JPH0230129Y2 - - Google Patents

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JPH0230129Y2
JPH0230129Y2 JP16473484U JP16473484U JPH0230129Y2 JP H0230129 Y2 JPH0230129 Y2 JP H0230129Y2 JP 16473484 U JP16473484 U JP 16473484U JP 16473484 U JP16473484 U JP 16473484U JP H0230129 Y2 JPH0230129 Y2 JP H0230129Y2
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pipes
pipe
cooling water
mold
cooling
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JP16473484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ダイカスト鋳造等に使用される金型
を冷却するための金型用冷却装置に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 一般に、此種金型用冷却装置は、金型内に形成
された冷却穴に挿入設置せしめて該冷却穴に冷却
水を循環させる。即ち中空パイプで形成した循環
用往路と循環用復路とで冷却水を循環させて金型
を冷却する様にするものである。
従来、此種の金型用冷却装置は第5図に図示し
た様に装置本体A′を大径中空パイプa2′と、こ
のパイプa2′内に同芯状に挿入する小径中空パ
イプa1′と、これら両パイプa1′,a2′の開
放一端部を連結密閉せしめる連結キヤツプa5及
び両パイプa1′,a2′内、例えば小径中空パイ
プa1′内を冷却水の循環用往路3′とし大径中空
パイプa2′内を循環用復路4′として、これら両
路3′,4′に冷却水循環用ホース1,2を個々に
接続連通させるための接続口管a6,a7とから
構成した二重パイプ構造のものであつた。
しかし乍ら、上記金型用冷却装置は小径中空パ
イプa1′を大径中空パイプa2′に挿入する際の
芯出しが大変難しく、しかも冷却水循環用ホース
1,2を循環用両路a1′,a2′に個々に接続連
通するための接続口管a6,a7のロウ付作業も
同様に難しいといつた加工上の不便や、同時に加
工費が高謄になるといつた数々の問題を抱えてい
た。
更に、二重パイプ構造であるために小径中空パ
イプa1′内の循環用往路3′を流通する冷却穴b
内への供給水となる冷却水は、冷却穴b内に到達
する間において小径中空パイプa1′外側の循環
用袋4′を流通する戻り水となる冷却水によつて
熱交換されてしまい、その結果冷却穴b内に到達
した時には戻り水となる冷却水の湯温と略同温の
湯温になつてしまつて金型Bの冷却を効率よく行
なうことができないといつた不具合を来たすもの
であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、加工が簡
単で同時に安価に製造し得る様にすることにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 問題を解決するために本考案が講じる技術的手
段は、装置本体を複数本の中空パイプと、それら
各パイプを並列状に連結支持する支持金具及びパ
ツキン支持体とから構成し、前記各パイプを連結
金具で並列状に連結支持すると共に、金型に形成
された冷却穴を閉塞するパツキン支持体に各パイ
プを嵌め込み装着し、更に各パイプの開放一端部
に冷却水循環用ホースを接続したことを特徴す
る。
〈作用〉 本考案は、複数本の中空パイプを支持金具で並
列状に連結支持すると共に、金型の冷却穴を閉塞
するパツキン支持体に各パイプを嵌め込み装着す
るといつた簡単な加工で装置本体を形成し、それ
ら各パイプの1本乃至数本内を循環用往路とし他
の一本乃至数本内を循環用復路として、それら各
路の開放一端部に冷却水循環用ホースを直接個々
に接続連通せしめて冷却水を循環させる。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する
と、図中Aは装置本体、Bはダイカスト鋳造等に
使用される金型、bは該金型Bに形成された冷却
穴であり、この冷却穴bに前記装置本体Aを挿入
設置せしめると共に、冷却水循環用ホース1,2
を個々に接続連通せしめて冷却水を循環させる。
装置本体Aは、複数本、図面にあつては2本の
中空パイプa1,a2と、この両パイプa1,a
2を左右又は上下並列状に連結支持する支持金具
a3及び装置本体Aを金型Bの冷却穴bに保持す
ると共に、該冷却穴bを閉塞するパツキン支持体
a4とから構成する。
中空パイプa1は、冷却水を金型Bの冷却穴b
に供給する循環用往路3になるもので、銅やステ
ンレス等の所定の内径、所定の長さに形成した金
属製パイプであり、その開放一端部近傍を略直角
に折り曲げて全体形状を略L形に形成すると共
に、その一端部外周に竹の子状のリング突条又は
図示した様に螺子山を設けて冷却水循環用ホース
1の一方、即ち冷却水供給用ホースを嵌め込み又
はネジ込み方式で直接接続できる様にする。
もう一方の中空パイプa2は、金型Bの冷却穴
bに供給された冷却水を、例えば冷却用ポンプに
戻す循環用復路4になるもので、前記中空パイプ
a1と同径とする金属製パイプを該パイプa1の
長さよりも短い長さに截断して略L形に折り曲げ
ると共に、その開放一端部の外周に上述した様に
竹の子状のリング突条又は螺子山を設けて冷却水
循環用ホース2の他方、即ち冷却水戻し用ホース
を直接接続できる様にする。
支持金具a3は、上記両中空パイプa1,a2
の開放一端部側を除く長手側を上下並列状に連結
保持する働らきをなすもので、帯状金属板を所望
の長さに截断してその両側対称位置に嵌合部5を
半円弧状に弯曲形成した左右一対の挾持板6と、
この両挾持板6を螺合締結せしめるボルト7、ナ
ツト8とから構成し、両中空パイプa1,a2の
長手側前後2箇所を夫々連結せしめて両中空パイ
プa1,a2を上下並列状に支持する。
パツキン支持体a4は、両中空パイプa1,a
2の長手側を金型Bの冷却穴bにその穴方向に平
行に保持せしめると共に、中空パイプa1内の循
環用往路3から冷却穴bに供給されてきた冷却水
が冷却穴b外に漏れない様に両中空パイプa1,
a2の外周面と冷却穴bの内周面との間を閉塞
(シール)せしめる働らきをなすもので、耐熱性
に優れた軟質合成樹脂材やゴム材等によつて外径
を冷却穴bの内径と同径かそれより若干大径とす
る所望厚さの円筒形に形成すると共に、その中心
部を中心とする上下には両中空パイプa1,a2
の長手側を個々に嵌挿するための取付孔9を夫々
開穿する。
斯る実施例は冷却水の循環用往路3となる中空
パイプa1と、循環用復路4となる中空パイプa
2との短手側接続端部を同一方向に向けた状態で
その長手側前後2箇所を支持金具a3で上下並列
状に連結支持せしめると共に、パツキン支持体a
4に両中空パイプa1,a2を嵌め込み装着する
といつた簡単な作業で装置本体Aを形成し、そし
て両中空パイプa1,a2の開放一端部に冷却水
循環用ホース1,2を個々に接続せしめて循環用
往路3と循環用復路4とに直接連通せしめた接続
構造として、金型Bの冷却穴bに挿入設置し冷却
水を循環させる様にしたものである。
尚、上記実施例にあつては2本の中空パイプa
1,a2を上下並列状に連結支持せしめた形態で
詳述したが、4本の中空パイプを上下左右並列状
に連結支持せしめて2本のパイプ内を循環用往路
3とし他の2本のパイプ内を循環用復路4とし
て、冷却水をより効率よく循環させる様にするこ
ともあり、又同径の金属製パイプで形成した形態
として詳述したが、例えば循環用往路3となる中
空パイプのみを循環用復路4となる中空パイプよ
りも大径にすることもある。更にパツキン支持体
a4を円筒形に形成した形態として詳述したが、
その形態は冷却穴bの開口形状によつて任意に変
えるものである。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く、装置本体を複数本の中空
パイプと、それら各パイプを並列状に連結する連
結金具及びパツキン支持体とから構成し、前記各
パイプを支持金具で並列状に連結支持すると共
に、金型の冷却穴を閉塞するパツキン支持体に各
パイプを嵌め込み装着し、更に各パイプの開放一
端部に冷却水循環用ホースを接続して、各中空パ
イプ内を循環用往路と循環用復路としたので、従
来の様な面倒な芯出し作業が不要になると共に、
ロウ付作業も不要になることによつて加工が簡単
且つ加工費が安価になる。更に循環用往路になる
中空パイプと循環用復路になる中空パイプとを独
立させたので、金型を効率よく冷却出来る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施の一例を示
し、第1図は正面図、第2図は第1図の−線
拡大断面図、第3図は第1図の−線格段断面
図、第4図は金型の冷却穴に挿入設置した状態を
示す縦断正面図、第5図は従来を示し縦断正面図
である。 図中、A……装置本体、a1,a2……中空パ
イプ、a3……支持金具、a4……パツキン支持
体、B……金型、b……冷却穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装置本体を複数本の中空パイプと、それら各パ
    イプを並列状に連結支持する支持金具及びパツキ
    ン支持体とから構成し、前記各パイプを連結金具
    で並列状に連結支持すると共に、冷却穴を閉塞す
    るパツキン支持体に各パイプを嵌め込み装着し、
    更に各パイプの開放一端部に冷却水循環用ホース
    を接続したことを特徴とする金型用冷却装置。
JP16473484U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0230129Y2 (ja)

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JP16473484U JPH0230129Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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