JPH0233029B2 - PIRORIJIN JUDOTAI - Google Patents

PIRORIJIN JUDOTAI

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JPH0233029B2
JPH0233029B2 JP10725880A JP10725880A JPH0233029B2 JP H0233029 B2 JPH0233029 B2 JP H0233029B2 JP 10725880 A JP10725880 A JP 10725880A JP 10725880 A JP10725880 A JP 10725880A JP H0233029 B2 JPH0233029 B2 JP H0233029B2
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JP
Japan
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formula
methoxybenzoyl
hydroxy
pyrrolidinone
compounds
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Application number
JP10725880A
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Japanese (ja)
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JPS5626872A (en
Inventor
Atsushuanden Uerunaa
Kiburutsu Emirio
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JPS5626872A publication Critical patent/JPS5626872A/en
Publication of JPH0233029B2 publication Critical patent/JPH0233029B2/en
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はピロリジン誘導体に関する。更に詳細
には、本発明は一般式 〔式中、R1、R2及びR3の一つはヒドロキシ基
を表わしそして他の二つは水素を表わす〕 の1―置換―2―ピロリジノンに関する。 これらの化合物は新規であり、有用な薬理活性
を有する。 本発明の目的は、式の化合物それ自体及び製
薬学的に活性な物質としての式の化合物、これ
らの化合物の製造及びその製造における中間体、
式の化合物を含有する薬剤及びそのような薬剤
の製造、並びに病気の抑制又は予防或いは健康の
改善における、特に脳不全症(cerebral
insufficiency)の抑制又は予防或いは知的能力の
改善における式の化合物の使用である。 式の化合物は3種の化合物、即ち1―(p―
メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピ
ロリジノン、1―(p―メトキシベンゾイル)―
4―ヒドロキシ―2―ピロリジノン及び1―(3
―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾイル)―2―
ピロリジノンを包含する。1―(p―メトキシベ
ンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジノン
及び1―(p―メトキシベンゾイル)―4―ヒド
ロキシ―2―ピロリジノンの各々は不斉炭素原子
を含有する。本発明は、これらの2種の化合物の
光学的に均一な対掌体形ばかりでなく、それらの
混合物(特にラセミ体)をも包含する。(R)―
1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキ
シ―2―ピロリジノンが特に好適であり、対応す
る(R,S)化合物も好適である。 式のピロリジノン誘導体は、本発明に従え
ば、 (a) 一般式 〔式中、R11、R21及びR31の一つの保護され
たヒドロキシ基を表わしそして他の二つは水素
を表わす〕 のピロリジン誘導体から保護基を除去するか、
或いは (b) 一般式 〔式中、R4及びR6の一つの水素を表わしそ
して他はR5と一緒になつて第二の炭素―炭素
結合を表わし、R32は水素又は還元的に開裂し
うる保護基を表わす〕 のピロリジン誘導体を還元する、 ことによつて製造することができる。 上記方法の具体例(a)によれば、式のピロリジ
ン誘導体は、式のピロリジン誘導体から保護基
を除去することにより製造することができる。保
護基としては、勿論保護基が分子内に存在する他
の構造要素に悪影響を与えずに選択的に除去され
る方法によつて開裂しうる基だけが適当である。
式のピロリジン誘導体からの保護基の除去はそ
れ自体公知の方法によつて行なわれる。この場
合、勿論使用すべき方法を選択する場合に除去す
べき保護基の性質を考慮しなければならず、且つ
分子内に存在する他の構造要素に悪影響を与えず
に保護基だけが選択的に除去できるかどうかに注
意を払わなければならない。 前記式は第一に一般式 〔式中、R22は保護基である〕 の化合物、第二に一般式 〔式中、R33は保護基を表わす〕 の化合物、及び第三に一般式 〔式中、R12は保護基を表わす〕 の化合物を包含する。 式aの化合物において保護基(R22で示され
るもの)として適当なものは、例えば容易に開裂
しうるアルキル及びアラルキル基例えば置換トリ
チル基(例えばp―メトキシトリチル、p,p′―
ジメトキミトリチル又はp,p′,p―トリメト
キシトリチル基)など;容易に開裂しうる金属―
有機基、特にトリアルキルシリル基例えばトリメ
チルシリルなど;容易に開裂しうるアセタール及
びケタール保護基例えばヘキサヒドロピラン―2
―イル、4―メトキシヘキサヒドロピラン―4―
イルなど;容易に開裂しうるアシル基例えばアセ
チル、クロルアセチル、トリフルオルアセチル、
メトキシアセチル、フエノキシアセチル、ベンジ
ロキシカルボニル、トリクロルエトキシカルボニ
ル、トリブロムエトキシカルボニル、ベンゾイル
ホルミルなど;等である。 式aの化合物においてR22で示される保護基
の例として前述した基の除去方法は、文献に記述
されており、従つて当業者には熟知されている。
例えば上述のモノ―、ジ―及びトリメトキシトリ
チル基は、室温において80%酢酸で処理すること
によつて開裂させることができ、トリメチルシリ
ル基はテトラヒドロフラン中などにおいて希塩酸
で処理することによつて開裂させることができ、
ヘキサヒドロピラン―2―イル基及び4―メトキ
シヘキサヒドロピラン―4―イル基は穏やかな酸
水性条件下に(例えば0.1規定塩酸を用いて)開
裂させることができ、アセチル基はエステラーゼ
酵素によつて開裂させることができ、クロルアセ
チル基はチオ尿素/ピリジンを用いて開裂させる
ことができ、トリフルオルアセチル基はメタノー
ルで開裂させることができ、メトキシアセチル及
びフエノキシアセチル基はメタノール性アンモニ
アを用いて開裂させることができ、ベンジロキシ
カルボニル基は接触水素添加により(例えばパラ
ジウム/活性炭上で)開裂させることができ、ト
リクロルエトキシカルボニル及びトリブロムエト
キシカルボニル基は氷酢酸中の亜鉛/銅を用い室
温で開裂させることができ、そしてベンゾイルホ
ルミル基は室温において水性ピリジンで処理する
ことによつて開裂させることができる。 式bの化合物における保護基(R33で示され
るもの)として適当なものは、例えば容易に開裂
しうるアルキル基例えばtert―ブチルなど;容易
に開裂しうるアラルキル基例えばベンジルなど;
容易に開裂しうる金属―有機基、特にトリアルキ
ルシリル基例えばトリメチルシリル基など;容易
に開裂しうるアセタール及びケタール保護基例え
ばヘキサヒドロピラン―2―イルなど;容易に開
裂しうるアシル基例えばフレオレンカルボニル、
ベンジロキシカルボニル、トリクロルエトキシカ
ルボニル、トリブロムエトキシカルボニルなどで
ある。 式bの化合物においてR33で示される保護基
の例として前述した基の開裂方法は、文献に記述
されており、従つて当業者には熟知されている。
即ち例えば、ベンジル及びベンジロキシカルボニ
ル基は接触水素添加により(例えばパラジウム/
活性炭で)開裂させることができ、tert―ブチ
ル、トリメチルシリル及びヘキサヒドロピラン―
2―イル基は穏やかな酸条件下に開裂させること
ができ、フルオレンカルボニル基はUV光で開裂
させることができ、そしてトリクロルエトキシカ
ルボニル及びトリブロムエトキシカルボニル基は
メタノール中で加熱するか又は氷酢酸中の亜鉛/
銅を用いることによつて開裂させることができ
る。 式cの化合物の保護基(R12で示されるも
の)として適当なものは、5―員の複素環におい
て炭素―炭素二重結合の生成を伴なう除去が予期
されない基だけである(即ち、アシル基は適当で
ない)。R12は好ましくはトリアルキルシリル基
例えばトリメチルシリル基などを表わす。そのよ
うな基の開裂方法は文献に記述されており、従つ
て当業者には熟知されている。即ち例えば、トリ
メチルシリル基はテトラヒドロフラン中において
希塩酸で処理することによるなどして開裂させる
ことができる。 前記方法の具体例(b)によれば、R1及びR2が水
素を表わしそしてR3がヒドロキシを表わす式
の化合物、即ち1―(3―ヒドロキシ―3―メト
キシベンゾイル)―2―ピロリジノンは、前述の
式の化合物を還元することによつて製造するこ
とができる。式の化合物は、R4、R5及びR6
意味に依存して、3,4―位又は4,5―位にい
ずれかに存在する二重結合を5―員の複素環中に
含有する。この二重結合の位置に関して異なる式
の2種の化合物の混合物を使用することが可能
である。R32が還元的に開裂しうる保護基を表わ
す場合、この基は例えばベンジル基、ベンジロキ
シ―カルボニル基などである。勿論、R32が還元
的に開裂しうる保護基を表わす式の化合物の還
元は、5―員の複素環内の二重結合の還元と還元
的に開裂しうる保護基の除去とを一段の操作で可
能する方法だけを用いて行なうべきであるという
ことが理解されよう。 本方法の具体例(b)に適当な還元法は、文献に記
述されており、従つて当業者には熟知されてい
る。勿論、5―員の複素環内の二重結合を選択的
に還元しそして分子内に存在する他の構造要素に
悪影響を与えずに存在する保護基を除去する方法
だけが使用できるということが理解されよう。好
ましくは式の化合物の還元は、還元条件下に不
活性である有機溶媒中において触媒で活性化した
水素を用いて行なわれる。即ちパラジウム及び白
金などが水素添加触媒として考慮され、そして例
えば酢酸エチル、アルコール(例えばメタノー
ル、エタノールなど)、エーテル(例えばテトラ
ヒドロフランなど)などが溶媒として考慮され
る。 式及びの出発物質は新規であり、本発明の
目的でもある。 R21が保護されたヒドロキシル基を表わしそし
てR11及びR31が水素を表わす式の化合物は、
例えば一般式 〔式中、R22は前記の意味を有する〕 のピロリジン誘導体をその1―位で適当にアシル
化し、即ち式の化合物の1―位の水素をp―メ
トキシベンゾイル基で置換することによつて製造
することができる。これはそのようなアシル化に
対して一般的に公知の方法に従つて行なうことが
できる。用いるアシル化剤は、p―メトキシ安息
香酸の十分に反応性のある誘導体、特にこの酸の
反応性イミダゾリド又はハライド(好ましくはp
―メトキシベンゾイルクロライド)である。 式の化合物のp―メトキシベンゾイルクロラ
イドでのアシル化は、第一に、1―位の窒素原子
における水素原子を除去することのできる塩基を
用い(例えばブチルリチウムを用い)式の化合
物を処理し、次いでp―メトキシベンゾイルクロ
ライトと反応させることによつて便利に行なわれ
る。式の化合物を反応性誘導体、即ち容易に開
裂しうる基、特にトリアルキルシリル基例えば1
―トリメチルシリルが1―位の窒素原子に存在す
る誘導体を用いることも可能である:この場合に
は、保護基R22はアシル化の条件下に影響を受け
ない基でなければならない。 式の化合物は、順次例えば所望の保護基を導
入することによつて3―ヒドロキシ―2―ピロリ
ジノンから製造することができる。この保護の導
入方法は、その性質に依存して異なるが、当業者
にとつて公知の方法である。例えば、ベンジロキ
シカルボニル基はクロルギ酸ベンジルエステルを
用いて導入することができ、クロルアセチル基は
クロルアセチルクロライドを用いて導入できる。 式のある種の化合物は、一回の操作において
環化と所望の保護基の導入とを可能にする方法を
用いて、4―アミノ―2―ヒドロキシ酪酸から製
造することもできる。即ち例えば3―(トリメチ
ルシリロキシ)―2―ピロリジノンは、4―アミ
ノ―2―ヒドロキシ酪酸を少量のトリメチルクロ
ルシランの存在下にヘキサメチルジシラザン又は
ビス(トリメチルシリル)尿素又はビス(トリメ
チルシリル)アセトアミドと反応させることによ
つて製造することができる。 一方、式aの化合物を4―(p―メトキシベ
ンゾイルアミノ)―2―ヒドロキシ酪酸から製造
することも可能である。後者の化合物は、4―ア
ミノ―2―ヒドロキシ酪酸を適当にアシル化する
(例えばp―メトキシベンゾイルクロライドでア
シル化する)ことによつて製造できるものであ
る。即ち例えば4―(p―メトキシベンゾイルア
ミノ)―2―ヒドロキシ酪酸を無水酢酸で処理す
る場合、一回の操作で環化と保護基の導入が行な
われる。即ちR22がアセチルを表わす式aの化
合物が製造される。4―(p―メトキシベンゾイ
ルアミノ)―2―ヒドロキシ酪酸を一回の操作で
式aの化合物に転化することのできる他の試薬
の例は、無水クロル酢酸、無水メトキシ酢酸、無
水トリフルオル酢酸、ヘキサメチルジシラザンな
どである;式aの得られる化合物において、
R22は使用する試薬に依存してクロルアセチル、
メトキシアセチル、トリフルオルアセチル、トリ
メチルシリルなどを表わす。 更に、ヒドロキシル基の保護された4―(p―
メトキシベンゾイルアミノ)―2―ヒドロキシ酪
酸は、環化して対応する式aの化合物にするこ
とも可能である;4―(p―メトキシベンゾイル
アミノ)―2―ヒドロキシ酪酸の製造に対し、ヒ
ドロキシ基がすでに所望の保護基によつて保護さ
れている(それ自体公知の方法で容易に製造する
ことのできる)―4―アミノ―2―ヒドロキシ酪
酸の誘導体は、p―メトキシ安息香酸の十分に反
応性の誘導体、例えばp―メトキシベンゾイルク
ロライドを用いてアミノ基がアシル化される。 式aの化合物は、5―員の複素環の3―位に
不斉炭素原子を有する。関連する立体化学的な関
係は、式aの化合物から製造することのできる
R2がヒドロキシを表わしそしてR1及びR3が水素
を表わす対応する式の化合物、即ち1―(p―
メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピ
ロリジノンの立体化学的関係を決定する。式a
の化合物の5―員の複素環の3―位における立体
化学的関係は、順次式aの化合物の製造に用い
る中間体及び/又は方法によつて決定される。上
述した関係において、如何にすれば光学活性の又
はラセミ形の1―(p―メトキシベンゾイル)―
3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンが本発明に従
つて製造できるかは当業者にとつて明らかなこと
であろう。 かくして例えば(R)―1―(p―メトキシベ
ンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジノン
は、(R)―4―アミノ―2―ヒドロキシ酪酸を
p―メトキシベンゾイルクロライドでアシル化
し、得られる(R)―4―(p―メトキシベンゾ
イルアミノ)―2―ヒドロキシ酪酸を無水クロル
酢酸によつて(R)―1―(p―メトキシベンゾ
イル)―2―オキソ―3―ピロリジニル―クロル
アセテートに転化しそしてこれからクロルアセチ
ル基を開裂させるか、或いは(R)―4―(p―
メトキシベンゾイルアミノ)―2―ヒドロキシ酢
酸を無水トリフルオル酢酸によつて(R)―1―
(p―メトキシベンゾイル)―2―オキソ―3―
ピロリジニル―トリフルオルアセテートに転化し
そしてこれからトリフルオルアセチル基を開裂さ
せることによつて製造することができる。 R11及びR21が水素を表わしそしてR31が保護基
を表わす式の化合物、即ち式bの化合物は、
例えば一般式 〔式中、R33は前記の意味を有する〕 の化合物を還化させることによつて製造すること
ができる。この環化反応においては水1モルが開
裂する。従つてそのような脱水環化に対して一般
的に通常の環化法、好ましくは無水低級アルカン
カルボン酸(例えば無水酢酸)、置換無水酢酸、
塩化チオニル、ポリ燐酸などの如き水開裂剤及
び/又は加熱での処理法が使用される。式の化
合物は、順次例えば4―アミノ酪酸を一般式 〔式中、R33は前記の意味を有する〕 の酸の十分に反応性の誘導体(特に反応性ハライ
ド、好ましくはクロライド)でアシル化すること
によつて得られる。式の酸及びその反応性誘導
体(例えば3―ベンジロキシ―4―メトキシベン
ゾイルクロライド)は公知であるか、或いはそれ
自体公知の方法で容易に製造することができる。 式bの化合物は、2―ピロリジノンをその1
―位で適当にアシル化することによつて製造する
こともできる。この場合アシル化剤としては式
の酸の十分に反応性の誘導体(特に反応性イミダ
ゾール又はハライド、好ましくはクロライド)が
使用される。2―ピロリジノンの式の酸のクロ
ライドでのアシル化は、便宜上不活性な有機溶媒
及び塩基の存在下に行なわれる。特に適当な溶媒
は、エーテル例えばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなど、芳香族炭化水素例
えばトルエンなどであり、そして特に適当な塩基
は第三級アミン例えばトリエチルアミンなどであ
る。アシル化は溶媒としても及び塩基としても同
時に機能するピリジン中で行なうこともできる。
更に2―ピロリジノンは、第一に、1―位の窒素
原子における水素原子を除去する塩基で処理し、
次いで式の酸のクロライドと反応させることが
できる。この具体例において、塩基としては例え
ば水素化ナトリウムの如きアルカリ金属水素化物
などが使用され、そして溶媒としてはベンゼンの
如き芳香族炭化水素、ジメチルホルムアミドなど
が使用できる。2―ピロリジノンは、1―位の窒
素原子上に容易に開裂しうる基、例えば容易に開
裂しうる金属―有機基、特にトリアルキルシリル
基が存在する反応性誘導体の形で用いることも可
能であり、好適な誘導体は1―トリメチルシリル
―2―ピロリジノンである。 更に式bの化合物は、一般式 〔式中、R7は低級アルキルを表わす〕 の化合物を、式の酸のハライドで処理し、得ら
れる中間体を単離せずに加水分解することによつ
て製造することもできる。この式bの化合物の
製造方法において、N―アシル化ラクタムはN―
アシル化されたエノールエーテルを経由して製造
され、この方法はそれ自体公知である。N―アシ
ル化エノールエーテルの製造方法は、適当な有機
溶媒例えばベンゼン中、及び所望により強塩基の
存在下、例えばアルカリ金属水素化物例えば水素
化リチウムの存在下に行なわれる。N―アシル化
エノールエーテルの製造及びその加水分解に使用
される反応条件に依存して、可変量の所望のN―
アシル化ラクタム(即ち本事例では式bの化合
物)に加え、開環に起因する対応するアミドアル
キルエステルも製造することができる。N―アシ
ル化エノールエーテルを水と混和しない溶媒中で
製造し、次いで加水分解する場合、所望の生成物
(即ち式bの化合物)の生成が優先する。N―
アシル化エノールエーテルは上述したように捕集
せずに直接加水分解される。この加水分解はそれ
自体公知の方法に従い、水、水性アルカリ(例え
ば水酸化リチウム溶液)又は水性酸(例えば水性
塩酸)を添加することによつて行なうことができ
る。上記方法において式の化合物を出発物質と
する場合、R33がN―アシル化エノールエーテル
の加水分解において影響を受けない保護基を表わ
す式bの化合物だけが製造できるということが
理解されよう。 R11が保護されたヒドロキシ基を表わしそして
R21及びR31が水素を表わす式の化合物、即ち
式cの化合物は、例えば一般式 〔式中、R12は前記の意味を有する〕 のピロリジン誘導体をその1―位において適当に
アシル化し、即ち式の化合物の1―位における
水素原子をp―メトキシベンゾイル基で置換する
ことによつて製造することができる。これは式
aの化合物の製造方法と関連して上述したと同様
の方法に従い、式のピロリジン誘導体を適当に
アシル化することによつて行なわれる。式の化
合物は公知であるか、或いは公知の方法に従い、
特に所望の保護基を導入することによつて4―ヒ
ドロキシ―2―ピロリジノンから容易に製造する
ことができる。 一方、式cの化合物は4―(p―メトキシベ
ンゾイルアミノ)―3―ヒドロキシ酪酸から製造
することも可能である。後者の化合物は、順次4
―アミノ―3―ヒドロキシ酪酸を(例えばp―メ
トキシベンゾイルクロライド)で適当にアシル化
することによつて製造することができる。即ち例
えば4―(p―メトキシベンゾイルアミノ)―3
―ヒドロキシ酪酸をヘキサメチルジシラザンで処
理することにより、環化と保護基の導入とが一回
の操作で行なわれ、即ちR12がトリメチルシリル
基を表わす式cの化合物が製造される。 式cの化合物は5―員の複素環の4―位に不
斉炭素原子を有する。それと関連する立体化学的
関係は、式cの化合物から製造することのでき
るR1がヒドロキシを表わしそしてR2及びR3が水
素を表わす式の化合物、即ち1―(p―メトキ
シベンゾイル)―4―ヒドロキシ―2―ピロリジ
ノンの立体化学的関係を決定する。式cの化合
物の5―員の複素環の4―位における立体化学的
関係は、順次式cの化合物の製造に用いる中間
体及び/又は方法によつて決定される。上述の如
き関係において、如何にすれば光学活性の又はセ
ラミ形の1―(p―メトキシベンゾイル)―4―
ヒドロキシ―2―ピロリジノンが本発明に従つて
製造できるかは、当業者にとつて明らかなことで
あろう。 R32が還元的に開裂しうる保護基を表わす式
の化合物は、一般式 〔式中、R34は還元的に開裂しうる保護基を表
わす〕 の化合物を出発物質とし、環化及び離脱する2モ
ルの水の除去を一回の操作で行なうことによつて
製造される。従つて式の化合物は、そのような
水の開裂を伴なう反応に一般的に通常の方法、即
ち特に無水酢酸などのような適当な水開裂剤での
処理に付される。 R32が水素を表わす式の化合物は、水2モル
の開裂を伴なつて一般式 〔式中、R35は非還元的方法で開裂しうる保護
基を表わす〕 の化合物を環化させ、続いて上記の保護基を開裂
することによつて製造される。式においてR35
で示した保護基の適当なものとしては、t―ブチ
ル、フルオレンカルボニル、トリアルキルシリル
(例えばトリメチルシリル)のような基である。
そのような保護基の開裂法は当業者によつて周知
である。 式及びの化合物は、順次例えば4―アミノ
―3―ヒドロキシ酪酸を一般式
The present invention relates to pyrrolidine derivatives. More specifically, the invention relates to the general formula [In the formula, one of R 1 , R 2 and R 3 represents a hydroxy group and the other two represent hydrogen] 1-substituted-2-pyrrolidinone. These compounds are new and have useful pharmacological activity. The objects of the invention are compounds of the formula as such and as pharmaceutically active substances, the preparation of these compounds and intermediates in their preparation,
medicaments containing compounds of formula and the manufacture of such medicaments, and their use in the control or prevention of diseases or the improvement of health, especially in cerebral disorders.
insufficiency) or in improving intellectual performance. The compound of formula is a compound of three types, namely 1-(p-
methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone, 1-(p-methoxybenzoyl)-
4-hydroxy-2-pyrrolidinone and 1-(3
-Hydroxy-4-methoxybenzoyl)-2-
Includes pyrrolidinone. Each of 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone and 1-(p-methoxybenzoyl)-4-hydroxy-2-pyrrolidinone contains an asymmetric carbon atom. The present invention encompasses not only the optically homogeneous enantiomeric forms of these two compounds, but also mixtures thereof (particularly racemic forms). (R)-
1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone is particularly preferred, as are the corresponding (R,S) compounds. According to the invention, pyrrolidinone derivatives of the formula (a) have the general formula Removing the protecting group from the pyrrolidine derivative in which one of R 11 , R 21 and R 31 represents a protected hydroxy group and the other two represent hydrogen;
or (b) general formula [wherein one hydrogen of R 4 and R 6 represents and the other together with R 5 represents a second carbon-carbon bond, and R 32 represents hydrogen or a reductively cleavable protecting group ] It can be produced by reducing the pyrrolidine derivative of According to embodiment (a) of the above method, a pyrrolidine derivative of the formula can be produced by removing a protecting group from a pyrrolidine derivative of the formula. As protecting groups, of course, only those groups which can be cleaved by a method in which the protecting group is selectively removed without adversely affecting other structural elements present in the molecule are suitable.
Removal of the protecting group from the pyrrolidine derivatives of the formula is carried out by methods known per se. In this case, of course, the nature of the protecting group to be removed must be taken into account when choosing the method to be used, and only the protecting group can be selectively removed without adversely affecting other structural elements present in the molecule. Care must be taken to see if it can be removed. The above formula is primarily a general formula [In the formula, R 22 is a protecting group] Second, a compound of the general formula [In the formula, R 33 represents a protecting group] and thirdly a compound of the general formula In the formula, R 12 represents a protecting group. Suitable protecting groups (of R 22 ) in compounds of formula a include, for example, easily cleavable alkyl and aralkyl groups such as substituted trityl groups (e.g. p-methoxytrityl, p, p'-
(dimethoxymitrityl or p,p',p-trimethoxytrityl group), etc.; metals that can be easily cleaved.
Organic groups, especially trialkylsilyl groups such as trimethylsilyl; easily cleavable acetal and ketal protecting groups such as hexahydropyran-2
-yl,4-methoxyhexahydropyran-4-
Easily cleavable acyl groups such as acetyl, chloroacetyl, trifluoroacetyl, etc.
Methoxyacetyl, phenoxyacetyl, benzyloxycarbonyl, trichloroethoxycarbonyl, tribromoethoxycarbonyl, benzoylformyl, etc. Methods for removing the groups mentioned above as examples of protecting groups for R 22 in compounds of formula a are described in the literature and are therefore familiar to those skilled in the art.
For example, the mono-, di-, and trimethoxytrityl groups mentioned above can be cleaved by treatment with 80% acetic acid at room temperature, and the trimethylsilyl group can be cleaved by treatment with dilute hydrochloric acid, such as in tetrahydrofuran. It is possible,
The hexahydropyran-2-yl and 4-methoxyhexahydropyran-4-yl groups can be cleaved under mildly acidic aqueous conditions (e.g. using 0.1N hydrochloric acid) and the acetyl group removed by esterase enzymes. Chloroacetyl groups can be cleaved with thiourea/pyridine, trifluoroacetyl groups can be cleaved with methanol, and methoxyacetyl and phenoxyacetyl groups can be cleaved with methanolic ammonia. The benzyloxycarbonyl group can be cleaved by catalytic hydrogenation (e.g. over palladium/activated carbon), and the trichloroethoxycarbonyl and tribromoethoxycarbonyl groups can be cleaved using zinc/copper in glacial acetic acid. Cleavage can be performed at room temperature and the benzoylformyl group can be cleaved by treatment with aqueous pyridine at room temperature. Suitable protecting groups (of R 33 ) in compounds of formula b include, for example, easily cleavable alkyl groups such as tert-butyl; readily cleavable aralkyl groups such as benzyl;
Easily cleavable metal-organic groups, especially trialkylsilyl groups such as the trimethylsilyl group; easily cleavable acetal and ketal protecting groups such as hexahydropyran-2-yl; easily cleavable acyl groups such as fluorene. carbonyl,
These include benzyloxycarbonyl, trichloroethoxycarbonyl, and tribromoethoxycarbonyl. Methods for cleavage of the groups mentioned above as examples of protective groups for R 33 in compounds of formula b are described in the literature and are therefore familiar to those skilled in the art.
Thus, for example, benzyl and benzyloxycarbonyl groups can be prepared by catalytic hydrogenation (e.g. palladium/
tert-butyl, trimethylsilyl and hexahydropyran-
2-yl groups can be cleaved under mild acid conditions, fluorenecarbonyl groups can be cleaved with UV light, and trichloroethoxycarbonyl and tribromoethoxycarbonyl groups can be cleaved by heating in methanol or glacial acetic acid. Zinc inside/
Cleavage can be achieved by using copper. Suitable as protecting groups (denoted by R 12 ) for compounds of formula c are only those groups in which removal with formation of a carbon-carbon double bond in the 5-membered heterocycle is not expected (i.e. , acyl groups are not suitable). R 12 preferably represents a trialkylsilyl group such as a trimethylsilyl group. Methods for cleavage of such groups are described in the literature and are therefore familiar to those skilled in the art. Thus, for example, a trimethylsilyl group can be cleaved, such as by treatment with dilute hydrochloric acid in tetrahydrofuran. According to embodiment (b) of the process, a compound of the formula in which R 1 and R 2 represent hydrogen and R 3 represents hydroxy, i.e. 1-(3-hydroxy-3-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone, is , can be prepared by reducing a compound of the above formula. The compounds of the formula contain a double bond present in either the 3,4- or 4,5-positions in a 5-membered heterocycle, depending on the meaning of R 4 , R 5 and R 6 . do. It is possible to use mixtures of two compounds of different formulas with respect to the position of this double bond. When R 32 represents a reductively cleavable protecting group, this group is, for example, a benzyl group, a benzyloxy-carbonyl group, etc. Of course, the reduction of compounds of the formula in which R 32 represents a reductively cleavable protecting group involves the reduction of the double bond within the 5-membered heterocycle and the removal of the reductively cleavable protecting group. It will be understood that this should only be done using methods that are operationally possible. Suitable reduction methods for embodiment (b) of the process are described in the literature and are therefore familiar to those skilled in the art. Of course, only methods that selectively reduce the double bond within the 5-membered heterocycle and remove the protective groups present without adversely affecting other structural elements present within the molecule can be used. be understood. Preferably the reduction of compounds of formula is carried out using catalytically activated hydrogen in an organic solvent that is inert under the reducing conditions. Thus, palladium and platinum etc. come into consideration as hydrogenation catalysts, and eg ethyl acetate, alcohols (eg methanol, ethanol etc.), ethers (eg tetrahydrofuran etc.) etc. come into consideration as solvents. The starting materials of formula and are new and are also the object of the present invention. Compounds of the formula in which R 21 represents a protected hydroxyl group and R 11 and R 31 represent hydrogen,
For example, general formula [In the formula, R 22 has the above-mentioned meaning] By suitably acylating the pyrrolidine derivative at its 1-position, that is, by replacing the hydrogen at the 1-position of the compound of the formula with a p-methoxybenzoyl group. can be manufactured. This can be carried out according to generally known methods for such acylations. The acylating agent used is a sufficiently reactive derivative of p-methoxybenzoic acid, in particular a reactive imidazolide or halide of this acid (preferably p-methoxybenzoic acid).
-methoxybenzoyl chloride). Acylation of a compound of formula with p-methoxybenzoyl chloride can be achieved by first treating the compound of formula with a base capable of removing the hydrogen atom at the 1-position nitrogen atom (e.g. with butyllithium). This is conveniently carried out by subsequent reaction with p-methoxybenzoyl chlorite. Compounds of the formula can be used as reactive derivatives, i.e. easily cleavable groups, especially trialkylsilyl groups such as 1
It is also possible to use derivatives in which -trimethylsilyl is present in the nitrogen atom in the 1-position: in this case the protecting group R 22 must be a group that is not affected by the conditions of acylation. Compounds of formula can be prepared from 3-hydroxy-2-pyrrolidinone by sequentially introducing, for example, the desired protecting group. The methods for introducing this protection will vary depending on its nature, but are methods known to those skilled in the art. For example, a benzyloxycarbonyl group can be introduced using chloroformic acid benzyl ester, and a chloroacetyl group can be introduced using chloroacetyl chloride. Certain compounds of the formula can also be prepared from 4-amino-2-hydroxybutyric acid using methods that allow cyclization and introduction of the desired protecting group in one operation. Thus, for example, 3-(trimethylsilyloxy)-2-pyrrolidinone can be prepared by combining 4-amino-2-hydroxybutyric acid with hexamethyldisilazane or bis(trimethylsilyl)urea or bis(trimethylsilyl)acetamide in the presence of a small amount of trimethylchlorosilane. It can be produced by reaction. On the other hand, it is also possible to prepare compounds of formula a from 4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid. The latter compound can be prepared by suitably acylating 4-amino-2-hydroxybutyric acid (eg, with p-methoxybenzoyl chloride). That is, for example, when 4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid is treated with acetic anhydride, cyclization and introduction of a protecting group are performed in one operation. A compound of formula a is thus prepared in which R 22 represents acetyl. Examples of other reagents that can convert 4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid to the compound of formula a in one operation are chloroacetic anhydride, methoxyacetic anhydride, trifluoroacetic anhydride, hexa such as methyldisilazane; in the resulting compound of formula a,
R 22 is chloracetyl, depending on the reagent used.
Represents methoxyacetyl, trifluoroacetyl, trimethylsilyl, etc. Furthermore, 4-(p-
Methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid can also be cyclized to the corresponding compound of formula a; for the production of 4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid, the hydroxy group Derivatives of -4-amino-2-hydroxybutyric acid, which are already protected by the desired protecting groups (which can easily be prepared by methods known per se), can be used to protect the fully reactive p-methoxybenzoic acid. The amino group is acylated using a derivative of, for example p-methoxybenzoyl chloride. The compound of formula a has an asymmetric carbon atom at the 3-position of the 5-membered heterocycle. The relevant stereochemical relationships can be prepared from compounds of formula a.
Compounds of the corresponding formula in which R 2 represents hydroxy and R 1 and R 3 represent hydrogen, i.e. 1-(p-
Determine the stereochemical relationships of methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone. Formula a
The stereochemical relationship at the 3-position of the 5-membered heterocycle of the compound of formula a is determined by the intermediates and/or methods used in turn to prepare the compound of formula a. In the above relationship, how can optically active or racemic 1-(p-methoxybenzoyl)-
It will be clear to those skilled in the art whether 3-hydroxy-2-pyrrolidinone can be prepared according to the present invention. Thus, for example, (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone is obtained by acylating (R)-4-amino-2-hydroxybutyric acid with p-methoxybenzoyl chloride (R )-4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid is converted to (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate by chloroacetic anhydride and From this, the chloroacetyl group is cleaved or (R)-4-(p-
(R)-1- of methoxybenzoylamino)-2-hydroxyacetic acid with trifluoroacetic anhydride.
(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-
It can be prepared by converting to pyrrolidinyl-trifluoroacetate and cleaving the trifluoroacetyl group therefrom. Compounds of the formula in which R 11 and R 21 represent hydrogen and R 31 represents a protecting group, i.e. compounds of formula b:
For example, general formula [In the formula, R 33 has the above-mentioned meaning] It can be produced by reducing the compound. In this cyclization reaction, 1 mole of water is cleaved. Therefore, for such cyclodehydration generally conventional cyclization methods are used, preferably lower alkanecarboxylic acid anhydrides (e.g. acetic anhydride), substituted acetic anhydrides,
Water cleavage agents such as thionyl chloride, polyphosphoric acid, etc. and/or heat treatment methods are used. Compounds of the formula, in turn, for example, 4-aminobutyric acid, have the general formula by acylation with sufficiently reactive derivatives (especially reactive halides, preferably chlorides) of the acids in which R 33 has the meaning given above. Acids of the formula and their reactive derivatives (eg 3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl chloride) are known or can be readily prepared by methods known per se. The compound of formula b contains 2-pyrrolidinone as one of the
It can also be produced by appropriate acylation at the - position. The acylating agents used in this case are sufficiently reactive derivatives of the acids of the formula (in particular reactive imidazoles or halides, preferably chlorides). Acylation of acids of the formula 2-pyrrolidinone with chloride is conveniently carried out in the presence of an inert organic solvent and a base. Particularly suitable solvents are ethers such as diethyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, etc., aromatic hydrocarbons such as toluene, and particularly suitable bases are tertiary amines such as triethylamine. Acylation can also be carried out in pyridine, which simultaneously functions as solvent and base.
Furthermore, 2-pyrrolidinone is first treated with a base that removes the hydrogen atom at the 1-position nitrogen atom,
It can then be reacted with a chloride of an acid of formula. In this embodiment, the base may be an alkali metal hydride such as sodium hydride, and the solvent may be an aromatic hydrocarbon such as benzene, dimethylformamide, or the like. 2-Pyrrolidinone can also be used in the form of reactive derivatives in which a readily cleavable group is present on the nitrogen atom in the 1-position, for example a readily cleavable metal-organic group, in particular a trialkylsilyl group. A preferred derivative is 1-trimethylsilyl-2-pyrrolidinone. Furthermore, the compound of formula b has the general formula It can also be produced by treating a compound of the formula [wherein R 7 represents lower alkyl] with a halide of an acid of the formula and hydrolyzing the resulting intermediate without isolation. In this method for producing the compound of formula b, the N-acylated lactam is N-
Produced via acylated enol ethers, this method is known per se. The process for preparing N-acylated enol ethers is carried out in a suitable organic solvent such as benzene and optionally in the presence of a strong base, such as an alkali metal hydride such as lithium hydride. Depending on the preparation of the N-acylated enol ether and the reaction conditions used for its hydrolysis, variable amounts of the desired N-
In addition to acylated lactams (ie compounds of formula b in this case), the corresponding amidoalkyl esters can also be prepared due to ring opening. When the N-acylated enol ether is prepared in a water-immiscible solvent and then hydrolyzed, the production of the desired product (ie, the compound of formula b) is preferred. N-
The acylated enol ether is directly hydrolyzed without collection as described above. This hydrolysis can be carried out according to methods known per se by adding water, an aqueous alkali (for example lithium hydroxide solution) or an aqueous acid (for example aqueous hydrochloric acid). It will be appreciated that when using compounds of formula as starting materials in the above process, only compounds of formula b can be prepared in which R 33 represents a protecting group that is unaffected in the hydrolysis of the N-acylated enol ether. R 11 represents a protected hydroxy group and
A compound of the formula in which R 21 and R 31 represent hydrogen, that is, a compound of the formula c, is, for example, a compound of the general formula [In the formula, R 12 has the above-mentioned meaning] By suitably acylating the pyrrolidine derivative at its 1-position, that is, substituting the hydrogen atom at the 1-position of the compound of the formula with a p-methoxybenzoyl group. It can be manufactured by This is carried out by suitably acylating the pyrrolidine derivatives of formula a according to methods analogous to those described above in connection with the preparation of compounds of formula a. Compounds of formula are known or can be prepared according to known methods;
In particular, it can be easily produced from 4-hydroxy-2-pyrrolidinone by introducing a desired protecting group. On the other hand, compounds of formula c can also be prepared from 4-(p-methoxybenzoylamino)-3-hydroxybutyric acid. The latter compound is sequentially 4
It can be produced by appropriately acylating -amino-3-hydroxybutyric acid (for example, p-methoxybenzoyl chloride). That is, for example, 4-(p-methoxybenzoylamino)-3
By treating hydroxybutyric acid with hexamethyldisilazane, cyclization and introduction of the protecting group are carried out in one operation, ie compounds of formula c are prepared in which R 12 represents a trimethylsilyl group. The compound of formula c has an asymmetric carbon atom at the 4-position of the 5-membered heterocycle. The stereochemical relationships associated therewith are such that compounds of the formula R 1 represents hydroxy and R 2 and R 3 represent hydrogen can be prepared from compounds of formula c, i.e. 1-(p-methoxybenzoyl)-4 - Determine the stereochemical relationships of hydroxy-2-pyrrolidinone. The stereochemical relationship at the 4-position of the 5-membered heterocycle of a compound of formula c is determined by the intermediates and/or methods used in the preparation of the compound of formula c, in turn. In the above-mentioned relationship, how can optically active or cerami-form 1-(p-methoxybenzoyl)-4-
It will be clear to those skilled in the art whether hydroxy-2-pyrrolidinone can be prepared according to the present invention. Compounds of the formula in which R 32 represents a reductively cleavable protecting group are of the general formula [In the formula, R 34 represents a reductively cleavable protecting group] It is produced by using the compound as a starting material and carrying out cyclization and removal of 2 moles of released water in a single operation. . Compounds of the formula are therefore generally subjected to reactions involving such water cleavage in the usual manner, ie treatment with a suitable water cleavage agent, such as in particular acetic anhydride. Compounds of the formula in which R 32 represents hydrogen can be prepared by the general formula with cleavage of 2 moles of water. [wherein R 35 represents a protecting group that can be cleaved in a non-reductive manner] is prepared by cyclizing the compound, followed by cleaving the above-mentioned protecting group. In the formula R 35
Suitable protecting groups as shown in 2 are groups such as t-butyl, fluorenecarbonyl, trialkylsilyl (eg trimethylsilyl).
Methods for cleaving such protecting groups are well known by those skilled in the art. Compounds of the formula

【式】又は[Formula] or

【式】 〔式中、R34及びR35は前記の意味を有する〕 の酸の反応性の十分な酸でアシル化することによ
つて製造される。 式XI及びXIIの酸の反応性誘導体は公知である
か、或いは一般的に普通の方法に従つて容易に製
造することができる。 前述したように、式のピロリジン誘導体は有
用な薬理学的活性を有する新規な化合物である。
それらは極めて低毒性であり、後述する沈物実験
において実験的に作り出された脳不全症に拮抗
(counteracting)しうることがわかつた。炭酸過
剰後「回避」習得(POSTHYPERCAPNIC
“AVOIDANCE”ACQUISITION) 中央に高さ10cmのハードルを有しそして電気を
通じうるグリツド形の床を有する“シヤトル・ボ
ツクス(shuttle box)”が試験装置である。拡声
機が防音室内に設置されている。対照又は試験製
剤を注射で処置してから1又は3時間後、訓練し
ないラツト(120〜150g;1群10匹)を純粋な二
酸化炭素の環境内に12秒間放置する。第3群のラ
ツト10匹は、試験製剤でも、二酸化炭素でも処置
してない。二酸化炭素での処置から3分後、すべ
ての3群のラツトに、次のプログラムに従つて
“シヤトル・ボツクス”内における条件反射及び
無条件反射を教育する:10秒静寂+5秒騒音
(“回避応答”)−15秒騒音+足への刺激(“逃走応
答”);6回連続。6回の各実験の各々に対し、各
ラツトの反応時間(ラツトがハードルをとび越す
までの時間)を測定し、種々の群間の統計的有意
差をラング試験(Rang test)によつて計算す
る。 試験製剤の“活性”投与量は、6回の各実験中
に有意な活性を示し、従つて試験製剤及び二酸化
炭素で処置された動物が二酸化炭素だけで処置さ
れた動物よりもかなり良好にそして試験製剤及び
二酸化炭素のいずれでも処置されていない動物と
同程度に学習しているような状態を与える投与量
である。 次の表において、式の化合物が上記試験にお
いて有意の活性を示す投与量をまとめて示す。更
に該表には試験化合物の急性毒性〔マウスへの一
回の経口投与におけるLD50(mg/Kg)〕に関する
詳細も併せて示す。
It is produced by acylating an acid of the formula: [wherein R 34 and R 35 have the meanings given above] with a sufficiently reactive acid. Reactive derivatives of acids of formulas XI and XII are known or can be readily prepared according to generally conventional methods. As mentioned above, the pyrrolidine derivatives of the formula are novel compounds with useful pharmacological activity.
It was found that they have extremely low toxicity and can counteract experimentally produced brain failure in the precipitation experiments described below. Learning to “avoid” after excessive carbonation (POSTHYPERCAPNIC)
“AVOIDANCE” ACQUISITION) The test equipment is a “shuttle box” with a 10 cm high hurdle in the center and a grid-shaped floor capable of conducting electricity. A loudspeaker is installed in a soundproof room. One or three hours after treatment with the control or test formulation by injection, untrained rats (120-150 g; 10 per group) are placed in an environment of pure carbon dioxide for 12 seconds. Group 3, 10 rats, were not treated with the test formulation or carbon dioxide. Three minutes after the carbon dioxide treatment, all three groups of rats were taught conditioned and unconditioned reflexes in the “shuttle box” according to the following program: 10 seconds of silence + 5 seconds of noise (“avoidance”). Response”) – 15 seconds of noise + stimulation of the feet (“escape response”); 6 times in a row. For each of the six experiments, each rat's reaction time (time taken for the rat to jump over the hurdle) was measured, and statistically significant differences between the various groups were calculated by the Rang test. do. The "active" dose of the test formulation showed significant activity during each of the six experiments, such that animals treated with the test formulation and carbon dioxide fared significantly better than animals treated with carbon dioxide alone. This is the dose that produces a state of learning comparable to that of animals not treated with either test formulation or carbon dioxide. The following table summarizes the doses at which compounds of the formula exhibit significant activity in the above tests. Furthermore, the table also shows details regarding the acute toxicity of the test compound (LD 50 (mg/Kg) for a single oral administration to mice).

【表】【table】

【表】 式の化合物は薬剤として、例えば製薬学的調
整物の形で使用することができる。製薬学的調整
物は、経口的に(例えば錠剤、コーテイングされ
た錠剤、糖衣剤、硬質及び軟質ゼラチンカプセル
剤、液剤、乳剤又は懸濁剤の形で)投与すること
ができる。しかしながら、それらは直腸的に(例
えば坐薬の形で)又は非経口的に(例えば注射液
剤の形で)投与することもできる。 前述したように、式の化合物を含有する薬剤
は本発明の目的であり、同様に式の化合物の1
種又はそれ以上及び所望により他の治療上有用な
物質の1種又はそれ以上をガレン式(galenical)
投薬形態にすることから成るかかる薬剤の製造方
法も本発明の目的である。 錠剤、コーテイングされた錠剤、糖衣錠及び硬
質ゼラチンカプセル剤を製造する場合、式の化
合物は製薬学的に不活性な無機又は有機の賦形剤
と共に投与することができる。そのような賦形剤
としては、例えば錠剤、糖衣錠及び硬質ゼラチン
カプセル剤の場合、ラクトース、トウモロコシ殿
粉又はその誘導体、タルク、ステアリン酸又はそ
の塩などが使用できる。 軟質ゼラチンカプセル剤に対する適当な賦形剤
は、例えば植物油、ロウ、脂肪、半固体及び液体
ポリオールなどである。 溶液剤及びシロツプの製造に適当な賦形剤は、
例えば水、ポリオール、サツカロース、転化糖、
グルコースなどである。 注射液剤に適当な賦形剤は、例えば水、アルコ
ール、ポリオール、グリセリン、植物油などであ
る。 坐薬に対する適当な賦形剤は、例えば天然油又
は硬化油、ワツクス、脂肪、半固体又は液体ポリ
オールなどである。 更に、該製薬学的調整物は、保存剤、可溶化
剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、甘味剤、着色剤、
風味剤、滲透圧を変えるための塩、緩衝剤、コー
テイング剤、又は酸化防止剤を含有することがで
きる。また該製薬学的調整物は他の治療上有用な
物質を含有することもできる。 本発明によれば、式の化合物は脳不全症の抑
制又は予防に或いは知的能力の改善に、例えば脳
性発作(cerebral seizure)に、老人病
(geriatry)に、アルコール中毒(alcoholism)
等に使用することができる。投与量は広い範囲内
に亘つて変えることができ、勿論各々の事例の
個々の必要要件に適合せしめられる。一般に、経
口投与の場合、式の化合物約10〜2500mg/日の
投与量が適当であるが、必要要件によつては上記
限界を逸脱することもできる。 次の実施例は本発明を例示するものであつて、
本発明の範囲を限定することを意図するものでは
ない。 実施例 1 a 無水o―キシレン60ml中の(R,S)―4―
アミノ―2―ヒドロキシ―酪酸6.0gの懸濁液
に、ヘキサメチルジシラザン15.8ml及びトリメ
チルクロルシラン0.10mlを添加した。この混合
物を撹拌しながら4時間加熱煮沸し、次いで蒸
発させ、残渣を蒸留した。この結果、沸点85〜
87℃/0.02mmHg及び融点35〜37℃の(R,S)
―3―(トリメチルシリロキシ)―2―ピロリ
ジノンを得た。 b (R,S)―3―(トリメチルシリロキシ)
―2―ピロリジノン5.0gを無水テトラヒドロ
フラン130ml中に入れ、ブチルリチウムの約2M
ヘキサン溶液14.4mlを−30℃で6分以内に滴々
に添加した。−30℃で30分間撹拌した後、無水
テトラヒドロフラン10mlに溶解したp―メトキ
シベンゾイルクロライド4.92gを−30℃で5分
間に亘つて滴々に添加し、次いで混合物を−30
℃で3時間及び室温で1時間撹拌した。次いで
混合物を蒸発させ、(R,S)―1―(p―メ
トキシベンゾイル)―3―トリメチルシリロキ
シ―2―ピロリジノンを含有する残渣にテトラ
ヒドロフラン30ml及び1N塩酸6.7mlを添加し
た。この混合物を室温で7分間撹拌し、次いで
これに冷水を添加し、得られた混合物を酢酸エ
チルで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥し、蒸発させた。部分的に結晶化した残渣を
ジエチルエーテル及び酢酸エチル(3:1)の
混合物中で撹拌した。過及び上述の混合物で
の洗浄後、融点124〜126℃の(R,S)―1―
(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキシ
―2―ピロリジノンを得た。 実施例 2 a 4―アミノ―酪酸15.6g、水酸化ナトリウム
12.1g及び脱イオン水160mlに、3―ベンジロ
キシ―4―メトキシベンゾイルクロライド14.0
gを26℃で一部ずつ添加し、続いてテトラヒド
ロフラン30mlを10分以内に滴々に添加した。2
時間後、混合物を10℃以下の温度において濃塩
酸で酸性にした。沈殿を分離し、酢酸エチルと
共に撹拌した。この混合物を過し、過残渣
を酢酸エチルで洗浄した。この結果、酢酸エチ
ルからの再結晶後156〜158℃で溶融する4―
〔(3―ベンジロキシ―4―メトキシベンゾイ
ル)アミノ〕―酪酸を得た。 b 4―〔(3―ベンジロキシ―4―メトキシベ
ンゾイル)アミノ〕―酪酸2.0gを無水酢酸10
ml中において1時間加熱還流した。無水酢酸を
蒸発させた後、残渣をジエチルエーテルと共に
室温で撹拌した。この混合物を過し、過残
渣をジエチルエーテルで洗浄した。この結果、
融点91〜92℃の1―(3―ベンジロキシ―4―
メトキシベンゾイル)―2―ピロリジノンを得
た。 c 1―(3―ベンジロキシ―4―メトキシベン
ゾイル)―2―ピロリジノン2.0gを、無水メ
タノール60ml中5%パラジウム/活性炭0.5g
の存在下に、大気圧及び室温で水素添加した。
触媒を別し、液を濃縮し、ジエチルエーテ
ルで撹拌した。過後、融点123〜125℃の1―
(3―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾイル)
―2―ピロリジノンを得た。 実施例 3 (R,S)―4―(トリメチルシリロキシ)―
2―ピロリジノン21.0gを無水テトラヒドロフラ
ン560ml中に入れ、ブチルリチウムの2Mヘキサン
溶液60.6mlを0〜+5℃で滴々に添加した。30分
後、無水テトラヒドロフラン30mlに溶解したp―
メトキシベンゾイルクロライド20.7gを、0〜+
5℃で10分間に亘つて滴々に添加した。この混合
物を夜通し冷蔵庫中に放置し、次いで蒸発させ
た。(R,S)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―4―トリメチルシリロキシ―2―ピロリジノン
を含有する残渣に、無水テトラヒドロフラン140
ml及び1N塩酸28mlを添加した。次いで混合物を
室温で7分間撹拌し、脱イオン水及び氷を添加
し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。有
機相を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発さ
せた。この残渣油をシリカゲル(粒径0.2〜0.5
mm)でのクロマトグラフイーに供した。塩化メチ
レン及び酢酸エチル(1:1)で流出した(R,
S)―1―(p―メトキシベンゾイル)―4―ヒ
ドロキシ―2―ピロリジノンをアセトニトリル/
酢酸エチル/イソプロピルエーテル(1:3:
1)から結晶化させた。これは109.5〜111℃の融
点を有した。 実施例 4 a (R,S)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジ
ノン7.25gをピリジン140mlに溶解し、クロル
ギ酸ベンジルエステル28mlを0〜5℃で添加し
た。次いで混合物を室温で22時間撹拌した。混
合物を蒸発させ、残渣をトルエン中で撹拌し、
得られた混合物を蒸発させた。次いで残渣を酢
酸エチル及び水間に分配させた。この有機相を
水洗し、水性相を酢酸エチルで逆抽出した。併
せた酢酸エチル相を硫酸ナトリウムで乾燥し、
蒸発させた。結晶残渣をジエチルエーテル30ml
中で撹拌し、融点81〜82℃(R,S)―3―
(ベンジロキシカルボニロキシ)―2―ピロリ
ジノンを得た。 b トリメチルクロルシラン及びトリエチルアミ
ンを用いることにより、(R,S)―3―(ベ
ンジロキシカルボニロキシ)―2―ピロリジノ
ン5.0gをテトラヒドロフラン中でシリル化し
た。この結果、融点56〜58℃の(R,S)―3
―(ベンジロキシカルボニロキシ)―1―トリ
メチルシリル―2―ピロリジノンを得た。 c (R,S)―3―(ベンジロキシカルボニロ
キシ)―1―トリメチルシリル―2―ピロリジ
ノン2.5gをp―メトキシベンゾイルクロライ
ド1.33gと混合し、混合物を室温で撹拌した。
得られるトリメチルクロルシランを、100℃の
油浴中において減圧下に留去した。この残渣か
ら、ジエチルエーテルから結晶化した後、融点
123〜124℃の(R,S)―3―(ベンジロキシ
カルボニロキシ)―1―(p―メトキシベンゾ
イル)―2―ピロリジノンを得た。 d (R,S)―3―(ベンジロキシカルボニロ
キシ)―1―(p―メトキシベンゾイル)―2
―ピロリジノン0.10gを、テトラヒドロフラン
20ml中5%パラジウム/活性炭0.10gの存在下
に、大気圧で水素添加した。触媒を別し、
液を濃縮し、(R,S)―1―(p―メトキシ
ベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジ
ノンを得た。これは酢酸エチル/n―ヘキサン
(1:2)からの再結晶後124.5〜126℃で溶融
した。 実施例 5 a (R,S)―4―アミノ―2―ヒドロキシ酪
酸6.0g及び脱イオン水150mlに、p―メトキシ
ベンゾイルクロライド17.2gを良く撹拌しなが
ら添加した。次いで混合物を2N水酸化ナトリ
ウムでPH10.5に調節し、室温で70分間撹拌し
た。透明な溶液を氷で処理し、25%塩酸でPH
1.4に調節した。分離した固体を別し、水洗
した。液を水酸化ナトリウムでPH5.5に調節
し、水流ポンプの真空下に濃縮した。透明な無
色の溶液を25%塩酸でPH1.4に調節し、最初に
エーテルでそして次いで酢酸エチルで抽出し
た。水性相をPH5.5に調節し、濃縮し、25%塩
酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。併せた
酢酸エチル抽出物を蒸発させ、残渣を酢酸エチ
ルから再結晶した。この結果融点127.5〜129.5
℃の(R,S)―4―(p―メトキシベンゾイ
ルアミノ)―2―ヒドロキシ酪酸を得た。 b (R,S)―4―(p―メトキシベンゾイル
アミノ)2―ヒドロキシ酪酸3.0gを無水クロ
ル酢酸20g中において30分間145℃に加熱した。
暗褐色の混合物から無水クロル酢酸を高真空下
に留去した。この残渣をジイソプロピルエーテ
ル中で沸とうさせた。有機相を傾斜し、活性炭
で処理した。透明な無色の溶液を氷浴中で冷却
し、融点78〜80℃の(R,S)―1―(p―メ
トキシベンゾイル)―2―オキソ―3―ピロリ
ジニル―クロルアセテートを得た。 c (R,S)―1―(p―メトキシベンゾイ
ル)―2―オキソ―3―ピロリジニル―クロル
アセテート1.54gを、ピリジン50ml中において
チオ尿素0.42g及びエタノール7mlと一緒に、
窒素下で10分間100℃に加熱した。溶媒を蒸発
によつて除去し、残渣を酢酸エチル及び水間に
分配させた。有機相を数回水洗し、水性相を酢
酸エチルで抽出した。併せた酢酸エチル相を蒸
発させ、残渣をジイソプロピルエーテル中で還
流下に加熱し、次いで溶液を不溶性成分から傾
斜した。透明な無色のジイソプロピルエーテル
相を氷浴中で撹拌し、冷蔵庫内に夜通し放置し
た。晶出した生成物を別することにより融点
125〜126℃の(R,S)―1―(p―メトキシ
ベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジ
ノンを得た。 実施例 6 a (R,S)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジ
ノン5.0g、ジクロルメタン100ml及びクロルア
セチルクロライド39mlを撹拌しながら40分間還
流下に沸とうさせた。次いで混合物を蒸発させ
た。この残渣をジエチルエーテル中に入れ、混
合物を過した。過残渣を酢酸エチルから再
結晶して融点133〜134℃の(R,S)―3―ク
ロルアセトキシ―2―ピロリジノンを得た。 b (R,S)―3―クロルアセトキシ―2―ピ
ロリジノン3.50g及びトリメチルクロルシラン
7.5mlを無水テトラヒドロフラン200mlに溶解
し、トリエチルアミン8.2mlを−5〜0℃で添
加した。0℃で4時間撹拌した後、混合物を
過した。液をNMRで調べると、反応は依然
完結していないことがわかつた。トリメチルク
ロルシランと繰返し反応させた後、液は粗製
の(R,S)―2―オキソ―1―トリメチルシ
リル―3―ピロリジニル―クロルアセテート
4.6gを含有した。精製は真空蒸留で行なつ
た:留出物は130℃/0.02mmHgで沸とうした。 c (R,S)―2―オキソ―1―トリメチルシ
リル―3―ピロリジニル―クロルアセテート
1.12g及びp―メトキシベンゾイルクロライド
0.76gを、100℃の油浴中において30分間撹拌
しながら窒素下に加熱した。反応の終り頃に、
得られたトリメチルクロルシランを減圧下に留
去した。この混合物をジエチルエーテルで処理
し、室温で撹拌し、別した。この結果薄層ク
ロマトグラフイーによると純粋である融点72〜
73℃の(R,S)―1―(p―メトキシベンゾ
イル)―2―オキソ―3―ピロリジニル―クロ
ルアセテートを得た。ジイソプロピルエーテル
からの再結晶後融点は上昇しなかつた。 d 実施例5cに記述した方法に従い、(R,S)
―1―(p―メトキシベンゾイル)―2―オキ
ソ―3―ピロリジニル―クロルアセテートから
融点125〜126℃の(R,S)―1―(p―メト
キシベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロ
リジノンを得た。 実施例 7 (R,S)―4―(p―メトキシベンゾイルア
ミノ)―2―ヒドロキシ酪酸5.0gを無水トリフ
ルオル酢酸50ml及びトリフルオル酢酸ナトリウム
1g中において36時間還流下に沸とうさせた。溶
媒を蒸発によつて除去し、得られた1―(p―メ
トキシベンゾイル)―2―オキソ―3―ピロリジ
ニル―トリフルオルアセテート(融点107〜108
℃)をメタノール50ml中30分間還流下に沸とうさ
せた。次いで混合物を蒸発させた。残渣を酢酸エ
チル及び脱イオン水間に分配させた。酢酸エチル
に溶解する成分をジエチルエーテル及び酢酸エチ
ル(3:1)の混合物60ml中で撹拌した。過後
融点121〜124℃の粗製の(R,S)―1―(p―
メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピ
ロリジノンを得た。シリカゲル(粒径0.2〜0.5
mm)でのカラムクロマトグラフイーにおいて、塩
化メチレン及び塩化メチレン/酢酸エチル(1:
1)で流出せしめた(R,S)―1―(p―メト
キシベンゾイル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリ
ジノンをジエチルエーテル中で撹拌し、融点
124.5〜126℃の生成物を得た。 実施例 8 a (R,S)―4―(p―メトキシベンゾイル
アミノ)―2―ヒドロキシ酪酸3.0gを無水酢
酸11ml中において15分間還流するまで加熱し
た。この混合物を水流ポンプの真空下に濃縮し
た。これにトルエンを6回添加し、各添加後混
合物を蒸発させた。このように得た粗生成物を
シリカゲル(粒径0.2〜0.5mm)を通して過し
た。塩化メチレンで流出させた生成物をバルブ
管中で蒸留し、沸点186〜188℃/0.01Torrの
(R,S)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―2―オキソ―3―ピロリジニルアセテートを
得た。 b (R,S)―1―(p―メトキシベンゾイ
ル)―2―オキソ―3―ピロリジニルアセテー
ト0.86gを、エステラーゼ酵素1080単位を含む
PH6.9の0.05M燐酸カリウムナトリウム43ml中
で処理した。混合物を室温で5.5時間撹拌し、
次いで酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル相を
水洗した。水性相を酢酸エチルで逆抽出した。
併せた酢酸エチル抽出物を硫酸ナトリウムで乾
燥し、過し、蒸発させた。残渣中に(R,
S)―1―(p―メトキシベンゾイル)―3―
ヒドロキシ―2―ピロリジノンが検知できた。 実施例 9 a (R,S)―3―アセトキシ―2―ピロリジ
ノン5.0g及びトリメチルクロルシラン13.2ml
を無水テトラヒドロフラン150mlに溶解し、ト
リエチルアミン14.7mlを撹拌しながら−5〜0
℃で滴々に添加した。この混合物を0℃で3時
間撹拌し、次いで過した。液を蒸発させ、
残渣を真空下に蒸留した。この結果、沸点120
℃/0.02mmHgの(R,S)―2―オキソ―1
―トリメチルシリル―3―ピロリジニルアセテ
ートを得た。 b (R,S)―2―オキソ―1―トリメチルシ
リル―3―ピロリジニルアセテート1.0g及び
p―メトキシベンゾイルクロライド0.77gを
100℃の油浴中において45分間窒素下及び撹拌
しながら加熱した。反応の終り頃に、得られた
トリメチルクロルシランを減圧下に除去した。
この油状残渣をシリカゲル(粒径0.2〜0.5mm)
を通して過した。塩化メチレンで流出させた
(R,S)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―2―オキソ―3―ピロリジニルアセテートは
185〜190℃/0.01mmHgの沸点を有した。 c 実施例8b)に記載した方法に従い、(R,
S)―1―(p―メトキシベンゾイル)―2―
オキソ―3―ピロリジニルアセテートから
(R,S)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンを得た。 実施例 10 a (R)―4―アミノ―2―ヒドロキシ酪酸
6.0g及び脱イオン水150mlに、p―メトキシベ
ンゾイルクロライド17.2gを十分に撹拌しなが
ら添加した。次いでこの混合物を2N水酸化ナ
トリウムでPH10.5に調節し、室温で70分間撹拌
した。透明な溶液を氷で処理し、25%塩酸でPH
1.4に調節した。分離した固体を別し、水洗
した。渣液を水酸化ナトリウムでPH5.5に調
節し、水流ポンンプの真空下に濃縮した。透明
な無色の溶液を25%塩酸でPH1.4に調節し、第
一にエーテルで及び次いで酢酸エチルで抽出し
た。水性相を5.5に調節し、濃縮し、25%塩酸
で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。併せた酢
酸エチル抽出物を蒸発させ、残渣を酢酸エチル
から再結晶させた。この結果、融点105〜106
℃、〔α〕20 D=−124°、〔α〕20 365=−60.5゜(c
=水
中1.0)を有する(R)―4―(p―メトキシ
ベンゾイルアミノ)―2―ヒドロキシ酪酸を得
た。母液からは更なる量の融点103.5〜104.5℃
の(R)―4―(p―メトキシベンゾイルアミ
ノ)―2―ヒドロキシ酪酸を単離することがで
きた。 b 実施例5b)に記載した方法に従い、(R)―
4―(p―メトキシベンゾイルアミノ)―2―
ヒドロキシ酪酸から(R)―1(p―メトキシ
ベンゾイル)―2―オキソ―3―ピロリジニル
―クロルアセテート得た:〔α〕20 D=+116゜;
〔α〕20 546=+144゜;〔α〕20 365=+717゜(c=ク
ロロ
ホルム中1)。 c 実施例5c)に記載した方法に従い、(R)―
1―(p―メトキシベンゾイル)―2―オキソ
―3―ピロリジニル―クロルアセテート5.0g
をピリジン中でチオ尿素及びエタノールで処理
した。反応時間は45分間であつた。酢酸エチル
抽出物を処理した後に得られる残渣をエーテル
中で撹拌し、不溶性成分を別し、ジイソプロ
ピルエーテルから再結晶させた。この結果
(R)―1―(p―メトキシベンゾイル)―3
―ヒドロキシ―2―ピロリジノンを得た:融点
123〜124℃;〔α〕20 D=+214℃;〔α〕20 546=+
264゜;〔α〕20 365=+1212゜(c=クロロホルム中
1.0)。 実施例 11 無水トリフルオル酢酸8.5ml及びトリフルオル
酢酸ナトリウム0.2g中において撹拌しながら、
(R)―4―(p―メトキシベンゾイルアミノ)
―2―ヒドロキシ酪酸1.05gを48時間還流下に沸
とうさせた。混合物の蒸発後、残渣をトルエンと
2回振とうし、次いでトルエンを真空下に蒸発さ
せることによつて除去した。(R)―1―(p―
メトキシベンゾイル)―2―オキソ―3―ピロリ
ジニル―トルフルオオルアセテートを含有する残
渣を無水メタノール中で30分間還流下に沸とうさ
せた。メタノールを蒸発させた後、残渣をジイソ
プロピルエーテル400ml中で沸とうさせ、混合物
をデカンテーシヨンし、溶液を140mlまで濃縮し、
次いで室温で撹拌した。固体を別し、(R)―
1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロキ
シ―2―ピロリジノンを得た:融点122.5〜123
℃;〔α〕20 D=+207゜;〔α〕20 546=+256゜;〔α
20 365
+1172゜(c=クロロホルム中1.0)。 液及びジイソプロピルエーテル中に不溶な成
分のジクロルメタン可溶性成分から、ジエチルエ
ーテル中室温で撹拌することにより更なる量の
(R)―1―(p―メトキシベンゾイル)―3―
ヒドロキシ―2―ピロリジノンを得た:融点121
〜122.5℃;〔α〕20 D=+200.3゜;〔α〕20 546=+
247.5゜;〔α〕20 365=+1137.7゜(c=クロロホルム

1.0)。 実施例 12 a 4―アミノ―3―ヒドロキシ酪酸18.1gを
2N水酸化ナトリウム176mlに溶解した。これに
3―ベンジロキシ―4―メトキシベンゾイルク
ロライド14.0g及び次いでテトラヒドロフラン
30mlを2分以内に添加した。この混合物を室温
で2時間激しく撹拌し、次いで氷で処理し、濃
塩酸で酸性にした。分離した固体を別し、水
洗した。乾燥後、過残渣を酢酸エチル中で沸
とうさせ、不溶部分をテトラヒドロフラン/n
―ヘキサン(3.6:1)から再結晶させた。こ
の結果融点158〜160℃の4―〔(3―ベンジロ
キシ―4―メトキシベンゾイル)アミノ〕―3
―ヒドロキシ酪酸を得た。 b 4―〔(3―ベンジロキシ―4―メトキシベ
ンゾイル)アミノ〕―3―ヒドロキシ酪酸5.0
gを無水酢酸15ml中において20分間還流下に沸
とうさせた。真空下に蒸発させることによつて
無水酢酸を除去した後、残渣をシリカゲル(粒
径0.2〜0.5mm)20gでのクロマトグラフイーに
かけた。トルエン及びジクロルメタンで流出さ
せた生成物混合物をシリカゲル(粒径0.036〜
0.2mm)での高圧クロマトグラフイーで分離し
た。酢酸エチル/n―ヘキサン(9:1)で流
出させた殆んど純粋な1―(3―ベンジロキシ
―4―メトキシ―4―メトキシベンゾイル)ピ
ロリン―2―オンは、ジエチルエーテル中で撹
拌した後113〜114℃で溶融した。この薄層クロ
マトグラムは1個のスポツトしか示さなかつ
た。またNMRスペクトルは示された構造と1
致した。 c 1―(3―ベンジロキシ―4―メトキシベン
ゾイル)ピロリン―2―オン150mgを酢酸エチ
ル100mlに溶解し、5%パラジウム/活性炭150
mgの存在下に大気圧で水素化した。触媒を別
し、液を濃縮した。この残渣をジエチルエー
テル中で室温下に撹拌した。過後融点122〜
124℃の1―(3―ヒドロキシ―4―メトキシ
ベンゾイル)―2―ピロリジノンを得た。 実施例 13 a 実施例9b)に記載した方法に従い、同量の
3―ベンジロキシ―4―メトキシベンゾイルク
ロライド及び1―トリメチルシリル―2―ピロ
リジノンを100℃の油浴中で加熱することによ
り、1―(3―ベンジロキシ―4―メトキシベ
ンゾイル)―2―ピロリジノンを得た。ジエチ
ルエーテル中で撹拌し及び酢酸エチル/n―ヘ
キサン(3:1)から再結晶した後、物質は
90.5〜91℃で溶融した。 b 実施例2b)に記載した方法に従い、1―
(3―ベンジロキシ―4―メトキシベンゾイル)
―2―ピロリジノンから、融点123〜125℃の1
―(3―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾイ
ル)―2―ピロリジノンを得た。 実施例 14 a (R,S)―4―アミノ―3―ヒドロキシ酪
酸10.7g及び水酸化ナトリウム7.2gを脱イオ
ン水90mlに溶解した。p―メトキシベンゾイル
クロライド5.1gを撹拌しながら26℃で2分以
内に添加した。この時温度は31℃に上昇した。
この混合物を室温で1時間激しく撹拌し、次い
で内部温度5〜10℃下に濃塩酸で酸性にした。
分離した固体を別し、弱酸性(PH=約4)と
なるまで脱イオン水で洗浄した。この結果、融
点119〜121℃の(R,S)―4―(p―メトキ
シベンゾイルアミノ)―3―ヒドロキシ酪酸を
得た。液の濃縮後、同一融点を有する同一生
成物を更に別することができた。 b (R,S)―4―(p―メトキシベンゾイル
アミノ)―3―ヒドロキシ―酪酸2.0gを、o
―キシレン30ml中においてヘキサメチルジシラ
ザン12ml及びトリメチルクロルシラン0.10mlと
共に、撹拌しながら52時間還流下に沸とうさせ
た。混合物を蒸発させた。この残渣にトルエン
を4回添加し、各添加後混合物を蒸発させた。
(R,S)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―5―オキソ―3―トリメチルシリロキシ―ピ
ロリジンを含有する残渣を、酢酸エチル20ml及
び0.4N塩酸15ml中で2時間室温下に撹拌した。
有機相を水洗した。水性層を酢酸エチルで逆抽
出した。併せた有機相を濃縮した。この残渣を
シリカゲル(粒径0.2〜0.5mm)でのクロマトグ
ラフイーに供した。酢酸エチルで流出する生成
物を再びシリカゲルでのクロマトグラフイーで
処理した。塩化メチレン/酢酸エチル(1:
1)で流出した粗製の(R,S)―1―(p―
メトキシベンゾイル)―4―ヒドロキシ―2―
ピロリジノンをジエチルエーテル中において室
温で撹拌した。この結果融点117〜119℃の生成
物を得た。 実施例 A 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成物の錠剤を
製造するための活性物質質として使用した: 錠剤当り 活性成分(微粉砕) 25mg ラクトース(粉末) 180mg トウモロコシ殿粉(白色) 275mg ポリビニルピロリドン 15mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 500mg 微粉砕した活性物質、粉末ラクトース及び白色
のトウモロコシ殿粉の一部を互いに混合した。こ
の混合物をふるいにかけ、ポリビニルピロリドン
の水溶液で付湿し、混練りし、湿式粒状化し、乾
燥した。この粒状物、トウモロコシ殿粉の残り、
及びステアリン酸マグネシウムをふるいにかけ、
互いに混合した。この混合物を適当な形で大きさ
の錠剤に圧縮した。 実施例 B 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成の錠剤の製
造に対する活性物質として使用した。 錠剤当り 活性成分(微粉砕) 20mg トウモロコシ殿粉(白色) 220mg ラクトース 70mg 微結晶セルロース 40mg ポリビニルピロリドン 20mg ナトリウムカルボキシメチル殿粉 23mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 395mg 微粉砕した活性物質、白色のトウモロコシ殿粉
の一部、ラクトース、微結晶セルロース及びポリ
ビニルピロリドンを互いに混合した。この混合物
をふるいにかけ、白色のトウモロコシ殿粉及び水
で処理して粒状物とし、これを乾燥し及びふるい
にかけた。次いでこれにナトリウムカルボキシメ
チル殿粉及びステアリン酸マグネシウムを添加
し、混合し、混合物を折り目付きの適当な大きさ
の錠剤に圧縮した。 実施例 C 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成の錠剤の製
造に対する活性物質として使用した: 錠剤当り 活性物質(微粉砕) 125mg トウモロコシ殿粉(白色) 560mg ラクトース 165mg 微結晶セルロース 70mg ポリビニルピロリドン 35mg ナトリウムカルボキシメチル殿粉 40mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 1000mg 微粉砕した活性物質、白色のトウモロコシ殿粉
の一部、ラクトース、微結晶セルロース及びポリ
ビニルピロリドンを互いに混合した。この混合物
をふるいにかけ、白色のトウモロコシ殿粉の残り
及び水で処理して粒状物として、これを乾燥し、
ふるいにかけた。次いでこれにナトリウムカルボ
キシメチル殿粉及びステアリン酸マグネシウムを
添加し、混合し、混合物を切り目入りの適当な大
きさの錠剤に圧縮した。 参考例 D 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成の二重
(deplex)アンプル剤の製造に対する活性物質と
して使用した: 活性物質溶液 活性物質 25mg ポリエチレングリコール ad 5ml 希釈剤 注射用の水 5ml 注射に先立つて活性物質アンプル剤の内容物に
希釈剤を添加した。この結果、活性物質25mgを含
有する即用性の注射液剤10mlを得た。 参考例 E 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成の二重アン
プル剤の製造に対する活性物質として使用した。 活性物質溶液 活性物質 25mg グリコールフロール ad 3.5ml 希釈剤 塩化ナトリウム 67.5mg 注射用の水 ad 6.5ml 注射に先立つて活性物質アンプル剤の内容物に
希釈剤を添加した。この結果活性物質25mgを含有
する即用性の(ready―for―use)注射液剤10ml
を得た。 参考例 F 1―(p―メトキシベンゾイル)―3―ヒドロ
キシ―2―ピロリジノンを、下記組成の二重アン
プル剤の製造に対する活性物質として使用した: 活性物質溶液 活性物質 25mg ポリエチレングリコール 1.5ml グリコールフロール ad 4ml 希釈剤 注射用の水 6ml 注射に先立つて活性物質アンプル剤の内容物に
希釈剤を添加した。この結果、活性物質25mgを含
有する即用性の注射液剤10mlを得た。
TABLE The compounds of the formula can be used as medicaments, eg in the form of pharmaceutical preparations. Pharmaceutical preparations can be administered orally (eg in the form of tablets, coated tablets, dragees, hard and soft gelatin capsules, solutions, emulsions or suspensions). However, they can also be administered rectally (eg in the form of suppositories) or parenterally (eg in the form of injection solutions). As mentioned above, a medicament containing a compound of formula is an object of the present invention, as well as a medicament containing a compound of formula
galenical one or more species and optionally other therapeutically useful substances.
A process for the manufacture of such a medicament comprising forming it into a dosage form is also an object of the invention. When preparing tablets, coated tablets, dragees and hard gelatin capsules, the compounds of the formula can be administered with pharmaceutically inert inorganic or organic excipients. As such excipients, for example in the case of tablets, sugar-coated tablets and hard gelatin capsules, lactose, corn starch or its derivatives, talc, stearic acid or its salts, etc. can be used. Suitable excipients for soft gelatin capsules are, for example, vegetable oils, waxes, fats, semisolid and liquid polyols. Suitable excipients for the preparation of solutions and syrups are:
For example, water, polyol, satucrose, invert sugar,
such as glucose. Suitable excipients for injection solutions include, for example, water, alcohols, polyols, glycerin, vegetable oils, and the like. Suitable excipients for suppositories are, for example, natural or hardened oils, waxes, fats, semisolid or liquid polyols, and the like. Furthermore, the pharmaceutical preparation may contain preservatives, solubilizers, stabilizers, wetting agents, emulsifiers, sweeteners, colorants,
Flavoring agents, salts to alter osmotic pressure, buffering agents, coating agents, or antioxidants may be included. The pharmaceutical preparation may also contain other therapeutically useful substances. According to the invention, compounds of the formula can be used for the suppression or prevention of cerebral insufficiency or for improving intellectual performance, such as for cerebral seizures, geriatry, alcoholism.
It can be used for etc. The dosage can vary over a wide range and will, of course, be adapted to the individual requirements of each case. Generally, for oral administration, a dosage of about 10 to 2500 mg/day of a compound of formula is suitable, although the above limits may be exceeded depending on the requirements. The following examples illustrate the invention:
It is not intended to limit the scope of the invention. Example 1 a (R,S)-4- in 60 ml of anhydrous o-xylene
To a suspension of 6.0 g of amino-2-hydroxy-butyric acid were added 15.8 ml of hexamethyldisilazane and 0.10 ml of trimethylchlorosilane. The mixture was heated to boiling with stirring for 4 hours, then evaporated and the residue was distilled. As a result, the boiling point is 85~
87℃/0.02mmHg and melting point 35~37℃ (R,S)
-3-(trimethylsilyloxy)-2-pyrrolidinone was obtained. b (R,S)-3-(trimethylsilyloxy)
- Put 5.0 g of 2-pyrrolidinone in 130 ml of anhydrous tetrahydrofuran, and add about 2 M of butyllithium.
14.4 ml of hexane solution were added dropwise within 6 minutes at -30°C. After stirring for 30 minutes at -30°C, 4.92 g of p-methoxybenzoyl chloride dissolved in 10 ml of anhydrous tetrahydrofuran was added dropwise over 5 minutes at -30°C, and the mixture was then stirred at -30°C.
Stirred at ℃ for 3 hours and at room temperature for 1 hour. The mixture was then evaporated and 30 ml of tetrahydrofuran and 6.7 ml of 1N hydrochloric acid were added to the residue containing (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-trimethylsilyloxy-2-pyrrolidinone. The mixture was stirred at room temperature for 7 minutes, then cold water was added to it and the resulting mixture was extracted with ethyl acetate. The organic phase was dried over sodium sulphate and evaporated. The partially crystallized residue was stirred in a mixture of diethyl ether and ethyl acetate (3:1). After filtering and washing with the mixture described above, (R,S)-1- with a melting point of 124-126°C
(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained. Example 2 a 4-amino-butyric acid 15.6g, sodium hydroxide
14.0 3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl chloride in 12.1 g and 160 ml deionized water
g was added in portions at 26° C., followed by dropwise addition of 30 ml of tetrahydrofuran within 10 minutes. 2
After an hour, the mixture was acidified with concentrated hydrochloric acid at a temperature below 10°C. The precipitate was separated and stirred with ethyl acetate. The mixture was filtered and the filter residue was washed with ethyl acetate. As a result, 4-
[(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)amino]-butyric acid was obtained. b 2.0 g of 4-[(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)amino]-butyric acid was dissolved in 10% of acetic anhydride.
ml and heated under reflux for 1 hour. After evaporating the acetic anhydride, the residue was stirred with diethyl ether at room temperature. The mixture was filtered and the filter residue was washed with diethyl ether. As a result,
1-(3-benzyloxy-4-
methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone was obtained. c 2.0 g of 1-(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone in 60 ml of absolute methanol with 0.5 g of 5% palladium/activated carbon.
Hydrogenation was carried out at atmospheric pressure and room temperature in the presence of .
The catalyst was separated, the liquid was concentrated, and the mixture was stirred with diethyl ether. 1- with a melting point of 123-125℃
(3-hydroxy-4-methoxybenzoyl)
-2-pyrrolidinone was obtained. Example 3 (R,S)-4-(trimethylsilyloxy)-
21.0 g of 2-pyrrolidinone was placed in 560 ml of anhydrous tetrahydrofuran, and 60.6 ml of a 2M hexane solution of butyllithium was added dropwise at 0 to +5°C. After 30 minutes, p- dissolved in 30 ml of anhydrous tetrahydrofuran
20.7g of methoxybenzoyl chloride from 0 to +
It was added dropwise over 10 minutes at 5°C. The mixture was left in the refrigerator overnight and then evaporated. (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)
Anhydrous tetrahydrofuran 140 was added to the residue containing 4-trimethylsilyloxy-2-pyrrolidinone.
ml and 28 ml of 1N hydrochloric acid were added. The mixture was then stirred at room temperature for 7 minutes, deionized water and ice were added, and the resulting mixture was extracted with ethyl acetate. The organic phase was washed with water, dried over sodium sulphate and evaporated. This residual oil is converted into silica gel (particle size 0.2 to 0.5
mm) was subjected to chromatography. Eluted with methylene chloride and ethyl acetate (1:1) (R,
S) -1-(p-methoxybenzoyl)-4-hydroxy-2-pyrrolidinone in acetonitrile/
Ethyl acetate/isopropyl ether (1:3:
1). It had a melting point of 109.5-111°C. Example 4 a 7.25 g of (R,S)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was dissolved in 140 ml of pyridine and 28 ml of benzyl chloroformate was added at 0-5°C. The mixture was then stirred at room temperature for 22 hours. The mixture was evaporated and the residue was stirred in toluene,
The resulting mixture was evaporated. The residue was then partitioned between ethyl acetate and water. The organic phase was washed with water and the aqueous phase was back extracted with ethyl acetate. The combined ethyl acetate phases were dried with sodium sulfate,
Evaporated. Add 30 ml of diethyl ether to the crystal residue.
Stir in a medium, melting point 81-82℃ (R,S)-3-
(Benzyloxycarbonyloxy)-2-pyrrolidinone was obtained. b 5.0 g of (R,S)-3-(benzyloxycarbonyloxy)-2-pyrrolidinone was silylated in tetrahydrofuran using trimethylchlorosilane and triethylamine. As a result, (R,S)-3 with a melting point of 56-58℃
-(Benzyloxycarbonyloxy)-1-trimethylsilyl-2-pyrrolidinone was obtained. c 2.5 g of (R,S)-3-(benzyloxycarbonyloxy)-1-trimethylsilyl-2-pyrrolidinone were mixed with 1.33 g of p-methoxybenzoyl chloride and the mixture was stirred at room temperature.
The trimethylchlorosilane obtained was distilled off under reduced pressure in an oil bath at 100°C. From this residue, after crystallization from diethyl ether, the melting point
(R,S)-3-(benzyloxycarbonyloxy)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone was obtained at 123-124°C. d (R,S)-3-(benzyloxycarbonyloxy)-1-(p-methoxybenzoyl)-2
- 0.10g of pyrrolidinone, tetrahydrofuran
Hydrogenation was carried out at atmospheric pressure in the presence of 0.10 g of 5% palladium/activated carbon in 20 ml. Separate the catalyst
The liquid was concentrated to obtain (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone. It melted at 124.5-126°C after recrystallization from ethyl acetate/n-hexane (1:2). Example 5 a To 6.0 g of (R,S)-4-amino-2-hydroxybutyric acid and 150 ml of deionized water, 17.2 g of p-methoxybenzoyl chloride was added with good stirring. The mixture was then adjusted to pH 10.5 with 2N sodium hydroxide and stirred at room temperature for 70 minutes. Treat the clear solution with ice and PH with 25% hydrochloric acid.
Adjusted to 1.4. The separated solid was separated and washed with water. The solution was adjusted to pH 5.5 with sodium hydroxide and concentrated under water pump vacuum. The clear colorless solution was adjusted to pH 1.4 with 25% hydrochloric acid and extracted first with ether and then with ethyl acetate. The aqueous phase was adjusted to PH5.5, concentrated, acidified with 25% hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The combined ethyl acetate extracts were evaporated and the residue was recrystallized from ethyl acetate. As a result, the melting point is 127.5-129.5
C. (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid was obtained. b 3.0 g of (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)2-hydroxybutyric acid was heated to 145°C for 30 minutes in 20 g of chloroacetic anhydride.
The chloroacetic anhydride was distilled off from the dark brown mixture under high vacuum. This residue was boiled in diisopropyl ether. The organic phase was decanted and treated with activated carbon. The clear colorless solution was cooled in an ice bath to give (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate with a melting point of 78-80°C. c 1.54 g of (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate together with 0.42 g of thiourea and 7 ml of ethanol in 50 ml of pyridine.
Heated to 100°C for 10 minutes under nitrogen. The solvent was removed by evaporation and the residue was partitioned between ethyl acetate and water. The organic phase was washed several times with water and the aqueous phase was extracted with ethyl acetate. The combined ethyl acetate phases were evaporated, the residue was heated under reflux in diisopropyl ether, and the solution was then decanted from the insoluble components. The clear, colorless diisopropyl ether phase was stirred in an ice bath and left in the refrigerator overnight. The melting point is determined by separating the crystallized product.
(R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained at 125-126°C. Example 6 a 5.0 g of (R,S)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone, 100 ml of dichloromethane and 39 ml of chloroacetyl chloride were boiled under reflux for 40 minutes with stirring. The mixture was then evaporated. The residue was taken up in diethyl ether and the mixture was filtered. The residue was recrystallized from ethyl acetate to obtain (R,S)-3-chloroacetoxy-2-pyrrolidinone having a melting point of 133-134°C. b (R,S)-3-chloroacetoxy-2-pyrrolidinone 3.50g and trimethylchlorosilane
7.5 ml was dissolved in 200 ml of anhydrous tetrahydrofuran, and 8.2 ml of triethylamine was added at -5 to 0°C. After stirring at 0° C. for 4 hours, the mixture was filtered. When the liquid was examined by NMR, it was found that the reaction was not yet complete. After repeated reactions with trimethylchlorosilane, the solution becomes crude (R,S)-2-oxo-1-trimethylsilyl-3-pyrrolidinyl-chloroacetate.
It contained 4.6g. Purification was carried out by vacuum distillation: the distillate was boiled at 130°C/0.02mmHg. c (R,S)-2-oxo-1-trimethylsilyl-3-pyrrolidinyl-chloroacetate
1.12g and p-methoxybenzoyl chloride
0.76 g was heated under nitrogen in a 100° C. oil bath with stirring for 30 minutes. Toward the end of the reaction,
The obtained trimethylchlorosilane was distilled off under reduced pressure. The mixture was treated with diethyl ether, stirred at room temperature and separated. The result is pure according to thin layer chromatography with a melting point of ~72
(R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate at 73°C was obtained. The melting point did not increase after recrystallization from diisopropyl ether. d (R,S) according to the method described in Example 5c.
-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate to (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone with a melting point of 125-126°C Obtained. Example 7 5.0 g of (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid was boiled under reflux for 36 hours in 50 ml of trifluoroacetic anhydride and 1 g of sodium trifluoroacetate. The solvent was removed by evaporation and the resulting 1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-trifluoroacetate (melting point 107-108
℃) was boiled under reflux in 50 ml of methanol for 30 minutes. The mixture was then evaporated. The residue was partitioned between ethyl acetate and deionized water. The components soluble in ethyl acetate were stirred in 60 ml of a mixture of diethyl ether and ethyl acetate (3:1). Crude (R,S)-1-(p-
methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained. Silica gel (particle size 0.2-0.5
methylene chloride and methylene chloride/ethyl acetate (1:
The (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone effluent in step 1) was stirred in diethyl ether to determine the melting point.
A product of 124.5-126°C was obtained. Example 8 a 3.0 g of (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid was heated to reflux for 15 minutes in 11 ml of acetic anhydride. The mixture was concentrated under water pump vacuum. To this was added six times toluene and the mixture was evaporated after each addition. The crude product thus obtained was passed through silica gel (particle size 0.2-0.5 mm). The product flushed with methylene chloride is distilled in a valve tube to give (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl) with a boiling point of 186-188°C/0.01 Torr.
-2-oxo-3-pyrrolidinyl acetate was obtained. b (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl acetate 0.86 g containing 1080 units of esterase enzyme
Treated in 43ml of 0.05M potassium sodium phosphate at pH 6.9. The mixture was stirred at room temperature for 5.5 hours,
It was then extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate phase was washed with water. The aqueous phase was back extracted with ethyl acetate.
The combined ethyl acetate extracts were dried over sodium sulphate, filtered and evaporated. In the residue (R,
S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-
Hydroxy-2-pyrrolidinone was detected. Example 9 a (R,S)-3-acetoxy-2-pyrrolidinone 5.0g and trimethylchlorosilane 13.2ml
was dissolved in 150 ml of anhydrous tetrahydrofuran, and 14.7 ml of triethylamine was added with stirring to -5 to 0.
It was added dropwise at ℃. The mixture was stirred at 0° C. for 3 hours and then filtered. Evaporate the liquid
The residue was distilled under vacuum. As a result, the boiling point is 120
(R,S)-2-oxo-1 at °C/0.02mmHg
-trimethylsilyl-3-pyrrolidinyl acetate was obtained. b (R,S)-2-oxo-1-trimethylsilyl-3-pyrrolidinyl acetate 1.0g and p-methoxybenzoyl chloride 0.77g
Heated in a 100° C. oil bath for 45 minutes under nitrogen and with stirring. Toward the end of the reaction, the trimethylchlorosilane obtained was removed under reduced pressure.
This oily residue is converted into silica gel (particle size 0.2 to 0.5 mm).
passed through. (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl) flushed with methylene chloride
-2-oxo-3-pyrrolidinyl acetate
It had a boiling point of 185-190°C/0.01mmHg. c Following the method described in Example 8b), (R,
S)-1-(p-methoxybenzoyl)-2-
Oxo-3-pyrrolidinyl acetate to (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)
-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained. Example 10 a (R)-4-amino-2-hydroxybutyric acid
To 6.0 g and 150 ml of deionized water was added 17.2 g of p-methoxybenzoyl chloride with thorough stirring. The mixture was then adjusted to pH 10.5 with 2N sodium hydroxide and stirred at room temperature for 70 minutes. Treat the clear solution with ice and PH with 25% hydrochloric acid.
Adjusted to 1.4. The separated solid was separated and washed with water. The residue was adjusted to pH 5.5 with sodium hydroxide and concentrated under water pump vacuum. The clear colorless solution was adjusted to pH 1.4 with 25% hydrochloric acid and extracted first with ether and then with ethyl acetate. The aqueous phase was adjusted to 5.5, concentrated, acidified with 25% hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The combined ethyl acetate extracts were evaporated and the residue was recrystallized from ethyl acetate. As a result, melting point 105-106
°C, [α] 20 D = -124°, [α] 20 365 = -60.5° (c
= 1.0) in water was obtained. A further amount of melting point 103.5-104.5℃ is obtained from the mother liquor.
(R)-4-(p-methoxybenzoylamino)-2-hydroxybutyric acid could be isolated. b Following the method described in Example 5b), (R)-
4-(p-methoxybenzoylamino)-2-
(R)-1(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate was obtained from hydroxybutyric acid: [α] 20 D = +116°;
[α] 20 546 = +144°; [α] 20 365 = +717° (c = 1 in chloroform). c According to the method described in Example 5c), (R)-
1-(p-methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-chloroacetate 5.0g
was treated with thiourea and ethanol in pyridine. The reaction time was 45 minutes. The residue obtained after working up the ethyl acetate extract was stirred in ether, freed from insoluble components and recrystallized from diisopropyl ether. This result (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-3
-Hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained: Melting point
123~124℃; [α] 20 D = +214℃; [α] 20 546 = +
264°; [α] 20 365 = +1212° (c = in chloroform
1.0). Example 11 In 8.5 ml of trifluoroacetic anhydride and 0.2 g of sodium trifluoroacetate, with stirring,
(R)-4-(p-methoxybenzoylamino)
1.05 g of -2-hydroxybutyric acid was boiled under reflux for 48 hours. After evaporation of the mixture, the residue was shaken twice with toluene and then the toluene was removed by evaporation under vacuum. (R)-1-(p-
The residue containing methoxybenzoyl)-2-oxo-3-pyrrolidinyl-tolufluoroacetate was boiled under reflux in absolute methanol for 30 minutes. After evaporating the methanol, the residue was boiled in 400 ml of diisopropyl ether, the mixture was decanted and the solution was concentrated to 140 ml.
It was then stirred at room temperature. Separate the solid, (R)-
1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained: melting point 122.5-123
℃; [α] 20 D = +207°; [α] 20 546 = +256°; [α
] 20 365 =
+1172° (c = 1.0 in chloroform). From the dichloromethane soluble components of the liquid and the components insoluble in diisopropyl ether, further amounts of (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-3- are obtained by stirring in diethyl ether at room temperature.
Hydroxy-2-pyrrolidinone was obtained: melting point 121
~122.5℃; [α] 20 D = +200.3°; [α] 20 546 =+
247.5°; [α] 20 365 = +1137.7° (c = in chloroform
1.0). Example 12 a 18.1 g of 4-amino-3-hydroxybutyric acid
Dissolved in 176 ml of 2N sodium hydroxide. To this was added 14.0 g of 3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl chloride and then tetrahydrofuran.
30ml was added within 2 minutes. The mixture was stirred vigorously for 2 hours at room temperature, then treated with ice and acidified with concentrated hydrochloric acid. The separated solid was separated and washed with water. After drying, the excess residue was boiled in ethyl acetate, and the insoluble portion was dissolved in tetrahydrofuran/n.
- Recrystallized from hexane (3.6:1). As a result, 4-[(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)amino]-3 with a melting point of 158 to 160°C
-Hydroxybutyric acid was obtained. b 4-[(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)amino]-3-hydroxybutyric acid 5.0
g was boiled under reflux in 15 ml of acetic anhydride for 20 minutes. After removing the acetic anhydride by evaporation under vacuum, the residue was chromatographed on 20 g of silica gel (particle size 0.2-0.5 mm). The product mixture flushed with toluene and dichloromethane was transferred to silica gel (particle size 0.036~
0.2 mm) by high-pressure chromatography. Almost pure 1-(3-benzyloxy-4-methoxy-4-methoxybenzoyl)pyrrolin-2-one was extracted with ethyl acetate/n-hexane (9:1) after stirring in diethyl ether. Melted at 113-114°C. This thin layer chromatogram showed only one spot. Also, the NMR spectrum has the shown structure and 1
I did it. c Dissolve 150 mg of 1-(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)pyrrolin-2-one in 100 ml of ethyl acetate and add 5% palladium/activated carbon 150 mg.
Hydrogenated at atmospheric pressure in the presence of Mg. The catalyst was separated and the liquid was concentrated. This residue was stirred in diethyl ether at room temperature. Melting point after aging: 122~
1-(3-hydroxy-4-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone was obtained at 124°C. Example 13a Following the method described in Example 9b), 1-( 3-Benzyloxy-4-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone was obtained. After stirring in diethyl ether and recrystallizing from ethyl acetate/n-hexane (3:1), the material was
Melted at 90.5-91°C. b) According to the method described in Example 2b), 1-
(3-benzyloxy-4-methoxybenzoyl)
-1 from 2-pyrrolidinone with a melting point of 123-125℃
-(3-hydroxy-4-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone was obtained. Example 14 a 10.7 g (R,S)-4-amino-3-hydroxybutyric acid and 7.2 g sodium hydroxide were dissolved in 90 ml deionized water. 5.1 g of p-methoxybenzoyl chloride was added within 2 minutes at 26° C. with stirring. At this time the temperature rose to 31°C.
The mixture was stirred vigorously for 1 hour at room temperature and then acidified with concentrated hydrochloric acid to an internal temperature of 5-10°C.
The separated solid was separated and washed with deionized water until slightly acidic (PH=about 4). As a result, (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)-3-hydroxybutyric acid having a melting point of 119-121°C was obtained. After concentration of the liquid, the same product with the same melting point could be further separated. b 2.0 g of (R,S)-4-(p-methoxybenzoylamino)-3-hydroxy-butyric acid, o
- Boiled under reflux for 52 hours with stirring in 30 ml of xylene with 12 ml of hexamethyldisilazane and 0.10 ml of trimethylchlorosilane. The mixture was evaporated. Toluene was added four times to this residue and the mixture was evaporated after each addition.
(R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)
The residue containing -5-oxo-3-trimethylsilyloxy-pyrrolidine was stirred at room temperature for 2 hours in 20 ml of ethyl acetate and 15 ml of 0.4N hydrochloric acid.
The organic phase was washed with water. The aqueous layer was back extracted with ethyl acetate. The combined organic phases were concentrated. This residue was subjected to chromatography on silica gel (particle size 0.2-0.5 mm). The product running off with ethyl acetate was again chromatographed on silica gel. Methylene chloride/ethyl acetate (1:
The crude (R,S)-1-(p-
methoxybenzoyl)-4-hydroxy-2-
Pyrrolidinone was stirred in diethyl ether at room temperature. As a result, a product with a melting point of 117-119°C was obtained. Example A 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for producing tablets of the following composition: per tablet active ingredient (micronized) 25 mg lactose (powder) ) 180 mg Corn starch (white) 275 mg Polyvinylpyrrolidone 15 mg Magnesium stearate 5 mg 500 mg Finely ground active substance, powdered lactose and a portion of white corn starch were mixed together. The mixture was sieved, moistened with an aqueous solution of polyvinylpyrrolidone, kneaded, wet granulated and dried. This granule, leftover corn starch,
and magnesium stearate,
mixed with each other. This mixture was compressed into appropriately sized tablets. Example B 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for the production of tablets with the following composition. Per tablet Active ingredient (finely ground) 20 mg Corn starch (white) 220 mg Lactose 70 mg Microcrystalline cellulose 40 mg Polyvinylpyrrolidone 20 mg Sodium carboxymethyl starch 23 mg Magnesium stearate 2 mg 395 mg Active substance finely ground, part of white corn starch , lactose, microcrystalline cellulose and polyvinylpyrrolidone were mixed together. The mixture was sieved and treated with white corn starch and water to granulate, which was dried and sieved. To this was then added sodium carboxymethyl starch and magnesium stearate, mixed and the mixture was compressed into crimp tablets of appropriate size. Example C 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for the production of tablets with the following composition: per tablet active substance (micronized) 125 mg corn starch (white) 560 mg Lactose 165 mg Microcrystalline cellulose 70 mg Polyvinylpyrrolidone 35mg Sodium carboxymethyl starch 40mg Magnesium stearate 5mg 1000mg The finely ground active substance, a portion of white corn starch, lactose, microcrystalline cellulose and polyvinylpyrrolidone were mixed together. The mixture is sieved and treated with white corn starch residue and water to form granules, which are dried;
Sifted. To this was then added sodium carboxymethyl starch and magnesium stearate, mixed and the mixture was compressed into scored tablets of appropriate size. Reference Example D 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for the production of deplex ampoules with the following composition: Active substance solution Active substance 25 mg Polyethylene glycol ad 5 ml Diluent Water for injection 5 ml The diluent was added to the contents of the active substance ampoule prior to injection. This resulted in 10 ml of a ready-to-use injection solution containing 25 mg of active substance. Reference Example E 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for the production of double ampoules with the following composition. Active Substance Solution Active Substance 25mg Glycolfurol ad 3.5ml Diluent Sodium Chloride 67.5mg Water for Injection ad 6.5ml The diluent was added to the contents of the active substance ampoule prior to injection. The result is 10 ml of a ready-for-use injection solution containing 25 mg of the active substance.
I got it. Reference Example F 1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone was used as active substance for the production of double ampoules with the following composition: Active substance solution Active substance 25 mg Polyethylene glycol 1.5 ml Glycolfurol ad 4 ml Diluent Water for Injection 6 ml Diluent was added to the contents of the active substance ampoule prior to injection. This resulted in 10 ml of a ready-to-use injection solution containing 25 mg of active substance.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、R1、R2及びR3の一つはヒドロキシを
表わし、そして他の二つは水素を表わす、] のピロリジン誘導体。 2 (R)―1―(p―メトキシベンゾイル)―
3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンである特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 3 (R,S)―1―(p―メトキシベンゾイ
ル)―3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンである
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 (R,S)―1―(p―メトキシベンゾイ
ル)―4―ヒドロキシ―2―ピロリジノンである
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 1―(3―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾ
イル)―2―ピロリジノンである特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 6 一般式 [式中、R22はモノ―、ジ―及びトリメトキシ
トリチル、トリアルキルシリル、ヘキサヒドロピ
ラン―2―イル、4―メトキシヘキサヒドロ―ピ
ラン―4―イル、アセチル、クロルアセチル、ト
リフルオロアセチル、メトキシアセチル、フエノ
キシアセチル、ベンゾイルオキシカルボニル、ト
リクロルエトキシカルボニル、トリブロムエトキ
シカルボニル及びベンゾイルホルミルから選ばれ
るヒドロキシ―保護基を表わす] のピロリジン誘導体から保護基R22を除外するこ
とを特徴とする式 のピロリジン誘導体の製造方法。 7 (R)―1―(p―メトキシベンゾイル)―
3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンを製造する特
許請求の範囲第6項記載の方法。 8 一般式 [式中、R33はベンジル、ベンジルオキシカル
ボニル、tert―ブチル、トリアルキルシリル、ヘ
キサヒドロピラン―2―イル、フルオレンカルボ
ニル、トリクロルエトキシカルボニル及びトリブ
ロムエトキシカルボニルから選ばれるヒドロキシ
―保護基を表わす] のピロリジン誘導体から保護基R33を除外するこ
とを特徴とする式 のピロリジン誘導体の製造方法。 9 一般式 [式中、R12はトリアルキルシリルを表わす] のピロリジン誘導体からトリアルキルシリル基
R12を除外することを特徴とする式 のピロリジン誘導体の製造方法。 10 一般式 [式中、R4及びR6の一つは水素を表わしそし
て他はR5と一緒になつて第二の炭素―炭素結合
を表わし、R32は水素又はベンジルもしくはベン
ジルオキシカルボニルを表わす] のピロリジン誘導体を接触還元することを特徴と
する式 のピロリジン誘導体の製造方法。 11 一般式 [式中、R1、R2及びR3の一つはヒドロキシを
表わし、そして他の二つは水素を表わす、] のピロリジン誘導体を有効成分として含有するこ
とを特徴とする脳不全症に拮抗し又は知的能力を
改善するための薬剤。 12 (R)―1―(p―メトキシベンゾイル)
―3―ヒドロキシ―2―ピロリジノンを有効成分
として含有する特許請求の範囲第11項記載の薬
剤。
[Claims] 1. General formula A pyrrolidine derivative of the formula [wherein one of R 1 , R 2 and R 3 represents hydroxy and the other two represent hydrogen]. 2 (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-
The compound according to claim 1, which is 3-hydroxy-2-pyrrolidinone. 3. The compound according to claim 1, which is (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-3-hydroxy-2-pyrrolidinone. 4. The compound according to claim 1, which is (R,S)-1-(p-methoxybenzoyl)-4-hydroxy-2-pyrrolidinone. 5. The compound according to claim 1, which is 1-(3-hydroxy-4-methoxybenzoyl)-2-pyrrolidinone. 6 General formula [Wherein R 22 is mono-, di- and trimethoxytrityl, trialkylsilyl, hexahydropyran-2-yl, 4-methoxyhexahydro-pyran-4-yl, acetyl, chloroacetyl, trifluoroacetyl, representing a hydroxy-protecting group selected from methoxyacetyl, phenoxyacetyl, benzoyloxycarbonyl, trichloroethoxycarbonyl, tribromoethoxycarbonyl and benzoylformyl], characterized in that the protecting group R 22 is excluded from the pyrrolidine derivative of A method for producing a pyrrolidine derivative. 7 (R)-1-(p-methoxybenzoyl)-
A method according to claim 6 for producing 3-hydroxy-2-pyrrolidinone. 8 General formula [Wherein R 33 represents a hydroxy-protecting group selected from benzyl, benzyloxycarbonyl, tert-butyl, trialkylsilyl, hexahydropyran-2-yl, fluorenecarbonyl, trichloroethoxycarbonyl and tribromoethoxycarbonyl] A formula characterized by excluding the protecting group R 33 from the pyrrolidine derivative of A method for producing a pyrrolidine derivative. 9 General formula [In the formula, R 12 represents trialkylsilyl] From the pyrrolidine derivative of
Formulas characterized by excluding R 12 A method for producing a pyrrolidine derivative. 10 General formula [wherein one of R 4 and R 6 represents hydrogen and the other together with R 5 represents a second carbon-carbon bond, and R 32 represents hydrogen or benzyl or benzyloxycarbonyl] A formula characterized by catalytic reduction of a pyrrolidine derivative A method for producing a pyrrolidine derivative. 11 General formula [In the formula, one of R 1 , R 2 and R 3 represents hydroxy, and the other two represent hydrogen] as an active ingredient. drugs to improve or improve intellectual performance. 12 (R)-1-(p-methoxybenzoyl)
The drug according to claim 11, which contains -3-hydroxy-2-pyrrolidinone as an active ingredient.
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