2 (ja) 1990-09-18

Family

ID=30487750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP845285U Expired JPH0234635Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JP (1) JPH0234635Y2 (ja)

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JPS61123989U (ja) 1986-08-04

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