JPH0232051Y2 - - Google Patents

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JPH0232051Y2
JPH0232051Y2 JP8473187U JP8473187U JPH0232051Y2 JP H0232051 Y2 JPH0232051 Y2 JP H0232051Y2 JP 8473187 U JP8473187 U JP 8473187U JP 8473187 U JP8473187 U JP 8473187U JP H0232051 Y2 JPH0232051 Y2 JP H0232051Y2
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JP
Japan
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glass lid
upper frame
aquarium
support arm
shelf
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JP8473187U
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JPS63193458U (ja
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は観賞魚用水槽、より詳細には水槽内へ
の給餌や、水草の植え直しなどの水槽内飼育管理
作業を行うに際して、上枠上の上面を覆うガラス
蓋を、上枠上から別の所へ移動させずに上枠上に
載置したままの形で開放状態が維持できるように
した観賞魚用水槽に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の観賞魚用水槽は、水槽上枠の上面前部に
蛍光灯照明器具が載置され、上枠の上面後部には
水槽内の水を吸上げて濾過したのち再び水槽内へ
戻すためのフイルター器具が載置されている。
照明器具の下面における上枠上には、給餌用の
投入口となるように一隅を欠切したガラス蓋が載
置されていて、水槽内から蒸発する蒸気が照明器
具内へ侵入するのを防止している。
通常、水槽内の観賞魚に餌を与えるときには、
上枠の上面前部に載置されている照明器具を片側
に移動することによつてガラス蓋の一隅に設けら
れた切欠きによる投入口より餌を水槽内に投入す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように従来の観賞魚用水槽では、餌を与
えるときにガラス蓋の一隅の投入口が開口される
ように上方の照明器具を移動するが、餌をこのよ
うに上枠の一隅から投入すると餌が槽内の広い範
囲に拡散分布されないので、成魚は餌を攝取でき
ても稚魚は餌を攝取できずに死滅する率が多いと
いう問題点がある。
そのため、好ましい給餌方法としては、照明器
具を上枠上から取外してガラス蓋を開放し、餌を
上枠上の中央部から水槽内の広い範囲に拡散させ
ることが望まれる。その場合ガラス蓋を上枠上か
らそつくり取外して別の所へ移動する必要がある
が、ガラス蓋の裏面には水槽内から蒸発した蒸気
の水滴が付着しているので、水滴をよく落として
から移動をしないと水槽の周辺部を水で汚すこと
になる。またガラス蓋を上枠上から取外して別の
所へ移し変えるということは、ともするとガラス
蓋を破損する率が多くなり、水槽内の飼育管理に
手数を要すると共に危険が伴うという問題点があ
る。またこのような上枠上からガラス蓋を取外す
という必要性は、上記のような給餌作業のときの
みならず、水槽内の水草を植え直したり、死魚を
すくい出すというような飼育管理に際しても生ず
るので、各種の飼育管理作業を行うときに、ガラ
ス蓋を上枠上に載せたままの形で開放状態が維持
できるようにすることが望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のような従来における観賞魚用水
槽の問題点を解消することを目的として、水槽の
上枠における両側辺の方向に沿つたガラス蓋受棚
に、該受棚の長さ方向に沿つた収納凹部を設け
て、該収納凹部内には、上枠の前辺側に設けた軸
を中心として受棚の上方に回動する、先端にガラ
ス蓋の係合凹溝をもつた支持アームを出没自在に
嵌合配置したことを特徴としたものである。
また本考案におけるガラス蓋の支持アームとし
ては、上枠の一方の側辺内側におけるガラス蓋受
棚に設けられていて、先端のガラス蓋を支えるた
めの係合凹溝が、ガラス蓋の側縁に係合されるよ
うに支持アームの側面に設けられているようなも
のであることが望ましい。
〔作用〕
本考案の観賞魚用水槽においては、給餌などの
飼育管理作業を行うに際し、上枠上の照明器具を
例えば後方のフイルター器具の前面上部に仮設保
持させた状態で、照明器具の下面にあるガラス蓋
を持ち上げる。ガラス蓋の上枠の前辺側受棚上に
位置する該ガラス蓋の前縁を持ち上るようにして
上枠を開口し、この状態で上枠の側辺部受棚上に
設けられた支持アームの先端を上方に引き上げ
て、該アームの先端側面における凹溝にガラス蓋
の側縁を挟み込む。支持アームが上方に回動され
て先端の凹溝にガラス蓋の側縁が挟み込まれる
と、支持アームはガラス蓋の重さを支えるように
互いに山形に衝合した形となり、支持アームがガ
ラス蓋を側面から見て傾斜状に開放して、上枠の
前面部が大きく開口した状態を維持する。
〔実施例〕
次にこの考案の好ましい実施例を図面により説
明する。第1図は通常の使用状態における観賞魚
用水槽1の前面斜視図であつて、上枠2の上面前
部に蛍光灯5をもつた照明器具3、上面背部には
フイルター器具4が夫々載置されている。照明器
具3を取外した状態における上枠2の内周部分に
は、一隅に給餌用投入口としての切欠き部6をも
つた、前記照明器具3の下面を覆うような大きさ
のガラス蓋7が載置されている。このガラス蓋7
は水槽1内から蒸発する水分が照明器具3内に侵
入することを防ぐ。
第3図乃至第5図に示すように、上枠2の内側
におけるガラス蓋7の受棚8のうち、上枠2の両
側辺2aに沿つた受棚8aには、該受棚8aの長
さ方向に沿つた細長い支持アーム収納凹部9が設
けられており、この収納凹部9内にはガラス蓋7
の側縁7aを支えるための支持アーム10が収納
されている。支持アーム10を収納する凹部9
は、底部11を有して内部に収納される支持アー
ム10が受棚8aの下方に落下しないようになつ
ていると共に、上枠2の前辺2b側に位置した凹
部9内の一端には、上枠前辺2bの方向と平行な
軸12が設けられている。
一方支持アーム10は前記受棚8aと同じ面を
なす表面10aと、この支持アーム10が収納凹
部9内に収納されたとき前記表面10aを受棚8
aの高さに支えるための側面10bとを有してい
る。また該支持アーム10の先端には、ガラス蓋
7の側縁7aを挟み込むための凹溝13が側面1
0bに設けられていると共に、後端には前記収納
凹部9の後端に設けられた軸12に係合される軸
受溝14が設けられている。
支持アーム10によりガラス蓋7を支持すると
きは、ガラス蓋7を上枠2の手前側が開くように
持ち上げた状態とし、支持アーム10の先端を指
先で引つ掛けて、後端の軸受溝14が軸12を中
心にして回動するように引起こし、先端の凹溝1
3内にガラス蓋7の側縁7aを係合させる。この
状態においてガラス蓋7は、後縁7aがフイルタ
ー器具4の下縁に係止された形で前縁7cの開放
状態が維持される。
なおこの実施例では、ガラス蓋7を開放する前
の段階で、上方の照明器具3を一時的に移動する
のに便利なように、第6図及び第7図に示すよう
に、照明器具3の背面下部に一対のフツク15を
設けると共に、フイルター器具4の前面上部に前
記フツク15が係合する一対の受環16を設け、
フツク15がこの受環16に係合されることによ
つて照明器具3がフイルター器4の前面上部に仮
設保持されるようになつている。
第8図は本案の別の実施例を示している。この
例は、水槽1が大形であつて、上枠2の中央部に
両側辺2aと平行な梁材17が設けられている場
合に適用されるものであり、支持アーム収納凹部
9がこのガラス蓋7の受面をなす梁材17に設け
られている。ただしこの実施例では、支持アーム
10の先端における凹溝13がガラス蓋7の側縁
7aでなく前縁7cを支えることになるので、凹
溝13はアーム表面10aの先端下面に設けられ
ている。
〔効果〕
以上に述べたように、本考案の観賞魚用水槽に
おいては、上枠の両側辺の方向に沿つたガラス蓋
受棚に一端を軸として回動するガラス蓋の支持ア
ームを設けて、この支持アームの先端における凹
溝によりガラス蓋の側縁もしくは前縁を係止させ
るようにしたので、この支持アームを介してガラ
ス蓋を上枠の手前側が開放された形で開口支持さ
せることができる。従つて本考案によれば、ガラ
ス蓋を上枠の上に保持したままの形で上枠上部前
面を開口させて、給餌や水草の植え直し、死魚の
すくい出しなどの各種飼育管理作業を能率よく行
える。またこの場合ガラス蓋は上枠上から別の場
所に移動させずに開放できるので、ガラス蓋の裏
面に付着した水滴を水槽外にこぼすことなく作業
を行うことができ、しかもガラス蓋の移動に伴う
破損などの危険を確実に防止できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る観賞魚用水槽の通常の使
用状態における斜視図、第2図は照明器具を取外
した状態の斜視図、第3図は上枠の部分斜視図、
第4図はガラス蓋を支持アームによつて支えた状
態の部分斜視図、第5図は第3図の−線にお
ける断面図、第6図は照明器具の背面より見た斜
視図、第7図はガラス蓋を開放した状態の水槽側
面図、第8図は別の実施例の構成を示す部分斜視
図である。 1……水槽、2……上枠、3……照明器具、4
……フイルター器具、6……切欠き部、7……ガ
ラス蓋、8……受棚、9……収納凹部、10……
支持アーム、11……底部、12……軸、13…
…凹溝、14……軸受溝、15……フツク、16
……受環、17……梁材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水槽の上枠における両側辺の方向に沿つたガ
    ラス蓋受棚に、該受棚の長さ方向に沿つた収納
    凹部を設けて、該収納凹部内には、上枠の前辺
    側に設けた軸を中心として受棚の上方に回動す
    る、先端にガラス蓋の係合凹溝をもつた支持ア
    ームを出没自在に嵌合配置したことを特徴とす
    る観賞魚用水槽。 (2) 支持アームが上枠の一方の側辺内側における
    ガラス蓋受棚に設けられていて、先端のガラス
    蓋係合凹溝がガラス蓋の側縁に係合されるべく
    アームの側面に設けられている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の観賞魚用水槽。 (3) 支持アームが上枠中央に設けられた梁材のガ
    ラス蓋受面に設けられていて、先端のガラス蓋
    係合凹溝がガラス蓋の前縁に係合されるべくア
    ームの下面に設けられている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の観賞魚用水槽。
JP8473187U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0232051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8473187U JPH0232051Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8473187U JPH0232051Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193458U JPS63193458U (ja) 1988-12-13
JPH0232051Y2 true JPH0232051Y2 (ja) 1990-08-30

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ID=30939496

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JP8473187U Expired JPH0232051Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193458U (ja) 1988-12-13

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