JPH0229681B2 - HIKARIJUGOSE ISOSEIBUTSU - Google Patents

HIKARIJUGOSE ISOSEIBUTSU

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JPH0229681B2
JPH0229681B2 JP1381881A JP1381881A JPH0229681B2 JP H0229681 B2 JPH0229681 B2 JP H0229681B2 JP 1381881 A JP1381881 A JP 1381881A JP 1381881 A JP1381881 A JP 1381881A JP H0229681 B2 JPH0229681 B2 JP H0229681B2
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JP
Japan
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photopolymerizable composition
parts
group
compound
meth
Prior art date
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JP1381881A
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Japanese (ja)
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Inventor
Kazuo Kitamura
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は光重合性組成物に関するものであり、
特に可視光線に対して極めて高い感応性を有し、
可視光レーザー例えばアルゴンイオンレーザーに
よる画像形成にも適した光重合性組成物に関する
ものである。従来、附加重合し得るエチレン性不
飽和結合を少なくとも1ケ有する化合物と光重合
開始剤、更に必要に応じて皮膜形成能を有する有
機高分子物質、熱重合防止剤等を混和して光重合
性組成物となし、写真的手法によつて画像複製を
行なう方法はよく知られており、例えば感光性樹
脂印刷版やフオトレジスト等として広く用いられ
ている。かかる方法に於て、従来光重合開始剤と
してはベンゾイン、ベンジル、ベンゾフエノン、
アントラキノン、ミヒラーケトン等が使用されて
いるが、これらの光重合開始剤はいずれも比較的
短波長の紫外線には感応するものの長波長の可視
光線には殆んど感応しないという問題がある。 画像形成や塗膜の硬化のための光源として可視
光線が使用できることは極めて好ましいことであ
り、従来から望まれてきたことであり、特に近時
レーザー光線による走査露光技術の発展に伴い、
アルゴンレーザーの如き可視光レーザー光に対し
高い感応性を有する感光材料の出現が切望されて
いる。可視光(波長400nm乃至700nm)に感応
性を有する光重合開始剤としては種々の色素や、
色素と他の化合物の組合せが提案されている。色
素に或種の適当な還元性物質を組合せると光重合
開始効果が顕著に増大することが知られており、
例えば、メチレンブルー−トリエタノールアミ
ン、エオシン−アスコルビン酸等の組合せが既に
報告されている。 しかし、これらの既知の可視光重合開始剤系は
多くの欠点を有する。即ち、これらは一般に感度
が十分ではなく光重合を起させるためには多大の
光エネルギーを必要とし、レーザー光走査露光に
よる記録は不可能であるか、或は可能であるにし
てもかなり高出力のレーザーを要し、経済的でな
い。更に、比較的高感度を与える光重合開始剤は
一般に特殊かつ高価な化合物である。 かかる状況に鑑み、本発明者は可視光に対して
著しく高い感応性を有し、かつ安価な感光材料に
つき鋭意検討の結果、或る特定の構造をもつ色素
と或る特定の構造を有する還元性物質の組合せを
光重合開始剤として使用した場合に、可視光に対
し驚異的に高い感受性を示すことを見出し本発明
に至つた。即ち、本発明はエチレン性不飽和結合
を少なくとも1個有する附加重合可能な化合物お
よび光重合開始剤からなる光重合性組成物に於
て、該光重合開始剤が (a) 下記一般式〔〕で表わされる化合物 (式中、M1は水素原子或はアルカリ金属、M2
は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム基、
置換アンモニウム基或はアルキル基であり、
X1〜X8はハロゲン原子、水素原子或は1価の
有機または無機残基で、これらのうち少なくと
も1個はハロゲン原子である。) および、 (b) 下記一般式〔〕で表わされる化合物 (式中、Arは1価或は2価の芳香族残基(ア
ルキル基等の置換基を有してもよい)、R1〜R4
はアルキル基、置換アルキル基、またはアリー
ル基でありこれらはまた重合体の側鎖或は主鎖
の一部であることもできる。nは0又は1であ
る。) との組合せであることを特徴とする光重合性組成
物に関するものである。 以下、本発明の光重合性組成物を構成する各成
分について述べる。 本発明の光重合性組成物に於て、第一の成分で
あるエチレン性不飽和結合を少なくとも1個有す
る附加重合可能な化合物(以下、エチレン性化合
物という)としては、本組成物中の他の成分と相
溶性を有するものであれば構造や分子量に特に制
限はないが、光重合性組成物を常温(約0℃から
約40℃迄の範囲)で実質的に非流動性の組成物と
して用いる場合には、その大気圧下に於ける沸点
が約100℃以上のものを用いるのが好ましい。か
かる物質の具体例としては、多価アルコールの
(メタ)アクリル酸エステル例えばグリセリンモ
ノ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)
アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート等、或いはエポキシ
化合物と(メタ)アクリル酸の附加反応物、カル
ボキシル基を有する化合物と(メタ)アクリル酸
グリシジルの附加反応物、アクリルアミド系化合
物、例えば(メタ)アクリルアミド、メチレンビ
ス(メタ)アクリルアミド、トリアクリルホルマ
ール等、或いは水酸基を含有するエチレン性不飽
和化合物とイソシアナートとの附加反応により得
られる不飽和ウレタン化合物があげられる。これ
らの化合物は一種類を単独で使用してもよいしま
た二種以上を混合使用することもできる。 次に、本発明に於て著しい特徴をなす光重合開
始剤成分につき説明する。本発明の光重合開始剤
は(a)、(b)の2成分より成つており、(a)成分は活性
光照射を受けた場合光(特に波長400nm以上の
可視光)を吸収して分解、ラジカルを発生しその
ラジカルが光重合性組成物中のエチレン性化合物
と反応してエチレン性化合物の附加重合を開始さ
せる作用を奏する成分であり、(b)成分は前記の(a)
成分の光分解反応を促進しその結果光重合性組成
物の感光性を著しく増大せしめる作用を奏する成
分である。 (a)成分は一般式〔〕で表される化合物で、該
化合物は通常色素として用いられているもので、
例えば染料或は医薬品として著名な多くの物質を
含み、それらは容易かつ安価に入手することがで
きる。かかる化合物の例としては、エオシンY、
エリスロシン、ジヨードフルオレセイン、ジブロ
ムフルオレセイン、ローズベンガル、マーキユロ
クロム等がある。これらのうちで特に好ましいも
のはエリスロシンあるいはエオシンYである。 (b)成分は一般式〔〕で表わされる化合物であ
る。一般式中のR1〜R4はアルキル、置換アルキ
ル或はアリール基であるが、これらのうちで特に
好ましいものはヒドロキシ置換アルキル、ヒドロ
キシ基と他の置換基を併有する置換アルキル、お
よびアリールメチル基で、これらの基を有する化
合物の多くは一級或は二級のアリールメチルアミ
ン類とエポキシ化合物、例えばエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、グリシドール、アルキ
ルグリシジルエーテル、アリールグリシジルエー
テル、カルボン酸グリシジルエステル等との附加
反応により容易に合成することができる。 かかる化合物の例としては、トリベンジルアミ
ン、N,N−ジベンジルエタノールアミン、N,
N−ジベルジルプロパノールアミン、N−(2,
3−ジヒドロキシプロピル)ジベンジルアミン、
N−(2−ヒドロキシ−3−フエノキシプロピル)
ジベンジルアミン、N−(2−ヒドロキシ−3−
ブトキシプロピル)ジベンジルアミン、N,N−
ビス(2−ヒドロキシエチル)ベンジルアミン、
N,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)
ベンジルアミン、N−メチル−N−ベンジルエタ
ノールアミン、N−メチル−N−(2,3−ジヒ
ドロキシプロピル)ベンジルアミン、N,N,
N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)
キシリレンジアミン、N,N,N′,N′−テトラ
キス(2,3−ジヒドロキシプロピル)キシレン
ジアミン等があげられる。これらの化合物の代り
に他の三級アミン、例えばトリエタノールアミン
を使用しても或る程度の感光性を得ることは出来
るが感光性は不十分であり、本発明の特定の構造
の三級アミン化物を使用した場合に限り特異的に
著しく高い感光性を得ることが出来る。 (b)成分としては以上に例示した如き低分子物質
の他、高分子状のものも使用することができ、そ
の場合は他に高分子バインダーを添加しなくても
組成物に皮膜形成性を付与することが出来る。高
分子状(b)成分の製法としては例えば次のような方
法がある。 (i) 側鎖にハロゲノメチルフエニル基を有する重
合体に二級アミンを縮合反応させる。 (ii) ベンジル基を含む二級アミンに(メタ)アク
リル酸グリシジルを附加反応させ得られた不飽
和附加反応物を(共)重合させる。 (iii) ベンジル基を含む二級アミンを、エポキシ基
等のアミノ基と反応し得る官能基を側鎖に有す
る重合体に反応させる。 (iv) N,N′−二置換キシリレンジアミン1モル
と、エポキシ基等のアミノ基と反応し得る官能
基を2ケ有する化合物1モルとを反応させ、重
附加或は重縮合反応により高分子化する。 本発明の光重合性組成物に含まれ、著しい特徴
をなす光重合開始剤は、前述の通り成分である化
合物(a)及び(b)との組合せであるが、(a)、(b)はそれ
ぞれ1種の物質を単独で使用してもよいがまた2
種以上を混合使用することもできる。また本発明
の効果が特に顕著に発揮される組合せの重量比
は、化物(a)対(b)の比が約5:1から約1:100ま
での範囲にあり、好ましくは約1:1から約1:
50までの範囲である。 本発明の光重合性組成物に於ける光重合開始剤
の量は、成分(a)の化合物がエチレン性化合物と必
要とするなら有機高分子バインダーの合計に対し
て0.01重量%から20重量%までの範囲が適当で、
更に好ましくは0.1重量%から5重量%の範囲で
である。成分(a)の量がこの範囲より少ない場合
は、活性光に照射された場合にエチレン性化合物
の重合を開始させるラジカル生成量が僅少となる
ために組成物の光重合性は著しく低下し、また前
記範囲を越える過大量を使用した場合も有効光の
遮蔽等の影響により感光性は低下する。 (b)成分は、(a)成分に対して前述の比率の範囲の
量が添加されるが、組成物全体に対して50重量%
を越えることは硬化後の組成物の物性に悪影響を
もたらすために好ましくない。ただし(b)成分とし
て高分子状のものをバインダーとしての役割も兼
ねて含有させる場合はこの限りでなく、組成物全
量に対して90重量%程度までの量を含有させるこ
ともできる。 本発明の光重合性組成物は、以上に述べた如く
エチレン性化合物と、(a)、(b)2成分から成る光重
合開始剤を必須の構成成分とする混合物である
が、この組成物に皮膜形成能を付与するために、
前述の必須成分と相溶性がありかつ皮膜形成能を
有する有機高分子物質をバインダーとして光重合
性組成物に含有させることができる。予備増感さ
れた印刷版(PS版)、フオトレジスト等多くの用
途にはかかるバインダー物質を併用し光重合性組
成物に皮膜形成能を付与することが好ましい。 かかる高分子物質としては、溶剤に可溶であり
かつエチレン性化合物および光重合開始剤成分と
相溶性を有するものであればどのようなものを使
用してもよいが、特に好ましいものは水、あるい
はアルカリ、酸等の水溶液に可溶であり、従つて
水系現像液での現像を可能とするような高分子物
質である。また、特に高感度を得るためには側鎖
に重合可能な不飽和基を有する重合体を使用する
ことが好ましい。かかる重合体の例としては、側
鎖にカルボキシル基を有する附加重合体例えば
(メタ)アクリル酸、マレイン酸等の(共)重合
体に(メタ)アクリル酸グリシジルを附加反応せ
しめたもの、側鎖にエポキシ基を有する重合体例
えば(メタ)アクリル酸グリシジル(共)重合
体、エポキシノボラツク樹脂等に(メタ)アクリ
ル酸を附加反応せしめたもの、不飽和基を有する
ジオールとジイソシアナートとの重附加により得
られるポリウレタン等がある。その他不飽和基を
有しない可溶性重合体例えば共重合ナイロン、ポ
リビニルアルコール・(メタ)アクリル酸エステ
ル、(メタ)アクリル酸共重合体、スチレン・(メ
タ)アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸
共重合体、(メタ)アクリル酸エステル・(メタ)
アクリルアミド共重合体等も同様に用いることが
できる。これらの高分子物質は1種を単独で用い
てもよいがまた2種以上を適当な比で混合して使
用することもできる。 以上の如き高分子物質を、本発明の光重合性組
成物中にバインダーとして含有せしめた場合、そ
の種類によつて良好な画像あるいは硬化塗膜特性
を与える範囲が変化し得るが、一般には光重合性
組成物全量に対し約10重量%から90重量%の範
囲、更に好ましくは約30重量%から約80重量%の
範囲で含有せしめるのが好ましい。 なお、バインダーとして不飽和基を有しない重
合体を使用する場合は、エチレン性化合物成分と
しては不飽和基を2個以上有するものを少なくと
も1種含有させることが好ましいが、バインダー
として不飽和側鎖を有する重合体を使用する場合
は、エチレン性化合物成分は不飽和基を1個有す
るもののみでもよく、むしろその方が高感度が得
られる。不飽和側鎖を有する重合体はそれ自体エ
チレン性化合物成分と見做せるためにそのものを
バインダーとして使用する場合は低分子のエチレ
ン性化合物の添加は必ずしも必要ではない。ただ
しその場合も、高感度を得るためには低分子状の
エチレン性化合物を含有せしめる方が有利であ
る。 本発明の光重合性組成物には、必要に応じて熱
重合防止剤、光重合促進剤、接着改善剤、現像促
進剤等の添加剤を加えることができる。 熱重合防止剤は光重合性組成物の保存中に於け
る不要な熱重合を防止し、経時安定性を向上させ
る機能を有する物質で、その具体例としては可溶
性亜硝酸塩、ハイドロキノン、ベンゾキノン、p
−メトキシフエノール、t−ブチルカテコール、
フエノチアジン、N−ニトロソジフエニルアミン
等があげられる。これらの物質の添加量は、種類
によつてかなり異なるが一般にエチレン性化合物
に対し重量比で0.01%から約5%、好ましくは約
0.05%から約3%の範囲である。 光重合開始剤は本組成物の光重合速度を一層増
加させ、感度を更に向上させる効果を有する物質
で、その例としてはアリルチオ尿素、チオ尿素、
チオグリセリン、トリフエニルフオスフイン等が
ある、これらの物質はエチレン性化合物に対して
0.1%から10%の範囲で、好ましくは0.5%から5
%の範囲で含有させるのが好ましい。 接着改善剤は硬化塗膜と支持体との接着性を高
めその結果として画像再現性や塗膜の耐久性を向
上させる機能を有する添加剤で、特に有効なもの
としてはアミノシラン、エポキシシラン等のいわ
ゆるシランカツプリング剤があり、その使用量は
組成物全量に対し0.01乃至1重量%程度が適当で
ある。 現像促進剤は、特に水現像を目的とする場合
に、未硬化感光層の水への溶解或は分散を促進
し、現像を容易にする効果を奏する物質で好適な
ものとしては長鎖アルキルベンゼンスルフオン酸
ナトリウム、長鎖アルキル硫酸エステルナトリウ
ム塩などの界面活性剤がある。 その他にも本発明の光重合性組成物には必要に
応じて可塑剤、染・顔料、充填材等種々の添加剤
を加えることができる。 本発明の光重合性組成物は印刷版、フオトレジ
スト、塗料、印刷インキ、接着剤、強化成型品
(FRP)等極めて広汎な用途を有しているが、特
に有用な用途は平版印刷用の刷版材料、フオトレ
ジスト等の感光性画像形成材料である。これらの
用途に於ては、本発明の光重合性組成物は溶剤に
溶解して溶液となし、それを支持体上に公知の方
法により塗布・乾燥して被膜状として用いるのが
最も一般的な用い方である。ここに用いられる支
持体としては、一般に著しい寸法変化を起さない
平面状の材料が用いられ、その例としてはアルミ
ニウム、亜鉛、銅、鉄等の金属、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸
メチル、ナイロン、酢酸セルロース、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ビスフエノールAのポリカ
ーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の高分
子物質、ガラス、酸化硅素、セラミツクス、紙等
をあげることができる。これらの材料の薄板を2
種以上積層し、或いはある材料の表面に蒸着等の
手段により他種材料の薄膜を形成した材料等も用
いることができる。また、上述の如き支持体の表
面に砂目立、電解エツチング、化学エツチング、
電解酸化、コロナ放電等の処理を施して使用する
こともできるし、接着剤層、ハレーシヨン防止層
などの被覆を設けることもできる。 また、インキ反撥性のシリコーンゴム層を被覆
した支持体を用い(あるいは本発明の感光性組成
物の塗膜上にシリコーンゴム層を被覆し)ネガ型
(あるいはポジ型)の湿し水不要平版印刷版を作
製することもできる。 本発明の光重合性組成物被膜はそのままでも良
好な感光性を示すが、光重合反応は一般に酸素に
より阻害されるため、特に高い感光性を得るため
には露光を真空中あるいは窒素、炭酸ガス等の不
活性ガス雰囲気中で行うか、あるいは光重合性組
成物被膜表面に透明かつ酸素遮断性の被覆を設け
ることが好ましい。かかる被覆の方法としては、
ポリビニルアルコール等の酸素遮断性かつ可溶性
の重合体の溶液を感光性被膜上に塗布・乾燥する
方法、及び酸素遮断性のプラスチツクフイルムを
感光性被膜表面に圧着、積層する方法がある。後
者の場合に用いられる酸素遮断性フイルムとして
は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリビ
ニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共
重合体、ポリ塩化ビニリデン、セロフアン等のフ
イルム、あるいはそれらの2種以上を積層したフ
イルムがある。 本発明の光重合性組成物による画像形成材料は
通常の写真的方法即ちネガフイルムを密着して露
光するか或は投影露光等の方法、或はレーザー光
線による走査露光等の方法で画像状に露光後、感
光層を溶解する溶媒で未露光部を溶解除去するこ
とにより画像を形成させることができる。本発明
の組成物は増感色素により着色されているため、
明瞭な可視像が得られ、得られる画像は良好なイ
ンキ受容性や耐酸性等を有しているため印刷版や
レジストとして好適に使用することができる。 本発明の光重合性組成物は波長約200nmから
約650nm迄の広汎な範囲の輻射線に対し感応性
を有するが、特に波長約400nm以上の可視光線
に対して極めて高い感度を示すという顕著な特徴
を有しており、従つて露光用光源としてはタング
ステン灯、白色螢光灯、可視光レーザー等の可視
光を主として放出する光源が好ましく用いられ
る。勿論従来の感光性材料に対し用いられている
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン灯、メタル
ハライドランプ、紫外線螢光灯などの紫外線を主
に放出する光源も同様に使用することができる。 本発明の感光性組成物は殊に波長500nm附近
に最大感度を有するために、アルゴンレーザー光
(波長488nm及び514.5nm)に対して極めて高い
感応性を示し、従つて低出力、例えば出力100m
W以下の空冷式小型アルゴンレーザー装置を用い
て走査露光をすることもできるのでその応用分野
は著しく汎用である。更に、本発明の組成物には
高価あるいは合成困難な成分は用いられておら
ず、極めて容易かつ低コストに調製できることも
有利な特徴である。 以下、製造例、実施例および比較例に基いて本
発明を説明する。 (なお、ここで“部”とあるのはいずれも重量部
である。) 製造例 1 バインダー用重合体(A)〜(C)の合成 (A) アクリル酸メチル60部、アクリル酸40部、エ
チルアルコール150部、水50部を混合し、アゾ
ビスイソブチロニトリル0.5部を加え、撹拌下
に70℃で8時間反応させた。得られた重合体溶
液にメタクリル酸グリシジル60部、およびピリ
ジン8部を加え撹拌下に75℃で3時間反応させ
た。後エチルアルコールで稀釈し、固型分濃度
20%の溶液として保存した。 (B) スチレン30部、アクリル酸メチル30部、メタ
クリル酸40部、エチルアルコール80部、水20部
を混合し、アゾビスイソブチロニトリル0.5部
を加え撹拌下に12時間還流した。得られた重合
体溶液とにメタクリル酸グリシジル40部及びピ
リジン15部を加え、撹拌下に75℃で4時間反応
させた。後エチルアルコールを加え固型分濃度
20%となるよう稀釈した。 (C) エポキシノボラツク樹脂(シエル化学“エピ
コート”154)40部、メタクリル酸20部、メチ
ルエチルケトン20部、ピリジン1部を混合し、
撹拌下に75℃で5時間反応させ、後メチルエチ
ルケトン/エチルアルコール(1/1)で20%
濃度に稀釈し保存した。 製造例 2 光重合開始剤(b)成分、(A)〜(E)の合成 次表に示す割合で1級或は2級アミンとエポキ
シ化合物を混合し、撹拌下に適当な反応条件で反
応させ、附加反応物を得た。
The present invention relates to a photopolymerizable composition,
In particular, it has extremely high sensitivity to visible light,
The present invention relates to a photopolymerizable composition that is also suitable for image formation using a visible light laser, such as an argon ion laser. Conventionally, a compound having at least one ethylenically unsaturated bond capable of addition polymerization is mixed with a photopolymerization initiator, and if necessary, an organic polymer substance with film-forming ability, a thermal polymerization inhibitor, etc. The method of copying images using a composition and photographic techniques is well known and is widely used, for example, in photosensitive resin printing plates, photoresists, and the like. In this method, conventional photopolymerization initiators include benzoin, benzyl, benzophenone,
Anthraquinone, Michler's ketone, etc. have been used, but each of these photopolymerization initiators has a problem in that they are sensitive to relatively short wavelength ultraviolet rays but are hardly sensitive to long wavelength visible light. The ability to use visible light as a light source for image formation and curing of coatings is extremely desirable and has been desired for a long time, especially with the recent development of scanning exposure technology using laser beams.
There is a strong desire for the development of a photosensitive material that is highly sensitive to visible laser light such as an argon laser. Photopolymerization initiators sensitive to visible light (wavelength 400nm to 700nm) include various dyes,
Combinations of dyes and other compounds have been proposed. It is known that the photopolymerization initiation effect is significantly increased when dyes are combined with certain appropriate reducing substances.
For example, combinations such as methylene blue-triethanolamine and eosin-ascorbic acid have already been reported. However, these known visible light polymerization initiator systems have a number of drawbacks. That is, these generally do not have sufficient sensitivity and require a large amount of light energy to cause photopolymerization, and recording by laser beam scanning exposure is either impossible, or even if it is possible, the output is quite high. It requires several lasers and is not economical. Furthermore, photoinitiators that provide relatively high sensitivity are generally specialized and expensive compounds. In view of this situation, the inventor of the present invention has conducted intensive studies on light-sensitive materials that are extremely sensitive to visible light and are inexpensive. The inventors have discovered that when a combination of these substances is used as a photopolymerization initiator, it exhibits surprisingly high sensitivity to visible light, leading to the present invention. That is, the present invention provides a photopolymerizable composition comprising an addition polymerizable compound having at least one ethylenically unsaturated bond and a photopolymerization initiator, wherein the photopolymerization initiator has (a) the following general formula [] Compound represented by (In the formula, M 1 is a hydrogen atom or an alkali metal, M 2
is a hydrogen atom, an alkali metal, an ammonium group,
a substituted ammonium group or an alkyl group,
X 1 to X 8 are halogen atoms, hydrogen atoms, or monovalent organic or inorganic residues, and at least one of them is a halogen atom. ) and (b) a compound represented by the following general formula [] (In the formula, Ar is a monovalent or divalent aromatic residue (which may have a substituent such as an alkyl group), R 1 to R 4
is an alkyl group, substituted alkyl group, or aryl group, which can also be part of the side chain or main chain of the polymer. n is 0 or 1. ) The present invention relates to a photopolymerizable composition characterized in that it is a combination of the following. Each component constituting the photopolymerizable composition of the present invention will be described below. In the photopolymerizable composition of the present invention, the addition-polymerizable compound having at least one ethylenically unsaturated bond (hereinafter referred to as an ethylenic compound), which is the first component, includes other compounds in the composition. There are no particular restrictions on the structure or molecular weight as long as the photopolymerizable composition is compatible with the components of When used as such, it is preferable to use one having a boiling point of about 100° C. or higher under atmospheric pressure. Specific examples of such substances include (meth)acrylic esters of polyhydric alcohols, such as glycerin mono(meth)acrylate, glycerin di(meth)acrylate,
Acrylate, diethylene glycol mono(meth)acrylate, diethylene glycol di(meth)acrylate, triethylene glycol di(meth)acrylate, trimethylolpropane tri(meth)acrylate, pentaerythritol tri(meth)acrylate, etc., or epoxy compounds and (meth)acrylate An addition reaction product of acrylic acid, an addition reaction product of a compound having a carboxyl group and glycidyl (meth)acrylate, an acrylamide-based compound such as (meth)acrylamide, methylenebis(meth)acrylamide, triacryl formal, etc., or containing a hydroxyl group Examples include unsaturated urethane compounds obtained by addition reaction between ethylenically unsaturated compounds and isocyanates. These compounds may be used alone or in combination of two or more. Next, the photopolymerization initiator component, which is a significant feature of the present invention, will be explained. The photopolymerization initiator of the present invention consists of two components (a) and (b), and the (a) component absorbs light (especially visible light with a wavelength of 400 nm or more) and decomposes when irradiated with active light. is a component that generates radicals and reacts with the ethylenic compound in the photopolymerizable composition to initiate addition polymerization of the ethylenic compound, and component (b) is the component (a) described above.
It is a component that promotes the photodecomposition reaction of components and, as a result, significantly increases the photosensitivity of the photopolymerizable composition. Component (a) is a compound represented by the general formula [], and this compound is usually used as a pigment,
It contains many substances that are well-known, for example as dyes or pharmaceuticals, and are easily and inexpensively available. Examples of such compounds include eosin Y,
These include erythrosine, diiodofluorescein, dibromefluorescein, rose bengal, and markyurochrome. Among these, erythrosin or eosin Y is particularly preferred. Component (b) is a compound represented by the general formula []. R 1 to R 4 in the general formula are alkyl, substituted alkyl, or aryl groups, and among these, particularly preferred are hydroxy-substituted alkyl, substituted alkyl having a hydroxy group and other substituents, and arylmethyl. Many of the compounds having these groups are additives of primary or secondary arylmethylamines and epoxy compounds such as ethylene oxide, propylene oxide, glycidol, alkyl glycidyl ethers, aryl glycidyl ethers, carboxylic acid glycidyl esters, etc. It can be easily synthesized by reaction. Examples of such compounds include tribenzylamine, N,N-dibenzylethanolamine, N,
N-diverzylpropanolamine, N-(2,
3-dihydroxypropyl)dibenzylamine,
N-(2-hydroxy-3-phenoxypropyl)
Dibenzylamine, N-(2-hydroxy-3-
butoxypropyl)dibenzylamine, N,N-
bis(2-hydroxyethyl)benzylamine,
N,N-bis(2,3-dihydroxypropyl)
Benzylamine, N-methyl-N-benzylethanolamine, N-methyl-N-(2,3-dihydroxypropyl)benzylamine, N,N,
N',N'-tetrakis(2-hydroxyethyl)
Examples thereof include xylylene diamine, N,N,N',N'-tetrakis(2,3-dihydroxypropyl)xylylene diamine, and the like. Although it is possible to obtain a certain degree of photosensitivity by using other tertiary amines, such as triethanolamine, in place of these compounds, the photosensitivity is insufficient. Exceptionally high photosensitivity can be obtained only when an aminated compound is used. As component (b), in addition to the low-molecular substances exemplified above, polymeric substances can also be used, and in that case, film-forming properties can be imparted to the composition without adding any other polymeric binder. Can be granted. Examples of methods for producing the polymeric component (b) include the following methods. (i) A secondary amine is subjected to a condensation reaction with a polymer having a halogenomethylphenyl group in a side chain. (ii) An unsaturated addition reaction product obtained by adding glycidyl (meth)acrylate to a secondary amine containing a benzyl group is (co)polymerized. (iii) A secondary amine containing a benzyl group is reacted with a polymer having a functional group in its side chain that can react with an amino group such as an epoxy group. (iv) 1 mole of N,N'-disubstituted xylylenediamine is reacted with 1 mole of a compound having two functional groups capable of reacting with amino groups such as epoxy groups, and a high Molecularize. The photopolymerization initiator contained in the photopolymerizable composition of the present invention and having a remarkable feature is a combination of components (a) and (b) as described above. Each of these substances may be used alone, but it is also possible to use two substances.
It is also possible to use a mixture of more than one species. Furthermore, the weight ratio of the combination in which the effects of the present invention are particularly prominently exhibited is in the range of the ratio of compound (a) to (b) from about 5:1 to about 1:100, preferably about 1:1. From about 1:
Ranges up to 50. The amount of the photopolymerization initiator in the photopolymerizable composition of the present invention is from 0.01% to 20% by weight based on the total amount of the compound of component (a), the ethylenic compound and, if necessary, the organic polymeric binder. The appropriate range is up to
More preferably, it is in the range of 0.1% to 5% by weight. If the amount of component (a) is less than this range, the photopolymerizability of the composition will be significantly reduced because the amount of radicals that initiate polymerization of the ethylenic compound when irradiated with actinic light will be small. Furthermore, if an excessive amount exceeding the above range is used, the photosensitivity decreases due to effects such as blocking of effective light. Component (b) is added to component (a) in an amount within the aforementioned ratio range, but 50% by weight relative to the total composition.
Exceeding this is not preferable because it will adversely affect the physical properties of the cured composition. However, this is not the case when component (b) contains a polymer that also serves as a binder, and it can also be contained in an amount of up to about 90% by weight based on the total amount of the composition. The photopolymerizable composition of the present invention is a mixture whose essential components are an ethylenic compound and a photopolymerization initiator consisting of two components (a) and (b), as described above. In order to impart film-forming ability to
An organic polymer substance that is compatible with the above-mentioned essential components and has a film-forming ability can be contained in the photopolymerizable composition as a binder. For many uses such as presensitized printing plates (PS plates) and photoresists, it is preferable to use such a binder substance in combination to impart film-forming ability to the photopolymerizable composition. Any polymeric substance may be used as long as it is soluble in the solvent and compatible with the ethylenic compound and the photopolymerization initiator component, but particularly preferred are water, water, Alternatively, it is a polymeric substance that is soluble in aqueous solutions such as alkali and acid, and therefore can be developed with an aqueous developer. Furthermore, in order to obtain particularly high sensitivity, it is preferable to use a polymer having a polymerizable unsaturated group in the side chain. Examples of such polymers include addition polymers having carboxyl groups in the side chains, such as polymers obtained by adding glycidyl (meth)acrylate to (co)polymers such as (meth)acrylic acid and maleic acid; Polymers having epoxy groups such as glycidyl (meth)acrylate (co)polymers, epoxy novolac resins and the like with (meth)acrylic acid added to them, and diols having unsaturated groups and diisocyanates. There are polyurethanes obtained by heavy addition. Other soluble polymers without unsaturated groups such as copolymerized nylon, polyvinyl alcohol/(meth)acrylic acid ester, (meth)acrylic acid copolymer, styrene/(meth)acrylic acid copolymer, styrene/maleic acid copolymer Polymer, (meth)acrylic acid ester/(meth)
Acrylamide copolymers and the like can be used similarly. These polymeric substances may be used alone or in combination of two or more in an appropriate ratio. When the above-mentioned polymeric substances are contained as a binder in the photopolymerizable composition of the present invention, the range in which good image or cured film characteristics can be provided may vary depending on the type of the polymeric substance, but in general, the photopolymerizable composition of the present invention It is preferably contained in a range of about 10% to 90% by weight, more preferably in a range of about 30% to about 80% by weight, based on the total weight of the polymerizable composition. In addition, when using a polymer having no unsaturated groups as a binder, it is preferable to contain at least one polymer having two or more unsaturated groups as the ethylenic compound component. When using a polymer having one unsaturated group, the ethylenic compound component may have only one unsaturated group, and in fact, higher sensitivity can be obtained in this case. Since a polymer having an unsaturated side chain can itself be regarded as an ethylenic compound component, when the polymer itself is used as a binder, it is not necessarily necessary to add a low-molecular ethylenic compound. However, even in that case, it is advantageous to contain a low molecular weight ethylenic compound in order to obtain high sensitivity. Additives such as a thermal polymerization inhibitor, a photopolymerization accelerator, an adhesion improver, and a development accelerator can be added to the photopolymerizable composition of the present invention, if necessary. A thermal polymerization inhibitor is a substance that has the function of preventing unnecessary thermal polymerization during storage of a photopolymerizable composition and improving stability over time. Specific examples thereof include soluble nitrite, hydroquinone, benzoquinone, and
-methoxyphenol, t-butylcatechol,
Examples include phenothiazine and N-nitrosodiphenylamine. The amount of these substances added varies considerably depending on the type, but is generally from 0.01% to about 5% by weight, preferably about 5% by weight based on the ethylenic compound.
It ranges from 0.05% to about 3%. The photopolymerization initiator is a substance that has the effect of further increasing the photopolymerization rate of the present composition and further improving the sensitivity. Examples thereof include allylthiourea, thiourea,
These substances include thioglycerin, triphenylphosphine, etc.
In the range 0.1% to 10%, preferably 0.5% to 5
The content is preferably within a range of %. Adhesion improvers are additives that have the function of increasing the adhesion between the cured coating film and the support, thereby improving image reproducibility and durability of the coating film. Particularly effective ones include aminosilane, epoxysilane, etc. There are so-called silane coupling agents, and the appropriate amount to be used is about 0.01 to 1% by weight based on the total amount of the composition. The development accelerator is a substance that has the effect of promoting dissolution or dispersion of the uncured photosensitive layer in water and facilitating development, especially when water development is intended. Preferred examples include long-chain alkylbenzene sulfur. Surfactants include sodium fluorinate and long-chain alkyl sulfate sodium salts. In addition, various additives such as plasticizers, dyes/pigments, fillers, etc. can be added to the photopolymerizable composition of the present invention, if necessary. The photopolymerizable composition of the present invention has an extremely wide range of uses such as printing plates, photoresists, paints, printing inks, adhesives, and reinforced molded products (FRP), but particularly useful uses include lithographic printing. Photosensitive image forming materials such as printing plate materials and photoresists. In these applications, the photopolymerizable composition of the present invention is most commonly dissolved in a solvent to form a solution, which is then applied onto a support by a known method and dried to form a film. This is a great way to use it. The support used here is generally a planar material that does not undergo significant dimensional changes; examples include metals such as aluminum, zinc, copper, and iron, polyethylene terephthalate, polystyrene, polymethyl methacrylate, Examples include polymeric substances such as nylon, cellulose acetate, polyethylene, polypropylene, bisphenol A polycarbonate, polyacrylonitrile, polyvinyl chloride, vinyl chloride/vinyl acetate copolymer, glass, silicon oxide, ceramics, paper, etc. . 2 thin plates of these materials
It is also possible to use materials in which more than one material is laminated, or a thin film of another material is formed on the surface of one material by means such as vapor deposition. In addition, the surface of the support as described above may be subjected to graining, electrolytic etching, chemical etching, etc.
It can be used after being subjected to treatments such as electrolytic oxidation and corona discharge, and can also be provided with a coating such as an adhesive layer or an antihalation layer. In addition, a negative (or positive) dampening water-less lithographic plate using a support coated with an ink-repellent silicone rubber layer (or a silicone rubber layer coated on a coating film of the photosensitive composition of the present invention) can be used. Printing plates can also be made. The photopolymerizable composition film of the present invention exhibits good photosensitivity as it is, but since the photopolymerization reaction is generally inhibited by oxygen, in order to obtain particularly high photosensitivity, exposure should be carried out in a vacuum or under nitrogen or carbon dioxide gas. It is preferable to conduct the photopolymerizable composition in an inert gas atmosphere, or to provide a transparent and oxygen-blocking coating on the surface of the photopolymerizable composition coating. Such coating methods include:
There are two methods: a method in which a solution of an oxygen-barrier and soluble polymer such as polyvinyl alcohol is applied onto the photosensitive coating and dried, and a method in which an oxygen-barrier plastic film is pressure-bonded and laminated on the surface of the photosensitive coating. Examples of the oxygen-blocking film used in the latter case include films of polyethylene terephthalate, polyvinyl alcohol, ethylene-vinyl alcohol copolymer, polyvinylidene chloride, cellophane, etc., or films made by laminating two or more thereof. The image-forming material made from the photopolymerizable composition of the present invention can be image-wise exposed by a conventional photographic method, that is, by exposing a negative film in close contact with light, by a method such as projection exposure, or by a method such as scanning exposure with a laser beam. Thereafter, an image can be formed by dissolving and removing the unexposed areas with a solvent that dissolves the photosensitive layer. Since the composition of the present invention is colored with a sensitizing dye,
A clear visible image can be obtained, and the resulting image has good ink receptivity and acid resistance, so it can be suitably used as a printing plate or resist. The photopolymerizable composition of the present invention is sensitive to radiation in a wide range of wavelengths from about 200 nm to about 650 nm, but is particularly sensitive to visible light with wavelengths of about 400 nm or more. Therefore, as the light source for exposure, a light source that mainly emits visible light, such as a tungsten lamp, a white fluorescent lamp, or a visible light laser, is preferably used. Of course, light sources that mainly emit ultraviolet rays, such as high-pressure mercury lamps, ultra-high-pressure mercury lamps, xenon lamps, metal halide lamps, and ultraviolet fluorescent lamps used for conventional photosensitive materials, can also be used. In particular, the photosensitive composition of the present invention has a maximum sensitivity around a wavelength of 500 nm, so it shows extremely high sensitivity to argon laser light (wavelengths of 488 nm and 514.5 nm), and therefore has a low output power, for example, an output of 100 m
Scanning exposure can also be performed using a small air-cooled argon laser device of W or less, so its application fields are extremely versatile. A further advantageous feature is that the composition of the present invention does not contain any expensive or difficult-to-synthesize components and can be prepared extremely easily and at low cost. The present invention will be described below based on production examples, examples, and comparative examples. (Note that all "parts" here are parts by weight.) Production example 1 Synthesis of binder polymers (A) to (C) (A) 60 parts of methyl acrylate, 40 parts of acrylic acid, 150 parts of ethyl alcohol and 50 parts of water were mixed, 0.5 part of azobisisobutyronitrile was added, and the mixture was reacted with stirring at 70°C for 8 hours. 60 parts of glycidyl methacrylate and 8 parts of pyridine were added to the obtained polymer solution, and the mixture was reacted at 75° C. for 3 hours with stirring. After diluting with ethyl alcohol, determine the solid content concentration.
Stored as a 20% solution. (B) 30 parts of styrene, 30 parts of methyl acrylate, 40 parts of methacrylic acid, 80 parts of ethyl alcohol, and 20 parts of water were mixed, 0.5 part of azobisisobutyronitrile was added, and the mixture was refluxed for 12 hours with stirring. 40 parts of glycidyl methacrylate and 15 parts of pyridine were added to the obtained polymer solution, and the mixture was reacted with stirring at 75°C for 4 hours. After adding ethyl alcohol, solid content concentration
Diluted to 20%. (C) Mix 40 parts of epoxy novolac resin (Ciel Chemical "Epicote" 154), 20 parts of methacrylic acid, 20 parts of methyl ethyl ketone, and 1 part of pyridine,
React at 75℃ for 5 hours with stirring, then add 20% methyl ethyl ketone/ethyl alcohol (1/1).
It was diluted to a specific concentration and stored. Production Example 2 Synthesis of photopolymerization initiator (b) component, (A) to (E) Mix a primary or secondary amine and an epoxy compound in the proportions shown in the following table, and react under appropriate reaction conditions with stirring. An additional reaction product was obtained.

【表】 ** 昭和電工(株)製“シヨウアミン”
実施例 1 製造例1−(A)の重合体40部(固型部として)グ
リセリンモノメタクリレート50部、エリスロシン
1部、製造例2−(A)の化合物10部、エチルアルコ
ール600部、メチルエチルケトン500部よりなる溶
液を調製し、これを砂目立後珪酸ナトリウム水溶
液で表面処理したアルミニウム板に回転塗布機を
用いて塗布し、100℃で5分間乾燥した。塗膜の
厚さは約5μmであつた。次にこの塗膜の表面に
厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフイル
ム(東レ(株)製“ルミラー”)をローラーを用いて
圧着積層して感光材料を作つた。この感光材料の
上に、光学濃度段差0.15の光学楔(Stouffer社
製)及びテストチヤートネガフイルムを密着さ
せ、100Wタングステンランプで15cmの距離から
3秒間露光した。カバーフイルムを剥離し、水道
水中で軽くこすることにより現像した。感度(光
学楔硬化段数)は5であり、テストチヤート画像
はネガフイルムの画像を忠実に再現していた。ま
た、この感光材料上に光学楔及びテストチヤート
ネガを置き、その上から波長488nm及び514.5nm
の可視光を放出するアルゴンレーザー光ビーム
(スポツト径50μm)で、版面における光量10m
W、走査速度150m/秒、走査線密度90本/mmの
条件で走査し、カバーフイルム剥離後水で現像し
た。感度(光学楔硬化段数)は4であり、画像は
ネガフイルムの画像を忠実に再現していた。 実施例2〜10、比較例1〜2 次の組成で種々の溶液をつくり、実施例1と同
様にして表面処理アルミニウム板に塗布乾燥後、
厚さ15μmのエチレン・ビニルアルコール共重合
体フイルム(クラレ(株)製“エバールフイルム”
EF−H)を圧着積層して感光材料とした。 バインダー 1−(B) 20部 1−(C) 30部 エチレン性化合物 40部 光重合開始剤(a) 1部 〃 (b) 5部 アリルチオ尿素 2部 亜硝酸ナトリウム
0.5部(少量の水に溶かし添加) ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3部 エチルアルコール 400部 メチルエチルケトン 500部 作製後室温に5日間保存した感光材料を用い、
光学楔及びテストチヤートネガフイルムを通して
次の2通りの条件で撹拌し、カバーフイルム剥離
後水道水で現像し、感度及び画像を調べた。 〔条件〕 100Wタングステンランプで15cmの距離から
1秒間露光する。 波長488nm及び514.5nmの可視光を放出する
アルゴンレーザー光ビーム(径50μm)で、版
面での光量1mW、走査速度150m/秒、走査
線密度45本/mmの条件で走査する。 結果を第1表に示す。感度3〜7の範囲のもの
はテストチヤート画像はネガフイルムの画像を忠
実に再現していた。 実施例4のレーザー露光によるものを刷版とし
て通常のオフセツト印刷機で印刷し良好な印刷物
が得られた。
[Table] ** “Shouamine” manufactured by Showa Denko Co., Ltd.
Example 1 40 parts of the polymer of Production Example 1-(A) (as a solid part) 50 parts of glycerin monomethacrylate, 1 part of erythrosine, 10 parts of the compound of Production Example 2-(A), 600 parts of ethyl alcohol, 500 parts of methyl ethyl ketone After graining, this solution was applied to an aluminum plate whose surface had been treated with an aqueous sodium silicate solution using a spin coater, and dried at 100°C for 5 minutes. The thickness of the coating film was approximately 5 μm. Next, a 12 μm thick polyethylene terephthalate film (“Lumirror” manufactured by Toray Industries, Inc.) was laminated on the surface of this coating film by pressure bonding using a roller to prepare a photosensitive material. An optical wedge (manufactured by Stouffer) with an optical density step of 0.15 and a test chart negative film were brought into close contact with this photosensitive material, and exposed for 3 seconds from a distance of 15 cm using a 100 W tungsten lamp. The cover film was peeled off and developed by rubbing lightly in tap water. The sensitivity (optical wedge curing stage number) was 5, and the test chart image faithfully reproduced the negative film image. In addition, an optical wedge and a test chart negative were placed on this photosensitive material, and wavelengths of 488 nm and 514.5 nm were placed on top of the wedge.
An argon laser beam (spot diameter 50 μm) that emits visible light of 10 m
Scanning was carried out under the conditions of W, scanning speed of 150 m/sec, and scanning line density of 90 lines/mm, and after peeling off the cover film, development was carried out with water. The sensitivity (optical wedge curing stage number) was 4, and the image faithfully reproduced the negative film image. Examples 2 to 10, Comparative Examples 1 to 2 Various solutions were prepared with the following compositions and applied to a surface-treated aluminum plate in the same manner as in Example 1. After drying,
Ethylene-vinyl alcohol copolymer film with a thickness of 15 μm (“Eval Film” manufactured by Kuraray Co., Ltd.)
EF-H) were laminated under pressure to form a photosensitive material. Binder 1-(B) 20 parts 1-(C) 30 parts Ethylene compound 40 parts Photoinitiator (a) 1 part (b) 5 parts Allylthiourea 2 parts Sodium nitrite
0.5 parts (dissolved in a small amount of water and added) Sodium dodecylbenzenesulfonate 3 parts Ethyl alcohol 400 parts Methyl ethyl ketone 500 parts Using photosensitive materials stored at room temperature for 5 days after preparation,
The mixture was stirred through an optical wedge and a test charted negative film under the following two conditions, and after the cover film was peeled off, it was developed with tap water and the sensitivity and image were examined. [Conditions] Expose for 1 second from a distance of 15 cm using a 100W tungsten lamp. An argon laser beam (diameter 50 μm) that emits visible light with wavelengths of 488 nm and 514.5 nm is used to scan the printing plate under the conditions of a light intensity of 1 mW, a scanning speed of 150 m/sec, and a scanning line density of 45 lines/mm. The results are shown in Table 1. The test chart images in the sensitivity range of 3 to 7 faithfully reproduced negative film images. The laser-exposed plate of Example 4 was used as a printing plate to print with a normal offset printing machine, and good printed matter was obtained.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 エチレン性不飽和結合を少なくとも1個有す
る附加重合可能な化合物および光重合開始剤から
なる光重合性組成物に於て、該光重合開始剤が (a) 下記一般式〔〕で表わされる化合物 〔式中、M1は水素原子或はアルカリ金属、M2
は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム基、
置換アンモニウム基或はアルキル基であり、
X1〜X8はハロゲン原子、水素原子或は1価の
有機または無機残基でこれらのうち少なくとも
1個はハロゲン原子である。〕 および、 (b) 下記一般式〔〕で表わされる化合物 〔式中、Arは1価或は2価の芳香族残基(ア
ルキル基等の置換基を有してもよい)、R1〜R4
はアルキル基、置換アルキル基、またはアリー
ル基であり、これらはまた重合体の側鎖或は主
鎖の一部であることもできる。nは0または1
である。〕 との組合せであることを特徴とする光重合性組成
物。
[Scope of Claims] 1. A photopolymerizable composition comprising an addition polymerizable compound having at least one ethylenically unsaturated bond and a photopolymerization initiator, wherein the photopolymerization initiator (a) has the following general formula: Compounds represented by [] [In the formula, M 1 is a hydrogen atom or an alkali metal, M 2
is a hydrogen atom, an alkali metal, an ammonium group,
a substituted ammonium group or an alkyl group,
X 1 to X 8 are halogen atoms, hydrogen atoms, or monovalent organic or inorganic residues, and at least one of them is a halogen atom. ] and (b) a compound represented by the following general formula [] [In the formula, Ar is a monovalent or divalent aromatic residue (which may have a substituent such as an alkyl group), R 1 to R 4
is an alkyl group, substituted alkyl group, or aryl group, which can also be part of the side chain or main chain of the polymer. n is 0 or 1
It is. ] A photopolymerizable composition characterized in that it is a combination of.
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