JPH02298389A - 選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ２発明の目的 （］）産業上の利用分野 本発明は、塵芥、破砕物等の被選別物を小形なものと、
大形なものとに選別する選別装置に関する。

（２）従来の技術 従来、この種選別装置としては、回転ドラムの周壁、ま
たは無端状回転ベルトに多数の選別用通孔を形成したも
のが知られている。（例えば、特開昭６０−２２０１７
２号公報参照）。

（３）　　発明が解決しようとする課題しかしながら前
記選別装置においては、各通孔が目詰りを起し易いので
、その整備のために多くの時間と手数を要し、選別作業
能率が悪いという問題がある。また回転ドラムの周壁等
に多数の通孔を形成することは、その回転ドラム等の強
度確保上好ましくない。

本発明は前記に鑑み、選別作業を自動的に能率良く行う
ことができ、また回転ドラムおよび回転ベルトの強度を
向上させることができるようにした前記選別装置を提供
することを目的とする。

Ｂ６発明の構成 （１）課題を解決するための手段 本発明は、軸線を傾斜させて配設される回転ドラムの上
端部に、小形被選別物および大形被選別物の混合物を投
入する投入口を設け、また前記回転ドラムの下端部に前
記大形被選別物を排出する排出口を設け、前記回転ドラ
ムの内周面全周に、周方向に延びる複数の環状リブおよ
び各環状リブに交差する複数の直線リブにより、前記小
形被選別物を一旦収容する多数の枡形凹部と、前記大形
被選別物を滑落させる格子状面とを形成したことを第１
の特徴とする。

本発明は、無端状回転ベルトを、それの張り側における
ベルト進行方向前端が上位に、またベルト進行方向後端
が下位にそれぞれ位置するように傾斜させて配設し、前
記ベルト進行方向前端側の上方に小形被選別物および大
形被選別物の混合物を前記回転ベルト上に投入する投入
部を設け、前記回転ベルトの外周面全周に、周方向に延
びる複数の環状リブおよび各環状リブに交差する複数の
直線リブにより、前記小形被選別物を一旦収容する多数
の枡形凹部と、前記大形被選別物を滑落させる格子状面
とを形成したことを第２の特徴とする。

本発明は、無端状回転ベルトを、それの張り側の一側縁
が上位に、また他側縁が下位にそれぞれ位置するように
傾斜させて配設し、前記一側縁の上方に小形被選別物お
よび大形被選別物の混合物を前記回転ベルト上に投入す
る投入部を設け、前記回転ベルトの外周面全周に、周方
向に延びる複数の環状リブおよび各環状リブに交差する
複数の直線リブにより、前記小形被選別物を一旦収容す
る多数の枡形凹部と、前記大形被選別物を滑落させる格
子状面とを形成したことを第３の特徴とする。

（２）作　用 第１．第２．第３の特徴によれば、小形被選別物と大形
被選別物とが自動的に能率良く選別される。また回転ド
ラムおよび回転ベルトは、複数の環状リブおよび直線リ
ブによって補強されているので、それらの強度が確保さ
れる。

（３）実施例 第１〜第３図はドラム式選別装置を示し、その基台ｌ上
方に軸線を傾斜させた回転ドラム２が配設される。回転
ドラム２の外周面上部および下部に環状レール３ｔ、３
ｔがそれぞれ突設され、両レール３１．３□は、基台ｌ
上面に支持部材４を介して支持された各３個の溝付ガイ
ドローラ５に係合し、これにより回転ドラム２が基台ｌ
に回転可能に支持される。また回転ドラム２の外周面上
端縁に環状被動ギヤ６が突設され、その被動ギヤ６に噛
合する駆動ギヤ７が基台１上面に設置されたモータ８の
駆動軸に取付けられる。

これにより、モータ８を駆動することによって回転ドラ
ム２を矢印で示すように第１．第３図時計方向に低速回
転させることができる。

回転ドラム２の上端部に、小形および大形被選別物の混
合物を投入する投入口９が設けられ、また回転ドラム２
の下端部に大形被選別物を排出する排出口ｌＯが設けら
れる。

回転ドラム２の内周面全周に、周方向に延びる複数の環
状リブ１１および各環状リブ１１と交差する複数の直線
リブ１２により小形被選別物を一旦収容する多数の枡形
凹部１３と、大形被選別物を滑落させる格子状面１４と
が形成される。

回転ドラム２の投入口９側に、前記混合物用投入コンベ
ヤ１５と、混合物を回転ドラム２内に導くガイド板１６
とが配設される。

小形被選別物用排出コンベヤ１７が、回転ドラム２内か
ら排出口１０を通じて略水平に延設され、その排出コン
ベヤ１７の一側縁は、第３図に明示するように回転ドラ
ム２内において、その下部から回転方向に沿った略区回
転位置で格子状面１４に接近している。

選別作業に当っては、回転ドラム２を回転させ、また第
２．第３図に明示するように投入コンベヤ１５により大
形および小形被選別物り、　Ｓの混合物を回転ドラム２
内に投入する。小形被選別物Ｓは枡形凹部１３に一旦収
容され、次いで回転ドラム２０回転に伴い枡形凹部１３
から落下して排出コンベヤ１７上に受けられ、その後回
転ドラム２内から外部に排出される。枡形凹部１３に収
容されない大きさの大形被選別物りは格子状面１４を滑
り落ちて排出口１０から外部に排出される。この場合、
格子状面１４により大形被選別物りの摺動抵抗が低減さ
れるので、その大形被選別物りの滑落がスムーズに行わ
れる。

このようにして小形被選別物Ｓと大形被選別物りとが、
自動的に能率良く選別される。また回転ドラム２は複数
の環状リブ１１および直線リブ１２によって補強されて
いるので、その回転ドラム２の強度が確保される。

第４図はドラム式選別装置の他の例を示し、回転ドラム
２の周壁に多数の通孔１８を形成したもので、これら通
孔１８からは小形被選別物Ｓのうち土砂等が排出される
。したがって、この選別装置は三種の選別機能を有する
。

この選別装置において、他の構成は前記実施例と同じで
あり、したがって前記実施例と同一構成要素には同一符
号を付す。

第５．第６図はベルト式選別装置を示し、ゴム等より構
成された弾性を有する無端状回転ベルト１９が、それの
張り側２０ａにおけるベルト進行方向ａ前端が上位に、
またベルト進行方向ａ後端が下位にそれぞれ位置するよ
うに傾斜させて配設される。

ベルト進行方向ａ前端側の上方に前記混合物用投入コン
ベヤ２１と、混合物を回転ベルト１９上に導（ガイド板
２２とが設けられる。これら投入コンベヤ２１およびガ
イド板２２は投入部２３を構成する。

回転ベルト１９の外周面全周に、周方向に延びる複数の
環状リブ２４および各環状リブ２４に交差する複数の直
線リブ２５により、小形被選別物を一旦収容する多数の
枡形凹部２６と、大形被選別物を滑落させる格子状面２
７とが形成される。

ベルト進行方向ａ前端側の下方に小形被選別物用排出コ
ンベヤ２８と、回転ベルト１９から排出コンベヤ２８上
に小形被選別物を導くガイド板２９とが配設される。ま
たベルト進行方向ａ後端側の下方に大形被選別物用排出
コンベヤ３０と、回転ベルト１９から排出コンベヤ３０
上に大形被選別物を導くガイド板３１とが配設される。

選別作業に当っては、回転ベルト１９を回転させ、また
第６図に明示するように投入コンベヤ２１により大形お
よび小形被選別物り、　　Ｓの混合物を回転ベルト１９
上に投入する。小形被選別物Ｓは枡形凹部２６に一旦収
容され、次いで回転ベルト１９の回転に伴いベルト進行
方向ａ前端において枡形凹部２６から落下して排出コン
ベヤ２８上に受けられ、所定場所に搬送される。枡形凹
部２６に収容されない大きさの大形被選別物りは格子状
面２７を滑り落ちて排出コンベヤ３０上に受けられ、所
定場所に搬送される。この場合、格子状面２７により大
形被選別物りの摺動抵抗が低減されるので、その大形被
選別物りの滑落がスムーズに行われる。

このようにして小形被選別物Ｓと大形被選別物りとが、
自動的に能率良く選別される。また回転ベルト１９は複
数の環状リブ２４および直線リブ２５によって補強され
ているので、その回転ベルト１９の強度が確保される。

第７．第８図はベルト式選別装置の他の例を示し、ゴム
等より構成された弾性を有する無端状回転ベルト１９が
、それの張り側２０ａおよび緩み側２０ｂの一側縁が上
位に、また他側縁が下位にそれぞれ位置するように傾斜
させて配設される。

前記一側縁の上方に前記混合物用投入コンベヤ２１と、
混合物を回転ベルト１９上に導くガイド板２２とが設け
られる。これら投入コンベヤ２１およびガイド板２２は
投入部２３を構成する。

回転ベルト１９の外周面全周には前記同様に複数の環状
リブ２４および直線リブ２５により、小形被選別物を一
旦収容する多数の枡形凹部２６と、大形被選別物を滑落
させる格子状面２７とが形成される。

回転ベルト２の張り側２０ａ下方に大形被選別物用排出
コンベヤ３０と、回転ベルト１９から排出コンベヤ３０
上に大形被選別物を導くガイド板３１とが配設される。

また回転ベルト１９の緩み側２０ｂ下方に小形被選別物
用排出コンベヤ２８と、回転ベルト１９から排出コンベ
ヤ２８上に小形被選別物を導くガイド板２９とが配設さ
れる。

選別作業に当っては回転ベルト１９を回転させ、また第
７．第８図に明示するように投入コンベヤ２１により大
形および小形被選別物り、　　Ｓの混合物を回転ベルト
１９上に投入する。小形被選別物Ｓは枡形凹部２６に一
旦収容され、次いで回転ベルト１９の緩み側２０ｂにお
いて枡形凹部２６から落下して排出コンベヤ２８上に受
けられ、所定場所に搬送される。枡形凹部２６に収容さ
れない大きさの大形被選別物りは格子状面２７を滑り落
ちて排出コンベヤ３０上に受けられ、所定場所に搬送さ
れる。

なお、無端状回転ベルトとしては金属製のものも使用し
得る。

Ｃ１発明の効果 本発明によれば、選別作業を自動的に能率良く行うこと
ができ、また回転ドラムおよび回転ベルトの強度を向上
させることのできる選別装置を提供し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１〜第３図は第１実施例を示し、第１図は全体斜視図
、第２図は第１図■−■線断面図、第３図は第２図■−
■線断面図、第４図は第２実施例の全体斜視図、第５．
第６図は第３実施例を示し、第５図は全体斜視図、第６
図は第５図Ｖ［−Ｖｌ線断面図、第７．第８図は第４実
施例を示し、第７図は全体斜視図、第８図は第７図■矢
視図である。 Ｌ・・・大形被選別物、Ｓ・・・小形被選別物、ａ・・
・ベルト進行方向、２・・・回転ドラム、９用投入口、
１０・・・排出口、１１．２４・・・環状リブ、１２．
　２５・・・直線リブ、１３．２６・・・枡形凹部、１
４．２７・・・格子状面、１９・・・無端状回転ベルト
、２０ａ・・・張り側、２３・・・投入部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）軸線を傾斜させて配設される回転ドラムの上端部
   に、小形被選別物および大形被選別物の混合物を投入す
   る投入口を設け、また前記回転ドラムの下端部に前記大
   形被選別物を排出する排出口を設け、前記回転ドラムの
   内周面全周に、周方向に延びる複数の環状リブおよび各
   環状リブに交差する複数の直線リブにより、前記小形被
   選別物を一旦収容する多数の枡形凹部と、前記大形被選
   別物を滑落させる格子状面とを形成したことを特徴とす
   る選別装置。
2. （２）無端状回転ベルトを、それの張り側におけるベル
   ト進行方向前端が上位に、またベルト進行方向後端が下
   位にそれぞれ位置するように傾斜させて配設し、前記ベ
   ルト進行方向前端側の上方に小形被選別物および大形被
   選別物の混合物を前記回転ベルト上に投入する投入部を
   設け、前記回転ベルトの外周面全周に、周方向に延びる
   複数の環状リブおよび各環状リブに交差する複数の直線
   リブにより、前記小形被選別物を一旦収容する多数の枡
   形凹部と、前記大形被選別物を滑落させる格子状面とを
   形成したことを特徴とする選別装置。
3. （３）無端状回転ベルトを、それの張り側の一側縁が上
   位に、また他側縁が下位にそれぞれ位置するように傾斜
   させて配設し、前記一側縁の上方に小形被選別物および
   大形被選別物の混合物を前記回転ベルト上に投入する投
   入部を設け、前記回転ベルトの外周面全周に、周方向に
   延びる複数の環状リブおよび各環状リブに交差する複数
   の直線リブにより、前記小形被選別物を一旦収容する多
   数の枡形凹部と、前記大形被選別物を滑落させる格子状
   面とを形成したことを特徴とする選別装置。