JPH02302221A - 電気ジャーポット - Google Patents

電気ジャーポット

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JPH02302221A
JPH02302221A JP12211189A JP12211189A JPH02302221A JP H02302221 A JPH02302221 A JP H02302221A JP 12211189 A JP12211189 A JP 12211189A JP 12211189 A JP12211189 A JP 12211189A JP H02302221 A JPH02302221 A JP H02302221A
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JP
Japan
Prior art keywords
steam
pyroelectric
hot water
boiling
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP12211189A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yoshino
浩二 吉野
Takashi Kashimoto
隆 柏本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯の沸騰状態を検知する焦電型蒸気センサを
利用した電気ジャーボンドに関するものである。
従来の技術 従来の電気ジャーポットの沸騰および空焚き検知につい
て図を用いて説明する。
第7図に従来の電気ジャーポットの構造を示した0図中
の蒸気・温度センサ(サー迅スタ)25は、蒸気の熱を
受けて作動し沸騰した事を検出する。
また水温センサ(サーミスタ)26は水の存無による内
容器1の温度上昇度の違いにより空焚きを検出し、ヒー
タ4の通電を安全に停止する。(例えば、センサ技術1
988年lO月号(Vol、8. No、11) P。
74〜P、77参照) 発明が解決しようとする課題 従来の沸騰および空焚き検知では様々な課題があった。
まず第一に、それぞれの検知に別々のセンサが必要であ
ること、それに伴って制御アルゴリズムが複雑になるこ
と、構成が複雑になること、熱応答性が悪いこと、安定
性が悪いことなどが挙げられる。
そこで本発明の電気ジャーポットは、熱応答性を良くし
、センサを一つにすることを第一の目的とする。
また本発明の電気ジャーポットは、安定して検知が出来
ることを第二の目的とする。
課題を解決するための手段 上記第一の目的を達成するために本発明は、電気ジャー
ポットに焦電型蒸気センサを付けた構成としている。
また第二の目的を達成するために本発明は、蒸気穴から
出た蒸気を蒸気通路を通して焦電型蒸気センサに導く構
成としている。
作用 本発明の電気ジャーポットは、上記構成により、焦電型
蒸気センサを使用しているので、急激な温度変化に極め
て敏感に反応して出力を発生するため、湯が沸騰したり
空焚き等の急激な温度上昇を検知して、加熱動作を制御
することが出来る。
また本発明の電気ジャーポットは、蒸気穴と蒸気通路を
設けることにより、焦電型蒸気センサの取付は場所の制
約が無くなり低温に保存できるため、焦電型蒸気センサ
自身の温度上昇による出力停止は起らず、沸騰検知時に
はほぼ一定の出力が得られ、無駄なパワーロスは生じな
い。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は電気ジャーポットの構成図である。その仕組み
を説明すると、内容器1内に水を満たし、電源2を投入
すると、制御器3によりヒータ4が強加熱を開始する。
その抜水が沸騰を始めると、沸騰蒸気が内容器1の天上
にある蒸気穴5から蒸気通86を通り、焦電型蒸気セン
サ7に衝突して熱を与える。急、激な温度変化(ΔT)
を受けた焦電型蒸気センサ7は、焦電効果により分極電
流を発生し、それに応じた出力電圧を制御器3に与える
。制御器3は、その信号により、内容器1内の水が沸騰
したとこを知り、ヒータ4の動作も強加熱から保温へと
切換える。以上の様にして沸騰検知が完了し、湯が容易
に供給できることになる。
また湯を出す場合、本体8の上部の押ボタン9を押すと
、エアーポンプ10により内容器1内の湯が、給湯管1
1を通って外に出ることになる。(もちろん電磁ポンプ
方式も可能である) 一方、空焚きの場合も同様に、焦電型蒸気センサ7の熱
応答性が優れているため、内容器1内の異常温度上昇を
検知することが実現出来るのである。
第2図には、焦電型蒸気センサ7を上から見た(a)図
と、断面を表わす(b)図を示し、第3・図には、外観
斜視図を示す。
焦電型蒸気センサ7は、伝熱性のある板体12上に、相
対向する一対の電極13.14を有するセラミック15
と、一対のAg電極13.14から導出されるリード部
16を有し、電極の一方13はセラミック15の第一面
と第二面の一部に渡る折り返し電極とし、電極の他方1
4はセラミック15の第二面上に配置している。(電極
13.14とセラミック15を含めた)焦電素子は、伝
熱性のある板体12にシリコン系などの接着剤17で熱
的接触を保たれている。また、リード部16の固定も兼
ねているが、主目的として防湿のために、シリコン系な
どのコート剤18で焦電素子上をカバーしている。
実際の動作について説明する。熱を持った蒸気が金属板
12に当たると、伝熱性のある板体12→接着剤17→
焦電素子セラミック15の順で熱伝達があり、焦電素子
が伝わった熱に応じて焦電効果で分極電流を発生する。
この分極電流に応じて伝熱性のある板体12への蒸気入
力の有無を判別できるわけである。
第4図は、焦電型蒸気センサの温湿度特性である。横軸
は、センサ温度(T’)とセンサに入射する蒸気の温度
(T+ΔT)との差(ΔT)で、縦軸はその時にセンサ
の発生する出力である。アは高温度(例えば80%)、
イは低湿度(例えば50%)を表わしている0本発明の
第2項は、この特性で簡単に説明出来る。
即ち、仮に焦電型蒸気センサ7を蒸気穴に極めて近い所
(つまり内容器1に近い所)に取付けているとする。電
気ジャーポット内部(特に内容器1)が低温の場合は、
焦電型蒸気センサ7の温度が低く、沸騰により入射する
蒸気温との差がΔT。
であり、センサ出力として■□が得られる。ところが電
気ジャーポット内部(特に内器1)が高温の場合(おそ
らく繰返して湯を沸かす場合)は、焦電型蒸気センサ7
の温度も高くなり、蒸気温との差がΔTtとなり、動作
点がα→βへと変化し、センサ出力として■、2しか得
られなくなる。この出力の低下に伴なって、沸騰検知の
時間に遅れが生じ、すでに沸騰しているのにしばらく強
加熱を続ける様な事が起こり得る。こうなっても、多少
のロスタイムとパワーのロスがあるという程度であるが
、より安定した検知出力を得るためには、センサ自身を
冷やすことが必要となる。そこで、本発明においては第
1図の様に、蒸気穴5に蒸気通路6を設置し、焦電型蒸
気センサ7自身は内容器1から極力層れた位置(出来れ
ば外気に触れる様な位置)に取付ける方法をとるわけで
ある。この様にして焦電型蒸気センサ7を低温に保つこ
とで、沸騰時には常にV、なる信号が取出せて、安定し
た検知が出来ることになる。
第5図は、焦電型蒸気センサ7の出力を、スペクトラム
アナライザーで周波数特性として取出したものである。
アは沸騰前の信号、イは沸騰後の信号である。この波形
から容易に想像出来るように、S/Nを上げるためには
低域通過フィルタ(LPF)を使うのが良い。
第6図は、制御器3の内部を示すブロック図である。焦
電型蒸気センサ7は、前述の通り、沸騰蒸気により熱変
化が与えられ分極電流を発生する。
制御器3の内部には、その分極電流を電圧値として取出
すためのショート抵抗19と、焦電型蒸気センサ7の温
特補正(安定化)用のコンデンサ20とがあり、さらに
その信号は第5図で述べたようにLPF21(カットオ
フ4)12)でフィルタリングし、アンプ22で増幅し
、整流器23で整流し、マイコン24で検知レベルかど
うか判定し、ヒータ4に制御信号を送る構成である。(
もちろんマイコンを使わずに制御する事も可能である。
) 発明の効果  ゛ 以上の様に本発明の請求項(1)によると、急激な熱変
化(温度変化)に対して非常に応答性に優れた焦電型蒸
気センサを使用するので、湯の沸騰や空焚きの場合にも
素早く信号を発生し、それに応じた種々の制御が容易に
実現出来て、センサの一本化も図れる効果がある。
また本発明の請求項(2)によると、蒸気穴と蒸気通路
を設ける事で、焦電型蒸気センサ取付は位置の自由度が
増し、風通しが良く低温の場所に取付けるので、内容器
等の温度上昇に影響されてセンサ温度が高温化するとい
うようなことが無く、沸騰蒸気温との差(ΔT)が確保
出来るので、出力低下は起らず、検知時間の遅れも生じ
ないで、ロスタイムやパワーロスも無いということで、
実に安定した沸騰検知および加熱制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気ジャーポットの本
体構成図、第2図aは同焦電型蒸気センサの平面図、第
2図すは同断面図、第3図は同斜視図、第4図は焦電型
蒸気センサのi湿度特性図、第5図は同周波数特性図、
第6図は制御器のブロック図、第7図は従来の電気ジャ
ーポットの構成図である。 1・・・・・・内容器、3・・・・・・制御器、4・・
・・・・ヒータ、5・・・・・・蒸気穴、6・・・・・
・蒸気通路、7・・・・・・焦電型蒸気センサ、10・
・・・・・エアーポンプ、11・・・・・・給湯管。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名/ −一一
内容焉、 3・−・tl’T4巻 4− と−グ 5・−蒸気へ g・−然気連語 7・−焦ui区−%気とンブ 10・・−ニア−ポンプ ′j4 第2図 (勾 /A 第 3121 第4図 θ        ΔTzbTr ムγ 〔吟〕 第 5 図 j (H,) 萬6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貯湯用の内容器と、湯沸かし用のヒータと、湯の
    運搬用のポンプと、前記内容器内の湯を前記ポンプによ
    り外部に吐出する給湯管と、湯の沸騰状態を検知する焦
    電型蒸気センサとを備えた構成の電気ジャーポット。
  2. (2)貯湯用の内容器と、湯沸かし用のヒータと、湯の
    運搬用のポンプと、前記内容器内の湯を前記ポンプによ
    り外部に吐出する給湯管と、湯の沸騰状態を検知する焦
    電型蒸気センサとを備え、前記内容器は蒸気穴を有し、
    前記蒸気穴から蒸気を引出す蒸気通路を設け、前記蒸気
    穴から出た蒸気が前記蒸気通路を通り前記焦電型蒸気セ
    ンサに到達する構成とした電気ジャーポット。
JP12211189A 1989-05-16 1989-05-16 電気ジャーポット Pending JPH02302221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2435404A (en) * 2006-02-23 2007-08-29 Otter Controls Ltd Liquid heating and dispensing vessel

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2435404A (en) * 2006-02-23 2007-08-29 Otter Controls Ltd Liquid heating and dispensing vessel
GB2435404B (en) * 2006-02-23 2011-11-23 Otter Controls Ltd Liquid Heating Vessel

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