JPH02301556A - レーザ蒸着装置 - Google Patents
レーザ蒸着装置Info
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- JPH02301556A JPH02301556A JP12200489A JP12200489A JPH02301556A JP H02301556 A JPH02301556 A JP H02301556A JP 12200489 A JP12200489 A JP 12200489A JP 12200489 A JP12200489 A JP 12200489A JP H02301556 A JPH02301556 A JP H02301556A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はレーザを用いてセラミックス等を基板等に蒸
着するレーザ蒸着装置に関するものである。
着するレーザ蒸着装置に関するものである。
第7図は例えば特開昭59−116373号公報に記載
された従来のレーザ蒸着装置を示す概略構成図である。
された従来のレーザ蒸着装置を示す概略構成図である。
同図において、lはレーザ発振器(図示せず)から放射
されるレーザ光、40はこのレーザ光1の光路を変換す
るための平面鏡、3はレーザ光lを集光するための集光
レンズ、5は真空チャンバ、4は真空チャンバ5に前記
レーザ光1を導入するための透過窓、41は前記真空チ
ャンバ5内でレーザ光1の光路を変換するための平面鏡
、7はリング状に形成された被照射試料、8は薄膜を形
成するための基板、42は蒸着時間を調整するためのシ
ャッタ、43は前記被照射試料7を加熱するためのヒー
タである。
されるレーザ光、40はこのレーザ光1の光路を変換す
るための平面鏡、3はレーザ光lを集光するための集光
レンズ、5は真空チャンバ、4は真空チャンバ5に前記
レーザ光1を導入するための透過窓、41は前記真空チ
ャンバ5内でレーザ光1の光路を変換するための平面鏡
、7はリング状に形成された被照射試料、8は薄膜を形
成するための基板、42は蒸着時間を調整するためのシ
ャッタ、43は前記被照射試料7を加熱するためのヒー
タである。
次に動作について説明する。レーザ発振器から放射され
るレーザ光1は平面鏡40により光路を変換され、集光
レンズ3を透過した後、透過窓4を通して真空チャンバ
5内に導入され、平面鏡41により再び光路変換された
後に、リング状に形成された被照射試料7表面に集光照
射される。この時、集光レンズ3は被照射試料7表面で
焦点が結ばれるように配置されている。
るレーザ光1は平面鏡40により光路を変換され、集光
レンズ3を透過した後、透過窓4を通して真空チャンバ
5内に導入され、平面鏡41により再び光路変換された
後に、リング状に形成された被照射試料7表面に集光照
射される。この時、集光レンズ3は被照射試料7表面で
焦点が結ばれるように配置されている。
また、被照射試料7はリング中心軸の回りを任意速度で
回転し、さらに、リング中心軸方向に被照射試料7の長
さだけ揺動運動が可能なため、被照射試料7全体を均一
加熱でき、一様に蒸発させることができる。
回転し、さらに、リング中心軸方向に被照射試料7の長
さだけ揺動運動が可能なため、被照射試料7全体を均一
加熱でき、一様に蒸発させることができる。
レーザ光1の照射により、被照射試料7から蒸発粒子が
放出され、被照射試料7の対向部に配置された基板8上
に堆積する。基板8の全面に可動ジャシタ42を設けて
おけば、蒸着時間を任意に調整できる。また、被照射試
料7が熱割れを生じやすい材質のものであれば、余熱ヒ
ータ43により被照射試料7の外周を余熱することによ
り、被照射試料7の破損を防止することができる。
放出され、被照射試料7の対向部に配置された基板8上
に堆積する。基板8の全面に可動ジャシタ42を設けて
おけば、蒸着時間を任意に調整できる。また、被照射試
料7が熱割れを生じやすい材質のものであれば、余熱ヒ
ータ43により被照射試料7の外周を余熱することによ
り、被照射試料7の破損を防止することができる。
従来のレーザ蒸着装置は、以上のように構成されている
ので、透過窓への蒸発付着物が成膜時間とともに増大す
るため、堆積速度が経時的に太きく低下し、安定した成
膜を行うことが困難であった。
ので、透過窓への蒸発付着物が成膜時間とともに増大す
るため、堆積速度が経時的に太きく低下し、安定した成
膜を行うことが困難であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、堆積速度を一定に保持し、安定した成膜を行
うことのできるレーザ蒸着装置を得ることを目的とする
。
たもので、堆積速度を一定に保持し、安定した成膜を行
うことのできるレーザ蒸着装置を得ることを目的とする
。
この発明に係るレーザ蒸着装置は、蒸着量に起因するパ
ラメータ、例えば蒸発点での発光量、蒸発速度または装
置の温度をオンラインで計測・モニタし、信号処理回路
によりその信号を処理し、蒸発量等が常時一定となるよ
うにレンズ駆動機構を介してレンズを駆動し、レーザビ
ームの焦点位置を補正、制御できる構成としたものであ
る。
ラメータ、例えば蒸発点での発光量、蒸発速度または装
置の温度をオンラインで計測・モニタし、信号処理回路
によりその信号を処理し、蒸発量等が常時一定となるよ
うにレンズ駆動機構を介してレンズを駆動し、レーザビ
ームの焦点位置を補正、制御できる構成としたものであ
る。
この発明におけるレーザ蒸着装置は、焦点位置が常に最
適制御されるため、透過窓への膜の堆積により熱レンズ
作用が起こってもその影響を補正して蒸発量を一定に保
持することができ、そのため安定した堆積速度を得るこ
とができる。
適制御されるため、透過窓への膜の堆積により熱レンズ
作用が起こってもその影響を補正して蒸発量を一定に保
持することができ、そのため安定した堆積速度を得るこ
とができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、lはレーザ光、3は集光レンズ、4は
透過窓、5は真空チャンバ、7は被照射試料、8は基板
、9はレーザ光1が被照射試料7に集光照射された際の
被照射試料7からの発光を観測するための発光モニタ、
10は発光モニタ9の信号を処理するための信号処理回
路、11は信号処理回路10からの信号により前記集光
レンズ3を駆動させるためのレンズ駆動機構である。
透過窓、5は真空チャンバ、7は被照射試料、8は基板
、9はレーザ光1が被照射試料7に集光照射された際の
被照射試料7からの発光を観測するための発光モニタ、
10は発光モニタ9の信号を処理するための信号処理回
路、11は信号処理回路10からの信号により前記集光
レンズ3を駆動させるためのレンズ駆動機構である。
次に動作について説明する。レーザ発振器から伝送され
たレーザ光1、たとえばCO!レーザ光(波長10.6
μm)は集光レンズ3により集光されつつ、透過窓4、
たとえばセレン化亜鉛(以下Zn5eと記す)、塩化カ
リウム(以下KCffiと記す)製の窓を通して真空チ
ャンバ5内に配置された被照射試料7、たとえば酸化シ
リコン(Si02、アルミナ(Azzo、)等のセラミ
ック試料に集光照射される。この時、被照射試料7表面
でレーザ光1の焦点が結ばれるように、集光レンズ3と
被照射試料7の距離が前もって調整されている。被照射
試料7上にレーザ光lが集光照射されることによって、
被照射試料7表面が加熱され、蒸発粒子が照射部の法線
方向に放出され、被照射試料7に対向して配置された基
板8上に堆積し、薄膜を形成する。一方、被照射試料7
から放出された蒸発粒子は、基板8方向ばかりでなく、
透過窓4の内面へも飛来し、付着する。この蒸発付着物
は、レーザ光1を吸収するため蒸発し、透過窓4内に温
度勾配を生じる。この温度勾配により、屈折率分布が生
じ、これによりレーザIの光路に差ができるため、等価
的に透過窓4はレンズとしてふるまう(以下、熱レンズ
作用という)。
たレーザ光1、たとえばCO!レーザ光(波長10.6
μm)は集光レンズ3により集光されつつ、透過窓4、
たとえばセレン化亜鉛(以下Zn5eと記す)、塩化カ
リウム(以下KCffiと記す)製の窓を通して真空チ
ャンバ5内に配置された被照射試料7、たとえば酸化シ
リコン(Si02、アルミナ(Azzo、)等のセラミ
ック試料に集光照射される。この時、被照射試料7表面
でレーザ光1の焦点が結ばれるように、集光レンズ3と
被照射試料7の距離が前もって調整されている。被照射
試料7上にレーザ光lが集光照射されることによって、
被照射試料7表面が加熱され、蒸発粒子が照射部の法線
方向に放出され、被照射試料7に対向して配置された基
板8上に堆積し、薄膜を形成する。一方、被照射試料7
から放出された蒸発粒子は、基板8方向ばかりでなく、
透過窓4の内面へも飛来し、付着する。この蒸発付着物
は、レーザ光1を吸収するため蒸発し、透過窓4内に温
度勾配を生じる。この温度勾配により、屈折率分布が生
じ、これによりレーザIの光路に差ができるため、等価
的に透過窓4はレンズとしてふるまう(以下、熱レンズ
作用という)。
特に透過窓4がZn5eの場合は凸レンズとなり、一方
KCffi場合は凹レンズとなる。ただしKClはZn
5eに比べて機械的強度が弱いため若干破損しやすいも
のである。以下ではZn5e製窓の場合について説明す
る。
KCffi場合は凹レンズとなる。ただしKClはZn
5eに比べて機械的強度が弱いため若干破損しやすいも
のである。以下ではZn5e製窓の場合について説明す
る。
第2図(a)は前述の熱レンズ作用を説明するための概
念図である。図において20は透過窓4内面への蒸発付
着物であり、この蒸発付着物20がレーザ光1を吸収す
ることにより熱レンズ作用が発生し、透過窓4は凸レン
ズ化するため焦点位置が移動する。21は蒸発付着物2
0がない場合の初期のレーザ光路を示し、22は熱レン
ズ作用が発生した場合のレーザ光路を示す。また23は
被照射試料7上の蒸発点を示したものである。
念図である。図において20は透過窓4内面への蒸発付
着物であり、この蒸発付着物20がレーザ光1を吸収す
ることにより熱レンズ作用が発生し、透過窓4は凸レン
ズ化するため焦点位置が移動する。21は蒸発付着物2
0がない場合の初期のレーザ光路を示し、22は熱レン
ズ作用が発生した場合のレーザ光路を示す。また23は
被照射試料7上の蒸発点を示したものである。
第2図(b)は透過窓4内の温度分布の一例を示したも
のである。上述の熱レンズ作用によって蒸発点23での
レーザ光1のビーム径が大きく変化しビームのエネルギ
ー密度が低下する。被照射試料7からの蒸発速度は、エ
ネルギー密度と密接な関係があり、堆積速度に大きく影
響を及ぼす。第3図の直線Bは蒸発点23でのエネルギ
ー密度と蒸発速度の関係を示したものである。また、本
発明者らはエネルギー密度と蒸発点23での発光量の間
にも密接な関係があることを見出した。第3図の直線A
はこの両者の関係を示す。そこで本発明実施例では、発
光モニタ9により蒸発点23での発光量を常時モニタし
、信号処理回路10によりモニタ信号を処理し、発光量
が常時一定となるようにレンズ駆動機構11を介して集
光レンズ3を駆動できる構成とした。
のである。上述の熱レンズ作用によって蒸発点23での
レーザ光1のビーム径が大きく変化しビームのエネルギ
ー密度が低下する。被照射試料7からの蒸発速度は、エ
ネルギー密度と密接な関係があり、堆積速度に大きく影
響を及ぼす。第3図の直線Bは蒸発点23でのエネルギ
ー密度と蒸発速度の関係を示したものである。また、本
発明者らはエネルギー密度と蒸発点23での発光量の間
にも密接な関係があることを見出した。第3図の直線A
はこの両者の関係を示す。そこで本発明実施例では、発
光モニタ9により蒸発点23での発光量を常時モニタし
、信号処理回路10によりモニタ信号を処理し、発光量
が常時一定となるようにレンズ駆動機構11を介して集
光レンズ3を駆動できる構成とした。
第4図は、蒸発点23におけるレーザ光1の強度分布を
示したもので、(a)は熱レンズが発生しない時の強度
分布、(b)は熱レンズが発生した場合の強度分布、(
C)は熱レンズが発生した場合において、−レンズ駆動
により補正された後の強度分布を示している。第4図か
ら明らかなように、(b)では熱レンズ作用のため強度
分布が大きく変化しているが、(C)では補正によりほ
ぼ熱レンズ作用がない状態の強度分布にまで復帰してい
ることがわかる。これらの結果は今回の実験において初
めて明確になったものである。この補正機構を用いるこ
とにより、蒸発点23上でのエネルギー密度を一定に保
持できるため、安定した堆積速度を得ることができる。
示したもので、(a)は熱レンズが発生しない時の強度
分布、(b)は熱レンズが発生した場合の強度分布、(
C)は熱レンズが発生した場合において、−レンズ駆動
により補正された後の強度分布を示している。第4図か
ら明らかなように、(b)では熱レンズ作用のため強度
分布が大きく変化しているが、(C)では補正によりほ
ぼ熱レンズ作用がない状態の強度分布にまで復帰してい
ることがわかる。これらの結果は今回の実験において初
めて明確になったものである。この補正機構を用いるこ
とにより、蒸発点23上でのエネルギー密度を一定に保
持できるため、安定した堆積速度を得ることができる。
なおKClの場合については、前述の如く凹レンズとな
るので、レンズの駆動方向はZn5eの場合の逆とすれ
ばよい。
るので、レンズの駆動方向はZn5eの場合の逆とすれ
ばよい。
また、上記実施例では、発光モニタ9により蒸発点での
蒸発量をモニタする構成について示したが、本発明では
蒸発速度をモニタするようにしてもよく、基板前面に膜
厚センサ31を設置し、膜厚をモニタすることにより、
その勾配から蒸発速度を計測する手段を設けてもよい。
蒸発量をモニタする構成について示したが、本発明では
蒸発速度をモニタするようにしてもよく、基板前面に膜
厚センサ31を設置し、膜厚をモニタすることにより、
その勾配から蒸発速度を計測する手段を設けてもよい。
第5図は膜厚センサを用いた場合の本発明の他の実施例
を示す。
を示す。
また、本発明では熱レンズ作用をモニタする手段として
透過窓4側面に温度センサ32を設置し、その温度上昇
から熱レンズ作用を検出するようにしてもよい。第6図
は温度センサを用いた場合の本発明のさらに他の実施例
を示す。
透過窓4側面に温度センサ32を設置し、その温度上昇
から熱レンズ作用を検出するようにしてもよい。第6図
は温度センサを用いた場合の本発明のさらに他の実施例
を示す。
さらに上記実施例では、レーザ光としてCO□レーザを
用いた場合について説明したが、YAGレーザ、エキシ
マレーザ、色素レーザ、ガラスレーザ、等を用いた蒸着
装置であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏する
。
用いた場合について説明したが、YAGレーザ、エキシ
マレーザ、色素レーザ、ガラスレーザ、等を用いた蒸着
装置であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏する
。
以上のようにこの発明によれば、蒸発点での蒸発量また
は蒸発速度または透過窓等の温度をモニタする手段を設
け、これらの値が一定となるようにレンズ駆動機構を介
して集光レンズの位置を制御できるように構成したので
、熱レンズ作用の影響を補正して安定した堆積速度を得
ることができ、装置性能が高いものが得られる効果があ
る。
は蒸発速度または透過窓等の温度をモニタする手段を設
け、これらの値が一定となるようにレンズ駆動機構を介
して集光レンズの位置を制御できるように構成したので
、熱レンズ作用の影響を補正して安定した堆積速度を得
ることができ、装置性能が高いものが得られる効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例によるレーザ蒸着装置の構
成図、第2図は熱レンズ作用の概念図、第3図はエネル
ギー密度と蒸発速度、発光量の相関図、第4図は蒸発点
での強度分布の変化を示す図、第5図、第6図はそれぞ
れ本発明の他の実施例を示す構成図、第7図は従来のレ
ーザ蒸着装置の構成図である。 1・・・レーザ光、3・・・集光レンズ、3・・・透過
窓、4・・・真空チャンバ、7・・・被照射試料、8・
・・基板、9・・・発光モニタ、10・・・信号処理回
路、11・・レンズ駆動機構。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
成図、第2図は熱レンズ作用の概念図、第3図はエネル
ギー密度と蒸発速度、発光量の相関図、第4図は蒸発点
での強度分布の変化を示す図、第5図、第6図はそれぞ
れ本発明の他の実施例を示す構成図、第7図は従来のレ
ーザ蒸着装置の構成図である。 1・・・レーザ光、3・・・集光レンズ、3・・・透過
窓、4・・・真空チャンバ、7・・・被照射試料、8・
・・基板、9・・・発光モニタ、10・・・信号処理回
路、11・・レンズ駆動機構。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)真空チャンバ内に配置された被照射試料にレーザ
発振器からのレーザ光をレンズおよび透過窓を介して集
光照射し、上記被照射試料からの蒸発物質を該被照射試
料に対向して配置された基板上に堆積し、薄膜を形成す
るレーザ蒸着装置において、 蒸発点での発光量または蒸発速度または装置の温度をモ
ニタする手段と、 該検出した蒸発点での発光量または蒸発速度または装置
の温度に応じて上記レンズを駆動し上記レーザビームの
焦点位置を補正、制御する手段を備えたことを特徴とす
るレーザ蒸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12200489A JPH02301556A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | レーザ蒸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12200489A JPH02301556A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | レーザ蒸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02301556A true JPH02301556A (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=14825185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12200489A Pending JPH02301556A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | レーザ蒸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02301556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5257136A (en) * | 1991-12-23 | 1993-10-26 | International Business Machines Corporation | Reverse telephoto agron objective lens |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP12200489A patent/JPH02301556A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5257136A (en) * | 1991-12-23 | 1993-10-26 | International Business Machines Corporation | Reverse telephoto agron objective lens |
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