JPH0234161Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0234161Y2
JPH0234161Y2 JP2769385U JP2769385U JPH0234161Y2 JP H0234161 Y2 JPH0234161 Y2 JP H0234161Y2 JP 2769385 U JP2769385 U JP 2769385U JP 2769385 U JP2769385 U JP 2769385U JP H0234161 Y2 JPH0234161 Y2 JP H0234161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
filling
piston
pump chamber
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2769385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61144001U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2769385U priority Critical patent/JPH0234161Y2/ja
Publication of JPS61144001U publication Critical patent/JPS61144001U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0234161Y2 publication Critical patent/JPH0234161Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流動性をもつチユーインガム等の
充填物を容器に定量充填する充填装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕 従来、アイスクリーム等の粘度の比較的低い充
填物の容器への充填は、第6図に示すような充填
装置を用いて行われている。図において、1はシ
リンダで、内部に円周方向に回動自在なシリンダ
バルブ2を備えている。3はシリンダ1の上部に
備えられたホツパで、内部に充填物を収容するよ
うになつている。4はホツパの下端部に形成され
た開口部で、シリンダ1の上部に形成された上部
開口部5と合致している。6はピストンシリンダ
で、内部にピストン7を備えている。8はピスト
ンシリンダ6の開口部で、シリンダ1の側部に形
成され開口部9と合致している。10はシリンダ
バルブ2内部に形成された貫通孔で、入口部11
をホツパ3の下端開口4に合致させるとともに、
出口部12をピストンシリンダ6の開口部8に合
致させホツパ3とピストンシリンダ6とを連通さ
せる連通態様(第6図参照)と、入口部11をピ
ストンシリンダ6の開口部8に合致させるととも
に、出口部12をノズル13に合致させピストン
シリンダ6とノズル13とを連通させる連通態様
(第7図参照)の二つの連通態様のうちの任意の
連通態様を、シリンダバルブ2の回動により選択
しうるようになつている。この充填装置は、ホツ
パ3の内部に充填物を入れ、シリンダバルブ2を
回転させて第6図に示す連通態様をとり、その状
態で、ピストン7を後退させホツパ3内の充填物
を、連通孔10およびピストンシリンダ6内に所
定量吸入する。つぎに、シリンダバルブ2を回転
させて第7図に示す連通態様にし、ピストン7を
前進させて充填物の定量充填を行うものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この充填装置では、ホツパ内に充填物を充填
し、ピストン7の吸引力を利用して充填物を吸入
するため、チユーブ入りガムのような流動性をも
つチユーインガム等の粘度の高いものは吸引でき
ないという難点がある。また、充填物の吸引,押
し出しの一サイクルに、シリンダバルブを90度回
転させなければならず、充填に時間がかかるとい
う難点もある。さらに、充填物の押し出しは、ピ
ストンの前進による圧縮力のみであり、かつピス
トンは連通孔内に入り込んで充填物を押し出す訳
ではないため、連通孔の内面等に充填物が一部残
存するようになる。この場合、残存量はいつも一
定量ではないため、充填量がばらつくという問題
が生じる。この考案はこのような事情に鑑みなさ
れたもので、低粘度の充填物だけでなく高粘度の
充填物についても高速で、かつばらつきなく充填
しうる充填装置の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためこの考案の充填装置
は、加圧された状態の充填物を収容するポンプ室
内に、周胴部に複数の貫通孔をもつ内部シリンダ
と内部シリンダの貫通孔に対応する複数の貫通孔
を周胴部にもつ外部シリンダとからなり両者が相
対回転するようになつている二重シリンダが、開
口部をポンプ室の外部に位置させた状態で設けら
れ、この開口部にシヤツター弁が設けられている
とともに、上記内部シリンダ内にピストンが進退
自在に配挿されているという構成をとるものであ
る。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
〔実施例〕
この考案の一実施例の要部の断面図を第1図に
示し、全体の斜視図を第2図に示す。これらの図
において、17は流動性をもつチユーインガム等
の充填物を押し出し成形するエクストルーダで、
内部に、互いに反転しながら充填物をポンプ室2
0に圧入する一対のスクリユー18を備えてい
る。19はエクストルーダ17の一端側に形成さ
れた充填物投入用の開口部、21は上記ポンプ室
20の先端部に、ポンプ室20を上下に貫通する
ように設けられた二重管形のシリンダである。シ
リンダ21は、ポンプ室20に固定された外部シ
リンダ21aと、この内部に配挿され左右に間欠
回動する内部シリンダ21bとから構成されてい
る。外部シリンダ21aの周胴部には、軸方向に
所定間隔で列設された3個の貫通孔22aからな
る組が複数組、円周方向に30度間隔で形成されて
おり、内部シリンダ21bの周胴部にも上記貫通
孔22aに対応する貫通孔22が外部シリンダ2
1a同様の分布態様で形成されている。内部シリ
ンダ21bの頂部は、大径の歯車部33に形成さ
れ、これに第1のロータリーアクチエータ23の
歯車部23aが噛合しロータリーアクチエータ2
3の回転力によつて内部シリンダ21bを一定の
角度(25度程度)内において正転,逆転させるよ
うになつている。この場合、正転が完了した状態
(第1図の状態)で内部シリンダ21bの貫通孔
22と外部シリンダ21aの貫通孔22aとが完
全に合致して内部シリンダ21bの内部とポンプ
室20の内部とが充分な連通状態になり、逆転完
了状態では貫通孔22と22aとが外れて内部シ
リンダ21bの内部とポンプ室20の内部とが完
全な遮断状態となる。第1のロータリーアクチエ
ータ23は、内部シリンダ21bの正転完了状態
および逆転完了状態で作動を一定時間止め、正
転・逆転完了状態を暫く保つようになつている。
内部シリンダ21bの下部は、下方に延びる漏斗
状のノズル25に形成され、その下端開口部26
には第3図に示すように一対の扇形の開口26a
が形成されている。上記ノズル25の下端部の外
周には、第4図に示すように、底面に、上記一対
の扇形開口26aに対応する一対の扇形の開口2
8および上記一対の扇形開口26aを蓋する蓋部
29が形成されているコツプ状のシヤツター弁2
7が回動自在に装着されている。29aはシヤツ
ター弁27の蓋部29に設けられた切断刃で、シ
ヤツター弁27の蓋部29によるノズル開口26
aの閉成時に、ノズル開口26aから糸引き状に
流れ出る充填物を切断し周囲の汚染を防止する。
上記コツプ状のシヤツター弁27の上部外周縁は
第1図に示すように歯車部34に形成され、これ
に第2のロータリーアクチエータ30の歯車部3
1が噛合してシヤツター弁27を一定の角度
(180度程度)内において正転,逆転させ、正転完
了状態でシヤツター弁27の扇形開口28がノズ
ル25の扇形開口26aに完全に合致して開状態
にし、逆転完了状態でシヤツター弁27の蓋部2
9がノズル25の扇形開口26aを蓋するように
なつている。上記第2のロータリーアクチエータ
30は、内部シリンダ21bの逆転完了と連動し
てシヤツター弁27を開状態にしその逆転完了状
態の継続中間状態を保ち、それ以外はシヤツター
弁27を閉状態にするようになつている。24は
上記内部シリンダ21の内径とほぼ同一の直径を
有するピストンで、シリンダ21内を上下に慴動
するようになつている。32は充填部を充物する
容器である。
この構成において、内部シリンダ21bの正転
完了状態では第1図のように内部シリンダ21b
内とポンプ室20とが連通し、その状態が暫く保
たれるため、スクリユー18の押圧部によつて加
圧された充填物が矢印のように内部シリンダ21
b内に入り込み内部シリンダ21b内を満たす。
つぎに、その状態から、第1のロータリーアクチ
エータ23が作動し内部シリンダ21bを逆転さ
せる。その逆転により、内部シリンダ21bの貫
通孔22が外部シリンダ21aの貫通孔22aか
ら外れ始め、逆転完了状態では内部シリンダ21
b内は外部と完全遮断状態になる。この状態にお
いて第2のロータリーアクチエータ30が作動し
シヤツター弁27を開状態にする。これと同時に
ピストン24が下降作動し第5図に示すように内
部シリンダ21b内の充填物を殆ど残さず容器3
2内に流下させ充填する。充填物の流下充填は内
部シリンダ21bの完全遮断状態の継続時間内で
行われ、上記時間経過後は、第2のロータリーア
クチエータ30の作動によりシヤツター弁27が
閉状態になる。つぎに第1のロータリーアクチエ
ータ23の作動により内部シリンダ21bがポン
プ室20と連通すべく正転開始すると同時にピス
トン24が上昇作動し、内部シリンダ21b内に
充填物を流入させつつ第1図の状態になり、再び
上記の一連の動作が繰り返される。このようにし
て充填物の定量充填が連続的に行われる。
このように、この実施例の装置は、ポンプ室2
0内の圧力を利用して充填物を内部シリンダ21
b内に入れるようにしているため、高粘度の充填
物にも適用できる。また、従来例のシリンダバル
ブの回転角が90度であるのに対して、この実施例
では30度であるため、充填時間の短縮を実現でき
る。さらに、ピストン24を内部シリンダ21b
の下端まで下降させて内容物を押し出すため、内
部シリンダ21b内に充填物が殆ど残さず押し出
されるようになり、定量充填を達成しうるように
なる。そのうえ、ノズル25の先端に切刃29a
付きのシヤツター弁27を備えているため、シヤ
ツター弁27の閉成の際における充填物の糸引き
が切刃29aで切断されるようになり、容器32
および装置の汚損が防止される。また、この装置
によれば、ピストン24の往復移動量を調節する
ことにより、充填物の量の調節ができるため充填
量の異なる数種の製品の充填に適応できるように
なる。
なお、上記の装置では、内部シリンダ21bを
回転させ貫通孔22の開閉を行つているが、外部
シリンダ21aを回転させてもよく、また、両者
を回転させるようにしてよい。
〔考案の効果〕
この考案の充填装置は、以上のように構成され
ているため、粘度の高い充填物についても適用で
き、かつ定量充填を達成できるようになる。その
うえ、充填時間の短縮化も実現できるようになる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部の断面図、
第2図は全体の斜視図、第3図はそのノズルの開
口部の下面図、第4図は第1図のA−A′線に沿
う横断平面図、第5図は第1図の動作説明図、第
6図および第7図は従来例の説明図である。 18……スクリユー、20……ポンプ室、21
……シリンダ、21a……外部シリンダ、21b
……内部シリンダ、22,22a……貫通孔、2
3……第1のロータリーアクチエータ、24……
ピストン、25……ノズル、27……シヤツター
弁、30……第2のロータリーアクチエータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加圧された状態の充填物を収容するポンプ室
    内に、周胴部に複数の貫通孔をもつ内部シリン
    ダと内部シリンダの貫通孔に対応する複数の貫
    通孔を周胴部にもつ外部シリンダとからなり両
    者が相対回転するようになつている二重シリン
    ダが、開口部をポンプ室の外部に位置させた状
    態で設けられ、この開口部にシヤツター弁が設
    けられているとともに、上記内部シリンダ内に
    ピストンが進退自在に配挿されていることを特
    徴とする充填装置。 (2) ポンプ室が、エクストルーダのスクリユーの
    押圧力を受けるようになつている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の充填装置。 (3) シヤツター弁が、切刃を備えている実用新案
    登録請求の範囲第1項または第2項記載の充填
    装置。
JP2769385U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0234161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2769385U JPH0234161Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2769385U JPH0234161Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61144001U JPS61144001U (ja) 1986-09-05
JPH0234161Y2 true JPH0234161Y2 (ja) 1990-09-13

Family

ID=30524881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2769385U Expired JPH0234161Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0234161Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4780759B2 (ja) * 2005-08-23 2011-09-28 四国化工機株式会社 定量ソフト充填装置及び定量ソフト充填装置を用いた定量ソフト充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61144001U (ja) 1986-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4028024A (en) Manufacture of filled capsules or the like
EP3206527B1 (en) Rotary-push type cosmetic container
CA1236428A (en) Semi-solid cylindrical container and dispenser
US5961007A (en) Dispensing package
WO2006098595A1 (en) Cosmetic container
WO2016000054A1 (pt) Mecanismo valvulado com ponteira aplicadora para embalagens de cosméticos
JPH0234161Y2 (ja)
CN105980258B (zh) 用于粘性或糊状材料的分配器
US3603564A (en) Mixer
EP0199803B1 (en) Flowable material dispenser
JP4937606B2 (ja) ロータリ型充填弁
JP2007526185A (ja) 分配オリフィスを備える容器取付具及びその製造方法
CN217791870U (zh) 塑胶活塞、塞杆组合及旋动出料容器
KR102029110B1 (ko) 소가 들어간 절편떡 성형장치
CN211570072U (zh) 一种化妆品灌装机
JPH0347519Y2 (ja)
AU630259B2 (en) Roll-on dispensers
KR200487860Y1 (ko) 토출스틱 상단부에 배출판을 구비한 겔상 립스틱 용기
CN104837566B (zh) 排放装置
JPH0118117Y2 (ja)
CN215993034U (zh) 一种新型化妆品软管
US4301950A (en) Rotatable closure for collapsible tubes
JP4647127B2 (ja) 塗布用具
KR20230117895A (ko) 화장품 색조타정을 위한 용기 포장 프로세스 및 방법
CN108502343B (zh) 一种易灌装防挤出包装容器