JPH0230560B2 - - Google Patents

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JPH0230560B2
JPH0230560B2 JP57105139A JP10513982A JPH0230560B2 JP H0230560 B2 JPH0230560 B2 JP H0230560B2 JP 57105139 A JP57105139 A JP 57105139A JP 10513982 A JP10513982 A JP 10513982A JP H0230560 B2 JPH0230560 B2 JP H0230560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center frequency
level
emergency vehicle
vehicle
frequency range
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57105139A
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English (en)
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JPS58221500A (ja
Inventor
Hidehiro Kondo
Eiji Kato
Shigeo Tsuzuki
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車を運転中の運転者に、救急車等
緊急自動車の接近を検知して注意を促す緊急自動
車警告装置に関する。
[従来の技術] 最近の自動車は遮音対策の向上やカーオーデイ
オシステムの普及により車両外部からの音が運転
者に伝わりにくくなつてきており、運転者は緊急
自動車の接近に気が付きにくいという問題が生じ
てきている。そこで特開昭50―93798号公報に記
載されるように、車外に音波受信部を、車内に緊
急自動車が吹鳴する特定の警報音のみの周波数を
分析してピツクアツプするフイルタ回路とを設
け、該フイルタ回路でピツクアツプした前記特定
の警報音周波数により電気接点を作動してブザー
或はランプ等の警報器を作動し報知するようにし
た緊急自動車接近時の警報方式が提案されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述のような方法では、近年緊
急自動車の警報音に類似した音を発するクラシヨ
ンの普及、サイレンの多様化等により、緊急自動
車が接近していないにもかかわらず警告音が鳴響
いたり、警告ランプが点灯するといつた誤作動が
生じ、自動車の運転中に煩わしさを感じるという
問題点を有していた。
そこで本発明は、自動車の窓が閉められて、車
室内でラジオ等がなつているような状態において
も、運転者が緊急自動車の接近を確実に認知でき
る誤作動のない緊急自動車警告装置の提供を目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであつ
て、車外の音波を受信するよう配置したマイクロ
ホン1と該マイクロホン1で受信した信号のうち
緊急自動車のサイレンの周波数に対応して指定さ
れた中心周波数域の成分のみを通過させる帯域通
過フイルタ11と、該帯域通過フイルタ11を通
過した中心周波数域の成分をそのレベルに応じた
デジタル量に変換する変換回路10と、該変換回
路10の出力が設定値以上のとき出力装置3を作
動させるマイクロコンピユータ2とからなる緊急
自動車警告装置において、前記マイクロコンピユ
ータ2はプログラムされたデータに基づき緊急自
動車のサイレンの周波数のなかで特徴的にレベル
の高い第1の中心周波数域を前記帯域通過フイル
タ11に指定するとともに前記帯域通過フイルタ
11を通過した周波数域の入力信号をそのレベル
に応じたデジタル量に変換する前変換回路10か
らの入力レベルが予め記憶されたデータよりも高
いか否かを判別し高いときには次の中心周波数域
を前記帯域通過フイルタ11に指定し、指定した
全ての中心周波数域で入力信号のレベルが設定値
以上のとき緊急車両と判断し出力装置3を作動さ
せることを特徴とする。
[作用及び効果] 本発明は、車外の音波を受信するよう配置した
マイクロホン1と、該マイクロホン1で受信した
信号のうち緊急自動車のサイレンの周波数に対応
して指定された中心周波数域の成分のみを通過さ
せる帯域通過フイルタ11と、該帯域通過フイル
タ11を通過した中心周波数域の成分をそのレベ
ルに応じたデジタル量に変換する変換回路10
と、該変換回路10の出力が設定値以上のとき出
力装置3を作動させるマイクロコンピユータ2と
からなる緊急自動車警告装置において、前記マイ
クロコンピユータ2はプログラムされたデータに
基づき緊急自動車のサイレンの周波数のなかで特
徴的にレベルの高い第1の中心周波数域を前記帯
域通過フイルタ11に指定するとともに前記帯域
通過フイルタ11を通過した周波数域の入力信号
をそのレベルに応じたデジタル量に変換する前記
変換回路10からの入力レベルが予め記憶された
データよりも高いか否かを判別し高いときには次
の中心周波数域を前記帯域通過フイルタ11に指
定し、指定した全ての中心周波数域で入力信号の
レベルが設定値以上のとき緊急車両と判断し出力
装置3を作動させる構成を有するので、複数の主
要周波数で比較することができ、サイレン音の正
確な認識が可能となり、緊急自動車が接近してい
ないにもかかわらず警告音が鳴響いたり、警告ラ
ンプが点灯するといつた誤作動を防止でき、自動
車の運転中に煩わしさを感じることなく運転者に
緊急自動車の接近を確実に認識させることができ
る。また自動車の窓が閉められ、車室内でラジオ
等がなつている状態においても運転者が緊急自動
車の接近を認知でき、回避行動などの処置を迅速
にとることができる。
なお、上記記載において、説明の便宜上各要素
に符号を付しているが、これらは本発明の構成を
限定するものではない。
[実施例] 次に本発明を図に示す一実施例に基づき説明す
る。
1は自動車ボデイーAの前面に装着されたフロ
ントマイクロホン、11は該フロントマイクロホ
ンで電気信号に変換された受信音波のうち、緊急
自動車のサイレンの周波数の中で特徴的にレベル
の高い周波数域に設定された指定中心周波数域の
成分のみを通過させる帯域通過(バンドパス)フ
イルタ、12は該帯域通過(バンドパス)フイル
タを通過した電気信号を整流する整流回路、13
は該整流回路12の出力を入力する平滑回路であ
り、整流回路と平滑回路は前記帯域通過(バンド
パス)フイルタから入力する交流波を整流し平滑
して、その振幅値と1対1対応の直流電圧に変換
し、A―D変換器に出力する。14は平滑回路1
3の出力した電圧をデジタル量に変換するA―D
変換器、2はプログラムされたデータに基づき緊
急自動車のサイレンの周波数の中で特徴的にレベ
ルの高い第1の中心周波数域を前記バンドパスフ
イルタ11に指定するとともに、前記整流回路、
平滑回路13、A―D変換器14からなり、バン
ドパスフイルタを通過した周波数域の入力信号を
そのレベルに応じたデジタル量に変換する変換回
路10からの入力レベルが予め記憶させたデータ
よりも高いか否かを判別し、高いときには次の
(第2の)中心周波数域を前記バンドパスフイル
タに指定するマイクロコンピユータであり、指定
した全ての中心周波数域で入力信号のレベルが設
定値より高いとき緊急車両の接近と判別して出力
装置3を作動させる。4は自動車ボデイの後端面
に装着されたリアマイクロホン、41はバンドパ
スフイルタ、42は整流回路、43は平滑回路、
44はA―D変換回路であり、これらリア側の装
置は前記フロント側の装置と同一の構成を有す
る。
次に第2図に示す指定中心周波数域が3つの場
合のフローチヤートとともに第1図に示す緊急自
動車警告装置の作用を説明する。
緊急自動車のサイレン音の周波数を分析して、
その主要中心周波数の第3図に示す如く3つをと
り、第1、第2及び第3の指定中心周波数をf1、
f2及びf3とする。第1の指定中心周波数域のレベ
ルチエツクでは、マイクロコンピユータ2は、ま
ずバンドパスフイルタ11及び41の指定中心周
波数P0=f1と設定(101)し、バンドパスフ
イルタ11,41にf1を指定し、中心周波数f1の
ゲインをチエツクする。フロント側A―D変換器
14からの入力P1をVF、リヤ側A―D変換器4
4からの入力P2をVR(102)とし、VF>V1
か否かの判別(103)及びVR>V1か否かの判
別(104)をし、それらがともに予め定められ
たレベルV1より低い場合は、周波数f1のゲイン
のチエツクを繰り返し続け、VF及びVRのどち
らか一方がV1より高い場合は、第2の指定中心
周波数f2のチエツクに移る。第2の指定中心周波
数f2域のレベルチエツクでは、マイクロコンピユ
ータ2は、P0=f2と設定し(105)、バンドパ
スフイルター11及び41に第2の中心周波数f2
を指定する。前記と同様VF=P1、VR=P2と設
定し(106)、VF>V2か否かの判別(107)
及びVR>V2か否かの判別(108)を行なう。
第2の指定中心周波数f2のゲインをチエツクし
て、それらがともに予め定められたレベルV2よ
りも低い場合は、第1の指定中心周波数f1のチエ
ツクに戻り、どちらか一方が高い場合には、第3
の指定中心周波数f3のチエツクに移る。第3の指
定中心周波数f3のチエツクでは、マイクロコンピ
ユータ2はP0=f3と設定(109)、バンドパス
フイルタ11及び41に第3の中心周波数f3を指
定する。次にVF=P1、VR=P2と設定し(11
0)、VF>V3か否かの判別(111)及びVR>
V3か否かの判別(112)を行なう。このよう
に第3の指定中心周波数f3のゲインをチエツクし
て、それらがともに予め定められたレベルV3よ
り低い場合は、第1の指定中心周波数f1のチエツ
クに戻り、どちらか一方が高い場合には、出力装
置(警報器)3をONにする。
このようにしてプログラマブルなバンドパスフ
イルタを使い、複数の主要周波数で比較すること
により、サイレン音の正確な認識が可能となる。
雑音に対しては、3つの周波数で比較することに
より認識精度を向上させ、緊急車両の位置に関し
てはマイクロホン1,4を車両の前後に取り付け
ることで見落としが防止できる。
なお、サイレン音に関しては、現在数種ある
が、これに対してはマイクロコンピユータ内のデ
ータを変更することで容易に対応できる。
以上の如く本発明の緊急自動車警告装置は、車
外の音波を受信するよう配置したマイクロホン1
と、該マイクロホン1で受信した信号のうち緊急
自動車のサイレンの周波数に対応して指定された
中心周波数域の成分のみを通過させる帯域通過フ
イルタ11と、該帯域通過フイルタ11を通過し
た中心周波数域の成分をそのレベルに応じたデジ
タル量に変換する変換回路10と、該変換回路1
0の出力が設定値以上のとき出力装置3を作動さ
せるマイクロコンピユータ2とからなり、該マイ
クロコンピユータ2はプログラムされたデータに
基づき緊急自動車のサイレンの周波数のなかで特
徴的にレベルの高い第1の中心周波数域を前記帯
域通過フイルタ11に指定するとともに前記帯域
通過フイルタ11を通過した周波数域の入力信号
をそのレベルに応じたデジタル量に変換する前記
変換回路10からの入力レベルが予め記憶された
データよりも高いか否かを判別し高いときには次
の中心周波数域を前記帯域通過フイルタ11に指
定し、指定した全ての中心周波数域で入力信号の
レベルが設定値以上のとき緊急車両と判断し出力
装置3を作動させる構成を有するので、複数の主
要周波数で比較することができ、サイレン音の正
確な認識が可能となり、緊急自動車が接近してい
ないにもかかわらず警告音が鳴響いたり、警告ラ
ンプが点灯するといつた誤作動を防止でき、自動
車の運転中に煩わしさを感じることなく運転者に
緊急自動車の接近を確実に認識させることができ
る。また自動車の窓が閉められ、車室内でラジオ
等がなつている状態においても運転者が緊急自動
車の接近を認知でき、回避行動などの処置を迅速
にとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の緊急自動車警告装置のブロツ
ク図、第2図はその作動説明のためのフローチヤ
ート、第3図はサイレンの周波数分布を示すグラ
フである。 (図中)、1……マイクロホン、2……マイク
ロコンピユータ、3……出力装置、4……マイク
ロホン、10……変換回路、11……バンドパス
フイルタ、12……整流回路、13……平滑回
路、14……AD変換器、41……バンドパスフ
イルタ、42……整流回路、43……平滑回路、
44……AD変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車外の音波を受信するよう配置したマイクロ
    ホン1と、 該マイクロホン1で受信した信号のうち緊急自
    動車のサイレンの周波数に対応して指定された中
    心周波数域の成分のみを通過させる帯域通過フイ
    ルタ11と、 該帯域通過フイルタ11を通過した中心周波数
    域の成分をそのレベルに応じたデジタル量に変換
    する変換回路10と、 該変換回路10の出力が設定値以上のとき警報
    器3を作動させるマイクロコンピユータ2とから
    なる緊急自動車警告装置において、 前記マイクロコンピユータ2はプログラムされ
    たデータに基づき緊急自動車のサイレンの周波数
    のなかで特徴的にレベルの高い第1の中心周波数
    域を前記帯域通過フイルタ11に指定するととも
    に前記帯域通過フイルタ11を通過した周波数域
    の入力信号をそのレベルに応じたデジタル量に変
    換する前記変換回路10からの入力レベルが予め
    記憶されたデータよりも高いか否かを判別し高い
    ときには次の中心周波数域を前記帯域通過フイル
    タ11に指定し、指定した全ての中心周波数域で
    入力信号のレベルが設定値以上のとき緊急車両と
    判断し出力装置3を作動させることを特徴とする
    緊急自動車警告装置。
JP10513982A 1982-06-17 1982-06-17 緊急自動車警告装置 Granted JPS58221500A (ja)

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JP10513982A JPS58221500A (ja) 1982-06-17 1982-06-17 緊急自動車警告装置

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JP10513982A JPS58221500A (ja) 1982-06-17 1982-06-17 緊急自動車警告装置

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Publication Number Publication Date
JPS58221500A JPS58221500A (ja) 1983-12-23
JPH0230560B2 true JPH0230560B2 (ja) 1990-07-06

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ID=14399414

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2763685B2 (ja) * 1991-02-28 1998-06-11 株式会社ケンウッド 緊急車両位置表示装置
JP4676868B2 (ja) * 2005-02-28 2011-04-27 ウェルフェア株式会社 警報音等の特定音識別方法及び特定音識別装置
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5093798A (ja) * 1973-12-21 1975-07-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5093798A (ja) * 1973-12-21 1975-07-26

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