JPH0232027A - 鎮痛剤 - Google Patents

鎮痛剤

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Publication number
JPH0232027A
JPH0232027A JP63181276A JP18127688A JPH0232027A JP H0232027 A JPH0232027 A JP H0232027A JP 63181276 A JP63181276 A JP 63181276A JP 18127688 A JP18127688 A JP 18127688A JP H0232027 A JPH0232027 A JP H0232027A
Authority
JP
Japan
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formula
salt
compound
analgesic agent
compound expressed
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Pending
Application number
JP63181276A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
勉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROOMAN KOGYO KK
Original Assignee
ROOMAN KOGYO KK
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Publication date
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ε産業上の利用分野コ 本発明は、鎮痛剤に関する。
〔従来の技術] オピオイドペプチド例えばメチオニン−及びロイシン−
エンケファリンが発見されてから、これらの物質の類似
体が数多く合成されてきた。この中に、リポコラスキー
(Lipkovski)ら[”ペプチド(Peptid
es)  、3.697−700(1982)]により
合成された上記の式(1)で示されるダブル−エンケフ
ァリンと呼ばれうる化合物がある。
[発明の概要] 本発明は、本発明者らが式(1)で示される化合物につ
いて種々検討した結果、この化合物が鎮痛効果とともに
、身体依存性が極めて低いことを見いだしたことに基づ
く。
即ち本発明は式 %式%(1) の化合物又はその製薬上許容しつる塩を含む鎮痛剤に関
する。
本発明に用いられる有効成分である式(1)の化合物は
、メチオニン−及びロイシン−エンケファリンのC末端
メチオニン又はロイシン残基がエンケファリン類似体の
第二の活性フラグメントにより置換され、O−^1a’
−エンケファリン類似体の二つのフラグメントがジアミ
ンにより結合されている。この化合物は、公知の7ミノ
駿の合成法により製造することが出来る0例えば、その
一つの方法として、′ペプチド(Peptides)”
、旦、697−700 (1982)に記載されている
方法がある。この方法では、出発原料としてペンジルオ
キシ力ルボニルーPhe−4−二トロフェニルを用い、
ベンジルオキシカルボニル−Phe−NH−NHx。
(ベンジルオキシカルボニル−Phe−NH−) !、
  (Her−Phe−NH−)*、  (テトラ−ブ
チルオキシカルボニル−Tyr−D−^1a−Gly−
Phe−NH−) xを経て目的とする化合物を得てい
る。得られた式(1)の化合物の塩酸塩の融点は176
−178℃であり。
1:a]  ”+7. 9  (c  1.  DMF
)  、  Rf(I) =O,?35、 Rf([I
I) =0.72である。そして、その鎮痛効果は前記
の文献に明らかにされている。
式(1)の化合物の製薬上許容しうる塩としては、塩酸
塩、硫象塩、酢置塩、フマール酸塩、マレイン語塩など
の無機謙塩、有機酸塩を挙げることが出来る。
本発明の鎮痛剤は1式(1)の化合物又はその製薬上許
容しうる塩と適切な添加物との混合により製造される。
好ましくは1本鎮痛剤は単位投与の形であり、そして医
薬品の分野に用いられるように適合された形である。
本発明の鎮痛剤は、任意の経路により投与されるように
処方され、その例は経口、非経口、直腸内1局所などの
投与である。剤型としては1例えば錠剤、カプセル、バ
イアル、粉末、顆粒、トローチ、再溶解されうる粉末又
は液剤例えば溶液又は廃剤の形である。
経口投与に好適なものは、従来の添加物例えば結合剤(
例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビトー
ル、トラガントゴム又はポリビニルピロリドン);充填
剤(例えばラクトース、砂糖、とうもろこし澱粉、燐酸
カルシウム、ソルビトール又はグリセリン) ;崩壊剤
(例えば澱粉。
ポリビニルピロリドン、ナトリウム澱粉グリコラート又
は微結晶セルロース);打錠用滑沢剤(例えばステアリ
ン酸マグネシウム)又は製薬上許容しうる硬化剤(例え
ばナトリウムラウリルサルフェート)を含みうる。
固体の経口投与用剤は、混合、充填、打錠などの従来の
方法により得られる。混合の操作を繰り返して、多量の
充填剤を用いる薬剤全体、に式(1)の化合物又はその
製薬上許容しつる塩を分布させることができる。鎮痛剤
は、又は例えばもし所望ならば担体又は他の添加物を含
有する消化可能なカプセル例えばゼラチンよりなるカプ
セルの形である。
液体の経口投与用剤は1例えばエマルション。
シロップ又はエリキシルの形であるか、又は使用前に水
又は他の好適な媒体により再溶解される峠燥物として提
供される。このような液剤は、従来の添加物例えばI!
!?ii剤例えばソルビトール、シロップ、メチルセル
ロース、ゼラチン、ヒドロキシメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース。
ステアリン酸アルミニウムゲル、水素化食用脂肪;乳化
剤例えばレシチン、ソルビタンモノオレート、ポリグリ
セロール又はアラビアゴム;水性又は非水性の媒体(食
用油を含む)例えばアーモンド油1分留ココナツツ油、
油状エステル例えばグリセリンのエステル又はプロピレ
ングリコールもしくはエタノール、グリセリン、水又は
通常の生理食塩水;保存剤例えばメチル又はプロピルP
−ヒドロキシベンゾエート又はソルビン酸;そしてもし
所望ならば従来の香味料又は着色剤を含む。
本発明の鎮痛剤は、又非経口経路例えば皮下又は静脈内
経路により投与される。それは、!ll上上容しうる液
体例えば滅菌したしかもパイロジエンのない水又は非経
口的に許容しうる油のような製薬上許容しうる液体又は
液体の混合物中の水性又は非水性の溶液、懸濁液又はエ
マルション中の注射しつる形に処方さ九る。液体には、
静菌剤、抗酸化剤又は他の保存剤、バッファー又は溶液
を血液と等偏性にする物質、濃化剤又は他の製薬上許容
しうる添加物を含む、このような形は、単位投与の形例
えばアンプル又は使い捨て可能な注射装置又は濃縮物又
はそれから適切な投与量が抜きだされる瓶の形などが挙
げられる。又1本発明の鎮痛剤は1通常の製薬方法に従
って例えば座薬として直腸内投与用に処方されることも
できる。
これらの剤型において、もし所望ならば徐放の形にする
こともできる。
本発明の鎮痛剤の投与量は、患者の症状及び投与の頻度
及び経路に依存する。そして、1日1回以上例えば1日
2.3又は4回投与され、成人に対する1日当たりの全
投与量は、活性成分として通常2〜300■好ましくは
5〜100■である。
単位投与物は1式(1)の化合物又はその製薬上許容し
うる塩を2〜20■含む。
本発明の鎮痛剤の毒性は、下記の実施例に示される実験
中には認められなかった。
[実施例] 次に1本発明の実施例を示す。
実施例 1 m呈U 実験には、オスのSpragus−Davley種ラッ
ト(体重的250g)を用いた。
身体依存形成能は次のようにして測定した。ラットの右
側外音静脈に留置カテーテルを慢性的に植え込み、カテ
ーテルの一端は、背部皮下より体外へ出し、自動注入装
置に接続し、カテーテルを介して1時間間隔で20秒間
、薬液を注入した。
実験群として、式(1)の化合物の塩酸塩(以下D−E
nkとする)群とその対照としてモルヒネ群を設けた。
実験スケジュールは、 D−Enk (n=6)につい
ては、1 m(/JX 24回を2日、 2+g/kg
X24回を3日間処置し1モルヒネについては、0 、
5 mg/kgX 24回を1日、1■/瞳×24回を
1日、2■/kgX24回を3日間処置し、いずれの群
とも最終の注入30分後にナロキソン3■/kgを皮下
注射して通薬症候を観察した。
薬物投与期間中、毎日一定時刻に両群の体重測定と行動
観察を行った結果1両群ともに大きな体重変化は見られ
なかったが1行動面では1モルヒネ群に比べD−Enk
群で著明な鎮静が見られた。
又、ナロキソンによる通薬症候誘発試験において1モル
ヒネ群では、ナロキソン投与後15分間に1発声、身体
の震え、下痢、眼瞼下垂、唾液過多、鼻出血、流涙なと
の通薬症候が強く現れた。
ナロキソン投与による体重減少率は、15分後では1.
63%、180分後では5.45%となった。
これに対して、 D−Enk群では、ナロキソン投与後
15分間で1発声、身体の震え、そしゃく、眼瞼下垂な
どの症候が僅かに発現した程度であって、下痢、流涙な
どは観察されなかった。ナロキソン投与後の体重減少率
は、30分後までは全く見られず、180分で0.97
%の減少となり、対照群と比べて有意なナロキソン誘発
体重減少は、l[察されなかった。
又、身体の震えの発現数においても、モルヒネ群では平
均15.5回であり、 D−Enk群では。
6.0回であった。
上述から明らかなように、 D−Enkの身体依存形成
能は、極めて弱いものである。この事実は、従来得られ
ているオピオイドペプチドの身体依存形成能が強く鎮痛
剤として実用に適さないことを考慮すると1本発明の鎮
痛剤の実用性を明確にさせることになる。
特許出願人 株式会社 ローマン工業

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 (Tyr−D−Ala−Gly−Phe−NH)_2−
    ・・・・(1)の化合物又はその製薬上許容しうる塩を
    含む鎮痛剤。
JP63181276A 1988-07-19 1988-07-19 鎮痛剤 Pending JPH0232027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63181276A JPH0232027A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 鎮痛剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63181276A JPH0232027A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 鎮痛剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0232027A true JPH0232027A (ja) 1990-02-01

Family

ID=16097864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63181276A Pending JPH0232027A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 鎮痛剤

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JP (1) JPH0232027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098427A3 (en) * 2001-06-05 2003-02-20 Control Delivery Systems Sustained-release analgesic compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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