JPH023462B2 - - Google Patents

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JPH023462B2
JPH023462B2 JP56160556A JP16055681A JPH023462B2 JP H023462 B2 JPH023462 B2 JP H023462B2 JP 56160556 A JP56160556 A JP 56160556A JP 16055681 A JP16055681 A JP 16055681A JP H023462 B2 JPH023462 B2 JP H023462B2
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JP
Japan
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hanger
cell
rack
sample
measurement
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JP56160556A
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Japanese (ja)
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JPS5861447A (en
Inventor
Mitsuo Watanabe
Kyoharu Matsuda
Susumu Nakamura
Kyoshi Yajima
Yasuhiro Michi
Kyoshige Wakabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Jasco Corp
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Nihon Bunko Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd, Nihon Bunko Kogyo KK filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP16055681A priority Critical patent/JPS5861447A/en
Publication of JPS5861447A publication Critical patent/JPS5861447A/en
Publication of JPH023462B2 publication Critical patent/JPH023462B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/251Colorimeters; Construction thereof
    • G01N21/253Colorimeters; Construction thereof for batch operation, i.e. multisample apparatus

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

この発明は抗源抗体反応生成物の濃度をレーザ
ー光による散乱光の強度によつて測定して、血漿
タンパクや血中薬物等の抗源物質濃度を定量する
装置に関し、特に測定対象となる試料液を測定装
置本体の試料測定室に自動的に給排して測定を自
動化するようにした装置に関するものである。 近年、小型のレーザー光源の開発が進むととも
に、微粒子によるレーザー光の散乱現象の研究も
進み、その結果、血漿タンパクや血中薬物等によ
る抗源抗体反応生成物の濃度を検出するレーザー
式抗源抗体反応生成物定量装置が実用化されるに
至つた。このような装置においては、例えば抗源
としての血漿タンパクがそれに対応する抗体と結
合して抗源抗体反応生成物を生成する所謂溶液内
免疫沈降反応が生じれば、その反応生成物は光散
乱を示し、したがつて抗体過剰域においてその反
応生成物のレーザー光散乱強度が血漿タンパク濃
度に比例することから、血漿タンパク濃度を測定
することができる。また薬物の場合にはそれに対
応する抗体と結合すれば非沈降性で光散乱を示さ
ない抗源抗体反応生成物を生成するが、合成した
ポリハプテン(薬物多価抗源)と抗体が結合した
抗源抗体反応生成物は沈降性で光散乱を示すか
ら、後者の反応系に薬物が共存すれば抗体に対し
て薬物とポリハプテンが競合反応して、免疫沈降
反応が阻止され、しかもその割合が共存する薬物
濃度に比例するため、レーザーの散乱強度により
薬物濃度を知ることができる。 ところで上述のようなレーザー式抗源抗体反応
生成物定量装置においては、レーザー光を発生す
るレーザー光源と散乱光を受けてその強度を検出
する受光検出部との間の試料測定室に試料液を導
入し、また測定後に排出する必要がある。しかる
に従来のレーザー式抗源抗体反応生成物定量装置
においては、このような試料液の試料測定室への
導入および排出を手作業で行なわざるを得ず、そ
のため測定作業に相当な労力と時間を要するのが
実情であつた。 ところで一般に試料液の測定室への給排を自動
化するための方式としては、試料液を外部の試料
容器から吸入管を介して試料測定室に流し込み、
測定後に排出管を介して前記試料容器に戻すかま
たは廃棄するようにした所謂フロー方式が知られ
ている。しかしながらこの方式では1回の測定ご
とに試料測定室や管路が試料液によつて汚染され
るから、正確な測定を行うためには1回の測定終
了ごとに洗浄する必要があり、そのため作業や操
作が煩雑になるとともに、装置が複雑化して高コ
ストとなり、しかも上述のように洗浄しても汚染
が次第に累積し、特に散乱光強度測定の場合、試
料測定室の窓が汚れて散乱光強度の測定精度が低
下して行く問題があり、したがつてこの種のフロ
ー方式は、レーザー式抗源抗体反応生成物定量装
置に適用して多数の検体を次々に測定するには適
当ではなかつた。また、レーザー式抗源抗体反応
生成物定量装置とは異なる他の分析装置、例えば
吸光分析装置等においては、試料液を収容した多
数のセルをラツクに並べておき、そのラツクを移
動させることにより各セルを順次試料測定室に至
らしめるようにした装置が知られている。しかし
ながらこの型式の装置を散乱光強度測定方式によ
るレーザー式抗源抗体反応生成物定量装置に適用
することは次のような理由から困難である。すな
わちレーザー式抗源抗体反応生成物定量装置にお
いては抗原、抗体および希釈液(バツフアー)を
混合した後一定時間(通常は30分あるいは60分)
経過した免疫沈降反応が充分に進行してから試料
液のレーザー光散乱強度を測定するのであるが、
この場合反応生成物濃度を正確に定量するために
は、混合した直後の未だ沈降反応が進行していな
い状態の試料液のレーザー光散乱強度をブランク
値として測定しておくことが望ましい。しかしな
がら前述のラツク移動方式ではラツクごと試料測
定室へ移動させるため試料液の混合直後にラツク
測定を行うことが困難となり、またブランク測定
と一定時間経過後(反応後)の本測定との2回の
測定を同一試料液について行うためにはラツク式
では装置がきわめて大がかりとなつて高コストと
なる問題がある。また、散乱孔を検出するレーザ
ー式抗源抗体反応生成物定量装置においては、吸
光測定の場合と異なり、正確に散乱光を測定する
ためには外部光をほぼ完全遮断状態に近い状態と
なるように充分に遮断する必要があるが、前述の
ラツク移動方式においては測定すべきセルのみを
他から孤立させることが相当に困難であり、その
ためには装置が複雑化する問題がある。さらに
は、散乱光を検出するレーザー式抗源抗体反応生
成物定量装置においてはセルに入射されるレーザ
ー光に対し反対側の散乱光を測定する以外に、そ
れと同時に入射方向に対し90゜方向の散乱光を測
定することもある。すなわち入射光に対し検出方
向の角度が異なればそれに伴つて異なる情報が得
られ、例えば2方向の散乱光を同時に測定すれば
散乱光強度分布パターンを知得することができ
る。しかしながら前述のラツク移動方式において
はセルをラツクごと水平に一定の方向へ移動させ
るため、水平面内のほぼ直角な2方向において散
乱光を検出することは困難であり、そのため得ら
れる情報も限られてしまう問題がある。 また一方、散乱光強度の測定ではなく光の透過
光の測定によつて抗源抗体反応生成物を分析する
装置としては、例えば特開昭53−69694号公報に
示されているように、透明材からなる1枚のプレ
ートの上面に多数の試料収容用の凹部をマトリツ
クス状に形成した試料容器(いわゆるマイクロプ
レート)を用い、このマイクロプレートを移動さ
せることによつて各試料収容凹部を順次分析装置
(光透過位置)に至らしめるマイクロプレート方
式の装置が知られている。しかしながらこのマイ
クロプレート方式でも、前述のラツク移動方式と
同様に散乱光強度を検出する方式のレーザー式抗
源抗体反応生成物定量装置に適用することは困難
であつた。 すなわち、マイクロプレート方式では同一のプ
レート上に多数の試料を収容した凹部が存在する
ため、試料混合直後にブランク測定を行なうこと
は困難であり、また各試料収容凹部が弧立してい
ないため、測定時に外部光の漏洩が生じやすく、
完全に近い状態まで充分に外部光を遮断すること
が困難であるため、正確な測定を期待することは
できず、さらに各試料収容凹部に対して水平面内
の異なる2方向の散乱光を測定することはできな
かつたのである。 この発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、レーザー光の散乱による抗源抗体反応生成物
定量装置においてその試料測定室への試料液セル
の給排を簡単かつ安価な構成にて自動化し、以つ
て抗源抗体反応生成物の定量を自動化し、しかも
前述のような諸問題が生じることなく正確に測定
し得るようにした装置を提供することを目的とす
るものである。 すなわちこの発明は、上面を開放した試料測定
室が形成された測定装置本体にレーザー光源と散
乱孔強度検出手段とを設け、試料液を収容したセ
ルを前記試料測定室に上方から挿入してレーザー
光をセル内の試料液に入射させるとともに、その
セル内の抗源抗体反応生成物による散乱光強度を
検出して、抗源抗体反応生成物濃度を定量するよ
うにしたレーザー式抗源抗体反応生成物定量装置
において、複数本のセルをそれぞれ直立状態で収
容するための複数の収容部が水平面内の直交する
2方向に沿つてマトリツクス状に形成されたラツ
クと、前記ラツクが載脱可能に載置される構成と
されかつ前記測定装置本体の側方に配設されたラ
ツクテーブルと、そのラツクテーブルを前後方向
に直線移動させるためのラツク移動手段と、前記
セルを吊上げるためのハンガーと、そのハンガー
を昇降させるためのハンガー昇降手段と、前記ハ
ンガーをラツク上方の位置と試料測定室の上方位
置との間において水平直線移動させるためのハン
ガー水平移動手段とを有してなり、前記セルはそ
の前後両面の上端部に突片を形成した構成とさ
れ、一方前記ハンガーは断面状に作られるとと
もにその両側壁部の内面下端に内側へ向つて突出
する突条部が形成された構成とされ、前記セルの
突片がハンガーの前記突条部上面に係合されるよ
うに構成され、しかも前記ハンガーの両側壁部が
前記ハンガー水平移動手段による移動方向と平行
となるようにハンガーの方向性が定められている
ことを特徴とするものである。このような構成に
よつて試料液を収容したセルを1本ずつ吊上げて
これを自動的に、ラツクから試料測定室に移送
し、また試料測定室からラツクへ移送することが
でき、したがつて前述のような諸問題が生じるこ
となくレーザー光散乱強度による抗源抗体反応生
成物の定量を自動化することができるのである。 また特にハンガーは断面状に作られるととも
にその両側壁部の内面下端に内側へ向つて突出す
る突条部が形成されていて、その突条部がセルの
上端部の突片に係合するように構成されており、
しかもハンガーの両側壁部はハンガーの水平直線
移動方向と平行となるようにハンガーの方向性が
定められているところから、ハンガーの昇降およ
び水平方向直線移動だけでラツク内もしくは試料
測定室からのセルの吊上げやラツク内もしくは試
料測定室へのセルの挿入を行なうことができ、し
かもラツク内の吊上げるべきセルの割出しもハン
ガーの水平方向直線移動とラツクテーブルの前後
方向直線移動だけ行なうことができる。 以下この発明の実施例につき図面を参照して詳
細に説明する。 第1図はこの発明の一実施例を示すものであ
り、測定装置本体1の前部上面には後述するセル
2を収容する試料測定室3の上端が開口されてお
り、測定装置本体1内には試料測定室3内のセル
2中の試料液にレーザー光を入射させるための図
示しないレーザー光源および前記セル2内の試料
液からの散乱光を受光して散乱光強度を検出する
ための図示しない散乱光強度検出手段と、その検
出手段で検出された散乱光強度の信号を処理する
処理手段等が内蔵されている。これらの測定装置
本体1内の具体的構成は公知のもの、例えば特開
昭56−94245号に記載されているもの等と同様で
あれば良く、したがつてここでは詳述しない。な
お測定装置本体1の上面には測定されたデータた
後述する検量線等を表示するためのCRT表示装
置1Aが載置されている。 前記測定装置本体1の側方に並ぶ位置には、前
記試料測定室3にセル2を給排するためのこの発
明の特徴とする試料液セル自動給排装置4が配置
されている。この自動給排装置4は、基本的には
所定本数のセル2、例えば60本のセル2を前後左
右のマトリツクス状に収容し得るラツク5と、こ
のラツク5を載脱可能に載置しかつ前後方向へ移
動可能なラツクテーブル6と、このラツクテーブ
ル6を水平面内において前後方向へ移動させるた
めのラツクテーブル移動手段7と、ラツク5内も
しくは前記試料測定室3内のセル2を吊上げてそ
のセル2をラツク5と試料測定室3との間で移送
するためのハンガー8と、そのハンガー8を垂直
に昇降させるためのハンガー昇降手段9と、ハン
ガー8を横方向(左右方向)すなわち前記ラツク
5の移動方向および垂直方向に対し直交する方向
へ移動させるためのハンガー水平移動手段10と
からなる構成とされている。なおラツクテーブル
6の後方には自動給排を制御するための後述する
制御系を内蔵する制御部4Aが配設されている。 前記セル2は透明樹脂等の透明材料によつて例
えば第3図に示すように水平断面が矩形状をなす
有底筒状に作られるとともに、前後両側の外壁面
上端に水平方向へ突出する突片2a,2a′が一体
に形成されたものである。一方前記ラツク5は、
それぞれセル2を各別に収容するための複数の
(例えば10個)の収容部5aがラツクテーブル6
の移動可能な前後方向(Z方向)に対し直交する
方向、すなわちハンガー8の水平移動方向(X方
向)と平行な方向に沿つて間隔を置いて直列状に
形成され、かつその収容部5aの列が前後方向す
なわちラツクテーブル6の移動方向(Z方向)に
間隔を置いて複数列(例えば6列)形成され、こ
れによつて全体として前後左右のマトリツクス状
に多数の収容部5aが形成されている。なお各収
容部5aは、第4図に詳細に示すように前記セル
2を収容した状態でその突片2a,2a′が収容部
の開口端(上面)よりも上方に位置するように、
すなわち突片2a,2a′の下面と収容部の開口端
との間に所定の間隔Gが存在するように作られ、
またセル2をその突片2a,2a′が前後方向すな
わちZ方向の両側に位置するような方向性で収容
するように構成されている。なおまた、ラツク5
はラツクテーブル6上の定位置に着脱可能に載置
されたものである。前記ラツクテーブル6の下面
には第2図に示すようにローラ13,13′が設
けられており、これらローラ13,13′は基板
14上に前後方向に沿つて設けられたレール1
5,15′に係合されて、これによりラツクテー
ブル6は前後方向へ移動可能となつている。そし
て前記ラツク移動手段7は、例えば基板14上の
前後位置に設けられたプーリー7a,7a′に架け
渡された無端環状のワイヤ7bと、このワイヤ7
bを走行させるべく一方のプーリー7′に連結さ
れたパルスモータ7cとからなる構成とされてい
る。 前記ハンガー水平移動手段10は例えば図示の
ようにハンガー8を水平方向へ移動可能に案内お
よび支持するための水平ガイドレール10aの左
右両端にプーリー10b,10b′を設けてそのプ
ーリー10b,10b′間に無端環状のワイヤ10
cを巻掛け、一方のプーリー10bにパルスモー
タ10dの駆動軸を連結した構成とすれば良い。
また前記ハンガー昇降手段9は、前記水平ガイド
レール10aの昇降を案内支持するための垂直ガ
イドレール9aの上下両端にプーリー9b,9
b′を設けて、そのプーリー9b,9b′に無端環状
のワイヤ9cを巻掛け、一方のプーリー9b′にパ
ルスモータ9dの駆動軸を連結した構成とすれば
良い。したがつてこの実施例の場合ハンガー8
は、パルスモータ9dの回転により垂直ガイドレ
ール9aに案内されて水平ガイドレール10aご
と昇降(Y方向)し、かつパルスモータ10dの
回転により水平ガイドレール10aに案内されて
横方向(X方向)へ移動することになる。 一方前記ハンガー8は、基本的には第5図およ
び第6図に示すように平行一対の垂直な側壁8
a,8b′の上端の相互間を連結部8bによつて一
体に連結して、略門状をなすように作るととも
に、前記側壁8a,8a′の下端の内面側に水平な
突条部8c,8c′を形成し、この突条部8c,8
c′に前記セル2の突片2a,2a′が引掛けられる
構成とすれば良い。但しこの場合側壁8a,8
a′をハンガー8の水平移動方向(X方向)に平行
な垂直面に沿わせ、そのハンガー8の内側空間
(側壁8a,8a′の内側)をハンガー8の水平移
動方向の左右に開放させておく。また、ハンガー
8の側壁8a,8a′の内面間の間隔Wはセル2の
前後の突片2a,2a′の先端間距離よりも大きく
設定し、かつハンガー8の突条部8c,8c′の先
端間の間隔W′はセル2の突片2a,2a′の先端
間距離Lより小さくかつセル2の本体部分の前後
方向の厚みよりも大きい値に設定する。このよう
に構成すれば、例えば第7図Aに示すように、ハ
ンガー8の突条部8c,8c′の上面がセル2の突
片2a,2a′の下面よりも若干下方に位置する状
態でハンガー8をセル2の側方からセル2へ向け
て水平移動(X方向)させ、第7図Bに示すよう
にセル2の上端部の突片2a,2a′、ハンガー8
の側壁8a,8a′間に位置した時に水平移動を停
止させて第7図Cに示すようにハンガー8を上昇
させれば、セル2の突片2a,2a′がハンガー8
の下端内面の突条部8c,8c′に係合されて、セ
ル2が上方へ吊上げられる。なおこの場合図示の
ようにハンガー8の突条部8c,8c′の中央部上
面に前記セル2の突片2a,2a′に対応する凹溝
8d,8d′を形成しておけば、ハンガー8を上昇
させる際にセル2の突片2a,2a′が凹溝8d,
8d′に嵌入するから、セル2が滑り落ちたりする
ことを防止することができ、また図示のように特
に凹溝8d,8d′の端面8e,8e′を滑らかな円
弧状に形成しておけば、セル2とハンガー8の位
置が若干ずれていてもセル2を正しくハンガー8
の中央にて吊上げることができる。 なおハンガー8を前記水平ガイドレール10a
から吊下げる部分の構成は任意であるが、例えば
第5図に示すように水平ガイドレール10a内
に、水平走行片22を配置するとともにその水平
走行片22にローラ23を設けて、その水平走行
片22が水平ガイドレール10a内を円滑に水平
方向へ走行し得るようになし、かつ水平走行片2
2に前記ワイヤ10cを係合させ、その水平走行
片22から連結杆24を介してハンガー8を垂下
させた構成とすれば良い。 また前記ハンガー8は吊上げたセル2の落下を
より確実に防止するとともに測定装置本体1にお
ける試料測定室3の測定時の遮光用上蓋を兼ねる
ため、第8図および第9図に示すようにセル押え
板20を設けた構成としても良い。このセル押え
板20は、前記側壁8a,8a′間に水平に配置さ
れたものであつて左右方向の両端部20a,20
a′をハンガー8の本体部分から突出させるととも
にその両端部20a,20a′の下面を滑らかな円
弧状に成形し、かつ前後の方向の幅をハンガー8
の突条部8c,8c′の先端間の間隔よりも小さく
設定した構成とされている。そしてこのセル押え
板20はハンガー8の本体に対し相対的に昇降可
能に支持されるとともに、バネ21によつて常時
下方へ附勢されている。このようなセル押え板2
0を有するハンガー8を用いた場合、第10図
A,Bに示すようにセル2の突片2a,2a′の下
面よりもハンガー8の突条部8c,8c′の上面が
若干下方に位置する状態でハンガー8をセル2の
側方からセル2へ向けて水平移動させれば、セル
2の上端部にセル押え板20の先端部20aの下
面が当接してそのセル押え板20が上方へ持ち上
げられ、次いで第10図C,Dに示すようにセル
2の上端部がハンガー8の側壁8a,8a′間に位
置した状態でハンガー8を上昇させれば、セル押
え板20によりセル2が相対的に下方へ押圧され
るため、セル2の突片2a,2a′が円滑にハンガ
ー8の凹構8d,8d′に嵌入せしめられ、かつそ
の凹溝8d,8d′から外れることが防止される。
またセル押え板20はセル2の上面を覆うことに
なるから後述するごとくセル2を試料測定室3に
収容して測定する際にはセル2の上面側から外部
光が入射してしまうことを防止して、より正確に
レーザー光散乱強度を測定することができる。 なお、第1図には特に示さないが、水平ガイド
レール10aにはハンガー8の水平方向の特定の
位置を検出するための光電検出器やマイクロスイ
ツチ、近接スイツチ等の位置センサSXO,SXS
SXEを設け、また垂直ガイドレール9cには水平
ガイドレール10aの特定の位置すなわちハンガ
ー8の垂直方向の特定の位置を検出するための前
記同様な位置センサSYO,SYEを設け、さらに基
板14上にはラツクテーブル6の特定の位置を検
出するための位置センサSZO,SZEが設けられて
いる。これらの位置センサの具体的位置について
は、後に第11図にしたがつて説明する。 なおまた上述のような試料液セル自動供給装置
4の側方には、通常は図示しない混合希釈機を配
設しておく。この混合希釈機は、主として抗源を
含む被測定用の検体や標準検体とそれに対応する
抗体とを混合するとともに希釈液によつて希釈し
て試料液を作成し、その試料液をセル2に注入す
るためのものであり、その具体的な構成は任意で
あるが、例えば本発明者等が先に提案した特願昭
56−47368号の装置の如く、ピストンシリンダ方
式の吸引吐出装置に各液をそれぞれ設定量吸引し
た後これをセル2内へ吐出することによつて混
合・希釈およびセル2への注入を迅速かつ高精度
で行ない得るようにした混合希釈機を用いること
が望ましい。なおこの混合希釈機は、内部に計時
手段を設けて、各試料液の作成時刻からの経過時
間を計時するようになし、また混合・希釈動作回
数すなわち試料液の作成回数(試料液を収容した
セル2の作成本数)を計数するカウンタを設けて
おくことが望ましい。さらには前記混合希釈機
は、一定の時間間隔例えば30秒間隔で混合・希釈
動作すなわち試料液作成動作を繰返し得るように
反復時限手段を設けるとともに、外部から任意の
試料液作成数すなわち試料液を収容したセル2の
作成本数を設定するためのデジタルスイツチ等の
数値入力手段を設けて、その設定数だけ前記時間
間隔で自動的に混合・希釈動作すなわち試料液収
容セルの作成動作を行うように構成することが望
ましい。またこの場合前記時間間隔も外部から調
整可能に構成しておくことが望ましい。 次に上述のような装置の制御系について説明す
る。但し以下の説明においてはハンガー8の水平
移動方向(横方向)をX方向、同じくハンガー8
の垂直移動方向をY方向、ラツクテーブル6の水
平移動方向(前後方向)をZ方向とする。 第11図はハンガー8のX方向の移動を制御す
る制御系を示すものである。マイクロコンピユー
タCPUは後述するような指定されたモードにし
たがつて、また後述するような試料液を作成する
ための希釈機もしくは分注機および測定装置本体
1からの信号にしたがつて自動給排装置4の各方
向の移動を制御する信号を出力するためのもので
あり、ここではX方向移動制御出力部30および
X方向移動制御入力部31のみを示す。もちろん
このマイクロコンピユータCPUは、自動給排装
置4自体からの信号によつて測定装置本体1を制
御する機能をも併せ持つ。前記X方向移動制御出
力部30からは、ハンガー8をX方向の左右いず
れの向きに移動させるかを指令する移動方向指令
信号Sdと、ハンガー8のX方向の移動を開始さ
せるためのスタート指令信号Strと、同じくX方
向の移動量を指定するための移動量データDと、
その移動量データDをカウンタ32にラツチさせ
るためのカウンタロード信号Slとが出力されるよ
うになつている。前記移動量データDは、ハンガ
ー8をX方向へ移動させるべき距離に対応するパ
ルスモータ10dの移動パルス数を並列データと
して表わしたものであり、この制御系においては
先ずカウンタロード信号Slが出力されて、カウン
タ32に前記移動量データDがラツチされる。次
いでスタート指令信号Strが出力されれば、その
信号によつてフリツプフロツプ33がプリセツト
され、そのフリツプフロツプ33の出力によりゲ
ート34が開放されてパルスモータ駆動用クロツ
ク発振器35からのクロツクパルスがパルスモー
タ制御用IC36のクロツク入力端子CKに入力さ
れ、パルスモータ駆動回路37が動作してパルス
モータ10dが回転を開始し、ハンガー8のX方
向移動を開始させる。なおパルスモータ10dの
回転方向、すなわちハンガー8の移動する向き
は、前記移動方向指令信号Sdがパルスモータ制
御IC36のU/入力端子に加わることによつ
て決定される。一方前記パルスモータ駆動用クロ
ツク発振器35からのクロツクパルスは、カウン
タ32の減算入力端子DNに入力され、カウンタ
32の数値を順次減算させる。そしてカウンタ3
2の数値が零を越えれば、すなわちクロツクパル
ス数がカウンタ32に最初に設定した数を越えれ
ば、カウンタ32のボロウ端子BWから信号が出
力され、その信号がオアゲート38を介してフリ
ツプフロツプ33のクリア入力端子CLに加わり、
その結果フリツプフロツプ33からはゲート34
を開放させる信号が出力されなくなつてゲート3
4が閉じ、クロツクパルスがパルスモータ制御用
IC36に加わらなくなり、パルスモータ10d
の回転が停止して、ハンガー8のX方向移動が停
止する。また後述するようにハンガー8のX方向
の位置を光電検出器やマイクロスイツチ、近接ス
イツチ等の位置センサSXO,SXS,SXEが検出し
たときにハンガー8の移動を停止させることもあ
り、ここの場合位置センサSXO,SXE,SXSの位
置検出信号をマイクロコンピユータCPUのX方
向移動制御入力部31に読込ませて、出力部30
から停止指令信号Stpを出力させ、その信号Stp
をオアゲート38を経てフリツプフロツプクリア
入力端子CLに加え、前記同様にパルスモータ1
0dの回転を停止させる。 なお第11図はハンガー8のX方向の移動制御
系について示しているが、ハンガー8のY方向の
移動制御系およびラツクテーブル6のZ方向移動
制御系についても共通のマイクロコンピユータ
CPUを用いて第11図と同様に構成されること
は勿論である。なおまた第11図におけるX方向
移動制御出力部30とパルスモータ制御用IC3
6との間のカウンタ32等の回路によつて行う信
号処理をマイクロコンピユータCPU内で行わせ
るようにしても良い。この場合マイクロコンピユ
ータCPUから移動方向(向き)を指令する信号
をパルスモータ制御用IC36のU/入力端子
に与えるとともに、前記移動させるべき距離に対
応する数のクロツクパルスに相当する直列データ
をマイクロコンピユータCPUからパルスモータ
制御用IC36のクロツク入力端子CKに直接入力
させれば良い。また位置センサでハンガー8の移
動を停止させるためには、その位置センサからの
信号をマイクロコンピユータCPUに読込ませ、
前記直列データ出力を停止させれば良い。 以上のように構成される装置の準備動作および
基本動作を第12図を参照して説明する。 第12図においてX軸はハンガー8のX方向
(横方向)の移動位置、Y軸はハンガー8のY方
向(垂直方向)の移動位置、Z軸はラツクテーブ
ル6のZ方向(前後方向)の移動位置を示す。ま
た第12図のO点すなわちハンガー8についての
(XO、YO)位置、ラツクテーブル6についてのZO
の位置は、移動準備位置を示す。この移動準備位
置Oは第1図において正面から向つてラツク5の
右側上方にハンガー8が位置し、かつラツクテー
ブル6が最も手前側に位置する状態に対応する。
そしてこの移動準備位置にハンガー8およびラツ
クテーブル6が位置することを検出するべく、ハ
ンガー8のXO位置、YO位置をそれぞれ検出する
位置センサSXO,SYOおよびラツクテーブル6の
ZO位置を検出する光電検出器等の位置センサSZO
が設けられている。一方ハンガー8についてのP
点すなわち(XS、YO)位置は待機位置を示す。
この待機位置は測定装置1の試料測定室3とラツ
ク5との中間の上方位置であり、この位置に対応
するX軸上の位置を検出する位置センサSXSが設
けられている。さらにハンガー8についてのQX
すなわち(XE、YO)位置はX軸上の左方向端末
位置、すなわち測定装置本体1の試料測定室3の
中心の上方位置を示す。またハンガー8について
のY軸上のYE位置、すなわちQY点はハンガーー
8の最下降位置、すなわちハンガー8の前後の側
壁8a,8a′の内面側の突条部8c,8c′の上面
がラツク5もしくは試料測定室3に収容されてい
るセル2の前後の突片2a,2a′の下面より若干
下方に位置する状態におけるハンガー8のY軸方
向位置に対応する。さらにラツクテーブル6につ
いてのZ軸上のZE位置すなわちQZ点は、ラツク
テーブル6が最も後退した位置、すなわちラツク
5内の最前列の各セル2の中心を通る垂直面内に
ハンガー8の位置する状態に対応する。そしてこ
れらの各軸の端末位置PX,PY,PZを各軸上の位
置XE,YE,ZEとして検出するための位置センサ
ーSXE,SYE,SZEがそれぞれ設けられている。 第11図において、装置の電源を入力した時点
で、ハンガー8およびラツクテーブル6が移動準
備位置Oに位置していない場合には、すなわちハ
ンガー8が(XO、YO)点に位置していないかも
しくはラツクテーブル6がZO点に位置していない
場合には、先ずハンガー8および/またはラツク
テーブル6を移動準備位置に至らせる。この場合
ハンガー8は先ずY軸方向に移動させてYO点に
至らせ、次いでX軸方向に移動させてXO点に至
らせる。なおこの場合各パルスモータ10d,9
d,7cは、位置センサSXO,SYO,SZOが検出
信号を発生するまで回転させる。 このようにして移動準備位置Oに一旦至つた
後、ハンガー8をX軸方向左向きに移動させて、
待機位置P点(XS、YO)に至らせる。このとき、
ラツクテーブル6は最も手前の位置ZOにあるか
ら、その状態でラツク5をラツクテーブル6上に
載置する。但しこのときラツク5に試料液を収容
したセル2が配列されているか否かは後述するよ
うに測定モードによつて異なる。ラツク5を載置
した後、スタート命令によつてラツクテーブル6
を後方へ移動させてZE位置に至らせる。すなわち
ラツク5の最前列のセル2もしくはセル収容部5
aの中心がハンガー8の移動するX−Y垂直面内
に位置する状態とする。以上のようにしてハンガ
ー8がP点(XS、YO)ラツクテーブル8がZE
に位置してから、すなわち待機状態となつた後、
各測定モードにしたがつた動作を開始させる。 続いて各測定モードの動作に共通な基本動作を
次の(イ)〜(ヘ)に分けて説明する。 (イ) 空のハンガーが上述の待機位置Pに位置して
いる状態から測定装置本体1の試料測定室3に
収容されているセル2を取上げてこれを待機位
置Pまで移送する場合、先ずハンガー8をX軸
左向きに距離lx1だけ移動させ、ハンガー8を
XE点よりも若干右方の位置XIに位置させる。
続いてハンガー8をY軸下方へ距離ly1だけ移
動させる。すなわちハンガー8を(XI、YE
点に至らせる。この状態でハンガー8は試料測
定室3内のセル2に対し第7図Aまたは第10
図Aに示す状態となる。続いてハンガー8をX
軸左向きに距離lx2移動させて(XE、YE)に至
らせる。この状態でハンガー8は試料測定室3
内のセル2に対し第7図Bもしくは第10図C
に示す状態となる。この後ハンガー8をY軸上
方へ移動させてセル2を試料測定室3から吊上
げるとともに(XE、YO)点に至らせ、さらに
X軸右方へ移動させれば、セル2を吊下げたハ
ンガー8は待機位置P(XS、YO)点に至る。 (ロ) 待期位置P(XS、YO)においてハンガー8が
セル2を吊下げており、その状態からセル2を
試料測定室3に移送し、測定後再び待機位置P
(XS、YO)に戻す場合、先ずハンガー8をX軸
左方へ距離(lx1+lx2)移動させて(XE、YO
点に至らせ、次いでY軸下方へ距離ly1下降さ
せれば、ハンガー8は(XE、YE)点に至り、
セル2が試料測定室3内に収容される。その状
態で測定した後、前記(イ)と同様にしてY軸上方
へ移動させて(XE、YO)点に至らせ、続いて
X軸右方へ移動させれば待機位置P(XS、YO
に戻る。 (ハ) ラツク5内の各列において、少くとも左から
第n番目以降の収容部5aが空となつている場
合において、待機位置Pでセル2を吊下げてい
る状態から、このセル2を前記第n番目の収容
部5aに収容させる場合。この場合には先ずハ
ンガー8を待機位置P(XS、YO)からX軸右方
へ距離{lx3+(n−1)lp}だけ移動させる。
但し距離lx3は待機位置からラツク5内の最も
左側の収容部5aの中心位置(もしくはその収
容部に収容されているセルの中心位置)までの
X方向距離、lpはラツク5内の各別においてX
方向に隣り合う収容部(もしくはセル)の中心
間のX方向距離をあらわす。続いてハンガー8
をY軸方向下方へ距離ly1だけ下降させる。斯
くすればハンガー8に吊下げられていたセル2
が左から第n番目の収容部に収容される。この
状態は第7図Bもしくは第10図Cの状態と同
じである。次いでハンガー8をX軸方向右方へ
移動させればハンガー8が前記セル2から外れ
るから、ハンガー8をセル2から外すに充分な
距離(通常は制御の簡単化のため前記距離lp
同じ距離とする)だけ右方へ移動させた後、ハ
ンガー8をY軸上方へYO位置まで上昇させ、
続いてX軸左方へ移動させれば、空のハンガー
8が待機位置P(XS、YO)に戻る。なおラツク
テーブル6に関してのZ軸方向については、ラ
ツク5の第1列目にセル2を収容する場合には
ZE位置で行えば良く、また第2列目以降の第m
列の場合には、各列の収容部5aのZ軸方向の
中心間距離をlqとすれば前記ZE位置から前方へ
ラツクテーブル5を距離(m−1)・lqだけ予
め移動させておけば良い。但し通常は前方の第
1列目から順にセル2を収容して行くから、あ
る列の収容が終了した段階で距離lqだけ前方へ
ラツクテーブル5を移動させ、引き続いて次の
列への収容を開始すれば良い。なおラツクテー
ブル5の移動は、ハンガー8の下端が少くとも
セル2の上面よりも上方にある状態で行う。 (ニ) ラツク5内のある列における各収容部5aの
内、左から第n番目の収容部が空となつてお
り、かつ少くとも第(n+1)番目の収容部5
aにセル2が収容されている場合(但し1列の
中に第(n+1)番目の収容部5aが存在しな
い場合を除くから、1列10本の場合にはnは1
〜9となる)において、待機位置で別のセル2
を吊下げている状態から、このセル2を前記第
n番目の収容部5aに戻し、続いて第(n+
1)番目の収容部内のセル2をラツク5から待
機位置へ移送する場合。この場合先ず前述の(ハ)
と同様にハンガー8を待機位置P(XS、YO)か
らX軸右方へ距離{lx3+(n−1)lp}だけ移
動させる。続いてハンガー8をY軸方向下方へ
距離ly1だけ下降させる。斯くすればハンガー
8に吊下げられていたセル2が第n番目の収容
室5aに収容される。続いてハンガー8をX軸
方向右方へ距離lpだけ移動させれば、ハンガー
8が前記セル2から外れるとともに、第(n+
1)番目の収容部内のセル2を吊上げ得る状態
(第7図Bまたは第10図Cの状態)となる。
続いてハンガー8をY軸上方へ上昇させればそ
の新たなセル2が吊上げられる。そしてY軸座
標がYOとなつた後、X軸左方へXS点まで移動
させれば待機位置に前記新たなセル2が到達す
る。なおラツクテーブル6に関してのZ方向の
位置については、前記(ハ)のケースと同様に第1
列目についてはZE位置で、また第2列目以降の
第m列の場合前記ZE位置から前方へラツクテー
ブル5を距離(m−1)・lqだけ予め移動させ
ておけば良い。但しこの(ニ)の場合、通常は各列
の最右端の収容部5aにセル2を戻した後には
続いて次の列の最左端の収容部5aから新たな
セル2を吊上げることになり、この動作工程で
ラツクテーブル5が次の(ホ)で述べるように距離
lpだけ移動せしめられる。 (ホ) ラツク5内のある列の最右端の収容部5aが
空となつており少くともその後方に隣り合う列
の最左端の収容部5aにセル2が収容されてい
る場合において、待機位置で別のセル2を吊下
げている状態からこのセル2を前記最右端の収
容部5aに戻し、続いて次の列の最左端の収容
部5aの新たなセル2をラツク5から待機位置
へ移送する場合。この場合1列を10本とすれ
ば、ハンガー8を待機位置P(XS、YO)からX
軸右方へ距離(lx3+9lp)だけ移動させてから
Y軸方向下方へ距離ly1だけ下降させ、最右端
の収容部5aにセル2を置き、続いてハンガー
8をX軸右方へセル2から外れる位置まで距離
laだけ移動させ、この後ハンガー8をその下面
がラツク5内各セル2の上面よりも少くとも上
方となる位置までY軸上方へ移動させ、その状
態でラツクテーブル6を前方へ前記距離lqだけ
移動させ、それと同時またはその後ハンガー8
をX軸方向へ距離(10lp+lx3)だけ移動させた
後、ハンガー8をY軸上のYE位置まで下降さ
せる。このとき、ハンガー8は次の列の最左端
のセル2の左方に距離lpだけ離れて位置するこ
とになる。したがつてこの後はハンガー8をX
軸右方へ距離lpだけ移動させてから上方へ移動
させればそのセル2を吊上げることができる。
そしてY軸方向位置がYOに至つた後X軸左方
へ移動させることによ前記セル2を待機位置P
に至らせることができる。 (ヘ) ラツク5内の各列の左端の収容部に収容され
てるセル2を待機位置Pへ移送する場合。この
場合ハンガー8を待機位置Pから先ずX軸右方
へ距離lx4だけ移動させる。このlx4はハンガー
8の右側面が最左端のセル2の左側面よりも左
側に位置するような距離とする。この位置から
ハンガー8をY軸下方へ距離ly1下降させ、次
にハンガー8をX軸右方へ移動(XSからの距
離がlx3となるまで)移動させれば、ハンガー
8は左端のセル2に対し第7図Bまたは第10
図Cに示す状態となる。したがつてこの位置か
らハンガー8を上昇させ、さらにX軸左方へ移
動させることにより左端のセル2を待機位置P
に至らせることができる。 なお、以上の説明において、X軸方向、Y軸方
向、Z軸方向の各移動量は、XS位置、YE位置、
ZE位置をそれぞれ起点としてこれらから離れる方
向へはパルスモータの駆動パルス数で制御し、逆
に前記各位置に近付く方向へは通常は各位置検出
器の検出によつて制御する。なお前記各位置XS
YE、ZEから離れる方向の端末にも位置検出器
SXE,SYE,SZOを配設しているが、これらはパ
ルス数によつて移動制御しそれらの位置に本来到
達している筈の場合に、各検出器が動作しなけれ
ばエラーがあつたと判定することができる。 なおまた第13図に示すように各位置センサ
(代表してSXEを示す)に対するハンガ8(もし
くはラツクテーブル6の被検出部40は、その移
動方向に小距離lmだけ離れて一対の検出ポイン
ト40a,40a′が設けられた構成とすることが
望ましい。すなわち例えばその位置センサの検出
により移動を停止させる場合、最初の検出ポイン
ト40a′によりパルスモータを減速させ、次の検
出ポイント40aによりパルスモータを停止さ
せ、一方その検出センサの位置からの移動開始の
場合、最初はパルスモータを低速で始動させ、次
の検出ポイント40a′により通常の速度に増速さ
せることができ、このようにすることによつて停
止および移動を滑らかにすることができる。 さらに、前記自動給排装置4は、測定装置本体
1と一体化せず、本体1とは切離された(もちろ
ん電気的には接続する)装置として本体1と別個
に販売されることがあり、その場合測定装置本体
1に試料測定室3等の位置と自動給排装置4に予
め組込まれているプログラムによるハンガー8等
の移動手段とが正確に適合しないことがあり、ま
た各移動手段がワイヤが緩んでプログラムされて
いる移動位置が次第に本体1側と合わなくなつた
りすることも予想される。そこで前記XS位置の
左右、YE位置の上方、ZE位置の手前にそれぞれ
オフセツト量(平均移動量)を設定し、これらの
オフセツト量をデジタルスイツチ等により外部か
ら調整可能になるように構成しておくことが望ま
しい。すなわちプログラムされている移動量に対
し附加的に手動調整可能な移動量(オフセツト
量)を設定して、プログラムされている移動量を
変えるという面倒を要さずに簡単に移動量を調整
し得るように構成することが望ましい。 次にこの発明の装置を使用して測定する場合の
各測定モードについて説明する。 測定モードとしては、基本的なものとして第1
モードおよび第2モードがあり、また若干例外的
なモードとしてノーブランクモードがあり、さら
に特異なモードとしてラルス(LALLS)モード
がある。これらのモードは操作員が必要に応じて
任意に指定、切替えできるものであり、これらの
モードは後述するように検量線使用の有無、ブラ
ンク測定の有無、またはブランク測定を行う場合
のブランク測定法が異なる。すなわちレーザー式
抗源抗体反応生成物測定装置においては、直接に
はセル2内の試料液中の抗源抗体反応生成物(免
疫反応生成物)のレーザー光による散乱光強度を
測定するものであるから、抗源抗体反応生成物濃
度、ひいては検体の抗源濃度を知るためには、予
め濃度が既知の標準試料について散乱光強度の測
定を実施して、散乱光強度と濃度とを対応させる
ための検量線を作成しておき、検体試料の測定に
より得られた散乱光強度値を前記検量線に参照さ
せて散乱光強度を濃度に換算する必要がある。こ
のような換算処理機能は測定装置本体1が備えて
いるのが通常である。しかしながら装置自体の測
定精度テストを行う場合等においては、散乱光強
度を濃度に換算しなくても良い場合もしくは換算
する必要がない場合がある。このような場合に指
定されるのが前記ラルスモードであり、このモー
ドにおいては標準試料による検量線作成を行なわ
ず、また予め検量線が作成されていてもそれを使
用せず、散乱光強度値を濃度に換算せずにそのま
ま出力または表示する。そしてラルスモード以外
の各モード(第1モード、第2モードおよびノー
ブランクモード)においては標準試料により作成
された検量線を使用して検体試料の散乱光強度を
濃度に換算して出力もしくは表示する。但しこれ
らの検量線を使用する各モードにおいては、一連
の検体試料の測定の直前に複数本(通常は6本ま
たは12本)の標準試料の測定を行つて検量線を作
成するのが通常(この場合を以下直前検量線作成
方式と記す)であるが、一連の検体試料の測定の
直前には標準試料測定による検量線作成を行なわ
ず、それ以前に作成されていて装置内に記憶され
ていた検量線を使用して検体試料の濃度換算を行
つても良い。この後者の方式を先行検量線使用方
式と称することとする。この先行検量線使用方式
は、特に安定な場合、すなわち測定値のばらつき
が少ないと予想される場合や試料自体が安定であ
る場合に実施でき、その場合標準試料の作成や測
定の手間を省くことができる。 一方、正確に抗源抗体反応生成物を定量するた
めには、抗源抗体反応生成物による光散乱強度以
下の要素の影響を除外する必要があり、そのため
通常はブランク測定を行う。すなわち後に詳述す
る第1モードの如く検体試料を反応進行前に測定
するかまたは第2モードの如く本測定用試料と別
に用意したブランク測定用試料を本測定用試料の
反応時間と同じ時間放置して測定を行うことが望
ましいが、ブランク値が無視できるほど小さいと
予想される場合、あるいはブランク値が既知であ
る場合、あるいは測定がラフでも良い場合等にお
いては、上述のようなブランク測定を行なわず、
試料の希釈混合後の一定時間(反応時間)経過後
の本測定のみを行つても良いことがある。このよ
うにブランク測定を行なわないモードが前述のノ
ーブランクモードである。 また第1モードと第2モードは、上述の説明で
明らかなようにいずれも検量線を用い、かつブラ
ンク測定を行うものであるが、両者の相違点はブ
ランクの測定方式にある。すなわち第1モードに
おいては、抗源および抗体を混合しかつ希釈液で
希釈した試料液について、混合希釈直後すなわち
反応進行前にブランク測定し、一定の反応時間経
過後(通常は30分もしくは60分)に同じ試料液に
ついて本測定を行ない、ブランク測定と本測定の
測定値の差を真の値とする。一方抗源物質やそれ
を含有する検体の種類によつては、希釈液で希釈
した場合に時間の経過に伴つて相当に変成してし
まうことがあり、この場合本測定時における真の
ブランク値が反応開始前のブランク値と相当に異
なつてしまい、その結果真に正確な定量が行えな
くなるおそれがある。このような場合に適用され
るのが第2モードである。すなわちこの第2モー
ドは、抗源、抗体を混合して希釈することにより
本測定用試料液を作成するとともに、抗体を混合
せずに抗源を希釈したブランク測定用試料液を別
に作成し、本測定用試料液をその混合希釈後の一
定の反応時間経過時に測定するとともに、ブラン
ク測定用試料液もその希釈後、前記反応時間と同
じ時間経過した時に測定し、両者の測定値の差を
真の測定値とするものである。なお以下の説明に
おいては第1モードにおける如きブランク測定方
式を通常ブランク測定と記し、また第2モードに
おける如きブランク測定をブランク別立て測定と
記す。 なお、前述のラルスモードの場合においては、
ブランク測定を行つても行なわなくても良く、行
う場合でも上述の通常ブランク測定によつて実施
しても良く、あるいはブランク別立て測定によつ
て実施しても良い。また第1モード、第2モード
のいずれにおいても検量線の作成時すなわち標準
試料測定時に検体試料測定時と同じ方式でブラン
ク測定を行う必要がある。 以上のような各モードの特徴を次の第1表にま
とめて示す。
The present invention relates to an apparatus for quantifying the concentration of an antigenic substance such as plasma protein or blood drug by measuring the concentration of an antigenic antibody reaction product by the intensity of scattered light by a laser beam, and particularly relates to a device for quantifying the concentration of an antigenic substance such as plasma protein or blood drug. This invention relates to a device that automates measurement by automatically supplying and discharging liquid to a sample measurement chamber of the main body of the measurement device. In recent years, along with the development of compact laser light sources, research on the scattering phenomenon of laser light by fine particles has progressed, and as a result, a laser-type antigen source that detects the concentration of antigen-antibody reaction products caused by plasma proteins, blood drugs, etc. has been developed. A device for quantifying antibody reaction products has come into practical use. In such a device, for example, if a so-called in-solution immunoprecipitation reaction occurs, in which a plasma protein as an antigen source binds with its corresponding antibody to produce an antigen-antibody reaction product, the reaction product is produced by light scattering. Therefore, since the laser light scattering intensity of the reaction product is proportional to the plasma protein concentration in the antibody excess region, the plasma protein concentration can be measured. In addition, in the case of drugs, when combined with the corresponding antibody, an antigen-antibody reaction product is generated that is non-sedimentable and does not show light scattering. The source antibody reaction product is precipitated and exhibits light scattering, so if a drug coexists in the latter reaction system, the drug and polyhapten will compete with the antibody, inhibiting the immunoprecipitation reaction, and the ratio of coexistence will increase. Since it is proportional to the drug concentration, the drug concentration can be determined by the laser scattering intensity. By the way, in the laser-type antigen source antibody reaction product quantification device as described above, a sample liquid is placed in a sample measurement chamber between a laser light source that generates laser light and a light receiving detection section that receives scattered light and detects its intensity. It must be introduced and discharged after measurement. However, in conventional laser-based antigen-antibody reaction product quantification devices, it is necessary to manually introduce and discharge the sample liquid into the sample measurement chamber, which requires considerable labor and time for measurement work. What was important was the reality. By the way, in general, as a method for automating the supply and discharge of sample liquid to and from the measurement chamber, the sample liquid is poured into the sample measurement chamber from an external sample container via a suction pipe,
A so-called flow method is known in which the sample is returned to the sample container via a discharge pipe or discarded after measurement. However, with this method, the sample measurement chamber and pipes are contaminated with sample liquid after each measurement, so in order to perform accurate measurements, it is necessary to clean them after each measurement. In addition, the equipment becomes complicated and expensive, and even after cleaning as mentioned above, contamination gradually accumulates.Especially when measuring the intensity of scattered light, the window of the sample measurement chamber becomes dirty and the scattered light increases. There is a problem that the accuracy of intensity measurement decreases, and therefore this type of flow method is not suitable for applying to a laser type antigen-antibody reaction product quantification device and measuring a large number of samples one after another. Ta. In addition, in other analytical devices other than the laser-type antigen antibody reaction product quantification device, such as absorption spectrometers, a large number of cells containing sample liquids are lined up in a rack, and the racks are moved. An apparatus is known in which cells are sequentially led to a sample measurement chamber. However, it is difficult to apply this type of device to a laser type device for quantifying antigen-antibody reaction products based on the scattered light intensity measurement method for the following reasons. In other words, in a laser type antigen-antibody reaction product quantification device, the antigen, antibody, and diluent (buffer) are mixed for a certain period of time (usually 30 or 60 minutes).
The laser light scattering intensity of the sample solution is measured after the immunoprecipitation reaction has sufficiently progressed.
In this case, in order to accurately quantify the reaction product concentration, it is desirable to measure the laser light scattering intensity of the sample liquid immediately after mixing, in a state where the precipitation reaction has not yet proceeded, as a blank value. However, with the above-mentioned rack moving method, the rack is moved to the sample measurement chamber in its entirety, making it difficult to perform rack measurements immediately after mixing the sample solution. In order to perform measurements on the same sample liquid, the easy method requires an extremely large-scale apparatus, resulting in high costs. In addition, in a laser type antigen source antibody reaction product quantification device that detects scattering holes, unlike in the case of absorption measurement, in order to accurately measure scattered light, external light must be almost completely blocked. However, in the above-mentioned rack moving method, it is extremely difficult to isolate only the cell to be measured from the others, and this poses the problem of complicating the apparatus. Furthermore, in a laser type antigen-antibody reaction product quantification device that detects scattered light, in addition to measuring the scattered light on the opposite side to the laser light incident on the cell, it is also necessary to measure the scattered light on the opposite side to the laser light incident on the cell. Scattered light may also be measured. That is, if the angle of the detection direction with respect to the incident light differs, different information can be obtained accordingly. For example, if scattered light in two directions is measured simultaneously, a scattered light intensity distribution pattern can be obtained. However, in the above-mentioned rack movement method, since the cells are moved horizontally in a fixed direction in their racks, it is difficult to detect scattered light in two directions that are almost perpendicular in the horizontal plane, and the information that can be obtained is therefore limited. There is a problem with it. On the other hand, as an apparatus for analyzing antigen-antibody reaction products by measuring transmitted light rather than measuring the intensity of scattered light, transparent Using a sample container (a so-called microplate) in which a large number of recesses for storing samples are formed in a matrix on the top surface of a single plate made of material, each recess for storing samples can be sequentially analyzed by moving the microplate. A microplate type device is known that allows the light to reach the device (light transmission position). However, even with this microplate method, it was difficult to apply it to a laser type antigen-antibody reaction product quantification device that detects the intensity of scattered light, similar to the rack movement method described above. In other words, in the microplate method, since there are recesses containing a large number of samples on the same plate, it is difficult to perform a blank measurement immediately after mixing the samples, and since each sample storage recess is not vertical, External light tends to leak during measurement,
Accurate measurements cannot be expected because it is difficult to block external light sufficiently to a nearly complete state, and in addition, scattered light in two different directions in the horizontal plane is measured for each sample holding recess. There was nothing I could do. The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to automate the supply and discharge of a sample liquid cell to a sample measurement chamber in a device for quantifying antigen-antibody reaction products using laser light scattering using a simple and inexpensive configuration. The object of the present invention is to provide an apparatus that can automate the quantification of antigen-antibody reaction products and that can accurately measure them without causing the problems described above. That is, in the present invention, a laser light source and a scattering hole intensity detection means are provided in a measuring device main body in which a sample measuring chamber with an open top surface is formed, and a cell containing a sample liquid is inserted into the sample measuring chamber from above to detect the laser beam. A laser-type antigen-antibody reaction that allows light to enter the sample solution in a cell and detects the intensity of scattered light from the antigen-antibody reaction product in the cell to quantify the concentration of the antigen-antibody reaction product. A product quantitative device includes a rack in which a plurality of storage parts for accommodating a plurality of cells in an upright state are formed in a matrix along two orthogonal directions in a horizontal plane, and the rack is removable. A rack table configured to be placed on the cell and disposed on the side of the measuring device main body, a rack moving means for linearly moving the rack table in the front and back direction, and a hanger for hoisting the cell. , comprising a hanger elevating means for elevating and lowering the hanger, and a hanger horizontal moving means for moving the hanger in a horizontal straight line between a position above the rack and a position above the sample measurement chamber, The hanger has a structure in which protrusions are formed on the upper ends of both its front and rear surfaces, while the hanger is made in a cross-sectional shape, and protrusions that protrude inward are formed on the lower ends of the inner surfaces of both side walls. and the projecting piece of the cell is configured to engage with the upper surface of the projecting portion of the hanger, and the hanger is oriented such that both side walls of the hanger are parallel to the direction of movement by the horizontal hanger moving means. It is characterized by a fixed gender. With this configuration, cells containing sample liquid can be lifted one by one and automatically transferred from the rack to the sample measurement chamber, and from the sample measurement chamber to the rack. This makes it possible to automate the quantification of antigen-antibody reaction products based on laser light scattering intensity without causing the problems described above. In particular, the hanger is made in a cross-sectional shape, and protrusions that protrude inward are formed on the lower ends of the inner surfaces of both side walls, so that the protrusions engage with the protrusions on the upper ends of the cells. It is composed of
Moreover, since the orientation of the hanger is determined so that both side walls of the hanger are parallel to the direction of horizontal linear movement of the hanger, it is possible to move the cell from inside the rack or from the sample measurement chamber by simply raising and lowering the hanger and moving it horizontally linearly. It is possible to lift a cell into a rack or insert a cell into a sample measurement chamber.Furthermore, the cell to be lifted in the rack can be indexed by simply moving the hanger horizontally and linearly moving the rack table back and forth. can. Embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. FIG. 1 shows an embodiment of the present invention, in which the upper end of a sample measurement chamber 3 that accommodates a cell 2 (to be described later) is opened on the front upper surface of the measuring device main body 1, and the inside of the measuring device main body 1 is opened. includes a laser light source (not shown) for making laser light incident on the sample liquid in the cell 2 in the sample measurement chamber 3, and a laser light source (not shown) for receiving the scattered light from the sample liquid in the cell 2 and detecting the intensity of the scattered light. A scattered light intensity detecting means (not shown) and a processing means for processing a signal of the scattered light intensity detected by the detecting means are built-in. The specific structure inside the measuring device main body 1 may be the same as the known one, for example, the one described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 56-94245, and therefore will not be described in detail here. A CRT display device 1A is placed on the top surface of the measuring device main body 1 for displaying measured data and a calibration curve, which will be described later. A sample liquid cell automatic supply/discharge device 4, which is a feature of the present invention, for supplying/discharging the cell 2 to/from the sample measurement chamber 3 is disposed at a position side by side of the measuring device main body 1. This automatic supply/discharge device 4 basically includes a rack 5 capable of accommodating a predetermined number of cells 2, for example, 60 cells 2 in a matrix shape in the front, back, left, and right, and a rack 5 on which the rack 5 is removably placed. A rack table 6 that is movable in the front-rear direction, a rack table moving means 7 for moving the rack table 6 in the front-rear direction in a horizontal plane, and a cell 2 in the rack 5 or the sample measurement chamber 3 is lifted up and placed therein. A hanger 8 for transferring the cell 2 between the rack 5 and the sample measurement chamber 3, a hanger lifting means 9 for vertically raising and lowering the hanger 8, and a hanger 8 for moving the hanger 8 in the lateral direction (left and right direction), that is, the rack 5 and a horizontal moving means 10 for moving the hanger in a direction perpendicular to the moving direction of the hanger 5 and the vertical direction. Note that a control section 4A containing a control system to be described later for controlling automatic supply/discharge is disposed behind the rack table 6. The cell 2 is made of a transparent material such as a transparent resin, for example, in the shape of a cylinder with a bottom and a rectangular horizontal cross section as shown in FIG. The pieces 2a and 2a' are integrally formed. On the other hand, the rack 5 is
A rack table 6 includes a plurality of (for example, 10) storage sections 5a for accommodating cells 2 separately.
They are formed in series at intervals along a direction perpendicular to the movable front-rear direction (Z direction), that is, a direction parallel to the horizontal movement direction (X direction) of the hanger 8, and A plurality of rows (for example, 6 rows) are formed at intervals in the front-rear direction, that is, the moving direction (Z direction) of the rack table 6, and thereby a large number of storage portions 5a are formed in a matrix shape in the front, back, left, and right directions. ing. As shown in detail in FIG. 4, each accommodating part 5a is arranged so that its protrusions 2a, 2a' are located above the opening end (upper surface) of the accommodating part when the cell 2 is accommodated.
That is, they are made so that a predetermined distance G exists between the lower surfaces of the projecting pieces 2a and 2a' and the open end of the housing part,
Further, the cell 2 is configured to be housed in such a direction that the protrusions 2a and 2a' thereof are located on both sides in the front-rear direction, that is, in the Z direction. Furthermore, easy 5
is removably placed at a fixed position on the rack table 6. As shown in FIG. 2, rollers 13 and 13' are provided on the lower surface of the rack table 6, and these rollers 13 and 13' are connected to the rail 1 provided on the base plate 14 along the front and back direction.
5 and 15', thereby making the rack table 6 movable in the front-back direction. The rack moving means 7 includes, for example, an endless annular wire 7b that spans pulleys 7a and 7a' provided at front and back positions on the substrate 14, and this wire 7.
A pulse motor 7c is connected to one of the pulleys 7' to move the motor 7b. For example, as shown in the figure, the hanger horizontal moving means 10 includes pulleys 10b and 10b' provided at both left and right ends of a horizontal guide rail 10a for guiding and supporting the hanger 8 in a horizontally movable manner. An endless ring-shaped wire 10
c may be wound around the pulley 10b, and the drive shaft of the pulse motor 10d may be connected to one of the pulleys 10b.
Further, the hanger elevating means 9 includes pulleys 9b and 9 at both upper and lower ends of the vertical guide rail 9a for guiding and supporting the elevating of the horizontal guide rail 10a.
b', an endless annular wire 9c is wound around the pulleys 9b, 9b', and a drive shaft of a pulse motor 9d is connected to one of the pulleys 9b'. Therefore, in this embodiment, the hanger 8
is guided by the vertical guide rail 9a by the rotation of the pulse motor 9d and moves up and down together with the horizontal guide rail 10a (in the Y direction), and is guided by the horizontal guide rail 10a by the rotation of the pulse motor 10d in the lateral direction (in the X direction). I will have to move. On the other hand, the hanger 8 basically has a pair of parallel vertical side walls 8 as shown in FIGS.
The upper ends of the side walls 8a and 8b' are integrally connected by a connecting part 8b to form a substantially gate-like shape, and a horizontal protrusion 8c is formed on the inner surface of the lower end of the side walls 8a and 8a'. , 8c', and these protrusions 8c, 8c' are formed.
The structure may be such that the projecting pieces 2a, 2a' of the cell 2 are hooked onto c'. However, in this case, the side walls 8a, 8
a' along a vertical plane parallel to the horizontal movement direction (X direction) of the hanger 8, and open the inner space of the hanger 8 (inside the side walls 8a, 8a') to the left and right in the horizontal movement direction of the hanger 8. put. Further, the distance W between the inner surfaces of the side walls 8a and 8a' of the hanger 8 is set larger than the distance between the tips of the front and rear protrusions 2a and 2a' of the cell 2, and The distance W' between the tips is set to a value smaller than the distance L between the tips of the projecting pieces 2a, 2a' of the cell 2 and larger than the thickness of the main body of the cell 2 in the front-rear direction. With this configuration, for example, as shown in FIG. 7A, the upper surfaces of the protrusions 8c and 8c' of the hanger 8 are located slightly below the lower surfaces of the protrusions 2a and 2a' of the cell 2. The hanger 8 is moved horizontally (in the X direction) from the side of the cell 2 toward the cell 2, and as shown in FIG.
When the hanger 8 is located between the side walls 8a and 8a' of the cell 2, the horizontal movement is stopped and the hanger 8 is raised as shown in FIG.
The cell 2 is lifted upward by being engaged with the protrusions 8c and 8c' on the inner surface of the lower end. In this case, if grooves 8d and 8d' corresponding to the protrusions 2a and 2a' of the cell 2 are formed on the upper surface of the central part of the protruding stripes 8c and 8c' of the hanger 8 as shown in the figure, the hanger 8 When raising the cell 2, the protrusions 2a, 2a' of the cell 2 move into the grooves 8d,
8d', it is possible to prevent the cell 2 from slipping, and in particular, the end surfaces 8e, 8e' of the grooves 8d, 8d' can be formed into smooth arc shapes as shown in the figure. For example, even if cell 2 and hanger 8 are slightly misaligned, cell 2 can be correctly connected to hanger 8.
It can be lifted at the center of the Note that the hanger 8 is connected to the horizontal guide rail 10a.
Although the structure of the part suspended from the horizontal guide rail 10a is arbitrary, for example, as shown in FIG. The piece 22 is configured so that it can run smoothly in the horizontal direction within the horizontal guide rail 10a, and the horizontally running piece 2
2 is engaged with the wire 10c, and the hanger 8 is suspended from the horizontally running piece 22 via the connecting rod 24. In addition, the hanger 8 more reliably prevents the lifted cell 2 from falling, and also serves as a light-shielding upper cover during measurement of the sample measurement chamber 3 in the measuring device main body 1. A configuration including a presser plate 20 may also be used. This cell holding plate 20 is arranged horizontally between the side walls 8a and 8a', and has both ends 20a and 20 in the left and right direction.
a' protrudes from the main body of the hanger 8, and the lower surfaces of both ends 20a, 20a' are formed into a smooth arc shape, and the width in the front and rear direction is
The spacing between the tips of the protrusions 8c and 8c' is set to be smaller than the spacing between the tips of the protrusions 8c and 8c'. The cell holding plate 20 is supported so as to be movable up and down relative to the main body of the hanger 8, and is always urged downward by a spring 21. Cell holding plate 2 like this
0, the upper surface of the protrusions 8c, 8c' of the hanger 8 is located slightly lower than the lower surface of the protruding pieces 2a, 2a' of the cell 2, as shown in FIGS. 10A and 10B. If the hanger 8 is moved horizontally from the side of the cell 2 toward the cell 2 in this state, the lower surface of the tip 20a of the cell presser plate 20 will come into contact with the upper end of the cell 2, and the cell presser plate 20 will move upward. Then, as shown in FIGS. 10C and 10D, if the hanger 8 is raised with the upper end of the cell 2 positioned between the side walls 8a and 8a' of the hanger 8, the cell 2 is are pressed relatively downward, so that the protrusions 2a, 2a' of the cell 2 are smoothly fitted into the recesses 8d, 8d' of the hanger 8, and are prevented from coming off from the recesses 8d, 8d'. be done.
Furthermore, since the cell holding plate 20 covers the top surface of the cell 2, when the cell 2 is accommodated in the sample measurement chamber 3 and measured, as will be described later, external light is prevented from entering from the top surface side of the cell 2. By preventing this, the laser light scattering intensity can be measured more accurately. Although not particularly shown in FIG. 1, the horizontal guide rail 10a is equipped with position sensors SX O , SX S such as a photoelectric detector, a micro switch, and a proximity switch for detecting a specific position of the hanger 8 in the horizontal direction.
The vertical guide rail 9c is provided with position sensors SY O and SY E similar to those described above for detecting a specific position of the horizontal guide rail 10a, that is, a specific position of the hanger 8 in the vertical direction. Position sensors SZ O and SZ E for detecting a specific position of the rack table 6 are provided on the rack table 14 . The specific positions of these position sensors will be explained later with reference to FIG. 11. Furthermore, a mixing diluter (not shown) is normally provided on the side of the sample liquid cell automatic supply device 4 as described above. This mixing diluter mainly mixes the specimen to be measured or standard specimen containing an antigen source and the corresponding antibody, dilutes it with a diluent to create a sample solution, and transfers the sample solution to cell 2. The device is for injection, and its specific configuration is arbitrary, but for example, the patent application proposed by the present inventors
As in the device of No. 56-47368, by sucking a set amount of each liquid into a piston-cylinder type suction and discharge device and then discharging it into the cell 2, mixing, dilution, and injection into the cell 2 can be performed quickly. It is desirable to use a mixing diluter that allows for high precision. This mixing diluter is equipped with an internal timer to measure the elapsed time from the creation time of each sample solution, and also to keep track of the number of mixing/dilution operations, that is, the number of times the sample solution was created (the number of times the sample solution was It is desirable to provide a counter for counting the number of cells 2 created. Furthermore, the mixing diluter is provided with a repetition timer so that the mixing/diluting operation, that is, the sample liquid preparation operation can be repeated at fixed time intervals, for example, 30 second intervals, and the mixing and diluting machine is provided with a repetition timer so as to be able to repeat the mixing and diluting operation, that is, the sample liquid preparation operation, at fixed time intervals, for example, at intervals of 30 seconds. A numerical input means such as a digital switch is provided to set the number of accommodated cells 2 to be created, and the mixing/dilution operation, that is, the operation of creating sample liquid storage cells, is automatically performed at the time interval by the set number. It is desirable to configure Further, in this case, it is desirable that the time interval is also adjustable from the outside. Next, the control system of the device as described above will be explained. However, in the following explanation, the horizontal movement direction (lateral direction) of the hanger 8 is the X direction, and the hanger 8 is also referred to as the X direction.
Let the vertical movement direction of the rack table 6 be the Y direction, and the horizontal movement direction (back and forth direction) of the rack table 6 be the Z direction. FIG. 11 shows a control system for controlling the movement of the hanger 8 in the X direction. The microcomputer CPU automatically supplies and drains according to the specified mode as described later, and according to signals from the diluter or dispenser for preparing the sample liquid and the measuring device main body 1 as described later. It is for outputting signals for controlling the movement of the device 4 in each direction, and only the X-direction movement control output section 30 and the X-direction movement control input section 31 are shown here. Of course, this microcomputer CPU also has the function of controlling the measuring device main body 1 using signals from the automatic supply/discharge device 4 itself. The X-direction movement control output unit 30 outputs a movement direction command signal Sd for instructing whether to move the hanger 8 to the left or right in the X direction, and a start command signal for starting the movement of the hanger 8 in the X direction. Str, and movement amount data D for specifying the movement amount in the X direction as well.
A counter load signal Sl for causing the counter 32 to latch the movement amount data D is output. The movement amount data D represents the number of movement pulses of the pulse motor 10d corresponding to the distance to which the hanger 8 should be moved in the X direction as parallel data. In this control system, first, a counter load signal Sl is output. Then, the movement amount data D is latched in the counter 32. Next, when the start command signal Str is output, the flip-flop 33 is preset by the signal, the gate 34 is opened by the output of the flip-flop 33, and the clock pulse from the pulse motor drive clock oscillator 35 is transmitted to the pulse motor control IC 36. The pulse motor drive circuit 37 operates, the pulse motor 10d starts rotating, and the hanger 8 starts moving in the X direction. The direction of rotation of the pulse motor 10d, that is, the direction in which the hanger 8 moves, is determined by applying the movement direction command signal Sd to the U/input terminal of the pulse motor control IC 36. On the other hand, the clock pulse from the pulse motor driving clock oscillator 35 is input to the subtraction input terminal DN of the counter 32, and the numerical value of the counter 32 is sequentially subtracted. and counter 3
If the value of 2 exceeds zero, that is, if the number of clock pulses exceeds the number initially set in the counter 32, a signal is output from the borrow terminal BW of the counter 32, and the signal is passed through the OR gate 38 to the clear input of the flip-flop 33. joins terminal CL,
As a result, the gate 34 is output from the flip-flop 33.
Since the signal to open gate 3 is no longer output,
4 is closed and the clock pulse is for pulse motor control.
No longer participates in IC36, pulse motor 10d
rotation stops, and the movement of the hanger 8 in the X direction stops. Furthermore, as will be described later, the movement of the hanger 8 may be stopped when the position sensor SX O , SX S , SX E such as a photoelectric detector, micro switch, or proximity switch detects the position of the hanger 8 in the X direction. In this case, the position detection signals of the position sensors SX O , SX E , SX S are read into the X direction movement control input section 31 of the microcomputer CPU, and the output section 30
Outputs the stop command signal Stp from
is applied to the flip-flop clear input terminal CL via the OR gate 38, and the pulse motor 1 is connected to the flip-flop clear input terminal CL as before.
Stop the rotation of 0d. Although FIG. 11 shows the movement control system of the hanger 8 in the X direction, the movement control system of the hanger 8 in the Y direction and the movement control system of the rack table 6 in the Z direction also use a common microcomputer.
Of course, it can be constructed in the same manner as shown in FIG. 11 using a CPU. Furthermore, the X-direction movement control output section 30 and the pulse motor control IC 3 in FIG.
The signal processing performed by a circuit such as the counter 32 between the microcomputer 6 and the microcomputer 32 may be performed within the microcomputer CPU. In this case, the microcomputer CPU sends a signal instructing the movement direction to the U/input terminal of the pulse motor control IC 36, and the microcomputer CPU sends serial data corresponding to the number of clock pulses corresponding to the distance to be moved. It is sufficient to directly input the clock input terminal CK from the pulse motor control IC 36 to the clock input terminal CK. In addition, in order to stop the movement of the hanger 8 using the position sensor, the signal from the position sensor is read into the microcomputer CPU,
It is sufficient to stop the serial data output. The preparation operation and basic operation of the apparatus configured as described above will be explained with reference to FIG. 12. In FIG. 12, the X axis is the moving position of the hanger 8 in the X direction (lateral direction), the Y axis is the moving position of the hanger 8 in the Y direction (vertical direction), and the Z axis is the moving position of the rack table 6 in the Z direction (back and forth direction). Indicates the moving position. Also , point O in FIG .
The position indicates the movement preparation position. This movement preparation position O corresponds to the state in which the hanger 8 is located above the right side of the rack 5 when viewed from the front in FIG. 1, and the rack table 6 is located at the frontmost side.
In order to detect that the hanger 8 and the rack table 6 are located at this movement preparation position, position sensors SX O and SY O and rack table 6 are used to detect the X O position and Y O position of the hanger 8, respectively.
Position sensor SZ O such as a photoelectric detector that detects Z O position
is provided. On the other hand, P regarding hanger 8
The point or (X S , Y O ) position indicates the standby position.
This standby position is an upper position midway between the sample measurement chamber 3 and the rack 5 of the measuring device 1, and a position sensor SX S is provided to detect a position on the X-axis corresponding to this position. Furthermore, Q about hanger 8
That is, the (X E , Y O ) position indicates the left end position on the X axis, that is, the position above the center of the sample measurement chamber 3 of the measuring device main body 1. In addition, the Y E position on the Y axis of the hanger 8, that is, the Q Y point is the lowermost position of the hanger 8, that is, the upper surface of the protrusions 8c, 8c' on the inner side of the front and rear side walls 8a, 8a' of the hanger 8. This corresponds to the position of the hanger 8 in the Y-axis direction when it is located slightly below the lower surface of the front and rear projections 2a, 2a' of the cell 2 housed in the rack 5 or sample measurement chamber 3. Furthermore, the Z E position on the Z axis for the rack table 6, that is, the Q Z point, is the most retracted position of the rack table 6, that is, the position of the hanger 8 in the vertical plane passing through the center of each cell 2 in the front row in the rack 5. Corresponds to the state in which it is located. Position sensors SX E , SY E , and SZ E are provided to detect the terminal positions P X , PY , and P Z of these axes as positions X E , Y E , and Z E on each axis, respectively. There is. In FIG. 11, if the hanger 8 and the rack table 6 are not located at the movement preparation position O when the power to the device is turned on, that is, the hanger 8 is located at the (X O , Y O ) point. If there is no rack table 6 or if the rack table 6 is not located at the Z O point, first the hanger 8 and/or the rack table 6 are brought to the ready position. In this case, the hanger 8 is first moved in the Y-axis direction to reach the Y O point, and then moved in the X-axis direction to reach the X O point. In this case, each pulse motor 10d, 9
d and 7c are rotated until the position sensors SX O , SY O , and SZ O generate detection signals. After once reaching the movement preparation position O in this way, the hanger 8 is moved to the left in the X-axis direction,
It reaches the standby position P point (X S , Y O ). At this time,
Since the rack table 6 is at the frontmost position ZO , the rack 5 is placed on the rack table 6 in this state. However, at this time, whether cells 2 containing sample liquids are arranged in the rack 5 or not depends on the measurement mode, as will be described later. After placing rack 5, start command starts rack table 6.
Move backward to reach Z E position. In other words, the cell 2 in the front row of the rack 5 or the cell storage section 5
The center of a is located within the XY vertical plane in which the hanger 8 moves. As described above, after the hanger 8 is located at point P (X S , Y O ) and the rack table 8 is located at point Z E , that is, after it is in the standby state,
Start the operation according to each measurement mode. Next, basic operations common to each measurement mode will be explained by dividing them into the following (a) to (f). (b) When picking up the cell 2 housed in the sample measurement chamber 3 of the measuring device main body 1 from the state where the empty hanger is located at the above-mentioned standby position P and transferring it to the standby position P, first move the hanger to the standby position P. 8 to the left on the X axis by a distance l x1 , and hanger 8.
Position it at position X I , which is slightly to the right of point X E.
Subsequently, the hanger 8 is moved downward on the Y axis by a distance ly1 . In other words, hanger 8 (X I , Y E )
bring it to a point. In this state, the hanger 8 is attached to the cell 2 in the sample measurement chamber 3 as shown in FIG. 7A or 10.
The state shown in Figure A is reached. Next, hanger 8
Move the axis to the left by a distance l x2 to reach (X E , Y E ). In this state, the hanger 8 is attached to the sample measurement chamber 3.
Figure 7B or Figure 10C for cell 2 in
The state shown in is reached. After that, move the hanger 8 upward on the Y axis to lift the cell 2 from the sample measurement chamber 3 and bring it to the (X E , Y O ) point, and then move it further to the right on the X axis to lift the cell 2. The lowered hanger 8 reaches the standby position P (X S , Y O ). (b) The cell 2 is suspended by the hanger 8 at the standby position P (X S , Y O ), and from that state the cell 2 is transferred to the sample measurement chamber 3 and returned to the standby position P after measurement.
To return to (X S , Y O ), first move the hanger 8 to the left of the X axis by a distance (l x1 + l x2 ) and then return to (X E , Y O ).
If the hanger 8 is brought to the point (X E , Y E ) and then lowered by a distance l y1 downward on the Y axis, the hanger 8 will reach the point (X E , Y E ),
A cell 2 is housed within a sample measurement chamber 3. After measuring in this state, move it upward on the Y axis to the point (X E , Y O ) in the same way as in (a) above, then move it to the right on the X axis to reach the standby position P (X S , YO )
Return to (C) In each row in the rack 5, when at least the n-th and subsequent storage sections 5a from the left are empty, the cell 2 is suspended from the standby position P. When storing in the n-th storage section 5a. In this case, first, the hanger 8 is moved from the standby position P (X S , Y O ) to the right on the X axis by a distance {l x3 +(n-1) l p }.
However, the distance l x3 is the distance in the X direction from the standby position to the center position of the leftmost accommodating part 5a in the rack 5 (or the center position of the cell accommodated in that accommodating part), and l p is the distance in the Separately
It represents the distance in the X direction between the centers of accommodating parts (or cells) that are adjacent in the direction. Next is hanger 8
is lowered by a distance l y1 in the Y-axis direction. In this way, the cell 2 that was hanging on the hanger 8
is stored in the n-th storage section from the left. This state is the same as the state shown in FIG. 7B or FIG. 10C. Next, if the hanger 8 is moved to the right in the distance) to the right, then raise the hanger 8 upward on the Y axis to the Y O position,
Subsequently, by moving to the left on the X axis, the empty hanger 8 returns to the standby position P (X S , Y O ). Regarding the Z-axis direction regarding the rack table 6, when storing the cell 2 in the first row of the rack 5,
It is sufficient to do this at the Z E position, and the
In the case of rows, if the distance between the centers of the storage portions 5a in each row in the Z-axis direction is lq , the rack table 5 is moved forward from the ZE position by a distance (m-1)· lq in advance. Just leave it there. However, since cells 2 are normally accommodated in order from the first row in front, when the cells 2 are accommodated in one row, the rack table 5 is moved forward by a distance lq , and then the cells 2 are accommodated in the next row. All you have to do is start. Note that the rack table 5 is moved with the lower end of the hanger 8 being at least above the upper surface of the cell 2. (d) Among the respective accommodating sections 5a in a certain row in the rack 5, the n-th accommodating section from the left is empty, and at least the (n+1)-th accommodating section 5 is empty.
If cell 2 is accommodated in a (except for the case where the (n+1)th accommodating section 5a does not exist in one column, n is 1 if there are 10 cells in one column)
~9), another cell 2 is placed in the standby position.
The cell 2 is returned to the n-th storage section 5a from the suspended state, and then the cell 2 is placed in the (n+
1) When the cells 2 in the th storage section are transferred from the rack 5 to the standby position. In this case, first, the above (c)
Similarly, the hanger 8 is moved from the standby position P (X S , Y O ) to the right of the X axis by a distance {l x3 + (n-1) l p }. Subsequently, the hanger 8 is lowered in the Y-axis direction by a distance ly1 . In this way, the cell 2 suspended from the hanger 8 is accommodated in the nth accommodation chamber 5a. Next, by moving the hanger 8 to the right in the X-axis direction by a distance l p , the hanger 8 is removed from the cell 2 and the (n+
1) A state is reached in which the cell 2 in the second housing section can be lifted (the state shown in FIG. 7B or FIG. 10C).
Subsequently, when the hanger 8 is raised upward on the Y axis, the new cell 2 is lifted up. After the Y-axis coordinate becomes Y O , the new cell 2 reaches the standby position by moving to the left on the X-axis to the X S point. Regarding the position of the rack table 6 in the Z direction, as in the case (c) above, the first
The rack table 5 may be moved forward from the ZE position by a distance (m-1)· lq in advance for the ZE position for the second row and for the mth row after the second row. However, in the case of (d), normally after returning the cell 2 to the rightmost accommodating part 5a of each row, a new cell 2 is subsequently lifted from the leftmost accommodating part 5a of the next row. , in this operation process, the rack table 5 changes the distance as described in the next (e).
l is forced to move by p . (E) When the rightmost storage section 5a of a certain row in the rack 5 is empty and the cell 2 is stored in at least the leftmost storage section 5a of the row adjacent to it, the standby position Return this cell 2 from the hanging state to the rightmost storage section 5a, and then move the new cell 2 from the leftmost storage section 5a of the next row from the rack 5 to the standby position. When transporting. In this case, if there are 10 pieces in one row, move the hanger 8 from the standby position P (X S , Y O ) to
Move the cell 2 to the right on the axis by a distance (l x3 + 9l p ), then lower it downward in the Y-axis direction by a distance l y1 , place the cell 2 in the rightmost storage section 5a, and then move the hanger 8 to the right on the X-axis. Distance from cell 2 to position outside cell 2
After that, the hanger 8 is moved upward on the Y axis to a position where its lower surface is at least above the upper surface of each cell 2 in the rack 5, and in this state, the rack table 6 is moved forward the distance l q. At the same time or after that, move the hanger 8.
After moving the hanger 8 by a distance (10l p +l x3 ) in the X-axis direction, the hanger 8 is lowered to the Y E position on the Y-axis. At this time, the hanger 8 is located to the left of the leftmost cell 2 in the next row by a distance l p . Therefore, after this, move hanger 8 to
Cell 2 can be lifted by moving it a distance l p to the right of the axis and then moving it upward.
After the Y-axis direction position reaches Y O , the cell 2 is moved to the left side of the X-axis to move the cell 2 to the standby position P.
can be achieved. (F) When transferring the cells 2 housed in the leftmost housing section of each row in the rack 5 to the standby position P. In this case, the hanger 8 is first moved from the standby position P to the right on the X axis by a distance l x4 . The distance l x4 is such that the right side of the hanger 8 is located to the left of the left side of the leftmost cell 2. From this position, move the hanger 8 down the Y-axis by a distance of l y1 , and then move the hanger 8 to the right of the X-axis (until the distance from X S becomes l x3 ). Figure 7B or Figure 10 for cell 2
The state shown in Figure C is reached. Therefore, by raising the hanger 8 from this position and moving it further to the left on the X axis, the leftmost cell 2 is moved to the standby position P.
can be achieved. In addition, in the above explanation, each movement amount in the X-axis direction, Y-axis direction, and Z-axis direction is the X S position, Y E position,
Starting from the ZE position, the direction away from these positions is controlled by the number of drive pulses of the pulse motor, and conversely, the direction approaching each position is usually controlled by detection by each position detector. Note that each of the above positions X S ,
Position detectors are also installed at terminals in the direction away from Y E and Z E.
SX E , SY E , and SZ O are installed, but their movement is controlled by the number of pulses, and when they are supposed to reach their position, an error may occur if each detector does not operate. It can be determined that the temperature is hot. Furthermore, as shown in FIG. 13, the hanger 8 (or the detected part 40 of the rack table 6) for each position sensor (SX E is shown as a representative) is located at a pair of detection points separated by a short distance lm in the direction of movement. 40a and 40a'.For example, when stopping movement by detection of the position sensor, the first detection point 40a' decelerates the pulse motor, and the next detection point 40a decelerates the pulse motor. , while in the case of starting the movement from the position of its detection sensor, the pulse motor can be started at low speed initially and then increased to normal speed by the next detection point 40a'; Furthermore, the automatic supply/discharge device 4 is not integrated with the measuring device main body 1, but is separated from the main body 1 (of course, it is electrically connected). ) The device may be sold separately from the main body 1, in which case the measuring device main body 1 includes the location of the sample measurement chamber 3, etc., and the moving means such as the hanger 8 according to the program pre-installed in the automatic supply/discharge device 4. It is also expected that the wires of each moving means may become loose and the programmed movement positions may gradually become misaligned with the main body 1 side. It is desirable to set an offset amount (average movement amount) above the E position and before the Z E position, and configure it so that these offset amounts can be adjusted externally using a digital switch, etc. By setting a manually adjustable travel amount (offset amount) in addition to the programmed travel amount, the travel amount can be easily adjusted without the trouble of changing the programmed travel amount. Next, each measurement mode when measuring using the device of the present invention will be explained.As a basic measurement mode, the first one is
There is a mode and a second mode, a somewhat exceptional mode is a no-blank mode, and an even more unique mode is a LALLS mode. These modes can be specified and switched arbitrarily by the operator as needed, and these modes can be used to determine whether or not to use a calibration curve, whether to perform blank measurements, or the blank measurement method when performing blank measurements, as described later. are different. In other words, the laser-type antigen-antibody reaction product measuring device directly measures the intensity of scattered light by laser light of the antigen-antibody reaction product (immune reaction product) in the sample solution in the cell 2. Therefore, in order to know the concentration of the antigen antibody reaction product and, ultimately, the concentration of the antigen source in the sample, it is necessary to measure the scattered light intensity of a standard sample whose concentration is known in advance, and to correlate the scattered light intensity with the concentration. It is necessary to create a calibration curve in advance, refer to the scattered light intensity value obtained by measuring the specimen sample, and convert the scattered light intensity into concentration. Such a conversion processing function is normally provided in the measuring device main body 1. However, when testing the measurement accuracy of the apparatus itself, there are cases where it is not necessary or necessary to convert the scattered light intensity into concentration. In such a case, the Lars mode is specified, and in this mode, a calibration curve is not created using standard samples, and even if a calibration curve has been created in advance, it is not used, and the scattered light intensity value is not used. Output or display as is without converting it to concentration. In each mode other than Lars mode (first mode, second mode, and no-blank mode), the scattered light intensity of the specimen sample is converted into concentration using the calibration curve created with the standard sample and output or displayed. . However, in each mode that uses these calibration curves, it is usual to create a calibration curve by measuring multiple (usually 6 or 12) standard samples immediately before measuring a series of specimen samples. This case is hereinafter referred to as the last-minute calibration curve creation method), but the calibration curve is not created by measuring standard samples immediately before the measurement of a series of specimen samples, and the calibration curve is created previously and stored in the device. The concentration of the specimen sample may be converted using a calibration curve. This latter method will be referred to as a prior calibration curve use method. This method of using a preliminary calibration curve can be carried out in particularly stable cases, that is, when it is expected that there will be little variation in measured values, or when the sample itself is stable, and in that case, it can save the effort of preparing and measuring standard samples. Can be done. On the other hand, in order to accurately quantify the antigen-antibody reaction product, it is necessary to exclude the influence of factors below the light scattering intensity caused by the antigen-antibody reaction product, and therefore blank measurements are usually performed. That is, as in the first mode described in detail later, the specimen sample is measured before the reaction progresses, or as in the second mode, a blank measurement sample prepared separately from the main measurement sample is left for the same reaction time as the main measurement sample. However, in cases where the blank value is expected to be negligibly small, or when the blank value is known, or when rough measurements are acceptable, use the blank measurement as described above. without doing it,
In some cases, the main measurement may be performed only after a certain period of time (reaction time) has elapsed after diluting and mixing the sample. A mode in which blank measurements are not performed in this manner is the aforementioned no-blank mode. Furthermore, as is clear from the above description, both the first mode and the second mode use a calibration curve and perform blank measurements, but the difference between the two modes lies in the blank measurement method. In other words, in the first mode, a blank measurement is performed on a sample solution in which an antigen source and an antibody are mixed and diluted with a diluent immediately after the mixed dilution, that is, before the reaction proceeds, and after a certain reaction time has elapsed (usually 30 or 60 minutes). ), perform the main measurement on the same sample solution, and use the difference between the blank measurement and the main measurement value as the true value. On the other hand, depending on the type of antigenic substance or sample containing it, it may be considerably denatured over time when diluted with a diluting solution, and in this case, the true blank value at the time of this measurement may differ considerably from the blank value before the start of the reaction, and as a result, truly accurate quantification may not be possible. The second mode is applied in such a case. That is, in this second mode, a sample solution for main measurement is prepared by mixing and diluting an antigen source and an antibody, and a blank sample solution for measurement is separately prepared by diluting the antigen source without mixing the antibody. The sample solution for this measurement is measured when a certain reaction time has elapsed after its mixed dilution, and the blank measurement sample solution is also measured after its dilution and when the same time as the reaction time has elapsed, and the difference between the two measured values is measured. This is the true measurement value. In the following description, the blank measurement method in the first mode will be referred to as normal blank measurement, and the blank measurement in the second mode will be referred to as separate blank measurement. In addition, in the case of the above-mentioned Lars mode,
Blank measurement may or may not be performed, and even if it is performed, it may be performed by the above-mentioned normal blank measurement or by separate blank measurement. Further, in both the first mode and the second mode, it is necessary to perform a blank measurement in the same manner as when measuring a specimen sample when creating a calibration curve, that is, when measuring a standard sample. The characteristics of each mode as described above are summarized in Table 1 below.

【表】【table】

【表】 なお、上述のようなモード分類とは別に、定間
隔モードがある。このモードは試料液の混合希釈
を一定の時間間隔で行つて、前記各モードの測定
(ブランク測定を含む)を一定の時間間隔で行う
ものであるが、これについては次のモード別動作
の説明中で併せて説明する。 次に前述のような各モードにおける具体的動作
を最も一般的な第1モードから順に説明する。な
お以下の各モードの動作説明においては、ハンガ
8およびラツクテーブル6が既に待期位置に至る
までの準備動作がなされているものとする。すな
わちハンガ8は空の状態でP点(XS、YO)にあ
り、ラツクテーブル6はZE位置にあるものとす
る。 (a) 第1モード 第1モードにおいては予めラツクテーブル6
上に空のラツク5を用意しておく。そして前述
の図示しない混合希釈機によつて、抗源を含む
検体とそれに対応する抗体とを混合するととも
に希釈液で希釈して試料液を作成し、かつその
試料液をセル2に注入する。なおこの混合希釈
機においては、混合希釈および注入を行つた時
刻すなわち各試料液のそれぞれの作成時刻から
の経過時間を計時させておくとともに、作成し
た試料液セルの数を計数記憶させておく。上述
のようにして作成した試料液セル2はこれをそ
の作成直後に測定装置本体1の試料測定室3に
挿入する。この挿入を試料液測定室3に設けら
れた図示しない検出手段が検知すれば、その検
出信号すなわちセルセツト信号によつてハンガ
ー8が待期位置P(XS、YO)から前述の基本動
作(イ)において説明したように試料測定室3内の
セル2の位置まで移動し、第7図Bもしくは第
10図Cに示すような状態となる。このような
位置にハンガー8が至れば、これを表わす信
号、例えばハンガー8を移動させるためのパル
ス数が設定値に至つた状態でカウンタから出力
される信号、あるいは位置センサSXE,SYE
検出信号のアンド信号、あるいは試料測定室3
の位置に直接設けた別の図示しない検出手段か
らの検出信号等によつて測定装置本体1におけ
るレーザー光による散乱光強度測定が開始され
る。なおこの測定は前述のブランク測定(通常
ブランク測定)に相当する。ここでハンガ8と
して第8図および第9図に示すものが使用され
ていれば、セル2の上面がセル押え板20によ
つて押えられるためセル2が安定するととも
に、セル押え板20によつて上方から外部光が
セル2内に入射して測定精度が低下することが
可及的に防止される。このようにしてブランク
測定が終了すれば、測定装置本体1からの測定
終了信号によつて再びハンガー8の移動が開始
される。すなわち前記基本動作(イ)の後半の動作
によつてセル2が試料測定室3から吊上げら
れ、待期位置P(XS、YO)に至る。そしてこの
待期位置Pを通過して前記基本動作(ハ)にしたが
つてセル2をラツク5の空の収容部5aに収容
させ、再びハンガー8は待期位置P(XS、YO
へ戻る。すなわち第1番目のセル2は前記基本
動作(ハ)におけるn=1の場合に相当するから、
そのセル2はラツク5の第1列目の左から第1
番目の収容部5aに収容される。次いで混合希
釈機により第2番目のセル2に混合希釈された
試料液が注入されて、そのセル2を試料測定室
3に挿入すれば、前記同様にしてブランク測定
が自動的に行なわれ、測定終了後セル2はラツ
ク5の第1列目第2番目の収容部5aに収容さ
れる。以下順次同様にして各試料液についてブ
ランク測定が行なわれ、次々にラツク5の収容
部5aに収容される。なおこの実施例において
はラツク5の1列に10本のセル2が収容される
から、10n番目(但しn=1〜5)のセル2が
収容された後にはラツクテーブル6が前方へ距
離lqだけ移動して、次の列に新たなセル2を受
入れ得る状態となる。このようにして所定本数
(但し実施例では最大60本)のブランク測定済
みのセル2がラツク5に収容されれば、本測定
を待機する状態となる。そして前記混合希釈機
内の計時手段によつて第1番目のセル2内の試
料液が混合希釈時刻から所定の反応時間(通常
は30分または60分)を経過したことが検出され
れば、その信号によつて本測定が開始される。
すなわち待期位置P(XS、YO)にあるハンガー
8が前記基本動作の(ヘ)によつてラツク5の第1
列の最左端の収容部5a内のセル2を吊上げて
これを待期位置P(XS、YO)に至らしめ、引続
いて前記基本動作の(ロ)の前半の動作によりその
セル2を試料測定室3に挿入させる。そして前
述のブランク測定の場合と同様にセルセツト信
号によつて本測定が開始され、測定終了信号に
より前記(ロ)の基本動作の後半の動作が開始さ
れ、その本測定が終了されたセル2は再び待期
位置P(XS、YO)に戻る。引き続き前記基本動
作の(ニ)によりそのセル2はラツク5内の原位
置、すなわち第1列目の最左端の位置に戻り、
それに続いて第1列目の左から2番目の収容部
5a内のセル2を吊上げて前記待機位置P
(XS、YO)に至る。そしてこの第2番目のセル
2内の試料液について試料作成時刻からの経過
時間が前記反応時間に至つたことが前記混合希
釈機によつて検出されれば、その信号により第
2番目のセル2を吊下げているハンガー8が待
機位置P(XS、YO)から前記基本動作の(ロ)によ
り第1番目のセルの場合と同様に試料測定室3
へ移送されて、第2番目のセル内の試料液の本
測定が行なわれる。以下順次同様にしてラツク
5内の第1列の各セル2について本測定が行な
われる。そして第1列の右端セル2の本測定が
終了してそのセル2が試料測定室3から待機位
置Pまで戻れば、引き続き前記基本動作の(ホ)に
よつてそのセル2がラツク5の第1列右端の収
容部5aに戻されるとともに次に第2列の左端
のセル2が吊上げられて待機位置Pまで移送さ
れる。このようにして各列のセルの本測定が順
次行なわれる。 なおこの第1モードにおいては検量線が使用
される。したがつて先行検量線使用方式の場合
には第1本目のセルから測定対象の検体試料を
収容していて良いが、直前検量線作成方式の場
合には最初の6本または12本のセルは標準試料
を収容しておく。またこの直前検量線作成方式
の場合、標準試料の測定が終つた段階で警報ブ
ザー等の音声警報信号を一定時間発生させるこ
とが望ましく、斯くすれば検量線が作成された
こと(第1図のCRT表示装置に表示されてい
る)を操作員が容易に知得して、その作成され
た兼量線を確認することができる。すなわち対
象となつている抗源抗体反応における既知の検
量線に近いものか否かをチエツクすることがで
きる。なお既知の検量線から外れている場合に
はその外れた点についてのみ再度標準試料の測
定を行えば良い。 なお上述の第1モードの説明においては、反
応時間を混合希釈機内で混合希釈時刻すなわち
試料液作成時刻から計時するものとしたが、場
合によつては試料測定室3にブランク測定のた
めセルが挿入された時刻から計時しても良い。
すなわちこの場合には前述のセルセツト信号に
より計時をスタートさせ、その時計で定め設定
した反応時間が経過した時にそのセルについて
の本測定を行えば良い。この場合も通常は各セ
ルについてそれぞれ反応時間を計時する。 (b) 第2モード 第2モードを実施するにあたつては、同一検
体(抗源)について、抗体を混合せずに希釈し
ただけのブランク測定用試料液と、抗体を混合
して希釈した本測定用試料液とを混合希釈機に
よつて作成する。したがつて例えば検体数が20
であれば、標準試料を除き、検体についてのセ
ル数は40となる。またこの場合検量線もブラン
ク別立てで作成したものを使用する必要があ
り、したがつて直前検量線作成方式の場合には
例えば標準試料数が6であれば本測定用標準試
料液のセル6本およびブランク測定用標準試料
液のセル6本が使用されることになる。ここで
セル数の合計が60本以内であれば1つのラツク
に収容可能であるから、同一のラツク内にブラ
ンク測定用のセルと本測定用の試料とを収容で
きる。一方合計セル数が60本を越える場合には
ブランク測定用試料液のセルと本測定用試料液
のセルとを別のラツクに収容する。 最初に前述のようにブランク測定用試料液の
セルと本測定用試料液のセルとを同一のラツク
内に収容する場合について説明すると、この場
合は先すブランク測定用試料液を混合希釈機に
より所要数だけ順次作成し、各セル2をラツク
5の第1番目(第1列目左端)の位置から順次
並べて行く。次いで本測定用試料液を対応する
ブランク測定用試料液と同じ順序で混合希釈機
により同じ数だけ順次作成し、そのセル2をラ
ツク5の最後のブランク測定用試料液セルの次
の位置から順次並べて行く。なお混合希釈機に
おいては、各試料液の作成時刻からの経過時間
を計時するとともに、作成試料数すなわち作成
したセル数を計数しておく。そして全試料液の
作成が終了して全セル2がラツク5に収容され
た後、最初のセルの試料液についての作成時刻
からの経過時間が予め設定した反応時間を過ぎ
ないうちに、ラツク5をラツクテーブル6上に
載置する。そして各セル2の試料液についての
経過時間が前記反応時間に達するたびごとにそ
のセル2を試料測定室3に移送して測定し、次
のセル2を待機位置で待機させる。このときの
ハンガー8、各セル2およびラツクテーブル6
の動作は前記第1モードにおける本測定の場合
と同じである。但し第2モードにおいては前半
のセルはブランク測定用試料液を収容したもの
であるから必然的にブランク測定となり、後半
のセルについては本測定となる。そして全試料
数を2Nとすれば、第n番目(但しn≦N)の
ブランク測定用試液と第(n+N)番目の本測
定用試料とが対応することになるから、両者の
測定値の差によつてその検体についての真の測
定値が得られる。なおNの値は混合希釈機にお
ける試料液作成回数測定値(2N)を2で除す
ことにより得られる。 一方ブランク測定用試料液のセルと本測定用
試料液のセルとを別のラツクに収容する場合、
先ずブランク測定用試料液を混合希釈機により
所要数だけ順次作成し、各セル2を第1のラツ
クの第1番目の位置から順次並べて行き、次い
で本測定用試料液を混合希釈機により対応する
ブランク測定用試料液と同じ順序で作成し、各
セルを第2のラツクの第1番目の位置から順次
並べて行く。そして先ず第1のラツクをラツク
テーブル6に載置して、各セルの反応時間が経
過するごとに前記同様に測定し、次いでラツク
テーブル6上のラツクを第2のラツクに交換し
て同様に測定する。この場合第1のラツクにお
ける第n番目のセルのブランク測定用試料液と
第2のラツクにおける第n番目のセルの本測定
用試料とが対応するからその両者の測定値の差
により真の測定値が得られる。 以上の第2モードの説明においては、混合希
釈機で各試料液を作成した各時刻からそれぞれ
計時を開始して、反応時間の管理を行つている
が、場合によつては既述した定間隔モードを第
2モードに適用しても良い。すなわち予め設定
した時間間隔、例えば30秒間隔で混合希釈機に
より各試料液を順次作成してラツク5に収容す
る。そして全試料液の作成が完了し、最初の試
料液の作成時刻からの経過時間が予め設定した
反応時間に近くなつた時にラツク5をラツクテ
ール6に載置し、最初の試料液の作成時刻から
の経過時間が反応時間に至つた時に前記時間間
隔での測定を開始する。このような方式におい
ては、各試料液の経過時間が反応時間に達する
たびごとに混合希釈機から自動給排装置4へ信
号を入力させる必要がなくなる。すなわち、混
合希釈機における時間間隔と測定時間間隔とを
同一に設定しておけば、最初の試料液の経過時
間を計時するタイマをいずれかに設けておくだ
けで良く、したがつて混合布希釈とし自動給排
装置から電気的に切離されているものを用いる
ことができる。換言すれば、この発明の定量装
置に附設されている混合希釈とは別の混合希釈
機を用いて試料を準備できるから、機器の利用
効率が高くなる効果が得られる。 (C) ノーブランクモード このモードはブランク測定を全く行なわない
ものであるから、混合希釈機により所定数の試
料液を順次作成して各セルを順次ラツクに収容
する。そして最初のセルの試料液の作成後の経
過時間が反応時間に達しないうちにラツクテー
ブル6に載置し、各セルの試料液の経過時間が
反応時間に達するたびごとに前記第1モードの
本測定と同様にして測定する。この場合の反応
時間管理は、第1モードの場合と同様に混合希
釈機において各試料液の作成時刻からの経過時
間を計時して反応時間に達するたびごとに信号
を出力させても良いが、通常は前述の定間隔モ
ードを適用することが望ましい。 (D) ラルスモード このモードは検量線を使用しないことだけを
特徴とするものであり、測定動作としては前述
のいずれのモードをも適用することができる。 以上の説明で明らかなようにこの発明の装置
は、抗源抗体反応生成物をレーザー光の散乱光強
度によつて定量する試料液をセル内に収容し、そ
のセルをラツクから吊上げて上面を開放した試料
測定室に挿入するようにしたものであり、したが
つて測定の自動化が極めて容易になされて、省力
化に効果があるばかりでなく、試料液を収容した
セルが試料測定室において弧立化されるため、他
の光の影響によつて測定精度が低下するおそれが
少なく、かつまたセルに対し水平面内のほぼ直角
な2方向で散乱光強度を検出することができるた
め測定により得られる情報が豊富化されるなど、
レーザー光の散乱光強度測定を利用しての定量に
優れた効果を発揮し、さらにはセルを1個宛ラツ
クと試料測定室との間で移送するため、装置が簡
単かつ低コストとなる等各種の効果が得られるも
のである。 さらにこの発明の装置においては、ハンガーの
断面状をなす部分の両側壁部の内面下端に内側
へ向つて突出する突条部が形成されていて、その
突条部がセルの上端部の突片に係合してセルを吊
上げるように構成されており、しかもハンガーの
前記両側壁部はハンガーの水平直線移動方向と平
行となるようにハンガーの方向性が定められてい
るから、多数のセルが収容されたラツクもしくは
試料測定室からセルを吊上げたり逆にハンガーか
らセルをラツクもしくは試料測定室に挿入する際
の動作としては、ハンガーの水平方向直線移動お
よび昇降のみで足り、その他の動作は不要であ
り、またラツク内から吊上げるべきセルを選択す
る動作(割出し動作)としても、ラツクテーブル
の前後方向直線移動とハンガーの水平方向直線移
動のみで足り、したがつて多数のセルについて測
定できるにもかかわらず、装帯全体として可動部
が少ないとともに駆動手段も少なくて済み、した
がつて装置構成が簡単かつ安価でしかも故障発生
のおそれも少ない等の効果も有する。
[Table] In addition to the above-mentioned mode classification, there is a fixed interval mode. In this mode, the sample solution is mixed and diluted at regular time intervals, and the measurements in each of the above modes (including blank measurements) are performed at regular time intervals. It will also be explained inside. Next, specific operations in each mode as described above will be explained in order from the most general mode, the first mode. In the following description of the operation of each mode, it is assumed that the hanger 8 and the rack table 6 have already undergone preparatory operations to reach the standby position. That is, assume that the hanger 8 is empty and at point P (X S , Y O ), and the rack table 6 is at position Z E. (a) 1st mode In the 1st mode, the rack table 6 is
Prepare an empty rack 5 on top. Then, using the aforementioned mixer diluter (not shown), a sample containing an antigen source and an antibody corresponding thereto are mixed and diluted with a diluent to prepare a sample solution, and the sample solution is injected into the cell 2. In addition, in this mixing diluter, the elapsed time from the time of mixing and dilution and injection, that is, the time of creation of each sample liquid, is measured, and the number of sample liquid cells created is counted and memorized. The sample liquid cell 2 prepared as described above is inserted into the sample measurement chamber 3 of the measuring device main body 1 immediately after its preparation. When this insertion is detected by a detection means (not shown) provided in the sample liquid measuring chamber 3, the hanger 8 is moved from the standby position P (X S , Y O ) to the above-mentioned basic operation by the detection signal, that is, the cell set signal. As explained in (b), the sample measurement chamber 3 is moved to the cell 2 position, and the state is as shown in FIG. 7B or FIG. 10C. When the hanger 8 reaches such a position, a signal indicating this, for example, a signal output from the counter when the number of pulses for moving the hanger 8 reaches a set value, or a signal from the position sensors SX E and SY E is sent. AND signal of detection signal or sample measurement chamber 3
Scattered light intensity measurement using a laser beam in the measuring device main body 1 is started by a detection signal from another detection means (not shown) provided directly at the position. Note that this measurement corresponds to the above-mentioned blank measurement (normal blank measurement). Here, if the hanger 8 shown in FIG. 8 and FIG. Therefore, external light is prevented from entering the cell 2 from above and reducing measurement accuracy as much as possible. When the blank measurement is completed in this way, the hanger 8 starts moving again in response to a measurement end signal from the measuring device main body 1. That is, by the second half of the basic operation (a), the cell 2 is lifted from the sample measurement chamber 3 and reaches the waiting position P (X S , Y O ). Then, after passing through this standby position P, the cell 2 is accommodated in the empty accommodating portion 5a of the rack 5 according to the basic operation (c), and the hanger 8 is returned to the standby position P (X S , Y O ).
Return to That is, since the first cell 2 corresponds to the case where n=1 in the basic operation (c),
Cell 2 is the first cell from the left in the first column of rack 5.
It is accommodated in the second accommodating section 5a. Next, the mixed and diluted sample liquid is injected into the second cell 2 by the mixing diluter, and when that cell 2 is inserted into the sample measurement chamber 3, a blank measurement is automatically performed in the same manner as described above, and the measurement is completed. After completion, the cell 2 is stored in the second storage section 5a of the first row of the rack 5. Thereafter, a blank measurement is sequentially performed on each sample liquid in the same manner, and the sample liquids are stored in the storage section 5a of the rack 5 one after another. In this embodiment, 10 cells 2 are accommodated in one row of the rack 5, so after the 10nth cell 2 (n=1 to 5) is accommodated, the rack table 6 moves forward a distance l. After moving by q , a new cell 2 can be accepted in the next column. When a predetermined number (up to 60 cells in this embodiment) of blank-measured cells 2 are accommodated in the rack 5 in this way, the rack 5 is ready for the actual measurement. If the time measuring means in the mixing diluter detects that the sample solution in the first cell 2 has passed a predetermined reaction time (usually 30 minutes or 60 minutes) from the mixing dilution time, then The main measurement is started by the signal.
In other words, the hanger 8 in the standby position P (X S , Y O ) moves to the first position of the rack 5 due to the basic operation (f).
The cell 2 in the storage section 5a at the leftmost end of the row is lifted up and brought to the standby position P (X S , Y O ), and then the cell 2 is lifted up by the first half of the basic operation (b). is inserted into the sample measurement chamber 3. Then, as in the case of the blank measurement described above, the main measurement is started by the cell set signal, and the second half of the basic operation in (b) above is started by the measurement end signal, and the cell 2 for which the main measurement has been completed is It returns to the waiting position P (X S , Y O ) again. Subsequently, by the basic operation (d), the cell 2 returns to its original position in the rack 5, that is, the leftmost position in the first column.
Subsequently, the cell 2 in the second storage section 5a from the left in the first row is lifted up to the standby position
(X S , Y O ). If the mixing diluter detects that the elapsed time from the sample preparation time has reached the reaction time for the sample liquid in the second cell 2, the signal causes the sample liquid in the second cell 2 to From the standby position P (X S , Y O ), the hanger 8 suspending the
The main measurement of the sample liquid in the second cell is performed. Thereafter, the main measurement is performed for each cell 2 in the first column in the rack 5 in the same manner. Then, when the main measurement of the rightmost cell 2 in the first row is completed and that cell 2 returns from the sample measurement chamber 3 to the standby position P, the cell 2 is moved to the rack 5 in the basic operation (e). While being returned to the storage section 5a at the right end of the first row, the cells 2 at the left end of the second row are then lifted up and transferred to the standby position P. In this way, the main measurements of the cells in each column are sequentially performed. Note that in this first mode, a calibration curve is used. Therefore, in the case of the advance calibration curve use method, the sample to be measured can be stored from the first cell, but in the case of the last-minute calibration curve creation method, the first 6 or 12 cells are Store standard samples. In addition, in the case of this last-minute calibration curve creation method, it is desirable to generate an audio alarm signal such as an alarm buzzer for a certain period of time after the measurement of the standard sample is completed. (displayed on the CRT display device) can be easily learned by the operator and the created dose line can be confirmed. That is, it is possible to check whether the curve is close to a known calibration curve for the target antigen-antibody reaction. In addition, if it deviates from the known calibration curve, it is only necessary to measure the standard sample again at the point that deviates from the known calibration curve. In the above description of the first mode, it is assumed that the reaction time is measured from the mixing dilution time, that is, the sample liquid preparation time, in the mixing diluter, but in some cases, a cell may be installed in the sample measurement chamber 3 for blank measurement. The time may be counted from the inserted time.
That is, in this case, time measurement may be started using the cell set signal described above, and the main measurement for that cell may be performed when the reaction time determined by the clock has elapsed. In this case as well, the reaction time is normally measured for each cell. (b) 2nd mode When carrying out the 2nd mode, for the same specimen (antigen source), a blank measurement sample solution that is simply diluted without mixing the antibody, and a diluted sample solution that is mixed with the antibody. Prepare the sample solution for this measurement using a mixing diluter. Therefore, for example, if the number of samples is 20
If so, the number of cells for the specimen is 40, excluding the standard sample. In this case, it is also necessary to use a calibration curve prepared separately from the blank. Therefore, in the case of the immediate calibration curve preparation method, for example, if the number of standard samples is 6, 6 cells of the standard sample solution for the main measurement should be used. Six cells containing standard sample solutions for standard and blank measurements will be used. Here, if the total number of cells is 60 or less, they can be accommodated in one rack, so cells for blank measurement and samples for actual measurement can be accommodated in the same rack. On the other hand, if the total number of cells exceeds 60, cells for blank measurement sample liquid and cells for main measurement sample liquid are housed in separate racks. First, we will explain the case where the blank measurement sample solution cell and the main measurement sample solution cell are housed in the same rack as described above.In this case, the blank measurement sample solution is first mixed with a mixing diluter. A required number of cells are created one after another, and the cells 2 are arranged in sequence starting from the first position of the rack 5 (the left end of the first column). Next, prepare the same number of main measurement sample liquids in the same order as the corresponding blank measurement sample liquids using a mixing diluter, and sequentially prepare the cells 2 from the position next to the last blank measurement sample liquid cell in rack 5. I'll line it up. In addition, in the mixing diluter, the elapsed time from the preparation time of each sample liquid is measured, and the number of samples prepared, that is, the number of cells prepared, is counted. After the preparation of all the sample liquids is completed and all the cells 2 are stored in the rack 5, the rack 5 is placed in the rack 5 before the elapsed time from the preparation time of the sample liquid of the first cell passes the preset reaction time. is placed on the rack table 6. Each time the elapsed time for the sample liquid in each cell 2 reaches the reaction time, that cell 2 is transferred to the sample measurement chamber 3 for measurement, and the next cell 2 is placed on standby at a standby position. At this time, the hanger 8, each cell 2 and the rack table 6
The operation is the same as in the main measurement in the first mode. However, in the second mode, since the first half of the cell contains a sample liquid for blank measurement, blank measurement is inevitably performed, and the second half of the cell is used for main measurement. If the total number of samples is 2N, then the n-th (where n≦N) blank measurement sample corresponds to the (n+N)-th actual measurement sample, so the difference in the measured values between the two corresponds. gives the true measurement value for the analyte. Note that the value of N can be obtained by dividing the measured value (2N) of the number of sample liquid preparations in the mixing diluter by 2. On the other hand, when storing the blank measurement sample liquid cell and the main measurement sample liquid cell in separate racks,
First, prepare the required number of blank measurement sample solutions using a mixing diluter, arrange each cell 2 sequentially from the first position of the first rack, and then prepare the main measurement sample solution using a mixing diluter. Prepare the sample solution for blank measurement in the same order as the sample solution for blank measurement, and line up each cell sequentially starting from the first position of the second rack. First, the first rack is placed on the rack table 6, and each cell's reaction time is measured in the same manner as described above.Then, the rack on the rack table 6 is replaced with the second rack, and the same procedure is performed. Measure. In this case, since the blank measurement sample solution of the n-th cell in the first rack corresponds to the main measurement sample of the n-th cell in the second rack, the true measurement is determined by the difference between the measured values of the two. value is obtained. In the above explanation of the second mode, the reaction time is managed by starting time measurement from each time each sample solution is prepared using the mixing diluter. The mode may be applied to a second mode. That is, each sample solution is prepared one by one using a mixing diluter at preset time intervals, for example, every 30 seconds, and is stored in the rack 5. Then, when the preparation of all sample solutions is completed and the elapsed time from the preparation time of the first sample solution approaches the preset reaction time, the rack 5 is placed on the rack tail 6, and the time elapsed from the preparation time of the first sample solution is placed on the rack tail 6. When the elapsed time reaches the reaction time, measurement at the time interval is started. In such a system, there is no need to input a signal from the mixing diluter to the automatic supply/discharge device 4 every time the elapsed time of each sample liquid reaches the reaction time. In other words, if the time interval in the mixing diluter and the measurement time interval are set to be the same, it is only necessary to install a timer to measure the elapsed time of the first sample solution in either one, and therefore, the mixing cloth dilution It is possible to use a device that is electrically disconnected from the automatic supply/discharge device. In other words, since the sample can be prepared using a mixing diluter that is different from the mixing diluter attached to the quantification device of the present invention, it is possible to obtain the effect of increasing the utilization efficiency of the equipment. (C) No-blank mode Since this mode does not perform any blank measurement, a predetermined number of sample solutions are sequentially prepared using a mixing diluter and each cell is sequentially accommodated in a rack. Then, the sample solution for the first cell is placed on the rack table 6 before the elapsed time after preparation reaches the reaction time, and each time the elapsed time of the sample solution for each cell reaches the reaction time, the first mode is activated. Measure in the same manner as this measurement. In this case, the reaction time may be managed by measuring the elapsed time from the preparation time of each sample solution in the mixing diluter and outputting a signal each time the reaction time is reached, as in the case of the first mode. Normally, it is desirable to apply the above-mentioned constant interval mode. (D) Lars mode This mode is characterized only by not using a calibration curve, and any of the above-mentioned modes can be applied as the measurement operation. As is clear from the above description, the device of the present invention stores a sample solution in a cell for quantifying the antigen-antibody reaction product by the scattered light intensity of laser light, and lifts the cell from the rack to expose the top surface. It is designed to be inserted into an open sample measurement chamber, which not only makes it extremely easy to automate measurements and saves labor, but also allows the cell containing the sample liquid to be placed in an arc in the sample measurement chamber. Because it is vertically positioned, there is less risk of measurement accuracy being degraded by the influence of other light, and the intensity of scattered light can be detected in two directions approximately perpendicular to the horizontal plane with respect to the cell. The information that can be accessed is enriched, etc.
It exhibits excellent quantitative effects using scattered light intensity measurement of laser light, and furthermore, since each cell is transferred between the rack and the sample measurement room, the device is simple and low cost. Various effects can be obtained. Furthermore, in the device of the present invention, a protrusion protruding inward is formed at the lower end of the inner surface of both side walls of the cross-sectional portion of the hanger, and the protrusion protrudes from the protrusion at the upper end of the cell. The hanger is configured to engage with the hanger to lift the cells, and since the directionality of the hanger is determined so that the both side walls of the hanger are parallel to the horizontal linear movement direction of the hanger, a large number of cells can be lifted up. When lifting a cell from a rack or sample measurement chamber containing a cell or inserting a cell from a hanger into a rack or sample measurement chamber, it is sufficient to move the hanger horizontally in a straight line and raise and lower it. This is not necessary, and the movement of selecting cells to be lifted from within the rack (indexing movement) requires only a linear movement of the rack table in the longitudinal direction and a linear movement of the hanger in the horizontal direction. Therefore, it is possible to measure a large number of cells. Despite the fact that the strap has fewer movable parts and fewer driving means, the device structure is simple and inexpensive, and there is less risk of failure.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図はこの発明の一実施例のレーザー式抗源
抗体反応生成物定量装置を示す斜視図、第2図は
第1図の縦断面図、第3図はこの発明の装置に使
用されるセルの一例を示す斜視図、第4図はこの
発明の装置に使用されるラツクおよびラツクテー
ブルの一例を示す要部拡大斜視図、第5図はこの
発明の装置に使用されるハンガーの一例を示す縦
断正面図、第6図は第5図のハンガーの側面図、
第7図A〜Cは第5図のハンガーの移動時におけ
るハンガーとセルの相対位置関係を段階的に示す
略解図、第8図はこの発明の装置に使用されるハ
ンガーの他の例を示す縦断正面図、第9図は第8
図のハンガーの側面図、第10図A〜Dは第8図
に示すハンガーの移動時におけるハンガーとセル
との相対位置関係を段階的に示す略解図、第11
図はこの発明の装置に使用されるX軸方向の制御
系の一例を示す結線図、第12図はハンガーおよ
びラツクテーブルの移動を説明するための座標
図、第13図はこの発明の装置に使用される位置
センサに対する被検出部の一例を示す正面図であ
る。 1……測定装置本体、2……セル、2a,2
a′……突片、3……試料測定室、5……ラツク、
6……ラツクテーブル、7……ラツクテーブル移
動手段、8……ハンガー、8a,8a′……側壁、
8c,8c′……突条部、9……ハンガー昇降手
段、10……ハンガー水平移動手段。
FIG. 1 is a perspective view showing a laser type antigen-antibody reaction product quantification device according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a vertical sectional view of FIG. 1, and FIG. 3 is a device used in the device of the present invention. FIG. 4 is an enlarged perspective view of essential parts showing an example of a rack and rack table used in the device of the present invention, and FIG. 5 is a perspective view showing an example of a hanger used in the device of the present invention. Fig. 6 is a side view of the hanger shown in Fig. 5;
7A to 7C are schematic illustrations showing stepwise the relative positional relationship between the hanger and the cell during movement of the hanger in FIG. 5, and FIG. 8 shows another example of the hanger used in the device of the present invention. Vertical front view, Figure 9 is the 8th
10A to 10D are side views of the hanger shown in FIG.
The figure is a wiring diagram showing an example of the control system in the X-axis direction used in the device of this invention, FIG. 12 is a coordinate diagram for explaining the movement of the hanger and rack table, and FIG. FIG. 3 is a front view showing an example of a detected part for the position sensor used. 1... Measuring device main body, 2... Cell, 2a, 2
a'... protrusion, 3... sample measurement chamber, 5... rack,
6... Rack table, 7... Rack table moving means, 8... Hanger, 8a, 8a'... Side wall,
8c, 8c'...Protrusion portion, 9...Hanger elevating means, 10...Hanger horizontal moving means.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 上面を開放した試料測定室が形成された測定
装置本体内に、レーザー光源と散乱光強度検出手
段とを設け、試料液を収容したセルを前記試料測
定室に上方から挿入してレーザー光をセル内の試
料液に入射させるとともに、そのセル内の試料液
中の抗源抗体反応生成物による散乱光強度を検出
して前記抗源抗体反応生成物濃度を定量するよう
にしたレーザー式抗源抗体反応生成物定量装置に
おいて、 複数本のセルをそれぞれ直立状態で収容するた
めの複数の収容部が水平面内の直交する2方向に
沿つてマトリツクス状に形成されたラツクと、前
記ラツクが載脱可能に載置される構成とされかつ
前記測定装置本体の側方に配設されたラツクテー
ブルと、そのラツクテーブルを前後方向に直線移
動させるためのラツク移動手段と、前記セルを吊
上げるためのハンガーと、そのハンガーを昇降さ
せるためのハンガー昇降手段と、前記ハンガーを
ラツク上方の位置と試料測定室の上方位置との間
において水平直線移動させるためのハンガー水平
移動手段とを有してなり、 前記セルはその前後両面の上端部に突片を形成
した構成とされ、一方前記ハンガーは断面状に
作られるとともにその両側壁部の内面下端に内側
へ向つて突出する突条部が形成された構成とさ
れ、前記セルの突片がハンガーの前記突条部上面
に係合されるように構成され、しかも前記ハンガ
ーの両側壁部が前記ハンガー水平移動手段による
移動方向と平行となるようにハンガーの方向性が
定められていることを特徴とするレーザー式抗源
抗体反応生成物定量装置。
[Scope of Claims] 1. A laser light source and a scattered light intensity detection means are provided in a measuring device main body in which a sample measurement chamber with an open top surface is formed, and a cell containing a sample liquid is inserted into the sample measurement chamber from above. The laser beam is inserted into the sample liquid in the cell, and the intensity of scattered light caused by the antigen-antibody reaction product in the sample liquid in the cell is detected to quantify the concentration of the antigen-antibody reaction product. In the laser-type antigen antibody reaction product quantification device, a rack and a rack are provided in which a plurality of accommodating portions for accommodating a plurality of cells in an upright state are formed in a matrix along two orthogonal directions in a horizontal plane. , a rack table configured to allow the rack to be placed in a removable manner and disposed on the side of the measuring device main body; a rack moving means for linearly moving the rack table in the front-rear direction; a hanger for hoisting a cell; a hanger elevating means for elevating and lowering the hanger; and a hanger horizontal moving means for moving the hanger in a horizontal straight line between a position above the rack and a position above the sample measurement chamber. The cell has a structure in which protrusions are formed on the upper ends of both its front and rear surfaces, while the hanger is formed in a cross-sectional shape and has a protrusion protruding inwardly at the lower end of the inner surface of both side walls. The projecting piece of the cell is configured to be engaged with the upper surface of the projecting part of the hanger, and both side wall parts of the hanger are arranged in a direction in which the hanger is moved by the horizontal moving means. A laser type antigen-antibody reaction product quantification device characterized in that the hanger is oriented in parallel.
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