JPH0233639A - 主記憶装置管理方法および計算機システム - Google Patents

主記憶装置管理方法および計算機システム

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JPH0233639A
JPH0233639A JP63183593A JP18359388A JPH0233639A JP H0233639 A JPH0233639 A JP H0233639A JP 63183593 A JP63183593 A JP 63183593A JP 18359388 A JP18359388 A JP 18359388A JP H0233639 A JPH0233639 A JP H0233639A
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池ケ谷 直子
Toshiharu Tanaka
俊治 田中
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梅野 英典
Masatoshi Haraguchi
原口 政敏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (卒業上の利用分野] 本発明は、仮想計算機システムにおける主記憶装置管理
方式に係り、特に仮想計算機に対する主記憶装置管理方
式、および仮想計算機の主記憶装置上のアドレス及び仮
想アドレスを実計算典上の実アドレスに高速に変換する
アドレス変換装置を含む主記憶装置管理方式に関するも
のである。
〔従来の技術〕
仮想計T(機(以下VMと略す)システムにおいては、
一つの実計算機の下に幾つかの論理的な計算機(すなわ
ちVM)を定義することができる。
各VMの主記憶装置は、実計算機の主記憶装置への写像
により実現される。各VMO主記憶装置にはそのVMの
オペレーティング・システム(以下O3と略す)がロー
ドされ、そのO3の下でアプリケイジョン・プログラム
が動作する。
O3がさらに仮想記憶をサポートする場合は、主起1.
1!装置の階層は3段階になる。レベルlは実計算機の
主記憶装置であり、レベル2はVM自身の主記憶装置で
あり、レベル3はVM上のO5が化成する仮想記憶装置
である。
以下の説明では、VM上のO8が生成する仮想記憶装置
のアドレス(レベル3のアドレス)を“仮想アドレス”
又は°“論理アドレス”と呼び、VM自体が見た主記憶
装置のアドレス(レベル2のアドレス)を“VM主皇紀
アドレス°“、゛′仮想主皇紀装置上のアドレス°゛又
は゛仮想計算機の実アドレス゛と呼び、実計算機の主記
憶装置のアドレス(レベル1のアドレス)を゛°物理ア
ドレス°゛。
″実計算機の実アドレス′”又は弔に゛′実アドレス“
と呼ぶ。又、実計算機の主記憶装置を“実主記憶装置”
、仮想計算機の記憶装置を“′仮想を記憶装置゛°又は
゛’VM主記憶皇紀°゛のように表現する。
さて、このようなシステムにおいて複数個の高速VMを
実現するには、VMのレベル2主記憶装置全体をレベル
lメモリへ常駐化すればよい。レベル2メモリ全体をレ
ベル1上に位置をずらして常駐するVMを複数生成でき
る。このときのアドレス変換における従来技術を第2図
、第3図を用いて以下に示す。
第2図は、リロケーション用のテーブルを使用してVM
の仮想アドレスから実計Haの実アドレスに変換する従
来のアドレス変換方式を示したものである。[情報処理
学会計算機システムの制御と評価研究会資料18J、1
983年2月4日雑波他5名rVM/4 (ACO3−
4仮想計算機)のアーキテクチャ」に記載のように、実
主記憶装置201は、一定サイズのブロックに分割され
ている。論理アドレスレジスタ202にセットされたV
Mの論理アドレスLA(レベル3)は、プロセス番号レ
ジスタ203のVM内プロセス番号とV M iMt別
子レジスタ204のVM識別子fDとでアドレス変換バ
ッファ(TLB)205によってVMO主記皇紀ヘアド
レス(AD)(レベル2)に変換され、VM実アドレス
レジスタ206に格納する。即ち、TLB205では、
とのVMであるかを表わす■M識別子(204)と、そ
のVMにおけるどの仮想空間であるか(一般に、1つの
O3に対し、複数の仮想空間が作られ、それぞれの仮想
空間にはそれぞれ1つずつのセグメントテーブルが対応
するが、ここでは、VM内プロセス番号がセグメントテ
ーブル番号、即ち、仮想空間番号を表わすと考えられる
。)を表わすVM内プロセス番号(203)と、VM論
理アドレス(仮想アドレス)(202)とを受け、ここ
でTLB205内のテーブルが参照され、VM識別子と
仮想空間とが一致した仮想アドレスに対応するVM主記
憶実アドレスが取り出され、これがレジスタ206に格
納されるものである。続いて、VM番号レジスタ207
にあるVM番号(VM#)とデータ線208に出力され
るA’Dの一部をキーにしてリロケーションテーブル2
09を引くと、実主記憶上のブロックアドレスをデータ
線210に出力することができる。これにデータ線21
1に出力されるブロック内アドレスを加えると、実主記
憶上のアドレス(レベルl)がデータ線212に出力さ
れる。また他のVMO主記憶をアクセスしないように、
境界チエツクテーブル213により信号線212に出力
される実主記憶上のアドレスが、当該VMが使用可能な
ブロック内であるかどうかの境界チエツクを行う。以上
の方法に依れば、ブロック学位に領域分割した実主記憶
装置の複数領域にVMの主記憶装置を常駐させることが
できる。
次に、第3図は、別の従来技術として、特開昭60−1
22444号公報(「仮想計算機システムJ梅野英典外
2名)に記載された、ペースレジスタを用いたアドレス
変換方法を説明するための図である。
第3図で、301はセグメント番号フィールドS、ペー
ジ番号フィールドP、及びハイドフィールドBからなる
レベル3の論理アドレス(仮想アドレス)レジスタ(L
ARと略ず)、302はセグメントテーブルSTの先頭
位置のVM実アドレスのレジスタ、303は各VM毎に
別々に設定した値をもつ領域起点(当該VM玉記憶装置
の実主記憶装置上での起点)アドレスレジスタ、STは
主記憶装置MS上に設けたセグメントテーブル、PTは
同じく設けたページテーブル、304.307310は
加算器である。前記のように、1つのO3により複数の
仮想空間が作られ、その各仮想空間毎にセグメントテー
ブルSTが設けられており、レジスタ302にはそれら
のテーブルSTに先頭位置がVM実アドレスで格納され
ている。セグメントテーブルSTの各エントリには、対
応するページテーブルPTの先頭アドレスがレベル2の
形で格納されており、又、ページテーブルPTの各エン
トリには対応するページアドレスがレベル2の形で格納
されている。
次に、第3図の動作を説明する。
プログラムで使用されるアドレスは、論理アドレスとし
て、論理アドレスレジスタ301に設定される。上記の
ようにして、LAR301のセグメント番号フィールド
の値Sと、セグメントテーブルSTの先頭のVM実アド
レスを含むレジスタ302のイ16と、領域起点レジス
タ303にセットされている該当VMの主記憶装置の実
計算機における起点アドレスαとが加算器304により
加算され、STの対応するエントリの実アドレスがデー
タ綿305に出力される。その実アドレスの値から主記
憶装置上のSTの対応エントりの値、すなわちページテ
ーブルPTの先頭レベル2実アドレスが読み出されデー
タ線306を経由して、LAR301のページ番号フィ
ールドの値Pと、領域起点レジスタ303の値αととも
に加算器307へ送られる。加算器307からデータ線
308に出力される値は、対応するPTエントリの実ア
ドレスに等しく、ページ実アドレスがデータ線309よ
り読み出され、その値に更に領域起点レジスタ303の
(直αとLAR3Qlのバイトフィールドの値Bとを加
算器310により加算して実アドレス(レベル1)に変
換し、データ線311に出力される。ごこて、加算器3
10に加わる3人力のうち、レベル303の値αを除い
たもの(データ線309のページ実アドレスとLAR3
01のBフィールド値とのみ加算したもの)は、レベル
2のアドレスを与え、これに、VM毎に設定される値α
を加える(αだけずらす)ことにより、レベル1のアド
レスに変換されるわけである。又、この値αが加算器3
04及び307にも加わっているのは、参照すべきテー
ブルST及びPTの位置(アドレス)も、O8が作った
テーブルによって、レベル2で表されているため、これ
をレベル1に変換する必要があるからである。尚、領域
起点レジスタ303は、各VM毎にそれぞれ設定し、値
がOのこともある。
以上で説明したアドレス変換により、仮想計算機システ
ムにおいて、高速VMを複数実現している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術には以下のような問題がある。
前記「情報処理学会計算殿システムの制御と評価研究会
資料18」の実記憶装置が一定サイズのブロックに分割
されていてブロック単位に割当てを行う仮想計算機シス
テムでは、あるVMが使用している複数ブロックが実記
憶装置上で連続していても、ブロック数分のマツピング
情報を含むアドレス変換テーブルが必要となり、当該テ
ーブルの検索によるブロックアドレスの変換のオーバヘ
ッドが大きくなる。また、比較的大きなバイト数のブロ
ック単位で割り当てを行なうから、一定のブロック長(
例えば1ブロツクが256 KB)でVMの主記憶サイ
ズが割り切れない場合には、VMO主記憶サイズを満た
すブロック数を割当てるため、部分的にしか使わないブ
ロックを割り当てて置かねばならず、常に主記憶装置]
二に未使用領域ができてしまう。更に、−旦、比較的小
さい主記憶サイズを満たずブロック紗が割り当てられる
と、その後に上記1.qサイズが増大した場合に、増大
した主記憶サイズを満たすようにブロック数を改めこれ
を増やすことは困難である。
一方、特開昭60−122/144号公報の方法では実
主記憶装置の予め定められた領域に高速■Mの主記憶装
置を割当てているため、VMO主記憶装置は上記定めら
れた領域以外の実主記憶装置に常駐することができず、
またVMがより小さいサイズの主記憶装置を使用すると
きには実計算機の主記憶装置の予め割り当てられた領域
に未使用領域が発生するという問題点がある。また、レ
ベル2からレベル1への変換は、VMによって定った1
つの値αだけで行っているため、実主記憶装置上に飛び
飛びに存在する複数の領域を、VM主記憶装置が1つに
まとめて連続領域として使用することはできない。更に
、実主記憶装置に割り当てられた領域の位置及びサイズ
は予め定められているため、VM主記憶装置がより大き
なサイズやより小さなサイズなど任意のサイズのものを
必要とする場合に、対応するサイズの領域を実主記憶装
置上に直ちに確保することは困難であった。
従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、実主記憶装置上の未使用領域を可及的に少なくする
ことができ、実主記憶装置上の複数の不連続領域を連続
した1つの領域としてVM主記憶装置を常駐させること
ができ、VM主記憶装置が必要とする任意の不定長のサ
イズの領域を実主記憶装置上に容易に高速に確保するこ
とができ、それによって、VM上の仮想アドレス及び実
アドレスから実主記憶装置の実アドレスへの変換を高速
に行い、かつ稼動中のVMは停市することなく実主記憶
装置を有効に複数の高速VMに与える仮想計算機システ
ムにおける主記憶装置管理方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の主記憶装置管理方
式では、実計算機の主記憶装置上の1つまたはそれ以上
の大きさが一定でない領域にVMの主記憶装置を常駐さ
せるべく、1つのVMに割当てられた実主記憶装置上の
全領域の先頭アドレスを記憶する手段と、VMO主記憶
装置を上記実主記憶の複数領域に常駐させるために分割
されたVM内領域の境界アドレスを記1eする手段と、
■M主皇紀装置上のあるアドレスがF記分割領域のどの
領域に属するのかを判定する手段と、属すると判定され
た領域が割当てられている実主記憶4・す置−ヒの領域
の先頭アドレスに依存する値を上記■M主皇紀装置上の
あるアドレスに加算することによりVMの仮想アドレス
及び、VM主皇紀装置上のアドレスを実計算機の実アド
レスに変換する手段とを仮想計算機システムのアドレス
変換装置に設ける。
また、実計算機上の主記憶装置上のある領域が使用可能
であるかどうかを判定する手段と、実主記憶装置の使用
可能SN +Aのうち新たに使用開始するVMが必要と
する大きさになるように1つまたはそれ以上の領域をそ
のVMに割当てる手段と、上記1.α装置上で使用可能
領域が隣接する場合には、1つの連続領域に併合する手
段とを仮想計算機制御プログラムに設ける。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
VM使用開始時には実主記憶装置の1つまたはそれ以上
の未使用領域でVMが必要とする大きさだけを仮想計算
機制御プログラムがVMO主記皇紀置常馬主領域として
与える。本発明によるアドレス変換装置は、VMの実ア
ドレス(VM主記憶装1η上のアドレス)をVM内境界
アドレスと比較し、実主記憶装置の当該VMの複数領域
の中から上記VMの実アドレスが属する実主記憶上の領
域を選択する。VMの実アドレスに上記実生記憶領域の
先頭アドレスに依存する値を加算すれば、実主記憶装置
上の実アドレスに変換できる。同様の方法により、VM
の仮想アドレスを実主記憶装置」−の実アドレスに変換
できる。このようにして、実主記憶装置上の不連続の複
数個の領域を、1つの7M主記憶装置の連続する領域と
みなして使用ずろことができる。又、実生記憶装置−ヒ
の複数個の不定長領域のそれぞれの先頭アドレス記11
g1手段(起点レジスタ106. 110.−・−)及
び仮想主起1α装置内領域の境界アドレス記憶手段(1
02)の値は、VMが必要とする大きさに応して任意に
設定することができるので、その都度必要なサイズの実
皇紀1!領域を迅速かつ容易に確保し、又、未使用領域
を少なくすることができる。
また、VMが使用終了して使用可能領域となった実主記
憶のある領域に隣接する実主記憶上の領域が使用可能領
域であるならば、それらを仮想計算機制御プログラムが
1つに併合することにより記憶すべき実主記憶上の領域
先頭アドレスは少なくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。本発明による
アドレス変換装置を第1図に、複数VMの主記憶装置を
実主記憶装置に割り当てたときの実主記憶装置の状態遷
移を第4図に、第4図で示した実主記憶装置の分割領域
先頭アドレスを記憶する手段の状態遷移を第5図に示す
。また、VM使用開始時の仮想計算機制御プログラムに
よる■M常駐領域割当て処理を第6図に、VM使用終了
時のVM常駐領域割当て解除処理を第7図に示す。
さらに第8図には、VMの仮想アドレスから実主記憶ア
ドレスに変換する手段を説明する。
第1図は、VMの主記憶装置が実計算機の主記憶装置上
で複数の領域に分割されて常駐していることを表してい
る。同図で、101はVM実アドレスレジスタ(レジス
タ値X)、102はVM主記憶装置分割アドレスレジス
タ(レジスタ値a)、106と110は実主記憶装置領
域起点アドレスレジスタ(それぞれレジスタ値α、  
r)、103109.105は加算器であり、これらに
よって、アドレス変換装置806を構成している。なお
、112は中央処理装置内のVM起動命令である。
本実施例のアドレス変IAJa、構806は、第3図の
従来例に比べて、新たにVM主皇紀、a分割アドレスレ
ジスタ102を設けた点、及び、実主記憶装置前域起点
アドレスレジスタとして複数個106゜110設けた点
で、著しく異なっている。VMO主記憶装置のアドレス
Oからaは実主記憶装置のアドレスαからβの領域lに
、またVMO主記憶装置のアドレスaからbはレベル1
メモリのアドレスTから6の領域2に常駐し7ている。
すなわち、VMの主記憶装置のアドレス0からaを示す
アドレスにはαだけ加算し、アドレスaからbにあるア
ドレスにはγ−aだけ加算すれば、実主記憶装置のアド
レスに変換できるわけである。以下に、本発明によるア
ドレス変換装置を説明する。VMの実アドレスXがデー
タ線100によりVM実アドレスレジスタ101に格納
されると、VM主記憶装置分割アドレスレジスタ102
の値aとXを比較器103(判定及び選択手段)で比較
したあと、Xが値aより小さい場合には信号線104に
より加算器105を起動して実主記憶装置領域起点アド
レスレジスタ106の値αを加算し、実主記憶装置上の
領域1内の実アドレスに変換してデータ綿107に出力
する。また、VMの実アドレスXが値8以上の場合には
信号綿108により加算器109を起動し、領域起点ア
ドレスレジスタ110の値Tに依存する値(γ−a)を
加算器109で加えることにより、実主記憶装置上の領
域2内の実アドレスに変換し、データ線111に出力す
る。
以上によりアドレス変換が行われ、VMの実主記憶装置
の実アドレスは、実主記憶装置上の実アドレスに高速に
変換される。尚、実主記憶装置領域起点アドレスレジス
タ106と110、VM主記憶装置分割アドレス102
の値は、VM起動命令112発行時そのオペランドによ
り引き渡された値であり、またVMに割当てられた実主
記憶装置の領域数だけ存在するものである。なお、実主
記憶装置の分割領域数は、2つに限らず、3.4−・−
・・・のように増やすこともできる。
次に、レベル3論理アドレスからセグメントテーブルと
ページテーブルを用いてレベル2実アドレスを求める方
法を第8図を用いて説明する。論理アドレスレジスタ(
LAR)801にセットされたVMの仮想アドレス(レ
ベル3のアドレス)のセグメント番号フィールドの植S
はセグメントテーブルSTの先頭レベル2実アドレスを
含むレジスタ802の値と加算器803により加算され
、これがSTエントリのVM実アドレスとしてデータ線
100゛から第1図に詳細を示したアドレス変換装置8
06”に入り、領域起点アドレスαまたはTに依存する
値を加算して、STの対応するエントリの実主記憶アド
レスとしてデータ線107に出力される。続いて、ST
エントリから取り出したVMのページテーブルPTの先
頭レベル2実アドレスと、LAR801のページ番号フ
ィールドPの値をSTのときと同様に加算器804で加
算してPTエントリのVM実アドレスを求める。
データ線100”から第1図に詳細を示したアドレス変
換装置806”に入り、PTの対応するエントリの実主
記憶アドレスを求めてデータ線107”に出力する。こ
のPTエントリから求めた値とLAR801のバイトフ
ィールドの値を加算器805で加えたものがレベル2実
アドレスであり、データ線100°゛から第1図に詳細
を示すアドレス変換装置806”″に入り、実主記憶上
の実アドレス(レベル1のアドレス)に変換されてデー
タ線107°”に出力される。以上のアドレス変換によ
り、VMの仮想アドレスを実主記憶上の実アドレスに変
換することができる。なお、本実施例においても、第3
図の場合と同様に、各テーブルST、PTの参照すべき
アドレスはレベル2で表されているため、アドレス変換
装置806”’ だけでなく、テーブルST、PT等の
入力(806“。
806”の出力)に対しても値α又はγを加えるように
している。
実主記憶装置の分割領域先頭アドレスを記憶する手段と
実主記憶装置のVM常駐領域割当てについて以下に説明
する。第4図は、本発明により複数VMO主記皇紀装置
を実主記憶装置に割り当てたときの実主記憶装置の状態
遷移を示し、第5回は、第4図で示した実主記憶装置の
分割領域先頭アドレスを記憶する手段の状態遷移を示し
ている。第4図(a)では、実主記憶装置にはVMOか
らVM3の4つのVMO主記憶装置が常駐している。第
5図(a)のとおり実主記憶装置分割領域制御テーブル
(CTと略す)には4つの領域起点アドレスを示ずエン
トリ(0,α3.α2.α3)がある。第4図(b)と
第5図(t))では、VMIとVM3が使用終了(ログ
オフ)し、それらVMO主記憶装置が常駐していた領域
は使用可能領域(free)となったことを示す。次に
、新たにVM4を使用開始させようとしたとき、第4図
(C)のようにVMIとVM3の常駐領域だった実主記
憶装置上の2つの領域(α1〜α2とα、〜α4)をV
M4に常駐させることにより、VM4は必要とする大容
量の記憶装置を持つ高速VMとなる。この時VM4に常
駐領域を割当てろ仮想計算機制御プログラム(VMCP
)の処理を第6図を用いて説明する。VMが使用開始(
ステップ601)するとVMCPは、そのVMが必要と
する主記憶装置の大きさSをIMべる(ステップ602
)。次にその大きさSの実主記憶装置の領域をVM常駐
領域としてυ1当てるには、まず大きさがSと等しい使
用可能領域が有るかどうか調べる(ステップ603)。
そのような領域が見つかった場合には直ちにVMに割当
て(ステップ609)、8i域が見つからなかった場合
にはサイズSよりも大きい使用可能領域を捜しくステッ
プ604)、そのような使用可能領域があるかどうか判
定する(ステップ605)。サイズSよりも大きい使用
可能領域がある場合にはその一部(サイズS)をVMに
割当てる(ステップ609)。サイズSよりも大きい使
用可能領域がなければ合計サイズがSとなるように複数
の使用可能FJ域を見つけていく(ステップ606)。
全ての使用可能領域を合わせてサイズSに足りないかど
うかを判定しくステップ6o7)、サイズSに満たない
場合にはエラー処理を行なう(ステップ608)。サイ
ズSに足りる場合にはそれら複数の使用可能領域をVM
に割当る(ステップ6o9)。
以上の処理においてステップ609に制御が渡った場合
には、その後VMに与えられた実主記憶装置常駐領域情
報を実主記憶装置分割領域制御テーブルCTに記憶しく
ステップ610)、処理を終了する。この処理により第
5図(C)ではVM4の常駐する領域のエントリが2つ
と使用可能領域エントリが1つ作成される。さらにVM
OとVM4が使用終了すると、第4図(d)に示すとお
り、実主記憶装置のアドレス0〜α1 とα1〜α2の
隣接した領域はどちらも使用可能領域になるため、併せ
て1つの使用可能領域とみなす。VMCPによるこの処
理のフローチャートを第7図に示す。VMが使用終了(
ステップ701)すると、V M CPはそのVMに割
当てられていた常駐領域Aのエントリを実主記憶装置分
割領域制御テーブルCTがら捜す(ステップ702)。
続いてテーブルCT中の領域Aのエントリを使用可能領
域にすると(ステップ703)、その常駐領域の直前の
領域Bのエントリを捜しくステップ704)、領域Bが
使用可能領域かどうか調べ(ステップ705)、使用可
能令n域ならばステップ706によりテーブルCTの領
域Bのエントリに新たに91域Aを併合して登録し領域
Aのエン1りを無効エントリにする。
また、領域Aの直後の領域Cのエントリを捜しくステッ
プ707)、81域Cが使用可能領域がどうか調べ(ス
テップ708)、領域Cが使用可能領域ならばステップ
709によりテーブル中の領域Cのエントリを無効にし
てその直前の使用可能領域のエントリと併合する。次に
、VMに割当てられていた常駐領域が他にないかをチエ
ツクしくステップ710)、まだ常駐領域が残っている
ときは再度ステップ102〜709の処理を行う。
以上がVMに割当てられた常駐領域の制御情報を更新す
る処理である。この処理により第5図(d)のとおりテ
ーブルCTに登録すべき領域起点アドレスのエントリ数
が少なくなる。(なお、第4図と第5図中で°“fre
e’″とあるのは、どのVMも入っていない使用可能領
域を示し、“空きエントリ゛°とあるのは、何も書かれ
ていない空欄状態を表している。) 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、実計笠間の主記憶
装置の大きさが一定ではない複数領域をVMの要求に応
じた大容量の主記憶装置として他の[4!動中のVMを
停市することなく割当てることができる。また、実計算
機の主記憶装置上に断片的に存在する異なるサイズのあ
き領域を有効に利用して、未使用領域を可及的に少なく
し、VMが必要とする大きさに対応したサイズの実主記
憶領域を容易に確保でき、高速なVMを実現できる等、
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるアトルス変(q装置の
ブロック図、第2図ば従来のりL1ケージ;1ンテーブ
ルを用いたアドレス変換装置の説明図、第3図は従来の
ヘースアドレス加算によるアドレス変換装置の説明図、
第411には本発明により複数VMO主記皇紀i装置を
実皇紀↑、α装置に割り当てたときの実主記憶装置の状
態遷移図、第5図は第4図で示した実主記憶装置の分割
領域先頭アドレスを記憶する手段の状態遷移図、第6図
はVM使用開始時の仮想計算機制御プログラムによるV
M常駐領域411当て処理のフローチャート、第7図は
VM使用終了時のVM常駐領域割当て解除処理のフロー
チャート、第8図はセグメントテーブルとページテーブ
ルを用いてVM論理アドレスを実主記憶アドレスに変換
する本発明の詳細な説明図である。 101−−−−V M実アドレスレジスタ、102・−
VM主記憶装置分割アドレスレジスタ、103比較器(
判定及び選択手段)、105 109加算器、106,
110−−〜−−−−実皇紀1α装置領域起点アドレス
レジスタ。 第 図 VMの主tzllzyz 第 図 303 喫主診61u紮5工翠艷裁吟ト毀中了トレ人7
)棄内しジスクト1S 1陳r主言こン資町シーに二r
ぼ一第 図 第 図 ↑r9 e イ’& tf(i’TTtlim401〜
404°喫主初鳴・&湿 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の仮想計算機を同時走行させることが可能で、
    実主記憶装置(実計算機の主記憶装置)上に仮想主記憶
    装置(仮想計算機の主記憶装置)を常駐させる仮想計算
    機システムの主記憶装置管理方式において、前記実主記
    憶装置上の1個または複数個の不定長領域に前記仮想主
    記憶装置を常駐させるために、1つの仮想計算機に割り
    当てられた実主記憶装置上の前記不定長領域のすべての
    先頭アドレスを記憶する手段と、前記実主記憶装置の複
    数個の不定長領域に前記仮想主記憶装置を常駐させるた
    めに、分割された仮想主記憶装置内領域の境界アドレス
    を記憶する手段と、仮想主記憶装置上のあるアドレスが
    前記分割された領域のいずれに属するかを判定する手段
    と、属すると判定された領域が割り当てられている実主
    記憶装置上の領域の先頭アドレスに依存する値を前記仮
    想主記憶装置上のあるアドレスに加算することにより、
    仮想計算機の仮想アドレス及び仮想主記憶装置上のアド
    レスを実計算機の実アドレスに変換する手段とを備えた
    ことを特徴とする仮想計算機システムにおける主記憶装
    置管理方式。 2、仮想計算機の常駐領域として使用中ではない実主記
    憶装置上の分割領域を抽出する手段と、抽出された分割
    領域中の1つまたは複数の使用可能な領域を、新たに使
    用開始する仮想計算機の常駐領域として割り当てる手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想計算機
    システムにおける主記憶装置管理方式。 3、使用終了した仮想主記憶装置が常駐していた実主記
    憶装置内の領域を使用可能領域とする手段と、前記実主
    記憶装置内の使用可能とされた領域に隣接する領域が同
    様に使用可能領域であるとき、これらの領域を併合して
    1つの使用可能領域とすると共に、併合された使用可能
    領域の1先頭アドレスと領域長を主記憶装置に記憶する
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想計
    算機システムにおける主記憶装置管理方式。
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