JPH0232943A - 容器包装材ならびに該包装材の製造方法及び製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器包装材、より具体的には包装材の開封を
容易にするための引裂き条片を含む容器包装材に関する
。本発明は、引裂き条片を含むそのような包装材の製造
方法及び製造装置、引裂き条片を含むそのような包装材
を使用する容器、さらにそのような容器の製造方法及び
製造装置にも関する。

本発明はある種類の巻きタバコ箱用の外側包装材の例証
的関係において以下に説明されるが、本発明は多数の他
の応用分野を有すること、また本発明はこの説明された
関係における使用に限定されないことが理解されるであ
ろう。

巻きタバコ包装の汎用形式は、いわゆる「開きぶた付き
箱」である。これは厚紙製の箱であシ、その上側部分が
ある角度で部分的に切断されているため、箱の頂部が背
面に向かつて回転でき、したがって巻きタバコが取シ出
されるのでおる。具体的には、箱の前面が頂部から事前
設定された距離だけ下がった個所において横に切断され
ておフ、各側面は該前面切断の隣接端から該前面切断個
所よりも頂部に近い背面の個所まで切断されている。こ
れは、側面の切断部が箱の天面及び底面に対して平行で
はなく、箱の背面に向かつて上シ勾配となっていること
全意味する。換言するならば、前面及び側面の切断部に
より定められる平面は箱の鉛直軸（つまυ前面、背面な
らびに側面がそれに実質的に平行である軸〕に対して（
垂直ではなく）斜めになっている。

そのような箱の内容物を新鮮な状態に保っために、箱を
外側包装材で包むことが通例であるが、その包装材は大
ていポリプロピレンフィルムつまり帯材である。この外
側包装材の除去を容易にするために、主として引裂きテ
ープが（箱の回転可能な上側部分と残留する下側部分と
の間の分割１に形成する）前記切断部の付近における外
側包装材の内面に設けられる。この引裂きテープは、箱
の鉛直軸に垂直な平面において箱の周囲に環状に延びて
いる。箱を開けるために、引裂きテープが箱から引ぎは
かされる。

これによりポリプロピレン帯材が引き裂かれるため、帯
材と引裂きテープが除去され、ま九廃棄される。次いで
、箱の上側部分が前記のように背面に回かつて回転でき
る。

最近は、巻きタバコの使用に伴うぐずの量を低減するこ
とに関心が集まっている。このためには、ポリプロピレ
ン製の外側包装材の大半ないしすべてを箱の開封後に箱
に装着された状態に保つことが望ましい。これは、加熱
収縮あるいは外側包装材の箱への接着などの手段により
達成できる。次に引裂きテープを引っ張るならば、引裂
きテープと外側包装材の密接する環状部分だけが分離さ
れる。外側包装材の上側及び下側部分は、箱に接着され
たままである。これに関する問題は、引裂きテープが箱
の鉛直軸に垂直な平面に位置するのに対し、箱の上側部
分と下側部分との間の分割葎は該軸に対して斜交する平
面を定めるため、外側包装材の残部が箱のその後の開き
を阻害しがちであるという点に存する。

前記の支障のゆえに、本発明の目的は前記の形式の容器
に対する改良された外側包装材を提供することにある。

本発明のより具体的な目的は、外側包装材が用いられる
容器の部分間の分割線に合致する引裂きテープを有する
外側包装材を提供することにある。

本発明の上記及びその他の目的は、その縦切片の少なく
ともいくつかが他の縦切片に対して斜めになっている引
裂きテープを有する外側包装材において、該テープの形
状〔パターン〕が該包装材を用いる容器の相対可動部分
間の分割線に合致するように成形できる外側包装材を提
供することによる本発明の原理にしたがって達成される
。本発明は、そのような外側包装材を含む容器、またそ
のような包装材及び容器の製造方法及び製造装置をも包
括する。

本発明のその他の特徴ならびにその本質及び種々の長所
は、添付図面及び好ましい冥施態様の以下の詳細な説明
からより明らかにされる。

第１図は、先行技術の巻きタバコ箱の概略斜視図である
。

第２図は、本発明の原理に基づく箱を示す第１図に類似
した斜視図である。

第３図は、本発明の外側包装材を製造するために本発明
の原理に基づいて製作され九例証的装置の簡略化された
概略部分立面図である。

第４図は、第３図の装置の平面図である■第５図は、第
３図及びＭ４図の装置により製造された外側包装材を適
用する之めに本発明の原理に基づいて製作された例証的
装置の簡略化された概略部分立面図である。

第１図嫁、従来の開きぶた付き巻きタバコ箱ｌＯを示し
ている。箱ｌＯは、前＠１２、背面１４、左側面１６、
右側面１８、天面２０、底面２２を有する。１２，１４
，１６．１８の各面はすべて、箱の鉛直軸２４に実質的
に平行である。２０及び２２０面は、該軸に実質的に垂
直である。前面１２は、天面２０から事前設定距離だけ
下がつ九位置２６において水平に切断されている。側面
１６及び１８のそれぞれも、２８及び３０において、す
なわち切断ＩＫ２６の隣接端から該１１２６よりも天面
２０に近い背面１４の個所まで切断されている。し九が
って切断４１２８及び３０は水平ではなく、箱の背面に
向かつて上シ勾配になっている。背面１４は代表的には
切断１［２Ｂ及び３０の後端間で水平に刻み目をつけら
れているため、（以下に説明される］外側包装材が除去
されたならば、（切断１１２６．２８．３０により定め
られる分割線の上側の］箱の上側部分１０　、ａは上方
へ、したがって背面１４ｔ−この刻み線に沿って曲げる
ことにより後方へ回転できる。

箱１０は代表的には透明な外側包装材４０で完全に包ま
れており、該包装材は一般にはポリプロピレンφフイ〃
ムから作られるが、代案的には他の適合し丸帯材、例え
ばビニール・フィルムなども使用できる。包装材４０は
、箱が完全に組み立てられ、また充てんされた後に、そ
れを箱の周囲に包装することにより代表的に適用される
。引裂きテープ４２は代表的には着色されているが必ず
しも着色を要しないポリプロピレン・フィルムから成シ
、外側包装材４０の除去を容易にするために、箱１０の
頂部近くの外側包装材４０の円面に設けられる。引裂き
テープ４２の小木！４４は箱の一方の縁から突き出して
いるため、喫煙者はそれをつかんで引裂きテープを引張
り始めることができる。引裂きテープ４２が箱から引き
はがされる時に、それは外側包装材４０の隣ＭＰ部分を
引裂く。引裂きテープ４２は箱のまわ）に環状に巻か・
れているため、外側包装材４０も箱のまわりに環状に引
き裂かれ、したがって容易に除去及び廃棄できる。これ
により、ｌ１ｌＯは前述のように上側部分１０＆ｔ−上
方へ、また背面に同かつて回転させることができる。

引裂きテープ４２は水平な平面において箱１０のまわシ
ｔ−環状に延びているが、′ｍ１０の上側部分１０ａと
下側部分１０ｂとの間の分割線は水平ではなく、鉛直軸
２４に対して斜めであることに留意すべきである。これ
は、外側包装材４０が引裂きテープ４２の引張シ後に箱
から除去されないかぎシ、包装材４０の残余が箱の開き
を不適当に阻害しがちであることを意味する。

そのため、外側包装材４０を箱ｌＯに固定することが生
じるくず量を減少する点では望ましいにもかかわらず、
これまではそうすることができなかったのである。

第２図は、％ｉｌ　Ｏに類似してはいるが、本発明に基
づいて修正された外側包装材１４０を有する箱１１０を
示しておシ、引裂きテープ１４２は切断Ｎ２６，２８．
３０により定められる分ＩＩＪｉＩの全部分に合致して
いる。箱１１０の前面に沿って、引裂きテープ１４２の
縦切片１：ｌは水平であシ、また切断部２６に重なる。

箱１１０の右側面に沿って、引裂きテープ１４２は縦切
片ａを有するが、それは傾斜し、また切断部３０に重な
る。箱１１０の右側面に沿って、引裂きテープ１４２は
縦切片Ｃを有するが、それも傾斜し、ま几切断部２８に
重なる。箱１１０の背面に沿って、引裂きテープ１４２
はもうひとつの水平な縦切片ｄを有するが、それは背面
１４における前述の刻み目線に重なる。したがって、引
裂きテープ１４２が引きはがされる時には、それは包装
材１４０を所望通シに正確に引き裂くため、箱１１０は
包装材の残片により妨害されることなく開かれる。これ
は、必要であるならば、包装材１４０は箱１１０が開か
れた後にその上に残留し得ることを意味する。つまり、
容器１１０はそのよう罠製作できる念め、包装材１４０
は実際に（例えば、従来の接着剤により、あるいは箱へ
の包装材１４０の従来の収縮包装により）箱１１０に固
着される。

第３図及び第４図は、包装材１４０のような外側包装材
の製造に適した方法及び装置を示している。包装材料（
例えば、従来のポリプロピレン・フィルム）の連続帯材
１５０が供給ロール材１５２から引き出され、さらに駆
動式押えローラ１５４と１５６との間の間げき（ｎｉｐ
　）を通過する。引裂きテープ材料（例えば、従来のポ
リプロピレン・フィルム、従来のモノフィラメント・ポ
リプロピレン繊維、従来のマルチフィラメント天然ない
し合成繊維索など）の連続条１６−０が供給ロール材１
６２から引き出され一同様にローラ１５４と１５６との
間の間げきを通過する。条１６０は、ローラ１５４及び
１５６への途中で、中空チューブ１７０金通過するが、
該チューブは条をローラ間げきへ直接的に送り込む。チ
ューブ１７０は往復台１７２により支持されるが、該往
復台は帯材１５０の縦軸１５４Ａに垂直な運動のための
レール１７４ａ及び１７４１）上に配設されている。

ソー１％／１７４上の往復台１７２の位置は、回転する
円１１１ｉｉ１１８０の環状外表面にあるカム軌道１８
２の中へ往復台１７２から突出するカム従動子ピン１７
６により制御される。具体的には、カム軌道１８２は縦
軸１５４Ａに合致するいくつかの切片（ｂ及びｄ）と、
該軸に対して傾斜する他の切片（＆及び０〕と金有する
。カム従動子ピン１７６が傾斜したカム軌−道切片ａま
たはＣのいずれかにある場合には、往復台１７２とチネ
ープ１７０は円胴１８０の回転につれて縦軸１．５４Ａ
に垂直な方向に（第４図に示されるように）上下運動を
する。これにより、チューブ１７０は縦軸１５４Ａに対
して傾斜した引裂きテープ条１６０の切片（つまシ切片
ａまたはｏ）ｔ−製作する。カム従動子ピン１７６がカ
ム軌道切片ｂｌたはＯのいずれかにある場合には、往復
台１７２とチューブ１７０は円胴１８０が回転して静止
している。これにより、チューブ１７０は縦軸１５４Ａ
に平行な引裂きテープ条の切片（つまシ切片すまたはｄ
）を製作する。

円胴１８０は、帯材１５０上に所望の引裂きテープ形状
を生み出すために、装置の他の部分との同期機構１９０
を以て構成及び駆動されている。図示された実施態様で
は、これは４つの縦切片＆−Ｃ１の縦方向に反復される
パターンとなっている。切片ａは、容器の頂部に近い帯
材縁から離れる帯材１５０の運動方向に軸１５４Ａに対
して傾斜している。切片すは、容器の底部に近い帯材縁
に近い切片乙の端から軸１５．４　Ａに平行に延びる。

切片Ｃは、切片ａから離れた切片すの端から延び、また
切片ａとは逆方向に傾斜している。切片ｄは、切片すか
ら離れた切片０の端から軸１５４Ａに平行に延びる。縦
軸１５４人に平行な切片ｂ−＋１のそれぞれの寸法は、
帯材１５０の関連する縦部分が充当する相対容器面１２
及び１４に等しい。切片ｄは軸１５４Ａに平行であシ、
また外側包装材が容器のまわシに包装される際の重複の
ためのいくらかの過剰帯材１５０を残すために、容器の
背面１４の幅よりも少し長くなっている。切片ａ及びＣ
の傾斜角度は、切断部２８及び３０の傾斜角と同じであ
る。

チューブ１７０から出た直後に、引裂きテープ条１６０
は両要素１５０及び１６０が押えローラ１５４と１５６
との間の間げきを通過する際に帯材１５０に強く押し付
けられる。これによυ、条１６０が帯材１５０に固着す
る。必要ならば、この固着は多くの方法のいずれかによ
り促進することができる。例えば、ローラ１５４及び１
５６のいずれか、あるいは両方を圧印加工ローラとして
、要素１５０及び１６０の一方または両方を互いに圧入
することができる。この方法の代案として、あるいはそ
れに付加して、要素１５０及び１６０の一方または両方
（好ましくは要素１５０）ｔ−１従来のろう、従来の感
圧性接着剤、従来の感熱性接着剤、従来のアクリル被覆
剤などの接着剤で被覆し、両要素がローラ１５４と１５
６との間を通過する際に引裂きテープ条１６０が帯材１
５０へ固着するのを促進することができる。ローラ１５
４及び１５６の一方または両方を何らかの従来の装置１
９２を用いて加熱することにより、両要素１５０及び１
６０の固着をさらに促進し、とシわけ使用される感熱性
接着剤やアクリル被覆剤などを活性化することもできる
０ ゛帯材１５０への引裂きテープ条１６０の固着を高める
ことに加えて、ローラ１５４及び１５６により加えられ
る圧力及び熱は、従来の引裂きテープの当初は実質的に
丸い条１６０を平担形状に伸ばすことに用いられる。丸
い条１６０の使用は（それがローラ１５４及び１５６に
より平らにされるか否かを問わず〕、数条が隣接する切
片ａ　−’ｆＬ間の移行個所で曲がる際の条１６０にお
けるしわの生成を阻止するために望ましい。

ローラ１５４及び１５６ｔ−通過した後に、帯材１５０
及びそれに固着した引裂きテープ１６０ｉステーＶＨン
２００に達するが、そこで横断１１２０２に沿って普通
に切断されるか、あるいは少なくとも穿孔されて半製品
２０４ｔ−形成し、それらは第２図及び第５図に示され
たようなひとつの箱１１０ｔ−包装するためにそれぞれ
使用される。図示された実施態様では、帯材１５０のこ
の切断ないし穿孔は、回転するナイフ円胴２１Ｏ（環状
に配置されたいくつかの刃２１２を具備〕と共同回転す
るアンビル円１１１ａ１２１４との間に帯材１５０を通
すことにより行われる。

このナイフ円胴２１０は、装置の他の部位との同期機構
１９０において回転することに留意すべきである。さら
に、切断部ないし穿孔部２０２はテープ切片ａとｂとの
間の移行部分近くに位置すること、また切断部ないし穿
孔部２０２のそれぞれは末端１４４（第２図参照）を得
るために引裂きテープの位置に小さなＵ形状部分を含む
ことにも留意すべきである。

ステーＶヨン２００ｔ−通過した後に、帯材１５０は（
成形済みの引裂きテープ１６０と共に）第５図に示され
た装置に達する。外側包装材１４０を接着剤により当該
箱１１０に固定したい場合には、引裂きテープ１６０が
ローラ２２０．２２２などの適合した従来の装置により
固着された帯材１５０の表面の大部分に接着剤を塗布す
ることができる。このようにして接着剤が塗布されるか
否かを問わず、帯材１５０は従来の包装装置２３０に送
られるが、該装置には包装以外の工程が完了した箱１１
０も列２３２を成して供給される。（装置の他の部位と
の同期機構１９０において稼動する）包装装置２３０は
、−枚の外側包装材半製品を各輪１１０の周囲に巻き付
けて密封するため、引裂きテープ１６０は帯材１５０の
内側に位置することになる。包装された箱１１０は、包
装装置２３０から列２３４を成して排出される。包装さ
れた各輪１１０が、第２図に示されたものである。具体
的には、各輪の引裂きテープ１４２は、箱の上側部分と
下側部分との間の分割線を定める切断部２６　、、、２
８　、３０と正確に合致している。

箱１１０をさらに加工することが必要であるならば、そ
れは装置２４０により行われる。例えば、箱１１０が収
縮包装されるのであれば、装置２４０は外側包装材１４
０を当該箱１１０の周囲に緊密かつ平滑に収縮させるた
めの従来の装置（つｔｂ加熱装置〕とすることができる
。

前記の仕様は本発明の原理の例証にすぎないこと、また
種々の変・更態様が本発明の範囲及び精神から逸脱する
ことなく当業者により実施され得ることが理解されるで
あろう。例えば、箱の相対可動部分間の分割線は興なる
形状を有し得るのであシ、また引裂きテープのパターン
もそれに応じて変更することができる。同様に、第３図
及び第４図では帯材１５０上の所望の引裂きテープ形状
を製作するための一方法が示されているが、当業者はこ
の結果を得るための他の多くの方法を考え付くであろう
。例えば、往復台１７２はモーターあるいはソレノイド
により駆動することができる。他の例として、条１６０
はそれをカム表面上を直接的に通過させることにより屈
折させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、先行技術の巻きタバコ箱の概略斜視図である
。 第２図は、本発明の原理に基づく箱を示す第１図に類似
した斜視図である。 第３図は、本発明の外側包装材を製造する丸めに本発明
の原理に基づいて製作さ、れた例証的装置の簡略化され
た概略部分立面図である。 第４図は、第３図の装置の平面図である。 第５図は、第３図及び第４図の装置により製造された外
側包装材を適用するために本発明の原理に基づいて製作
された例証的装置の簡略化された概略部分立面図である
。 １０・・・開きぶた付き巻きタバコ箱、ｌＯａ・・・上
側部分、１０ｂ・・・下側部分、１２・・・前面、１４
・・・背面、１６・・・左側面、１８・・・右側面、２
０・・・天面、２４・・・鉛直軸、２６．２８．３０・
・・切断部、４０・・・包装材、４２・・・引裂きテー
プ、１１０・・・開きぶた付き巻きタバコ箱、１４０・
・・包装材、１４２・・・引裂きテープ、１５０・・・
帯材、１５４゜１５６・・・押えローラ、１５４Ａ・・
・縦軸、１６０・・・テープ条、ｌ　７０・・・チュー
ブ、１７２・・・往復台、１７６・・・カム従動子ピン
、１８２・９．カム軌道、２３０・・・包装装置、２４
０・・・装置、ａ　、ｂ　。 ｃ、ｃｌ・・・切片 特許出願人　　　フィリップ・モーリス・プロダクツ・
インコーホレイテラ ド 手 続 補 正 書 ３゜ 補正をする者 事件との関係 補ｑ叱脚入 缶−一曇−ｉ ４゜ 代 理 人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、実質的に矩形のシートと、該シートの主軸に一般に
   平行な該シートの一表面に固着した細長く比軟的狭い条
   とから成り、該条が該シート上に非直線状に配設される
   ことを特徴とする容器包装材。 ２、細長い条が、少なくともその部分のいくつかが他の
   部分に対して傾斜している複数の隣接する縦部分から成
   る形状を以て、シート上に配設される請求項１記載の容
   器包装材。 ３、シートがポリプロピレン・フィルムから成る前記請
   求項のいずれかに記載の容器包装材。 ４、細長い条が、ポリプロピレン・フィルム、モノフィ
   ラメント・ポリプロピレン繊維、マルチフィラメント天
   然繊維索あるいはマルチフィラメント合成繊維索から成
   る前記請求項のいずれかに記載の容器包装材。 ５、細長い条が、該条及び該シートを共に圧印加工する
   ことにより該シートの表面に固着される前記請求項のい
   ずれかに記載の容器包装材。 ６、細長い条が接着剤により該シートの表面に固着され
   る請求項１〜４のいずれかに記載の容器包装材。 ７、接着剤がろう、アクリル接着剤、感圧性接着剤ある
   いは熱活性接着剤である請求項６記載の容器包装材。 ８、容器に適用される前記請求項のいずれに記載の容器
   包装材。 ９、シート及び条の相対強度が選定されているため、容
   器包装剤が該条を該シートの下側にして使用される容器
   から該条が引き出される際に、該条が無傷の状態で該シ
   ートを引き裂く請求項８記載の容器包装材。 １０、前記請求項のいずれかに記載の複数の連続的に結
   合された容器包装材を含む帯材において、細長い条が第
   １、第２、第３、第４縦部分から成る縦に反復される形
   状を以て該帯材上に配設され、各第１部分は帯材の縦軸
   に平行で、各第２部分は帯材の縦軸に交差し、各第３部
   分は帯材の縦軸に平行であるが、当該第１部分からは縦
   方向及び横方向に離れており、各第４部分は帯材の縦軸
   に交差することを特徴とする帯材。 １１、容器の少なくとも二面が分割線に沿つてさらに分
   割されるため、容器が第１及び第２の相対可動部分に分
   割され、該分割線が容器の縦軸に対して斜めである平面
   にある内側の直方体容器と、該容器の第１部分及び第２
   部分を包囲し、シートと該シートの内面に固着され、ま
   た前記分割線に合致した引裂き条とから成る該内側容器
   の外側を包む外側包装材とから構成される包装された容
   器。 １２、シート及び引裂き条の相対強度が選定されている
   ため、該引裂き条が内側容器から引き出される際に、該
   引裂き条が無傷の状態で該シートを引き裂く請求項１１
   記載の容器。 １３、外側包装材が内側容器に固定されている請求項１
   １または１２記載の容器。 １４、外側包装材が接着剤により内側容器に固定される
   請求項１３記載の容器。 １５、外側包装材が、該包装材を内側容器のまわりに包
   装した後に、外側包装材の収縮により内側容器に固定さ
   れる請求項１３記載の容器。 １６、外側包装材が熱により収縮する請求項１５記載の
   容器。 １７、下記の工程 （ｉ）細長い帯材の縦方向の供給、 （ｉｉ）該帯材よりも狭い細長い条の供給、（ｉｉｉ）
   該条を該帯材の表面に接触するように縦方向に供給し、
   該条の少なくともいくつかの縦部分を該条の他の縦部分
   に対して傾斜させる工程、 （ｉｖ）該条の該帯材面への固定 から構成される容器用包装材の製造方法。 １８、条の連続する縦部分が、帯材面の各縦部分に接触
   するように供給される請求項１７記載の方法。 １９、条が第１、第２、第３、第４縦部分から成る縦に
   反復される形状を以て帯材と接触するように供給され、
   第１部分は帯材の縦軸に平行で、第２部分は該縦軸に交
   差し、第３部分は該縦軸に平行であるが、当該第１部分
   からは縦方向及び横方向に離れており、第４部分は該縦
   軸に交差することを特徴とする請求項１８記載の方法。 ２０、細長い条が、該条及び帯材を共に加圧することに
   より、該帯材面に固定される請求項１７、１８または１
   ９記載の方法。 ２１、条及び帯材が、それらを一対のローラ間の間げき
   に通すことにより、共に圧縮される請求項２０記載の方
   法。 ２２、ローラの一方が加熱される請求項２１記載の方法
   。 ２３、 （ｉ）細長い帯材の縦方向の供給装置、 （ｉｉ）細長い条材の供給装置、 （ｉｉｉ）該条を該帯材の表面に接触するように供給し
   、該条の少なくともいくつかの縦部分を該条の他の縦部
   分に対して傾斜させる装置ならびに（ｉｖ）該条を該帯
   材に固定する装置 から構成される容器用包装材の製造装置。 ２４、条を帯材に固定する装置が、該条及び該帯材と共
   に圧縮する装置から成る請求項２３記載の装置。 ２５、圧縮装置が一対の押えローラ間の間げきから成る
   請求項２４記載の装置。 ２６、少なくともローラの一方を加熱する装置から成る
   請求項２５記載の装置。