JPH02303977A - 自動車用ストラットハウジング補強構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［ｆｆｉ業上の利用分野］ この発明は、自動車用ストラットハウジングの補強構造
に関するものである。

［従来技術］ 従来のこの種のものとしては、例えば第３図に示すよう
なものがある０図中符号１はエンジンルームの側壁を形
成するフードリッジパネルで、このフードリッジパネル
１の下Ｈ１ａには、車両前接方向に沿ってフロントサイ
ドメンバ２が配設されている。また、このフードリッジ
パネル１には、ダブルウィツシュボーンタイプのサスペ
ンションを支持するストラッ！・ハウジング３が配設さ
れ、このストラットハウジング３の近傍には、図示省略
のアッパーリンクを支持するレインフォース４が配設さ
れている。具体的には、このレインフォース４は、下端
部４ａが前記フロントサイドメンバ２の上面部２ａに固
定され、側部４ｂがフードリッジパネル１に固定されて
いる。このレインフォース４には、７ツバーリンク取付
用の取付孔４Ｃが開設されている。

なお、この種のものとしては、例えば待開昭６２−１８
１９７８号公報に記載されたようなものがある。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ しかしながら、このような従来のものにあっては、スト
ラットハウジング３の側壁は広範な板状を呈しているた
め、サスペンションからの振動により、このストラット
ハウジング３の側壁が膜振動を起こし、ロードノイズの
発生原因となる。また、このレインフォース４は、局部
的なものであるため、車両前面衝突時おける衝撃を吸収
することも期待できない、さらに、このレインフォース
４は予めフロントサイドメンバ２に固定され、ここにフ
ードリッジパネル１をスポット溶接するようＧニジてい
るため、このレインフォース４とフードリッジパネル１
との接合部位を、車内側と＋ｌ（外側から挟むのに大が
かりな装置が心安となると共に、レインフォース４．フ
ロントサイドメンバ２゜フードリッジパネルｌとの相互
の位置関係にバラ付きが生じ易く、レインフォース４と
フードリッジパネル１との接合不良が発生する虞がある
。

［課題を解決するための手段］ この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、エンジンルームの側壁を形成するフードリッジパネ
ルにストラットハウジングが設けられ、前記フードリッ
ジパネルおよび前記ストラットハウジングの下部に車両
前後方向に沿って車体強度部材が配設され、該ストラッ
トハウジングの側壁に、アッパーリンク支持メンバが接
合され、該アッパーリンク支持メンバは、略水平方向に
延在して前記車体強度部材に沿って配設された水平方向
部位と、該水平方向部位から」ニガに向けて一体に延長
された上下方向部位とを有し、該上下方向部位に、サス
ペンションのアッパーリンクを支持するアッパーリンク
取付部を設けた自動市川ストラットハウジング補強構造
としたことを特徴としている。

［作　用ゴ かかる手段によれば、ストラットハウジングの側壁には
、アッパーリンク支持メンバが接合されているため、こ
のメンバの水平方向部位および−１−下方向部位により
、サスベンジ理ンからの入力にてストラットハウジング
側壁が共振するのを防止できて膜振動を抑制することが
できる。

また、車両前面衝突時には、このアッパーリンク支持メ
ンバの水平方向部位が車体強度部材に沿って接合されて
いることから、この水平方向部位によっても衝撃を吸収
することができる。

さらに、−に配車体構造の建付けは、１ツバ−リンク支
持ブラケットをストラットハウジングに固定し、その後
、ストラットハウジングが設けられたフードリッジパネ
ルを、ｉｌＺ体強度部材に接合することができるため、
従来のように、フードリッジパネルを車体強度部材Ｃ，
：固定する際に、レインフォースをフードリッジパネル
に接合する必要がないことから、大型の溶接Ｓ！！置を
用意する必でかないと共に、フードリッジパネルや車体
強度部材の位置関係のバラ付きにより、アッパーリンク
支持ブラケットの取付けが不Ｉｖ能となるようなことも
ない。

［実ａｇ４］ 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。

第１図および第２図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。

まず、構成を説明すると、図中符号１１はエンジンルー
ムの側壁を形成するフードリッジパネル、図中符号１２
はエンジンルームの後壁を形成するダツシュロアパネル
で、そのフードリッジパネル１１の下部１１ａには、車
両前後方向に沿ってフロントサイドメンバ１３およびク
ロージングプレート１４が配設されている。

具体的には、第２図に示すよう第こ、このフロントサイ
ドメンバ１３は断面がハツト型を呈する一方、クロージ
ングプレート１４は平板状を９し、このクロージングプ
レート１４がフロントサイドメンバ１３の上下フランジ
Ｍ１ｓａにスポット溶接されて閉所Ｗ１が形成されてい
る。このフロントサイドメンバ１３およびクロージング
プレート１４にて車体強度部材が構成されている。

また、フードリッジパネル１１に所定位置には、ダブル
ウィツシュボーンタイプのサスペンションを支持するス
トラットハウジング１５が設けられている。

このストラットハウジング１５は、水平断面が大略Ｕ字
状を呈するハウジング本体１６のフランジ部１６ａが、
フードリッジパネル１１の図示省略の開口部の周縁部１
１ｂにスポット溶接されて配設されると共に、このハウ
ジング本体１６の上部周縁部１６ｂにはスプリングサポ
ート１７のフランジ部１７ａが接合されて配設されるこ
とにより、このスプリングサポート１７にてハウジング
本体１６に上部開口が閉成されている。なお、図中符号
１日は、ハウジング本体１６とスプリングサポート１７
との間に架設された補強パネルである。

一方、このストラットハウジング１５の側壁には、Ｌ字
状を呈するアッパーリンク支持メンバ１９が配設されて
いる。詳しくは、このアッパーリンク支持メンバ１９は
、断面が全体においてハツト形状を呈し、周縁部に形成
されたフランジ部１９ａが前記ストラットハウジング１
５に接合され、水平方向部位１９ｂが、前記フロントサ
イドメンバ１３に沿って車両前後方向に配設されている
。

また、このアッパーリンク支持メンバ１９の１−ド方向
部位１９　ｃ　１１、前記水平方向部位１９ｂの１１（
固接端部から上方に向けて折曲されて延長され、前記ス
トラットハウジング１５の側壁に上下方向に沿って配設
されている。この上下方向部位１９ｂの上端部１９ｅが
前記スプリングサポート１７に接合されている。そして
、このアッパーリンク支持メンバ１９の上下方向部位１
９ｃには、筒状のアッパーリンク取付部２０が設けられ
ている。

次に、かかる構成より成るストラットハウジング補強横
道の作用について説明する。

このＬ字状のアッパーリンク支持メンバ１９をストラッ
トハウジング１５の側壁に配設することにより、広範な
板面を有するストラットハウジング１５自体の面剛性を
向上させることができるため、サスペンションからの振
動によるストラットハウジング１５の共振を抑えて膜振
動を抑制することができ、ロードノイズを低減させるこ
とができる。

また、このアッパーリンク支持メンバ１９の水平方向部
位１９ｂは、フロントサイドメンバ１３に沿って配設さ
れているため、車両前面衝突時においてフロントサイド
メンバ１３と共にｔｉｊ９吸収１！能を発揮することと
なる。

さらに、この実施例のアッパーリンク支持メンバ１９は
、水７方向部位１９ｂと上下方向部位１９Ｃとで所定の
強度を確保することができるため、このアッパーリンク
支持メンバ１９のアッパーリンク取付部２０に、サスベ
ンジ目ンのアッパーリンクを支持させることにより走行
安定性が向トする。

さらにまた、上記車体構造の建付けは、アッパーリンク
支持ブラケット１９をストラットハウジング１５に固定
し、その後、ストラットハウジング１５が設けられたフ
ードリッジパネル１１を、クロージングプレート１４等
に接合することができるため、従来のように、フードリ
ッジパネル１をフロントサイドメンバ２に固定する際に
レインフォース４をフードリッジパネル１に接合する必
要がないことから、大型の溶接装置を用意する必要がな
いと１（に、フードリッジパネル１１やクロージングプ
レート１４等の位置関係のバラ付きにより、アッパーリ
ンク支持ブラケット１９の増付けが不可能となるような
こともない。

なお、上記実施例では、このアッパーリンク支持メンバ
１９の水平方向部位１９ｂを、車体強度部材に接合して
いないが、接合するようにしても良いことは勿論である
。このようにすれば、アッパーリンク支持メンバ１９の
取付は強度をより向上させることができる。また、上記
実施例では、アッパーリンク支持メンバ１９をＬ字状と
したが、これに限らず、少なくとも水平方向部位１９ｂ
および上下方向部位１９ｃを有すれば良く、逆Ｔ字状又
はコ字状等、としても良いことは勿論である。

［発明の効果］ 以上説明してきたように、この発明によれば、ストラッ
トハウジングの側壁には、水平方向部位および上下方向
部位を有するアッパーリンク支持ブラケットが接合され
ているため、サスペンションからの入力によるストラッ
トハウジングのｇ！捩振動抑制することができる。また
、車両前面衝突時には、このアッパーリンク支持メンバ
の水平方向部位が車体強度部材に沿って接合されている
ことから、この水平方向部位によってもｍｌを吸収する
ことができる。さらに、上記車体構造の建付けは、アッ
パーリンク支持ブラケットをストラットハウジングに固
定し、その後、ストラットハウジングが設けられたフー
ドリッジパネルを、車体強度部材に接合することができ
るため、従来のように、フードリッジパネルを車体強度
部材に固定する際に、レインフォースをフードリッジパ
ネルに接合する必要がないことから、大型の溶接装置を
用意する必要がないと共に、フードリッジパネルや車体
強度部材の位置関係のバラ付きにより、アッパーリンク
支持ブラケットの取付けが不可能となるようなこともな
い、という実用上イｆ益な効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１５および第２図は、この発明の自動市川ストラット
ハウジング補強構造の一実施例を示す図で、第１図は同
構造の要部を示す斜視図、第２図は第１図のＩｆ　−Ｉ
ｆ線に沿う断面図、第３ｒＡは従来例を示す第１５１１
に相当する斜視図である。 １１・・・フードリッジパネル １１ａ・・・下部 １５・・・ストラットハウジング １９・・・アッパーリンク支持メンバ １９ｂ・・・水平方向部位 １９ｃ・・・上下方向部位 第１図 １１・・・づ−ロリ１．シバ８１し １９・・・’７−ｔｔマーりンク４忰蒔１イ１９ｂ・・
・−ＡｔｊＰちイか椎 １９ｃ・・・上千方（資）役惧 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンルームの側壁を形成するフードリッジパネルに
   ストラットハウジングが設けられ、前記フードリッジパ
   ネルおよび前記ストラットハウジングの下部に車両前後
   方向に沿って車体強度部材が配設され、該ストラットハ
   ウジングの側壁に、アッパーリンク支持メンバが接合さ
   れ、該アッパーリンク支持メンバは、略水平方向に延在
   して前記車体強度部材に沿って配設された水平方向部位
   と、該水平方向部位から上方に向けて一体に延長された
   上下方向部位とを有し、該上下方向部位に、サスペンシ
   ョンのアッパーリンクを支持するアッパーリンク取付部
   を設けたことを特徴とする自動車用ストラットハウジン
   グ補強構造。