JPH0228907Y2 - - Google Patents

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JPH0228907Y2
JPH0228907Y2 JP1986163856U JP16385686U JPH0228907Y2 JP H0228907 Y2 JPH0228907 Y2 JP H0228907Y2 JP 1986163856 U JP1986163856 U JP 1986163856U JP 16385686 U JP16385686 U JP 16385686U JP H0228907 Y2 JPH0228907 Y2 JP H0228907Y2
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JP
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crutches
water
fiber layer
absorbing fiber
crutch
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JP1986163856U
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JPS63174833U (ja
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、松葉づえや杖の接地杆の底部に取付
けて利用する松葉づえ用すべり止め構造に関する
ものである。
(従来の技術) 松葉づえは、ほとんどの人が、足を骨折や脱臼
などしたときに初めて使用する物である。
従つて、普段使用することがなく、松葉づえの
取扱になれていないので階段の上がり降りや、雨
あがりなど路面の濡れている道などでは、すべり
やすくこけて怪我をする危険が良くある。
そこで、従来松葉づえの下端部に有底筒状の弾
性ブーツを嵌着して、松葉づえをすべり止めする
ようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術のものでは、雨あ
がりなど路面の濡れている道などでは、弾性ブー
ツと路面の間に水の膜ができ、ゴムブーツと路面
の間の摩擦力が減少し、スリツプを起し易くなる
ので、ほとんどすべり止め効果が多く期待するこ
とができなかつた。
本考案は、以上の様な点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、雨あがりなど路面
の濡れている道などでもすべりにくくするための
松葉づえ用すべり止め構造を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る松葉づえ用すべり止め構造は、松
葉づえの下端部に有底筒状の弾性ブーツを嵌着し
て松葉づえをすべり止めするようにした松葉づえ
用すべり止め構造において、弾性ブーツの底部下
面に吸水性繊維層を貼着固定するようにしたもの
である。
(作用) 松葉づえの下端部に嵌着したすべり止め用の弾
性ブーツの底部下面に吸水性繊維層を貼着固定し
たことにより、雨あがりなど、路面の濡れている
道でも前記吸水性繊維層に、水を含ますことがで
き、前記吸水性繊維層と路面の間に水の膜が生じ
るのをなくせる。これにより弾性ブーツと路面と
の間に強い摩擦力を得られる。
又、前記吸水性繊維層には、若干弾性力がある
ので、松葉づえを使つたときに、体に伝わるシヨ
ツクを前記吸水性繊維層で吸収することが出来
る。
又、松葉づえの下端部を弾性ブーツの凹みに挿
入して嵌め込んで取りつけるだけなので、市販さ
れている既存の松葉づえでも簡単に取りつけるこ
とが出来る。
(実施例) 図面は、松葉づえ3の下端部3aに嵌着して使
用されるすべり止め構造の斜視図を示し、弾性ブ
ーツ1の底部下面1aに吸水性繊維層2を貼着し
て構成してある。
前記弾性ブーツ1は、ゴム又は弾性材料で有底
筒状に形成され、筒状内周面は、松葉づえ3の下
端部3aが嵌着される嵌着孔1bになつている。
また、吸水性繊維層2は、合成樹脂繊維4を上下
方向に密に並べて形成されている。松葉づえ3が
路面5についた瞬間、この合成樹脂繊維4に路面
5上水分が毛細管現象により吸水されるようにな
つている。また、体を支えたことにより合成樹脂
繊維4に圧力が加わり、吸い上げた水を、この圧
力によつて排出するようになつている。したがつ
て、前記吸水性繊維層2に水が溜まることがな
く、常に松葉づえ3が路面5につくたびに水分を
吸収することができる。だから、前記吸水性繊維
層2に、水が溜り、膜ができたりして、すべるこ
とはない。
尚、吸水性繊維層2を弾性材料製の繊維で形成
しても良く、このように形成すると、この繊維の
弾性により、路面5から松葉づえ3の使用者に伝
わるシヨツクが減少されるという利点がある。
又、前記弾性ブーツ1を、金属やプラスチツク
の物にして、前記弾性ブーツ1と松葉づえの下端
部3との接する部分とに、貫通孔を設け、貫通孔
にボルトを挿入して取りつけることも出来る(図
示せず)。
(考案の効果) 本考案による松葉づえ用すべり止め構造によれ
ば、雨あがりなど、路面の濡れている道でもすべ
りにくい為、こけることが少ない。したがつて、
怪我をする危険を防止することができる。
又、前記松葉づえの下端部3の有底部分を、前
記弾性ブーツ1の凹みに挿入して嵌め込んで取り
つけるので、市販されている既存の松葉づえでも
簡単に取りつけることが出来る。更に、吸水性繊
維層2が、使用している間に擦り減つてすべり止
め効果がなくなつても、新しい物に交換すること
が、簡単な操作で出来る。
又、吸水性繊維層2を弾性材料製の繊維で形成
すれば、前記吸水性繊維層2には、弾性力がある
ので、松葉づえを使つたときの路面から体に伝わ
るシヨツクを前記吸水性繊維層2で吸収すること
が出来き、使用者に前記シヨツクが減少して伝わ
るので脇の下を保護することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案による松葉づえ用すべり止め構
造の斜視図である。 1……弾性ブーツ、1a……弾性ブーツの底部
下面、2……吸水性繊維層、3……松葉づえ、3
a……松葉づえの下端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 松葉づえの下端部に有底筒状の弾性ブーツを嵌
    着して松葉つえをすべり止めするようにした松葉
    づえ用滑り止め構造において、弾性ブーツの底部
    下面に毛細管現象による吸水性繊維層を貼着固定
    し、該吸水性繊維層は繊維を上下方向に密に引き
    揃えて形成したことを特徴とする松葉づえ用すべ
    り止め構造。
JP1986163856U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0228907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986163856U JPH0228907Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS63174833U JPS63174833U (ja) 1988-11-14
JPH0228907Y2 true JPH0228907Y2 (ja) 1990-08-02

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JPS63174833U (ja) 1988-11-14

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