JPH02301602A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン

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JPH02301602A
JPH02301602A JP11870389A JP11870389A JPH02301602A JP H02301602 A JPH02301602 A JP H02301602A JP 11870389 A JP11870389 A JP 11870389A JP 11870389 A JP11870389 A JP 11870389A JP H02301602 A JPH02301602 A JP H02301602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine shaft
steam
turbine
nozzle
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11870389A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ito
正弘 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、蒸気タービンの停止運転中、何んら悪影響
を与えることなく停止時間を短縮するに好ましい蒸気タ
ービンに関する。
(従来の技術) 蒸気タービンは、超大形してくるとその運転の起動過程
中あるいは停止過程中、いわゆるアイドリング時間に一
昼夜以上を費やすことがある。とりわけ停止過程の時間
が長いと、保守・点検等の定期検査をひかえている場合
などでは、工事スケジュール上1種々支障をきたすこと
が多く、停止過程中の時間短縮が切望されている。
ところで、蒸気タービンが超大形化していると、その構
成は第6図にも見られるように複雑である。
符号1はタービン軸で、このタービン軸1には段落を構
成するタービンノズル4、タービン羽根3がその軸方向
に沿って配され、しかも蒸気入口管lOに連なる入口路
11を境に左右対象に配されている。この段落を構成す
るタービンノズル4、タービン羽根3は内部ケーシング
6および外部ケーシングアa、 7bによって覆設され
、覆設された外部ケーシング7a、 7bを貫くタービ
ン軸1を配して蒸気エネルギを回転エネルギに変えてい
る。この場合、エネルギ変換中の蒸気漏れを防ぐため、
外部ケーシング7a、 7bに対するタービン軸1の貫
通部にはタービン軸封部13.13を左右対象に備えて
いる。
タービン軸封部13.13は外部ケーシング7a、7b
の機枠に植設されるフィンで、フィンを通過する蒸気を
迷路流れにして蒸気漏れを防いでいる。タービン軸封部
13.13の隣りには、タービン軸1を支承する軸受8
,8を備え、この軸受8,8は軸受台9,9によって覆
設されてタービン軸1の安定運転に供している。
上記構成を備えた蒸気タービンにおいて、作動蒸気は蒸
気入口管10を経て入口路11に入り、ここで矢視のよ
うに左右に分流され、タービンノズル4、タービン羽根
3を通過する間に回転エネルギが産み出され、仕事を終
えて排気室14から図示しない復水器へと送り出される
(発明が解決しようとする課題) ところで、蒸気タービンの停止過程中1作動蒸気の供給
はストップするものの、蒸気タービンの慣性力が高く、
このため残留蒸気の影響を受けてタービン軸は廻りつづ
ける。
タービン軸の回転を早く止めるには、従来、タービン軸
がある回転数に降下したとき、金遣真空状態にしていた
復水器内のその真空破壊を行い、大気圧状態に導いてか
らタービン軸を急速降下させていた。つまり、蒸気ター
ビン内を大気圧状態にしておけば、タービン軸回転中に
タービン羽根には風損・摩擦損等のファクターが加わり
、この影響を受けてタービン軸が急速に降下するからで
ある。
ところが、この種回転軸は、その回転中、危険速度域が
あられれるものであり、この危険速度域を避けて通れな
い現状であってみれば危険速度域のときに真空破壊を行
ってタービン軸を急速降下させる手法は、事故発生の要
因になって好ましくない。
したがって、危険速度域との関係では、真空破壊はその
前後時期にずらさなければならないが、仮にタービン軸
の高回転中に真空破壊をすれば、タービン羽根がもたら
す風損・摩擦損等が高すぎて周囲空気の過温上昇をもた
らし、その結果、外部ケーシングと復水器との接続部位
やその周辺に変形等の損耗を与えるおそれがある。また
、仮にタービン軸の危険速度域以下の低回転数で真空破
壊を行うと風損・摩擦損等が比較的少なくなるものの、
タービン軸の回転数急速降下にはあまり役立たない。
この発明は、タービン軸を急速停止させることに当り、
従来の手法では必らずしも好結果が得られていないこと
に鑑み、タービン軸の危険速度を全く考慮することなく
急速停止できるようにする蒸気タービンを提供すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、目的達成のため、次の構成からなる。
第1構成: タービン軸封部上に配した蒸気管の出口側にノズルを備
え、このノズルに臨むタービン軸に噴口路を穿設し、こ
の噴口路は上記ノズルからの蒸気でタービン軸に制動を
与えるようその軸回転方向とは逆向きに穿設するもので
ある。
第2構成: タービン軸封部上に配した蒸気管の出口側に静止羽根を
備えた蒸気室を形成するとともに、上記静止羽根に対峠
してタービン軸に植設される動羽根を有し、この動羽根
の後流側に突出部を備えてなり、上記動羽根は上記静止
羽根からの蒸気がタービン軸回転方向とは逆向きに流れ
てタービン軸に制動を与えるように配設するものである
(作 用) 第1構成および第2構成によれば、噴口路ないしは動羽
根はそこを通過する蒸気がタービン軸の回転方向と逆向
きに流れるようになっており、こうしてタービン軸に制
動を与えるようにしている。
したがって、従来のようにタービン軸の危険速度域を考
慮することなくタービン軸はその回転数を急速に降下す
ることができる。
(実施例) 以下この発明にかかる蒸気タービンの一実施例を図面を
参照して説明する。なお、第6図と同一構成部品には同
一符号を付してその説明を略す。
第1図は、この発明にかかる蒸気タービンの全体概略構
成を示す図で、タービン軸1は内部ケーシング6、外部
ケーシング7a、 7bを貫装しており、その貫装部位
にはタービン軸封部13.13が配設されている。この
タービン軸封部13.13のいずれか一方、または両方
にはこの発明の特徴であるタービン軸1の制動装置が記
号Aとして表示しである。
なお、タービン軸1の制動装置は説明の便宜上一方のタ
ービン軸封部13にしか示していない。
上記制動装置は、図にも見られるように、タービン軸封
部上13に配する蒸気管17を備え、この蒸気管17か
らの蒸気によってタービン軸1を制動するように工夫が
施されている。すなわち、具体的構成は、第2図および
第3図にも見られるように、タービン軸封部13上に配
された蒸気管17の出口側にノズル15を備えており、
このノズル15に臨むタービン軸1には噴口路14が穿
設されている。この噴口路14は、第3図に示されるよ
うに、タービン軸1の全周にわたって溝を刻設したもの
で、その傾きはタービン軸1の回転方向と逆向きになる
よう形成しである。なお、第2図は最終段落部を示すも
ので、タービン軸1にタービン羽根3が植設され、この
タービン羽根3と対をなして段落を構成するタービンノ
ズル4が隣設され、またタービンノズル4にはノズルダ
イアフラム5が挟設されるとともに、その段落を内部ケ
ーシング6で覆設しているが、かかる構成は従来例なの
でその群細説明は略す。
こうして、タービン軸1に制動装置が装備されると、停
止過程中に、タービン軸1が矢印のように回転していて
も、蒸気管17を経てノズル15から送り出される蒸気
は、タービン軸1の回転方向とは逆向きに噴口路14に
向って噴き出され、ここで反転する間に制動の役目を果
すので、タービン軸1の回転数を急速に降下させること
ができる。
第4図および第5図は、この発明にかかる蒸気タービン
の他の実施例を示すものである。
タービン軸封部13上に配された蒸気管17の出口側に
静止羽根21を備えた蒸気室20を形成する。この蒸気
室20は静止羽根21を挟設するフランジ19で塞がれ
る。
こうして構成された蒸気室20には、タービン軸1が対
峠しており、この対峠するタービン軸1上には動羽根1
8が植設され、さらにその後流側に突出部16を備える
動羽根18は、第5図に示されるように、静止羽根21
から出た蒸気がタービン軸1の回転方向と逆向きに流れ
るように環状列に配設される。したがって、かかる構成
では、蒸気がタービン軸1の回転方向とは逆向きに流れ
て制動の役目を果すのでタービン回転数は急速降下でき
る。
なお、動羽根18を通過した蒸気は、突出部16で反転
して排気室14に送り出されるが、この突出部16は蒸
気がタービン羽根3の周囲に溜って腐食の原因とならな
いよう防波堤としての機能も備える。
〔発明の効果〕
以上の説明の通り、この発明にかかる蒸気タービンでは
、タービン軸の回転方向とは逆向きに蒸気を噴口してそ
の軸に制動をかける手段を講じたので、蒸気タービンの
停止時間を大幅に短縮することができる。くわえて従来
のように、タービン軸の危険速度との関係で真空破壊の
適否タイミング時間を考慮しなくてすむようになったの
で、運転作業員の省力化につながる等すぐれた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる蒸気タービンの概略全体構成
を示す図、第2図は制動装置を備えたこの発明にかかる
蒸気タービンこの要部断面図、第3図は第2図のm−m
矢視方向切断断面図、第4図はこの発明にかかる蒸気タ
ービンの他の実施例を示す要部断面図、第5図は第4図
の■−v矢視方向から見た平面図、第6図は従来の蒸気
タービンの概略全体構成を示す図である。 1・・・タービン軸     3・・・タービン羽根4
・・・タービンノズル   13・・・タービン軸封部
14・・・噴口路       15・・・ノズル16
・・突出部       17・・・蒸気管18・・・
動羽根       20・・・蒸気室21・・・静止
羽根 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    第子丸   健 第4図 73 第 5 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タービン軸封部上に配した蒸気管の出口側にノズ
    ルを備え、このノズルに臨むタービン軸に噴口路を穿設
    し、この噴口路は上記ノズルからの蒸気タービン軸に制
    動を与えるようその軸回転方向とは逆向きに穿設するこ
    とを特徴とする蒸気タービン。
  2. (2)タービン軸封部上に配した蒸気管の出口側に静止
    羽根を備えた蒸気室を形成するとともに、上記静止羽根
    に対峠してタービン軸に植設される動羽根を有し、この
    動羽根の後流側に突出部を備えてなり、上記動羽根は上
    記静止羽根からの蒸気がタービン軸回転方向とは逆向き
    に流れてタービン軸に制動を与えるように配設すること
    を特徴とする蒸気タービン。
JP11870389A 1989-05-15 1989-05-15 蒸気タービン Pending JPH02301602A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11870389A JPH02301602A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 蒸気タービン

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JP11870389A JPH02301602A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 蒸気タービン

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JPH02301602A true JPH02301602A (ja) 1990-12-13

Family

ID=14743049

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JP11870389A Pending JPH02301602A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 蒸気タービン

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JP (1) JPH02301602A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226500A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電プラントの停止方法
US8083467B2 (en) * 2007-07-17 2011-12-27 General Electric Company Apparatus and method for controlling a rotary machine using pressurized gas
JP2013108440A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電設備停止方法

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