JPH0228920Y2 - - Google Patents

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JPH0228920Y2
JPH0228920Y2 JP6542985U JP6542985U JPH0228920Y2 JP H0228920 Y2 JPH0228920 Y2 JP H0228920Y2 JP 6542985 U JP6542985 U JP 6542985U JP 6542985 U JP6542985 U JP 6542985U JP H0228920 Y2 JPH0228920 Y2 JP H0228920Y2
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nasal
tube
silicone rubber
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cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、酸素投与用カニユーレのネールピ
ースに関するものである。
(1) 従来の技術 従来の酸素投与用カニユーレは、第1図の構成
図に示すようにコネクター1、管2、分岐管3、
管4及び5にネーザルピース6を接続してなる
が、いずれも塩化ビニールなどの可塑材を用いて
いた。このうち、ネーザルピースの鼻腔挿入管に
塩化ビニールなどを用いると次のような欠点があ
つた。
(ア) 長時間の酸素投与に用いるときは、硬化及
び劣化を生じ、患者の鼻腔粘膜を損傷するこ
とがある。
(イ) 再滅菌後のネーザルピースは、硬化がより
激しく生じ、敢て使用すると患者の鼻腔粘膜
を損傷する。
(2) 技術手段 上記問題を解決するには、ネーザルピースの材
質をシリコーンゴムとすることが好ましい。即
ち、 (ア) シリコーンゴムは、無味無臭であるから直
接鼻腔に触れても患者に不快感を与えない。
(イ) シリコーンゴム製とすると塩化ビニール製
等のものと比較し、非常に軟らかく鼻下にフ
イツトするので患者に不快感を与えない。
(ウ) シリコーンゴム製とすると、耐熱耐寒性に
秀れており、従つて再滅菌し、再使用しても
硬化したり、べとついたり、ひびわれしたり
することがない。
(エ) シリコーンゴム製のものは、血液、膿組識
液等に対し秀れた耐久性があるので長時間に
わたる酸素投与に使用しても硬化、劣化する
ことがなく、従つて患者の鼻腔粘膜を損傷す
ることがない。
(オ) シリコーンゴムのものは、撥水性及非膠着
性に秀れているので、血液、膿、組識液等の
付着し、凝固することが少なく洗浄が容易で
ある。
などの長所がある。しかし、従来のネーザルピー
スと同じ構成のままシリコーンゴム製とすると、
柔軟すぎるのでネーザルピースがねじれたり折れ
たりして、使用時に酸素の流通を妨げる欠点を生
ずる。そこで、ネーザルピース内に塩化ビニール
等前記管4,5と同じ硬質の材質の管を嵌入して
その欠点を補う必要がある。該管は、ネーザルピ
ースの硬度を補強し、かつ、管4,5との接合に
用いる。
(3) 実施例 本考案の実施例を図を用いて説明する。第2図
は正面図、第3図は裏面図、第4図は第3図にお
けるA−A線断面図で、ネーザルピース6は、シ
リコーンゴムを用いて鼻腔挿入管7及び筒体部8
を同体に形成し、該筒体部8には鼻腔挿入管7に
連通する孔9を穿設してある(即ち、前記酸素投
与用カニユーレの管4,5の端部に筒体部8を接
続し、該管4,5から酸素を筒体部8内に供給す
るときは、前記孔9より鼻腔挿入管7へ流入する
ようになつている。)。筒体部8には、管10を嵌
入する。該管10はシリコーンゴムより硬質の例
えば塩化ビニール樹脂等の可塑材により作成し、
第5図に示すように切り欠き部11を穿ち、筒体
部へ嵌入するときは該切り欠き部11が孔9に対
向するようにしなければならない。酸素投与用カ
ニユーレの管4,5の端部に接続するときは、筒
体部8に嵌入してある管10の端部をそれぞれこ
れらに嵌着し固定すればよい。
(4) 本考案を用いれば、ネーザルピースを患者に
装着したとき刺戟が少なく、かつ、長時間の継
続使用に耐え、再滅菌後再使用することがで
き、シリコーンゴムの欠点であるねじれ又は折
れ曲がりにより酸素の流通を阻害することなく
医療に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されている酸素投与用カニユ
ーレの構成図、第2図は本考案の実施例を示す正
面図、第3図は同裏面図、第4図は第3図におけ
るA−A線断面図、第5図は管10の構成図であ
る。 1:コネクター、2:管、3:分岐管、4:
管、5:管、6:ネーザルピース、7:鼻腔挿入
管、8:筒体部、9:孔、10:管、11:切り
欠き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリコーンゴムを成形したネーザルピース6の
    筒体部8に切り欠き部11を穿つた硬質の合成樹
    脂管10を該切り欠き部11が鼻腔挿入管7に連
    通する孔9に対向するように嵌入することを特徴
    とする酸素投与用カニユーレのネーザルピース。
JP6542985U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH0228920Y2 (ja)

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JPS61182743U JPS61182743U (ja) 1986-11-14
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JP5872350B2 (ja) * 2012-03-28 2016-03-01 日本メディカルネクスト株式会社 鼻孔カニューラ

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JPS61182743U (ja) 1986-11-14

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