JPH0230549Y2 - - Google Patents

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JPH0230549Y2
JPH0230549Y2 JP15974384U JP15974384U JPH0230549Y2 JP H0230549 Y2 JPH0230549 Y2 JP H0230549Y2 JP 15974384 U JP15974384 U JP 15974384U JP 15974384 U JP15974384 U JP 15974384U JP H0230549 Y2 JPH0230549 Y2 JP H0230549Y2
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excavation
tube
propeller
underwater
side chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水底堀削装置、特に海底に着座して海
底の土壌や岩盤を堀削し、その資料を採取するの
に好適な水底堀削装置に関する。
(従来の技術) 本出願人はさきに第2図及び第3図に示す水底
堀削装置を提案した。(実願昭59−116383号)こ
の堀削装置01は母船02からクレーン03及び
電力供給ケーブル、信号の授受を行なう電線及び
引張強度部材等を含むアンビリカルケーブル04
を介して吊り降されて海底05に着座せしめら
れ、原動機06を駆動することによつて歯車装置
07を介して堀削チユーブ08を回転させると同
時に反転歯車装置09を介して堀削チユーブ08
と同一軸線上に配設されたプロペラ010を堀削
チユーブ08の回転方向に対して逆方向に回転さ
せ、このプロペラ010の下向推進力を掘削チユ
ーブ12に付与すると同時に掘削チユーブ08の
回転反力とプロペラ010の回転反力を相殺して
架台011の回転を阻止している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記掘削装置において、掘削を開始する際、原
動機06、歯車装置07、反転歯車装置09等の
上下可動部分と架台011との係止を解放して、
プロペラ010を回転させると掘削チユーブ08
は上下可動部分の重量とプロペラ010の下向推
進力との和の力で水底に突入し、掘削チユーブ0
8及びこの先端のカツタが損傷するおそれがあ
る。また、掘削チユーブ08を土中から引き抜く
場合、引き上げ力はプロペラ010の回転による
上向の引上力から上下可動部分の重量を差引いた
値となるので、掘削チユーブ08が土に粘着して
いるときには掘削チユーブ08を土中から引き抜
けない場合があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に対処するために提案され
たものであつて、その要旨とするところは水中で
回転するプロペラによつて掘削チユーブに推進力
を与える水底掘削装置において、その引側室に圧
力流体を供給することによつて上記掘削チユーブ
を引き抜く流体圧シリンダと、上記流体圧シリン
ダの引側室からの流体流出路に介装された絞り弁
を具えたことを特徴とする水底堀削装置にある。
(実施例) 以下、本考案を第1図に示す1実施例を参照し
ながら具体的に説明する。
第1図において、8は掘削チユーブ、24はプ
ロペラ軸4に固定され、水中で回転することによ
り掘削チユーブ8に掘進力を与えるプロペラ、1
1はその引側室11cに圧力流体を供給すること
によつて掘削チユーブ8を引き抜く流体圧シリン
ダ、20aは絞り弁で、流体圧シリンダ11の引
側室11cからの流体流出路に介装されている。
1は掘削装置の機体12に据付けられた水中電動
機等の原動機、9はポンプ、10は歯車箱で流体
圧シリンダ11に固定され、この歯車箱10内に
は相互に噛合する歯車5,6,7が収納されてい
る。歯車5はプロペラ軸4に軸方向には相対移動
しうるが相対回転できぬように楔着され、歯車6
は掘削チユーブ8に楔着され、歯車7はポンプ9
の回転軸9aに楔着されている。プロペラ軸4は
軸受3を介して機体2に軸支されて上下に伸び、
流体圧シリンダ11のピストンロツド11aはそ
の上下端を機体12に支持されて上下に伸び、掘
削チユーブ8は歯車箱10に軸方向には相対移動
できぬが相対回転可能に軸支されて上下に伸び、
これらプロペラ軸4とピストンロツド11a及び
堀削チユーブ8はそれぞれ平行に上下に延びてい
る。従つて、掘削チユーブ8、歯車箱10、流体
圧シリンダ11等の上下可動部分はプロペラ軸4
及びピストンロツド11aをガイドとして上下に
昇降しうるが、不稼動時にはこの上下可動部分は
図示しない係止手段によつて機体12に係止され
ている。
しかして、この水底掘削装置は水底を掘削する
際、母船より水中に吊り降されて水底に着床せし
められる。その際、着床時の安定性、水平方向の
移動を容易にするため、プロペラ24は上向の推
力が得られる方向に回転せしめられる。
水底掘削装置が水底に着座すると、上下可動部
分の係止手段を解放し、プロペラ24が下向の推
力を発生するように原動機1を回転する。する
と、原動機1の動力は傘歯車2、プロペラ軸4、
を介して歯車5に伝達され、この歯車5と噛み合
う歯車6を回転させることによつて掘削チユーブ
8を回転駆動すると同時に歯車6と噛み合う歯車
7を回転させることによつてポンプ9を回転させ
る。するとポンプ9はチエツク弁13aを経て水
を吸込んでこれを加圧した後チエツク弁13cを
経て吐出する。この圧力水は可撓管14を経てこ
れに介装されたリリーフ弁21によつて一定の圧
力に調圧された後遠隔制御される3位置四方口の
切換弁19に達する。原動機1が所定の回転数に
達し、所定のトルクを出力するようになつた時点
で、切換弁19を図示の中立位置19cから位置
19aに切り換えると、可撓管14と15が連通
し、可撓管16と18とが相互に連通し、流体圧
シリンダ11の押側室11bは可撓管18、切換
弁19、可撓管16、及びこれに介装された逆止
弁付流量調整弁20の絞り20aを経て引側室1
1cと連通する。また、可撓管14と15が連通
するので、ポンプ9から吐出された圧力水は可撓
管14、切換弁19、可撓管15を経て接続金物
22から堀削チユーブ8内に供給される。
かくして、掘削チユーブ8は回転しながら上下
可動部分に作用する重力及びプロペラ24の回転
によつて発生する下向の推力を受けてゆるやかに
下降し、その下端のカツタ部は圧力水の供給を受
けながら水底の土壌又は岩盤を掘進する。
掘削が完了すれば掘削チユーブ8を土中より引
き抜く。この時は原動機1を逆転するとともに切
換弁19を位置19bに切り換える。すると掘削
チユーブ8及びプロペラ24は逆転し、上向の推
力を発生する。これと同時にポンプ9は逆転し、
ポンプ9は逆止弁13dより水を吸込んでこれを
加圧した後逆止弁13bより吐出する。そしてこ
の圧力水は可撓管14、切換弁19、可撓管1
6、逆止弁付流量調整弁20の逆止弁20bをこ
の順に経て流体圧シリンダ11の引側室11c内
に入り、流体圧シリンダ11を上方へ引き上げ
る。この際、水圧シリンダ11の押側室11b内
の水は可撓管17及びこれに介装されたパイロツ
ト付逆止弁23を経て可撓管16内の圧力水に合
流する。水圧シリンダ11が上方へ引き上げられ
ると、これに固定された歯車箱10を経てこれに
軸支された掘削チユーブ8が土中から引き抜かれ
る。掘削チユーブ8が土中から引き抜かれた後は
プロペラ24の回転による上向き推力は掘削装置
を水底から離床させる。
しかして、上記実施例装置においては、掘削チ
ユーブ8は上下可動部分の重量及びプロペラ24
の回転による下向の推進力を受けて掘進せしめら
れ、これら上下可動部分の重量及びプロペラ24
の回転による下向推進力は一定なので掘削抵抗に
見合つた速度で掘進し、効率的に掘削することが
できる。また、掘削チユーブ8の下降速度は逆止
弁付流量調整弁20の絞り20aを通る流量によ
つて制限されるので、掘削チユーブ8の下端のカ
ツタが水底に衝突して破損することもない。更
に、掘削時にはポンプ9から吐出する圧力水は全
て堀削チユーブ8内に供給されてその下端のカツ
タの冷却及びカツタの刃の間に詰つた切屑を洗い
流すのに用いられるが、非堀削時に不要となるこ
の圧力水を用いて掘削チユーブ8を引き抜くこと
ができる。更に、堀削チユーブ8を引き抜く際電
動機1の逆転に伴つてポンプ9は逆転するが、ポ
ンプ9の吸入側及び吐出側に設けられた4組のチ
エツク弁13a,13b,13c,13dによつ
て常に一定方向に圧力水を吐出することができ
る。また、堀削チユーブ8の上下動をガイドする
ものとして、プロペラ4及び流体圧シリンダ11
のピストンロツド11aを利用できるので装置は
簡単小型となる。なお、堀削チユーブ8の引き抜
き時その回転を停止した方が望ましいときは歯車
6と堀削チユーブ8との間に動力の断接用クラツ
チ又は一方向クラツチを介装すれば良い。更に、
上記実施例では流体圧シリンダ11のピストンロ
ツド11aを機体12に固定したが、流体圧シリ
ンダ11を機体12に固定し、そのピストンロツ
ド11aに歯車箱10を固定しても良い。
(考案の作用及び効果) 以上実施例について説明したが、本考案装置は
水中で回転するプロペラによつて堀削チユーブに
堀進力を与える水底堀削装置において、その引側
室に圧力流体を供給することによつて上記堀削チ
ユーブを引き抜く流体圧シリンダと、上記流体圧
シリンダの引側室からの流体流出路に介装された
絞り弁を具えているので、堀削チユーブが土中に
粘着している場合にも流体圧シリンダの引側室内
に圧力流体を供給することにより堀削チユーブを
容易に土中から引き抜くことができる。そして、
この引側室から流出する流体の流量を絞り弁で制
限することにより堀削チユーブをゆつくり下降さ
せることができるから、堀削チユーブ及びその下
端のカツタが水底に衝突して破損するのを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す略示的側面
図、第2図は従来の水底掘削装置の概略を示す斜
視図、第3図はその詳細を示す正面図である。 プロペラ……24、堀削チユーブ……8、流体
圧シリンダ……11、引側室……11c、絞り弁
……20a。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水中で回転するプロペラによつて堀削チユーブ
    に堀進力を与える水底堀削装置において、その引
    側室に圧力流体を供給することによつて上記堀削
    チユーブを引き抜く流体圧シリンダと、上記流体
    圧シリンダの引側室からの流体流出路に介装され
    た絞り弁を具えたことを特徴とする水底堀削装
    置。
JP15974384U 1984-10-24 1984-10-24 Expired JPH0230549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15974384U JPH0230549Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15974384U JPH0230549Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6176888U JPS6176888U (ja) 1986-05-23
JPH0230549Y2 true JPH0230549Y2 (ja) 1990-08-16

Family

ID=30717690

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