JPH0232162B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232162B2
JPH0232162B2 JP57109671A JP10967182A JPH0232162B2 JP H0232162 B2 JPH0232162 B2 JP H0232162B2 JP 57109671 A JP57109671 A JP 57109671A JP 10967182 A JP10967182 A JP 10967182A JP H0232162 B2 JPH0232162 B2 JP H0232162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
strips
carcass
belt
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57109671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5830805A (ja
Inventor
Deii Wagunaa Uiriamu
Shii Sabo Sutefuen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodrich Corp
Original Assignee
BF Goodrich Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BF Goodrich Corp filed Critical BF Goodrich Corp
Publication of JPS5830805A publication Critical patent/JPS5830805A/ja
Publication of JPH0232162B2 publication Critical patent/JPH0232162B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ラジアルタイプの空気入タイヤは、タイヤの軸
を含む面内で、またはそれに対してわずかな角度
をなしてビードからビードへ延長し、そしてラジ
アル方向に延長するカーカス補強コードの1また
はそれ以上のプライよりなつている。タイヤのク
ラウン部には1またはそれ以上のベルトプライが
具えられており、しかして、該ベルトプライのコ
ードはタイヤの円周方向中心線に関して、小さな
バイアス角度で延長している。カーカス補強コー
ドとベルトプライのコードとの間の大きな角度差
異のために、一般に、これ等のタイヤ構成部材は
2つの別々のステージで適用されなければならな
かつた(いわゆる2ステージ成形法である)。す
なわち、第1のステージに於いて、カーカスプラ
イが円筒状のタイヤ成形ドラムの上でビードコア
ーに組合わされ、次いでカーカスが該ドラムから
取り外される。第2ステージに於いて、該第1ス
テージで形成された円筒状のタイヤカーカスは一
般にトロイド状にシエーピングされた後にベルト
プライが適用され、次いで完成タイヤのトレツド
となるべきゴムが適用される。
シエーピング作業中に相互に最大の動きが行わ
れるタイヤのこれ等の構成部材(ベルトとカーカ
ス)の間に潤滑剤を適用することによつて、円筒
状のタイヤ成形ドラムの上で1ステージでラジア
ルタイヤを完全に組立てるための努力がこれまで
行われてきた。そのような潤滑剤は粉状または液
状でタイヤ成形または組立作業中に前記の部材の
選択された区域に適用され、他の区域は部材が十
分に接着するように潤滑剤の処理が行われないよ
うにし、シエーピング作業中に必要な相互の運動
が得られるようにしている。そのような先行技術
による作業では、潤滑剤の適用をコントロールす
ることが困難であつた。この困難さによつて、故
障製品率が高くなり、また過剰な潤滑剤を取り除
くためのタイヤ成形装置の洗浄に余分の時間を必
要とした。ラジアルタイヤを単一の成形プロセス
で製造するための他の方法が合衆国特許第
3486546号に開示されている。該合衆国特許に記
述された方法は、ベルトに、“ストレツチコード”
と一般に呼ばれている材料を使用するものであ
る。円周方向に延長するベルトは、最初は低い引
張りモジユラスを有しているが、所定のそして限
定された量だけ引張されると、高いモジユラスに
急激に変化して、実質的に非伸張性となるよう
な、低バイアス角度の複数のプライから作られ
る。所定の伸張度を有するこれ等のコード(スト
レツチコード)は、エラストマ材料の予め加硫さ
れた連続したコア(芯)の周りにらせん状に巻き
付けられた織物繊維よりなつており、しかして、
コアのサイズと巻き付けのらせんピツチは、該コ
ードがその初期長さの40〜45%伸張された後に実
質的に非伸張性となるように選択されたものであ
る。
上記の2つの方法はこれまで用いられてきたも
のであるが、何れもスクラツプタイヤの発生率が
多く、また過剰の新しい材料が廃物になつてしま
つて、到底満足のゆくものではなかつた。にもか
かわらず、現用設備での生産性の向上、労務員の
低減、2ステージ成形を採用する場合の特殊な追
加的設備の必要性の除去等のために、満足のゆく
ラジアルタイヤの1ステージ成形法の達成が引き
続き要請されてきた。
それ故、本発明の目的は、ラジアル方向に延長
する補強コードと、タイヤの円周方向中心線に関
して小さなバイアス角度で延長するコードを有す
るベルトとを有している改良された空気入タイヤ
を提供することである。
本発明の他の目的はラジアル空気入タイヤを1
ステージで成形するための改良された方法を提供
することである。
以下の記述によつて実証されるこれ等のそして
さらに他の目的は、円周方向の複数の巻回に於い
てタイヤの周りに巻き付けられたゴム引きされた
細巾の条片(ストリツプ)であつて、好ましく
は、1つの巻回に於ける該条片がその前の巻回に
対してオーバーラツプされた関係で巻き付けられ
ている条片よりなる不連続のコードベルトを具え
たラジアル空気入タイヤによつて達成される。該
条片のコードはタイヤの円周方向中心線に関し
て、小さなバイアス角度で延長している。そして
該条片の巾は加硫タイヤのトレツド巾の約15%〜
約30%である。
以下に於いて、本発明が現に好ましい実施例に
ついて、図面を参照して記述される。本発明はタ
イヤならびにラジアル空気入タイヤを円筒状のタ
イヤ成形ドラムで1ステージで成形するための方
法を提供する。
本発明は、農業用ラジアルタイヤの実施例なら
びに図面について説明される。本発明は特に農業
用タイヤに実施して効果を発揮するものである
が、勿論他のタイプならびにサイズのタイヤにも
適合可能である。本発明のより好ましい実施また
は使用は、トラツクタイヤ、農業用オフザロード
タイヤのような大型のタイヤに対してである。
第1図に於いて、そこには本発明のシエーピン
グされ、そして加硫された空気入農業用ラジアル
タイヤの断面図が示されている。タイヤ10は4
プライのカーカスコード14,16,18および
20を有しており、該カーカスコードはレイヨ
ン、ナイロン、ポリエステルまたは他の適合した
材料のものであつて、該カーカスコードは、個々
のゴム引きされたコードが基本的にラジアル面内
に配置されたものである。プライの各端部は非伸
張性のビードグロメツト22の周りに適切に巻き
付けられていて、そこに標準のリムと係合するた
めの成形(モールデイング)されたビード24の
部分を形成している。
タイヤの内側表面には、カーカスコードを保護
するための保護層として適当な材料よりなる層2
5が一方のビードから他方のビードへと延長して
いる。チユーブレスタイヤの場合には、層25は
空気の拡散を阻止する能力のあるゴム材料で構成
されたインナライナーである。空気不透過性のラ
イナーが使用されない場合は、インナチユーブが
空気を中に保持するために用いられる。
第1図に示されるように、ゴムの保護層がタイ
ヤを完全に取巻いているが、これは屈撓が起る区
域に於ける中間程度の厚さの側壁(サイドウオー
ル)ゴム26と、トレツドゴム28のかなり厚い
ゴムの層とよりなつている。該トレツドゴムはけ
ん引のための持ち上げられた突起の適切なパター
ンを有している。
本発明に従つた改良されたタイヤは、上記した
構成(これ等は本発明以前に公知である)に加え
て、円周方向の不連続なコードベルト12を有し
ている。該ベルト12はゴム引きされた布の細巾
の条片(ストリツプ)の複数よりなつている。レ
ーヨン、ナイロン、ガラム繊維、スチール、およ
び芳香族ポリアミドのような低伸張性の材料が、
該条片のコードに使用するのに好ましい材料であ
る。該細巾の条片はオーバーラツプした関係で配
置され、そして該条片のコードはタイヤの円周方
向の中心面に対して或角度をなしている。完成タ
イヤに於けるこの角度は、円周方向中心面に関し
て約10゜〜約30゜になしている。ラジアル方向内側
の条片のコード角度はラジアル方向外側の条片の
コード角度と等しいが、方向が逆になつている。
該複数の条片はラジアルコードカーカスプライの
周りに基本的に非伸長性のベルトを形成する。
第1図のタイヤ10に使用されるベルト12は
第2,3,4および5図に示されるようにしてつ
くられる。第2図を参照して、各コードがゴムの
コンパウンドによつて取り巻かれている平行な補
強コード30(複数)よりなる適当な布のカレン
ダーされたシートが適当な巾の条片へとバイアス
カツトされる。布がバイアスカツトされる巾は本
発明のラジアルタイヤの成形にとつて重要な事項
である。すなわち、条片の巾は加硫されたタイヤ
トレツドの巾の約15%〜約30%、好ましくは約20
〜25%でなければならない。条片の巾が狭すぎる
場合は、トレツドの下に補強されない区域を残し
てしまう危険がある。また条片の巾が広すぎる場
合には、タイヤは、円筒形状に形成されそして最
終のトロイド形状にリフトまたはシエーピングさ
れ次いで加硫されるという1ステージ成形法を適
用することができなくなつてしまうであろう。何
故ならば、巾広すぎる条片は、タイヤをグリーン
または未加硫に於いて拘束し、タイヤを円筒状か
らトロイド状に拡張することを不可能にしてしま
うからである。第2図に於いて、コード布が直線
A−D,B−F、およびC−Gに沿つてカツトさ
れることが示されている。コードは約45゜〜65゜、
好ましくは約50゜〜58゜のバイアス角度でカツト
(バイアスカツト)される。個々の条片32,3
4は、第3図に示されるように、継ぎ合わされて
第4図に示されるような長い連続した条片36を
形成する。該長い条片36は、成形のためにタイ
ヤに適用されるのに適したものである。
第5図に於いて、成形途中のタイヤ38が示さ
れ、そして条片36が、ベルトを形成するため
に、タイヤのカーカスに適用されつつある。該条
片はオーバーラツプされた関係でタイヤケーシン
グの上に巻き付けられる。オーバーラツプの量
は、満足すべきタイヤを成形するに当つて重要で
ある。該オーバーラツプの量は少くとも条片の巾
の約50%でなければならない。好ましくは、オー
バーラツプの巾は条片の巾の75%以上である。条
片36は、たとえば左から右へ、1つの方向に於
いてカーカスの上へ巻き付けられ、そして条片3
6は、等しいけれども反対のコード角度になるよ
うに引つくり返され、次いで条片36は、たとえ
ば右から左へ、他の方法に於いてタイヤの上に巻
き付けられる。このコード角度の交差によつて補
強が行われる。
タイヤがシエーピングされそして加硫される
時、条片は互に滑り合い、そしてより細巾の条片
へと引張られるであろう。ベルトの巾のそのよう
な変化はまた補強コードのコード角度をより小な
る角度へと変化させる。グリーンまたは未加硫の
タイヤに於ける54゜の角度は、シエーピングされ
そして加硫されたタイヤに於いては約20゜になり
得る。
タイヤがシエーピングされつつある間に、条片
は巾狭くなりそして位置を変化させ得るので、本
発明のラジアルタイヤは通常の2ステージ製造法
を用いないで、1ステージで製造することができ
るのである。もし、全巾のベルト(連続したベル
ト)が第1ステージのラジアルカーカスの上に置
かれたとすれば、タイヤは最終タイヤ形状(トロ
イド形状)へとシエーピングすることは不可能で
あろう、何故ならば、全巾のベルトはあまりにも
拘束的であるからである。ラジアルタイヤが通常
は2ステージで成形されるのはこのためである。
最初のステージで円筒形ドラムの上にカーカスが
成形され、次いで第2ステージで該カーカスを完
成タイヤに類似した形状へと拡張し、そこでベル
トおよびトレツドが適用される。本発明に従え
ば、この第2のステージが不必要になる。全く予
期せぬことであるが、本発明のタイヤは、巾狭の
補強条片よりなる不連続のコードベルトを適用し
た後に、加硫のためのその最終の形状へとシエー
ピングされることが可能である。
補強条片36がベルトを形成するためにタイヤ
の上に巻き付けられた後、トレツドゴムが適用さ
れる。該トレツドは1つの押出されたゴムのスラ
ブとして適用されてもよいし、また上記のベルト
の条片と全く同じやり方でタイヤの上に巻き付け
られてもよい。
タイヤはそこで金型の中で加硫されるべく準備
完了である。加硫のための方法は通常のタイヤ製
造の場合と全く同じであり、タイヤ製造技術にと
つて公知の事項である。
本発明の補強ベルトとして使用されるための条
片をつくる別の方法が第6図に示されている。補
強布の条片は2倍の巾にカツトされ、次いで1つ
のプライの補強コードは他のプライのコードとは
反対の向きに延長しているような補強コードを有
する狭巾の2プライの条片40をつくるように半
分に折り曲げられる。
第7図に於いて、第6図の折り曲げられた条片
40がベルトをつくるために使用されているとい
う点を除いては、第1図のタイヤと同様のタイヤ
が示されている。条片40は折り曲げられている
ので、必要な補強を第1ステージのカーカスの上
に折り曲げられた条片の1回の通過を巻き付ける
だけで完成させることができる。第6図の折り曲
げられた条片40はオフザロードタイヤのような
大型のタイヤを成形するに当つて或る種の利点を
提供するであろう。すなわち、条片40は折り曲
げられておりそれ故実2プライであるので、条片
をタイヤに適用または巻回するための時間が非常
に少くて済むということである。
補強ベルトとして用いるための条片をつくる第
3の方法が第8図に示されている。補強布の条片
が所定の巾にカツトされ、そして条片の2つの層
が、各層のコード角度が互に反対向きになるよう
にして重ね合わされ、補強条片42が形成され
る。
第9図に、第8図の重ね合わされたプライの条
片42が補強ベルトをつくるために用いられた他
は第1図のタイヤと同様なタイヤが示されてい
る。第8図の条片は第6図の条片と次の点で同等
なものと云える、すなわち、それ等は両方とも角
度が交互になつたコードを有しているので、ベル
トをつくるために、カーカスの上に条片を巻き付
けるのに、単一の条片の通過のみで足りるという
点である。云い換えれば、左から右、または右か
ら左への1回の条片通過による巻回でこと足りる
という点である。
しかしながら、2回通過の巻回(たとえば左か
ら右へ、次いで右から左へ)を行う単一プライの
条片の方が、農業用タイヤまたは比較的小さなタ
イヤに対しては、重ね合わされたプライの条片よ
りもより好ましいということが決定された。単一
通過の巻回を行う重ね合わされたプライの条片は
不均一なシヨルダー摩耗をタイヤに起させる傾向
があるからである。とは云つても、大きなベルト
補強を必要とするオフザロードタイヤのような大
型のタイヤに対しては、1回通過によつて巻回が
完成する重ね合わされたプライの条片(たとえば
条片40または42)が十分に使用可能であり、
それによつて成形の時間を節約することが可能で
ある。
本発明は以下に述べる具体的な実施例によつ
て、より一層明らかにされ、そして理解されるで
あろう。
実施例 本発明に従つて、18.4R38のサイズのラジアル
農業用後輪タイヤの4本がすべて何等のトラブル
なしにつくられた。すなわち、各タイヤはバイア
スタイヤの成形に使用されるものと同様な円筒状
の成形ドラム上で、1ステージで、完全に成形さ
れた。円筒状の金属製のタイヤ成形ドラムの上に
ゴムの保護層が最初に適用された。次いでゴム引
きされたナイロンのカーカス布の3プライがドラ
ムに適用された。ビードグロメツトがセツトされ
そしてカーカスプライがビードの周りにターナツ
プされた。次いで第4のカーカスプライが適用さ
れ、そしてビードグロメツトの下にターンダウン
させた。
不連続コードベルトを形成するために用いられ
る条片が、60インチ巾のゴム引きされたナイロン
布からカツトされた。該条片は第2図に示された
ものと同様に、54゜のバイアス角度で4インチの
巾にカツトされた。該カツトされた条片は、ベル
ト布の長い条片とするために、第4図に示される
ように端部どうしがバツトスプライスで接合され
た。ベルトが第5図に示されるように、カーカス
の上に該条片を巻き付けることによつて形成され
た。該4インチ巾の条片は、各条片がそれぞれそ
の前に巻回された条片に対して3インチオーバー
ラツプするようにカーカスの上に巻き付けられ
た。該ベルト条片はシヨルダー(肩部)からシヨ
ルダーへ、左から右に巻き付けられ、次いでコー
ド角度が反対方向になるように引つくり返され、
次いでシヨルダーからシヨルダーへ、右から左
へ、第2の層が適用されて、第1図に示されるよ
うなタイヤに於けるベルト12の形状が形成され
た。
ゴムのトレツドおよびサイドウオール(側壁)
が成形ドラム上でタイヤに適用された。完成した
グリーンタイヤ(未加硫タイヤ)がそれぞれの成
形ドラムから取り外されて、モールドの中に置か
れ、そしてトロイド形状にシエーピングされ、モ
ールド温度330〓で80分間加硫された。タイヤの
加硫トレツド巾は18インチであつた。
完成されたタイヤはモールドから取り出され、
農業用の後輪用ラジアルタイヤとしての性能試験
が行われた。試験タイヤの断面を取つて調べたと
ころ、ベルトのコード角度は20゜であつた。これ
はラジアルタイヤとして望ましい角度である。リ
フテイングおよびシエーピング工程によつて、狭
巾の条片のコード角度が当初グリーンタイヤ時の
54゜から加硫タイヤ時の20゜にシフトされたことは
明らかである。
同じようなタイヤが2インチ巾のベルト条片を
用いてつくられた。しかしながら、これ等のタイ
ヤは、タイヤがシエーピングされる間に条片がい
くつかのグループに寄せ集められてしまう傾向が
あり、それによつてタイヤのトレツド区域に補強
されない区域のギヤツプができてしまい、満足す
べきものではなかつた。
トレツド区域の補強に於ける前記のギヤツプを
防止するためには、ベルトを形成するために用い
られる条片の巾は、加硫されたタイヤトレツドの
巾の約15%より大にすべきであるということが見
出された。
本発明を実施するに当り、当該技術分野で通常
の知識を有する者であれば、本発明の範囲から逸
脱することなしに、ここに開示されたタイヤなら
びにそれを形成するための方法の各種の変形を実
施し得ることは明らかである。それ故本発明の範
囲は“請求の範囲”によつてのみ限定されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不連続コードベルトを有する
シエーピングされそして加硫されたラジアル空気
入タイヤ断面図である。第2図は条片にカツトさ
れるべきベルト補強布のカレンダー出しされたシ
ートを示す平面図である。第3図は第2図のカレ
ーダー出しされたシートからカツトされた後のベ
ルト補強布の条片を示す平面図である。第4図は
長い狭巾の条片をつくるために、端部どうしが継
ぎ合わされたベルト補強条片を示す平面図であ
る。第5図はタイヤ成形ドラム上で成形されてい
るタイヤの線図的な正面斜視図であり、第4図の
長い条片がタイヤのベルトを形成するために、オ
ーバーラツプされた関係で適用されているのが示
されている。第6図は巾広の条片を折りたたんで
形成されたベルト補強布の巾狭の条片の斜視図で
ある。第7図は第6図の折りたたまれた条片でつ
くられた不連続のコードベルトを有するシエーピ
ングされそして加硫されたラジアル空気入タイヤ
の部分的な断面図である。第8図はそれぞれ反対
方向のコード角を有する2つの狭巾の条片を重ね
合わせてつくられたベルト補強布の狭巾の条片の
斜視図である。第9図は第8図の条片でつくられ
た不連続のコードベルトを有するシエーピングさ
れそして加硫されたラジアル空気入タイヤの部分
断面図である。 10……タイヤ、14,16,18,20……
カーカスコード、24……ビード部、25……カ
ーカス保護層、26……サイドウオールゴム、2
8……トレツドゴム、32,34……個々の条
片、36……つなぎ合わされた長い連続した条
片、38……成形途中のタイヤ、40……折り曲
げられた2プライの条片、42……重ね合わされ
た2プライの条片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの間隔を置かれた非伸張性のビードと、
    接地トレツド部と、該トレツド部の軸方向の両端
    部からラジアル方向内方に延長してそれぞれのビ
    ードに結合している1対の個々の側壁と、基本的
    にラジアル方向に延長して該ビードの周りに巻き
    付けられている少くとも1プライのゴム引きされ
    たコード布を有するカーカスと、そしてオーバラ
    ツプした関係で配置された複数のゴム引き布の条
    片よりなる円周方向の不連続なコードベルトとよ
    りなり、しかして該複数のゴム引き布の条片の
    各々は、タイヤの円周方向中心線に対して約10゜
    〜約30゜のバイアス角度で配置されている互に平
    行な補強コードを有していると共に、互いに上下
    に隣接する関係にある条片同士の補強コードはタ
    イヤ円周方向中心線に対して互いに反対方向に鋭
    角をなすように配置されていることを特徴とする
    空気入ラジアルタイヤ。 2 (a) 間隔を置かれたビードコアと、実質的に
    ドラム軸の方向に配置された少くとも1プライ
    のゴム引きされたコード布とを含むタイヤカー
    カスを円筒状ドラムの上で組立てること、 (b) カーカスの外側へベルト層を、ゴム引きされ
    たコード布の狭巾の条片の継ぎ合わされた長い
    条片の形式で、オーバーラツプされた関係で適
    用すること、しかして、該条片の各々はドラム
    の円周方向中心線に対して約45゜〜約65゜のバイ
    アス角度で配置されている平行な補強コードを
    有していると共に、上下に隣接する関係にある
    条片同士の補強コードはドラムの円周方向中心
    線に対して互いに反対方向の鋭角をなすように
    配置され、また該条片は完成タイヤのトレツド
    巾の約15%〜約30%の巾を有しており、そして
    その条片巾の少なくとも50%のオーバーラツプ
    巾で適用されていること、 (c) 完成タイヤのトレツド部およびサイドウオー
    ル部となるべきゴム層を該ベルトおよびカーカ
    スの外側に適用すること、 (d) 成形ドラムから組み立てられた材料を円筒状
    の未加硫タイヤとして取り外すこと、および、 (e) 未加硫のタイヤをトロイド形状にシエービン
    グし、そして該シエービングされたタイヤを加
    硫すること、 上記(a)、(b)、(c)、(d)および(e)よりなる1ステー
    ジでラジアルタイプの空気入タイヤを製造する方
    法。
JP57109671A 1981-06-25 1982-06-25 空気入タイヤおよびその製造法 Granted JPS5830805A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US27756681A 1981-06-25 1981-06-25
US277566 1988-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5830805A JPS5830805A (ja) 1983-02-23
JPH0232162B2 true JPH0232162B2 (ja) 1990-07-18

Family

ID=23061425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57109671A Granted JPS5830805A (ja) 1981-06-25 1982-06-25 空気入タイヤおよびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044331U (ja) * 1990-04-26 1992-01-16

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3854357T2 (de) * 1987-06-18 1996-02-29 Sumitomo Rubber Ind Radialer Luftreifen.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044331U (ja) * 1990-04-26 1992-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5830805A (ja) 1983-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4466473A (en) Tire ply splice construction and method of making the same
RU2230665C2 (ru) Способ изготовления каркасной структуры шин для колес транспортных средств
US3654007A (en) Method of folding fabric about a tire bead
US3991803A (en) Pneumatic tire with reinforced tread
GB1578164A (en) Retreading and rebuilding of radial tyres
JPH0481938B2 (ja)
US4815514A (en) Belted tire
US6109322A (en) Laminate composite structure for making an unvulcanized carcass for a radial ply tire as an intermediate article of manufacture
JP3976373B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
US4377193A (en) Pneumatic tire and method for making same
CA1231296A (en) Tire ply splice construction and method of making the same
US4484965A (en) Pneumatic tire and method of making same
JP2783834B2 (ja) 高速走行用空気入りラジアルタイヤ
EP1215035B1 (en) Method of manufacturing pneumatic tire
JPH0232162B2 (ja)
US5658405A (en) Pneumatic radial tire with carcass overlap joint having at least one circumferential cut
EP3725541A1 (en) Reversible pneumatic tyre provided with a double tread
KR101027637B1 (ko) 건설차량용 래디얼 타이어의 제조방법
EP0707984B1 (en) Pneumatic radial tyre and method of making the same
EP0723884B1 (en) A pneumatic tire and an unvulcanized carcass as an intermediate article in its manufacture
GB1601100A (en) Method of building a radial tyre
CA1110957A (en) Closed tube simplified radial tire, tire/rim assembly and method of making same
US4181168A (en) Pneumatic tire
JPS6194745A (ja) 空気入りラジアルタイヤの製造法
AU702582B2 (en) A pneumatic tire and an unvulcanized carcass as an intermediate article in its manufacture