JPH0232608A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH0232608A
JPH0232608A JP1143921A JP14392189A JPH0232608A JP H0232608 A JPH0232608 A JP H0232608A JP 1143921 A JP1143921 A JP 1143921A JP 14392189 A JP14392189 A JP 14392189A JP H0232608 A JPH0232608 A JP H0232608A
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circuit
terminal
emitter
emitter follower
constant current
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JP1143921A
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English (en)
Inventor
Jimmie D Felps
ジミー・ドイル・フェルプス
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/50Amplifiers in which input is applied to, or output is derived from, an impedance common to input and output circuits of the amplifying element, e.g. cathode follower

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は増幅回路に関し、特に自動的負荷電流補償機能
を備え、ひずみの低いX増幅回路に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
ひずみが低く、性能が負荷電流によって比較的左右され
ない増幅器を製造することが駆動増幅器の分野における
課題である。一般に用いられる駆動増幅器は周知幡エミ
ッタ・フォロワ回路である。
このエミッタ・フォロワ回路はトランジスタのベースに
接続された入力とトランジスタのエミッタ代 に接続さでた出力とを有する簡単な共通コレクタ・トラ
ンジスタ増幅器である。エミッタ・フォロワ回路の利点
は中位から高インピーダンスの負荷の場合、この回路の
利得がほとんど1に等しいということである。従って、
エミッタ・フォロワ回路は本質的に低ひずみの入力電圧
信号を複製(replicate)する単位利得増幅器
(unity gainampl if 1er)であ
る。エミッタ・フォロワに取り付けられた負荷が逆成端
された (reverseter+m1nated) 
50オームの伝送線等の低インピーダンス値である場合
、逆成端抵抗のインピーダンスを負荷のインピーダンス
に整合させることによって0.5の利得を得ることがで
きる。このような構成の困難さは、エミッタ・フォロワ
回路の出力インピーダンスと前記回路の利得がトランジ
スタのエミッタを導通する電流の関数であるということ
である。従って、負荷抵抗又は、負荷電流に何らかの相
当な変化が生ずると、出力インピーダンスの変化、した
がって負荷電流の非線形関数であるエミッタ・フォロワ
回路の利得の変化によって、エミッタ・フォロワ回路の
動作にひずみが生ずる。
〔発明の目的〕
本願発明の目的は上述の問題点を解消し、ひずみの低い
増幅回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
従来の問題点は本発明に係る増幅回路によって解決され
かつ技術的な向上が達成される。本発明は伝送線等の低
インピーダンス負荷を駆動するためエミッタ・フォロワ
回路を用いる。エミッタ・フォロワ回路のエミッタに一
定の電流が流れるようにするため、エミッタ・フォロワ
・トランジスタのエミッタ端子に定電流源が接続される
。定電流源から負荷に流れる負荷電流を相殺するための
補償回路が備えられ、それによってエミッタ・フォロワ
・トランジスタのエミッタへの一定な電流の に導通が保証される。この補償回路はエミッタ・フォロ
ワ回路と並列接続される。本発明に係る一実施例では、
この補償回路は、基本エミッタ・フォロワ駆動増幅器と
導通形式が反対の共通エミッタ増幅器である。このよう
に補償回路はエミッタ・フォロワ駆動増幅器の鏡像で(
mirror image)であり、入力信号の補数(
complement)によって起動されるとエミッタ
・フォロワ駆動増幅器と同様に応答する。特定の入力信
号によって発生するエミッタ・フォロワ駆動増幅器内の
エミッタ電流のいかなる変化も補償回路に入力信号の補
数を印加することによって補償回路内で正確に複製され
る。
この補償回路の出力は定電流源に供給され、エミツタ・
フォロワ・トランジスタのエミッタ端子から負荷に流れ
出る電流と置換えられる。それによって、エミッタ・フ
ォロワ駆動増幅器のエミッタ端子内は一定電流に維持さ
れる。このようにして、低インピーダンスの負荷の場合
でも本発明の増幅回路では比較的一定の利得と出力イン
ピーダンスが得られ、それによって伝送線等の低インピ
ーダンス負荷のための低ひずみの駆動回路が提供される
。更に改良された点は本増幅器回路の入力インピーダン
スが増加された点である。
〔発明の実施例〕
駆動増幅器の分野ではひずみが低く、その性能が負荷電
流によって比較的左右されない増幅器を製造することが
課題である。一般に用いられる駆動増幅器は周知のエミ
ッタ・フォロワ回路である。
エミッタ・フォロワ回路はトランジスタのベースに接続
された入力とトランジスタのエミッタに接続された出力
とを有する簡単な共通コレクタ・トランジスタ増幅器で
ある。工°ミッタ・フォロワ回路の利点は、中位から高
インピーダンスの負荷の場合、この回路の利得はほとん
ど1に等しいことである。従ってエミッタ・フォロワ回
路は本質的に低ひずみの入力電圧信号を複製する単位利
得増幅器である。エミッタ・フォロワ回路に取り付けら
れた負荷が逆成端された50オーム等の伝送線のように
インピーダンス値が小さい負荷である場合は、逆成端抵
抗のインピーダンスと負荷のインピーダンスを整合する
と0.5の利得が生ずる。このような構成の困難さは、
エミッタ・フォロワ回路の出力インピーダンスとこの回
路の利得の双方ともトランジスタのエミッタを導通する
電流の関数であるということである。従って負荷インピ
ーダンス又は負荷電流に相当の変化が生ずると、出力イ
ンピーダンスの変化、したがって、負荷電流の非線形関
数であるエミッタ・フォロワ回路の利得の変化によって
エミッタ・フォロワ回路に動作にひずみが生ずる。
本発明に係る増幅回路はエミッタ・フォロワ回路のエミ
ッタに一定な電流を供給するためエミッタ・フォロワ・
トランジスタのエミッタ端子に接続された定電流源を使
用する。定電流源から負荷に流れ出る負荷電流を相殺す
るための補償回路も備えられ、それによってエミッタ・
フォロワ・トランジスタのエミッタに一定な電流の導通
が保証奄れる。この補償回路はエミッタ・フォロワ回路
と並列接続される。本発明の一実施例では、この補償回
路は基本エミッータ・フォロワ駆動増幅器とは導通形式
が反対の共通エミッタ増幅器である。
マh このように補償回路はエミッタ・フォロワ駆導増幅器の
鏡像であり、入力信号の補数によって起動されるとエミ
ッタ・フォロワ駆動増幅器と同様に応答する。特定の入
力信号によって複製されるエミッタ・フォロワ駆動増幅
器内のエミッタ電流のいかなる変化も補償回路に入力信
号の補数を印加することによって補償回路内で正確に複
製される。
この補償回路の出力は定電流源に供給され、エミッタ・
フォロワ・トランジスタのエミッタ端子から負荷に流れ
出る電流と置換えられる。それによってエミッタ・フォ
ロワ駆動増幅器のエミッタ端子内は一定電流に維持され
る。このようにして低インピーダンスの負荷の場合でも
前記増幅回路用に比較的一定の利得と出力インピーダン
スが得られ、それによって伝送線等の低インピーダンス
負荷のための低ひずみの駆動回路が提供される。
第2図は代表的なエミッタ・フォロワ回路2゜Oを示す
。エミッタ・フォロワ回路200は逆成端された50オ
ームの伝送線204等の低インピーダンスの負荷を駆動
する。エミッタ・フォロワ回路200は破線で囲まれて
いる。このエミッタ・フォロワ回路200はNPN )
ランジスタ201を備え、そのコレクタ端子は導線21
2を経て電圧源に接続される。トランジスタ201のベ
ース端子は導線211を経て入力抵抗202の一端子に
接続される。入力抵抗202の他方の端子はエミッタ・
フォロワ回路200の入力端子213に接続される。ト
ランジスタ201のエミッタ端子は導線209を経て逆
成端抵抗203の一端子に接続され、その他方の端子は
出力端子208と接続される。加えて、トランジスタ2
01のエミッタ端子は導線209を経て、予め定められ
た、固定値の電流を与える電流源210と接続される。
エミッタ・フォロワ回路200は、本実施例では典型的
な50オームのインピーダンスを有する伝送線204か
ら成る負荷を駆動する。伝送線204は導線206を経
て負荷インピーダンスと抵抗205七、出力電圧が得ら
れる出力端子207に接続される。エミッタ・フォロワ
回路200は、エミッタ・フォロワ回路200の入力端
子213に入力電圧を印加する電圧源214によって駆
動される。
動作時には、負荷抵抗205のインピーダンスは一般に
伝送線204のインピーダンスと整合される。従って、
抵抗205と伝送線204のインピーダンスは一般に5
0オームである。第2図に示したエミッタ・フォロワ回
路200の利得は次の式によって誘導される。
ここでRO=)ランシスタ2υl(/JlfS刀1ンこ
一ダンス。
RL =負荷抵抗205のインピーダンス。
収 RT =伝送線204の逆終端抵抗203である。
式(1)から明らかであるように、エミッタ・フォロワ
回路200の利得は逆成端抵抗203のインピーダンス
と、負荷抵抗205のインピーダンスと、トランジスタ
201の出力インピーダンスとの関数である。トランジ
スタ201の出力インピーダンス(RO)はトランジス
タ201のエミッタ端子を導通ずる電流の関数である。
代表的にはトランジスタ201の出力インピーダンスは
数オームの次数であり、式(1)の他項の値が小さい場
合を除けば、利得式に及ぼす影響は無視できる程度のも
のである。この場合、RLが50オームでRTは約47
オームであるので、トランジスタ201の出力抵抗RO
のいかなる変化もエミッタ・フォロワ回路200の利得
の変化に大きな影響を及ぼす。
トランジスタ201の出力インピーダンスをより深く理
解するため、以下の式にトランジスタ201の出力イン
ピーダンスROを形成する主な成分を定義する。
インピーダンス。
b=トランジスタ201の順方向ベータ。
Re’=)ランジスタ201のエミッタ抵抗。
IE=)ランジスタ201のエミッタ電流である。
式(2)のはじめの2項はほぼ(fairly)一定で
あり、2オ一ム位である。従って、式(2)の重要な項
は第3項であり、これはトランジスタ201のエミッタ
電流の関数である。負荷抵抗205に電流が供給されな
い場合は、トランジスタ201のエミッタ端子を流れる
電流は20ミリアンペア程度となりうる電流源210よ
り供給される電流と等しい。
この場合、式(2)を用いて、ROは3.3オームと等
しい。従って抵抗203のインピーダンスは46.7オ
ームと等しくなるように選択され、その結果トランジス
タ201の出力インピーダンスと伝送線204の逆成端
抵抗との総和は負荷抵抗205のインピーダンス、すな
わち50オームと等しい。
この相関関係は次のように表現される。
RL =RT +RO(3) 端子207における出力電圧がOボルトで、エミッタ・
フォロワ回路200によって負荷抵抗205に電流が供
給されない定常状態の場合は、トランジスタ201の出
力インピーダンスROは約3.3オームで、式(1)に
よって得られるこの回路の利得は約0.5である。しか
し、負荷抵抗205によって導出される負荷電流ILに
よってトランジスタ201のエミッタ電流が変化すると
、トランジスタ201の出力インピーダンスROは変化
し、それによってエミッタ・フォロワ回路200の利得
が変化することは明らかである。この利得の変化が原因
で振幅ひずみが発生し、これは駆動増幅器回路にとって
は望ましくない特性である。
負荷インピーダンスは極めて小さいので、トランジスタ
201の出力インピーダンスROのいかなる変化もエミ
ッタ・フォロワ回路200の利得に影響を及ぼし、著し
い振幅ひずみを発生させる。
この回路の振幅ひずみを防止するためにはトランジスタ
201のエミッタ電流を一定に保たれなければならない
第1図に本発明の一実施例を示す。これは、第2図のエ
ミッタ・フォロワ回路に補償回路100を付加した増幅
回路である。補償回路100はトランジスタ201の出
力インピーダンスROの変化を防ぐためトランジスタ2
01内のエミッタ電流を一定に保ち、それによってエミ
ッタ・フォロワ回路200の利得を一定に保って振幅ひ
ずみを防止する機能を果たす。補償回路100は電圧源
214によって発生される入力信号に応答して、定電流
源210に供給される補正電流(correctio−
n current)を発生する。定電流源210に印
加された補正電流はエミッタ・フォロワ回路200によ
って付負荷抗205に供給された電流と整合する。従っ
て、エミッタ・フォロワ回路200の出力電流はトラン
ジスタ201より流れ、その代りに負荷抵抗205に印
加され、補償回路100はトランジスタ201より流れ
る電流とほぼ等しい電流をエミッタ・フォロワ回路20
0へ挿入し、それによってエミッタ・フォロワ・トラン
ジスタ201のエミッタ端子に一定な定電流を維持する
補償回路100はエミッタ・フォロワ回路200とは導
通形式が反対の共通エミッタ増幅器を備える。この増幅
器は、エミッタ端子が導線106によって抵抗102と
接続するトランジスタ101から成り、前記抵抗のもう
一方は電圧源に接続される。トランジスタ101のコレ
クタ端子は補償回路100の出力端子を介して定電流源
210と接続する。増幅器103は非反転出力110と
反転出力111とから成る差分出力(differen
tia−1outputs)を有する単位利得増幅器で
ある。よって、電圧源214で発生した入力信号は導体
113を介して単位利得増幅器103に供給される。
入力信号は単位利得増幅器103によって複製され、エ
ミッタ・フォロワ回路200の入力端子213への導線
112上に出力される。単位利得増幅器103は更に入
力信号の補数を発生し・この信号をトランジスタ101
のベース端子への導線109上に出力する。かくしてト
ランジスタ201及び101は入力信号とその補数をそ
れぞれ受10に供給される。トランジスタ201のエミ
ッタ端子より流れた電流を負荷抵抗205と整合させる
ため、抵抗102の値(R1)は負荷抵抗205のイン
ピーダンス(RL)と伝送線204の逆成端抵抗(RT
)との総和からトランジスタ101のエミッタ出力イン
ピーダンス(RO)を差し引いた値と等しくなるように
選択される。この場合もROは式(2)によって表わさ
れ、約3.3オームである。
この関係は式(4)によって表わされる。
R1=RT +RL −RO(4) 補償回路100には一対のダイオード104.105も
備えられる。ダイオード104.105は相互に直列で
カソードからアノードに接続され、ダイオード104の
アノード端子が導線209を介してトランジスタ201
のエミッタ端子と接続する。一方、ダイオード105の
カソード端子は導線107によって定電流源210の出
力端子に接続される。ダイオード104.105の機能
はトランジスタ101のコレクタからエミッタへの電圧
を増加させることによって所望の信号振幅を達成するた
めトランジスタ101のコレクタの飽和を防止すること
である。
エミッタ・フォロワ回路200の変化の1つとしてトラ
ンジスタ201のエミッタ端子に低減した電流が流れる
ことによって伝送線204の逆成端抵抗203の値が変
更されることが挙げられる。
前例と同様に定電流源210は依然として20ミリアン
ペアの電流を供給するが、本実施例ではこの電流はトラ
ンジスタ101とトランジスタ201によって等分に供
給される。従って、項IEに10ミリアンペアの値を代
入し、式(2)を解くことができ、トランジスタ201
の出力インピーダンスROとして4.6オームの値が得
られる。式(1)を用いて0.5の利得を得るためには
、伝送線204の逆成端抵抗RTO値は45.4オーム
であることが明らかである。何故ならばRLによって表
わされる負荷抵抗205のインピーダンスは50オーム
であるからである。
動作においては、第1図に示された本発明の一実施例で
は、一定の利得及び低い振幅ひずみで動作するように機
能する。端子207上の出力電圧が正になると、エミッ
タ・、フォロワ回路200のトランジスタ201は逆終
端抵抗203と伝送線204とを介して負荷電流ILを
負荷抵抗205へと供給することが必要になる。トラン
ジスタ201内のエミッタ電流がこの量だけ増加するこ
とを防止するため、補償回路100内のトランジスタ1
01のコレクタ電流は負荷電流ILと等しい分だけ増加
される。定電流源210 c&雷電流低下させるので、
ダイオード104.105を流れる電流の量は負荷電流
ILと等しい量だけ低減する。従って、トランジスタ2
01のエミッタ端子を流れる電流は変化せぬままに保た
れる。端子207における出力電圧が負になる場合も、
同様の、しかし逆の現象が起こる。その場合、トランジ
スタ101のコレクタ電流は以下のように負荷電流IL
と比例して変化せしめられる。先ず、トランジスタ10
1及び201を導通する零入力電流(quiescen
t currents)は10ミリアンペアに等しくア
ースを中心に対称的な電圧振幅を有している。
抵抗R1は式(5)に基づいて選択される。
R1=RT +RL −Ro          (5
)このように抵抗R1のインピーダンス値は逆成端抵抗
RTのインピーダンスと負荷抵抗RLのインピーダンス
の和からトランジスタ101の出力インピーダンスRO
を差し引いた値に等しい。この出力インピーダンスはト
ランジスタ201に用いた前述の式(2)より算出され
る。この式を解くと、抵抗R1のインピーダンス値は1
0ミリアンペアのエミッタ電流で90.8オームに選択
される。単位利得増幅器103は電圧源214によって
印加される入力信号の複製である、振幅が等しく、位相
が逆の信号を生成する差分出力を有している。単位利得
増幅器103によって抵抗102両端の電圧変化は伝送
線204及び負荷抵抗205の逆成端抵抗203におけ
る電圧変化とほぼ等しくなる。
理想的な補償によってトランジスタ201のエミッタ電
流は一定に保たれ、かつ、このトランジスタの出力イン
ピーダンスROはオフセット電圧を発生させるだけであ
り、それが一定であることより、もはや利得式の一部で
はない。このように本願発明の一実施例である、低ひず
みの増幅回路では利得は0.5と一定に保たれ、可変項
(variable te−rms)の関数ではなくな
る。何故ならばトランジスタ201を流れるエミッタ電
流は一定に保持されているからである。この回路は振幅
ひずみを大幅に低減し、かつ、フィードバック回路を使
用しないことによりその安定性を高めるという利点を備
えており、その結果、本回路を利用して高周波数帯域を
達成可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本願発明ではエミッタ電流の変化等
により生じるひずみを補償機能を備えることで低減し、
高周波域においてもより安定な増幅回路を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である増幅回路の回路図。 第2図は基本エミッタ・フォロワ回路の回路図である。 100:補正回路、 200:エミッタ・フォロワ回路、 101.201F)ランジスタ、214:電圧源、21
0:定電流源、 205:負荷抵抗。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力端子と出力端子とバイアス端子を備えるエミ
    ッタ・フォロワ回路と入力端子と出力端子を備え、前記
    エミッタ・フォロワ回路と逆の導電型の共通エミッタ増
    幅回路と入力信号に応答し、該入力信号を前記エミッタ
    ・フォロワ回路の前記入力端子へ印加し、該入力信号の
    補数を前記共通エミッタ増幅回路の前記入力端子に印加
    する入力増幅器と前記エミッタ・フォロワ回路の前記バ
    イアス端子と前記共通エミッタ増幅回路の前記出力端子
    に接続し、これら前記バイアス端子と前記出力端子より
    一定電流を流す定電流源と負荷を前記エミッタ・フォロ
    ワ回路の前記出力端子と接続させる手段とから成る増幅
    回路。
  2. (2)請求項目第1項記載の増幅回路において、前記共
    通エミッタ増幅回路はPNP型トランジスタとそのエミ
    ッタ端子と電源間に接続する抵抗手段より構成すること
    を特徴とする。
  3. (3)請求項第1項記載の増幅回路は更に前記バイアス
    端子と前記定電流源間に接続する第1と第2のダイオー
    ドを有し、前記第1ダイオード手段のアノードは前記バ
    イアス端子と接続し、前記第1ダイオード手段のカソー
    ドは前記第2ダイオード手段のアノードと接続し、前記
    第2ダイオード手段のカソードは前記定電流源と接続す
    ることを特徴とする。
  4. (4)入力端子と出力端子とバイアス端子を備えるエミ
    ッタ・フォロワ回路と前記エミッタ・フォロワ回路と接
    続し、一定電流を引き出す定電流源と前記エミッタ・フ
    ォロワ回路の前記入力端子と入力端子間及び前記定電流
    源と前記エミッタ・フォロワ回路の前記バイアス端子間
    に接続し、前記エミッタ・フォロワ回路によって負荷に
    供給される電流と等しい電流を前記定電流源に供給する
    補償手段とから成ることを特徴とする増幅回路。
  5. (5)入力端子と出力端子とバイアス端子を備えるエミ
    ッタ・フォロワ回路と前記エミッタ・フォロワ回路の前
    記バイアス端子と接続し、一定電流を供給する定電流源
    と入力端子と出力端子を有する補償増幅手段と前記補償
    増幅手段の前記出力端子は前記定電流源と前記エミッタ
    ・フォロワ増幅器の前記バイアス端子と接続し、前記エ
    ミッタ・フォロワ増幅回路の入力端子と前記補償増幅手
    段の入力端子に接続し、入力信号に応答し、該入力信号
    を前記エミッタ・フォロワ回路の入力端子に印加し、該
    入力信号の補数を前記補償増幅手段の入力端子に印可す
    る入力増幅手段より成り、前記エミッタ・フォロワ増幅
    回路と前記補償増幅手段は前記入力信号とその補数に各
    々応答し、負荷に駆動信号と一定電流を印加することに
    よって前記エミッタ・フォロワ回路のエミッタからの電
    流を一定に維持することを特徴とする増幅回路。
JP1143921A 1988-06-06 1989-06-06 増幅回路 Pending JPH0232608A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US203,230 1988-06-06
US07/203,230 US4891607A (en) 1988-06-06 1988-06-06 Low distortion drive amplifier

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JP1143921A Pending JPH0232608A (ja) 1988-06-06 1989-06-06 増幅回路

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US (1) US4891607A (ja)
EP (1) EP0346020A3 (ja)
JP (1) JPH0232608A (ja)

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