JPH02291634A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH02291634A JPH02291634A JP11184089A JP11184089A JPH02291634A JP H02291634 A JPH02291634 A JP H02291634A JP 11184089 A JP11184089 A JP 11184089A JP 11184089 A JP11184089 A JP 11184089A JP H02291634 A JPH02291634 A JP H02291634A
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- Japan
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- 230000020169 heat generation Effects 0.000 abstract description 3
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、回路遮断器に係り、特に、トリップ時に操作
ノブとコンタクトアームとを連結するリンク機構が接点
側に屈曲する形式の回路遮断器に関するものである。
ノブとコンタクトアームとを連結するリンク機構が接点
側に屈曲する形式の回路遮断器に関するものである。
従来の技術
リンク機構を利用したこの種の回路遮断器の一例を第5
図乃至第7図に基づいて説明する。まず、固定的に設け
られた固定接点板1に対向させて固定軸2に対して揺動
及び回動自在に取付けられたコンタクトアーム3が設け
られている。このコンタクトアーム3には、前記固定接
点板1に固定された固定接点4に接離する可動接点5が
取付けられている。そして、前記コンタクトアーム3は
、前記固定軸2に嵌合する上方開口の嵌合切欠6を有し
、ねじりばね7により前記コンタクトアーム3は前記可
動接点5側が固定接点4から離れる方向に付勢されてい
る。また、前記コンタクトアーム3の中間部には、前記
固定軸2に平行な連結軸8が設けられている。
図乃至第7図に基づいて説明する。まず、固定的に設け
られた固定接点板1に対向させて固定軸2に対して揺動
及び回動自在に取付けられたコンタクトアーム3が設け
られている。このコンタクトアーム3には、前記固定接
点板1に固定された固定接点4に接離する可動接点5が
取付けられている。そして、前記コンタクトアーム3は
、前記固定軸2に嵌合する上方開口の嵌合切欠6を有し
、ねじりばね7により前記コンタクトアーム3は前記可
動接点5側が固定接点4から離れる方向に付勢されてい
る。また、前記コンタクトアーム3の中間部には、前記
固定軸2に平行な連結軸8が設けられている。
しかして、図面には一個のコンタクトアーム3しか図示
しないが、例えば、単相三線方式の電源線に使用する回
路遮断器である場合には、紙面に対して直交する方向に
三個並設されている。すなわち、活電線用に二個、中性
線用に一個のコンタクトアーム3が設けられ、前記連結
輔8は三個のコンタクトアーム3を連結している。
しないが、例えば、単相三線方式の電源線に使用する回
路遮断器である場合には、紙面に対して直交する方向に
三個並設されている。すなわち、活電線用に二個、中性
線用に一個のコンタクトアーム3が設けられ、前記連結
輔8は三個のコンタクトアーム3を連結している。
ついで、上方には支軸9が設けられ、この支軸9には上
方へ突出する操作つまみ10を有する操作ノブ11が回
動自在に取付けられている。この操作ノブ11は、図示
しないねじりばねによりオフ方向(図示のものでは右回
転方向)に付勢されている。そして、前記操作ノブ11
には、上方から見て中央に位置する前記コンタクトアー
ム3の幅よりも幅寸法の大きい突片12が一体的に突出
形成されている。
方へ突出する操作つまみ10を有する操作ノブ11が回
動自在に取付けられている。この操作ノブ11は、図示
しないねじりばねによりオフ方向(図示のものでは右回
転方向)に付勢されている。そして、前記操作ノブ11
には、上方から見て中央に位置する前記コンタクトアー
ム3の幅よりも幅寸法の大きい突片12が一体的に突出
形成されている。
そして、これらの突片12と前記連結軸8とは、第一の
リンク13と第二のリンク14とによる二組のリンク機
構15により連結されている。これらのリンク機構15
を構成する第一の連結ピン16と第二の連結ピン17と
は、二組のリンク機構15を同時に連結するように両方
を貫通した長い軸形状の部材により形成されている。
リンク13と第二のリンク14とによる二組のリンク機
構15により連結されている。これらのリンク機構15
を構成する第一の連結ピン16と第二の連結ピン17と
は、二組のリンク機構15を同時に連結するように両方
を貫通した長い軸形状の部材により形成されている。
つぎに、前記支軸9の近傍に固定軸18が設けられ、こ
の固定軸18には下端に係止突片19が形成された係止
レバー20が回動自在に取付けられている。そして、こ
の係止レバー20の中間部と前記連結ピン17とは、一
個の結合リンク21により連結されている。
の固定軸18には下端に係止突片19が形成された係止
レバー20が回動自在に取付けられている。そして、こ
の係止レバー20の中間部と前記連結ピン17とは、一
個の結合リンク21により連結されている。
また、固定ピン22に前記係止レバー20に係脱する爪
部23を有するロック爪24が図示しないねじりばねに
より係合方向く右回転方向)に付勢されて回動自在に取
付けられている。このロツク爪24の他端には、前記固
定ピン22と平行に設けられた受動軸25が固定されて
いる。
部23を有するロック爪24が図示しないねじりばねに
より係合方向く右回転方向)に付勢されて回動自在に取
付けられている。このロツク爪24の他端には、前記固
定ピン22と平行に設けられた受動軸25が固定されて
いる。
ついで、電源線の通電異常を検出する検出コイル26が
巻回されたオイルダッシュボット27で構成される検出
装置4oにより吸引されるアーマチュア28が離反方向
に付勢されて回動自在に支軸29に取付けられている。
巻回されたオイルダッシュボット27で構成される検出
装置4oにより吸引されるアーマチュア28が離反方向
に付勢されて回動自在に支軸29に取付けられている。
このアーマチュア28の駆動突片30は、前記受動軸2
5に対向させて設けられている。
5に対向させて設けられている。
このような構成において、操作つまみ10を持って操作
ノブ11を左回転方向に動かすとオン状態にセットされ
る。すなわち、操作ノブ11の回動により、第5図に示
すように、第一のリンク13と第二のリンク14とを介
してコンタクトアーム3が下方へ押圧され、固定軸2を
中心として回動してその可動接点5を固定接点板1の固
定接点4に接触させる。そして、この接触時点よりもさ
らに操作ノブ11は回動するため、コンタクトアーム3
は固定接点4と可動接点5との接触部を中心として右回
転方向に回動し、嵌合切欠6部分が下方へ移動する。
ノブ11を左回転方向に動かすとオン状態にセットされ
る。すなわち、操作ノブ11の回動により、第5図に示
すように、第一のリンク13と第二のリンク14とを介
してコンタクトアーム3が下方へ押圧され、固定軸2を
中心として回動してその可動接点5を固定接点板1の固
定接点4に接触させる。そして、この接触時点よりもさ
らに操作ノブ11は回動するため、コンタクトアーム3
は固定接点4と可動接点5との接触部を中心として右回
転方向に回動し、嵌合切欠6部分が下方へ移動する。
リンク機構15のこのような動作により、結合リンク2
1を介して係止レバー20が左回転方向に回動し、ロッ
ク爪24の爪部23に係合してロックされる。すなわち
、リンク機構15に結合された結合リンク21には、左
方向への力が作用しているが、係止レバー20がロック
爪24の爪部23でロックされているため、第5図に示
す位置関係に維持されている。
1を介して係止レバー20が左回転方向に回動し、ロッ
ク爪24の爪部23に係合してロックされる。すなわち
、リンク機構15に結合された結合リンク21には、左
方向への力が作用しているが、係止レバー20がロック
爪24の爪部23でロックされているため、第5図に示
す位置関係に維持されている。
この状態で電源線の通電状態を監視する待機状態となっ
ているが、電源線に異常が発生すると、検出装置40が
働き、磁力が発生する。これにより、アーマチュア28
は吸引され、その駆動突片30がロック爪24の受動軸
25を押圧する。これにより、ロック爪24は左回転方
向に回転し、係止レバー20のロックを解除する。
ているが、電源線に異常が発生すると、検出装置40が
働き、磁力が発生する。これにより、アーマチュア28
は吸引され、その駆動突片30がロック爪24の受動軸
25を押圧する。これにより、ロック爪24は左回転方
向に回転し、係止レバー20のロックを解除する。
このロック解除により、リンク機構15は左方向に屈曲
し、トリップ状態となる。すなわち、第6図に示すよう
に、リンク機構15の連結ピン17の部分が左方向へ大
きく移動してリンクl3とリンク14との連結部分を屈
曲させ、同時にコンタクトアーム3の可動接点5側を上
方へ移動させて固定接点4との接点接触を絶つ。
し、トリップ状態となる。すなわち、第6図に示すよう
に、リンク機構15の連結ピン17の部分が左方向へ大
きく移動してリンクl3とリンク14との連結部分を屈
曲させ、同時にコンタクトアーム3の可動接点5側を上
方へ移動させて固定接点4との接点接触を絶つ。
このようにリンク機措15が変形すると、操作ノブ11
も自由状態となり、第7図に示すように右回転方向に回
転してオフ状態になり、静止する。
も自由状態となり、第7図に示すように右回転方向に回
転してオフ状態になり、静止する。
この過程において、一点鎖線で示すように、トリップ状
態(第6図)からオフ状態に移行する時、連結ピン17
はさらに左下方へ移動してオフ状態の位置に静止する。
態(第6図)からオフ状態に移行する時、連結ピン17
はさらに左下方へ移動してオフ状態の位置に静止する。
発明が解決しようとする課題
オン状態からトリップ状態を経てオフ状態に移行する過
程において、リンク機構15の連結ピン17は左方向へ
移動し、コンタントアーム3は上方へ回動する。そして
、それぞれの可動領域は,スペース的に最小の状態に設
定されている。
程において、リンク機構15の連結ピン17は左方向へ
移動し、コンタントアーム3は上方へ回動する。そして
、それぞれの可動領域は,スペース的に最小の状態に設
定されている。
そこで、オフ方向に移動するコンタクトアーム3がリン
ク機構15の連結ピン17に干渉するのを防ぐためにそ
のコンタクトアーム3の上面部分に逃げ切欠31を形成
している。
ク機構15の連結ピン17に干渉するのを防ぐためにそ
のコンタクトアーム3の上面部分に逃げ切欠31を形成
している。
そのため、コンタクトアーム3の肉厚は、逃げ切欠31
部分で小さくなり,通電容量はこの部分の断面積により
規制されてしまう。したがって,゛通電容量を大きくす
ることができず、通常時の発熱量が大きくなると云う問
題がある。
部分で小さくなり,通電容量はこの部分の断面積により
規制されてしまう。したがって,゛通電容量を大きくす
ることができず、通常時の発熱量が大きくなると云う問
題がある。
また、コンタクトアーム3に逃げ切欠31を形成しなく
てもそのコンタクトアーム3と連結ピンt7とが干渉し
ないようにするためには、コンタクトアーム3の動作量
を小さくすることが考えられる。すなわち、接点ギャッ
プ、を減らすことが考えられる。しかしながら、このよ
うな対策による場合には、遮断時にアークか持続して遮
断時間が長くなり、接点摩耗が激しくて遮断性能が落ち
るという問題がある。
てもそのコンタクトアーム3と連結ピンt7とが干渉し
ないようにするためには、コンタクトアーム3の動作量
を小さくすることが考えられる。すなわち、接点ギャッ
プ、を減らすことが考えられる。しかしながら、このよ
うな対策による場合には、遮断時にアークか持続して遮
断時間が長くなり、接点摩耗が激しくて遮断性能が落ち
るという問題がある。
課題を解決するための手段
固定接点に接離する可動接点を保持する回動自在のコン
タクトアームとオン・オフ間を回動する操作ノブとを互
いに連結ピンにより結合された第一のリンクと第二のリ
ングとによるリンク機構を前記コンタクトアームの両側
に配設した回路遮断器において、前記コンタクトアーム
の両側に位置する前記リンク機構毎に分離して前記連結
ピンを設けた。
タクトアームとオン・オフ間を回動する操作ノブとを互
いに連結ピンにより結合された第一のリンクと第二のリ
ングとによるリンク機構を前記コンタクトアームの両側
に配設した回路遮断器において、前記コンタクトアーム
の両側に位置する前記リンク機構毎に分離して前記連結
ピンを設けた。
作用
コンタクトアームの両側に位置するリンク機構毎に、第
一のリンクと第二のリンクとを連結する連結ピンを分離
して設けていることにより、各々のリンク機構の間は空
間部となり、これにより,接点オフ時にコンタクトアー
ムが連結ピンの軸線を横切る状態になってもそのコンタ
クトアームと連結ピンとの干渉はなくなり、小さなスペ
ース内にトリップ時に屈曲する形式のリンク機構を設け
ても充分に通電容量の大きいコンタクトアームとするこ
とができ、また、充分に大きな接点ギャップを設定する
ことができ、遮断性能がよく、発熱量の少ない回路遮断
器を得ることかできるものである。
一のリンクと第二のリンクとを連結する連結ピンを分離
して設けていることにより、各々のリンク機構の間は空
間部となり、これにより,接点オフ時にコンタクトアー
ムが連結ピンの軸線を横切る状態になってもそのコンタ
クトアームと連結ピンとの干渉はなくなり、小さなスペ
ース内にトリップ時に屈曲する形式のリンク機構を設け
ても充分に通電容量の大きいコンタクトアームとするこ
とができ、また、充分に大きな接点ギャップを設定する
ことができ、遮断性能がよく、発熱量の少ない回路遮断
器を得ることかできるものである。
実施例
本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明す
る。第5図乃至第7図について説明した部分と同一部分
は同一符号を用い、説明も省略する。本実施例は、コン
タクトアーム32の肉厚を充分にノフいものとし、かつ
、このコンタクトアーム32の両側に設けられるリンク
機構15の第一のリンク13と第二のリンク14とを連
結する連結ピン33をリンク機構15毎に分離したもの
である。したがって、コンタクトアーム32が存在する
垂直面内においては、連結ピン33が存在しないことに
なる。
る。第5図乃至第7図について説明した部分と同一部分
は同一符号を用い、説明も省略する。本実施例は、コン
タクトアーム32の肉厚を充分にノフいものとし、かつ
、このコンタクトアーム32の両側に設けられるリンク
機構15の第一のリンク13と第二のリンク14とを連
結する連結ピン33をリンク機構15毎に分離したもの
である。したがって、コンタクトアーム32が存在する
垂直面内においては、連結ピン33が存在しないことに
なる。
このような構成において、操作つまみ10を持って操作
ノブ11を左回転方向に動かすとオン状態にセットされ
る。すなわち、繰作ノブ11の回動により、第1図に示
すように、第一のリンク13と第二のリンク14とを介
してコンタクトアーム32が下方へ押圧され、固定軸2
を中心として回動してその可動接点5を固定接点板1の
固定接点4に接触させる。そして、この接触時点よりも
さらに操作ノブ11は回動するため、コンタクトアーム
32は固定接点4と可動接点5との接触部を中心として
右回転方向に回動し、嵌合切欠6部分が下方へ移動する
。
ノブ11を左回転方向に動かすとオン状態にセットされ
る。すなわち、繰作ノブ11の回動により、第1図に示
すように、第一のリンク13と第二のリンク14とを介
してコンタクトアーム32が下方へ押圧され、固定軸2
を中心として回動してその可動接点5を固定接点板1の
固定接点4に接触させる。そして、この接触時点よりも
さらに操作ノブ11は回動するため、コンタクトアーム
32は固定接点4と可動接点5との接触部を中心として
右回転方向に回動し、嵌合切欠6部分が下方へ移動する
。
リンク機構15の,このような動作により、結合リンク
21を介して係止レバー20が左回転方向に回動し、ロ
ック爪24の爪部23に係合してロックされる。すなわ
ち、リンク機構15に結合された結合リンク2lには、
左方向への力が作用しているが、係止レバー20がロツ
ク爪24の爪部23でロックされているため、第1図に
示す位置関係に維持されている。
21を介して係止レバー20が左回転方向に回動し、ロ
ック爪24の爪部23に係合してロックされる。すなわ
ち、リンク機構15に結合された結合リンク2lには、
左方向への力が作用しているが、係止レバー20がロツ
ク爪24の爪部23でロックされているため、第1図に
示す位置関係に維持されている。
この状態で電源線の通電状態を監視する待機状態となっ
ているが、電源線に異常が発生すると、いずれかの検出
装置40が働き、磁力が発生する。
ているが、電源線に異常が発生すると、いずれかの検出
装置40が働き、磁力が発生する。
これにより、アーマチュア28は吸引され、その駆動突
片30がロツク爪24の受動軸25を押圧する。これに
より、ロック爪24は左回転方向に回転し、係止レバー
20のロックを解除する。
片30がロツク爪24の受動軸25を押圧する。これに
より、ロック爪24は左回転方向に回転し、係止レバー
20のロックを解除する。
このロック解除により、リンク機描15は左方向に屈曲
し、トリップ状態となる。すなわち、第3図に示すよう
に、リンク機構15の連結ピン17の部分が左方向へ大
きく移動してリンク13とリンク14との連結部分を屈
曲させ、同時にコンタクトアーム32の可動接点5側を
上方へ移動させて固定接点4との接点接触を絶つ。
し、トリップ状態となる。すなわち、第3図に示すよう
に、リンク機構15の連結ピン17の部分が左方向へ大
きく移動してリンク13とリンク14との連結部分を屈
曲させ、同時にコンタクトアーム32の可動接点5側を
上方へ移動させて固定接点4との接点接触を絶つ。
このようにリンク機構15が変形すると、操作ノブ11
も自由状態となり、第4図に示すように右回転方向に回
転してオフ状態になり、静止する。
も自由状態となり、第4図に示すように右回転方向に回
転してオフ状態になり、静止する。
この過程において、一点鎖線で示すように、トリップ状
態(第3図)からオフ状態(第4図)に移行する時、連
結ピン33はさらに左下方へ移動してオフ状態の位置に
静止する。
態(第3図)からオフ状態(第4図)に移行する時、連
結ピン33はさらに左下方へ移動してオフ状態の位置に
静止する。
このような動作時に、コンタクトアーム32はリンク機
構15の連結ピン33の軸線を越えて上方へ移動するが
、連結ピン33は左右で分割されているため、コンタク
トアーム32が連結ピン33に干渉することがない。
構15の連結ピン33の軸線を越えて上方へ移動するが
、連結ピン33は左右で分割されているため、コンタク
トアーム32が連結ピン33に干渉することがない。
したがって、コンタクトアーム32の厚さを厚くしてそ
の通電容量を大きくすることが可能であり、しかも、大
きな接点ギャップをとることができるものである。
の通電容量を大きくすることが可能であり、しかも、大
きな接点ギャップをとることができるものである。
発明の効果
本発明は上述のように、固定接点に接離する可動接点を
保持する回動自在のコンタクトアームとオン・オフ間を
回動する操作ノブとを互いに連結ピンにより結合された
第一のリンクと第二のリンクとによるリンク機構を前記
コンタクトアームの両側に配設した回路遮断器において
、前記コンタクトアームの両側に位置する前記リンク機
構毎に分離して前記連結ピンを設けたので、各々のリン
ク機構の間は空間部となり、これにより、接点オフ時に
コンタクトアームが連結ピンの軸線を横切る状態になっ
てもそのコンタクトアームと連結ピンとの干渉はなくな
り、小さなスペース内にトリップ時に屈曲する形式のリ
ンク機構を設けても充分に通電容量の大きいコンタクト
アームとすることができ、また、充分に大きな接点ギャ
ップを設定する二とができ、遮断性能がよく、発熱量の
少ない回路遮断器を得ることができると云う効果を有す
る。
保持する回動自在のコンタクトアームとオン・オフ間を
回動する操作ノブとを互いに連結ピンにより結合された
第一のリンクと第二のリンクとによるリンク機構を前記
コンタクトアームの両側に配設した回路遮断器において
、前記コンタクトアームの両側に位置する前記リンク機
構毎に分離して前記連結ピンを設けたので、各々のリン
ク機構の間は空間部となり、これにより、接点オフ時に
コンタクトアームが連結ピンの軸線を横切る状態になっ
てもそのコンタクトアームと連結ピンとの干渉はなくな
り、小さなスペース内にトリップ時に屈曲する形式のリ
ンク機構を設けても充分に通電容量の大きいコンタクト
アームとすることができ、また、充分に大きな接点ギャ
ップを設定する二とができ、遮断性能がよく、発熱量の
少ない回路遮断器を得ることができると云う効果を有す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すオン時の縦断側面図、
第2図はリンク機構部分の正面図、第3図はトリップ時
の縦断側面図、第4図はオフ時の縦断側面図、第5図は
従来の一例を示すオン時の縦断側面図、第6図はトリッ
プ時の縦断側面図、第7図はオフ時の縦断側面図である
。 4・・・固定接点、5・・可動接点、11・・・操作ノ
ブ、13・・・第一のリンク、14・・第二のリンク、
15・・リンク機構、32・・・コンタクトアーム、3
3連結ピン
第2図はリンク機構部分の正面図、第3図はトリップ時
の縦断側面図、第4図はオフ時の縦断側面図、第5図は
従来の一例を示すオン時の縦断側面図、第6図はトリッ
プ時の縦断側面図、第7図はオフ時の縦断側面図である
。 4・・・固定接点、5・・可動接点、11・・・操作ノ
ブ、13・・・第一のリンク、14・・第二のリンク、
15・・リンク機構、32・・・コンタクトアーム、3
3連結ピン
Claims (1)
- 固定接点に接離する可動接点を保持する回動自在のコン
タクトアームとオン・オフ間を回動する操作ノブとを互
いに連結ピンにより結合された第一のリンクと第二のリ
ンクとによるリンク機構を前記コンタクトアームの両側
に配設した回路遮断器において、前記コンタクトアーム
の両側に位置する前記リンク機構毎に分離して前記連結
ピンを設けたことを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184089A JPH02291634A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184089A JPH02291634A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 回路遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291634A true JPH02291634A (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14571487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11184089A Pending JPH02291634A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02291634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533422A (ja) * | 2011-11-10 | 2014-12-11 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | 配線用遮断器 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP11184089A patent/JPH02291634A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533422A (ja) * | 2011-11-10 | 2014-12-11 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | 配線用遮断器 |
US9293275B2 (en) | 2011-11-10 | 2016-03-22 | Lsis Co., Ltd. | Molded-case circuit breaker |
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