JPH0229901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229901Y2 JPH0229901Y2 JP1985029236U JP2923685U JPH0229901Y2 JP H0229901 Y2 JPH0229901 Y2 JP H0229901Y2 JP 1985029236 U JP1985029236 U JP 1985029236U JP 2923685 U JP2923685 U JP 2923685U JP H0229901 Y2 JPH0229901 Y2 JP H0229901Y2
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- Japan
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- water
- tank
- shellfish
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- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は貝の養殖、特にリンゴ貝の養殖に利
用される。
用される。
(従来の技術)
リンゴ貝と称されるものは、第3図に示すよう
に単一の巻貝でカタツムリに似た殻をもち、水中
及び陸上に生息できる。卵を産んで殖え肉は食用
とされる。養殖は原則的には水槽に約10cmの深さ
に水をはり、水温を15〜30℃に保つて稚貝を入
れ、野菜・ぬか等を与えると共に少量ずつ水を補
給すると約3か月にて20〜30g程度の貝に成育
し、産卵する程度となり食用に出荷することがで
きる。この貝は繁殖力がきわめて旺盛なこと、雑
食性なので餌料代が安価であること、設置費及び
維持費が低廉で手数を要しない等から養殖が農家
の副業として発展してきている。ところでこの貝
の養殖上の特徴は産卵で、地上の木の葉に産みつ
けるように、水槽の水面上の側壁に水より出て産
みつけることである。産卵には1〜3時間かける
ようである。そこで水面上の温度即ち水槽の水面
より上方の壁面温度が水温より低いと、産卵率が
低下し孵化率も大きく低下する。そのために寒冷
期を避けて養殖することになる欠陥があり、この
貝の養殖事業の普及、特に積雪寒冷地帯での出稼
ぎ防止対策としての普及に妨げとなつていた。
に単一の巻貝でカタツムリに似た殻をもち、水中
及び陸上に生息できる。卵を産んで殖え肉は食用
とされる。養殖は原則的には水槽に約10cmの深さ
に水をはり、水温を15〜30℃に保つて稚貝を入
れ、野菜・ぬか等を与えると共に少量ずつ水を補
給すると約3か月にて20〜30g程度の貝に成育
し、産卵する程度となり食用に出荷することがで
きる。この貝は繁殖力がきわめて旺盛なこと、雑
食性なので餌料代が安価であること、設置費及び
維持費が低廉で手数を要しない等から養殖が農家
の副業として発展してきている。ところでこの貝
の養殖上の特徴は産卵で、地上の木の葉に産みつ
けるように、水槽の水面上の側壁に水より出て産
みつけることである。産卵には1〜3時間かける
ようである。そこで水面上の温度即ち水槽の水面
より上方の壁面温度が水温より低いと、産卵率が
低下し孵化率も大きく低下する。そのために寒冷
期を避けて養殖することになる欠陥があり、この
貝の養殖事業の普及、特に積雪寒冷地帯での出稼
ぎ防止対策としての普及に妨げとなつていた。
(考案が解決しようとする問題点)
養殖の効率上から水槽は浅く表面積が大なる形
態に選択されており、その水槽に蓋をかぶせた状
態で水面上における水槽周壁に産卵をさせるため
に、その周壁の温度を産卵に好適な温度に維持さ
せることが必要である。それにより寒冷期を含む
通年産卵を図ることができる。更に、上記周壁の
温度と槽内の水の温度維持とは浅く表面積が大き
い水槽の形態に対して熱効率の高いことが必要で
あり、そのためには水槽の水と水面上の空気とを
それぞれ加温するのが効率的である。
態に選択されており、その水槽に蓋をかぶせた状
態で水面上における水槽周壁に産卵をさせるため
に、その周壁の温度を産卵に好適な温度に維持さ
せることが必要である。それにより寒冷期を含む
通年産卵を図ることができる。更に、上記周壁の
温度と槽内の水の温度維持とは浅く表面積が大き
い水槽の形態に対して熱効率の高いことが必要で
あり、そのためには水槽の水と水面上の空気とを
それぞれ加温するのが効率的である。
(問題点を解決するための手段)
リンゴ貝の養殖用水槽の蓋の中部部の底面に、
電熱を伝導し投射する熱板を垂設し且つ同熱板は
水槽の水面上に位置するようにして水槽を同上の
蓋で蓋することにより目的が達成される。
電熱を伝導し投射する熱板を垂設し且つ同熱板は
水槽の水面上に位置するようにして水槽を同上の
蓋で蓋することにより目的が達成される。
(作用)
水槽の所要の深さの水は従来どおり電熱のヒー
ターにより一定範囲の温度に温められるが、水面
から蓋までの空気層を同温度に温めそれを維持す
る能力のないところを、蓋裏の電熱のヒーターに
より一定範囲の温度に温めるので、水面上の槽壁
にリンゴ貝があがつてきて産卵する。
ターにより一定範囲の温度に温められるが、水面
から蓋までの空気層を同温度に温めそれを維持す
る能力のないところを、蓋裏の電熱のヒーターに
より一定範囲の温度に温めるので、水面上の槽壁
にリンゴ貝があがつてきて産卵する。
(実施例)
水槽1は第1図に示すように長さ260cm、幅180
cm、深さ20cmの発泡合成樹脂の箱で、蓋2は水槽
1の開放面を塞ぐ一枚の発泡合成樹脂の板であ
る。水槽1内には網3が槽底より上に張り渡さ
れ、網3と槽底間に水加温用の電熱のヒーター
(100V・100W)4が設けられ、槽底に排水孔5
を設け栓をしている。水槽1には深さ10cm程度に
水がはられ、常時少量ずつ給水管6により補水を
している。蓋2には長さ26cm、幅18cmの金属性の
熱板7に一体に建てた管8を挿通し蓋2の表裏で
管8に施した止金9により熱板7を所要の位置で
蓋に垂設している。熱板7の底面には空気加温用
の電熱のヒーター10が垂設され同ヒーターの熱
が銅線を介して同じく垂設された銅板11に伝導
し熱板7により熱投射されるようにしている。水
槽の表面積と熱板との表面積比は前記のとおりで
ある。
cm、深さ20cmの発泡合成樹脂の箱で、蓋2は水槽
1の開放面を塞ぐ一枚の発泡合成樹脂の板であ
る。水槽1内には網3が槽底より上に張り渡さ
れ、網3と槽底間に水加温用の電熱のヒーター
(100V・100W)4が設けられ、槽底に排水孔5
を設け栓をしている。水槽1には深さ10cm程度に
水がはられ、常時少量ずつ給水管6により補水を
している。蓋2には長さ26cm、幅18cmの金属性の
熱板7に一体に建てた管8を挿通し蓋2の表裏で
管8に施した止金9により熱板7を所要の位置で
蓋に垂設している。熱板7の底面には空気加温用
の電熱のヒーター10が垂設され同ヒーターの熱
が銅線を介して同じく垂設された銅板11に伝導
し熱板7により熱投射されるようにしている。水
槽の表面積と熱板との表面積比は前記のとおりで
ある。
上記構成の水槽1に幼い貝12を入れ蓋2を施
し、ヒーター4,10により加温する。水槽内の
水温気温が23〜25℃となるよう自動温度調節器を
介して通電する。外気温が高くて水温気温が上記
温度に達する季節或いは地域では上記通電を必要
としないことは当然である。3カ月位いで産卵が
始まる。そして長さ2〜3cm、幅約1cm、厚さ1
〜3mmの小判形で赤い卵帯が水面上の側壁に産み
つけられる。なえ、卵は粟粒大で15℃程度で保存
され、孵化器(28〜30℃)で孵化され稚貝に養成
される。
し、ヒーター4,10により加温する。水槽内の
水温気温が23〜25℃となるよう自動温度調節器を
介して通電する。外気温が高くて水温気温が上記
温度に達する季節或いは地域では上記通電を必要
としないことは当然である。3カ月位いで産卵が
始まる。そして長さ2〜3cm、幅約1cm、厚さ1
〜3mmの小判形で赤い卵帯が水面上の側壁に産み
つけられる。なえ、卵は粟粒大で15℃程度で保存
され、孵化器(28〜30℃)で孵化され稚貝に養成
される。
(考案の効果)
産卵の個所の環境条件特に温度を産卵に適合さ
せるので寒冷期でも産卵率と孵化率が向上する。
せるので寒冷期でも産卵率と孵化率が向上する。
図面は実施例を示し第1図はこの考案の槽の一
部縦断面図、第2図は第1図の空気用ヒーターの
底面図、第3図はこの考案におけるリンゴ貝を示
す。 図中、1は水槽、2は蓋、4はヒーター、7は
熱板、10はヒーター、12は貝。
部縦断面図、第2図は第1図の空気用ヒーターの
底面図、第3図はこの考案におけるリンゴ貝を示
す。 図中、1は水槽、2は蓋、4はヒーター、7は
熱板、10はヒーター、12は貝。
Claims (1)
- リンゴ貝の養殖用水槽の蓋の底面に、水槽内の
水面上の側壁面を所要温度に加温するヒーターを
設けて、上記側壁面の産卵環境を好適としたリン
ゴ貝の養殖用槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985029236U JPH0229901Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985029236U JPH0229901Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146156U JPS61146156U (ja) | 1986-09-09 |
JPH0229901Y2 true JPH0229901Y2 (ja) | 1990-08-10 |
Family
ID=30527861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985029236U Expired JPH0229901Y2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229901Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP1985029236U patent/JPH0229901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61146156U (ja) | 1986-09-09 |
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