JPH0231712Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0231712Y2
JPH0231712Y2 JP1982031232U JP3123282U JPH0231712Y2 JP H0231712 Y2 JPH0231712 Y2 JP H0231712Y2 JP 1982031232 U JP1982031232 U JP 1982031232U JP 3123282 U JP3123282 U JP 3123282U JP H0231712 Y2 JPH0231712 Y2 JP H0231712Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection coil
proximity switch
shape
circuit section
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982031232U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58133241U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3123282U priority Critical patent/JPS58133241U/ja
Publication of JPS58133241U publication Critical patent/JPS58133241U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0231712Y2 publication Critical patent/JPH0231712Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は検出コイル部に特徴を有する近接スイ
ツチに関するものである。
〔従来技術〕
最近産業用ロボツト等自動化機器の進歩に伴
い、これらに使用される物体の検知スイツチも小
型、高速で高い使用頻度に耐えるスイツチが要求
されている。そのため従来のマイクロスイツチや
リミツトスイツチ等の接触型、有接点スイツチか
ら、非接触無接点型の近接スイツチが多用される
ようになつてきている。
第1図はこのような従来の近接スイツチ1の一
例を示す断面図である。本図において、ケース2
の前面に検出コイル3が配置され、その両端はケ
ース2の内部に設けられた回路部4に接続され
る。回路部4はプリント基板5上に実装されてお
り、検出コイル3を含む発振回路とその発振状態
の変化を検出する検出回路とによつて構成され
る。回路部4に接続されるコード6は回路部4に
電力を供給すると共に外部に出力を与える。ケー
ス2はカバー7により被われ、その内部は樹脂8
が充填されて回路部4が固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
さて従来の近接スイツチにおいてはこのように
検出コイル3を含む検出部は円筒形等一定の形状
を有するため、複雑な形態を有する被検出物体に
十分対応できないという欠点があつた。例えば第
2図に示すように被検出物体9の側面に断面が半
円状の溝9aが設けられた場合には、被検出物体
9が図示のように近づいても近接スイツチ1の前
面と溝9aの底部とは一定の間隔があるため、そ
の近接を確実に検出することは困難であり、誤動
作を生じる恐れがあつた。しかしながら被検出物
体の形状に合わせて近接スイツチの形状を変える
ことができないので、近接スイツチの使用に制約
が生じていた。又検出コイル3と回路部4とがリ
ード線で接続されているため、組立作業性が悪く
断線も生じ易いという欠点があつた。
本考案はこのような従来の近接スイツチの問題
点に鑑みてなされたものであつて、近接スイツチ
を組立てた後に被検出物体の形状に対応させて検
知コイル部の形状を自由に変形できるようにする
ことを技術的課題とする。又検出コイルと回路部
とのリード線による接続を不要とし、近接スイツ
チの組立を容易にすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は検出コイルと、この検出コイルを含む
発振回路を有し発振状態の変化にもとづいて被検
出物体の近接を検知する回路部と、を含む近接ス
イツチであつて、検出コイルを可撓性基板上に設
けられたプリントパターンにより形成すると共
に、可撓性基板上の接続パターンを介して検出コ
イルと接続された回路部を実装し、可撓性基板の
検出コイルが形成された部分の形状を被検出物体
の形状に合わせて変形するようにしたことを特徴
とするものである。
〔作用〕
以上詳細に説明したように本考案による近接ス
イツチは、可撓性を有するプリント基板を用いそ
の上に検出コイルをプリントパターンとして形成
しており、検出コイル部の可撓性基板を被検出物
体の形状に合わせて変形するようにしている。又
取付面が狭い場合には検出コイル部のプリント基
板を折り曲げることができる。従つてこのような
変形により、被検出物体が近接した場合に物体と
検出コイル部間を近づけることができ検出感度が
向上することとなる。
〔実施例の説明〕
第3図は本考案の一実施例を示す近接スイツチ
10の斜視図である。本図において、可撓性を有
する長方形のプリント基板11に中央部の両側よ
り切欠きを設け、その切欠き部分を境として一方
を検出コイル用基板11a、他方を回路用基板1
1bとする。そして検出コイル用基板11aの表
面に図示のように渦巻状のパターン12を形成
し、回路用基板11bには従来の近接スイツチの
回路部と同様の回路部13を形成する。回路用基
板11bの裏面には又第3図に示すように剛性の
裏打板14を設け、回路部の基台とすると共に可
撓性のプリント基板11bの形状を平面に保つ。
裏打板14には四隅に回路部固定用の孔14a,
14b,14c,14dが設けられる。さてこれ
らの基板11a,11b間には図示のように連結
パターン15,15bを設け、一方のパターン1
5aを渦巻状のパターン12に接続し、他方のパ
ターン15bの端部と渦巻パターン12の中央部
とに夫々スルーホール孔16a,16bを設けて
プリント基板11aの裏面で両者を裏面パターン
17により接続する。こうして検出コイル用基板
11aのパターンをループ状に形成して検出コイ
ルとして用いる。尚コード18は回路部への電源
供給及び出力用のコードである。
第4図はこの近接スイツチ10を用いて前述し
た被検出物体9の近接を検知する場合の状態を示
すものである。本図に示すように本願の近接スイ
ツチの検知コイルは可撓性を有するプリント基板
11a上のプリントパターンとして形成されてい
るため、被検出物体9の形状に合わせて円弧状と
して一時的に固定することが可能である。従つて
このような形状に固定すれば被検出物体9が近接
した場合、その溝部9aも検出コイルに近接する
ことが可能となる。又検出コイル部と回路部とは
一枚の可撓性プリント基板11を用いて構成さ
れ、両者の接続もプリントパターンによつて行わ
れるため、はんだ付け等の接続手段が不要であ
り、近接スイツチの信頼性を向上させることがで
きる。
第5図は本考案の他の実施例を示すものであ
る。本実施例の近接スイツチ10′は可撓性を有
する長方形のプリント基板20上に4つの渦巻状
パターン21,22,23,24を形成してい
る。ここで渦巻状パターン21と22及び23と
24の中央部間は裏面パターン25,26によつ
て連結して1つのループ状の検出コイルを形成し
ている。このように検出コイルを構成すればこの
ままの状態で使用することもでき、第6図に示す
ように各コイル面毎に折り畳んで適宜の形状とし
て使用することもできる。
〔考案の効果〕
このように本考案の近接スイツチは複雑な形状
を有する物体についてはその物体に合わせて検出
コイル部を変形させることによつて任意の形状の
物体を検出することができる。又あらかじめ形状
が限定されていない種々の物体を検出することが
でき、取付けの自由度を大きくすることができ
る。又コイル部は非常に薄く且つ軽量であるため
小型の機器に特に取付け易くなるという効果も得
られる。更に可撓性基板上に検出コイルを形成す
ると共に回路部を実装するようにしたため、これ
らの間をリード線を用いて接続する必要がなく、
組立作業性を大幅に向上させることができ、断線
の可能性をなくすことができるという効果も得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の近接スイツチの一例を示す断面
図、第2図は従来の近接スイツチの使用状態を示
す斜視図、第3図は本考案による近接スイツチの
一実施例を示す斜視図、第4図はその使用状態を
示す斜視図、第5図は本考案の近接スイツチの他
の実施例を示す立面図、第6図はその使用状態を
示す斜視図である。 1,10,10′……近接スイツチ、9……被
検出物体、11,20……可撓性基板、11a…
…発振コイル用プリント基板、11b……回路用
プリント基板、12,21,22,23,24…
…渦巻状パターン、13……回路部、14……裏
打板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検出コイルと、この検出コイルを含む発振回路
    を有し発振状態の変化にもとづいて被検出物体の
    近接を検知する回路部と、を含む近接スイツチに
    おいて、 前記検出コイルを可撓性基板上に設けられたプ
    リントパターンにより形成すると共に、前記可撓
    性基板上の接続パターンを介して前記検出コイル
    と接続された前記回路部を実装し、前記可撓性基
    板の検出コイルが形成された部分の形状を前記被
    検出物体の形状に合わせて変形するようにしたこ
    とを特徴とする近接スイツチ。
JP3123282U 1982-03-04 1982-03-04 近接スイツチ Granted JPS58133241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3123282U JPS58133241U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 近接スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3123282U JPS58133241U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 近接スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58133241U JPS58133241U (ja) 1983-09-08
JPH0231712Y2 true JPH0231712Y2 (ja) 1990-08-28

Family

ID=30042912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3123282U Granted JPS58133241U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 近接スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58133241U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733053B2 (ja) * 1978-09-29 1982-07-14

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4729462U (ja) * 1971-04-30 1972-12-04
JPS4875585U (ja) * 1971-12-21 1973-09-19
JPS5733053U (ja) * 1980-08-01 1982-02-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733053B2 (ja) * 1978-09-29 1982-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58133241U (ja) 1983-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0278372U (ja)
JPS6434733U (ja)
JPH0231712Y2 (ja)
JPH021005Y2 (ja)
JPS6218004Y2 (ja)
JPS61158923U (ja)
JPH0641371Y2 (ja) アンテナ装置
JPH04794U (ja)
JPS5913710Y2 (ja) タツチスイツチ装置
JPH0248937U (ja)
JPH03269961A (ja) 低背型コネクタ
JPS6029189Y2 (ja) フレキシブルプリント基板の半田付け構造
JPH02103222U (ja)
JPS62153733U (ja)
JPS6385893U (ja)
JPH032564U (ja)
JPS62153732U (ja)
JPS61142337U (ja)
JPH0284371U (ja)
JPS61158927U (ja)
JPH0224480U (ja)
JPH01251797A (ja) フレキシブルプリント配線板の位置決め方法
JPS647772U (ja)
JPH0350369U (ja)
JPS58113236U (ja) 静電容量形近接スイツチ