JPH02299119A - 配線用遮断器の熱動形引外し装置 - Google Patents

配線用遮断器の熱動形引外し装置

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JPH02299119A
JPH02299119A JP12110789A JP12110789A JPH02299119A JP H02299119 A JPH02299119 A JP H02299119A JP 12110789 A JP12110789 A JP 12110789A JP 12110789 A JP12110789 A JP 12110789A JP H02299119 A JPH02299119 A JP H02299119A
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JP
Japan
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heater
bimetal
contact
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fixed
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Application number
JP12110789A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Mori
森 存
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、バイメタルに重合するヒータと接点部とが挿
入された主電路に過大な異常電流が通過するとヒータの
発熱によりバイメタルが変形して接点部を開極させる配
線用遮断器の熱動形引外し装置に関するものである。
【従来の技術】
従来より、第3図に示すように、一対の端子2a、2b
間に形成された主電路に接点部が挿入され、この主電路
に過大な異常電流が流れたときに接点部を開極させるよ
うにした配線用遮断器が提供されている。接点部は、一
方の端子(負荷側端子)2bに接続された固定接触子5
と、固定接触子5に対して離接する可動接触子6との間
に形成される。また、主電路に異常電流が流れたことを
検出して接点部を開極させるための引外し装置を備えて
いる。引外し装置は、主電路にヒータ8aが挿入され異
常電流の通過に伴うヒータ8aの発熱でバイメタル8b
が変形する熱動素子8と、主電路にコイル9aが挿入さ
れ異常電流の通過時にプランジャ9bを郡動させる電磁
素子9とを備え、熱動素子8と電磁素子9とのいずれか
一方が作動するとトリップ機構部11を作動させて可動
接触子6を固定接触子5から引き離すのである。可動接
触子6はヒータ8aとコイル9aとを介して他方の端子
(電源側端子)2aに接続されている。したがって、接
点部が閉極しているときに、主電路に異常電流が流れる
と、異常電流の大きさに応じて熱動素子8と電磁素子9
との少なくとも一方が作動してトリップ機構部11が動
作し、可動接触子6を固定接触子5から開離させるので
ある。 ところで、熱動素子8は、第4図に示すように、バイメ
タル8bのほぼ全長に互ってヒータ8aを重合して形成
されている。
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の熱動素子8では、バイメタル8bのほぼ
全長に互ってヒータ8aが重合していることにより、バ
イメタル8bが撓みにくくなっているから、ヒータ8a
とバイメタル8bとの機械的な結合強度により熱動素子
8の動作特性が変化することになり、品質の安定化が困
難になるという問題がある。 この問題を、解決するものとして、第5図および第6図
に示すように、ヒータ8aの中間部に可撓性を有する湾
曲部8cを設けることが考えられるが、このような湾曲
部8cを設けると、第5図より明らかなように、バイメ
タル8aの厚み方向について器体1が大形化するという
問題が生じることになる。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、バ
イメタルを撓みやすくしてヒータとの機械的な結合強度
が多少ばらついても動作特性に大きな影響がないように
し、かつバイメタルの厚み方向への寸法の増加がないよ
うにし、器体の大形化を防止した配線用遮断器の熱動湿
田外し装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、ヒータを、バ
イメタルの固定端と自由端とを結ぶ方向において離間し
て配置された一対のヒータ素子と、両ヒータ素子の隣接
端間を電気的に接続する可撓性を有した導電線との直列
回路で構成しているのである。
【作用】
上記構成によれば、一対のヒータ素子をバイメタルの固
定端と自由端とを結ぶ方向において離間して配置してい
るから、バイメタルにおいてヒータ素子に重合していな
い部位では、可撓性を有する導電線が存在するのみであ
って、バイメタルの撓みにほとんど影響を与えないので
ある。すなわち、バイメタルは容易に変形することがで
きるから、ヒータ素子とバイメタルとの機械的な結合強
度が多少変化しても動作特性にはほとんど影響がないの
である。また、両ヒータ素子の問は可撓性を有する導電
線で結合しているから、バイメタルの厚み方向への寸法
の増加もないのである。
【実施例】
第1図に示すように、絶縁材料よりなる器体1の両端部
にそれぞれ端子2a、2bが配設される。 各端子2a、2bは、それぞれ端子板3a、3bに端子
ねじ4a、4bを螺入したねじ付き端子となっている。 負荷側の端子板3bには固定接触子5が延長されており
、固定接触子5の先端部上面には固定接点5aが設けら
れる。この固定接点5aに対向する可動接点6aは可動
接触子6の先端部下面に設けられ、可動接触子6は編組
線よりなる接続線7aを介して熱動素子8のヒータ8a
の一端に接続される。また、ヒータ8aの他端は編組線
よりなる接続線7bを介して電磁素子9のコイル9aの
一端に接続される。さらに、コイル9aの他端は編組線
よりなる接続線7cを介して電源側の端子板3aに接続
される。したがって、端子2a−コイル9a−ヒータ8
a−可動接触子6−固定接触子5一端子2bという経路
の主電路が形成される。また、固定接触子5と可動接触
子6との間に接点部が形成される。 電磁素子9は、上記コイル9a内に挿通されたプランジ
ャ9bを備え、コイル9aの周囲にはコイル9aより発
生する磁束をプランジャ9bに有効に作用させるための
ヨーク10が配設されている。プランジャ9bはコイル
9aから突出する向きにばね付勢され、コイル9aに所
定値以上の電流が流れるとプランジャ9bがコイル9a
内に引き込まれるようになっている。上記可動接触子6
には、中間部の両側縁に可動接触子6の厚み方向への突
片6bが突設され、突片6bがヨーク10に突設された
保持片10aに重複するとともに、回転軸18が挿通さ
れることにより、可動接触子6が回転軸18を中心とし
てヨーク10に対して揺動自在となるのである。 熱動素子8は、ヒータ8aをバイメタル8bに重合させ
て形成されており、下端がヨーク10に固定されている
。ヒータ8aは、第2図に示すように、上下に離間した
一対のヒータ素子19a。 19bと、両ヒータ素子19a、19bの隣接端間を結
ぶ一組線よりなる可撓性を有した導電線19Cとからな
る。両ヒータ素子19a、19bの間に導電線L9cを
挿入した直列回路の一端は接続線7bに接続され、他端
はバイメタル8bに接続されている。この構成により、
ヒータ8aに所定値以上の電流が流れるとバイメタル8
bの上端部が左向きに湾曲するのである。また、バイメ
タル8bはヒータ素子19a、19bが重合していない
導電線19cに対応する部位がもつとも撓みやすくなる
。すなわち、ヒータ素子19a、19bはバイメタル8
bに密着するからヒータ8aからの熱をバイメタル8b
に十分に伝達することができる。しかも、バイメタル8
bは主としてヒータ素子19a、19bが重合していな
い部位で湾曲するから、ヒータ8bへの通電電流量に対
するバイメタル8bの湾曲量は、ヒータ素子19a。 19bのバイメタル8bに対する機械的な結合強度には
ほとんど影響されず、熱動素子8の動作特性のばらつき
が少なくなるのである。 ここに、電磁素子9は負荷が短絡したときのように定格
電流よりもかなり大きい短絡電流が主電路に流れたとき
に、瞬間的にプランジャ9bを引き込み、また、熱動素
子8は負荷が過大であるときのように定格電流よりもや
や大きい過電流が主電路に流れたときに、バイメタル8
bを湾曲させるように設定されている。 引外し装置は、電磁素子9のプランジャ9bが下方に移
動したり、熱動素子°8のバイメタル8bの上端部が左
方に湾曲したりすると、トリップ機構部11のラッチが
外れ、可動接触子6が固定接触子5から開離するように
なっている。すなわち、トリップ機構部11は、従来周
知のように、複数のリンクとばねとからなり、器体1の
上面に突設されたハンドル12を操作することにより、
可動接触子6を固定接触子5から引き離す向きのばね力
を蓄積し可動接触子6を固定接触子5に接触させた状態
でラッチされる。一方、電磁素子9や熱動素子8が作動
すると、ラッチが解除されて可動接触子6が固定接触子
5から急速に開離されるのである。可動接触子6は、ハ
ンドル12を操作することにより固定接触子5に対して
離接させることができるのであり、接点部が開極した後
には、ハンドル12を第1図中右側に倒すと、可動接触
子6が固定接触子5に接触した状態でラッチされるよう
にリセットすることができる。 また、器体1の下部に給袋された電磁石装置13に外部
信号を与えることによっても可動接触子6を固定接触子
5に対して離接させることができる。!磁石装置13は
、固定鉄芯t’3aと固定鉄芯13aに対して離接する
可動鉄芯13bとを備え、固定鉄芯13aの周囲に巻装
されたコイル13Cに外部信号を通電すると、可動鉄芯
13bが吸引されて右向きに移動し、リンク群14を介
して可動接触子6を固定接触子5から引き離すようにな
っているのである。また、外部信号を停止すれば、復帰
ばね(図示せず)のばね力により可動鉄芯13bが左向
きに移動して可動接触子6を固定接触子5に接触させる
。 以上のようにして、可動接触子6が固定接触子5に対し
て接触している状態で、ヒータ8a、コイル9a、可動
接触子6、固定接触子5が挿入された主電路に短絡電流
や過電流のような過大な異常電流が流れると、電磁素子
9と熱動素子8との少なくとも一方が作動することによ
りトリップ機構部11が作動し、接点部を開極させるの
である。 このとき、固定接点5aと可動接点6aとの闇にはアー
クが発生するから、このアークを消、弧するために、消
弧装置15が設けられている。消弧装置15は、固定接
触子5に重複する横片16aの一端に縦片16bが立ち
上がる略し形のアークランナ16と、ヨーク10から延
長された略U形のアークランナ10bと、アークランナ
16の縦片16bとアークランナ10bの一方の脚片と
の間に互いに離間して配設された複数枚のグリッド板1
7とにより構成されている。したがって、アークランナ
16とアークランナ10bとによりアークホーンが形成
されるのであって、接点部が開極すると、固定接点5a
と可動接点6aとの間に発生したアークの下端部はアー
クランナ16の横片16aに沿って縦片16bに向かっ
て走り、アークの上端部はアークランナ10bに移るこ
とになる。こうしてアークが引き伸ばされてアークの両
端間の電圧が急速に高められるとともに、グリッド板1
7に導入されて消弧されるのである。 上記実施例においては、引外し装置を、熱動素子8およ
び電磁素子9をトリップ機構部11に組合わせて、熱動
湿田外し装置と電磁湿田外し装置とでトリップ機構部を
共用した構成としているが、熱動素子8とトリップ機構
部11との組合わせによる熱動湿田外し装置の単独構成
に本発明を適用できるのはいうまでもない。
【発明の効果】
本発明は上述のように、ヒータを、バイメタルの固定端
と自由端とを結ぶ方向において離間して配置された一対
のヒータ素子と、両ヒータ素子の隣接端間を電気的に接
続する可撓性を有した導電線との直列回路で構成してい
るものであり、一対のヒータ素子をバイメタルの固定端
と自由端とを結ぶ方向において離間して配置しているか
ら、バイメタルにおいてヒータ素子に重合していない部
位では、可撓性を有する導電線が存在するのみであって
、バイメタルの撓みにほとんど影響を与えないのである
。すなわち、バイメタルは容易に変形することができる
から、ヒータ素子とバイメタルとの機械的な結合強度が
多少変化しても動作特性にはほとんど影響がないという
利点がある。また、両ヒータ素子の間を可撓性を有する
導電線で結合しているから、バイメタルの厚み方向への
寸法の増加がないという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は同上の
要部斜視図、第3図は従来例を示す断面図、第4図は同
上の要部斜視図、第5図は他の従来例を示す断面図、第
6図は同上の部分斜視図である。 1・・・器体、2a、2b・・・端子、5・・・固定接
触子、6・・・可動接触子、8・・・熱動素子、8a・
・・ヒータ、8b・・・バイメタル、19a、19b・
・・ヒータ素子、19c・・・導電線。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バイメタルに重合するヒータと接点部とが挿入さ
    れた主電路への過大な異常電流の通過に伴うヒータの発
    熱によりバイメタルが変形して接点部を開極させるよう
    にした配線用遮断機の熱動形引外し装置において、バイ
    メタルは一端部が固定され、ヒータはバイメタルの固定
    端と自由端とを結ぶ方向において離間して配置された一
    対のヒータ素子と、両ヒータ素子の隣接端間を電気的に
    接続する可撓性を有した導電線との直列回路により構成
    されて成ることを特徴とする配線用遮断器の熱動形引外
    し装置。
JP12110789A 1989-05-15 1989-05-15 配線用遮断器の熱動形引外し装置 Pending JPH02299119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12110789A JPH02299119A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 配線用遮断器の熱動形引外し装置

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JP12110789A JPH02299119A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 配線用遮断器の熱動形引外し装置

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JP12110789A Pending JPH02299119A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 配線用遮断器の熱動形引外し装置

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JP (1) JPH02299119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4232736A1 (de) * 1991-09-30 1993-04-08 Uchiya Thermostat Mechanisches klinkenschaltwerk und relais
US7800478B2 (en) * 2008-05-30 2010-09-21 Eaton Corporation Electrical switching apparatus and heater assembly therefor
WO2013135049A1 (zh) * 2012-03-13 2013-09-19 华为技术有限公司 热磁式断路器及配电设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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