JPH0232343Y2 - - Google Patents

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JPH0232343Y2
JPH0232343Y2 JP1985133619U JP13361985U JPH0232343Y2 JP H0232343 Y2 JPH0232343 Y2 JP H0232343Y2 JP 1985133619 U JP1985133619 U JP 1985133619U JP 13361985 U JP13361985 U JP 13361985U JP H0232343 Y2 JPH0232343 Y2 JP H0232343Y2
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JP
Japan
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gearbox
coolant
pulley
pipe
driving
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JP1985133619U
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JPS6242923U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一方を原動側とし、他方を従動側とす
る1対のプーリにエンドレスの帯のこを掛装し、
原動側のプーリをモータにより減速歯車装置を介
して回転駆動させるようにしてある帯のこ盤に関
する。
(従来技術及びその問題点) この種の帯のこ盤では原動側プーリを駆動する
ための減速歯車装置を密閉収容したギヤボツクス
がこの原動側プーリの後部側近傍に配置されてい
る。この減速歯車装置は通常、一端部に原動側プ
ーリが取付けてある支軸の他端部に取着されたウ
オームホイールとこれに噛合しているウオームと
からなり、これらホイール及びウオームはギヤボ
ツクス内に密閉状態で収容されている。そして、
ウオームホイールはその大半部がギヤボツクス内
のギヤオイル中に浸漬された状態で配置されてい
るが、ウオームはモータからの回転をこのウオー
ムに伝えるための伝動機構との関係でギヤボツク
ス内の上部に配置されてギヤオイルの油面よりも
上方に位置しており、しかもこのウオームは入力
ギヤでもあるためそれ自体可成りの高速で回転
し、このためウオームをギヤボツクスに軸承して
いる軸受部分のところから相当な加熱を生じ、そ
れによりギヤボツクスが発熱してこのギヤボツク
ス自体や軸受等の寿命を縮め、またギヤボツクス
内のオイルが過熱してその性能を低下させると云
つた種々の不都合を来たしていた。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上述のような問題点を解決したもので
あつて、その技術的手段は、ギヤボツクス12の
上方に、該ギヤボツクスに冷却液が当たるように
該ギヤボツクスに向けて冷却液を噴出させる複数
の噴出孔20を有する冷却液噴出用パイプ19を
配設したことを特徴とする。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図及び第2図にもとづ
いて説明する。
第1図及び第2図は枢動タイプの帯のこ盤を正
面図及び縦断側面図にて示したもので、これらの
図において1はベツド、2はベツド1上の一端部
に設けられた枢軸部3を中心として上下方向に枢
動可能となつている支持フレームであり、この支
持フレーム2に左右1対のプーリ4,5が傾斜状
に設けられており、第1図中の左側のプーリ4が
従動側プーリ、右側のプーリ5が原動側プーリで
ある。6はこの1対のプーリ4,5に掛装された
エンドレスの帯のこ、7,7は作業台8上の切断
部において被切断材Mを挟持固定するバイス、
9,10は帯のこ6の下辺側中央部を所定長さに
亘つて垂直に案内支持するための左右1対のガイ
ド部材である。11は原動側プーリ5を駆動する
ための歯車減速装置で、このプーリ5の後側に配
備されたギヤボツクス12内に密閉状態で収容さ
れている。この歯車減速装置11は第2図で示さ
れるように、一端部に原動側プーリ5が取付けら
れた支軸13の他端部に取着されたウオームホイ
ール14と、ギヤボツクス12内の上部に配置さ
れていてこのウオームホイール14と噛合してい
るウオーム15とからなり、ウオーム15のウオ
ーム軸16(入力軸)はその両端部が軸受(図示
省略)を介してギヤボツクス12に支持されてい
ると共に、ギヤボツクス12の外部において伝動
機構(図示省略)に連結されており、したがつて
モータ(図示省略)の回転がこの伝動機構を通じ
てウオーム軸16に伝えられ、このウオーム軸1
6の回転がウオーム15及びウオームホイール1
4からなる減速装置11で減速されて原動側プー
リ5を回転駆動するようになつている。ギヤボツ
クス14内にはギヤオイルがウオームホイール1
4の下半部を浸漬する程度に充填されている。1
7及び18はそれぞれ支持フレーム2と一体に設
けられた従動側プーリカバー体及び原動側プーリ
カバー体で、原動側プーリカバー体18は第2図
に示されるようにギヤボツクス12をも被うよう
に設けられている。
19はギヤボツクス12及び原動側プーリ5の
ほぼ中間部上方位置に配管された冷却液噴出用パ
イプで、第1図で明らかなように複数の噴出孔2
0…が一定間隔をおいて配設されていて、これら
の噴出孔20…から噴出される冷却液がギヤボツ
クス12及び原動側プーリ5に当たるようになつ
ている。このパイプ19は中間パイプ21から分
岐したもので、このパイプ19の先端部は第1図
のように下向きに延びて支持フレーム2の枢軸部
3の近傍に位置し、そしてこの先端部に設けられ
た噴出孔からこの枢軸部3に向けて潤滑を兼ねた
冷却液を噴出しうるようにしてある。また、上記
中間パイプ21からは別のパイプ22が分岐して
いて、このパイプ22は帯のこ6に接するように
設けられた切粉除去用回転ブラシ23の近傍まで
延びている。尚、中間パイプ21には流量調整弁
24が設けてある。25,26はガイド部材9,
10にそれぞれ冷却液を供給するためのパイプで
ある。これらのパイプ25,26及び上記中間パ
イプ21のそれぞれの基端部は分配ブロツク27
を介してメインパイプ28に連結されている。そ
してこのメインパイプ28には冷却液タンク(図
示省略)の冷却液、例えば油がポンプ(図示省
略)により加圧されて供給され、このメインパイ
プ28からの冷却油が分配ブロツク27を介して
中間パイプ21及びパイプ25,26に供給され
る。中間パイプ21に供給された冷却油は冷却液
噴出用パイプ19に導入されて、その噴出孔20
…からギヤボツクス12及び原動側プーリ5に向
けて噴射され、それによりウオーム15の軸受部
分及びギヤボツクス12が冷却されてそれらの発
熱が緩和されると共に、ギヤボツクス12内のギ
ヤオイルの過熱が防止される。また、この冷却油
の噴射によつてギヤボツクス12の表面、原動プ
ーリ5の支軸13部分及び該原動プーリ上の帯の
こ6部分が常時洗浄されて切粉の付着が阻止され
ることになる。さらにパイプ22の先端から噴出
される冷却油によつて、回転ブラシ23の作動時
に生ずる切粉の飛散が緩和されるようになる。上
記のようにしてパイプ19,22,25,26よ
り放出された冷却油はベツド1の上部周囲に設け
られたオイルパン29により受けられてベツド1
内の所要箇所に集められてそこでフイルター30
により濾過されてポンプ31で前記タンクに戻さ
れるようになつている。尚、第2図において32
は冷却液噴出用パイプ19を支持する支持金具
で、ギヤボツクス12の上端に固定してある。
上述した実施例では冷却液噴出用パイプ19へ
の冷却液の供給を、他のパイプ25,26更には
22と共通のメインパイプ28によつて行うよう
にしているが、他のパイプとは別個独立させてこ
のパイプ19専用の供給方式をとつてもよい。
(考案の効果) 本考案は、ギヤボツクスの上方に、該ギヤボツ
クスに向けて冷却液を噴出させる複数の噴出孔を
有する冷却液噴出用パイプを配設したものである
から、このパイプに供給した冷却液が噴出孔から
ギヤボツクスに噴射されることにより、ギヤボツ
クス全体及びこれに支持された入力軸の軸受部が
冷却されてそれらの発熱が抑制されると共に、ギ
ヤボツクス内のギヤオイルの過熱が防止され、そ
れによつてこのギヤボツクス自体及び軸受等の部
品更にギヤオイルの寿命を延ばすことができると
共に、その噴射される冷却液の洗浄作用によつて
ギヤボツクス、原動側プーリ、プーリ支軸等への
切粉の付着を防止し、これによつて原動側プーリ
上を走行する帯のこへの切粉の付着を防止するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す帯のこの一部
断面正面図、第2図は同上の一部断面側面図であ
る。 1……支持フレーム、4……従動側プーリ、5
……原動側プーリ、6……帯のこ、11……歯車
減速装置、12……ギヤボツクス、19……冷却
液噴出用パイプ、20……噴出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方を原動側とし、他方を従動側とする1対の
    プーリにエンドレスの帯のこが掛装され、原動側
    プーリの後部側近傍に該プーリを駆動するための
    減速歯車装置を密閉収容したギヤボツクスが配備
    されている帯のこ盤において、前記ギヤボツクス
    の上方に、該ギヤボツクスに冷却液が当たるよう
    に該ギヤボツクスに向けて冷却液を噴出させる複
    数の噴出孔を有する冷却液噴出用パイプを配設し
    たことを特徴とする帯のこ盤。
JP1985133619U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH0232343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985133619U JPH0232343Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985133619U JPH0232343Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6242923U JPS6242923U (ja) 1987-03-14
JPH0232343Y2 true JPH0232343Y2 (ja) 1990-09-03

Family

ID=31034093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985133619U Expired JPH0232343Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

Country Status (1)

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JP (1) JPH0232343Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529667Y1 (ja) * 1966-10-08 1970-11-13
JPS5629077U (ja) * 1979-08-09 1981-03-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529667Y1 (ja) * 1966-10-08 1970-11-13
JPS5629077U (ja) * 1979-08-09 1981-03-19

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JPS6242923U (ja) 1987-03-14

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