JPH023207Y2 - - Google Patents

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JPH023207Y2
JPH023207Y2 JP7480587U JP7480587U JPH023207Y2 JP H023207 Y2 JPH023207 Y2 JP H023207Y2 JP 7480587 U JP7480587 U JP 7480587U JP 7480587 U JP7480587 U JP 7480587U JP H023207 Y2 JPH023207 Y2 JP H023207Y2
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JP
Japan
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housing
light shielding
tongue
shielding plate
slot
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JP7480587U
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JPS63184503U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は車両用灯具に関するものであり、詳細
にはこの車両用灯具の内部で不要の位置に光が到
達しないように設けられる遮光板の取付構造に係
るものである。
〓従来の技術〓 従来のこの種の遮光板の係着構造は第3図、第
4図に示すようなものであり、第3図のものはハ
ウジング21にスロツト状の係着孔21aを設け
ておき、一方の遮光板22にはこの係着孔21a
に挿入可能な舌状部22aと、該舌状部22aに
挿入方向側を先端とするように返り爪22bとを
設けておき、前記係着孔21aに前記舌状部22
aを挿入することで前記返り爪21bも遮光板2
2が形成された部材の弾性で変形して前記係着孔
を通過し、通過後には再度起上がり抜止めとなる
ものである。
また、第4図のものはハウジング21に前の例
と同様に係着孔21aを設け、遮光板23には前
記係着孔21aのスロツト幅よりも狭く形成され
た架橋部23aと、この架橋部23aの先端に略
方形で前記スロツト幅と同じ幅を持つ舌状部23
bとを設け、前記挿着孔21aに挿入した後に図
中に矢印で示したようにねじ曲げて抜止めとする
もので、このとき前記舌状部23bの前記ハウジ
ング21の底面に接する辺を頂点がハウジング2
1側にあるように傾斜させておくことで、前記ハ
ウジング21の肉厚のバラツキなどにより生ずる
遮光板23の取付ガタも吸収できる。
〓考案が解決しようとする問題点〓 しかしながら、前記説明した従来の係着構造は
第3図の例では前記ハウジング21の肉厚の変動
に対応出来ず、肉厚が所定値よりも厚いときには
係着が不可能となり、薄いときには取付ガタを生
じ走行などの振動で異音を発生する等の不都合の
原因となると云う問題点を生ずるものとなり、ま
た、第4図の例では上記の問題点は解決するもの
の、後加工でねじ曲げる工程が必要となることで
組立工程が追加され、特にこの様なねじ曲げる工
程はロボツト組立など自動化が困難であるので非
常に工程が繁雑化すると云う問題点を生ずるもの
である。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は前記した従来の係着構造に生ずる問題
点を解決するための具体的手段として、車両用灯
具のハウジング内に金属板など別部材で形成され
た遮光板を係着する係着構造において、前記ハウ
ジングにはスロツト状の係着孔を設け、前記遮光
板には前記スロツト幅よりも狭く前記ハンジング
の肉厚よりも短い架橋部の先端に、前記スロツト
幅と略同じ幅とされ前記ハウジングの底面と接触
する辺を前記ハウジング側に頂点を持つように傾
斜させた舌状部を設け、該舌状部の前記架橋部と
の交点から同じ側の底辺端部に至る線に沿い折曲
げた構造としたことを特徴とする車両用灯具の遮
光板係着構造を提供することで、挿入を行うだけ
で係着され、且つハウジングの肉厚のバラツキに
も対応できるようにして、前記従来の問題点を解
決するものである。
〓実施例〓 つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは車両用灯具のハウ
ジングであり、このハウジング1には従来例で説
明したのと同様なスロツト状の係着孔1aが設け
られ、遮光板2の前記係着孔1aに対峙する位置
にはスロツト幅より狭く且つ前記ハウジング1の
肉厚よりも短く形成された架橋部2aと、該架橋
部2aの先端側に前記したスロツト幅と略同じ幅
とされた舌状部2bが設けられる。このときに前
記舌状部2bの前記ハウジングの底面に接触する
辺2cはハウジング側に頂点を持つように、即ち
撫で肩の状態となるように傾斜され、更に第2図
に展開図で示したように前記架橋部2aとの交点
から同じ側の底辺2dの端部に至る線に沿つて折
曲げられている。また、前記底面に接触する辺2
cの傾斜は図中で符号DnioとDnaxとで示した間隔
に前記ハウジング1の肉厚のバラツキが収まるよ
うに定めるものである。
〓作用〓 この様に形成した遮光板2をハウジング2に嵌
合するときには、先ず前記舌状部2bの底辺2d
を前記係着孔1aに挿入するとこの部分は直線で
あるので容易に挿入が可能であり、更に挿入圧力
を加えることで前記した折曲げが変形して挿入が
継続され前記舌状部2bが係着孔1aを通過する
と折曲げが再び立上がり抜止めが行なわれる。
〓考案の効果〓 以上に説明したように本考案により遮光板の係
着構造を、ハウジングにはスロツト状の係着孔を
設け、遮光板には前記スロツト幅よりも狭く前記
ハウジングの肉厚よりも短い架橋部の先端に、前
記スロツト幅と略同じ幅とされ前記ハウジングの
底面と接触する辺を前記ハウジング側に頂点を持
つように傾斜させた舌状部を設け、該舌状部の前
記架橋部との交点から同じ側の底辺端部に至る線
に沿い折曲げた構造としたことで、この折曲げは
底辺が直線状で挿入方向に徐々に立上がる形状と
なり挿入するだけで容易に且つ確実な係着が行な
われるものとし、更にこの舌状部に前記傾斜を持
たせた形状としたことで前記ハウジングの肉厚に
バラツキを生じても前記傾斜した辺のいずれかの
位置で係着が行なわれ取付ガタなど異音発生の原
因となる不都合を生じないものとして、遮光板の
係着に作業性、信頼性の向上など優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の遮光板係着
構造の一実施例を示す斜視図、第2図は同じ実施
例の要部を展開し示す説明図、第3図は従来例を
示す斜視図、第4図は別の従来例を示す斜視図で
ある。 1……ハウジング、1a……係着孔、2……遮
光板、2a……架橋部、2b……舌状部、2c…
…底面に接触する辺、2d……底辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用灯具のハウジング内に金属板など別部材
    で形成された遮光板を係着する係着構造におい
    て、前記ハウジングにはスロツト状の係着孔を設
    け、前記遮光板には前記スロツト幅よりも狭く前
    記ハンジングの肉厚よりも短い架橋部の先端に、
    前記スロツト幅と略同じ幅とされ前記ハウジング
    の底面と接触する辺を前記ハウジング側に頂点を
    持つように傾斜させた舌状部を設け、該舌状部の
    前記架橋部との交点から同じ側の底辺端部に至る
    線に沿い折曲げた構造としたことを特徴とする車
    両用灯具の遮光板係着構造。
JP7480587U 1987-05-19 1987-05-19 Expired JPH023207Y2 (ja)

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JP7480587U JPH023207Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JP7480587U JPH023207Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JPS63184503U JPS63184503U (ja) 1988-11-28
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JP6508924B2 (ja) * 2014-12-01 2019-05-08 株式会社小糸製作所 車輌用灯具

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JPS63184503U (ja) 1988-11-28

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