JPH02293023A - 膜分離の組合せ方法 - Google Patents

膜分離の組合せ方法

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JPH02293023A
JPH02293023A JP2097782A JP9778290A JPH02293023A JP H02293023 A JPH02293023 A JP H02293023A JP 2097782 A JP2097782 A JP 2097782A JP 9778290 A JP9778290 A JP 9778290A JP H02293023 A JPH02293023 A JP H02293023A
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solute
solvent
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JP2097782A
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Roderick J Ray
ロードリック ジェイ レイ
David D Newbold
デビッド ディ ニューボルド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クリーナー用の溶質および溶剤の膜による分離技術、特
に小さい膜表面積を用いるより効率的な分離技術が開発
されている。逆浸透、ナノフイルトレーション、膜蒸留
、透析蒸発、液体支持膜、共役輸送および膜コンタクタ
ーの膜プロセスを用いる分離プロセスは知られている。
エネルギー効率排水処理のために、逆浸透を溶剤交換、
蒸留または蒸発のような相変化プロセスと組合せること
は提案されている(レイ氏ほかrJ.Memb.Sci
.J28. 8?( 1986))。また、逆浸透を透
析蒸発と連続して組合せて、水を溶剤混合物から2段階
で選択的に分離することは提案されているrExten
derAbStraCtSJページC23,インターナ
ショナル メンブラン テクノロジー コンフエレンス
,オーストラリア国シドニー,(1988年11月15
〜17日)参照)。しかしながら、各構成部分分離プロ
セスが両循環流の部分であるようにある膜分離を組合せ
ることによって溶質/溶剤分離において実現できる効率
的な技術は考察されていない。この場合、1または2種
以上の溶質分離プロセスの残留物(またはラフィネート
)は溶剤分離プロセスの供給流を含んでおり、および溶
剤分離プロセスの残留物は溶質分離プロセスのための供
給流の部分を形成するか、またはこの逆の状態からなる
本発明は、溶剤および少なくとも、1種の溶質を含有す
るプロセス流から溶剤および溶質を除去する方法を含ん
でいる。方法は、溶剤をプロセス流から選択的に除去す
る溶剤除去プロセスを含んでおり、この溶剤除去プロセ
スは溶剤に富んだ部分および溶剤に乏しい部分を形成し
、および逆浸透、ナノフィルトレーション、膜蒸留およ
び透析蒸発のプロセスから選択し、溶剤除去プロセスは
プロセス流から溶質を選択的に除去する少なくとも1つ
の選択溶質除去プロセスと組合せることができ、この選
択溶質除去プロセスは溶質に富んだ部分および溶質に乏
しい部分を形成し、および透析蒸発、液体支持膜、共役
輸送および膜コンタクターを利用するプロセスから選択
する。溶剤および溶質除去プロセスは再循環流の部分に
適用するように組合せ、この場合再循環流には次の関係
が存在する:(l)選択溶質除去プロセスの溶質の乏し
い部分が溶剤除去プロセスのための供給流を含み、およ
び溶剤除去プロセスの溶剤に乏しい部分をプロセス流と
合せて選択溶質除去プロセスへの供給流を形成するよう
にするか;または(2)溶剤除去プロセスの溶剤に乏し
い部分が選択溶質除去プロセスのための供給流を含み、
および選択溶質除去プロセスの溶質に乏しい部分をプロ
セス流と合せて溶剤除去プロセスへの供給流を形成する
ようにする。
本発明においては、通常の膜分離を独特な手段で組合せ
ることによって驚くべき相乗効果を生ずる多くの効率的
なハイブリッド膜分離プロセスを提供することができる
本発明における各ハイブリッド分離プロセスの一般的な
特性としては、各構成部分膜分離プロセスが次の2つの
関係のうち1つの関係を有する再循環流の部分を含んで
いる。この関係としては、(1)lまたは2以上の溶剤
除去プロセスの残留物(またはラフィネート)が溶剤除
去プロセスのための供給材料を含み、および溶剤分離プ
ロセスの残留物が溶質分離プロセスのための供給材料の
部分を形成するようにするか;または(2)溶剤除去プ
ロセスの残留物が溶質除去プロセスのための供給材料を
含み、および溶質除去プロセスの残留物が溶剤除去プロ
セスへの供給材料の部分を形成するようにする。
逆浸透( rRO」)の膜分離プロセスはよく知られて
おり、一般に拒否(rejecting) Lながら、
加圧下で水を膜に選択的に通すことによって、または非
水性成分を一般に7,031 〜70.307kg/ 
crn”(100〜1000ps i )の範囲で透過
しないようにすることによって懸濁および溶解材料をそ
の水懸濁物または水溶液から除去することを含んでいる
ナノフィルトレーション(nanofiltratio
n)プロセスは、しばしば「低圧」または「ルーズ(l
oose).+ROと称されており、このナノフィルト
レーションプロセスは、実際上、一般に多くの開放膜(
openmembranes)を用い、一般に14.4
13kg/ am2(250psi)以下の低い圧力範
囲で操作する逆浸透形式である。
拒否性(re jec t ion )は一価陰イオン
を有する塩および150以下の分子量を有する非イオン
化有機物について低く、および二価および多価陰イオン
を有する塩および300以上の分子量を有する有機物に
ついて高くなる。
膜蒸留(membrane distillation
)( rMDJ )は乾燥疎水性微孔質膜を用いて水性
供給材料流から留出物流を分離するのに利用する蒸発プ
ロセスである。適用温度または活性差は蒸気圧差を生じ
させて膜を横切る気体種の通路を生ずる。膜は気相に選
択的に向けて液相を1 00X拒否するようにする。
実際上、気相内において、膜は個々の気体種に対して非
選択的である。MDにおいて達成される流束(fluy
:)および分離は蒸発および凝縮表面における蒸気/液
体平衡によって決定される。一般的な適用において、M
Dは塩および巨大分子のような溶解溶質から蒸留水を生
成する。溶剤および溶質の個々の流束は膜のいずれかの
側におけるその個々の蒸気圧に影響される。一般に、水
溶液/有機溶液の〜IDは低濃度、一般に5重量S以下
の有機溶質に制限される。
透析蒸発(pervaporation) (  rP
vap」)は溶剤および少なくとも1種の溶質を含む液
体混合物の成分を分離することのできる膜分離プロセス
である。比較的に低濃度の汚染物を含有する供給流は、
(1)大部分の溶剤を含有する精製された流れ、および
(2)若干の溶剤および実際にはすべての液体溶質を含
有する低容量の濃縮物流に分離するのに、特に効果的で
ある。Pvapは、透過物をその飽和蒸気圧以下に維持
することによって逆浸透プロセスに与える浸透圧の制限
を回避する。透過物圧は二三の手段、すなわち、真空ポ
ンピング、ガス スイーピング、および液体としての凝
縮および除去によって下げることができる。蒸発作用の
熱は透過フラクションに供給する。実際の透析蒸発にお
いて、供給流は周囲圧において膜の上流側の向こう側に
向う液体混合物であり、また気相透過物は膜の下流側を
低圧力に維持することによって取出す。
Pvap膜を横切る溶質の流束は流れ中の溶質の濃度に
比例する。
液体支持膜(supported−liquid me
mbranes)( rSLM J )は高分子固体膜
の細孔内に含有する供給液体溶剤を含み、それ故、膜マ
トリックス内に「支持]される「液体膜」を構成する。
単一溶質の場合には、供給流に存在する中性溶質、一般
にプロトン化酸(protonated acids)
または非帯電塩基は、膜細孔に存在する溶剤に溶解する
。液体膜と供給流との界面における液体膜中の溶質の濃
度と、供給流中の溶質濃度との割合は供給流と膜に含有
する溶剤との溶質との間の分配係数によって与えられる
。次いで、膜内の溶剤への溶質分配はその濃度勾配を生
成物(product)またはストリップ(strip
) m液に分配する膜の反対側に向って下げるように拡
散する。ある場合には、駆動力はストリップ溶液(酸性
溶質の場合には塩基性ストリップ溶液および塩基性溶質
の場合には酸性ストリップ溶液)のpHを調整すること
によって高めることができる。生成物溶液のpHのため
に、溶質はそのイオン形態に転化し、ストリップ溶液に
おける中性溶質の濃度をゼロ近くに維持し、供給流から
ストリップ溶液に拡散する駆動力を維持する。
この装填のために、溶質のイオン種は膜内の液体溶剤に
実質的に不溶であり、このために供給流に対して反対方
向に膜を横切って背後に拡散できなくなる。それ故、溶
質の供給側の濃度を極めて低いレベルに下げることがで
きると共に、生成物側に極めて高いレベルを達成するこ
とができる。[SLM Jは拡散抵抗を最小にできるよ
うに薄くする必要があるから、膜は供給流とストリッピ
ング流との間の2. 109 kg/ cm2(30p
si)以下程度の圧力差に耐えるのに十分に強くする必
要があり、また溶質拡散に対して十分な面積を有し、か
つ十分な溶剤を保持するのに十分な厚さにする必要があ
る。
SLMストリッピング流はワンーパス(one−pas
s)低濃度ストリップ溶液にするか、または高濃度で放
出し、かつ実質的にゼロ濃度に新らたに作られる再循環
流にすることができる。
共役輸送(coupled transport)( 
rCTJ )は、膜の供給側と接触する水溶液から金属
イオンを抽出するのに、および膜の透過側の水性生成物
またはストリップ溶液にイオンを遊離するのに一般に用
いられる膜分離プロセスである。膜の細孔は関係する金
属イオンに対し特定される錯化材を含有する有機液体抽
出剤で充填し、電気的中性は回収される金属イオンの外
に膜を通る他のイオンを除去することによって保持され
る。共役輸送は対向輸送機構または共輸送機構によって
生ずる。
CTの対向輸送機構は次の式: p, + BC  AB+ C (式中、Aは供給溶液中の関係するイオンを示し、Bは
錯化剤を示し、およびCは供給溶液に移動して電気的中
性を維持するAイオンに対する電荷を有する[共イオン
(co−ions) Jを示す)で示すことができる。
供給溶液および生成物溶液を分離する膜における錯化剤
Bは膜の供給側で錯体ABを形成し、次いで膜の生成物
側に拡散する。この場合、反応はCイオンの高い濃度に
よって逆転する。Aイオンは生成物溶液に遊離し、およ
び錯体BCは錯化剤B、および供給溶液に後方に拡散す
るCイオンを形成する。かように、錯化剤Bは「シャト
ル」として作用し、膜の1側におけるイオンを捕捉し、
このイオンを反対側に通過させ、および共イオンを反対
側方向に通過させることによって必要な電気的中性を保
持する。シャトル プロセスについてのエネルギーは、
主として共イオンCの濃度勾配によって得られる。プロ
セスは、共イオンCの十分に大きい勾配を存在するとい
う条件で、イオンAの輸送における濃度勾配が小さい(
または負の)場合でも生ずる。
CTの共輸送機構は次の式: A + D + Ev−ADH (式中、Aは供給溶液における関係するイオンを示し、
Dは供給溶液に存在し、かつAイオンの電荷とは反対の
電荷を有する「対イオン」を示し、およびEは膜におけ
るA一特異的錯化剤を示す)で示すことができる。膜に
おける錯化剤Eは供給溶液中のイオンを有する錯体AD
Eを形成し、この錯体ADEは膜の生成物側に拡散する
。生成物側において、生成物溶液におけるイオンDの濃
度の減少によって、錯体はAおよびDを生成物溶液に遊
離することによって解離する。次いで、錯化剤Eは膜の
供給側に後方に拡散する。Dの十分に大きい濃度差が膜
を横切って存在する場合には、イオンAは、イオンAの
濃度が供給溶液におけるより高い場合でも、生成物溶液
に流れる。このプロセスは、関係するイオンおよび対イ
オンが共に膜を横切るために、[共輸送(co−tra
nsport)Jと称せられている。本発明におけるC
Tについての膜の特に好ましい形態は米国特許第443
7994号明細書に記載されている中空繊維膜である。
生成物またはストリップ流は低い溶質濃度の一回通過ま
たは高い溶質濃度の再循環流、および生成物放出および
新らたに作られる流れを含む。
膜コンタクター(membrane contacto
rs)( I’MCJ )は、好ましくは中空繊維配置
の微孔質膜を用いて、2種の相互不溶性液体(通常、一
方において水性液体で、他方において有機液体)との間
の界面接触についての支持体を確立する溶質を抽出する
他の膜分離プロセスを含んでいる。一方の液体は供給液
体を含むと共に、他の液体は抽出剤を含んでおり、関係
する溶質は両液体に溶解する。塩基性MCプロセスは、
溶質をよ《溶解する液体で微孔質膜をぬらし、2種の相
互不溶性液体間の界面を湿潤微孔質膜の表面に固定化し
、および溶質を抽出剤液体で抽出することを含んでいる
。抽出剤液体はCT膜におけると同様に作用する錯化剤
を含有することができる。溶質が水性供給流に存在し、
かつ所望の生成物が水性流における純粋な溶質である場
合には、溶質は一方の水性流から他方に直接に抽出する
ことができない。抽出液体を再使用する必要がある場合
、または溶質を異なる溶剤(例えば水性対有機抽出剤液
体)に存在させる必要がある場合には、溶質を含有する
抽出剤溶液を他のMCに供給するのが好ましく、この場
合溶質は好ましい生成物溶剤に再び抽出される。この第
2の抽出は1度駆動するか、またはSLMおよびCTに
つい・て上述するようにpHの変化によって高めること
ができる。MC分離プロセスについては欧州特許第02
46065号明細書に記載されている。
次に、本発明を添付図面について説明する。
第1a図は本発明における1例のハイブリッド分離シス
テムを示しており、逆浸透(RO)を透析蒸発(Pva
p)と組合せて有機物質、例えばフェノールまたはトリ
クロロエチレンを含む溶質から水を溶剤として分離する
。水および有機物質の混合物を含む供給流は、先づ関係
する有機溶質を選択的に透過する適当な透析蒸発膜に供
給する。次いで、有機物質の少ないまたは溶質の乏しい
残留物部分をRO膜の供給側に直接に供給する。この膜
は、有機物質を拒否し、かつ水をRO膜に透過すること
によって溶剤としての水を除去する。有機物質の濃縮さ
れたRO残留物はプロセス流と合せて他の分離サイクル
のための供給流を形成する。
第1b図は第1a図に示すと同じハイブリッド分離シス
テムを示しているが、但し供給流を最初にRO膜に供給
し、RO残留物または溶剤除去プロセスの溶剤に乏しい
部分はPvapまたは溶質除去プロセスについての供給
流を含み、および溶質に乏しいPvap残留物はプロセ
ス流と合せて他のサイクルについての供給流を形成して
いる。
第1aおよびlb図に示すハイブリッド分離システム操
作による全効果はプロセス供給流から溶剤および溶質を
分離することである。しかしながら、以下に詳述するよ
うに、上述する2つのプロセスの組合せでは、プロセス
を単一で、または組合せた場合でも本発明による組合せ
ではないプロセスから得られる分離より効率の高い分離
が得られるかは明らかでない。分離における改良のほか
に、第1aおよびlb図のハイブリッド システムは、
次に示す多くの他の利点、すなわち、Pvap膜がこれ
に支持された供給流中の高濃度の有機物質によって高い
流束を有すること;RO膜がRO供給流中の低濃度の有
機物質によって汚れの確度が少ないこと:必要とされる
低いRO回収の有効性により、小さいRO膜表面積につ
いての要求に応じることができること:供給流における
有機溶質の低い濃度のために、RO透過物中の有機溶質
の濃度が低いこと;および両RO膜およびPvap膜の
組成および表面積、並びに操作条件を変えて分離の純度
および濃度を最小のコストにする最小の膜表面積と適合
させることによって全分離プロセスの適応性を高めるこ
とができる利点を含んでいる。
第2a図は本発明における1例のハイブリッド分離シス
テムを示しており、この場合ROを液体支持膜(SLM
)と組合せて他の有機成分、例えばホップ抽出物からの
ベータ酸を含む溶質から水を溶剤として分離する。この
場合、水およびホップ酸の混合物を含む供給流を、初め
に水を透過するが、しかし関係する有機溶質を拒否する
RO膜に供給する。
溶剤除去ROプロセスの溶剤に乏しい部分を含むRO残
留物はSLMプロセスについての供給流にし、このSL
Mプロセスは、その供給側に溶質に対して選択的な抽出
剤、および抽出剤から溶質を遊離するSL〜1の透過側
にストリッピング溶液を与えることによって、有機溶質
を選択的に除去する。次いで、溶質の少ないSLM残留
物を多くの水を除去するRO供給流および他のサイクル
において濃縮された溶質と合せる。
第2b図は第2a図と同じハイブリッド分離システムを
示しているが、しかし供給流を、最初に、溶質およびS
LM残留物を除去するためにSLMに、またはRO溶剤
除去プロセスにおける供給流を作るSLM溶剤除去プロ
セスの溶質に乏しい部分に供給し、溶剤に乏しいRO残
留物をプロセス流と合せて他の分離サイクルについての
供給材料を形成するようにしている。
第2aおよび2b図のハイブリッド システムは相乗的
分離能力を示し、次に示す多くの他の利点、すなわち、
S巳!に支持された供給流中の高濃度の有機物質により
SLMについての流束が高いこと:RO供給流における
RO透過物の不純物の濃度が低いためにRO透過物中の
不純物が少ないこと;システムを操作するのに要するR
O回収が低いために小さいRO膜表面積についての要求
に応じられること;供給流における有機溶質の濃度が低
いために、RO透過物中の有機溶質の濃度が低いこと;
および両RO膜およびSLM膜の組成および表面積、並
びに操作条件を変えて必要な純度および濃度条件を最小
膜表面積と適合させることによって全プロセスの適応性
を高めることができる利点を含んでいる。
第3a図は、ROを共役輸送と組合せて金属イオン(M
+)溶質を水から分離する本発明における1例のハイブ
リッド分離システムを示している。金属イオン水溶液を
適当なCT膜に供給する。この適当なCT膜には膜の供
給側において金属イオンを錯化する担体を設け、更に膜
の透過側に金属イオンを担体から遊離するストリップま
たは生成物溶液を与えるようにする。電気的中性を保持
する共イオンはH+である。金属イオンの減少したCT
残留物は溶剤としての水を除去するRO膜についての供
給流を含んでいる。溶剤が減少し、かつ金属イオンが濃
縮されたRO残留物はプロセス流と合せて他の分離サイ
クルについての供給材料を形成する。
第3b図は第3a図に示すハイブリッド分離システムの
他の例を示しており、供給流を最初にRO膜およびRO
残留物に供給し、また溶剤除去プロセスの溶剤に乏しい
(溶質に富んだ)部分がCT溶質除去プロセスについて
の供給流を含むと共に、溶質に乏しいCT残留物をプロ
セス流に合せて他の分離サイクルについての供給流を形
成するようにする。
優れた相乗的分離能力のほかに、第3aおよび3b図に
示すハイブリッド システムはCT供給流中の金属イオ
ンの濃度が高いことによってCT流束が高いこと;RO
供給流中の金属イオンの濃度が低いためにRO透過物に
おける金属イオン濃度が低いこと;低いRO回収のため
に小さいRO膜表面積についての要求に応じることがで
きることなどの付加的な利点を与えることかできる。
第4a図は本発明におけるハイブリッド分離システムの
1例を示しており、この場合ROを膜コンタクタ−(M
C)プロセスと組合せて溶剤としての水を金属イオン(
M”)溶質から分離するようにする。
金属イオン水溶液を適当なMC一タイプ膜に供給し、こ
の膜には適当な水不混和性有機液体抽出剤を与え、また
はこれには錯化剤を含有させてCT膜と同様に行って金
属イオンを膜の透過側から抽出し、次いで再循環液体抽
出剤から除去するか、または他の手段で処理するかまた
はシステムから除去する。金属イオンの減少したMC残
留物はRO膜への供給流を形成し、この場合水を除去し
、金属イオンに富んだRO残留物をプロセス流と合せて
金属イオン抽出などの他のサイクルについての供給流に
する。
第4b図は第4a図に示すハイブリッド システムの逆
の状態を示しており、この場合、最初に金属イオン水溶
液をRO膜に供給し、溶剤の減少した(金属イオンに富
んだ) RO残留物はMe一タイプ膜への供給流を含み
、MC残留物をプロセス流と合せて再循環する供給流に
する。
第4aおよび4b図に示すRO/MCハイブリッド シ
ステムの相乗的分離能力のほかに、システムは同様の利
点を上述する他のハイブリッド システムに与える。M
Cプロセスについての供給流濃度が高いために、このプ
ロセスは高い流束を有し、RO膜はRO供給流における
金属イオン濃度が低いために不純物が少なくなり、小さ
いRO膜表面積の要求に応じるようにでき、および第2
の異なるタイプの膜を包含するためにハイブリッド プ
ロセスにおける適応性が高くなる。
第5a〜5f図は本発明における1例のハイブリッド分
離システムの種々の例を示しており、この場合ROを1
プロセス以上の溶質除去プロセス、すなわち、SLMプ
ロセスおよびPvapプロセスと組合せて溶剤としての
水、および2種の有機成分、例えばエタノールおよびく
えん酸を含む溶質を分離するようにしている。
第5a図は供給流、例えば発酵ブイヨンを示しており、
この主成分は水、エタノールおよびくえん酸であり、こ
の供給流を最初に大部分のくえん酸および若干のエタノ
ールをはねつけると同時に、水を透過する適当なRO膜
に供給する。次いで、溶剤に乏しいRO残留物を支持液
体膜の供給側に向けて供給し、この支持液体膜には1種
の溶質、すなわち、くえん酸に特異的な水不混和性液体
抽出剤を与え、更にストリップ水溶液を与えて抽出溶質
を遊離させ、これを溶液に浸出させる。水に関して、な
お溶剤に乏しいSLM残留物は、エタノールを除去する
ように選定する透析蒸発膜への供給流を含んでいる。次
いで、この膜からの残留物をプロセス流と合せて他の分
離サイクルについての供給流を形成するようにする。
第5b図は第5a図に示すハイブリッド システムの6
つの可能な変形状態の他の例を示しており、この場合、
最初に発酵ブイヨンをSLM膜に供給し;くえん酸に関
する溶質に乏しいSLM残留物はPvap膜への供給流
を含み;くえん酸およびエタノールに関する溶質の乏し
いPvap残留物はRO膜への供給流を含み;および溶
剤の減少したRO残留物はプロセス流と合せて再循環す
る供給流を形成するようにしている。
第5c図は第5a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に、発酵ブイヨ
ンをPvap膜に供給し、エタノールに関する溶質に乏
しいPvap残留物はSLM膜への供給流を含み;両溶
質に関する溶質に乏しいSLM残留物はRO膜への供給
流を含み;および溶剤の減少したRO残留物をプロセス
流に合せて再循環する供給流を形成するようにする。
第5d図は第5a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に発酵ブイヨン
をRO膜に供給し;溶剤の減少したRO残留物はPva
p膜への供給流を含み;エタノールに関する溶質に乏し
く、かつ溶剤の減少したPvap残留物はSLM膜への
供給流を含み;およびSLM残留物をプロセス流と合せ
て再循環する供給流を形成するようにする。
第5e図は第5a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に発酵ブイヨン
をPvap膜に供給し;エタノールに関する溶質に乏し
いPvap残留物はRO膜への供給流を含み;溶剤の減
少したRO残留物はSLM膜への供給流を含み;および
両溶質に関する溶質に乏しいSLM残留物をプロセス流
と合せて再循環する供給流を形成するようにする。
第5f図は第5a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に発酵ブイヨン
をSLM膜に供給し;くえん酸に関する溶質に乏しいS
LM残留物はRO膜への供給流を含み:溶剤の減少した
RO残留物はPvap膜への供給流を含み;および両溶
質に関する溶質に乏しいPvap残留物をプロセス流に
合せて再循環する供給流を形成する。
第5a〜5f図に示すハイブリッド プロセスにおてい
、両SLMおよびPvap膜はそれぞれの供給流におけ
る有機物質の高い濃度によって高い流束を有しており、
RO膜はRO供給流における有機物質の低い濃度によっ
て汚れの確度が減少し、膜面積および第3の膜について
の流束を調整する能力により上述する2成分ハイブリッ
ド プロセスより適応性が高い。
第6a〜6f図は本発明における他の例のハイブリッド
分離プロセスの種々の変形例を示しており、この場合R
OをCTおよびSLMと組合せて金属イオン(M+)お
よび有機物質、例えばフェノールを含む溶質から水を溶
剤として分離している。
第6a図は、溶剤および2種の溶質を含む供給流を、最
初に適当なCT膜に供給することを示しており、このC
T膜には金属イオンを錯化することのできる抽出剤を与
え、および更に膜の透過側において金属イオンをその錯
体から遊離し、かつ金属イオンを流出すべき溶液に担持
するか、他の手段で堆積または処理する再循環ストリッ
プまたは生成物溶液を与えるようにする。電気的中性を
保持する共イオンはH+である。CT膜からの残留物を
支持液体膜に供給し、これには有機溶質を選択的に抽出
する溶剤を、および膜の透過側から有機溶質を遊離する
ストリッピング流れを与えるようにする。次いで、SL
M残留物を、水を透過するが、その残留物中に残留する
金属イオンおよび有機溶質をはねつけるRO膜に供給し
、次いで残留物をプロセス流に合せて分離の他のサイク
ルについての供給流を形成するようにする。
第6b図は第6a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に供給流をSL
!if膜に供給し;有機物質に関する溶質に乏しいSL
M残留物はCT膜への供給流を含み:金属イオンおよび
有機溶質の両者に関する溶質に乏しいCT残留物はRO
膜への供給流を含み;および溶剤の減少したRO残留物
をプロセス流に合せて再循環する供給流を形成する。
第6c図は第6a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に供給流をRO
膜に供給し;溶剤の減少したRO残留物はCT膜への供
給流を含み;金属イオンに関する溶質に乏しいCT残留
物はSLM膜への供給流を含み;および金属イオンおよ
び有機溶質の両者に関する溶質に乏しいSLM残留物を
プロセス流と合せて再循環する供給流を形成するように
する。
第6d図は第6a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この場合、最初に供給流をRO
膜に供給し;溶剤に乏しいRO残留物はSLM膜への供
給流を含み;有機溶質に関する溶質に乏しいSLM残留
物はCT膜への供給流を含み;および両溶質に関する溶
質に乏しいCT残留物をプロセス流と合せて再循環する
供給流を形成するようにする。
第6e図は第6a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この例においては、最初に供給
流をCT膜に供給し;金属イオンの減少したCT残留物
がRO膜への供給流を形成し;溶剤の減少したRO残留
物がSLM膜への供給流を形成し;および両溶質に関し
て減少したSLM残留物をプロセス流と合せて再循環す
る供給流を形成する。
第6f図は第6a図に示すハイブリッド システムの他
の変形例を示しており、この例においては:最初に供給
流をSLM膜に供給し;有機溶質に関する溶質に乏しい
SLM残留物がRO膜への供給流を形成し;溶剤の減少
したRO残留物がCT膜への供給流を形成し;両溶質に
関する溶質に乏しいCT残留物をプロセス流と合せて再
循環する供給流を形成するようにする。
第5a〜5【図に示すハイブリッド システムによる場
合のように、第6a〜6f図に示すハイブリッドシステ
ムはRO分離におけるおよび適応性に関して同じ利点を
有し、並びにそれぞれの膜への高い供給濃度のために非
・RO分離において同じ高い流束が得られる。
第7a〜7f図は本発明におけるハイブリッド分離シス
テムの他の例を示しており、この場合ROをCTおよび
Pvapと組合せて金属イオン(M+)および有機物質
、例えばトリクロロエタン(TCA)を含む溶質から水
を溶剤として分離する。
第7a図においては、最初に供給流をCT膜に供給し、
このCT膜には金属イオンを錯化する抽出剤を、および
金属イオンを担体から遊離し、かつ金属イオンを例えば
流出(f feed−of f )機構によって系から
除去するストリップまたは生成物溶液を与えるようにす
る。共イオンはH+である。次いで、CT残留物を透過
させる有機溶質について選択するように選定したPva
p膜に供給する。次いで、Pvap残留物を、水を除去
するRO膜に供給し、これによってRO残留物中の残留
金属イオンおよび有機溶質を濃縮し、次いでこのRO残
留物をプロセス流と合せて他のサイクルについてのCT
膜への供給流を形成する。
第7b〜7[図は第7a図に示すハイブリッド分離シス
テムの他の可能な変形例について示しており、この場合
、指示されている溶質一または溶剤一に乏しい残留物は
種々の選択膜分離について形成された供給流および再循
環供給流を含んでいる。第7a〜7f図に示されている
ハイブリッド システムでは第5および6図に示されて
いるハイブリッドシステムについてと同じすべての利点
を得ることができる。
第8a〜8f図は本発明における他の例のハイブリッド
 システムを示しており、この場合ROをMCおよびP
vapと組合せて有機物質、例えばタンパク質およびア
ルコールを含有する溶質から水を溶剤として分離するよ
うにしている。
第8a図において、例えば発酵ブイヨンを含む供給流を
、最初に膜コンダクターの供給側に供給し、この透過側
にブイヨンによるより高いタンパク質による親和力を有
する水不混和性抽出剤を与え、これによってタンパク質
を抽出し、タンパク質を浸出させ、または他の手段で堆
積または処理する。
次いで、膜コンダクターからの残留物を存在するアルコ
ールに対して選択する透析蒸発膜に供給して、アルコー
ルを選択的に透過させる。次いで、Pvap膜残留物を
RO膜に供給して水を除去し、かつタンパク質およびア
ルコールを残留物中に濃縮し、次いでこの残留物を発酵
ブイヨンと合せて他の分離サイクルについての供給流を
形成する。
第8b〜8f図は第8a図に示しているハイブリッド分
離システムの他の可能な変形例を示しており、この場合
指示されている溶質−または溶剤一に乏しい残留物は種
々の選択膜分離について作られた供給流または再循環供
給流を含んでいる。第8a〜8r図に示しているハイブ
リッド システムは上述する本発明におけるハイブリッ
ド分離システムと同じ利点を得ることができる。
第9a〜9[図は本発明における他の例のハイブリッド
分離システムを示しており、この場合ROをMCおよび
SLMと組合せて、例えば2種の有機物質を含む溶質か
ら水を溶剤として分離するようにしている。
第9a図において、最初に供給流を、水を通すが、しか
し関連する2種の溶質を高い割合で拒否するRO膜に供
給する。比較的に溶質に富むRQ残留物は1種の有機物
質を選択的に透過するSLM膜についての供給流を形成
する。■種の有機物質を富むSLM透過物は1種の濃縮
流を形成すると共に、他の有機(有機B)溶質に富むS
LM残留物はMC分離器についての供給流を形成する。
MC分離器の膜には、その透過側に有機溶質に対して特
異な水不混和性有機抽出剤を与え、これによって有機溶
質を第2濃縮物流に抽出する。両有機溶質について減少
したMC残留物をプロセス流と合せて他のサイクルにつ
いてのRO膜への供給流を形成する。
第9b〜9f図は第9a図に示しているハイブリッド分
離システムの他の可能な変形例を示しており、この場合
、指示している溶質一または溶剤一に乏しい残留物は種
々の選択膜分離について作られる供給流および再循環供
給流を含んでいる。明らかなように、第9a〜9f図に
示しているハイブリッドシステムは上述する本発明にお
けるハイブリッド分離システムと同じ利点を得ることが
できる。
第10a〜10[図は本発明における他の例のハイブリ
ッド システムを示しており、この場合ROをMCおよ
びCTと組合せて、フェノールのような有機物質および
金属イオン(M+)を含む溶質から水を溶剤として分離
するようにする。
第10a図において、最初に、溶剤および溶質を含有す
る供給流をCT膜に供給し、このCT膜には金属イオン
に対して特異な錯化剤を与え、更に透過側に金属錯体を
遊離する生成物またはストリップ溶液を与えて金属イオ
ンをストリップ溶液に溶解させ、この溶液から金属イオ
ンを除去するか、または他の手段で処理する。金属イオ
ンに関する溶質に乏しいCT残留物をMC一タイプの膜
に供給し、透過側に有機溶質に対して特異な抽出液体を
与え、これによって有機溶質を分離する。次いで、MC
タイプの膜残留物を普通の手段で水を除去するRC祠に
供給し、これによって残留する溶質をRO残留物に濃縮
し、次いでこの残留物をプロセス流と合せて他の分離サ
イクルについての供給流を形成する。
第10b−10f図は第10a図に示しているハイブリ
ッド分離システムの他の可能な変形例を含んでおり、こ
の場合、指示されている溶質一または溶剤一に乏しい残
留物は種々の選択膜分離について作られる供給流および
再循環供給流を含んでいる。
第10a〜lOf図に示しているハイブリッド システ
ムは上述する他のハイブリッド システムにおけると実
質的に同様の利点を有している。
第11a〜llf図は本発明における他の例のハイブリ
ッド分離システムを示しており、この場合ROを2つの
SLM一タイプの分離器と組合せて2種の異なる有機溶
質、例えばフェノールおよびピリジンから水を溶剤とし
て分離するようにしている。
第11a図において、最初に、水に2種の有機溶質を含
む供給流を、1種の有機溶質を選択的に抽出することの
できる有機溶剤を含有する第1支持液体膜に供給し、こ
れによって供給流を有機溶質について減少させる。次い
で、第I SLMからの残留物を他の有機溶質に対して
特異な第2有機溶剤を含有する第2SLMに供給し、こ
れによって流れを有機溶質について減少させる。第2 
SLMからの、両溶質について減少した残留物をRO膜
に供給して水を除去し、残留する有機溶質をRO残留物
に濃縮し、次いでこの残留物をプロセス流と合せて他の
サイクルについての供給流を形成する。
第11b〜llf図は第11a図に示しているハイブリ
ッド分離システムの他の可能な変形例を含んでおり、こ
の場合、指示されている溶質−または溶剤一に乏しい残
留物は種々の選択膜分離について作られる供給流および
再循環供給流を含んでいる。
第11a〜llf図に示しているハイブリッド システ
ムは上述する他のシステムにおけると同様の利点を有し
ている。
第12a〜12f図は本発明における他の例のハイブリ
ッド分離システムを示しており、この場合ROを2つの
CT溶質除去分離と組合せて、例えば2種の金属イオン
(M+およびM++とじて示す)を含有する溶質から水
を溶剤として分離している。
第12a図において、2種の金属イオンの水溶液を含む
供給流を1種の金属イオンに対して選択的な錯化剤を含
有する第ICT膜に供給し、更に膜の透過側に担体から
錯化金属イオンを遊離することのできるストリップまた
は生成物溶液を与える。
対イオンはH+である。第1cT膜からの、1種の金属
イオンが減少した残留物を第2CT膜に供給し、これに
よって溶液中の他の金属イオンを同様の機構によって減
少させる。第2CT膜からの、両金属イオンの減少し、
これにより溶質に乏しい残留物を、適当なRO膜に供給
して水を除去し、残留する金属イオンをRO残留物に濃
縮し、次いでこの残留物をプロセス流と合せて他の分離
サイクルなどについての供給流を形成する。
第12b−12f図は第12a図に示しているハイブリ
ッド分離システムの他の可能な変形例を含んでおり、こ
の場合、指示している溶質−または溶剤一に乏しい残留
物は種々の選択膜分離について作られる供給流および再
循環供給流を含んでいる。
第12a〜12f図に示しているハイブリッド システ
ムは上述する他のシステムにおけると同様の利点を有し
ている。
第13a−13f図は本発明における他の例のハイブリ
ッド分離システムを示しており、この場合ROを2つの
MC一タイプの溶質除去プロセスと組合せて2種の有機
溶剤、例えばフェノールおよびピリジンから水を溶剤か
ら分離している。
第13a図において、最初に有機溶質を有する水を含む
供給流を第IMC一タイプの分離器の供給側に供給し、
膜の透過側に水不混和性有機生成物またはストリップ溶
液を与えて、MC一タイプの分離器に関連して上述する
と実質的に同じ機構によって流れから1種の有機溶質を
減少させる。第IMCからの残留物を第2Meに供給し
て、同様の手段によって流れから他の有機溶質を減少さ
せる。第2MC分離器からの両有機溶質についての減少
した残留物を適当なRO膜に供給して水を除去し、これ
によってRO残留物に残留する汚染物を濃縮し、更にこ
の残留物をプロセス流と合せて他のサイクルについての
供給流を形成する。
第13b−13f図は第13a図に示しているハイブリ
ッド分離システムの他の可能な変形例を含んでおりこの
場合、指示している溶質一または溶剤一に乏しい残留物
は種々の選択膜分離について作られる供給流および再循
環供給流を含んでいる。また、第13a〜13f図に示
しているハイブリッドシステムは上述するハイブリッド
 システムにおけると同様の利点を有する。
第14aおよび14b図は本発明における2つの追加の
例を示しており、この場合2つの異なるPvap−タイ
プの分離器を用いて溶剤および溶質、例えば水およびア
ルコールのそれぞれを分離するようにしている。第14
a図において、水/アルコール供給流を最初にアルコー
ルに対して選択するPvap分離器に供給する。次いで
、このPvap分離器からのアルコールの減少した流れ
を供給流として水に対して選択する第2 Pvap分離
器に向ける。次いで、第2Pvap分離器からの残留物
をプロセス流と合せて他の分離サイクルなどについての
供給流を形成する。第14b図は第14a図に示してい
る再循環流の逆の状態を示しており、すなわち、第I 
Pvap溶剤除去プロセスの水の減少した部分は第2 
Pvapアルコール除去プロセスについての供給流を含
んでおり、第2 Pvapプロセスのアルコールに乏し
い部分を溶剤除去プロセスへの供給流と合せる。上述す
るハイブリッド システムの場合のように、このシステ
ムは、高い供給流濃度の高い流束を与えると共に、同時
に1つより、むしろ2つのPvap膜表面積を調整する
能力を与える大きい適用性を与えることによって、2つ
の膜を極めて効果的に作用するようにする。
第15aおよび15b図は、PvapおよびSLMを組
合せて有機溶質、例えば《えん酸から水を溶剤として除
去する本発明における他のハイブリッド分離システムを
示している。水/くえん酸供給流は第15a図に示して
いるように、この供給流を、水を選択的に透過するPv
ap膜に供給し、供給流か溶剤に少なくなる。次いで、
Pvap残留物をSLM一タイプの分離器に供給し、こ
れに有機溶質を選択的に抽出する溶剤を与え、更に膜の
透過側で溶質を遊離するストリッピング流れを与え、こ
れによって流れか溶質に少なくなる。次いで、溶質に乏
しいSLM残留物をプロセス流と合せて他の分離サイク
ルなどについての供給流を形成する。第15b図は第1
5a図に示しているシステムの逆の状態を示しており、
この場合2つの分離プロセスは再循環流の部分であり、
この場合SLM溶質除去プロセスの溶質に乏しい部分は
溶剤除去Pvapプロセスについての供給流を含んでお
り、溶剤に乏しいPvap残留物をプロセス流と合せて
SLM溶質除去プロセスへの供給流を形成する。上述す
ると同じ利点をこのハイブリッド システムにおいても
得ることができる。
第16aおよび16b図は本発明における他の例のハイ
ブリッド分離プロセスを示しており、PvapおよびM
C分離プロセスを組合せて有機溶剤、例えばくえん酸か
ら、例えば水を溶剤として分離する。
第16a図に示しているように、最初に供給流を水を選
択的に除去するPvap膜に供給する。次いて、溶剤の
減少したPvap残留物を膜コンダクターの供給側に供
給し、その透過側にくえん酸を選択的に抽出することの
できる液体抽出剤を与える。次いて、くえん酸MC残留
物をプロセス流と合せて他の分離サイクルなどについて
の供給流を形成する。
第16b図は第16a図に示す分離プロセスとは逆の状
態のプロセスを示している。両ハイブリッドシステムは
上述するハイブリッド システムについてと同じ利点を
得ることができる。
第17aおよび17b図は本発明における他の例のハイ
ブリッド分離システムを示しており、膜蒸留(MD)を
CTと組合せてゆすぎ水から金属イオン(M+)を分離
および回収するようにする。金属イオン水性供給流は第
17a図に示すように、供給流を、最初にCT膜に供給
し、この膜にM+一特異的錯化剤を与え、その透過側に
ストリップまたは生成物溶液を与えて金属イオン錯体を
生成物溶液に遊離させる。対イオンはHゝである。金属
イオンが減少したCT残留物をMD分離ユニットに供給
して水蒸気を選択的に透過し、これによりMD残留物に
おける残留金属イオンを濃縮し、次いて残留物における
濃縮金属イオンをプロセス流と合せて他の分離サイクル
の供給流を形成する。第17b図は第f7a図に示して
いるハイブリッド システムの逆の状態を示している。
両システムは上述すると同じ利点を達成する。
関係する溶質の除去と結合した循環ストリップまたは生
成物溶液を示す上述において例示する各ハイブリッド分
離システムは、本発明のプロセスを実施する好ましい方
法を単に示している。それ故、充填塔、噴霧塔、流動床
などのような化学種を液体と接触する技術において知ら
れている。例えば接触ストリップまたは生成物溶液の処
理と結合する任意の方法は本発明のプロセスにおいて用
いることができる。
また、本発明において有用な特定の膜の選択は本明細書
に特に記載している膜に制限されるものでなく、むしろ
適用する上述する特定の分離と両立できるかぎり、特定
の成分プロセスに利用される任意の膜を含めることがで
きる。
表Iは、本発明を実施するのに適当な膜の例を列挙して
いる。表■は、普通の産業排水を含む供給流について確
立する分離を包含する。後述する例に記載するハイブリ
ッド分離システムの概要を示しており、また表■は後述
する例において用い膜についての明細の概要を示してい
る。これらの表においてrNA」は適用できないことを
意味し、またrunkJは知られていないこと、または
利用できないことを意味している。
後述する例において、圧力を規定しているか、単位はゲ
ージ圧より絶対圧である。
二口 ;遺 三 年Jll1 ギー ρ ε 是 次に本発明を例について添付図を参照して説明する。
例  1 本発明におけるハイブリッドRO/Pvap分離システ
ムを第18a図に示しており、このシステムにおいてR
O膜としては約120 a{のデサル(Desal) 
 lおよびPvap膜としては約200 0rlのべバ
ックス(Pebax)3533を用いた。水性フェノー
ル供給流は500 ppmの初期フェノール濃度および
pH9を有し、45゜Cてあった。また、第18a図に
は、定常状態で示す点において測定したシステムの種々
の流のフェノール濃度、流速、および供給および透過圧
を示している。第18a図から明らかなように、ハイブ
リッド システムは28.000 ppm  のフェノ
ール濃度を有する濃縮流および150 ppmのフェノ
ール濃度を有する稀薄流を生成した。
ハイブリッド システムの性能をその構成部分プロセス
と比較して、先づ同じRO膜を同じ条件下で、第18b
図に示すように供給一流出形式(feedand −b
leed mode)で操作した。清浄流(RO透過物
)の流出速度を、ハイブリッド システムRO透過物の
フェノール濃度とマッチするように、稀薄流(RO透過
物)のフェノール濃度に調整した。第18b図に示すデ
ータは、ハイブリッド プロセスによって生じる28.
000 ppm  m縮流と比較して、ROプロセスだ
けでは1300 ppmだけのフェノールを含有する濃
縮フェノール流を生ずることを示している。
それ故、本発明におけるハイブリッド プロセスはRO
プロセスだけの場合より効率的にフェノールを濃縮して
いる。次いで、Pvap分離構成部分プロセスを同じ条
件下で、第18c図に示すように供給一流出形式で同じ
供給流について操作した。稀薄流の流出速度を150 
ppmのフェノール濃度に、またはハイブリッド シス
テムにおける稀薄流のフェノール濃度と同様に調整した
。第18c図に示しているデータは、Pvapプロセス
だけでは、本発明におけるハイブリッド システムのフ
ェノール濃度より低い2900 ppmより以上のフェ
ノール濃度を有する濃縮流を生成できないことを示して
いる。
例2 ROおよびSLMを組合せる本発明のハイブリッド分離
システムをアルファ−およびベーター酸を含有するホッ
プ抽出物からベーター酸の回収に用いた。RO膜は3.
7m2の組合せ膜面積についてのSW−302521モ
ジュールからなる。液体支持膜は「イソバルV J (
c+a〜C.側鎖イソパラフィン;テキサス州.ヒュー
ストンのエクソン社で製造および販売している)を充満
した3.7m’の表面積を有するセルがー} (Sel
gard) X 20モジュールを用いた。
ホップ抽出物供給流のpHおよび温度はそれぞれ9およ
び55゜Cにした。第19a図のデータは、液体支持膜
を通る流束か上述する条件下において3.6kg / 
m 2一日であること、およびハイブリッド システム
では11,550 ppm  のベーター酸を含有する
濃縮流を生成し、稀薄流にはベーターおよびアルファ−
酸か検出されなかったことを示している。
比較の目的のために、第19b図に示すように同じSL
Mを同じ条件下で類似する供給流を用いて操作を行った
。第19b図に示すデータから明らかなように、ハイブ
リッド システムの流束より小さいただ0.3 kg/
m”一日の流束が得られると共に、ただ3980 pp
mのベーター酸濃度を有する濃縮流および2300 p
pmのベーター酸を含有する稀薄流を生成している。R
O単独では、RO膜がアルファ一酸に対してベーター酸
を選択できないから、望ましい分離を行うのに用いるこ
とができない。
例3 ROおよびCTを組合せる本発明のハイブリッド分離シ
ステムを、クロムめっきゆすぎ流からクロムを重クロム
酸塩の形態で回収するのに用いた。このシステムを第2
0a図に示しており、第20a図には定常操作でのシス
テムの種々の点における濃度、流速、RO供給圧および
pHを示している。RO膜はlOl2のSW−30螺旋
巻き膜モジュールからなり、CT膜は規格値を有し、か
つ表■に示す液体抽出剤で充満した14m”のポリスル
ホン中空繊維からなる。CT共イオンはH+である。C
T膜の透過側には0、IMのNaOHを含むpH13の
生成物またはストリップ溶液を接触させるようにした。
RO膜は1018kg/m2一日の水の流束、および5
616kPaの供給圧において9896の重クロム酸塩
は拒否率を有するようにした。また、CT膜は1. 3
4g /m”一日一ppmの流求を有するようにした。
第20a図から明らかなように、本発明におけるハイブ
リッド システムによって濃縮流に50,000 pp
mの重クロム酸塩イオンおよび稀薄流に1 ppmの重
クロム酸塩を分離していることかわかる。
比較の目的のために、第20b図に示すように同じ供給
流を同じ条件下でRO単独処理した。この場合、RO単
独処理では同じ分離割合を得ることかできない。第20
c図では、35m2のCT膜表面積を有する以外は、同
じ条件下で同じ供給流を処理するCT単独処理を示して
いる。同じ分離割合を達成しているけれとも、ハイブリ
ッド システムによって要求される膜表面積と比べてほ
ぼ70%以上の膜表面債か要求されている。CT単独お
よび同じ膜表面潰(14m2) (図に示していない)
を用いる場合には、50.000 ppm重クロム酸塩
濃度を濃縮流において達成できるけれども、15 pp
mの稀薄流濃度しか得ることかできない。
例4 ROおよび膜コンタクターを組合せた本発明によるハイ
ブリッド分離システムを、硫酸ニッケルとして9000
 ppmのニッケル(I[)および硫酸亜鉛として25
0 ppmの亜鉛を含有する溶解スラッジから亜鉛(f
f)イオンを分離するのに用いた。亜鉛(II)の濃度
か≦25 ppmである場合にては、ニッケル(II)
は亜鉛(II)のみによる混合物において工業用価値を
有するけれども、分離目標は≦25ppm亜鉛(II)
より出来るだけ高いニッケル(II)分離を達成するよ
うにした。このシステムを第21a図に示しており、第
21a図には定常状態操作でのシステムの種々の点にお
ける濃度、流束およびRO供給圧を示している。RO膜
はlm2のSW−30膜からなり、膜、コンタクターは
表■に示す水不混和性液体抽出剤を含有する68m2の
モデル(Model)151lの親水性再生セルロース
中空繊維からなる。この例において、抽出剤を再利用す
るようにするのが好ましく、また処分する水溶液に亜鉛
(I[)を移動させるのか好ましい。しかしながら、一
方の水溶液から他方の水溶液に抽出することは、水溶液
か混和することから不可能である。それ故、亜鉛(II
)を、先づ表■に示す水不混和性抽出溶液に抽出し、次
いで水溶液に戻すようにする。この水不混和一水抽出は
ストリップ水性溶液と抽出溶液との間の水素イオン濃度
の差によって進行する。
2つの膜コンタクターの合せた全表面積は68m2であ
る。低いpHのストリップ水溶液は表■に示している。
RO膜は例3に記載すると同じ水の流束および供給圧、
並びに99%の亜鉛(II)およびニッケル(n)拒否
率を有し、また膜コンタクターを通過する亜鉛(I[)
流束は濃度範囲について7.2g/m”dてあった。ハ
イブリッド システムでは、50, 000ppmのニ
ッケル(IF)の分離をRO流出一濃縮流における25
 1)l)mの亜鉛(■)、稀薄流における<ippm
の亜鉛(II)および198 1)pmのニッケル(■
)、およびMC濃縮流におけるto, OOOppmの
亜鉛( I[)の分離と共に達成した。
比較の目的のために、第21b図に示すように同じ供給
流をRO膜だけで処理した場合には、濃縮流の亜鉛(I
I)濃度が高い(4850 ppm)ことから、有効な
ニッケル(It)濃縮流分離を達成することができなか
った。第21c図は、同じ供給流を同じ条件下で、同じ
膜表面積(68 m2)を有するMC膜だけによる処理
を示しており、この処理においては満足な分離を達成す
るニッケル(II) a度は得られていない。
例5 RO. SLMおよび透析蒸発を組合せる本発明による
ハイブリッド分離システムを、エタノールおよびくえん
酸の2成分、およびグルコースを含有する水性発酵ブイ
ヨンからエタノールおよびくえん酸を分離するのに用い
た。このシステムを第22a図に示しており、第22a
図には定常状態基準で測定した種々の点における濃度(
ppm) 、流速およびRO供給圧を示している。RO
膜は例3に記載すると同じ流速および供給圧、9896
のグルコース拒否および7096のエタノール拒否を有
するIm2のSW−30膜からなる。液体支持膜は表■
に示す液体抽出剤徂成物を充満した28m2のセルガー
ド2400膜からなり、この膜の透過側に純粋な水スト
リップ溶液、およびくえん酸流束を与え、このくえん酸
流束は供給およびストリップ溶液の両溶液のくえん酸濃
度、およびl00のグルコースに優先するくえん酸の選
択性に影響する。透析蒸発膜は0.009 g/m”−
d−ppmのエタノール透過性および45.9の水に優
先するエタノールの分離ファクターを有する!7m2の
F−7HdFDAグラフト重合体膜からなる。第22a
図に示すように、519,000 ppmのエタノール
および30. oooppmのくえん酸(純度99%)
をハイブリッド システムによって分離した。
比較の目的のために、同じ供給流を第22b図に示すよ
うにRO膜だけで、および第22c図に示すようにSL
MおよびPvap膜の組合せで処理した。第22b図に
示すように、ハイブリッド システムの《えん酸分離か
回収された量の観点から優れているけれとも、RO処理
単独による回収では純度を実質的に低下(20 96に
)する負担を受けることになる。
これは主としてRO膜がグルコースをくえん酸から分離
する能力かないことによるものである。また、第22b
図から明らかなように、RO処理単独ではハイブリッド
 システムによって達成したメタノール分離のlO分の
1でさえも達成できないことがわかる。第22c図に示
すように、この第22c図に示すシステムでは第22a
図に示しているハイブリッド システムにおけると同じ
SLMおよびPvap膜の組合せを示しているか、この
システムでは比較的に低い濃度のくえん酸およびエタノ
ールの濃縮流しか得られていない。
例6 RO. CTおよびSLMを組合せる本発明におけるハ
イブリッド分離システムを、第23a図に示すように産
業排水流からフェノールおよび重クロム酸塩を回収する
のに用いた。この第23a図には定常状態で測定したシ
ステムの種々の゛点における濃度、流速およびRO圧を
示している。RO膜は例3に示すと同じ水の流束および
供給圧、989石の重クロム酸塩拒否率および95%の
フェノール拒否率を有する10m2のSW−30膜から
なる。CT膜は規格値を有し、表■に示す液体抽出剤で
充満した、1. 34g/m2一日−ppm Cr20
t一透過性を有する14m”のボリスルホン中空繊維か
らなり、このCT膜の透過側に0. 1M NaOHを
含むストリップ流をpH 13で与えた。共イオンはH
+である。SLM−タイプの膜は0. 0093g/m
2一日−ppmのフェノール透過性を有する、表■に示
す183m2の膜からなり、この膜の透過側に0.OI
M KO!{を含むストリップ溶液をpH 12で与え
る。第23a図からハイブリッド システムでは、濃縮
流において50,000 ppmの重クロム酸塩および
20,0.00 ppmのフェノールの、および稀薄流
においてl ppll1の重クロム酸塩および14 1
)l)mのフェノールの分離を達成していることかわか
る。
上述するハイブリッド システムを、第23b図および
第23c図のそれぞれに示すRO膜単独からなる、およ
びCTおよびSLM膜の組合せからなる両システムと比
較した。第23b図から明らかなように、RO単独処理
では重クロム酸塩からのフェノール分離を達成すること
ができない。35m2のCT膜面積および3846m2
のSLM膜面漬を用いる第23c図に示すように、所望
の分離はこのシテスムによって達成できるけれども、両
膜については約2倍の膜面積を必要とした。第23a図
のハイブリッド システムにおいて用いると同じ面積の
CTおよびSLM膜を用いる場合には、CTおよびSL
M膜だけの組合せの場合、約1596だけ減少させた両
膜を通す流束ては90 ppmのフェノールおよび15
 ppmの重クロム酸塩の許容できない高い稀薄流濃度
が得られるたけてあった。
例7 第24a図に示すように、種々の定常状態での操作パラ
メータを有するRO. CTおよびPvapを組合せた
本発明によるハイブリッド分離システムを、産業排水か
らトリクロロエタン(TCA)および重クロム酸塩を回
収するのに用いた。RO膜は、例3に示すと同じ流束お
よび供給圧、97%のTCA拒否率および98%の重ク
ロム酸塩拒否率を有する表■に示す44m2のSW−3
0膜からなる。CT膜は表■に示す70 m2の膜から
なるが、ただしこの膜は1.34 g/m2一日一pp
mの重クロム酸塩透過性を有し、かつ透過側0. 1 
M NaOHの再循環生成溶液をpH 13で与えるよ
うにした。共イオンはH+である。Pvap膜は0. 
l16g/m2一日一ppm TCAのTCA透過性お
よび30の水に優先するTCAの濃縮ファクターを有す
る表■に示す1333 m2の膜からなる。第24a図
に示すように、ハイブリッド システムではその濃縮流
において50.000 ppmの重クロム酸塩および9
968 ppbのTCAを、およびその稀薄流において
1 ppmの重クロム酸塩および5 1)pbのTCA
を分離できることを示している。
比較の目的のために、RO単独処理からなるシステム、
およびCTおよびPvapの組合せ処理からなるシステ
ムを、それぞれ第24b図および第24c図に示してい
る。第24b図から明らかなように、RO単独処理では
、わずかに955 ppmの重クロム酸塩濃度を有する
濃縮流および5 ppm重クロム酸塩および74 1)
l)bのTCAの濃度を有する稀薄流か得られるか、ハ
イブリッド システムにおけると同程度の分離を達成す
ることができない。第24c図はCTおよびPvapの
それぞれについて180 m”および2283m2の膜
面積で操作するシステムを示しており、このシステムは
4回の分離のうち3回についてはハイブリッド システ
ムと同様の分離能力を示したけれとも、ほぼ2倍の膜表
面積を必要とした。図面に示していないか、RO処理を
含まない第24a図に示すハイブリッド システムと同
じCTおよびPvapを用いる場合には、ほぼ同じTC
A濃度を濃縮流に達成するけれども(9090 I)p
b)稀薄流における溶質濃度は許容できない高濃度(6
0 ppb TCAおよび17ppm重クロム酸塩)で
あった。
例  8 RO,透析蒸発および膜コンタクターの組合せの本発明
におけるハイブリッド分離システムを、N−アセチルー
フエニルアラニン エチルエステルの合成により生成し
た、それぞれ10,000 ppmのアルファーキモト
リプシン(ACT), N−アセチルアミン(NAA)
 .エタノーノ堕EtOH)およびりん酸カリウム緩衝
塩を含有する副生物水溶液からACT, EtOHおよ
びNAAを分離するのに用いた。このハイブリッドシス
テムは第25a図に示しており、この図にはシステムの
定常状態での操作パラメータを示している。RO膜はN
AA, EtOH,ACTおよび緩衝塩のそれぞれに対
して99.9!%, 70%,99.9%および99.
5%の拒否率を有する例2に示すSW−30膜(lmつ
からなる。透析蒸発膜は0.009 g/m2−d−p
pmのEtOH透過性および水に対するEtOHの45
.9の分離ファクターを有するEtOHに対して選択す
るF−7 HdFDAグラフト化膜(26 m”)から
なる。膜コンコクターは0. 147g/ m2一日一
ppmのACT透過性を有するセルガード×20膜(6
.5mりからなり、この透過側に水不混和性液体ジオク
チルジスルホサクシネート(AOT)とオクタンの混合
物を含む生成物またはストリップ溶液を供給した。第2
5a図に示すように、ハイブリッド システムでは80
5, 170 ppmのBtOH.200.000 p
pmのACTおよび111,840 ppmのNAAを
含有する濃縮流、および210 ppmの塩を含有する
稀薄流を生成した。ACTは、他の抽出処理を必要とせ
ずに生成物またはストリップ溶液に用いることかできる
。ハイブリッド システムはNAA分離のACT上流を
除去するために、NAAは、この酸処理により任意の有
意IのACTを変性することなく、流れのpHを2に調
整することによって純粋状態でその濃縮流から沈殿させ
ることができる( NAA濃縮流はただ4300 pp
mのACTを含有する)。
比較の目的のために、同じ供給流をRO膜だけにより、
および透析蒸発および膜コンタクターの組合せにより処
理した。これらのシステムを、それぞれ第25b図およ
び第25c図に示す。第25b図から明らかなように、
RO単独処理ではハイブリッドシステムにおいて生成す
る3種の濃縮流を生成することができない。第25c図
の組合せシステムは実質的に大きくした膜面積(Pva
p膜:66 m2およびMC膜:31l′I12)を用
いているか、ただ263.000 pprnのEt01
1および10,300 ppmのNAAみを含有する濃
縮流を分離するだけである。第25a図に示すハイブリ
ッド システムにおいて用いると同じ膜面積のPvap
およびMe膜を用いるが、しかしRO処理を用いない場
合(図面に示していない)には、200. 000pp
mのACT.294.OOO ppmのEtOHおよび
10, 100ppmのNAAの濃度が得られた。
例9 RO, SLMおよびMCを組合せた本発明におけるハ
イブリッド分離システムを、水性合成燃料濃縮物流を含
む供給流からフェノールおよびピリジンを分離するのに
用いた。このシステムは第26a図に示しており、この
図にはシステムの定常状態での操作パラメータを示して
いる。RO膜は5616 kPaにおいて1018kg
/m2一日の水の流束、およびフェノールおよびビリジ
ンの両者についての9596の拒否率を有する10 m
2のSW−30膜からなる。SLM分離器についての膜
は例2におけると同じセルガード×20膜からなり、0
.0093 g/m2一日一ppmのフェノール透過性
を有している。膜コンタクター分離ユニットについての
膜材料はSLMに用いたと同じセルガード膜(全体で6
.4m2)からなり、かつ3. 4g/m”日一ppm
のピリジン透過性を有し、その透過側にクロロホルムを
含む生成物またはストリップ溶液を供給する。この例に
ついての所望の生成物は水1容液中のピリジンであり、
このビリジンはクロロホルムから分離する必要かあり、
この場合ビリジンはクロホルムから水性濃縮流に抽出す
るための推進力として、低いpH(1)で他のλ{C膜
を用いた。
上述するハイブリッド システムでは20,000 p
pmのフェノールおよび1,200 ppmのピリジン
を含有する濃縮流、および20 1)pmのフェノール
および10ppmのピリジンの濃度の稀薄流を生成した
比較の目的のために、同じ供給流をハイブリッド シス
テムのRO構成部分だけで、およびハイブリッド シス
テムのSLMおよびMCだけの組合せて処理した。これ
らのシステムをそれぞれ第26b図および第26c図に
示している。第26b図に示すように、RO単独処理で
は、特に稀薄流における溶質濃度に関して、ハイブリッ
ド システムの分離に相当するように実施することかで
きない。同様に、第26c図に示すように、このシステ
ムでは膜表面積を著しく高めるているけれども、ハイブ
リッドシステムにおけると同程度のピリジンについての
分離は得られていない。第26a図に示すシステムにお
けると同じ表面積のSLMおよびMC膜を用いる場合、
すなわち、2構成部分SLMおよびMCシステムだけの
場合では、フェノールについての分離は第26a図のシ
ステムと同程度の分離が得られるけれとも、濃縮流にお
いては750 ppmのビリジン濃度しか得られていな
い。
例IO RO, CTおよびMCを組合せた本発明におけるハイ
ブリソド分離システムを、第27a図に示すように、産
業排水からフェノールおよび重クロム酸塩の回収に用い
た。ROおよびCT膜は例6において用いていると同じ
膜からなり、また膜コンタクターの膜は例6におけるS
LMについて用いると同じ膜材料からなる。この例にお
いての所望の生成物は水溶液中のフェノールであり、こ
のフェノールは「イソパルV」抽出溶液から分離する必
要があり、この場合フェノールを「イソパル■」から水
性フェノール濃縮流に移動させる推進力として高いpH
(l2)による他のMC膜を用いた。RO膜面積を10
m”にし、CT膜面積を14 m2にし、また2つの膜
コンタクターの合せた膜面積を4291m2にした。C
T膜の供給側を1以下のpl1に維持し、透過側をO.
 IM NaO}l生成物またはストリップ溶液と接触
させることによってpH 13に維持した。膜コンタク
ターの供給側をpH6.5に維持し、またその透過側を
0.OIM KO}lのストリップ溶液と接触させるこ
とによって吐12に維持した。第27a図に示すように
、ハイブリッド システムでは50.000 ppmの
重クロム酸塩および20,000 ppmのフェノール
の濃度を有する濃縮流、および1 ppmの重クロム酸
塩および14ppmのフェノールの濃度を有する稀薄流
を生成した。
比較の目的のために、同じ供給液をRO単独で、および
CTおよびMCだけの組合せて処理するシステムを第2
7b図および第27c図のそれぞれに示している。第2
7b図に示すように、RO単独による処理では、同じ膜
表面積を用いるRO膜により達成される稀薄流中のフェ
ノールおよび重クロム酸塩の最小可能な濃度が、それぞ
れ73 ppmおよび6 ppmであるから、第27a
図のハイブリッド システムと同程度の分離を達成する
ことかできない。第27c図は、ハイブリッド システ
ムにおけると同程度の分離を達成するためには2倍以上
のCT膜面積およびほほ3倍のλ{C膜面積か必要とな
ることを示している。第27a図のハイブリッド シス
テムにおいて用いていると同じCTおよびMC膜面積を
用いるか、しかしRO処理を用いない場合(図に示して
いない)には、それぞれ90 ppmおよび15 pp
mの許容できない程度に高いフェノールおよび重クロム
酸塩濃度を生ずると共に、流束か約15%の程度まで低
下した。
例11 ROおよび2つのSLMを組合せた本発明におけるハイ
ブリッド分離システムを、水性合成燃料濃縮物流からフ
ェノールおよびピリジンを分離するのに用いた。このシ
ステムを第28a図に示す。この図には上述するように
種々の定常状態での操作パラメータを示している。RO
膜は例3に記載すると同じ膜(to m”)からなり、
95%のピリジンおよびフェノール拒否率を有する。2
つの液体支持膜は例2に記載すると同じタイプの膜から
なり、第1の膜は2140 m2の面積および第2の膜
は3. 2m”の面積を有する。第1の液体支持膜には
例2に記載すると同様に「イソバル■」を充満させ、第
2の膜にはクロロホルムを充満させた。また、第1の膜
は0.0093 g/m2−日一ppmのフェノール透
過性を有し、第2の膜は3. 4g/m2一日一ppm
のピリジン透過性を有する。第lのSLMにおける生成
物またはストリップ溶液はO.OIM KOHで、pH
12に維持するようにし、第2のSLMにおける生成物
またはストリップ溶液は1、OM Il2SO4で、p
H<1に維持するようにする。ハイブリッド システム
ではその濃縮流に20,000 ppmのフェノールお
よび1200 ppmのピリジン、およびその稀薄流に
20 ppmのフェノールおよび10 ppmのピリジ
ンを分離した。
比較の目的のために、同じ供給流を同じRO膜でおよび
2つのSLM一タイプ膜の同じ組合せて処理するシステ
ムを、それぞれ第28b図および第28c図に示す。第
28b図に示すように、第28a図のハイブリッジ シ
ステムと同じ膜面積を有するRO単独処理では稀薄流に
おけるフェノールおよびピリジンの濃度が、それぞれ1
46 ppmおよび73 ppmであった。また、第2
8c図に示すように、2つのSLM組合せ処理では濃縮
流において第28a図のシステムと同程度のフェノール
分離が得られているが、この場合には両SLM膜面積を
実質的に大きくする必要かある。しかし、このように表
面積を大きくしても、濃縮流におけるビリジンの分離は
750 ppmたけてあった。また、第28a図のハイ
ブリッドンステムに用いたと同じ大きさの同じ2つのS
LM膜を用いるか、しかしRO処理を用いない場合(図
に示していない)には、20,000 ppmのフェノ
ール濃度を得たか、フェノールの全分離量はハイブリッ
ド システムによる分離量の9%にすぎず、濃縮流にお
いて得られる最大のビリジン濃度は750ppmにすぎ
ないと共に、稀薄流濃度は望ましくない程度に高かった
(116 ppmフェノールおよび56ppmピリジン
)。
例l2 ROおよび2つのCTを組合せた本発明におけるハイブ
リッド分離システムを、第29a図に示すように銅(I
I)および重クロム酸塩イオンを水性めっきスラッジか
ら回収するのに用いた。この図には種々の定常状態での
操作パラメータを示している。
RO膜は例3に記載すると同じ膜(10 m2)からな
り、99%の銅(II)拒否率を有する。第lのCT膜
はセノレガード×20膜(181m2)からなり、0.
 16g/m2一日−ppmの銅(IF)透過性を有す
る。第2のCT膜は表■に示す膜(23m2)からなり
、1. 34g/m2一日一ppmの重クロム酸塩透過
性を有する。ハイブリッド システムではその濃縮流に
おいてそれぞれ50, 000ppmの重クロム酸塩お
よび銅(I[)イオンを回収すると共に、これらの両イ
オンはその稀薄流においてi ppmか除去されたにす
ぎなかった。
比較の目的のために、同じ供給流をRO単独で、および
2つのCT組合せで処理したシステムを、それぞれ第2
9b図および第29c図に示す。第29b図に示すよう
よ、RO単独処理では濃縮流において第29a図のハイ
ブリッド システムの場合と同程度の分離を達成できず
、しかも稀薄流濃度は18 ppmの重クロム酸塩およ
び16 1)9mの銅(II)であった。
また、第29c図に示すように、このシステムでは第2
9a図のハイブリッド システムの場合と同程度の分離
を達成できるけれとも、約2倍の両CT膜表面積を必要
としている。第29a図のハイブリッド システムに用
いたと同じ膜表面積を有する同じ2つのCT膜を用いる
場合(図に示していない)には、許容できない高濃度の
重クロム酸塩(14 pl)m)および銅(II)を含
有する稀薄流か生じた。
例l3 ROおよび2つの膜コンタクターの組合せの本発明にお
けるハイブリッジ分離システムを、第30a図に示すよ
うにフェノールおよびピリジンを水性合成燃料濃縮物流
から分離するのに用いた。第30a図は定常状態で測定
するように種々の操作パラメータを示している。RO膜
の例1lに記載すると同じ膜からなり、かつ同じ流束お
よび拒否率を有する。
2つのMC一タイプの分離器は例9および10に記載す
ると同じ膜を用い、2組の膜コンタクターの各第1の膜
の透過側に液体抽出剤を接触させ、生成物またはストリ
ップ溶液を2組の膜コンタクターの各第2の膜の透過側
に接触させた。第1の膜コンタクターにおける水性生成
物についての全膜面積を4621m2に、また第2の膜
コンタクターにおける全膜面積を6.4m2にした。上
記ハイブリッドシステムではその濃縮流において20.
000 ppmのフェノールおよび1200ppmのビ
リジンを、およびその稀薄流において20 ppmのフ
ェノールおよびlOppmのピリジンを分離した。
比較の目的のために、同じ供給流を同じRO単独によっ
て、および同じ膜コンタクターのみの組合せによって処
理するシステムを、それぞれ第30b図および第30c
図に示す。第30tl図に示すように、第30a図のハ
イブリッド システムの場合と同じ膜面積によって得る
ことのできる、稀薄流におけるフェノールおよびビリジ
ンの最低濃度は、それぞれ146 ppmおよび72 
ppmである。また、第30c図に示すように、実質的
に同じ分離か2つの膜コンタクターのみの組合せによっ
て得られるけれとも、第1組の膜コンタクターにおいて
、ほぼ2倍の膜表面積を必要とし、また第2組の膜フン
タクターにおいて、ほぼ3倍の膜表面を必要としている
。第30a図のハイブリッド システムに用いた同じ膜
表面積を有する同じ2つの膜コンタクターのみを用いる
場合(図に示していない)には、フェノール(116 
1)pm)およびピリジン(56 ppm)の許容でき
ない高い濃度を有する稀薄流を生じた。
例l4 2つの透析蒸発分離の組合せの本発明におけるハイブリ
ッド分離システムを、種々の金属、および塩の水溶液お
よび約200,000 ppmのエタノール(EtOH
)を含有する冷凍ブラインからエタノールを回収するの
に用いた。このシステムを第31a図に示しており、こ
の図には定常状態での操作パラメータを示している。第
1の透析蒸発膜は0. 009g/ m 2一日一pp
mのlEtO}1透過性および45.9の水に優先する
EtOHの分離ファクターを有する328 m2のF−
7}1dFl)A膜からなる。水の除去に特異な第2の
透析蒸発膜は0. 103g/m2一日一ppmの水透
過性および52のEtOHに優先する水の分離ファクタ
ーを有する73m2のg−AAm−AA−NaH膜から
なる。上記ハイブリッドシステムではその濃縮流におい
て955,000 ppmのEtOH濃度および稀薄流
において17,000 ppmのEtOI{濃度を得た
比較の目的のために、同じ供給流を2つの同じ透析蒸発
膜をそれぞれ別々に同じ膜表面積で処理した。これらの
システムを、それぞれ第31b図および第31c図に示
している。これらの図から明らかなように、ハイブリッ
ド システムにおけると同程度の分離は個々の分離膜で
は得ることかできない。
例l5 SLMおよびPvapの組合せの本発明におけるハイブ
リッド分離システムを、それぞれto,ooo ppm
のくえん酸およびグルコースを含有する水性発酵ブイヨ
ンから高純度のくえん酸を回収するのに用いた。このシ
ステムを第32a図に示し、またこの図には定常状態で
の操作パラメータを示している。
透析蒸発膜は9 6 kg /m ”一日の水の流束お
よび10の分離ファクターを有する、《えん酸に侵先す
る水に特異な陽イオン交換膜ネオセブタCM−1(6.
8 m2)からなる。液体支持膜はグルコースに優先す
るくえん酸に特異な表■に示すタイプの膜( 3 m2
)からなり、かつ供給およびストリップ溶液におけるく
えん酸濃度に影響するくえん酸流束および1ooの分離
ファクターを有する。上記ハイブリッド システムでは
9696純度のくえん酸50,000 ppmを有する
濃縮流を生成した。
比較の目的のために、同じ供給流を同じ膜表面積のそれ
ぞれ単独のSLMおよびPvapの分離システムで処理
した。これらの結果を、それぞれ第321)図および第
32c図に示している。これらの結果から、各構成部分
単独で処理する場合には、上述するハイブリッジ シス
テムと同程度の分離は得ることかできなかった。
例16 透析蒸発および膜フンタクターの組合せの本発明おける
ハイブリッド分離システムを、第33a図に示すように
例l5に記載すると同じ分離を行うのに用いた。この第
33a図には定常状態での操作パラメータを示している
。透析蒸発膜は例l5に記載すると同じ膜からなり、ま
た膜コンタクターの膜は全体で2.5m2のオリンHR
C社製の親水性再生セルロース フィルムからなり、l
組の膜コンタクターの第1のコンタクターの透過側に表
■に示すくえん酸液体抽出剤を接触させ、第2のコンタ
クターの透過側に水のストリップ溶液を接触させた。
膜コンタクターの膜は供給およびス1・リップ溶液中の
くえん酸濃度に影響する種々のくえん酸流束およびグル
コースに優先するくえん酸についての100の分離ファ
クターを有する。上述するハイブリッド システムでは
9696純度のくえん酸50, 000ppmを含有す
る濃縮流を生成した。
比較の目的のために、第33b図および第33c図に示
すように、同じ供給流を上述するハイブリッド システ
ムの2つの同じ構成部分を、それぞれ別々に、単独に用
いて処理した。これらの単独でのシステムでは本発明の
ハイブリッド システムにおけると同程度の分離は得る
ことができない。
例l7 膜蒸留および共役輸送の組合せの本発明におけるハイブ
リッド分離システムを、第34a図に示すようにクロム
めっき排出流から重クロム酸塩を回収するのに用いた。
この図には定常状態での操作パラメータを示している。
CT膜はt.34 g/m2一日一ppmの重クロム酸
塩透過性を有する表■に示す1. 6m2のボリスルホ
ン中空繊維膜からなる。膜蒸留分離器についての膜は、
900 ppm重クロム酸塩供給流において240 k
g/m2一日の水の流束および99.9%の重クロム酸
拒否率を有する、表■に示すアキュレル膜(42 m2
)からなる。ハイブリッドシステムではその濃縮流にお
いて50.000 ppmの重クロム酸塩および稀薄流
において0.7ppmの重クロム酸塩を分離した。
比較の目的のために、同じ構成部分CTおよびMDシス
テムを、それぞれ別々に単独で用いて、同じ供給流を第
34b図および第34c図に示すように処理した。いず
れのシステムにおいても、ハイブリッド システムにお
けると同程度の分離を得ることができない。
上述するように、本発明を種々の好適な例について記載
したけれども、本発明は本明細書および特許請求の範囲
の記載を逸脱していかぎり、種々変更を加えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1〜34図はボンブ、弁、熱交換器および冷却器のよ
うな補助装置を省いて示している本発明の実施、および
これに伴う比較の実施の種々の変形システムについての
説明用線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶剤および少なくとも1種の溶質を含有するプロセ
    ス流から、溶剤および溶質を構成部分膜分離に必要とさ
    れるより小さい膜表面積で、または同じ膜表面積を有す
    る構成部分膜分離により得られるより高い分離で除去す
    る膜分離の組合せ方法において、 (a)溶剤に富んだ部分および溶剤に乏しい部分を形成
    し、および逆浸透、ナノフィルトレーション、膜蒸留お
    よび透析蒸発の膜プロセスから選択する溶剤除去プロセ
    スを行つて、溶剤を前記プロセス流から選択的に除去し
    ;(b)溶質に富んだ部分および溶質に乏しい部分を形
    成し、および透析蒸留、液体支持膜、共役輸送および膜
    コンタクターの膜プロセスから選択する少なくとも1つ
    の選択溶質除去プロセスを行って、溶質を前記プロセス
    流から選択的に除去し;および (c)前記溶剤除去プロセスおよび前記選択溶質除去プ
    ロセスを、次のいずれかの関係:(1)選択溶質除去プ
    ロセスの溶質に乏し い部分が溶剤除去プロセスについての供給 流からなり、溶剤除去プロセスの溶剤に乏 しい部分をプロセス流と合わせて選択溶質 除去プロセスへの供給流を形成するように するか、または (2)溶剤除去プロセスの溶剤に乏しい部 分が選択溶質除去プロセスについての供給 流からなり、選択溶質除去プロセスの溶質 に乏しい部分をプロセス流と合わせて溶剤 除去プロセスへの供給流を形成するように するか のいずれかの関係を有する再循環流の一部として行うこ
    とを特徴とする膜分離の組合せ方法。 2、前記溶剤除去プロセスを逆浸透およびナノフィルト
    レーションのプロセスから選択する請求項1記載の方法
    。 3、前記選択溶質除去プロセスが透析蒸発である請求項
    2記載の方法。 4、前記選択溶質除去プロセスが液体支持膜である請求
    項2記載の方法。 5、前記選択溶質除去プロセスが共役輸送である請求項
    2記載の方法。 6、前記選択溶質除去プロセスが膜コンタクターである
    請求項2記載の方法。 7、前記選択溶質除去プロセスが液体支持膜および透析
    蒸発からなる請求項2記載の方法。 8、前記選択溶質除去プロセスが共役輸送および液体支
    持膜からなる請求項2記載の方法。 9、前記選択溶質除去プロセスが共役輸送および透析蒸
    発からなる請求項2記載の方法。 10、前記選択溶質除去プロセスが膜コンタクターおよ
    び透析蒸発からなる請求項2記載の方法。 11、前記選択溶質除去プロセスが膜コンタクターおよ
    び液体支持膜からなる請求項2記載の方法。 12、前記選択溶質除去プロセスが膜コンタクターおよ
    び共役輸送からなる請求項2記載の方法。 13、前記選択溶質除去プロセスが2つの液体支持膜プ
    ロセスからなる請求項2記載の方法。 14、前記選択溶質除去プロセスが2つの共役輸送プロ
    セスからなる請求項2記載の方法。 15、前記選択溶質除去プロセスが2つの膜コンタクタ
    ープロセスからなる請求項2記載の 方法。 16、前記溶剤除去プロセスが透析蒸発である請求項1
    記載の方法。 17、前記選択溶質除去プロセスが透析蒸発である請求
    項16記載の方法。 18、前記選択溶質除去プロセスが液体支持膜である請
    求項16記載の方法。 19、前記選択溶質除去プロセスが膜コンタクターであ
    る請求項16記載の方法。 20、前記溶剤除去プロセスが膜蒸留であり、および前
    記選択溶質除去プロセスが共役輸送である請求項1記載
    の方法。 21、前記溶剤が水であり、および前記溶剤除去プロセ
    スが逆浸透である請求項1記載の方法。 22、前記溶質がフェノールであり、および前記選択溶
    質除去プロセスが透析蒸発である請求項21記載の方法
    。 23、前記溶質がホップベータ酸であり、および前記選
    択溶質除去プロセスが液体支持膜である請求項21記載
    の方法。 24、前記溶質がクロムイオンであり、および前記選択
    溶質除去プロセスが共役輸送である請求項21記載の方
    法。 25、前記溶質が亜鉛イオンであり、および前記選択溶
    質除去プロセスが膜コンタクターである請求項21記載
    の方法。 26、前記溶質がくえん酸およびエタノールであり、お
    よび前記選択溶質除去プロセスが液体支持膜および透析
    蒸発である請求項21記載の方法。 27、前記溶質が重クロム酸塩イオンおよびフェノール
    であり、および前記選択溶質除去プロセスが共役輸送お
    よび液体支持膜である請求項21記載の方法。 28、前記溶質がトリクロロエタンおよびクロムイオン
    であり、および前記選択溶質除去プロセスが共役輸送お
    よび透析蒸発である請求項21記載の方法。 29、前記溶質がエタノールおよびアルファーキモトリ
    プシンであり、および前記選択溶質除去プロセスが透析
    蒸発および膜コンタクターである請求項21記載の方法
    。 30、前記溶質がフェノールおよびピリジンであり、お
    よび前記選択溶質除去プロセスが液体支持膜および膜コ
    ンタクターからなる請求項21記載の方法。 31、前記溶質が重クロム酸塩イオンおよびフェノール
    であり、および前記選択溶質除去プロセスが共役輸送お
    よび膜コンタクターからなる請求項21記載の方法。 32、前記溶質がフェノールおよびピリジンであり、お
    よび前記溶質除去プロセスが2つの液体支持膜プロセス
    からなる請求項21記載の方法。 33、前記溶質が銅イオンおよびクロムイオンであり、
    および前記選択溶質除去プロセスが2つの共役輸送プロ
    セスである請求項21記載の方法。 34、前記溶質がフェノールおよびピリジンであり、お
    よび前記選択溶質除去プロセスが2つの膜コンタクター
    プロセスからなる請求項21記載の方法。 35、前記溶剤が水であり、前記溶剤除去プロセスが透
    析蒸発であり、前記溶質がエタノールであり、および前
    記選択溶質除去プロセスが透析蒸発である請求項1記載
    の方法。 36、前記溶剤が水であり、前記溶剤除去プロセスが透
    析蒸発であり、前記溶質がくえん酸であり、および前記
    選択溶質除去プロセスが液体支持膜である請求項1記載
    の方法。 37、前記溶剤が水であり、前記溶剤除去プロセスが透
    析蒸発であり、前記溶質がくえん酸であり、および前記
    選択溶質除去プロセスが膜コンタクターである請求項1
    記載の方法。 38、前記溶剤が水であり、前記溶剤除去プロセスが膜
    蒸留であり、前記溶質が重クロム酸塩イオンであり、お
    よび前記選択溶質除去プロセスが共役輸送である請求項
    1記載の方法。
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