JPH0233231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233231Y2 JPH0233231Y2 JP1979155264U JP15526479U JPH0233231Y2 JP H0233231 Y2 JPH0233231 Y2 JP H0233231Y2 JP 1979155264 U JP1979155264 U JP 1979155264U JP 15526479 U JP15526479 U JP 15526479U JP H0233231 Y2 JPH0233231 Y2 JP H0233231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- light
- fresnel lens
- linear fresnel
- focal length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本案は、カラーテレビジヨン受像機の映像面で
得られる映像を拡大像として写し出し、これを従
来のテレビジヨン受像機の如く透過式に前面にお
いて観察することができる透過型テレビ用スクリ
ーン、特にリニヤフレネルレンズと拡散層又は更
にレンチキユラーシートとの組合せによる透過型
スクリーンに関するものである。
得られる映像を拡大像として写し出し、これを従
来のテレビジヨン受像機の如く透過式に前面にお
いて観察することができる透過型テレビ用スクリ
ーン、特にリニヤフレネルレンズと拡散層又は更
にレンチキユラーシートとの組合せによる透過型
スクリーンに関するものである。
（従来の技術）
従来、投影系の上下方向の光りのみを集光し、
高輝度を得るためにリニヤフレネルレンズの光軸
を水平として用いた異方向性集光型高輝度スクリ
ーンは知られている。
高輝度を得るためにリニヤフレネルレンズの光軸
を水平として用いた異方向性集光型高輝度スクリ
ーンは知られている。
（考案が解決しようとする課題）
一般に、投影系の上下方向の光のみを集光し、
高輝度を得るためにリニヤフレネルレンズの光軸
を水平として用いた異方性集光型高輝度スクリー
ンにおいて、投影光学系とスクリーンの位置に対
し、観察者が下側に偏る場合、観察者のいない側
の光は有効に利用されていないことになる。
高輝度を得るためにリニヤフレネルレンズの光軸
を水平として用いた異方性集光型高輝度スクリー
ンにおいて、投影光学系とスクリーンの位置に対
し、観察者が下側に偏る場合、観察者のいない側
の光は有効に利用されていないことになる。
この利用されていない光を観察者側に集光すれ
ば、より明るい映像を観察することが可能にな
る。
ば、より明るい映像を観察することが可能にな
る。
ところで、従来のフレネルレンズは、対称性の
球面フレネルレンズが主であるが、この場合上下
で焦点距離を変え、非対称のレンズとして利用す
ることは極めて困難であつた。
球面フレネルレンズが主であるが、この場合上下
で焦点距離を変え、非対称のレンズとして利用す
ることは極めて困難であつた。
これに対し、リニヤフレネルレンズは、中心の
上下で焦点を変えることは可能である。
上下で焦点を変えることは可能である。
本案は、この点に着目して考案されたもので、
画面の中心部、周辺部とも明るい画角の広い透過
型スクリーンを得ることを目的とするものであ
る。
画面の中心部、周辺部とも明るい画角の広い透過
型スクリーンを得ることを目的とするものであ
る。
（課題を解決するための手段）
本案は以上のような課題を解決するために、次
のような手段を講ずるものである。
のような手段を講ずるものである。
すなわち、リニヤフレネルレンズと拡散層、又
は更にレンチキユラーシートとの組合せによる透
過型スクリーンにおいて、光軸が水平であるリニ
ヤフレネルレンズのその上半分に対応する焦点距
離を、下半分に対応する焦点距離より短く構成し
て、下方に観察者の位置が偏つていても観察者に
有効に集光せしめ、これによつてより明るい映像
が観察できるようにしたものである。
は更にレンチキユラーシートとの組合せによる透
過型スクリーンにおいて、光軸が水平であるリニ
ヤフレネルレンズのその上半分に対応する焦点距
離を、下半分に対応する焦点距離より短く構成し
て、下方に観察者の位置が偏つていても観察者に
有効に集光せしめ、これによつてより明るい映像
が観察できるようにしたものである。
（実施例）
以下、図面に示す実施例について説明する。
１はブラウン管、２はレンズであり、３は本案
考案になる光軸が水平の二焦点リニヤフレネルレ
ンズである。
考案になる光軸が水平の二焦点リニヤフレネルレ
ンズである。
この場合、上半分に対応する焦点距離は、下半
分に対応する焦点距離より短くなつていて、非対
称のレンズとなつている。
分に対応する焦点距離より短くなつていて、非対
称のレンズとなつている。
そして、４はリニヤフレネルレンズシートの平
滑面側に装着された拡散板である。
滑面側に装着された拡散板である。
なお、ａ，a′は焦点の位置を、又はｂ観察者の
位置を示す。
位置を示す。
以上の如く、リニヤフレネルレンズの光軸が水
平であつて、しかも上半分に対応する焦点距離を
下半分に対応する焦点距離より短くすることによ
り、下方に観察者の位置が偏つていても、その観
察者側に集光することができて、観察者のいない
上方側の光を有効に利用することができ、より明
るい映像を観察することができる。
平であつて、しかも上半分に対応する焦点距離を
下半分に対応する焦点距離より短くすることによ
り、下方に観察者の位置が偏つていても、その観
察者側に集光することができて、観察者のいない
上方側の光を有効に利用することができ、より明
るい映像を観察することができる。
第２図は、第１図のものに更にレンチキユラー
シート５を組合せたものである。
シート５を組合せたものである。
このものによれば、画面の中心部、周辺部とも
明るく画角の広い透過型スクリーンとなる。
明るく画角の広い透過型スクリーンとなる。
（考案の効果）
本案のものによれば、異方向性集光型高輝度ス
クリーンの位置に対し、観察者が下方に偏つてい
る場合観察者のいない側の光りを観察者に集光す
ることができてより明るい映像を観察することが
できる。
クリーンの位置に対し、観察者が下方に偏つてい
る場合観察者のいない側の光りを観察者に集光す
ることができてより明るい映像を観察することが
できる。
すなわち、光軸が水平であるリニヤフレネルレ
ンズのその上半分に対応する焦点距離を下半分に
対応する焦点距離より短く構成することにより、
垂直方向において観察者のいない不必要な方向に
向かう光を観察者のいる方向に集光することでが
できて、より効率よく明るい画像が得られる。
ンズのその上半分に対応する焦点距離を下半分に
対応する焦点距離より短く構成することにより、
垂直方向において観察者のいない不必要な方向に
向かう光を観察者のいる方向に集光することでが
できて、より効率よく明るい画像が得られる。
光源から発する光量が一定であれば、スクリー
ンに投影され拡散される光量の総和も一定である
ので、不要な方向への拡散光が多いと、ある場所
で見られる光量（輝度）は小さくなる。
ンに投影され拡散される光量の総和も一定である
ので、不要な方向への拡散光が多いと、ある場所
で見られる光量（輝度）は小さくなる。
一般にTV等に用いるスクリーンでは、水平方
向では広い視野角度が要求され、垂直方向も水平
方向程必要はないものの、視野角度が或程度要求
される。このような垂直方向において、不必要な
方向に向う光を観察者のいる方向に集光し光量を
大きくした点に本案の特徴があるもので、これに
よつて単一焦点のスクリーンに比べて、より下側
であつてかつ前方に光量の大きなる点が移動する
ので、スクリーンを比較的小さなホール等に設置
する場合のような、観察者がスクリーンの下側の
前方に位置して映像を見るような場合に極めて有
用なスクリーンが得られ、光源光の利用効率が高
いといえ、間接的には光源の低電力化や光源の冷
却機構の簡略化にも有効である。
向では広い視野角度が要求され、垂直方向も水平
方向程必要はないものの、視野角度が或程度要求
される。このような垂直方向において、不必要な
方向に向う光を観察者のいる方向に集光し光量を
大きくした点に本案の特徴があるもので、これに
よつて単一焦点のスクリーンに比べて、より下側
であつてかつ前方に光量の大きなる点が移動する
ので、スクリーンを比較的小さなホール等に設置
する場合のような、観察者がスクリーンの下側の
前方に位置して映像を見るような場合に極めて有
用なスクリーンが得られ、光源光の利用効率が高
いといえ、間接的には光源の低電力化や光源の冷
却機構の簡略化にも有効である。
又、リニヤフレネルレンズを用いることにより
同一レンズ内で上下の焦点を変えることができ、
又、拡散層やレンチキユラーシートとの組合せに
より、画面の中心部周辺部とも明るく画角の広い
透過型スクリーンを得ることができる。
同一レンズ内で上下の焦点を変えることができ、
又、拡散層やレンチキユラーシートとの組合せに
より、画面の中心部周辺部とも明るく画角の広い
透過型スクリーンを得ることができる。
第１図は本案スクリーンの側面からみた説明
図、第２図は第１図のものに更にレンチキユラー
シートを組合せて本案スクリーンの側面からみた
説明図である。 １……ブラウン管、２……レンズ、３……二焦
点リニヤフレネルレンズ、４……拡散板、５……
レンチキユラーシート。
図、第２図は第１図のものに更にレンチキユラー
シートを組合せて本案スクリーンの側面からみた
説明図である。 １……ブラウン管、２……レンズ、３……二焦
点リニヤフレネルレンズ、４……拡散板、５……
レンチキユラーシート。
Claims (1)
- リニヤフレネルレンズと拡散層又は更にレンチ
キユラーシートとの組合せによる透過型スクリー
ンにおいて、光軸が水平であるリニヤフレネルレ
ンズのその上半分に対応する焦点距離を下半分に
対応する焦点距離より短く構成したことを特徴と
する組合せスクリーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979155264U JPH0233231Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979155264U JPH0233231Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674431U JPS5674431U (ja) | 1981-06-18 |
| JPH0233231Y2 true JPH0233231Y2 (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=29667304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979155264U Expired JPH0233231Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0233231Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0614217Y2 (ja) * | 1987-04-16 | 1994-04-13 | シャープ株式会社 | 透過型プロジエクタ |
| JP2939207B2 (ja) * | 1996-08-16 | 1999-08-25 | 大日本印刷株式会社 | レンチキュラーレンズシート、ディスプレイ用前面板及び透過型スクリーン |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4877830A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-10-19 | ||
| JPS5189419A (ja) * | 1975-02-03 | 1976-08-05 | ||
| JPS5273031A (en) * | 1975-12-13 | 1977-06-18 | Tokyo Purasuchitsuku Renzu Kk | Transmission type screen |
-
1979
- 1979-11-08 JP JP1979155264U patent/JPH0233231Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4877830A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-10-19 | ||
| JPS5189419A (ja) * | 1975-02-03 | 1976-08-05 | ||
| JPS5273031A (en) * | 1975-12-13 | 1977-06-18 | Tokyo Purasuchitsuku Renzu Kk | Transmission type screen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5674431U (ja) | 1981-06-18 |
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