JPH0230961B2 - - Google Patents
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- JPH0230961B2 JPH0230961B2 JP55040032A JP4003280A JPH0230961B2 JP H0230961 B2 JPH0230961 B2 JP H0230961B2 JP 55040032 A JP55040032 A JP 55040032A JP 4003280 A JP4003280 A JP 4003280A JP H0230961 B2 JPH0230961 B2 JP H0230961B2
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- tank
- kitchen waste
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 62
- 239000010806 kitchen waste Substances 0.000 claims description 50
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 19
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 239000007921 spray Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 2
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- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
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- Refuse Collection And Transfer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は食堂などから発生する厨芥を槽におい
て水と混合、撹拌し、さらに搬出するべくした厨
芥搬出装置に関するものである。
て水と混合、撹拌し、さらに搬出するべくした厨
芥搬出装置に関するものである。
(従来の技術)
一般に、食堂などから発生する厨芥を処理する
場合、その厨芥を水と混合し、デイスポーザで粉
砕して脱水機により脱水固形化し、放出する。
場合、その厨芥を水と混合し、デイスポーザで粉
砕して脱水機により脱水固形化し、放出する。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら前記厨芥と水とを混合撹拌する段
階において、未だ満足な結果が得られていない。
すなわち槽内に投入された厨芥が堆積してしま
い、水との混合撹拌が確実に行われないことがあ
る。
階において、未だ満足な結果が得られていない。
すなわち槽内に投入された厨芥が堆積してしま
い、水との混合撹拌が確実に行われないことがあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであつ
て、略V字状断面で下すぼまりに形成され、前部
上面に投入口を設けた槽と、前記槽の後部に設け
られた前記槽内を底壁と略平行に循環させる環状
体とこれに適宜の間隔をおいて取付けたバケツト
とよりなるバケツトコンベア装置と、前記槽の前
側壁近辺に横一列に配置され、かつ先端開口部を
前記槽の後方に向けた3本以上の水噴射ノズルと
を備え、これら水噴射ノズルのうち左右両側端の
ノズルは、前記槽の左右側壁近辺に配置され、さ
らに前記各水噴射ノズルは、間欠的に水噴射する
とともに、左右いずれか一方端の水噴射ノズルか
ら隣接する水噴射ノズルへと順次水噴射を切換え
るべくした制御手段を設けてなるものである。
て、略V字状断面で下すぼまりに形成され、前部
上面に投入口を設けた槽と、前記槽の後部に設け
られた前記槽内を底壁と略平行に循環させる環状
体とこれに適宜の間隔をおいて取付けたバケツト
とよりなるバケツトコンベア装置と、前記槽の前
側壁近辺に横一列に配置され、かつ先端開口部を
前記槽の後方に向けた3本以上の水噴射ノズルと
を備え、これら水噴射ノズルのうち左右両側端の
ノズルは、前記槽の左右側壁近辺に配置され、さ
らに前記各水噴射ノズルは、間欠的に水噴射する
とともに、左右いずれか一方端の水噴射ノズルか
ら隣接する水噴射ノズルへと順次水噴射を切換え
るべくした制御手段を設けてなるものである。
(作用)
前記構成により、槽内に堆積した厨芥を前記左
右いずれか一方さら順次水噴射により確実に突き
くずし、かつ水と十分混合撹拌して、前記バケツ
トコンベア装置により搬出する。
右いずれか一方さら順次水噴射により確実に突き
くずし、かつ水と十分混合撹拌して、前記バケツ
トコンベア装置により搬出する。
(実施例)
以下、本発明の実施例を評述すると、1は略V
字状断面で下すぼまりに形成した槽であり、その
底部には異物溜め1aが設けられている。1bは
槽1の前側壁、1cは後側壁、1dは左側壁、1
eは右側壁である。1fは槽1の前部上面に形成
した厨芥の投入口である。なお、槽1の底壁はゆ
るやかに傾斜され、槽1の容積を大とするべく形
成されている。
字状断面で下すぼまりに形成した槽であり、その
底部には異物溜め1aが設けられている。1bは
槽1の前側壁、1cは後側壁、1dは左側壁、1
eは右側壁である。1fは槽1の前部上面に形成
した厨芥の投入口である。なお、槽1の底壁はゆ
るやかに傾斜され、槽1の容積を大とするべく形
成されている。
Aはバケツトコンベア装置で、槽1の後部に設
けられ、一端が槽1の後部上端に、他端が槽1の
底部近辺(実施例では溜め1aより若干上方位
置)に、それぞれ水平軸支2,3され、槽1内を
底壁と略平行に循環させるものであり、4,5は
軸2,3に固着したスプロケツトである。6は両
スプロケツト4,5に巻掛けた環状体としてのチ
エーンである。7はチエーン6に適宜の間隔をお
いて取付けたバケツトである。なお、これらバケ
ツト7の進行方向は前後端上部(あるいは少なく
とも後端上部)は第3図のように多数の突起7a
が形成されている。8は隣接する各バケツト7の
中間においてチエーン6に取付けたくし状体であ
る。なお、各くし状体8のくし棒8aの間隔は実
施例では数mm程度である。9はコンベア装置Aの
駆動用電動機であり、その出力軸9aにはスプロ
ケツト10が固着されている。11は軸2に固着
したスプロケツトである。12は両スプロケツト
10,11に巻掛けたチエーンである。
けられ、一端が槽1の後部上端に、他端が槽1の
底部近辺(実施例では溜め1aより若干上方位
置)に、それぞれ水平軸支2,3され、槽1内を
底壁と略平行に循環させるものであり、4,5は
軸2,3に固着したスプロケツトである。6は両
スプロケツト4,5に巻掛けた環状体としてのチ
エーンである。7はチエーン6に適宜の間隔をお
いて取付けたバケツトである。なお、これらバケ
ツト7の進行方向は前後端上部(あるいは少なく
とも後端上部)は第3図のように多数の突起7a
が形成されている。8は隣接する各バケツト7の
中間においてチエーン6に取付けたくし状体であ
る。なお、各くし状体8のくし棒8aの間隔は実
施例では数mm程度である。9はコンベア装置Aの
駆動用電動機であり、その出力軸9aにはスプロ
ケツト10が固着されている。11は軸2に固着
したスプロケツトである。12は両スプロケツト
10,11に巻掛けたチエーンである。
13,14,15は槽1の前側壁1b近辺に取
付けられ、かつ先端開口部を槽1の後方に向けた
3本の横一列の水噴射ノズルである。各ノズル1
3〜15は実施例では若干下向きに傾斜されてい
る。なお、このノズルは4本以上であつてもよ
い。そして、左右両側端のノズル13,15は槽
1の左側壁1d、右側壁1e近辺にそれぞれ配置
されている。また各ノズル13〜15には吸気管
13a〜15aが接続され、公知のエジエクタ効
果を奏するべくなされている。16は溜め1a内
に配置され、先端開口方向をほぼ水平(実施例で
は若干上向き)とし、かつ溜め1aの垂直中心軸
からオフセツトした水噴射ノズルであり、実施例
では前記垂直中心軸に対して対称的に2本設けら
れている。また、ノズル16には吸気管16aが
接続され、公知のエジエクタ効果を奏するべくな
されている。17はコンベア装置Aの上端搬出位
置下方に配置した公知のデイスポーザであり、1
7aはそのホツパである。なお、ホツパ17aの
上面は槽1上面より若干下方に位置され、かつ槽
1と連通されている。18はデイスポーザ17の
吐出側と接続19した公知の遠心脱水機である。
20はコンベア装置A、ノズル13〜16、デイ
スポーザ17、脱水機18を制御する制御手段
(実施例ではシーケンス制御手段)である。なお、
制御手段20にはノズル13,15のいずれか一
方(実施例ではノズル13から隣接するノズル1
4,15へと順次水噴射を切換えるべくしたプロ
グラム(第5図のY行程)のほか、第5図のX行
程、Z行程などのプログラムも含まれている。
付けられ、かつ先端開口部を槽1の後方に向けた
3本の横一列の水噴射ノズルである。各ノズル1
3〜15は実施例では若干下向きに傾斜されてい
る。なお、このノズルは4本以上であつてもよ
い。そして、左右両側端のノズル13,15は槽
1の左側壁1d、右側壁1e近辺にそれぞれ配置
されている。また各ノズル13〜15には吸気管
13a〜15aが接続され、公知のエジエクタ効
果を奏するべくなされている。16は溜め1a内
に配置され、先端開口方向をほぼ水平(実施例で
は若干上向き)とし、かつ溜め1aの垂直中心軸
からオフセツトした水噴射ノズルであり、実施例
では前記垂直中心軸に対して対称的に2本設けら
れている。また、ノズル16には吸気管16aが
接続され、公知のエジエクタ効果を奏するべくな
されている。17はコンベア装置Aの上端搬出位
置下方に配置した公知のデイスポーザであり、1
7aはそのホツパである。なお、ホツパ17aの
上面は槽1上面より若干下方に位置され、かつ槽
1と連通されている。18はデイスポーザ17の
吐出側と接続19した公知の遠心脱水機である。
20はコンベア装置A、ノズル13〜16、デイ
スポーザ17、脱水機18を制御する制御手段
(実施例ではシーケンス制御手段)である。なお、
制御手段20にはノズル13,15のいずれか一
方(実施例ではノズル13から隣接するノズル1
4,15へと順次水噴射を切換えるべくしたプロ
グラム(第5図のY行程)のほか、第5図のX行
程、Z行程などのプログラムも含まれている。
次に、本発明の実施例について説明すると、ま
ず、投入口1fから槽1内に厨芥を投入する。そ
して、制御手段20の起動スイツチをONにす
る。以後は第5図のタイムチヤートに基づいて説
明するが、まずノズル13〜15により約160秒
間水噴射し、槽1内に水を貯える。すなわち第5
図におけるX行程で、このX行程において、水が
槽1からホツパ17aにあふれ出ることはない。
ず、投入口1fから槽1内に厨芥を投入する。そ
して、制御手段20の起動スイツチをONにす
る。以後は第5図のタイムチヤートに基づいて説
明するが、まずノズル13〜15により約160秒
間水噴射し、槽1内に水を貯える。すなわち第5
図におけるX行程で、このX行程において、水が
槽1からホツパ17aにあふれ出ることはない。
そして、X行程が終了すると第5図におけるY
行程に移行する。すると、ノズル14,15から
の水噴射が停止され、ノズル13のみにより約50
秒間水噴射し、槽1堆積した厨芥を左側壁に1d
側から槽1後部に向けて突きくずす。このとき厨
芥と槽1の左側壁1dとの間における摩擦は厨芥
同志の摩擦よりきわめて小であるので、その側壁
1dに接する厨芥が最初に突きくずされる。さら
にはその突きくずされた結果、そこに空間(ほと
んど水)が生じ、この空間と厨芥との間の摩擦が
厨芥同志の摩擦よりきわめて小であるので、その
空間と接する厨芥が続いて突きくずされる。従つ
て、左側壁1dに接する厨芥からその右側に存在
する厨芥へと順次突きくずされることになり、結
局ノズル13近辺に堆積した厨芥はほぼ突きくず
される。そして、ノズル13の水噴射が終了すれ
ば、代わつて隣接するノズル14により約40秒間
水噴射するが、この場合も前述同様の理由により
左側から右側へと順次厨芥が突きくずされること
になり、結局ノズル14近辺に堆積した厨芥はほ
ぼ突きくずされる。そして、ノズル14の水噴射
が終了すれば、代わつて隣接するノズル15によ
り約40秒間水噴射するが、この場合も前述同様の
理由により左側から右側へと順次厨芥が突きくず
されることになり、結局ノズル15近辺に堆積し
た厨芥はほぼ突きくずされる。このようにしてY
行程では、槽1内に堆積した厨芥は槽1後部にむ
けて突きくずされる。
行程に移行する。すると、ノズル14,15から
の水噴射が停止され、ノズル13のみにより約50
秒間水噴射し、槽1堆積した厨芥を左側壁に1d
側から槽1後部に向けて突きくずす。このとき厨
芥と槽1の左側壁1dとの間における摩擦は厨芥
同志の摩擦よりきわめて小であるので、その側壁
1dに接する厨芥が最初に突きくずされる。さら
にはその突きくずされた結果、そこに空間(ほと
んど水)が生じ、この空間と厨芥との間の摩擦が
厨芥同志の摩擦よりきわめて小であるので、その
空間と接する厨芥が続いて突きくずされる。従つ
て、左側壁1dに接する厨芥からその右側に存在
する厨芥へと順次突きくずされることになり、結
局ノズル13近辺に堆積した厨芥はほぼ突きくず
される。そして、ノズル13の水噴射が終了すれ
ば、代わつて隣接するノズル14により約40秒間
水噴射するが、この場合も前述同様の理由により
左側から右側へと順次厨芥が突きくずされること
になり、結局ノズル14近辺に堆積した厨芥はほ
ぼ突きくずされる。そして、ノズル14の水噴射
が終了すれば、代わつて隣接するノズル15によ
り約40秒間水噴射するが、この場合も前述同様の
理由により左側から右側へと順次厨芥が突きくず
されることになり、結局ノズル15近辺に堆積し
た厨芥はほぼ突きくずされる。このようにしてY
行程では、槽1内に堆積した厨芥は槽1後部にむ
けて突きくずされる。
そして、Y行程が終了するとノズル15のみに
より約20秒間水噴射して、槽1内の厨芥を水とと
もに垂直軸まわりに旋回させながら混合撹拌す
る。さらにはノズル13と16による水噴射、お
よびノズル15による水噴射を約10秒間づつ交互
に3回繰返して、槽1内の厨芥を水とともに垂直
軸まわりに旋回させながら混合撹拌する。さらに
は、ノズル14と16による水噴射を約10秒間づ
つ間欠的に3回繰り返して槽1内の厨芥を水と混
合撹拌するとともに、コンベア装置Aに向けて押
し流す。このようにしてZ行程では槽1内の前記
突きくずした厨芥を水と混合撹拌する。
より約20秒間水噴射して、槽1内の厨芥を水とと
もに垂直軸まわりに旋回させながら混合撹拌す
る。さらにはノズル13と16による水噴射、お
よびノズル15による水噴射を約10秒間づつ交互
に3回繰返して、槽1内の厨芥を水とともに垂直
軸まわりに旋回させながら混合撹拌する。さらに
は、ノズル14と16による水噴射を約10秒間づ
つ間欠的に3回繰り返して槽1内の厨芥を水と混
合撹拌するとともに、コンベア装置Aに向けて押
し流す。このようにしてZ行程では槽1内の前記
突きくずした厨芥を水と混合撹拌する。
一方、X行程終了時点より約10秒前からコンベ
ア装置A、デイスポーザ17及び脱水機18が駆
動されていて、槽1内の厨芥及び水はコンベア装
置Aの第1図図示の矢印方向の循環によりデイス
ポーザ17へ搬出されている。
ア装置A、デイスポーザ17及び脱水機18が駆
動されていて、槽1内の厨芥及び水はコンベア装
置Aの第1図図示の矢印方向の循環によりデイス
ポーザ17へ搬出されている。
従つて、Y行程にあつては、突きくずされた厨
芥は水とともにバケツト7によりすくわれたり、
あるいはくし状体8によりすくわれたりして、搬
出される。このときバケツト7の前後端上部には
突起7aが形成されているため、一旦バケツト7
ですくつた厨芥は突起7a(特に後端上部)にひ
つかかり、水の流出とともに再び槽1内に落下す
ることが少ない。また、くし状体8は比較的細か
い厨芥をもすくい、搬出する。さらにはZ行程に
あつては、十分混合撹拌された厨芥が水とともに
バケツト7により、あるいはくし状体8により、
それぞれすくわれ、搬出される。
芥は水とともにバケツト7によりすくわれたり、
あるいはくし状体8によりすくわれたりして、搬
出される。このときバケツト7の前後端上部には
突起7aが形成されているため、一旦バケツト7
ですくつた厨芥は突起7a(特に後端上部)にひ
つかかり、水の流出とともに再び槽1内に落下す
ることが少ない。また、くし状体8は比較的細か
い厨芥をもすくい、搬出する。さらにはZ行程に
あつては、十分混合撹拌された厨芥が水とともに
バケツト7により、あるいはくし状体8により、
それぞれすくわれ、搬出される。
なお、最初投入された厨芥のなかにはまれでは
あるが、フオーク、スプーンなどの比重大なる異
物が含まれるが、これら異物は前記厨芥を突きく
ずすY行程、厨芥を水と混合撹拌するZ行程にお
い手、特に厨芥と確実に分離され、溜め1aに沈
殿する。従つて、異物がコンベア装置Aにより搬
出されるうれいはない。またコンベア装置Aの駆
動により、槽1内の厨芥及び水の量は各ノズル1
3〜16の適宜の水噴射にもかかわらず、徐々に
減少する。そしてZ行程の後半になると、槽1内
の厨芥及び水は少なくなり、バケツト7及びくし
状体8によるすくいが困難になるが、ノズル1
4,16から間欠的に水噴射するので、厨芥及び
水は撹拌されつつコンベア装置Aに向けて押し流
されることになる。よつてその厨芥及び水は速や
かにバケツト7およびくし状体8によりすくわれ
搬出される。
あるが、フオーク、スプーンなどの比重大なる異
物が含まれるが、これら異物は前記厨芥を突きく
ずすY行程、厨芥を水と混合撹拌するZ行程にお
い手、特に厨芥と確実に分離され、溜め1aに沈
殿する。従つて、異物がコンベア装置Aにより搬
出されるうれいはない。またコンベア装置Aの駆
動により、槽1内の厨芥及び水の量は各ノズル1
3〜16の適宜の水噴射にもかかわらず、徐々に
減少する。そしてZ行程の後半になると、槽1内
の厨芥及び水は少なくなり、バケツト7及びくし
状体8によるすくいが困難になるが、ノズル1
4,16から間欠的に水噴射するので、厨芥及び
水は撹拌されつつコンベア装置Aに向けて押し流
されることになる。よつてその厨芥及び水は速や
かにバケツト7およびくし状体8によりすくわれ
搬出される。
そして、コンベア装置Aにより搬出された厨芥
及び水はホツパ17aに落下し、厨芥はデイスポ
ーザ17により粉砕され、さらにはそのデイスポ
ーザ17の吐出圧により管19を経て脱水機18
に送られ、脱水固形化され、外部に放出される。
そして、Z行程の終了後しばらくしてコンベア装
置Aが停止し、続いてデイスポーザ17、脱水機
18が若干時間をおいて順次停止し、厨芥処理の
1サイクルが完了する。
及び水はホツパ17aに落下し、厨芥はデイスポ
ーザ17により粉砕され、さらにはそのデイスポ
ーザ17の吐出圧により管19を経て脱水機18
に送られ、脱水固形化され、外部に放出される。
そして、Z行程の終了後しばらくしてコンベア装
置Aが停止し、続いてデイスポーザ17、脱水機
18が若干時間をおいて順次停止し、厨芥処理の
1サイクルが完了する。
(発明の効果)
この発明は前述したように、槽1後部にはバケ
ツトコンベア装置Aを、また槽1前部には先端開
口部を槽1後部に向けた3本以上の水噴射ノズル
13〜15を横一列に、それぞれ配置するととも
に、左右両側端のノズル13,15を槽1の左右
側壁1d,1e近辺に配置し、左右いずれか一方
端のノズル13または15から隣接するノズルへ
と順次水噴射を切換えるべくした制御手段を設け
たので、槽1内に堆積した厨芥は、最初に水噴射
するノズル13または15側の側壁1dまたは1
eと接する厨芥(最も摩擦が小)から順次隣接す
る厨芥へと逐次確実に突きくずされる。よつてそ
の突きくずされた厨芥は、水と容易に混合撹拌さ
れ得るので、槽1内の厨芥を水とともにすみやか
にコンベア装置Aにより搬出できる。
ツトコンベア装置Aを、また槽1前部には先端開
口部を槽1後部に向けた3本以上の水噴射ノズル
13〜15を横一列に、それぞれ配置するととも
に、左右両側端のノズル13,15を槽1の左右
側壁1d,1e近辺に配置し、左右いずれか一方
端のノズル13または15から隣接するノズルへ
と順次水噴射を切換えるべくした制御手段を設け
たので、槽1内に堆積した厨芥は、最初に水噴射
するノズル13または15側の側壁1dまたは1
eと接する厨芥(最も摩擦が小)から順次隣接す
る厨芥へと逐次確実に突きくずされる。よつてそ
の突きくずされた厨芥は、水と容易に混合撹拌さ
れ得るので、槽1内の厨芥を水とともにすみやか
にコンベア装置Aにより搬出できる。
また、コンベア装置Aにはバケツト7とくし状
体が設けられ、大半の厨芥のほか比較的細かい厨
芥もすくい、搬出できる。さらに、バケツト7の
上部には突起7aが形成されているため、一旦バ
ケツト7ですくつた厨芥は突起7aにひつかか
り、水の流出とともに再び槽内に落下することが
少なく確実に回収できる。
体が設けられ、大半の厨芥のほか比較的細かい厨
芥もすくい、搬出できる。さらに、バケツト7の
上部には突起7aが形成されているため、一旦バ
ケツト7ですくつた厨芥は突起7aにひつかか
り、水の流出とともに再び槽内に落下することが
少なく確実に回収できる。
図はいずれもこの発明の一実施例を示し、第1
図は一部横断全体説明図。第2図は第1図の要部
平面図、第3図はバケツトコンベア装置のバケツ
トの斜視図、第4図はバケツトコンベア装置のく
し状体の斜視図、第5図はタイムチヤートであ
る。 1……槽、1a……異物溜め、1b……前側
壁、1c……後側壁、1d……左側壁、1e……
右側壁、1f……投入口、A……バケツトコンベ
ア装置、2,3……水平槽、7……バケツト、7
a……突起、8……くし状体、8a……くし棒、
13〜15……水噴射ノズル、17……デイスポ
ーザ、18……脱水機、20……制御手段。
図は一部横断全体説明図。第2図は第1図の要部
平面図、第3図はバケツトコンベア装置のバケツ
トの斜視図、第4図はバケツトコンベア装置のく
し状体の斜視図、第5図はタイムチヤートであ
る。 1……槽、1a……異物溜め、1b……前側
壁、1c……後側壁、1d……左側壁、1e……
右側壁、1f……投入口、A……バケツトコンベ
ア装置、2,3……水平槽、7……バケツト、7
a……突起、8……くし状体、8a……くし棒、
13〜15……水噴射ノズル、17……デイスポ
ーザ、18……脱水機、20……制御手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 略V字状断面で、下すぼまりに形成され、前
部上面に投入口を設けた槽と、前記槽の後部に設
けられ前記槽内を底壁と略平行に循環させる環状
体とこれに適宜の間隔をおいて取付けたバケツト
とくし状体とよりなるバケツトコンベア装置と、
前記槽の前側壁近辺に横一列に配置され、かつ先
端開口部を前記槽の後方に向けた3本以上の水噴
射ノズルとを備え、これら水噴射ノズルのうち左
右両側端のノズルは、前記槽の左右側壁近辺に配
置され、さらに前記各水噴射ノズルは、間欠的に
水噴射するとともに、左右いずれか一方端の水噴
射ノズルから隣接する水噴射ノズルへと順次水噴
射を切換えるべくした制御手段を設けてなる厨芥
搬出装置。 2 前記バケツトコンベア装置は、そのバケツト
の進行方向の後端上部に多数の突起を形成してな
る特許請求の範囲第1項記載の厨芥搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003280A JPS56136704A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Carrying-out device for garbage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003280A JPS56136704A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Carrying-out device for garbage |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56136704A JPS56136704A (en) | 1981-10-26 |
JPH0230961B2 true JPH0230961B2 (ja) | 1990-07-10 |
Family
ID=12569563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4003280A Granted JPS56136704A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Carrying-out device for garbage |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56136704A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6194901A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-13 | 松下電器産業株式会社 | 生ゴミ処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883517A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-07 | ||
JPS5336074A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-04 | Underwood Gene E | Fluid mixing device |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP4003280A patent/JPS56136704A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883517A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-07 | ||
JPS5336074A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-04 | Underwood Gene E | Fluid mixing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56136704A (en) | 1981-10-26 |
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