JPH0232795B2 - - Google Patents

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JPH0232795B2
JPH0232795B2 JP57165557A JP16555782A JPH0232795B2 JP H0232795 B2 JPH0232795 B2 JP H0232795B2 JP 57165557 A JP57165557 A JP 57165557A JP 16555782 A JP16555782 A JP 16555782A JP H0232795 B2 JPH0232795 B2 JP H0232795B2
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JP
Japan
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hall
hall voltage
voltage detection
epitaxial layer
semiconductor region
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57165557A
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English (en)
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JPS5955064A (ja
Inventor
Kyoshi Nishimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP57165557A priority Critical patent/JPS5955064A/ja
Publication of JPS5955064A publication Critical patent/JPS5955064A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N52/00Hall-effect devices
    • H10N52/101Semiconductor Hall-effect devices

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  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ホール素子の内部にトランジスタ
を設置してホール電圧の検出を可能にしたホール
素子に関する。
従来、ホール素子では、半導体基板のエピタキ
シヤル層に形成されたオーミツクコンタクトによ
つてホール電圧を検出している。第1図及び第2
図は従来のホール素子を示しており、第1図はそ
の平面構造、第2図は第1図の〜線断面を示
す。即ち、P型の半導体基板2の表面部にエピタ
キシヤル層4が形成され、このエピタキシヤル層
4はP+型拡散を半導体基板2を直交する方向に
形成した分離領域6で区画されて他の領域と分離
されている。このように分離領域6で区画された
エピタキシヤル層4の長手方向の縁部には、ホー
ル電流供給用の拡散領域8,10が形成され、各
拡散領域8,10には電極12,14がそれぞれ
形成されている。また、エピタキシヤル層4の幅
方向の縁部分には、ホール電圧を検出するための
ホール電圧検出部16,18が形成され、このホ
ール電圧検出部16,18にはP型の拡散領域2
0,22が形成されている。各拡散領域20,2
2からエピタキシヤル層4の表面層に臨む部分に
は、エピタキシヤル層4と同電型であるN+型の
オーミツクコンタクト部24,26が形成され、
各オーミツクコンタクト部24,26の表面部に
は検出されるホール電圧を取り出すための電極2
8,30が形成されている。なお、32は酸化膜
である。
そこで、各拡散領域8,10の間にホール電流
を流すとともに、このホール電流に直交する方向
に磁束を鎖交させると、ホール電圧検出部16,
18の拡散領域20,22の間にホール電圧が発
生し、電極28,30の間からかかるホール電圧
を取り出すことができる。
このようなホール素子では、ホール電圧検出の
ために設置されたオーミツクコンタクト部24,
26は、検出精度を高めるため、その形状を小さ
くし、ホール電流の分布を乱さないように、その
大きさ等において相当な精度が必要とされるが、
十分な精度が得られない場合には、ホール電流の
電流分布が乱れ、ホール電圧の低下や十分なゲイ
ンが得られない等の欠点がある。
そこで、この発明は、トランジスタを以てホー
ル電圧を高効率で検出可能にしたホール素子の提
供を目的とする。
即ち、この発明のホール素子は、分離領域6で
区画された半導体領域(エピタキシヤル層4)に
ホール電流を流す拡散領域8,10を一定の間隔
を置いて形成するとともに、前記半導体領域に流
れる前記ホール電流の流れ方向と直交方向にホー
ル電圧を検出する一対のホール電圧検出部16,
18が設定されたホール素子において、前記ホー
ル電圧検出部の前記半導体領域をベースに設定
し、かつ、その半導体領域にエミツタ37,44
及びコレクタ38,46を形成して成るトランジ
スタ34,36を設置し、前記ホール電圧検出部
に発生した前記ホール電圧を前記トランジスタを
通して取り出すようにしたものである。
以下、この発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
第3図ないし第5図はこの発明のホール素子の
実施例を示し、第3図はその平面形状、第4図は
第3図の−線断面、第5図はホール電圧検出
回路を示す。この実施例において、第1図及び第
2図に示したホール素子と同一部分には同一符号
が付されている。
第3図及び第5図に示すように、P型半導体で
形成された半導体基板2の表面層には半導体領域
としてのエピタキシヤル層4が形成され、このエ
ピタキシヤル層4は、半導体基板2に直交する方
向に形成されたP+型の分離領域6で区画され、
半導体基板2上に形成されるエピタキシヤル層4
の他の領域と分離されている。
このように区画されたエピタキシヤル層4の長
手方向の縁部近傍には、ホール電流供給用の拡散
領域8,10が形成され、また、エピタキシヤル
層4の幅方向には、ホール電圧の検出領域として
ホール電圧検出部16,18が設定されている。
ホール電圧検出部16,18には、その領域のエ
ピタキシヤル層4をベースとしたホール電圧検出
用のトランジスタ34,36が形成されている。
即ち、ホール電圧検出部16には、ベースとなる
エピタキシヤル層4を挟んで一定の間隔でP型拡
散によりエミツタ37及びコレクタ38が形成さ
れ、同様にホール電圧検出部18にもエミツタ4
4及びコレクタ46が形成されている。したがつ
て、トランジスタ34,36は、エピタキシヤル
層4をベースとするラテラル型のトランジスタを
構成している。そして、エミツタ37,44には
エミツタ電極40,48、また、コレクタ38,
46にはコレクタ電極42,50が形成されてい
る。なお、52は酸化膜である。
そして、各ホール電圧検出部16,18に形成
された各トランジスタ34,36は、第5図に示
すように、差動増幅器を成すホール電圧検出回路
として構成される。即ち、エミツタ電極40,4
8は共通に接続されるとともに、各エミツタ電極
40,48に抵抗54が接続され、電源端子56
を通して電源電圧Vccが加えられ、また、各コレ
クタ電極42,50は、抵抗58,60を介して
接地されている。
このように構成すると、拡散領域8,10の間
にホール電流を流すとともに、このホール電流に
直交する方向、即ち、エピタキシヤル層4の垂直
方向に磁界を鎖交させれば、ホール電圧検出部1
6,18間には磁界に応じたホール電圧が発生す
る。
このホール電圧は、ホール電圧検出部16,1
8に形成されているトランジスタ34,36のベ
ース間に生じることになる。トランジスタ34,
36は、直列に接続されて差動増幅器を構成して
いることから、トランジスタ34,36のベース
間にホール電圧が加わると、各ベース入力電圧が
ホール電圧によつて相対的に変化することにな
る。この結果、ホール電圧に応じた出力がコレク
タ電極42,50から何等外部回路を伴うことな
く、差動増幅されて取り出されることになる。
このため、このホール素子では、ホール電圧検
出部16,18にトランジスタ34,36を形成
してホール電圧を検出するので、従来のようなポ
イントコンタクトを形成する必要はなく、従来の
ポイントコンタクトと異なつて、ホール電圧の検
出がエミツタ注入による各トランジスタ34,3
6に対するベースインピーダンスとなるため、各
トランジスタ34,36がホール電流分布を乱す
ことがなく、トランジスタ34,36では、ポイ
ントコンタクトと異なり、ホール電圧の検出効率
を高めることができる。
そして、実施例のようにトランジスタ34,3
6で差動増幅器を構成すれば、ホール素子上にホ
ール電圧の検出とともに、その出力増幅を行うこ
とができるので、従来のホール素子のように、別
に増幅器を必要とするものに比較して、回路構成
の簡略化を図ることができ、省面積型のホール素
子を形成することができる。
なお、実施例では半導体基板2をP型半導体と
した一導電型のものについて説明したが、反対導
電型のホール素子に実施しても同様の効果が期待
できる。
また、ホール電圧検出部には、ホール電圧検出
のための検出素子として電界効果トランジスタを
設置しても同様の効果が得られる。
以上説明したように、この発明によれば、ホー
ル電圧検出部に該検出部の半導体領域をベースに
設定して形成されたトランジスタを設置し、ホー
ル電圧検出部に発生したホール電圧をトランジス
タを通して取り出すようにしたので、従来のポイ
ントコンタクトによるものに比較し、ホール電流
に影響を与える等の不都合がなく、ホール電圧の
検出効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホール素子の平面図、第2図は
第1図に示すホール素子の−線断面図、第3
図はこの発明のホール素子の実施例を示す平面
図、第4図は第3図に示したホール素子の−
線断面図、第5図は第3図に示したホール素子を
用いたホール電圧検出回路を示す回路図である。 4……エピタキシヤル層(半導体領域)、6…
…分離領域、8,10……拡散領域、16,18
……ホール電圧検出部、34,36……トランジ
スタ、37,44……エミツタ、38,46……
コレクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分離領域で区画された半導体領域にホール電
    流を流す拡散領域を一定の間隔を置いて形成する
    とともに、前記半導体領域に流れる前記ホール電
    流の流れ方向と直交方向にホール電圧を検出する
    一対のホール電圧検出部が設定されたホール素子
    において、 前記ホール電圧検出部の前記半導体領域をベー
    スに設定し、かつ、その半導体領域にエミツタ及
    びコレクタを形成して成るトランジスタを設置
    し、前記ホール電圧検出部に発生した前記ホール
    電圧を前記トランジスタを通して取り出すように
    したことを特徴とするホール素子。
JP57165557A 1982-09-22 1982-09-22 ホ−ル素子 Granted JPS5955064A (ja)

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JP57165557A JPS5955064A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ホ−ル素子

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JP57165557A JPS5955064A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ホ−ル素子

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JPS5955064A JPS5955064A (ja) 1984-03-29
JPH0232795B2 true JPH0232795B2 (ja) 1990-07-23

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JP57165557A Granted JPS5955064A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 ホ−ル素子

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US8035932B2 (en) 2007-09-20 2011-10-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Lorentz magnetoresistive sensor with integrated signal amplification
US8633074B2 (en) 2008-09-17 2014-01-21 Spansion Llc Electrically programmable and erasable memory device and method of fabrication thereof

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562691A (en) * 1979-06-21 1981-01-12 Rohm Co Ltd Hall-effect device

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JPS562691A (en) * 1979-06-21 1981-01-12 Rohm Co Ltd Hall-effect device

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JPS5955064A (ja) 1984-03-29

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