JPH0231338Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0231338Y2
JPH0231338Y2 JP16824284U JP16824284U JPH0231338Y2 JP H0231338 Y2 JPH0231338 Y2 JP H0231338Y2 JP 16824284 U JP16824284 U JP 16824284U JP 16824284 U JP16824284 U JP 16824284U JP H0231338 Y2 JPH0231338 Y2 JP H0231338Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jumper wire
box body
box
lid
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16824284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6184622U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16824284U priority Critical patent/JPH0231338Y2/ja
Publication of JPS6184622U publication Critical patent/JPS6184622U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0231338Y2 publication Critical patent/JPH0231338Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は重連式蓄電池機関車(主として鉱山
用)の電動車と制動車の連結側端に取付けて使用
する耐圧防爆形接続箱に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
第2図は重連式蓄電池機関車における従来のジ
ヤンパ線取付状態を示す側面図、第3図は第2図
の平面図であつて、重連式蓄電池機関車は電動車
1と制動車2からなり、電動車1の上部には電源
用蓄電池(図示せず)を収納した蓄電池箱3が搭
載され、この蓄電池箱3の底に蓄電池箱を電動車
1に搭載する際のガイド4を設けている。
前記蓄電池箱3の前後左右に位置する外側面下
部には複数個の止金5が設けられ、この各止金5
を車体側止金6と合わせてピン7で止着すること
により、蓄電池箱3が電動車1に対して位置規制
される。上記電動車1と制動車2は連結器8と連
結ピン9により連結され、電動車1側の接続箱1
0と制動車2側の接続箱14との間にジヤンパ線
17が接続される。
電動車側の接続箱10は電動車1の後端板11
に設けた切欠穴12に嵌装され、ネジ13の締付
けにより第4図は前記接続箱10,14の中央縦
断面図を示す。この接続箱10,14は箱本体2
0の内部にコネクター取付板21を溶接等で取付
け、このコネクター取付板21にプラグ受22を
取付け、且つ前記箱本体20の車体取付側開口部
に蓋25をネジ26で取付けると共に、前記箱本
体20のジヤンパ線取付側開口部にジヤンパ線取
付蓋28をネジ26aで取付けた耐圧防爆形構成
のもので、車体側艤装線23はプラグ受22に接
続され箱本体20の壁面部に防爆用ベルマウス2
4で固定されている。なお、前記蓋25は艤装線
23の接続及び固定作業の完了後にネジ26で箱
本体20に取付けられる。
前記ジヤンパ線17はプラグ受22に差込まれ
るプラグ27に接続され、ジヤンパ線取付蓋28
に防爆用ベルマウス24aで固定される。そし
て、このジヤンパ線17の接続及び固定作業の完
了後にジヤンパ線取付蓋28をネジ26aで箱本
体20に取付ける。
第5図は防爆用ベルマウス24,24aの詳細
構造を示す断面図で、箱本体20(又はジヤンパ
線取付蓋28)に電線挿通穴29を設け、且つ車
体側艤装線23(又はジヤンパ線17)を固定す
るためのゴムパツキン30の嵌合穴31を設けた
ベルマウス取付座32を箱本体20(又はジヤン
パ線取付蓋28)の外側に溶接等で取付け、前記
艤装線23(又はジヤンパ線17)をゴムパツキ
ン30、ベルマウス33に通してプラグ受22
(又はプラグ27)に接続し、ベルマウス33で
ゴムパツキン30を押え付け、ベルマウス33を
前記取付座32にネジ34で締付け固定する構造
になつている。なお、ベルマウス33の開口端に
は艤装線23(又はジヤンパ線17)を曲げた
り、取り扱い時に損傷させたりするのを防止する
ための面取り35が設けられている。
ところで、ジヤンパ線17を接続する電動車1
側の接続箱10と制動車2側の接続箱14は曲線
通過時の車体偏奇によるジヤンパ線17の水平方
向の伸縮及びこの伸縮による弛みの問題を考慮し
て取付けなければならない。即ち、電動車1側の
接続箱10は蓄電池箱3より下方に位置する車体
部に取付けられるため、ジヤンパ線17の下方へ
の弛みを少なくする必要があり、このためジヤン
パ線取付蓋28と箱本体20の取付角度αを大き
くする必要がある。これに対し、制動車2側の接
続箱14の場合には取付位置を第2図のように高
くすることができるので、ジヤンパ線取付蓋28
と箱本体20の取付角度αを小さくし、曲線通過
時にジヤンパ線17が弛んだり引張られたりして
も、ジヤンパ線17に無理な外力が掛からないよ
うにし、車体各部との接触もないようにしてあ
る。
〔背景技術の問題点〕
しかながら、前記接続箱10,14が取付けら
れる重連式蓄電池機関車は、電動車1と制動車2
の車両間隔が小さく、また曲率半径も小さいの
で、曲線通過時のジヤンパ線17の動きも大き
く、接続箱10,14の高さを同じにすることが
できないという特殊事情があり、このため前記の
ような重連式蓄電池機関車のジヤンパ線接続に使
用される接続箱10,14はジヤンパ線17の動
きに合つた異種形態のものを必要とし、電動車側
接続箱10と制動車側接続箱14の箱本体20を
同一構成のものにすることはできない。従つて、
多種少量生産の多い重連式蓄電池機関車に適合さ
せるためには、ジヤンバ線17の動きに合つた異
種形態の接続箱を、その都度設計製作するか、或
いはどの機関車にも適合可能な多種類の接続箱を
用意しなければならず、その製作が面倒で経済的
にも不利である問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は前記従来の問題点を解消するために
なされたもので、その目的はジヤンパ線の取付角
度に応じた接続箱を製作するに当り、箱本体を共
通的に使用し、この箱本体にジヤンパ線取付面の
傾斜角度が異なるジヤンパ線取付蓋を止着して、
所定のジヤンパ線取付角度を簡単に決定すること
ができる、構造が簡単で経済的に有利な耐圧防爆
形接続箱を提供することにある。
〔考案の概要〕
前記の目的を達成するために、この考案の耐圧
防爆形接続箱は電動車側と制動車側に取付けられ
る接続箱の箱本体をジヤンパ線接続側に所定角度
の蓋取付面を有した同径同大の共通箱体として構
成し、この共通箱体の蓋取付面に止着されるジヤ
ンパ線取付蓋はジヤンパ線取付面を箱体上面との
なす取付角度が電動車側のものは大、制動車側の
ものは小となる傾斜角度に変化させた異種形態の
蓋として構成して、この箱本体とジヤンパ線取付
蓋との組合せにより所定のジヤンパ線取付角度を
決定できるようにしたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図の図面に従い
説明すると、この耐圧防爆形接続箱は電動車1側
と制動車2側に取付けられる接続箱10,14の
箱本体20をジヤンパ線接続側に所定角度βの蓋
取付面201を有した同径同大の共通箱体20a
として構成し、この共通箱体20aの蓋取付面2
01に止着されるジヤンパ線取付蓋28a,28
bは、ジヤンパ線取付面a1,b1を箱体上面と
のなす取付角度θ1,θ2が電動車1側のものは大、
制動車2側のものは小(θ1>θ2)となる傾斜角度
γ1,γ2に変化させた異種形態の蓋として構成して
なるものである。
この接続箱と第4図に示す従来接続箱10,1
4との違いはジヤンパ線17を取付ける蓋28
a,28bを、共通箱体として構成された箱本体
20aにβの角度(90度でもよい)で取付け、前
記ジヤンパ線17の箱体20aに対する取付角度
θ1,θ2を蓋取付面201の角度βと、ジヤンパ線
取付面a1,b1の傾斜角度γ1,γ2により決定し
ようとするもので、その他の構成は第4図、第5
図に示すものと同様であるから、同一部分同符号
を付して詳細な説明は省略する。
なお、電動車1側に取付けられる接続箱10に
おいて、ジヤンパ線取付面a1の箱体20aに対
する角度θ1がθ1=βでよい場合はγ1=0゜でよい。
〔考案の効果〕
この考案の耐圧防爆形接続箱は前記のような構
成のものであるから、ジヤンパ線取付面の異なる
異種形態のジヤンパ線取付蓋を用意するだけで、
箱本体は共通して使用することができ、多機種に
応用可能な繁用性のある接続箱を構造簡単にして
安価に提供することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の耐圧防爆形接続箱を示す縦
断面図、第2図は重連式蓄電池機関車における従
来のジヤンパ線取付状態を示す側面図、第3図は
第2図の平面図、第4図は従来の接続箱の縦断面
図、第5図は防爆用ベルマウスの詳細断面図であ
る。 1……電動車、2……制動車、3……蓄電池
箱、8……連結器、10,14……接続箱、17
……ジヤンパ線、20……箱本体、20a……共
通箱体、201……箱本体の蓋取付面、21……
コネクター取付板、22……プラグ受、23……
艤装線、24,24a……防爆用ベルマウス、2
7……プラグ、28a,28b……ジヤンパ線取
付蓋、a1,b1……ジヤンパ線取付面、θ1,θ2
……ジヤンバ線取付面の箱体とのなす取付角度、
γ1,γ2……ジヤンパ線取付面の傾斜角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重連式蓄電池機関車の電動車と制動車の連結側
    端に取付けて使用する、箱本体の内部にジヤンパ
    線と車体側艤装線を接続するコネクターを設けた
    耐圧防爆形の接続箱において、電動車側と制動車
    側に取付けられる接続箱の箱本体をジヤンパ線接
    続側に所定角度の蓋取付面を有した同径同大の共
    通箱体として構成し、且つこの共通箱体の蓋取付
    面に止着されるジヤンパ線取付蓋はジヤンパ線取
    付面を箱体上面とのなす取付角度が電動車側のも
    のは大、制動車側のものは小となる傾斜角度に変
    化させた異種形態の蓋として構成して、このジヤ
    ンパ線取付蓋と共通箱体との組合せにより所定の
    ジヤンパ線取付角度を決定できるようにしたこと
    を特徴とする耐圧防爆形接続箱。
JP16824284U 1984-11-06 1984-11-06 Expired JPH0231338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16824284U JPH0231338Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16824284U JPH0231338Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6184622U JPS6184622U (ja) 1986-06-04
JPH0231338Y2 true JPH0231338Y2 (ja) 1990-08-23

Family

ID=30726019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16824284U Expired JPH0231338Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0231338Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2621620B2 (ja) * 1990-09-18 1997-06-18 日立電線株式会社 車輌間渡り用着脱式接続ユニット工法
JP5174989B1 (ja) 2011-10-18 2013-04-03 三菱電機株式会社 ジャンパ連結器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6184622U (ja) 1986-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6669506B2 (en) Trainline junction box
JPH0231338Y2 (ja)
JPS5832208Y2 (ja) 蓄電池の端子接続用アダプタ
JPS6125019U (ja) 接続箱
JPS5938176U (ja) トランスミツシヨンのアンダ−カバ−
CA2424012C (en) Trainline junction box
JPS6126118Y2 (ja)
JPS5918716Y2 (ja) 電気機器のコネクタ固定部
JPS582677Y2 (ja) 自動車のコンソ−ルボツクス取付部構造
JPS5872923U (ja) ワイヤ−ハ−ネス用プロテクタ
JPS625007Y2 (ja)
JPS6333421Y2 (ja)
JPS5991970U (ja) 自動車のル−フモ−ル取付構造
JPS6033776U (ja) 同軸接栓座取付構造
JPS6122143U (ja) 光複合ofケ−ブル用キヤツプ
JPS6322069U (ja)
JPS60113251U (ja) 車両用バンパ−
JPS6059735U (ja) 鋼コルゲ−トシ−スケ−ブル
JPS645384U (ja)
JPS6029307U (ja) 車両用灯具の誤装着防止構造
JPS5913379U (ja) ヘツドライトケ−スの車体への取付構造
JPS6032173U (ja) 車体のフロントエンド構造
JPS6014885U (ja) ロボツト
JPS60128856U (ja) 中間継手金具付ブレ−キホ−ス
JPS59180411U (ja) 電気機器用タンク